宋そう神かみ宗はじめ

宋そう神かみ宗はじめ赵顼（xū）（1048年ねん5月がつ25日にち—1085年ねん4月がつ1日にち），初はつ名な趙ちょう仲なか鍼，宋そう英えい宗むね的てき长子，是ぜ宋朝そうちょう（北きた宋そう）第だい6位い皇帝こうてい，1067年ねん1月がつ25日にち－1085年ねん4月がつ1日にち在位ざいい。在位ざいい期間きかん主導しゅどう熙寧變へん法ほう和わ熙河開ひらき邊べ，是ぜ北きた宋そう繼ままし太ふと祖そ和仁わに宗之むねゆき後ご較有作為さくい的てき皇帝こうてい。

宋そう神かみ宗はじめ
國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん藏ぞう宋そう神しん宗そう聖きよし孝こう皇帝こうてい肖像しょうぞう
宋朝そうちょう（北きた宋そう）第だい6位い皇帝こうてい
統治とうち	1067年ねん1月がつ25日にち-1085年ねん4月がつ1日にち（18年ねん66天てん）
前任ぜんにん	宋そう英えい宗むね赵曙
繼つぎ任にん	宋そう哲あきら宗むね赵煦
出生しゅっしょう	宋そう仁ひとし宗むね慶けい曆れき八はち年ねん四よん月がつ十じゅう日にち (1048-05-25)1048年ねん5月がつ25日にち
逝世	元げん豐ゆたか八はち年ねん三さん月がつ初はつ五ご日にち 1085年ねん4月がつ1日にち(1085歲さい—04—01)（36歲さい）
安やす葬そう	永えい裕ひろし陵りょう
年號ねんごう 熙宁：1068年ねん－1077年ねん 元もと丰：1078年ねん－1085年ねん 谥号 英文えいぶん烈れつ武たけ圣孝皇帝こうてい（初はつ諡おくりな） 绍天法ほう古こ运德建たて功いさお英文えいぶん烈れつ武たけ钦仁圣孝皇帝こうてい（哲あきら宗そう紹聖二に年ねん加か諡おくりな） 體からだ天てん顯あらわ道どう帝みかど德王とくおう功こう英文えいぶん烈れつ武たけ欽仁聖ひじり孝たかし皇帝こうてい（徽宗崇たかし寧やすし三さん年ねん加か諡おくりな） 体からだ元もと显道法ほう古立ふるたち宪帝德王とくおう功こう英文えいぶん烈れつ武たけ钦仁圣孝皇帝こうてい（徽宗政和せいわ元年がんねん加か諡おくりな） 庙号 神かみ宗はじめ
政せい权	宋朝そうちょう（北きた宋そう）

早年そうねん

明人あきと画が赵顼半身はんしん像ぞう轴

慶けい曆れき八はち年ねん（1048年ねん）四よん月がつ十じゅう日にち，出生しゅっしょう在ざい濮安懿王宮おうきゅう邸てい睦むつみ親おや宅たく，宋そう英えい宗むね趙ちょう曙あけぼの和わ宣仁のぶひと聖ひじり烈れつ皇后こうごう高こう氏し所生しょせい長子ちょうし。八はち月がつ，仁ひとし宗そう賜たまもの名めい為ため仲なか鍼，授太子たいし右みぎ率りつ府ふ副そい率りつ，遷太子たいし右みぎ率りつ府ふ率りつ。嘉よしみ佑たすく五ご年ねん（1060年ねん），遷右千せん牛ぎゅう衛まもる將軍しょうぐん。

嘉よしみ佑たすく八はち年ねん（1063年ねん），趙ちょう頊與其父王おう趙ちょう曙あけぼの一いち起おこり入居にゅうきょ慶けい甯宮。三月さんがつ二に九きゅう日にち，仁ひとし宗そう崩くずし於福おふく寧やすし殿どの，父ちち趙ちょう曙あけぼの即位そくい。四よん月がつ，授安やす州しゅう觀察かんさつ使し，封ふう光國みつくに公こう、食しょく邑八百ひゃく戶こ、實じつ封ふう二に百ひゃく戶こ。五月ごがつ，趙ちょう頊受經けい於東おひがし宮みや。英えい宗むね見み了りょう他た好學こうがく到いた廢はい寢忘ねわすれ食しょく，常つね派遣はけん內侍去さ勸すすむ他た休息きゅうそく。侍講じこう王おう陶すえ進入しんにゅう宮みや內，趙ちょう頊率弟おとうと弟おとうと趙ちょう顥向他た參拜さんぱい，可か見み他た對たい師傅しふ的てき尊重そんちょう。九月くがつ，授特進とくしん、檢校けんぎょう太ふと傅でん、忠武ただたけ軍ぐん節度せつど使し、同どう中書ちゅうしょ門もん下平しもだいら章あきら事ごと，加か上じょう柱はしら國こく、封ふう淮陽郡ぐん王おう，終おわり賜たまもの名めい頊。十二月じゅうにがつ，出で閣かく。

