伤寒

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伤寒
傷寒しょうかん患者かんじゃ的てき胸部きょうぶ出現しゅつげん玫瑰色しょく斑むら
症状しょうじょう	發はつ燒しょう、腹痛はらいた、頭痛ずつう、紅べに疹
起おこり病びょう年ねん龄	暴露ばくろ後ご6–30天てん
类型	原はら发性细菌性せい传染病びょう[*]、反はん向こう人畜じんちく共ども患病、疾病しっぺい
病因びょういん	傷寒しょうかん沙門しゃもん氏し菌きん（Salmonella typhi），隨ずい被ひ糞便ふんべん污染的てき食物しょくもつ傳播でんぱ
风险因いん素もと	消毒しょうどく不良ふりょう、衛生えいせい不ふ佳けい
診斷しんだん方法ほうほう	細菌さいきん培養ばいよう、DNA 檢けん測はか
鑑別かんべつ診斷しんだん	其他感染かんせん症しょう
預あずか防ぼう	傷寒しょうかん疫苗、洗あらい手しゅ
治療ちりょう	抗こう细菌药
患病率りつ	1250萬まん（2015年ねん）
死亡しぼう數すう	149,000（2015年ねん）
分ぶん类和外部がいぶ资源
醫學いがく專せん科か	感染かんせん科か
ICD-11	1A07
ICD-10	A01.001.0
ICD-9-CM	002.0
DiseasesDB	27829
MedlinePlus	001332
eMedicine	231135
Orphanet	99745

傷寒しょうかん（英語えいご：Typhoid Fever）是ぜ由ゆかり傷寒しょうかん沙門しゃもん氏し菌きん（S Typhi）经消化しょうか道どう侵入しんにゅう而引起おこり的てき全身ぜんしん性せい急性きゅうせい肠道傳染でんせん病びょう；屬ぞく於一いち種しゅ肠热病びょう（enteric fever），其他尚ひさし有ゆう副ふく傷寒しょうかん。在ざい漢語かんご裡うら命名めいめい的てき歷史れきし中ちゅう，先さき由よし清末きよすえ時じ譯やく為ため腸ちょう熱ねつ症しょう，後こう受日本にっぽん影響えいきょう，音譯おんやく為ため腸ちょう窒扶斯，又また稱たたえ為ため濕しめ溫ぬる傷寒しょうかん、腸ちょう傷寒しょうかん、傷寒しょうかん熱ねつ。

症狀しょうじょう

傷寒しょうかん症狀しょうじょう可か輕けい可か重じゅう，通常つうじょう在ざい暴露ばくろ病原びょうげん後ご6至いたり30天てん後ご發病はつびょう。常會じょうかい出現しゅつげん逐漸發はつ燒しょう數日すうじつ的てき症狀しょうじょう，為ため長期ちょうき緩慢かんまん的てき發はつ燒しょう，可か達たち39°至いたり40°C（103°至いたり104°F）。也常出現しゅつげん虛弱きょじゃく、出で汗あせ、腹痛はらいた、便秘べんぴ、以及頭痛ずつう的てき症狀しょうじょう。偶見腸ちょう胃炎いえん、腹はら瀉、嘔吐おうと症狀しょうじょう，但ただし通常つうじょう不明ふめい顯あらわ，但ただし腸ちょう道どう出血しゅっけつ或ある穿孔せんこう是ぜ其最嚴重げんじゅう的てき併發へいはつ症しょう。有ゆう些患者しゃ會かい起おこり玫瑰色しょく斑むら（rose spot）。有ゆう些嚴重病じゅうびょう例會れいかい有ゆう意識いしき混亂こんらん的てき現象げんしょう。若わか未み妥善治療ちりょう，症狀しょうじょう可能かのう會かい持續じぞく數すう周しゅう至いたり數すう月がつ。有ゆう些人可能かのう會かい帶たい有ゆう傷寒しょうかん桿菌かんきん，但ただし卻沒有ゆう任にん何なん症狀しょうじょう，然しか而這些帶原ばら者しゃ仍具有ぐゆう傳播でんぱ病菌びょうきん的てき能力のうりょく。傷寒しょうかん及副ふく傷寒しょうかん皆みな屬ぞく於腸熱病ねつびょう。

