汉宣帝みかど

  此條目め介かい紹的是ぜ西にし汉的中てきちゅう宗むね皇帝こうてい。关于成なり漢かん的中てきちゅう宗むね皇帝こうてい，请见「李り寿ひさし」。关于中ちゅう华民国こく初年しょねん军事将はた领，请见「刘询 (民みん国こく)」。

漢かん宣せん帝みかど
漢かん朝ちょう（西にし汉）第だい10位い皇帝こうてい
統治とうち	前ぜん74年ねん9月がつ10日とおか－前まえ48年ねん1月がつ10日とおか（25年ねん122天てん）
前任ぜんにん	漢かん廢帝はいてい刘贺
繼つぎ任にん	漢かん元もと帝みかど刘奭
出生しゅっしょう	前ぜん91年ねん
逝世	前ぜん48年ねん1月がつ10日とおか（43歲さい）
安やす葬そう	杜もり陵りょう
年號ねんごう 本もと始はじめ：前ぜん73年ねん－前まえ70年ねん 地ち节：前ぜん69年ねん－前まえ66年ねん 元康もとやす：前ぜん65年ねん－前まえ61年ねん二に月がつ 神かみ爵：前ぜん61年ねん三さん月がつ－前まえ58年ねん 五ご凤：前ぜん57年ねん－前まえ53年ねん 甘露かんろ：前ぜん53年ねん－前まえ50年ねん 黄き龙：前ぜん49年ねん 谥号 孝こう宣せん皇帝こうてい 庙号 中ちゅう宗むね
政せい权	漢かん朝ちょう（西にし汉）

漢かん宣せん帝みかど劉りゅう詢（前ぜん91年ねん—前まえ48年ねん1月がつ10日とおか），原名げんめい刘病已やめ，字じ次じ卿きょう，即位そくい九きゅう年ねん後ご改名かいめい询，西にし汉第だい十じゅう位い皇帝こうてい（前ぜん74年ねん9月がつ10日とおか－前まえ48年ねん1月がつ10日とおか在位ざいい），其正式しき諡號しごう為ため「孝こう宣せん皇帝こうてい」，後世こうせい省略しょうりゃく「孝こう」字じ稱しょう「漢かん宣せん帝みかど」。汉武帝みかど刘彻的てき曾孙，戾もど太子たいし刘据的てき长孙，史し皇すめらぎ孙刘进的てき长子，生母せいぼ為ため王おう翁おう須。

宣せん帝みかど长久秉持“王おう霸之道どう杂之”的てき政治せいじ策略さくりゃく。他た一いち方面ほうめん沿续霍光时期的てき韬光养晦，继续减轻各かく种税赋和民みん众的负担，即そく所しょ谓的“王道おうどう”；同どう时又厉行法家ほうか政策せいさく，整せい顿吏治ち，即そく所しょ谓的“霸道”。昭あきら帝みかど一朝的中兴之局在宣帝的治理下继续发展，西にし汉由此抵达国力りょく的てき全盛ぜんせい，史し称しょう昭あきら宣せん之の治ち。

宣せん帝みかど在位ざいい期き间亦有ゆう极高军事成就じょうじゅ，汉匈战争也在双方そうほう实力的てき此消彼かれ长下迎むかえ来らい了りょう尾お声ごえ。本もと始はじめ三さん年ねん（前ぜん71年ねん），宣せん帝みかど发动的てき汉援乌孙击匈奴やつ之の战取得しゅとく了りょう对匈奴やつ战争的てき决定性せい胜利。神かみ爵二に年ねん（前ぜん60年ねん），宣せん帝みかど在ざい西域せいいき首くび设都と护府，把わ西域せいいき三さん十じゅう六ろく国こく正式せいしき纳入西にし汉版图，汉朝疆域在ざい此时步ふ入にゅう了りょう巅峰。甘露かんろ三さん年ねん（前ぜん51年ねん），呼よび韩邪单于以臣子しんし的てき身み份觐见宣帝みかど，标志着ぎ汉朝与あずか匈奴きょうど的てき百年大战正式宣告落幕。

生平おいだいら

出身しゅっしん

汉宣帝みかど是ぜ汉武帝みかど的てき曾孙，祖父そふ为戾太子たいし刘据。祖母そぼ史良しりょう娣，汉武帝みかど元もと鼎かなえ四よん年ねん（前ぜん113年ねん）入にゅう为衞太子たいし的てき良りょう娣，生なま刘进，号ごう史し皇すめらぎ孙。史し皇すめらぎ孙刘进于汉武帝みかど太ふと始はじめ年ねん间（前ぜん96年ねん—前まえ93年ねん）娶めと王おう翁おう须，生なま刘病已やめ，时号称しょう“皇すめらぎ曾孙”。

受难

汉武帝みかど征せい和わ二に年ねん（前ぜん91年ねん），巫みこ蛊之祸爆ばく发，刘病已やめ的てき曾祖母そうそぼ卫子夫おっと、祖父そふ刘据、祖母そぼ史良しりょう娣、父ちち亲刘进、母はは亲王おう翁おう須均ひとし因いん此被杀，刚刚出生しゅっしょう数すう月がつ的てき刘病已やめ也被投入とうにゅう大牢たいろう。由よし于他还是个婴儿，廷尉监丙へい吉きち在ざい狱中挑选两位女囚じょしゅう趙ちょう徵ちょう卿きょう與あずか胡えびす組ぐみ做他的てき乳母うば，暂时免除めんじょ二に人にん刑けい罚。

巫みこ蛊之狱连年ねん不ふ决，汉武帝みかど后きさき元もと二に年ねん（前ぜん87年ねん），因いん为有人じん说长安やす狱中有ちゅうう天子てんし气，武たけ帝みかど命令めいれい处死長安ながやす所有しょゆう監獄かんごく的てき犯人はんにん，使者ししゃ先さき到いた中ちゅう都と官かん詔みことのり獄ごく處決しょけつ犯人はんにん，後ご連夜れんや趕到丙へい吉きち掌てのひら管かん的てき郡ぐん邸てい獄ごく，丙へい吉きち据すえ门不纳使者しゃ，保ほ住じゅう了りょう刘病已やめ的てき性せい命いのち。後こう遇ぐう大赦たいしゃ，四歲的刘病已得以出狱。

平民へいみん生活せいかつ

出で狱后的てき刘病已やめ被かむ丙へい吉きち送おく至いたり祖母そぼ史良しりょう娣的娘むすめ家か。史家しか怜れい其孤苦く，对其照あきら顾甚厚あつ。不ふ久ひさ刘病已やめ恢复宗室そうしつ身み份，诏养于掖わき庭にわ。是ぜ任にん掖わき庭にわ令れい的てき张贺是ぜ衞まもる太子たいし刘据的てき故こ吏，哀あい衞まもる太子たいし无辜受难和わ皇すめらぎ曾孙的てき孤こ弱じゃく，对其抚养甚厚。及长，张贺教きょう其诗书为之の启蒙，后きさき自じ费延请名儒東海とうかい澓中翁おきな教授きょうじゅ刘病已やめ。刘病已やめ聪颖好学こうがく，不ふ久ひさ即そく通どおり晓儒家か经典。与あずか此同时，刘病已やめ亦また喜好きよし游ゆう侠、喜好きよし斗と鸡走马，游ゆう侠于三さん辅一いち带，结识了りょう戴长乐等ひとし。这些民みん间经历都成なり为他日び后きさき当とう皇帝こうてい积累了りょう重要じゅうよう的てき经验。