治平じへい元年がんねん（1064年ねん）六ろく月がつ，進しん封ふう潁王。三さん年ねん（1066年ねん）三さん月がつ，納おさめ故ゆえ尚書しょうしょ省しょう左ひだり僕ぼく射しゃ兼けん中書ちゅうしょ侍さむらい郎ろう、同どう中書ちゅうしょ門もん下平しもだいら章あきら事ごと向むかい敏さとし中ちゅう曾孫そうそん女おんな為ため夫人ふじん。十じゅう月がつ，英えい宗むね病びょう重じゅう，趙ちょう頊按照あきら宋そう仁ひとし宗むね時どき舊制きゅうせい，請求せいきゅう兩日りょうじつ一到邇英閣講讀，以安朝廷ちょうてい百官ひゃっかん之の心しん。十二月じゅうにがつ，冊さつ封ふう為ため皇太子こうたいし。趙ちょう頊為太子たいし時じ喜き讀《韓非子かんぴし》，對たい法家ほうか「富國強兵ふこくきょうへい」之の術じゅつ感かん興趣きょうしゅ；還かえ讀過どっか王おう安やすし石せき的てき《上うえ仁ひとし宗そう皇帝こうてい言げん事ごと書しょ》，讚たたえ賞しょう王おう安やす石せき的てき理財りざい治國ちこく思想しそう。四よん年ねん（1067年ねん）正月しょうがつ八はち日にち，英えい宗むね崩くずし于福寧やすし殿どの，神かみ宗はじめ即位そくい。

朝政ちょうせい

熙寧變へん法ほう與あずか新舊しんきゅう黨爭とうそう

神かみ宗はじめ即位そくい後ご，對たい北きた宋そう積つもる貧ひん積せき弱じゃく深ふか感かん憂ゆう心こころ，而他素もと來らい都と欣賞王おう安やすし石せき的てき才幹さいかん，故こ即位そくい後ご命いのち王おう安やす石せき推行變へん法ほう，振興しんこう北きた宋そう王朝おうちょう，是ぜ為ため王おう安やす石せき变法，又また稱たたえ熙寧變へん法ほう。

在ざい王おう安やす石せき的てき主持しゅうもち下か，均ひとし输、青苗あおなえ、农田水利すいり、免役めんえき、市し易えき、保ほ甲かぶと、方田ほうだ均ひとし税ぜい、保ほ马等ひとし新しん法相ほうしょう继出籠かご。新法しんぽう几乎涵盖社会しゃかい的てき各かく个方面めん，惟おもんみ操みさお之の過か急きゅう，利り弊へい互見。北きた宋そう学者がくしゃ陆佃说：“造みやつこ元もと丰间，积票塞ふさが上じょう，盖数千せん万まん石せき，而四方常平之钱，不可ふか胜计。”當時とうじ垦田面めん积大幅おおはば度ど增加ぞうか，全国ぜんこく高だか达7億おく畝うね，城しろ镇商品しょうひん经济取得しゅとく了りょう空前くうぜん发展。但ただし是ぜ变法受到守旧しゅきゅう派は激烈げきれつ的てき反對はんたい，朝ちょう中ちゅう的てき司つかさ马光、范镇、赵瞻纷纷上じょう书陈述じゅつ对新法的ほうてき不滿ふまん，司つかさ马光与あずか吕惠卿きょう为了青苗あおなえ法ほう在ざい皇帝こうてい面前めんぜん争そう辩，新法しんぽう維持いじ了りょう将はた近きん二に十じゅう年ねん，直ちょく到いた司馬しば光ひかり盡つき罷やめ新法しんぽう為ため止どめ。此一時期じき，面めん临朝廷和后きさき宫的双そう重じゅう阻力，神かみ宗はじめ受到的てき打擊だげき可か想そう而知，高こう太ふとし后きさき更さら是ぜ对神宗むね说：“王おう安やすし石せき是ぜ在ざい变乱天下でんか呀！”岐王赵颢也从旁つくり劝说神かみ宗はじめ应该遵从皇太后こうたいごう的てき懿旨，神かみ宗はじめ心こころ烦意乱みだれ，怒いか斥岐王おう說せつ：「那な你來當とう皇帝こうてい好こう了りょう。」岐王诚惶诚恐，失しつ声ごえ痛哭つうこく。

