劉りゅう般

劉りゅう般
出生しゅっしょう	20年ねん 東ひがし漢かん
逝世	79年ねん 東ひがし漢かん
职业	漢かん朝ちょう宗室そうしつ

劉りゅう般（20年ねん—79年ねん），字じ伯はく興きょう，彭城人ひと，漢かん宣せん帝みかど的てき玄孫げんそん，楚すわえ王おう刘纡的てき儿子；東ひがし漢かん居きょ巢す侯こう。

生平おいだいら

劉りゅう般沒幾いく歲さい時じ父親ちちおや便びん去さ世よ，劉りゅう般和母親ははおや相しょう依よ為ため命いのち。王おう莽敗亡はいぼう，天下てんか大亂たいらん，劉りゅう般的母親ははおや聽聞ちょうもん更始こうし帝みかど即位そくい，於是和わ劉りゅう般前往長安ながやす。遇ぐう上じょう更始こうし帝みかど敗亡はいぼう，又また和かず劉りゅう般輾轉てんてん遷居於戰爭そう之の中なか，後來こうらい西行さいぎょう到いた上うわ隴，流落ながれおち到いた武威ぶい。劉りゅう般雖然しか年少ねんしょう，立志りっし修養しゅうよう品ひん德とく，講こう授誦讀詩書しょ孜孜しし不ふ倦。劉りゅう般的母はは親和しんわ諸しょ位い舅しゅうと舅しゅうと，認みとめ爲ため他た們寄身み在ざい這種偏へん遠とお之これ地ち，生死せいし都と難なん以預料りょう，沒ぼつ有ゆう必要ひつよう苦く讀到這種地步ちほ，有ゆう好こう幾いく次じ都と向こう劉りゅう般說教せっきょう，劉りゅう般仍然しか不ふ改あらため其志。

建たて武たけし八はち年ねん（33年ねん），隗囂兵へい敗はい，河西かさい道路どうろ被ひ打だ通どおり，劉りゅう般便東遷とうせん到いた洛陽らくよう，拜師はやし修おさむ經學けいがく。第だい二に年ねん（34年ねん），漢かん光武みつたけ帝みかど下しも詔みことのり，封ふう劉りゅう般爲菑丘侯こう，奉祀ほうし孝こう王おう，派は他た前ぜん往封地ち。後來こうらい因いん爲ため封ふう國こく屬ぞく楚すわえ王おう，改あらため封ふう杼ひ秋あき侯こう。

建たて武たけし十じゅう九きゅう年ねん（44年ねん），漢かん光武みつたけ帝みかど抵達沛，詔みことのり問とい郡中ぐんちゅう諸侯しょこう的てき德行とっこう和わ才能さいのう。太守たいしゅ舉薦劉りゅう般，認みとめ為ため劉りゅう般束脩そくしゅう至いたり行ぎょう，能のう爲ため諸侯しょこう的てき表ひょう率りつ。漢かん光武みつたけ帝みかど聽後，嘉よしみ獎劉般，賜たまもの給きゅう劉りゅう般綬帶たい、錢ぜに百ひゃく萬まん、絲織いとおり品ひん二に百ひゃく匹ひき。

建たて武たけし二に十じゅう年ねん（45年ねん），劉りゅう般隨同どう漢かん光武みつたけ帝みかど回かい洛陽らくよう，賜たまもの給きゅう劉りゅう般穀物ぶつ和わ其他零れい碎用品ようひん，封ふう為ため侍さむらい祠ほこら候こう。

永なが平ひらた元年がんねん（58年ねん），以國屬ぞく沛，改あらため封ふう居きょ巢す侯ほう。幾年いくとせ後ご，揚あげ州しゅう刺史しし觀かん恂まこと舉薦劉りゅう般，認みとめ為ため劉りゅう般在封地ほうち，說せつ出來でき的てき話はなし都と很有道理どうり，行爲こうい沒ぼつ有ゆう怨惡，應おう該要受到表彰ひょうしょう。漢かん明あかり帝みかど便びん嘉よしみ獎了他た。