前ぜん76年ねん，刘病已やめ到いた了りょう成家なりいえ娶めと亲的年ねん龄，掖わき庭にわ令れい张贺有ゆう一孙女与刘病已年龄相仿，因いん此打算ださん把わ她嫁与あずか刘病已やめ为妻。但ただし被ひ为人谨慎的てき弟おとうと弟おとうと张安世やすよ强烈きょうれつ反はん对，他た说：“曾孙乃衞太子たいし后きさき也，幸こう得とく平民へいみん衣食いしょく县官，足そく矣，勿复言げん予よ女おんな事ごと！”张贺不ふ敢违逆ぎゃく弟おとうと弟おとうと的てき意思いし，只ただ好こう为刘病びょう已やめ另聘属ぞく下か许广汉的てき女おんな儿许平君くん为妻。刘病已やめ与あずか许平君くん婚こん后きさき感情かんじょう很好，不ふ久生ひさお下か了りょう儿子刘奭，也就是ぜ后きさき来らい的てき汉元帝みかど。

意外いがい登のぼり基はじめ

汉昭帝みかど元もと平たいら元年がんねん（前ぜん74年ねん），汉昭帝みかど驾崩，由ゆかり于无嗣，大だい司つかさ马霍光拥立昌あきら邑王刘贺为帝。但ただし是ぜ刘贺即位そくい27天てん后きさき就被权臣霍光提ひさげ请其外がい孙女上官じょうかん皇太后こうたいごう废掉。在ざい确立继任人じん选时，时任光ひかり祿ろく大夫たいふ的てき丙へい吉きち此时向こう霍光推荐刘病已やめ，元もと平ひら元年がんねん秋あき七なな月がつ庚申こうしん（前ぜん74年ねん9月がつ10日とおか），刘病已やめ入にゅう宫见上官じょうかん太ふとし后きさき，被ひ封ふう为阳武たけ侯こう，同日どうじつ登のぼり基はじめ为皇帝こうてい，承うけたまわ嗣汉昭帝みかど，隔年かくねん改元かいげん本もと始はじめ。

贫贱之の交

漢かん宣せん帝みかど詔みことのり求もとめ故こ劍けん

宣せん帝みかど由よし于是霍光所しょ立りつ，他た吸取すいと昌あきら邑王被ひ废的教きょう训，初はつ即位そくい政事せいじ一いち决于光こう。唯ただ立后りっこう问题上じょう坚持己おのれ见，他た与あずか发妻许平君くん是ぜ贫贱之の交、感情かんじょう非ひ同どう一般いっぱん的てき深厚しんこう，当とう上うえ皇帝こうてい后きさき许平君くん并没有ゆう立りつ即そく被ひ立たて为皇后こうごう，而是仅封为婕妤。朝臣あそん和わ上官じょうかん皇太后こうたいごう都と认为应立霍光的てき小女こおんな儿霍成君くん为皇后こうごう。于是汉宣帝みかど“诏求もとめ微ほろ时故剑”，群臣ぐんしん见宣帝みかど意思いし坚决，于是议决立りつ许平君くん为皇后こうごう。

霍光的てき夫人ふじん显对女おんな儿没能のう当とう上うえ皇后こうごう非常ひじょう恼怒。本もと始はじめ三年时值皇后许平君有孕，霍光的てき夫人ふじん于是勾结女医じょい生せい淳じゅん于衍将はた其暗杀。霍光知道ともみち后きさき非常ひじょう惊愕，但ただし是ぜ他た没ぼつ有ゆう去さ追究ついきゅう自己じこ的てき妻子さいし罪ざい行ぎょう，而是利用りよう自己じこ的てき权势授意宣せん帝みかど不ふ追つい查此事ごと。次つぎ年ねん，霍成君くん如愿以偿成なり为皇后こうごう。汉宣帝みかど对结发之妻つま的てき去さ世よ非常ひじょう悲伤，这也影かげ响了他た后きさき来らい对继任にん人的じんてき选择。后きさき来らい即そく使し他た渐渐对时为太子たいし的てき汉元帝みかど感かん到いた不ふ满意，并下了りょう“乱らん吾われ家か者しゃ，太子たいし也”的てき评语，但ただし始はじめ终没有ゆう废太子こ之の位くらい。

清きよし除じょ霍氏

霍光属ぞく于汉武たけ帝みかど时的衞まもる氏し外戚がいせき集しゅう团。霍光十じゅう五ご岁，其兄（同どう父ちち异母）霍去病びょう回かい到いた家いえ乡认祖そ归宗，把わ他た带到长安，并因兄けい长的关系出で任にん郎ろう官かん，开始了りょう漫长的てき仕つかまつ宦生涯しょうがい。

汉武帝みかど末すえ年ねん巫みこ蛊之祸，衞まもる氏し外がい戚雖遭到了りょう毁灭性的せいてき打だ击，然しか霍光作為さくい天子てんし近臣きんしん仍受到重用じゅうよう。汉武帝みかど临死前まえ，任命にんめい霍光、金きむ日にち磾、上官じょうかん桀三さん人にん为辅政せい大臣だいじん，并以霍光为首，加か封ふう其为大だい司つかさ马。但ただし是ぜ不ふ久金ひさがね日び磾去世よ，霍光以和親おや拉ひしげ攏上官かん桀，昭あきら帝みかど封ふう光こう為ため丞相じょうしょう，开始独どく揽大权。

地ち节二に年ねん（前ぜん68年ねん）霍光病びょう逝，宣せん帝みかど下か令れい以帝王ていおう的てき规格下か葬そう霍光，同どう时亦开始亲政。面めん对霍氏し宗族そうぞく的てき专权，汉宣帝みかど不ふ动声色しょく对其予よ以翦除じょ。他た先さき是ぜ迁霍光こう的てき女婿じょせい大将たいしょう军范明友とも为光ひかり禄ろく勋，羽林はばやし监任にん胜为安定あんてい郡ぐん太守たいしゅ，几个月がつ后きさき又また把わ霍光的てき姐あね夫おっと张朔由ゆかり給きゅう事ごと中ちゅう光ひかり祿ろく大夫たいふ改あらため为蜀しょく郡ぐん太守たいしゅ，孙婿王おう汉为武威ぶい郡ぐん太守たいしゅ，长乐宫卫尉邓广汉为少しょう府ふ，这样夺取了りょう他た们的军权，扫清了りょう霍家的てき外そと围势力りょく。接着せっちゃく开始对霍家か动手，改あらため霍禹为大だい司つかさ马，无印绶，也就是ぜ剥へず夺了兵へい权，霍光的てき另一女婿じょせい赵平的まと兵へい权也被ひ夺，空そら下か来らい的てき职位完全かんぜん由よし汉宣帝みかど的てき外戚がいせき史ふみ、许两家か子弟してい充たかし任にん。