烏がらす臺だい詩し案あん

宋そう神かみ宗はじめ半身はんしん像ぞう

發生はっせい於宋神かみ宗はじめ元げん豐ゆたか二に年ねん（1079年ねん），蘇そ軾於當年ねん移うつり知ち湖みずうみ州しゅう，到いた任にん後ご上表じょうひょう謝恩しゃおん，朝臣あそん以其上表じょうひょう中ちゅう用語ようご，暗くら藏ぞう譏そし刺とげ。御ご史し何なに正臣まさおみ上表じょうひょう彈劾だんがい蘇そ軾，指ゆび其「愚弄ぐろう朝廷ちょうてい，妄自尊大そんだい」，又また以蘇軾動輒歸咎とがめ新法しんぽう，要求ようきゅう朝廷ちょうてい明正めいせい刑けい賞しょう。御ご史し李り定じょう曾因不服ふふく母はは孝こう，受蘇軾譏諷，於此案あん中ちゅう也指蘇そ軾有「悛終不ふ悔，其惡已やめ著ちょ」、「傲悖之の語かたり，日にち聞中外がい」、「言げん偽にせ而辯，行ぎょう偽にせ而堅」、「怨己不用ふよう」等とう四よん大だい可か廢はい之の罪つみ。

御ご史し舒亶尋ひろ摘蘇軾詩句く，指ゆび其心懷ふところ不軌ふき，譏そし諷神宗むね青苗あおなえ法ほう、助役じょやく法ほう、明あきら法科ほうか、興きょう水利すいり、鹽しお禁きん等とう政策せいさく。神かみ宗はじめ下か令れい拘かかわ捕ど，太ふとし常つね博士はかせ皇すめらぎ甫はじめ遵奉たてまつ令れい前ぜん往逮人じん。蘇そ轍わだち時どき在ざい商しょう丘おか已やめ預あずか知ち消息しょうそく，託たく王おう適てき協きょう助じょ安置あんち蘇そ軾家屬ぞく，並なみ上書うわがき神しん宗むね陳情ちんじょう，願ねがい以官職しょく贖兄長ちょう之の罪つみ。 蘇そ軾在9月がつ被ひ捕と後のち，寫うつし信しん給きゅう蘇そ轍わだち交代こうたい身み後ご之の事こと，長子ちょうし蘇そ邁則のり隨ずい途と照あきら顧。押解至いたり太たい湖こ，蘇そ軾曾意圖いと自盡じじん，幾いく經けい掙扎，終おわり未成みせい舉。捕と至いたり御ご史し臺だい獄ごく下か，御ご史し臺だい依よ平日へいじつ書信しょしん詩文しぶん往來おうらい，構陷牽連七なな十じゅう餘人よにん。

後こう因いん太皇太后たいこうたいこう曹氏、王おう安あん禮あや等とう人出ひとで面めん力りょく挽，前ぜん宰相さいしょう王おう安やすし石せき也說：「豈あに有ゆう聖せい世よ而殺才ざい士し者しゃ乎？」蘇そ軾終免めん一死いっし，貶謫為ため「檢校けんぎょう尚書しょうしょ水すい部員ぶいん外郎ういろう黃き州しゅう團だん練ねり副使ふくし本州ほんしゅう安置あんち」，前ぜん往黃き州しゅう。蘇そ轍わだち被ひ貶江西にし筠州任にん酒しゅ監かん，平日へいじつ與あずか蘇そ軾往來おうらい者しゃ，如曾鞏、李り清きよし臣しん、張ちょう方かた平たいら、黃庭堅おうていけん、范鎮、司馬しば光ひかり等とう29人にん亦また遭處分しょぶん。張ちょう方かた平たいら、司馬しば光ひかり和わ范鎮罰ばっ紅べに銅どう三さん十じゅう斤きん，其餘各かく罰ばっ紅べに銅どう二に十じゅう斤きん。烏がらす臺だい詩し案あん於十じゅう二に月がつ結束けっそく。