病やまい源げん

傷寒しょうかん的てき致病原びょうげん為ため傷寒しょうかん沙門しゃもん氏し菌きん（S Typhi），俗稱ぞくしょう傷寒しょうかん桿菌かんきん，為ため腸ちょう道どう沙門しゃもん氏し菌きん的てき（Salmonella enterica）一種いっしゅ血清けっせい型がた，主要しゅよう生長せいちょう於消化しょうか道どう及血液けつえき中なか，且人類るい為ため其唯一いち宿主しゅくしゅ。伤寒杆菌和わ副ふく伤寒杆菌，均ひとし为沙すな门氏菌きん（Salmonella species）属ぞく。伤寒杆菌會かい随ずい著ちょ粪便和わ尿にょう液えき排出はいしゅつ体外たいがい，透過とうか苍蝇、蟑螂等とう媒介ばいかい傳染でんせん给健康けんこう人じん，傳染でんせん力りょく很高，因いん此本病びょう一般經由攝入受糞便ふんべん污染的てき食物しょくもつ或ある飲水のみみず而傳染でんせん。風ふう險けん因子いんし包含ほうがん消毒しょうどく不完全ふかんぜん或ある衛生えいせい不良ふりょう。有ゆう開發かいはつ中ちゅう國家こっか旅たび遊ゆう史し者しゃ感染かんせん風ふう險けわし亦また較高。

診斷しんだん

診斷しんだん方法ほうほう包含ほうがん細菌さいきん培養ばいよう或ある探測たんそく血液けつえき、糞便ふんべん，及骨髓こつづい中なか的てき細菌さいきんDNA，但ただし細菌さいきん培養ばいよう可能かのう並なみ不ふ容易ようい。偵測骨髓こつづい中ちゅう的てき病原びょうげん體たい為ため最さい準じゅん確かく的てき方法ほうほう。

由よし於症狀じょう與あずか許多きょた感染かんせん症しょう相當そうとう類似るいじ，必須ひっす嚴げん謹地鑒別診斷しんだん。值得注意ちゅうい的てき是ぜ，傷寒しょうかん與あずか斑むら疹傷寒しょうかん為ため不同ふどう疾病しっぺい。

預あずか防ぼう

傷寒しょうかん疫苗可か減げん低てい注射ちゅうしゃ後ご兩年りょうねん感染かんせん傷寒しょうかん的てき機會きかい達たち30%至いたり70%。注射ちゅうしゃ後ご七なな年ねん仍有些許保護ほご力りょく。至いたり疫區旅たび遊ゆう者しゃ，建議けんぎ預あずか防ぼう性せい施ほどこせ打だ傷寒しょうかん疫苗，其他避免感染かんせん的てき方法ほうほう包含ほうがん給きゅう予よ乾いぬい淨きよし的てき饮用水ようすい、做好消毒しょうどく，以及養成ようせい洗あらい手しゅ的てき習慣しゅうかん。未み確定かくてい是ぜ否ひ帶たい有ゆう傷寒しょうかん桿菌かんきん者しゃ，不ふ建議けんぎ為ため他人たにん烹調。

治療ちりょう

現代げんだい醫學いがく採取さいしゅ的てき藥物やくぶつ可か使用しよう：氨苄西林にしばやし（ampicillin）、氯黴素もと（chloramphenicol）、磺胺劑ざい（trimethoprim-sulfamethoxazole）、阿おもね奇き霉素、氟喹諾だく酮類るい(fluoroquinolones)如環かん丙へい沙すな星ぼし(ciprofloxacin)、第だい三さん代だい頭あたま孢菌素もと等ひとし抗こう细菌药。但ただし目前もくぜん病原びょうげん體たい對たい於上述じょうじゅつ藥物やくぶつ的てき抗こう藥くすり性せい日び益えき增加ぞうか，使つかい治療ちりょう越來ごえく越えつ不ふ容易ようい。

病原びょうげん治ち疗为关键，患者かんじゃ应避免めん接触せっしょく传染源げん，药物治ち疗以氟喹诺酮类为首くび选，如氧氟沙星和せいわ环丙沙すな星ぼし，儿童、孕妇，哺乳ほにゅう期き妇女可用かよう头孢类药物ぶつ，如有过敏者しゃ可か选用氯霉素もと，但ただし注意ちゅうい其指征せい与あずか副作用ふくさよう。肠出血しゅっけつ者しゃ应禁食しょく，大量たいりょう出血しゅっけつ者しゃ应输血ち，併發へいはつ肠穿孔せんこう时宜及早手しゅ术治疗。