霍光是ぜ权力斗と争そう的てき高手たかて，但ただし是ぜ他た的てき儿孙却都很无能のう。霍光的てき儿子霍禹面めん对这种情况毫无应对之策さく，只ただ是ぜ整せい日び与あずか霍山、霍云等とう哭泣。不ふ久ひさ霍光夫人ふじん显毒杀许平君くん的てき事情じじょう开始败露。地ち节四よん年ねん七なな月がつ，大だい司つかさ马霍禹谋反事こと发，汉宣帝みかど下か令れい诛杀冠かんむり阳侯霍云、乐平侯こう霍山（两人皆みな为霍去病びょう之これ孙）諸しょ姊妹壻むこ度ど遼りょう將軍しょうぐん范明友とも、長信ながのぶ少しょう府ふ鄧廣漢かん、中ちゅう郎ろう將はた任にん勝しょう、騎き都と尉じょう趙ちょう平ひらめ、長安ながやす男子だんし馮殷等ひとし。与あずか此同时，霍光之の女じょ霍皇后こうごう被ひ废，于十じゅう二に年ねん后きさき被ひ迫せり自じ杀。

汉宣帝みかど尚なお为平民へいみん之の时，就对霍氏的てき权势有ゆう很深的てき了解りょうかい。霍光挟はさみ专权之の势，行ぎょう伊い尹いん废立天子てんし之これ事ごと，更さら是ぜ让汉宣せん帝みかど胆きも颤心惊。在ざい汉宣帝みかど即位そくい之の初はつ，汉宣帝みかど拜はい谒高庙，霍光为骖乘じょう（也就是ぜ駕が驶车马），汉宣帝みかど对其深ふか为忌惮，在ざい车上犹如芒すすき刺とげ在ざい背せ；但ただし是ぜ当とう驃骑将はた军张安世やすよ为骖乘じょう时，汉宣帝みかど体貌たいぼう从容，一点不感到紧张。所以ゆえん民みん间传说为：“威い震ふるえ主ぬし者しゃ不ふ畜，霍氏之の禍わざわい萌もえ於驂乘じょう。”

霍氏一门虽然被诛，但ただし是ぜ汉宣帝みかど仍然十分感念霍光的功勋，在ざい麒麟きりん阁十じゅう一いち功臣こうしん中なか，霍光名めい列れつ第だい一いち，称しょう“大だい司つかさ马大将たいしょう军博陆侯，姓せい霍氏”，仅称官かん职和爵位しゃくい而不道どう其名，以示尊重そんちょう。后きさき来らい又また封ふう霍光堂どう兄弟きょうだい的てき后きさき裔为博はく陆侯，以续霍光的てき祭さい祠ほこら。

文治ぶんじ武功ぶこう

与あずか民みん休息きゅうそく

宣せん帝みかど虽然诛除霍氏一族いちぞく，但ただし是ぜ并没有ゆう废除霍光之の政せい。他た通どおり过诏书正式しき肯定こうてい霍光的てき功こう绩，并且继续霍光的てき政策せいさく。他た继续推行轻徭薄うす赋与民みん休息きゅうそく的てき政策せいさく，把わ皇すめらぎ家か掌てのひら控ひかえ的てき园囿和わ公田くでん分ぶん给平民へいみん耕こう种，并贷给他们种子こ。后きさき来らい又また在ざい元康もとやす元年がんねん（前ぜん65年ねん）、元康もとやす二に年ねん（前ぜん64年ねん）、神かみ爵元年ねん（前ぜん61年ねん）和わ五ご凤四よん年ねん（前ぜん54年ねん）下した令れい勾销百姓所贷官府的种子，如果受灾则免除めんじょ他た们的赋税。还设立りつ常つね平ひら仓，平ひらた抑そもそも物ぶつ价，保ほ证物价的稳定。此外汉宣帝みかど还减少しょう人口じんこう税ぜい（即そく算さん赋）。

整せい饬吏治ち

汉宣帝みかど曾生长于民みん间，为平民へいみん时喜欢游侠，足そく迹遍于三さん辅，因いん此深知ち吏治的てき重要じゅうよう性せい。他た五ご日にち一いち听事，对官吏观其言，察其行ぎょう，考こう试功能のう。他た要求ようきゅう官吏かんり尽つき职，地ち节三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ67年ねん）下しも诏说：“二に千石严教吏谨视遇，毋令失しつ职。”要求ようきゅう郡ぐん国こく长官管かん教きょう和わ督促とくそく地方ちほう官吏かんり，不能ふのう让他们失职。

他た强きょう调决狱宜平ひらめ，特とく设廷平たいら官かん。曾下诏说：“间者吏用法ほう，巧たくみ文ぶん寖深，是ぜ朕ちん之の不ふ德也とくや。夫おっと决狱不当ふとう，使つかい有罪ゆうざい兴邪，不ふ辜蒙戮，父子ふし悲恨，朕ちん甚伤之の。今いま遣や廷史与あずか郡ぐん鞠きく狱，任にん轻禄薄うす，其为置おけ廷平，秩六ろく百ひゃく石せき，员四よん人にん。其务平之ひらの，以称朕ちん意い。”他た要求ようきゅう官かん吏奉法ほう，元康もとやす二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ64年ねん）下しも诏说，“吏务平法ひらのり。或ある擅兴徭役，饰厨传，称しょう过使客きゃく，越えつ职逾法ほう，以取名誉めいよ，譬たとえ犹践薄うす冰以待まち白日はくじつ，岂不殆哉！”他た审察吏治，元康もとやす四年派遣大中大夫强等十二人循行天下，主要しゅよう任にん务是“察吏治ち得失とくしつ”；五ご凤四よん年ねん（公おおやけ元もと前まえ54年ねん）又また派遣はけん丞相じょうしょう、御ご史し掾じょう二に十じゅう四よん人にん循行天下でんか，“举冤狱，察擅为苛禁きん深刻しんこく者しゃ”。

反はん对苛政かせい，下しも诏批评说：“今郡いまごおり国こく二に千石或擅为苛禁，禁きん民みん嫁よめ娶めと不ふ得とく具ぐ酒食しゅしょく相しょう贺召”，即そく反はん对地方ちほう长官干涉かんしょう民みん间喜庆之事ごと。他た反はん对欺谩，黄き龙元年ねん（公おおやけ元もと前まえ49年ねん）诏责当とう时“上うえ计簿，具ぐ文ぶん而已，务为欺谩，以避其课”，指令しれい“御ご史し察计簿ぼ，疑うたぐ非ひ实者，按之，使つかい真ま伪无相しょう乱らん”。

根ね据すえ吏治情じょう况，奖功罚罪。奖赏有功ゆうこう者しゃ，如：地ち节三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ67年ねん）对安抚流民りゅうみん有功ゆうこう的てき胶东相しょう王おう成しげる，下しも诏奖励，定てい秩中二に千せん石せき，赐爵关内侯こう。神かみ爵四よん年ねん（公おおやけ元もと前まえ58 年ねん）对治行ぎょう优异的てき颍川太守たいしゅ黄き霸，定てい秩中二に千せん石せき，赐爵关内侯こう，黄金おうごん百ひゃく斤きん，同どう时对颍川吏民也有やゆう赏赐。王おう成しげる与あずか黄き霸，原はら秩二に千せん石せき，一いち年ねん得え一いち千せん四よん百ひゃく四よん十じゅう石せき，升ます秩中二に千せん石せき，一いち年ねん得え二に千せん一いち百ひゃく六ろく十じゅう石せき，增加ぞうか秩俸百ひゃく分ふん之の五ご十じゅう。责罚罪ざい过者，如：元康もとやす二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ64年ねん）冬ふゆ，本来ほんらい精せい明あかり能のう干ひ、治ち理り有ゆう绩的京きょう兆尹赵广汉，因いん执法出で了りょう偏差へんさ，“坐すわ贼杀不ふ辜，鞠きく狱故不ふ以实，擅斥除じょ骑士乏とぼし军兴数すう罪ざい”，而被腰こし斩。神かみ爵四よん年ねん（公おおやけ元もと前まえ58年ねん）十じゅう一いち月がつ，号ごう称しょう“屠ほふ伯はく”的てき河南かなん太守たいしゅ严延年ねん因いん酷こく急きゅう和わ诽谤之の罪つみ，弃市。