與あずか西にし夏なつ的てき關係かんけい

時どき值夏なつ惠めぐみ宗むね在位ざいい，母はは黨とう梁りょう氏し專權せんけん，西にし夏なつ國勢こくせい日び非ひ，圖ず一いち舉殲滅せんめつ羌夏。王おう韶在ざい庆州（今いま甘あま肃庆阳）大破たいは夏なつ军，占うらない领西夏なつ二に千里せんり土地とち。不ふ过后来らい在ざい永えい乐城之の战中ちゅう惨むご败，“厥后兵へい不ふ敢用于北，而稍试于西にし，灵武之これ役やく，丧师覆くつがえ将はた，涂炭百ひゃく万まん。帝みかど中ちゅう夜よる得とく报，起おこり，环榻行ぎょう，彻旦不ふ寐。”灭夏之の举未能のう实现。事後じご，宋そう神かみ宗はじめ在朝ざいちょう中ちゅう當とう眾痛哭つうこく。他た有ゆう抱負ほうふ，勵精圖ず治ち，想そう滅めつ西にし羌，惜壯志こころざし未み酬むくい，抱だき憾而歿。其子宋そう哲あきら宗むね親政しんせい後ご，竭盡所しょ能のう完成かんせい父親ちちおや遺志いし。

因いん病やめ去ざ世よ

元もと丰八はち年ねん三さん月がつ初はつ五ご日にち（1085年ねん4月がつ1日にち），宋そう神かみ宗はじめ在ざい福ぶく宁殿去さ世よ，享年きょうねん38岁，殡于殿どの西にし阶，庙号神かみ宗はじめ，群臣ぐんしん上じょう谥号为「英文えいぶん烈れつ武たけ圣孝皇帝こうてい」，十じゅう月がつ二に十じゅう四よん日にち，葬そう于永裕ひろし陵りょう。绍圣二に年ねん（1095年ねん）九きゅう月がつ，加か谥为「绍天法ほう古こ运德建たて功いさお英文えいぶん烈れつ武たけ钦仁圣孝皇帝こうてい」。崇たかし宁三さん年ねん（1104年ねん）十じゅう一いち月がつ，改あらため谥为「体からだ天てん显道帝みかど德王とくおう功こう英文えいぶん烈れつ武たけ钦仁圣孝皇帝こうてい」。政和せいわ三さん年ねん（1113年ねん）十じゅう一いち月がつ，加か谥为「体からだ元もと显道法ほう古立ふるたち宪帝德王とくおう功こう英文えいぶん烈れつ武たけ钦仁圣孝皇帝こうてい」。

親族しんぞく

祖先そせん

先祖せんぞ

高祖父こうそふ：太ふとし宗そう广孝皇帝こうてい赵炅               曾祖父そうそふ：商しょう恭きょう靖やすし王おう赵元份                       祖父そふ：濮安懿王赵允让                             外そと高祖父こうそふ：崇たかし仪使李り汉斌               曾祖母そうそぼ：李り氏し                       父ちち：英えい宗むね宣せん孝こう皇帝こうてい赵曙                                   祖母そぼ：仙せん游ゆう县君任つとむ氏し                             神かみ宗そう聖きよし孝こう皇帝こうてい赵顼                                         外そと高祖父こうそふ：（追つい赠）侍さむらい中ちゅう高こう琼               外そと曾祖父そうそふ：（追つい赠）太ふとし尉じょう高こう继勋                       外そと高祖母こうそぼ：李り氏し               外祖父がいそふ：（追つい封ふう）楚すわえ王おう高こう遵甫                             外そと曾祖母そうそぼ：王おう氏し、郭かく氏し、康やすし氏し                       母はは：宣仁のぶひと皇后こうごう高こう滔滔とうとう                                   外そと高祖父こうそふ：（追つい封ふう）韩武惠めぐみ王おう曹彬               外そと曾祖父そうそふ：（追つい封ふう）吴安僖王曹玘                       外そと高祖母こうそぼ：韩国夫人ふじん高だか氏し               外祖母がいそぼ：楚すわえ国こく夫人ふじん曹氏                             外そと曾祖母そうそぼ：馮氏