永えい平ひら十じゅう年ねん（68年ねん），劉りゅう般受召行執と金吾きんご事こと，跟隨漢かん明あきら帝みかど到いた南陽なんよう，回かい來らい後任こうにん朝あさ侯こう。隔年かくねん（69年ねん），兼任けんにん屯たむろ騎き校こう尉じょう。當時とうじ五ご校こう這些顯要けんよう的てき職位しょくい很有空閒くうかん，府ふ寺てら房ぼう屋や寬ひろし敞たかし，車くるま服ふく光ひかり潔いさぎよ華麗かれい，有ゆう許多きょた精美せいび奇き巧たくみ的てき工藝こうげい品ひん，所以ゆえん多た由よし宗室そうしつ和わ天子てんし親おや屬ぞく居住きょじゅう。每次まいじ皇帝こうてい出で巡じゅん郡ぐん國時くにとき，劉りゅう般常領りょう長ちょう水みず胡えびす騎き隨從ずいじゅう。當時とうじ朝廷ちょうてい下か令れい禁止きんし農民のうみん兼營けんえい商業しょうぎょう。又また因いん郡ぐん國こく發生はっせい牛うし瘟，實施じっし區く種しゅ耕こう種しゅ（氾勝之の發明はつめい提ひさげ倡的一いち種しゅ農地のうち利用りよう方式ほうしき，見み《氾勝之これ書しょ》），官吏かんり的てき檢けん查，大多和おおたわ實際じっさい不ふ符ふ，百姓ひゃくしょう們都很擔心しん。劉りゅう般上言說げんせつ：「郡ぐん國こく因いん為ため官かん禁きん二業にぎょう，導しるべ致有田ありた的てき人じん無法むほう捕と魚さかな打だ獵りょう。現在げんざい沿江的てき郡ぐん都と少しょう種たね桑くわ而養蠶かいこ，百姓藉由打獵捕魚的方式，輔助作為さくい糧食りょうしょく，農事のうじ清閑せいかん的てき月がつ份，也不妨害ぼうがい農作のうさく。漁獵ぎょりょう之の利り，爲田ためだ除じょ害がい，有ゆう助じょ穀食こくしょく，與あずか從事じゅうじ二に種しゅ職業しょくぎょう沒ぼつ有ゆう關係かんけい。郡ぐん國こく因いん牛疫ぎゅうえき、水みず旱ひでり，墾田こんでん數量すうりょう減少げんしょう，所以ゆえん詔書しょうしょ下か令れい採納さいのう區く種しゅ，增進ぞうしん頃ごろ畝うね，是ぜ為ため老ろう百姓ひゃくしょう。但ただし官吏かんり卻採用さいよう度ど田た的てき方式ほうしき，想そう讓ゆずる産さん量りょう比ひ前年ぜんねん還かえ多た，沒ぼつ有ゆう種しゅ植うえ的てき地方ちほう，也用來らい租用。可か令れい刺史しし、二に千せん石せき的てき官員かんいん，務つとむ必審核かく是ぜ否ひ屬ぞく實み，如果有ゆう所しょ增加ぞうか，都と應おう該與奪だつ田た同罪どうざい。」漢かん明あかり帝みかど採納さいのう了りょう劉りゅう般建言けんげん。漢かん章あきら帝みかど即位そくい後ご，劉りゅう般任長樂ながら少しょう府ふ。

漢かん明あかり帝みかど打算ださん設置せっち常つね平ひら倉くら，公卿くぎょう們都認みとめ爲ため很方便びん。劉りゅう般則認みとめ爲ため常つね平ひら倉くら表面ひょうめん上じょう有利ゆうり民みん的てき美名びめい，實際じっさい上じょう卻是侵害しんがい百姓ひゃくしょう，豪ごう強大きょうだい族ぞく互相勾結，百姓無法得到實惠，設置せっち後ご不ふ見み得とく帶たい來らい便利べんり。於是漢かん明あきら帝みかど便びん打だ消けし了りょう這個念頭ねんとう。

建たて初はじめ二に年ねん（78年ねん），劉りゅう般升任にん為ため宗そう正ただし。劉りゅう般的妻子さいし去さ世よ，朝廷ちょうてい給きゅう予よ許多きょた贈おく禮れい，賜たまもの墓地ぼち於顯あらわ節ぶし陵りょう下した。劉りゅう般在任ざいにん內時很常談論だんろん政事せいじ。對たい於收容しゅうよう救濟きゅうさい九族きゅうぞく，行動こうどう相當そうとう積極せっきょく，當時とうじ的てき人じん們都稱讚しょうさん他た。

建たて初はつ三さん年ねん（79年ねん），劉りゅう般去世よ，享年きょうねん六ろく十じゅう歲さい。

相關そうかん考證こうしょう

「劉りゅう般」，原作げんさく「劉りゅう磐いわお」。《北きた堂どう書しょ鈔·卷まき五ご三さん》、《北きた堂どう書しょ鈔·卷まき五ご四よん》、《北きた堂どう書しょ鈔·卷まき六ろく一いち》 、《初學しょがく記き·卷まき一いち二に》、《白しろ孔あな六ろく帖じょう·卷まき七なな五ご》、《白しろ孔あな六ろく帖じょう·卷まき七なな七なな》、《太平たいへい御覽ごらん·卷まき兩りょう百ひゃく三さん十じゅう》皆みな引用いんよう劉りゅう般事跡あと片へん段だん，名字みょうじ皆みな作さく「劉りゅう般」，姚本ほん《東ひがし觀かん漢かん記き》、聚珍本ほん《東ひがし觀かん漢かん記き》亦また作さく「劉りゅう般」。

「字じ伯はく興きょう」，原作げんさく「字じ仲なか興きょう」，《北きた堂どう書しょ鈔·卷まき六ろく一いち》引劉般為屯たむろ騎き校こう尉じょう的てき事情じじょう，亦また用もちい「字じ仲なか興きょう」，皆みな是ぜ謬誤。《初學しょがく記き·卷まき一いち二に》、《太平たいへい御覽ごらん·卷まき兩りょう百ひゃく三さん十じゅう》引劉般為宗そう正ただし事ごと，皆みな云うん「字じ伯はく興きょう」，與あずか聚珍本ほん相しょう同どう，范曄的てき後ご漢書かんしょ劉りゅう般傳也是「字じ伯はく興きょう」。

家庭かてい

父ちち

• 劉りゅう紆。

子こ

• 劉りゅう愷，原本げんぽん襲かさね封ふう劉りゅう般的爵位しゃくい，讓與じょうよ弟おとうと劉りゅう憲けん。東ひがし漢かん司つかさ空そら。
• 劉りゅう憲けん，襲かさね封ふう劉りゅう般的爵位しゃくい。

外部がいぶ連結れんけつ

• 《東ひがし觀かん漢かん記き校こう注ちゅう》（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《後こう漢書かんしょ·卷まき39》，出自しゅつじ范晔《後こう漢書かんしょ》

《東ひがし觀かん漢かん記き》