故こ史し称しょう宣せん帝みかど之の治ち“信しん赏必罚，综核名めい实”、“吏称其职，民みん安やす其业”。

力ちから服ふく匈奴きょうど

与あずか汉武帝みかど劳民伤财式しき的てき连番对匈奴きょうど发动战争的てき方式ほうしき不同ふどう，汉宣帝みかど对匈奴やつ的てき战争采さい用よう了りょう更さら多た的てき技巧ぎこう，军事、政治せいじ、经济多た管かん齐下。宣せん帝みかど即位そくい之の初はつ，汉与烏がらす孫まご为了反抗はんこう匈奴きょうど侵おかせ扰，相そう约分头出兵しゅっぺい击匈奴やつ，匈奴きょうど无力抵抗ていこう而逃，损失很重。后きさき来らい匈奴きょうど又また遭乌孙、乌桓、丁ちょう零れい等とう族ぞく袭击，加か之の大雪おおゆき成なり灾，力量りきりょう大だい大だい削そぎ弱じゃく，故こ欲ほっ与あずか汉和亲。于是汉边境さかい“少しょう事こと”。宣せん帝みかど亲政时，正せい是ぜ匈奴きょうど内乱ないらん外患がいかん之の日にち，无力侵おかせ扰汉境さかい。为了减少对匈奴やつ边防驻军的てき压力，他た下した令れい减少军屯。罢车骑将军、右みぎ将はた军屯兵へい，但ただし仍然时刻关注对匈奴やつ决战的てき关键性せい机つくえ遇ぐう。

本もと始はじめ三さん年ねん（前ぜん71年ねん），汉宣帝みかど认为时机已やめ经成熟せいじゅく，派遣はけん5将しょう军率160,000骑兵，再さい令れい乌孙发兵50,000骑兵，共きょう击匈奴やつ，取得しゅとく了りょう对匈战争的てき决定性せい胜利。

匈奴きょうど此后一いち蹶け不振ふしん，内部ないぶ大乱たいらん，出で现了五ご个单于，各派かくは多た争そう取と与あずか汉和亲，或ある来らい投とう靠もたれ汉朝。汉为了りょう自身じしん的てき安やす宁，也积极应付づけ。神かみ爵三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ59年ねん），匈奴きょうど日にち逐王先さき贤掸率りつ众来降くだ，汉封其为归德靖やすし侯こう。五ご凤二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ56年ねん），匈奴きょうど左ひだり大将たいしょう军王定じょう来き降ぶ，封ふう其为信成のぶなり侯こう。同年どうねん，匈奴きょうど呼よび遬累单于来き降ぶ，汉也封ふう其为列侯れっこう。五ご凤三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ55 年ねん）三さん月がつ，宣せん帝みかど诏中提ひっさげ到いた：“（匈奴きょうど）诸王并自立じりつ，分ふん为五单于，更さら相しょう攻おさむ击，死者ししゃ以万数すう，畜产大だい耗什八はち九きゅう，人民じんみん饥饿，相そう燔烧以求食しょく，因いん大だい乖乱。单于阏氏子うじこ孙昆弟おとうと及呼遬累单于、名めい王おう、右みぎ伊い秩訾、且渠、当とう户以下か将はた众五万余人来降归义。单于称しょう臣しん，使つかい弟おとうと奉たてまつ珍めずらし朝あさ贺。正月しょうがつ，北きた边晏然しか，靡有兵革へいかく之の事こと。”

汉朝此时设置西河にしがわ、北地きたじ属国ぞっこく，以安置あんち匈奴きょうど来らい降くだ者しゃ。次つぎ年ねん，匈奴きょうど单于向こう汉称臣しん，派遣はけん其弟谷たに蠡王入にゅう侍さむらい。汉朝因いん边塞无寇，减戍卒そつ十じゅう分ふん之の二に。甘露かんろ元年がんねん（公おおやけ元もと前まえ53年ねん），匈奴きょうど呼よび韓かん邪よこしま單たん于派遣はけん其子右みぎ贤王铢娄渠みぞ堂どう入にゅう侍さむらい汉廷；郅支单于也派遣はけん其子右みぎ大将たいしょう驹于利り受入うけいれ侍さむらい于汉。甘露かんろ二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ52年ねん），呼よび韩邪单于叩五原ばら塞ふさが，表示ひょうじ愿すなお奉たてまつ国こく珍ちん三さん年ねん正月しょうがつ来朝らいちょう，宣せん帝みかど同意どうい，并安排はい接待せったい。次つぎ年ねん正月しょうがつ，呼よび韩邪来らい汉朝贺，受到盛もり情じょう接待せったい，并得到いた很多赏赐。这年郅支单于也遣使し来らい汉奉献ほうけん。甘露かんろ四よん年ねん，呼よび韩邪单于、郅支单于都と遣や使つかい朝あさ献けんじ于汉，汉朝款待かんたい呼よび韩邪单于的てき使者ししゃ格外かくがい有礼ありのり。黄き龙元年ねん（公おおやけ元もと前まえ49年ねん）正月しょうがつ，呼よび韩邪单于又また来朝らいちょう，汉朝对他礼れい赐如初はつ。

平定へいてい羌乱

宣せん帝みかど初年しょねん，西にし羌先さき零れい部落ぶらく擅自北きた渡わたり湟水，侵おかせ占うらない汉民みん地区ちく。元康もとやす三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ63年ねん），西にし羌先零れい部落ぶらく与あずか各かく部落ぶらく的てき酋长二に百ひゃく多た人じん集会しゅうかい，“解かい仇かたき交质”，订立盟めい约，打算ださん共同きょうどう侵おかせ扰汉地ち。宣せん帝みかど闻知，问赵充国こく如何いか对策。赵充国こく以为，羌人各部かくぶ盟めい约，还可能かのう联合其他各部かくぶ，应当及早准じゅん备。他た建けん议一方面命令边兵加强战备，监视诸羌；一方面要破坏诸羌联合，探さがせ听其预谋内情ないじょう。于是派遣はけん义渠安国やすくに出で使し诸羌，了解りょうかい其动向むこう。

义渠前まえ去さ，召集しょうしゅう诸羌首くび领，杀了逆ぎゃく而不顺者，又また调兵杀了先さき零れい羌民一いち千せん余人よにん。西にし羌各部ぶ震ふるえ恐おそれ，起おこり而反抗こう，犯はん汉边塞，攻おさむ城じょう邑，杀长吏。神かみ爵元年ねん（公おおやけ元もと前まえ61年ねん）春はる，义渠所しょ部ぶ三さん千骑兵被羌人袭击，退すさ到いた令れい居い，向こう皇帝こうてい报告情じょう况。宣せん帝みかど当とう即そく调发兵へい马前往金城じょう。以后将はた军赵充たかし国こく、强弩きょうど将はた军许延寿えんじゅ带兵前ぜん往；又また任にん酒しゅ泉いずみ太守たいしゅ辛からし武たけ贤为破羌将军，与あずか两将军并进。