• 父親ちちおや：宋そう英えい宗むね
• 母親ははおや：宣仁のぶひと圣烈皇后こうごう高こう滔滔とうとう

妻妾さいしょう

1. 欽聖憲けん肅皇后こうごう向むかい氏し
2. 朱しゅ德いさお妃ひ，即そく追つい尊みこと欽成皇后こうごう朱しゅ氏し
3. 陈美人じん，即そく追つい尊みこと欽慈皇后こうごう陈氏
4. 賢けん妃ひ林はやし贞
5. 惠めぐみ穆きよし賢けん妃ひ武たけ氏し
6. 貴き妃ひ宋そう氏し
7. 貴き妃ひ邢氏
8. 淑よし妃ひ張ちょう氏し
9. 賢けん妃ひ楊氏
10. 婕妤冯氏
11. 婕妤錢ぜに格かく非ひ
12. 才人さいじん郭かく氏し，初はつ封ふう淮阳郡ぐん君くん，元もと符ふ三さん年ねん正月しょうがつ为才人じん。
13. 昭あきら儀ぎ勾氏

子女しじょ

子こ

宋そう神かみ宗はじめ有ゆう14子し，活かつ到いた成年せいねん的てき僅6位い。

1. 成なり王おう趙ちょう佾，母はは宋そう夫人ふじん，半月はんつき而殇
2. 惠めぐみ王おう趙ちょう僅，母はは邢贤妃ひ，三さん日にち而殇
3. 唐から哀あい獻けんじ王おう趙ちょう俊しゅん，母はは宋そう婕妤，五ご岁早薨
4. 褒王趙ちょう伸しん，母はは向こう夫人ふじん，一いち日にち即そく殇
5. 冀王趙ちょう僩，母はは邢贤妃ひ，两岁夭折ようせつ
6. 宋そう哲あきら宗むね趙ちょう傭やとい，母はは朱しゅ德いさお妃ひ（追つい尊みこと欽成皇后こうごう朱しゅ氏し）
7. 豫よ悼惠王おう趙ちょう價あたい，母はは邢贤妃ひ，两岁夭折ようせつ
8. 徐じょ沖おき惠めぐみ王おう趙ちょう倜，母はは邢贤妃ひ，四よん岁早薨
9. 吳ご榮さかえ穆きよし王おう趙ちょう佖，母はは惠めぐみ穆きよし賢けん妃ひ武たけし氏し
10. 儀ぎ王おう趙ちょう偉えら，母はは郭かく夫人ふじん，一いち日にち即そく殇
11. 宋そう徽宗趙ちょう佶ただし，母はは陈贤妃ひ（追つい尊みこと欽慈皇后こうごう陳ちん氏し）
12. 燕つばめ王おう趙ちょう俁，母はは賢けん妃ひ林はやし氏し，靖やすし康之やすゆき難なん時どき被ひ金かね人じん所しょ俘，饿死于北上ほくじょう途中とちゅう。
13. 楚すわえ榮さかえ憲けん王おう趙ちょう似に，母はは朱しゅ德いさお妃ひ（追つい尊みこと欽成皇后こうごう朱しゅ氏し）
14. 越えつ王おう趙ちょう偲しのべ，遗腹子こ，母はは賢けん妃ひ林はやし氏し。靖やすし康之やすゆき難なん時どき被ひ金かね人じん所しょ俘，建けん炎えん三さん年ねん病びょう逝。