歷史れきし

因いん為ため它跟斑むら疹傷寒しょうかん同樣どうよう會かい造成ぞうせい身體しんたい出現しゅつげん玫瑰色しょく斑むら（rose spot），古代こだい醫い生せい認みとめ為ため它們是ぜ同どう一種いっしゅ疾病しっぺい。

病名びょうめい來らい源げん

主しゅ条目じょうもく：傷寒しょうかん (中ちゅう醫い)

傷寒しょうかん這個病名びょうめい在ざい中國ちゅうごく起源きげん很早，但ただし是ぜ這與西方せいほう醫學いがく所說しょせつ的てき Typhoid Fever 不同ふどう，指ゆび的てき是ぜ所有しょゆう外がい感熱かんねつ病びょう。

在ざい清朝せいちょう，西にし醫い將はた這個病名びょうめい傳でん入にゅう中國ちゅうごく，初期しょき曾經譯やく為ため「肚腸熱ねつ症しょう」、「小腸しょうちょう熱ねつ症しょう」（兩者りょうしゃ皆みな為ためEnteric fever的てき意譯いやく）、「泰たい斐士熱ねつ」（Typhoid fever的てき音譯おんやく）等とう。1908年ねん，博はく醫い會かい名詞めいし委員いいん會かい出版しゅっぱん《醫學いがく辭じ匯》，將はた其譯為ため「癥症」、「腸ちょう熱ねつ症しょう」，希望きぼう作為さくい官かん方かた名稱めいしょう，但ただし是ぜ使用しよう不ふ廣ひろ。

腸ちょう窒扶斯（腸ちょうチフス）則のり是ぜ來き自じ日本にっぽん的てき譯名やくめい，緒方おがた郁いく藏ぞう於1855年ねん刊行かんこう的てき《療疫新法しんぽう》最早もはや使用しよう這個譯名やくめい來らい稱呼しょうこ Typhoid 這個病名びょうめい，並なみ取と代だい了りょう傳統でんとう的中てきちゅう醫い的てき病名びょうめい。隨ずい著ちょ留とめ日び學生がくせい的てき增加ぞうか，這個病名びょうめい被ひ帶おび回かい中國ちゅうごく。

1908年ねん，丁ちょう福ぶく保ほ將はた宮本みやもと叔、橋本はしもと節たかし齋とき、寺尾てらお國平くにへい所しょ著ちょ的てき《新しん傷寒しょうかん論ろん》漢かん譯やく出版しゅっぱん，首しゅ次じ將はた窒扶斯桿菌きん與あずか腸ちょう窒扶斯這個こ病名びょうめい介かい紹至中國ちゅうごく。丁ちょう福ぶく保ほ認みとめ為ため，腸ちょう窒扶斯這個こ病症びょうしょう造成ぞうせい的てき發熱はつねつ證しょう狀じょう，與あずか中ちゅう醫い所謂いわゆる的てき傷寒しょうかん相近すけちか。腸ちょう窒扶斯之輕症けいしょう，即そく中ちゅう醫い所謂いわゆる「太陽たいよう病びょう」；其熱偏へん於稽留とめ或ある間歇かんけつ者しゃ則そく為ため「少しょう陽ひ病びょう」；若わか病びょう重じゅう持續じぞく發熱はつねつ則そく為ため「陽明ようめい病びょう」。因よし此認為ため它即是ぜ中ちゅう醫い所謂いわゆる的てき傷寒しょうかん。這個說法せっぽう也被當時とうじ許多きょた學者がくしゃ所しょ接受せつじゅ。

章あきら太たい炎えん認みとめ為ため腸ちょう窒扶斯相當とう於太陽たいよう病びょう中ちゅう的てき「抵當ていとう湯ゆ證しょう」，但ただし是ぜ傷寒しょうかん的てき範圍はんい較大，而腸窒扶斯的範圍はんい較小。何なに佩瑜也有やゆう類似るいじ的てき看み法ほう。徐じょ仁ひとし甫はじめ則のり提出ていしゅつ《傷寒しょうかん論ろん》的てき傷寒しょうかん病びょう即そく是ぜ窒扶斯桿菌きん侵入しんにゅう太陽たいよう經けい造成ぞうせい。在ざい他た們的推動之の下した，腸ちょう窒扶斯慢慢被稱しょう為ため「傷寒しょうかん」。