赵充国こく到いた了りょう金城きんじょう，以哨兵へい了解りょうかい敌情，派は间谍宣せん传政策せいさく，日にち飨军士し而不进击。西にし羌人见汉军坚壁かべ固守こしゅ，无法进攻，互相埋うめ怨，发生了りょう矛盾むじゅん。辛からし武たけ贤以为进军时机つくえ已やめ到いた，向こう皇帝こうてい上じょう书建议进兵へい。赵充国こく以为，辛からし武たけ贤的建けん议不妥，如果冒おかせ险进兵へい，必然ひつぜん进退两难。他た一再上书建议只能先击主谋者先零部落，逼其悔过而赦之の，再さい选择良吏りょうり前まえ去さ抚慰羌众。宣せん帝みかど要よう他た作さく详细说明。赵充国こく反はん复论说，马上进击失しつ十じゅう二に利り，留とめ兵へい屯田とんでん有ゆう十じゅう二に便びん。宣せん帝みかど肯定こうてい了りょう赵充国こく屯田とんでん之の策さく，于是诏令罢兵，让赵充たかし国こく负责屯田とんでん。到いた了りょう神かみ爵二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ60年ねん），羌民斩了先さき零れい大だい豪ごう杨玉、犹非之の首くび，向こう汉投顺，汉朝设金城じょう属国ぞっこく以安置あんち投とう顺的羌民。羌乱至いたり此告一段落いちだんらく。

西域せいいき都と护府

汉自張ちょう騫在ざい前まえ138年ねん—前まえ126年ねん和わ前まえ119年ねん两次出で使し中ちゅう亚（大だい宛あて、康かん居きょ、大だい夏なつ、烏がらす孫まご、阿おもね尔沙克かつ王朝おうちょう、身み毒どく），和かず前ぜん104—前まえ102年ねん李り广利两次伐き大だい宛あて获胜之の后きさき，于前102年ねん在ざい西域せいいき的てき天山あまやま山さん脉南みなみ麓ふもと乌堡设置校こう尉じょう，屯田とんでん于渠みぞ犁，将はた塔とう里さと木き盆地ぼんち的てき26个印欧おう人的じんてき城じょう邦国ほうこく置おけ于西汉的管制かんせい之の下した。地ち节二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ68年ねん），宣せん帝みかど派遣はけん侍さむらい郎ろう郑吉到いた渠みぞ犁负责屯田とんでん。郑吉通どおり过屯田とんでん积蓄了りょう粮食，发兵打だ败了车师。宣せん帝みかど诏令郑吉继续在ざい渠みぞ犁与车师屯田とんでん积粮，以管制かんせい西域せいいき，对付匈奴きょうど。匈奴きょうど得知とくち消息しょうそく，前ぜん来らい争そう夺车师之これ地ち。郑吉固守こしゅ力りょく弱じゃく，要求ようきゅう增援ぞうえん。宣せん帝みかど诏令长罗侯こう常つね惠めぐみ带领张掖郡ぐん、酒さけ泉いずみ郡ぐん的てき骑兵前ぜん往车师北边千余里より，显示汉军威武いぶ，吓得匈奴きょうど骑兵退去たいきょ。车师王おう因いん得え到いた汉军保ほ护而不ふ受匈奴やつ欺压，乐于“亲汉”。稍やや后きさき，郑吉又また迎むかい匈奴きょうど日び逐王来らい汉投降とうこう。宣せん帝みかど先さき命いのち郑吉负责衞まもる护鄯善ぜん西南せいなん方かた（南道みなみどう）各国かっこく的てき安全あんぜん，继又命いのち其兼护车师西北方ほっぽう（北道ほくどう）各国かっこく的てき安全あんぜん，所以ゆえん号ごう称しょう“都と护”。宣せん帝みかど还封郑吉为安远侯，这是神しん爵三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ59年ねん）之これ事ごと。

西域せいいき都と护的幕府ばくふ，设置在ざい烏がらす壘るい城しろ（在ざい今新いまじん疆库尔勒与轮台之の间），负责处理西域せいいき三さん十じゅう六ろく国こく事こと务，同どう时主管しゅかん屯田とんでん事ごと业。汉朝的てき西域せいいき都と护取代だい了りょう匈奴きょうど在ざい西域せいいき的てき僮仆都と尉じょう，反映はんえい了りょう汉匈政治せいじ力量りきりょう在ざい西域せいいき的てき消けし长，所以ゆえん史し称しょう：“汉之号令ごうれい班はん于西域せいいき矣，始はじめ于张骞而成なり于郑吉きち。”

驾崩

黄き龙元年ねん（前ぜん49年ねん）冬ふゆ，宣せん帝みかど得とく病びょう，十二月じゅうにがつ病びょう重じゅう，诏命侍さむらい中ちゅう、乐陵侯こう史し高だか为大司し马兼车骑将はた军，太子たいし太ふとし傅でん萧望之の为前将はた军光禄ろく勋，少しょう傅でん周あまね堪こらえ为光禄ろく大夫たいふ，共同きょうどう辅佐太子たいし。

十二月じゅうにがつ甲かぶと戌いぬ日び（前ぜん48年ねん1月がつ10日とおか），刘询崩くずし于未央ひさし宫。在位ざいい25年ねん，享年きょうねん43岁，谥号孝こう宣せん皇帝こうてい。

十二月じゅうにがつ癸巳きし日び（前ぜん48年ねん1月がつ29日にち），太子たいし刘奭即位そくい，即そく元もと帝みかど，于初元もと元年がんねん正月しょうがつ辛からし丑日うしのひ（前ぜん48年ねん2月がつ6日にち），葬そう宣せん帝みかど于杜陵りょう。

汉平帝みかど元始げんし四よん年ねん（公おおやけ元もと4年ねん），宣せん帝みかど被ひ追おい上じょう庙号“中ちゅう宗むね”；东汉建たて武たけし十じゅう九きゅう年ねん正月しょうがつ十じゅう五ご庚かのえ子こ（公おおやけ元もと43年ねん2月がつ13日にち），刘秀再さい次つぎ追つい尊みこと孝こう宣せん皇帝こうてい庙号为“中ちゅう宗むね”。