粗そ體からだ字じ為ため死後しご追贈ついぞう

女おんな

宋そう神かみ宗はじめ有ゆう10女じょ，活かつ到いた成年せいねん的てき僅3位い。

1. 周しゅう國長くにおさ公主こうしゅ（淑よし懷ふところ帝みかど姬ひめ），年ねん十じゅう二に卒そつ，母はは钦圣宪肃皇后こうごう
2. 楚すわえ國こく公主こうしゅ（賢けん恪つとむ帝みかど姬ひめ），母はは张淑妃ひ
3. 淑よし壽ことぶき公主こうしゅ，下しも嫁よめ韩嘉彦よしひこ
4. 潭國公主こうしゅ（賢けん孝こう長ちょう帝みかど姬ひめ），下しも嫁よめ王おう遇ぐう，母はは貴とうと妃ひ宋そう氏し
5. 郓國公主こうしゅ
6. 潞國公主こうしゅ
7. 邢國公主こうしゅ，母はは賢けん妃ひ林りん贞
8. 邠國公主こうしゅ
9. 衮國公主こうしゅ （贤和帝みかど姬ひめ）
10. 徐じょ國長くにおさ公主こうしゅ（賢けん靜せい帝みかど姬ひめ），下しも嫁よめ潘はん意い，母はは朱しゅ德いさお妃ひ，即そく欽成皇后こうごう朱しゅ氏し

授予官職かんしょく

宰相さいしょう

• 韓かん琦
• 曾公亮あきら
• 富とみ弼
• 陳ちん旭あさひ（陳ちん升ます之の）
• 韓かん絳
• 王おう安やすし石せき
• 吳ご充たかし
• 王おう珪
• 蔡確

副ふく相そう

• 呂りょ惠めぐみ卿きょう

評價ひょうか

正面しょうめん评价

• 元朝がんちょう官かん修おさむ正史せいし《宋そう史ふみ》脱だつ脱だっ等ひとし的てき評價ひょうか是ぜ：“帝みかど天性てんせい孝友たかとも，其入事ごと两宫，必侍立じりつ终日，虽寒暑あつ不ふ变。尝与岐、嘉よしみ二王におう读书东宫，侍さむらい讲王陶すえ讲谕经史，辄相率りつ拜はい之の，由ゆかり是ぜ中外ちゅうがい翕然きゅうぜん称しょう贤。其即位そくい也，小心しょうしん谦抑，敬けい畏かしこ辅相，求もとめ直言ちょくげん，察民隐，恤孤独こどく，养耆老おい，振ふ匮乏。不治ふち宫室，不ふ事こと游ゆう幸みゆき，历精图治，将はた大だい有ゆう为。未み几，王おう安やすし石せき入相いりあい。安やす石せき为人，悻悻自信じしん，知ち祖宗そそう志こころざし吞幽蓟、灵武，而数败兵，帝みかど奋然将はた雪ゆき数すう世せい之の耻，未み有ゆう所しょ当とう，遂とげ以偏见曲学がく起おこり而乘之の。青苗あおなえ、保ほ甲かぶと、均ひとし输、市し易えき、水利すいり之の法ほう既すんで立りつ，而天下か汹汹骚动，恸哭流涕りゅうてい者しゃ接せっ踵かかと而至。帝みかど终不觉悟，方ぽう断然だんぜん废逐元老げんろう，摈斥谏士，行ぎょう之の不ふ疑うたぐ。卒そつ致祖宗之むねゆき良法りょうほう美び意い，变坏几尽。自じ是ぜ邪よこしま佞日进，人心じんしん日び离，祸乱日び起おこり。惜哉！”

• 重用じゅうよう名將めいしょう王おう韶，發動はつどう『熙河之の役やく』，率りつ軍ぐん擊げき潰つぶせ羌人ひと和わ西にし夏なつ的てき軍隊ぐんたい，置おけ熙州(今こん甘肅かんせい臨洮)，收おさむ復ふく河かわ、洮、岷、宕、亹五ご州しゅう，對たい西にし夏なつ形成けいせい包圍ほうい的てき之の勢いきおい。熙宁五ご年ねん（1072年ねん）王おう韶收復ふく今こん臨洮與臨夏，升しょう镇洮军为熙州，設しつらえ熙河路ろ。王おう韶为龙图阁待制せい、熙河路ろ馬ば步ふ軍ぐん都と总管、经略安やす抚使兼けん知ち熙州。熙宁六ろく年ねん（1073年ねん）、夏なつ天たかし率りつ兵へい攻おさむ占うらない武たけ胜城（今いま甘あま肃临洮），乘じょう胜追擊げき，进攻河かわ州しゅう（今いま甘あま肃东乡西南せいなん），直ちょく捣定羌城 （今いま甘あま肃广河かわ）。熙寧七なな年ねん，收おさむ回かい被かむ吐蕃侵略しんりゃく的てき二に十じゅう萬まん平方ひらかた公里くり故こ土ど，以功迁礼部ぶ司郎しろう中ちゅう、枢密院すうみついん直ちょく学士がくし，史し稱しょう：「宋そう幾いく振ふ矣！」。熙宁八はち年ねん（1075年ねん）宋そう廷在熙州（今いま甘あま肃临洮）、河かわ州しゅう（今いま甘あま肃临夏）、洮州（今いま甘あま肃临潭）、岷州（治ち所しょ今いま甘あま肃西和せいわ）、永えい宁寨（今いま甘あま肃甘あま谷たに）等地とうち设州、买马，进行民族みんぞく贸易，此舉受到了りょう邊境へんきょう各かく族ぞく的てき热烈欢迎，史し載の“熙河人情にんじょう甚喜”。朝あさ廷以王おう韶为经略りゃく安やす抚使，“通つう远军自じ置市ちし易えき司し以来いらい，收おさむ本ほん息いき钱五十じゅう七なな万まん余あまり缗”，吐蕃政せい权逐渐瓦解がかい，被ひ稱しょう為ため『熙河開ひらき邊べ』。

