俚人

俚人，中国ちゅうごく南方みなかた古代こだい民族みんぞく，是ぜ发源于广东西南せいなん境内けいだい古こ越人えつじん的てき一いち支ささえ骆越分ぶん支ささえ，东汉改称かいしょう“里人さとびと”。

歷史れきし

俚人最早もはや见于范晔《后きさき汉书》卷まき八はち十じゅう六ろく·南蠻なんばん西南せいなん夷えびす列傳れつでん第だい七なな十じゅう六ろく记载：

“建たて武たけし十じゅう二に年ねん(公おおやけ元もと36年ねん)，九きゅう真しん徼外蛮里张游，率りつ种人慕化内ない附ふ，封ふう为归汉里さと君くん。（唐から朝あさ章あきら怀太子たいし李り贤注ちゅう曰：“里さと，蛮之これ别号，今こん呼よび为俚人じん”。）明年みょうねん，南越なんごし徼外蠻夷ばんい獻けんじ白しろ雉、白しろ菟うさぎ。至いたり十じゅう六ろく年ねん，交址女子じょし征せい側がわ及其妹いもうと征せい貳に反はん，攻おさむ郡ぐん。”

“征せい側がわ者しゃ，麊泠縣けん雒將之の女じょ也。嫁よめ為ため朱しゅ佞人ねいじん詩し索さく妻つま，甚雄勇いさみ。交址太守たいしゅ蘇そ定じょう以法繩なわ之の，側がわ忿，故こ反はん。於是九きゅう真しん、日南にちなん、合浦がつぽ蠻裡皆みな應おう之の，凡略六ろく十じゅう五ご城しろ，自立じりつ為ため王おう。交址刺史しし及諸太守たいしゅ僅得自じ守もり。光武みつたけ乃詔長ちょう沙すな、合浦がつぽ、交址具ぐ車しゃ船せん，修道しゅうどう橋きょう，通つう障さわ溪けい，儲もうか糧かて谷だに。十じゅう八はち年ねん，遣や伏ふく波は將軍しょうぐん馬うま援、樓ろう船せん將軍しょうぐん段だん志こころざし，發はつ長ちょう沙すな、桂かつら陽よう、零れい陵りょう、蒼梧そうご兵へい萬まん餘人よにん討之。明年みょうねん夏なつ四よん月がつ，援破交址，斬き征せい側がわ、征せい貳に等とう，餘よ皆みな降くだ散ち。進擊しんげき九真賊都陽等，破やぶ降ぶ之これ。徙其渠みぞ帥そち三さん百ひゃく餘よ口くち於零陵りょう。於是領りょう表ひょう悉平。”

俚人是ぜ东汉至いたり五ご代だい时分布ぶんぷ在ざい今いま广西壮たけし族ぞく自治じち区く东南部ぶ、广东省しょう西南せいなん部ぶ和わ北部ほくぶ，以及湖南こなん省しょう零れい陵りょう、武たけ夷えびす地区ちく的てき一いち个古代こだい民族みんぞく，属ぞく南越なんごし族ぞく後裔こうえい的てき分ぶん支ささえ之の一いち。《南みなみ州しゅう异物志こころざし》称しょう：“广州南みなみ有ゆう贼曰俚。此贼在ざい广州之これ南みなみ，苍梧、郁いく林りん、合浦がつぽ、宁浦(今いま广西横よこ县)、高梁たかはし(今いま广东阳江等地とうち)五ご郡ぐん皆みな有ゆう之の，地方ちほう数すう千里せんり”。

至いたり唐とう代だい，“黎はじむ”开始替がえ代だい“俚”，到いた宋そう代だい“俚”的てき族称ぞくしょう完全かんぜん被ひ“黎はじむ”取と代だい。顾炎武たけし在ざい《天下あもり郡ぐん国利こくり病びょう书》引《南みなみ裔异物ぶつ志こころざし》指出さしで： “俚在ざい广州之これ南みなみ，俗ぞく呼よび俚为黎はじむ”，同どう时提出ていしゅつ在ざい唐とう代だい史ふみ书中常つね见的“俚僚”，在ざい宋そう代だい却写作さく“黎はじむ僚”，说明“俚”、“黎はじむ”概念的がいねんてき演えんじ变和传承，“黎はじむ”即そく是ぜ“俚”的てき直接ちょくせつ继承名称めいしょう，但ただし是ぜ“黎はじむ”已やめ经演变成特とく指ゆび以海南かいなん为活动中心ちゅうしん的てき向こう南みなみ发展的てき俚人的てき一いち支ささえ了りょう，也就是ぜ今日きょう的てき黎はじむ族ぞく。留とめ在ざい粤西茂名もな一带的俚人多数已经融入汉族，成なり為ため汉族的てき一いち部分ぶぶん，而另一いち支ささえ留とめ在ざい廣西ひろせ一带的俚人在融入僚人，成なり为壮たけし族ぞく、布ぬの依よ族ぞく等ひとし民族みんぞく的てき一いち部分ぶぶん。