政せい绩

由よし于宣帝みかど长期在民ざいみん间生活せいかつ，深ふか知ち民みん间疾苦く，所以ゆえん他た在位ざいい时期，勤つとむ俭治国こく，而且还很放松まつ人民じんみん的てき思想しそう，对大臣だいじん要求ようきゅう严格，特とく别是宣せん帝みかど亲政以后，汉朝的てき政治せいじ更さら加か清明せいめい，社会しゃかい经济更さら加か繁しげる荣。在ざい亲政的てき二に十じゅう年ねん中ちゅう，他た着き重じゅう于整肃吏治ち，加か强きょう皇すめらぎ权。他た不ふ但ただし族ぞく灭了腐くさ败的霍氏家族かぞく，而且诛杀了りょう一些地位很高的、腐朽ふきゅう贪污的てき官かん员。为维护法律ほうりつ正常せいじょう行使こうし，宣せん帝みかど设置治ち御ご史し以审核かく廷尉量刑りょうけい轻重；设廷尉じょう平ひら至いたり地方ちほう鞠きく狱，规定郡ぐん国こく呈てい报狱囚しゅう被ひ笞むち瘐死名数めいすう，重じゅう视民命いのち之の余よ又また加か强きょう中央ちゅうおう对地方ちほう的てき控ひかえ制せい。此外宣せん帝みかど又また召集しょうしゅう著名ちょめい儒生じゅせい在ざい未央みお宫讲论五经异同どう，目的もくてき是ぜ为了巩固皇すめらぎ权、统一思想しそう。其余如废除じょ一いち些苛法ほう，屡次るじ蠲免田租でんそ、算さん赋，招抚流亡りゅうぼう，在ざい发展农业生せい产方面めん继续霍光的てき政策せいさく。对周边異族ぞく的てき关系，则软硬かた皆みな施ほどこせ。神かみ爵元年ねん（前ぜん60年ねん），先さき零れい部ぶ（属ぞく西にし羌）与あずか诸羌联盟并和匈奴きょうど借か兵へい，企くわだて图对汉复仇かたき。宣せん帝みかど派は后きさき将はた军赵充たかし国こく、弩いしゆみ将はた军許もと延壽えんじゅ出で金城きんじょう攻おさむ击西にし羌，均ひとし获胜利り，留とめ赵充国こく屯田とんでん。神かみ爵二に年ねん五ご月がつ（前ぜん59年ねん），西にし羌杀其首领杨玉、犹非等ひとし，遂とげ降ぶ漢かん。宣せん帝みかど设金城じょう属国ぞっこく，撤回てっかい屯田とんでん军。袭破车师。时匈奴きょうど发生内乱ないらん，呼よび韩邪单于于甘露かんろ三さん年ねん（前ぜん51年ねん）亲至五ご原げん郡ぐん塞ふさが上うわ请求入朝にゅうちょう称しょう臣しん，成なり了りょう汉朝的てき藩はん属ぞく，宣せん帝みかど又また得とく以完成かんせい武ぶ帝みかど倾国之の力ちから而未完成かんせい的てき事こと业。

漢かん宣せん帝みかど在位ざいい期き间，「吏称其职，民みん安やす其业」，号ごう称しょう「中ちゅう兴」，应该说，宣せん帝みかど统治时期是ぜ西にし漢かん武力ぶりょく最强さいきょう盛もり、经济最さい繁しげる荣的时候，因いん此史书对宣せん帝みかど大だい为赞赏，曰：“孝こう宣せん之の治ち，信しん赏必罚，文治ぶんじ武功ぶこう，可か谓中兴”，算さん是ぜ西にし漢かん、甚至是ぜ中國ちゅうごく歷史れきし上じょう，少しょう有ゆう的てき中興ちゅうこう之の主おも。他た与あずか前任ぜんにん汉昭帝みかど刘弗陵りょう的てき统治并称为昭あきら宣せん之の治ち。

• 民みん国史こくし学がく家か吕思勉つとむ：「宣せん帝みかど是ぜ个『旧きゅう劳于外がい』的てき人じん，颇知道どう民生みんせい疾やまし苦にが，极其留意りゅうい吏治，武たけ帝みかど和わ霍光时，用法ようほう都と极严。宣せん帝みかど却留意りゅうい于平恕じょ，也算西にし汉一个贤君くん。」

黄き龙元年がんねん十二月じゅうにがつ甲きのえ戌いぬ日び（前ぜん48年ねん1月がつ10日とおか），汉宣帝みかど去さ世よ，在位ざいい25年ねん，享年きょうねん43岁。谥号孝こう宣せん皇帝こうてい，东汉建たて武たけし年間ねんかん上じょう庙号中ちゅう宗むね。初はつ元もと元年がんねん正月しょうがつ辛からし丑うし（前ぜん48年ねん2月がつ6日にち），葬そう于今天てん西安しーあん市し东郊的てき杜もり陵りょう。

评价

正面しょうめん

班はん固かた︰「孝こう宣せん之の治ち，信しん赏必罚，综核名めい实，政事せいじ文学ぶんがく法理ほうり之の士し咸精其能，至いたり于技巧ぎこう工匠こうしょう器械きかい，自じ元もと、成なり闲鲜能のう及之，亦また足あし以知吏称其职，民みん安やす其业也。遭值匈奴きょうど乖乱，推亡固かた存そん，信しん威い北きた夷えびす，单于慕义，稽首称しょう藩はん。功こう光こう祖宗そそう，业垂后きさき嗣，可か谓中兴，侔德殷いん宗むね、周しゅう宣せん矣。」、「中なか宗明むねあき明あきら，夤用刑けい名めい，时举傅でん纳，听断惟おもんみ精せい。柔やわら远能迩ちかし，燀耀威い灵，龙荒幕まく朔ついたち，莫不来らい庭にわ。丕显祖そ烈れつ，尚なお于有成なり。」(《汉书》)

刘向︰「中ちゅう宗之むねゆき世よ，政教せいきょう明あきら，法令ほうれい行ぎょう，边境安やす，四よん夷えびす亲，单于款塞，天下てんか殷いん富とみ，百姓ひゃくしょう康やすし乐，其治过于太ふと宗之むねゆき时，亦また以遭遇そうぐう匈奴きょうど宾服，四よん夷えびす和わ亲也。」(《风俗通どおり义》)

崔ちぇ寔まこと：「近きん孝こう宣せん皇帝こうてい明あかり於君人じん之の道みち，審しん於為政之まさゆき理り，故こ嚴刑げんけい峻たかし法ほう，破やぶ奸軌之の膽きも，海うみ內清肅，天下てんか密みつ如。薦こも勳くん祖廟そびょう，享とおる號ごう中ちゅう宗むね。算さん計けい見み效こう，優ゆう於孝文ぶん。」(《後こう漢書かんしょ.崔ちぇ駰傳》)

刘渊︰「昔むかし我わが太ふと祖そ高だか皇帝こうてい以神武じんむ应期，廓くるわ开大业。太ふとし宗そう孝文たかふみ皇帝こうてい重じゅう以明德めいとく，升平ますへい汉道。世よ宗孝むねたか武たけ皇帝こうてい拓つぶせ土ど攘夷じょうい，地ち过唐日び。中なか宗孝むねたか宣せん皇帝こうてい搜さがせ扬俊乂，多士たし盈みつる朝あさ。是ぜ我わが祖宗そそう道どう迈三王おう，功こう高だか五ご帝みかど，故こ卜ぼく年ねん倍ばい于夏商しょう，卜ぼく世よ过于姬ひめ氏し。」(《晋すすむ书‧载记一いち》)

李り渤︰「景けい、武たけ、昭あきら、宣せん，亦また各かく有美ゆみ，皆みな以乐贤从谏，风流无穷。」(《全ぜん唐から文ぶん‧上じょう封ふう事ごと表ひょう》)

李り翱︰「仆以为西汉十じゅう一いち帝みかど，高祖こうそ起おこり布衣ふい，定てい天下てんか，豁达大度たいど，东汉所しょ不ふ及。其余惟おもんみ文ぶん、宣せん二に帝みかど为优，自じ惠めぐみ、景けい以下いか，亦また不ふ皆みな明あかり于东汉明、章あきら两帝。」(《全ぜん唐から文ぶん‧答こたえ皇すめらぎ甫はじめ湜书》)

赵曙︰「朕ちん观汉宣せん之の治ち，综核名めい实，而政事せいじ文学ぶんがく法理ほうり之の士し，咸精其能，继统之の业盛矣。」(《续资治ち通どおり鉴长编‧卷まき二に百ひゃく五ご》)