负面评价

• 明あきら末清すえきよ初はつ思想家しそうか王おう夫おっと之の《宋そう論ろん》稱しょう“宋そう政之まさゆき乱みだれ，自じ神かみ宗そう始はじめ”。

• 烏がらす臺だい詩し案あん是ぜ宋そう神かみ宗はじめ執政しっせい生涯しょうがい中ちゅう，最大さいだい的てき政治せいじ汙點。因よし蘇そ軾當年とうねん移うつり知ち湖みずうみ州しゅう，到いた任にん後ご上表じょうひょう謝恩しゃおん，卻被宰相さいしょう王おう珪等とう朝臣あそん認みとめ為ため有ゆう貶新政せい與あずか朝廷ちょうてい之の意い，御ご史し李り定じょう和わ舒亶尋ひろ摘蘇そ軾詩句しく，指ゆび其心懷ふところ不軌ふき，譏そし諷神宗むね青苗あおなえ法ほう、助役じょやく法ほう、明あきら法科ほうか、興きょう水利すいり、鹽しお禁きん等とう政策せいさく。神かみ宗はじめ下か令れい拘かかわ捕ど，太ふとし常つね博士はかせ皇すめらぎ甫はじめ遵奉たてまつ令れい前ぜん往逮人じん。捕と至いたり御ご史し臺だい獄ごく下か，御ご史し臺だい依よ平日へいじつ書信しょしん詩文しぶん往來おうらい，構陷牽連七なな十じゅう餘人よにん，引起朝野ちょうや不ふ小しょう震動しんどう。在ざい當時とうじ蘇そ軾已やめ成なり為ため繼ままし歐おう陽ひ脩おさむ之これ後ご的てき宋朝そうちょう文壇ぶんだん泰斗たいと，卻因為ため一いち句く詩し下獄げごく，讓ゆずる時人じじん議論ぎろん紛紛ふんぷん，而宰相しょう王おう珪等とう朝臣あそん又また想そう置おけ蘇そ軾於死，讓ゆずる時人じじん對たい朝ちょう局きょく頗為不滿ふまん，其中神なかがみ宗はじめ祖母そぼ太皇太后たいこうたいこう曹氏對たい此事有ゆう所しょ發言はつげん，認みとめ為ため蘇そ軾是ぜ先帝せんてい宋そう仁ひとし宗むね所ところ選定せんてい的てき太平たいへい宰相さいしょう。而曾任にん神かみ宗はじめ宰相さいしょう的てき大臣だいじん王おう安やすし石せき則のり向こう神かみ宗むね上書うわがき，認みとめ為ため：「豈あに有ゆう聖せい世よ而殺才ざい士し者しゃ乎？」神かみ宗はじめ迫さこ於壓力りょく，在ざい查清蘇そ軾並なみ未み有ゆう詆毀朝廷ちょうてい之の意い，將はた其貶至いたり黃き州しゅう，但ただし已やめ為ため神しん宗むね的てき執政しっせい留とめ下か汙點。