但ただし是ぜ這個說法せっぽう並なみ不ふ是ぜ所有しょゆう人じん都と接受せつじゅ的てき。1912年ねん，浙江せっこう發生はっせい傳染でんせん病びょう，經けい浙江せっこう紹興しょうこう醫い學會がっかい會員かいいん調ちょう查，認みとめ為ため這是腸ちょう窒扶斯，但ただし是ぜ它對應おう的中てきちゅう醫い病名びょうめい應おう該是濕しめ溫ぬる時とき疫。民みん國こく初年しょねん的てき余よ巖いわお認みとめ為ため腸ちょう窒扶斯應該譯為ため溫ぬる邪よこしま或ある濕しめ溫ぬる。

1955年ねん丁ひのと甘あま仁ひとし的てき門徒もんと陳ちん純じゅん仁ひとし出版しゅっぱん《傷寒しょうかん手しゅ冊さつ》，整合せいごう了りょう前人ぜんじん的てき說法せっぽう，認みとめ為ため這個病びょう證しょう，應おう該稱為ため濕しめ溫ぬる傷寒しょうかん。根據こんきょ陳ひね存そん仁じん的てき說法せっぽう，「傷寒しょうかん」有ゆう三さん重じゅう意義いぎ：「第だい一是所有熱病的集合名詞，泛指一切いっさい發熱はつねつ病びょう；較狹義きょうぎ的てき可能かのう就是指ゆび《傷寒しょうかん論ろん》中ちゅう的てき麻黃まおう湯ゆ證しょう，一種いっしゅ是ぜ新しん的てき，即そく專せん指ゆび濕しめ溫ぬる傷寒しょうかん症しょう（腸ちょう熱ねつ證しょう），故こ糾纏最多さいた。」。

流行りゅうこう病びょう學がく與あずか著名ちょめい病びょう例れい

1907年ねん，廚師瑪莉·馬ば龍りゅう開始かいし爆發ばくはつ的てき傷寒しょうかん瑪莉（Typhoid Mary）事件じけん，可か說せつ是ぜ醫學いがく史し上うえ有名ゆうめい的てき案あん例れい，另一いち位い带菌者しゃ托たく尼あま·拉ひしげ贝尔感染かんせん了りょう122人にん，其中有ちゅうう5人にん死亡しぼう。1914年ねん塞ふさが尔维亚因いん傷寒しょうかん傳染でんせん，半年はんとし內夺走15万まん人にん的てき生命せいめい。1934年ねん和わ1937年ねん，西藏にしくら先後せんご爆發ばくはつ两次伤寒大だい流行りゅうこう，死亡しぼう數すう千せん人にん。1972年ねん，墨ぼく西にし哥的伤寒大だい流行りゅうこう，有ゆう14000人にん死亡しぼう。

2015年ねん，全ぜん球たま新しん病やまい例れい數すう達たち1250萬まん人にん，當とう中ちゅう最さい常見つねみ的てき國家こっか為ため印度いんど。孩童最さい容易ようい受到感染かんせん。自じ1940年代ねんだい起おこり，由ゆかり於衛生せい觀念かんねん的てき進步しんぽ以及抗生こうせい素的すてき使用しよう，已やめ開發かいはつ國家こっか的てき傷寒しょうかん發生はっせい率りつ逐漸下降かこう。在ざい美國びくに，每年まいとし新しん病やまい例れい數すう約やく為ため400例れい，總そう患病者しゃ約やく 6,000 人ひと。在ざい2015年ねん，傷寒しょうかん共ども導しるべ致全球だま 149,000 人にん死亡しぼう，相そう較於1990年ねん的てき181,000有ゆう下降かこう的てき趨勢すうせい。傷寒しょうかん若わか不ふ進行しんこう治療ちりょう，有高ありだか達たち20%的てき死亡しぼう率りつ。若わか妥善治療ちりょう，則のり死亡しぼう率りつ可か降くだ低てい至いたり1-4%之これ間あいだ。