苏轼︰「轼以谓古者しゃ贤君用人ようにん，无内外ないがい轻重之の异，故こ虽杜延のべ年ねん名めい卿きょう，不ふ免めん出で为边吏。治效ちこう不ふ进，则诘责之，既すんで进，则褒赏之。所以ゆえん历试人才じんさい、考こう核かく事ごと功こう盖如此。孝こう宣せん之の治ち，优于孝こう文者もんじゃ以此也。马周谏唐太ふと宗そう，亦また以为言ごと。治ち天下でんか者しゃ，不可ふか不ふ知也ともや。」(《东坡全集ぜんしゅう‧汉宣帝みかど诘责杜もり延のべ年治としはる郡ぐん不ふ进》)

钱时︰「宣せん帝みかど亲政而以太守たいしゅ吏民之の本ほん，可か谓知所しょ务矣。夫おっと太守たいしゅ数すう易えき，岂止下か不安ふあん而已乎。是ぜ故こ，欲よく致治，非ひ久ひさ任にん不可ふか。欲よく久ひさ任にん，非ひ择贤不可ふか。数かず迁数易えき，如寄传舍，政せい何なん由よし成なり，化か何なん由よし洽あまね也。至いたり有ゆう治ち理り效こう则玺书勉励べんれい，增ぞう秩赐金きん，公卿くぎょう阙则选诸所しょ表ひょう，以次用よう之の，此意尤ゆう善ぜん。伯はく禹后稷きび以至康やすし叔苏忿生之の徒と，皆みな由よし诸侯而入为公卿くぎょう，此古制せい也。宣せん帝みかど致中兴之治ち，其有以哉。惜乎！所しょ谓良吏止汉世人物じんぶつ，而治亦また止とめ于汉耳みみ。」(《两汉笔记》)

叶かのう适︰「治亂ちらん人じん主おも所しょ致，無む偶然ぐうぜん者しゃ。晉すすむ悼公、漢かん宣せん帝みかど皆みな中ちゅう材ざい，猶なお自じ保ほ終始しゅうし。」(《习学记言序じょ目め》)

谢肇淛 ︰「四よん君くん之の外そと，汉则昭あきら、宣せん、明あきら、章あきら，唐から则玄、宪、宣せん、武たけ，宋そう则艺祖そ、太ふとし宗そう、孝こう宗むね，其拨乱らん守成しゅせい，皆みな有ゆう足あし多た者しゃ。」(《五ご杂俎》)

赵秉忠ただし︰「后きさき世よ语精明あかり者しゃ，首しゅ推汉宣せん，彼かれ其吏称しょう民みん安やす，可か为效矣!而专意い于检察，则检察之所しょ不ふ及者，必遗漏焉，故こ伪增受赏所しょ从来也；语玄默だま者しゃ，首しゅ推汉文ぶん，彼かれ其简节疏目め，可か谓阔矣!而注精せい于修持じ，则修持じ之これ所しょ默だま化か者しゃ，必洋溢焉，故こ四海平安所由然也。」(《赵秉忠ちゅう状じょう元もと卷まき》)

盧の弼：「漢かん宣せん帝みかど即位そくい，年ねん方かた十じゅう八はち，以久在民ざいみん間あいだ，習知しゅうち霍氏專恣せんし。然しか當とう霍光稽首歸き政せい，猶なお謙讓けんじょう委任いにん，迨光歿後ぼつご，始はじめ親しん政事せいじ。禹、雲くも謀はかりごと逆ぎゃく，鹹服其辜，誠まこと不ふ愧為中興ちゅうこう令れい主ぬし。」(《三國志さんごくし集しゅう解かい》)

王おう仕つかまつ云うん:「孝こう宣せん勵精，繼續けいぞく中興ちゅうこう。擢用儒臣，望もち之の梁りょう丘たかし。以文章ぶんしょう顯あらわ，劉りゅう向こう王おう褒。安世やすよ充たかし國こく，魏ぎ相しょう丙へい吉きち。定國さだくに延のべ年ねん，將はた相あい是ぜ職しょく。黃き霸廣漢かん，龔遂翁おう歸き。張ちょう敞たかし延壽えんじゅ，治ち民みん莫追。惜開三さん釁，德とく教きょう有ゆう虧。」(《四よん字じ鉴略》)

赵翼︰「汉文帝みかど诏曰：「人ひと主ぬし不德ふとく，则天示しめせ之の灾。今日きょう食しょく适见于天，灾孰大だい焉。」宣せん帝みかど诏曰：「皇すめらぎ天てん见异，以戒朕ちん躬。」光武みつたけ诏曰：「吾われ德とく薄うす致灾，谪见日月じつげつ，战栗恐おそれ惧，夫おっと何なん言こと哉。今方いまがた念ねん愆，庶消厥咎。其令百官ひゃっかん，各かく上うえ封ふう事ごと。上うえ书者，不ふ得とく言げん圣。」明あきら帝みかど诏曰：「朕ちん奉たてまつ承うけたまわ祖そ业，无有善政ぜんせい。日月じつげつ薄うす蚀，彗孛见天。虽夙夜勤やきん思おもえ，而知能ちのう不ふ逮。今いま之の动变，倘有可か救すくえ，其言事ごと者しゃ，靡有所しょ讳。」又また诏曰：「朕ちん以无德とく，下しも贻人怨，上うえ动三光こう，日食にっしょく之の变，其灾尤ゆう大だい。春秋しゅんじゅう图谶，所しょ谓至谴。永ひさし思おもえ厥咎，在ざい予よ一いち人にん。」章あきら帝みかど诏曰：「朕ちん之の不德ふとく，上うえ累るい三さん光ひかり，震ふるえ栗ぐり切切せつせつ，痛心つうしん疾やまし首くび。前代ぜんだい圣君，博ひろし思おもえ咨诹，有ゆう开匮反はん风之应。今こん予よ小しょう子こ，徒と惨むご惨むご而已。」以上いじょう诸诏，皆みな有ゆう道之みちゆき君くん，太平たいへい之の世よ，尚なお遇ぐう灾而惧如此。」(《廿にじゅう二に史し札さつ记》)

負まけ面めん

司馬しば光ひかり︰「以孝宣之のぶゆき明あきら，魏ぎ相しょう、丙へい吉きち为丞相しょう，于定国こく为廷尉じょう，而赵、盖、韩、杨之死し皆みな不ふ厌众心しん，其为善政ぜんせい之の累るい大だい矣！周しゅう官かん司し寇之法ほう，有ゆう议贤、议能，若わか广汉、延寿えんじゅ之の治ち民みん，可か不ふ谓能乎！宽饶、恽之刚直，可か不ふ谓贤乎！然しか则虽有ゆう死罪しざい，犹将宥なだめ之これ，况罪不足ふそく以死乎！扬子以韩冯翊之の愬萧为臣之の自失じしつ。夫おっと所以ゆえん使し延寿えんじゅ犯はん上じょう者しゃ，望もち之の激げき之の也。上うえ不ふ之これ察，而延寿ことぶき独どく蒙こうむ其辜，不ふ亦また甚哉！」(《资治通どおり鉴》)