• 永樂えいらく城じょう之の戰たたかえ是ぜ宋そう神かみ宗はじめ執政しっせい以來いらい，最大さいだい規模きぼ的てき征伐せいばつ行動こうどう，也是神かみ宗はじめ執政しっせい以來いらい，最大さいだい的てき政治せいじ挫折ざせつ。在ざい當時とうじ因いん西にし夏なつ外戚がいせき梁りょう太ふとし后きさき與あずか其弟梁はり乙おつ埋うめ姐あね弟おとうと當とう權けん，國勢こくせい衰おとろえ落，政治せいじ腐敗ふはい，西にし夏なつ舉國上下じょうげ怨聲載の道みち，民みん不ふ聊生。梁りょう太ふとし后きさき多た次つぎ出兵しゅっぺい攻おさむ宋そう，想そう提ひさげ高だか國こく內政治せいじ威い望もち，卻都慘敗ざんぱい而歸。神かみ宗はじめ認みとめ為ため西にし夏なつ無理むり，下した令れい攻おさむ滅めつ西にし夏なつ。宋そう軍ぐん於元げん豐ゆたか四よん年ねん（1081年ねん）11月在ざい慶州けいしゅう（今いま甘肅かんせい慶けい陽ひ）擊げき潰つぶせ夏なつ軍ぐん，占領せんりょう西にし夏なつ兩りょう千せん多里たり土地とち。神かみ宗はじめ大喜だいぎ，命いのち給きゅう事ごと中ちゅう徐じょ禧、鄜延道どう總そう管かん种諤於元豐ゆたか五ご年ねん（1082年ねん）9月がつ帶たい兵へい攻おさむ夏なつ，準備じゅんび一いち舉滅夏なつ。徐じょ禧為ため了りょう建けん戰功せんこう，拒こばめ聽种諤的てき建議けんぎ(种諤反對はんたい興きょう建けん永樂えいらく城しろ)，築ちく永樂えいらく城しろ，與あずか种諤發生はっせい內鬨。由よし於徐じょ禧好こう大喜だいぎ功こう，聽不進しん諫言，導しるべ致宋軍ぐん內鬨，永樂えいらく城じょう之の戰たたかえ大敗たいはい，宋そう軍ぐん損失そんしつ二に十じゅう萬まん軍ぐん士し，徐じょ禧、李り舜しゅん舉、李り稷きび、高こう永ひさし能のう等とう人死ひとじに難なん，被ひ宋そう人じん批評ひひょう為ため「永樂えいらく之の恥はじ」。經過けいか永樂えいらく城じょう之の戰たたかえ的てき戰敗せんぱい，宋そう神かみ宗はじめ開始かいし悔悟かいご，而不再さい輕けい言げん開戰かいせん。

衍生文化ぶんか

历史穿ほじ越えつ小しょう说《新しん宋そう》主人公しゅじんこう石越いしこし以及《宰おさむ执天下か》主人公しゅじんこう韩冈均ひとし是ぜ被ひ安やす排はい穿ほじ越えつ到いた到いた神かみ宗はじめ的てき时代，神かみ宗はじめ在ざい两书中ちゅう均ひとし是ぜ重要じゅうよう角かく色しょく。

影かげ視し形象けいしょう

電でん視し劇げき

年とし份	地區ちく	作品さくひん	演えんじ員いん
2001年ねん	香港ほんこん亞あ洲しゅう電でん視し	《骚东坡》	袁文杰
2002年ねん	香港ほんこん無む綫電視し	《無む頭あたま東宮とうぐう》	張ちょう兆ちょう輝てる
2010年ねん	中國ちゅうごく	《刁蛮娇妻苏小妹いもうと》	刘志刚
2012年ねん	中國ちゅうごく	《苏东坡》	赵超
2015年ねん	中國ちゅうごく	《大だい宋そう才子さいし黄き庭にわ坚》	万ばん思おもえ维
2015年ねん	香港ほんこん無線むせん電でん視し	《东坡家事かじ》	张颖康やすし
2018年ねん	中國ちゅうごく	《知ち否いな知し否いや应是绿肥红瘦》	霍亚明あきら

注釋ちゅうしゃく

宋そう神かみ宗はじめ 宋朝そうちょう 出生しゅっしょう于：1048年ねん逝世於：1085年ねん
統治とうち者しゃ頭あたま銜
前任ぜんにん： 宋そう英えい宗むね 趙ちょう曙あけぼの （父ちち）	宋朝そうちょう皇帝こうてい 1067年ねん－1085年ねん	繼つぎ任にん： 宋そう哲あきら宗むね 趙ちょう煦 （子こ）