蘇そ辙︰「至いたり於宣帝みかど，雖明察めいさつ有餘ゆうよ，而性本ほん忌き克かつ，非ひ張ちょう安世やすよ之の謹畏，陳ひね萬まん年ねん之の順じゅん從したがえ，鮮有能ゆうのう容よう者しゃ。惡あく楊惲、蓋ぶた寬ひろし饒にょう，害がい趙ちょう廣ひろ漢かん、韓かん延壽えんじゅ，悍然無む惻怛之の意い。高こう才ざい之の士し側がわ足あし而履其朝。陵りょう遲おそ至いたり於元、成なり，朝あさ無む重臣じゅうしん，養成ようせい王おう氏し之の禍わざわい。故こ莽以斗と筲之才ざい，濟すみ之の以欺罔，而士無む一いち人にん敢指其非者しゃ。」(《栾城集しゅう‧历代论》)

罗从彦︰「孝こう宣明のぶあき矣，而失之の察；孝こう元もと仁じん矣，而失之の懦。若わか唐から德とく宗むね，察而不明ふめい；高だか宗むね，懦而不仁ふじん。」(《宋そう元学もとがく案あん‧议论要よう语》)

吕祖谦︰「论其功こう则为中ちゅう兴之君くん，论其罪ざい则为基もと祸之主ぬし。」(《中庸ちゅうよう衍义.卷まき十じゅう七なな》)

张栻︰「宣せん帝みかど则威文ぶん之の罪人ざいにん也，西京にしぎょう之の亡ほろび自じ宣せん帝みかど始はじめ。」(《南みなみ轩集》)

王おう应麟︰「戚宦之の祸汉，自じ宣せん帝みかど始はじめ也。」(《困こま學がく紀き聞.卷まき十じゅう二に》)

朱しゅ熹︰「(漢かん宣せん、漢和かんわ)二に帝みかど之の事こと，豈あに獨どく以亡漢國かんごく為ため漢かん世よ大患たいかん而已哉？後世こうせい受宦者しゃ之の禍わざわい，二帝始作俑之罪也。」(《跪坐きざ拜はい說せつ寄よせ洞ほら學がく諸しょ生せい》)

孫まご緒いとぐち︰「若わか乃矜聰さとし察挾智さとし術じゅつ，猜忌さいき以為明あきら，苛刻以為密みつ，功こう必欲倍ばい于古，先さき能のう不ふ欲よく出で于臣下か，如漢宣せん帝みかど、唐から德とく宗そう非ひ大君おおきみ之これ所しょ宜むべ也。夫おっと居きょ上じょう之の本ほん在ざい寛ひろし，終身しゅうしん之これ行ぎょう在ざい恕じょ，學者がくしゃ且然，况人君くん乎？」(《沙すな溪けい集しゅう.巻まき之の十じゅう一いち.無用むよう閒あいだ談だん》)

王家おうけ屏へい：「猜防苛细，即そく使つかい听断甚精，如汉宣せん帝みかど、唐から德とく宗むね，竟何补于治ち哉？」(《大明神だいみょうじん宗むね顯あらわ皇帝こうてい實錄じつろく.卷まき一いち百ひゃく六ろく十じゅう七なな》)

刘宗周しゅう：「三代以後如漢宣帝、唐から德とく宗むね、宋そう神かみ宗はじめ皆みな非ひ盡つき愚闇ぐあん之の君きみ，然しか神かみ宗はじめ急きゅう于求治ち，用よう其臣王おう安やす石せき以新法ほう亂らん天下でんか，卒そつ有ゆう北きた狩かり之の禍わざわい，則のり功利こうり之の毒どく也。漢かん宣せん帝みかど起おこり于民間あいだ，周知しゅうち情じょう偽にせ用法ようほう無私むし，趙ちょう葢韓楊不得とく其死，説せつ者しゃ謂いい漢かん業ぎょう衰おとろえ於孝宣せん，良りょう不為ふため誣，則のり刑けい名めい之の過か也。唐から德とく宗そう強つよし明あきら自じ用もちい，指ゆび姜きょう公こう輔為賣うり直じき，耻見屈こごめ於正論ろん，而甘受かんじゅ欺於羣小，卒そつ有ゆう奉天ほうてん之の幸こう，則のり猜忌さいき壅蔽之の為ため患也。此數君くん者しゃ皆みな具ぐ大だい有為ゆうい之の資し，其經營創制せい未み嘗不欲よく措天下か於隆平之ひらの業ぎょう，而操術じゅつ若わか此，禍わざわい敗はい若わか彼かれ，有ゆう如響之の應おう聲ごえ而不爽者，則のり信しん乎。」(《劉りゅう蕺山集しゅう.巻まき二に.除のぞき京きょう兆ちょう謝恩しゃおん疏》)

王おう夫おっと之の：「蓋ぶた宣せん帝みかど之の為ため君くん也，恃才而喜自じ用もちい，樂らく聞人過か以示察者也，故こ於望之の有ゆう臭味しゅうみ之の合ごう焉。以私好こう而託家か國之くにゆき大だい，其不傾かたぶけ者しゃ鮮矣。」(《讀通鑑かん論ろん》)

王おう仕つかまつ云うん:「惜开三さん衅，德とく教きょう有ゆう亏。」(《四よん字じ鉴略》)

鄭てい湜 :「自じ古こ明主めいしゅ執權しっけん而自用よう者しゃ，其遺患於國こく或ある甚於庸いさお主ぬし。漢かん宣せん帝みかど懲霍氏し之の弊へい，躬總核かく之の政せい，雖甚尊みこと寵ちょう丙へい魏ぎ，然しか所與しょよ出納すいとう樞機すうき裁可さいか政事せいじ者しゃ皆みな出で於中書しょ尚書しょうしょ，故こ其功雖足以中興ちゅうこう然しか所以ゆえん滋しげる恭きょう顯あらわ亦また不ふ薄うす也。光武みつたけ號ごう稱しょう總攬そうらん權けん綱つな，然しか薄うす三公之任不付以事，方ぽう其無事ぶじ，時じ權けん雖在人じん主ぬし，繼つぎ之の幼少ようしょう而大柄え委い於内而無所属むしょぞく，故こ外戚がいせき閹宦乘じょう間あいだ而竊之の，雖三公憤激而不能救之者，權けん素もと奪だつ也。 夫おっと二君攬天下之權而執之所以求為無失也，然しか其末流りゅう權けん歸き於嬖戚乃有ゆう甚於大臣だいじん之の専せん，何なに也?患生於所偏へん而勢失しつ於所不ふ料りょう，此操權けん者しゃ所しょ深ふか戒。」(《十先生奥論註續集.巻まき十じゅう四よん 》)

愛あい新しん覺さとし羅ら·弘ひろ曆れき：「霍光功德くどく固かた未み如周公こう。成なり王おう之の賜たまもの，伯はく禽之受，論ろん史し者しゃ且非之の，宣せん帝みかど可か謂いい昧於經けい術じゅつ矣。」、「宣せん帝みかど課か吏，可か謂いい周しゅう詳しょう。然しか王おう成しげる首くび以偽増ぞう户口賜たまもの爵，則のり知ち綜核名實めいじつ，本ほん不ふ如王道どう之の易えき行ぎょう也。」、「宣せん帝みかど亟亟修おさむ恩おん報德ほうとく，乃至ないし郡ぐん邸てい獄ごく復ふく作さく皆みな受官祿ろく、田た宅たく，細ほそ人じん感かん其私，君子くんし譏そし其鄙，非ひ君きみ道也みちや。」、「宣せん帝みかど此語，失しつ之の甚矣。周しゅう非ひ用よう德とく教きょう而亂，政せい以不善用ぜんよう德とく教きょう而亂耳みみ。雜ざつ霸之言ごと，豈あに所以ゆえん訓くん子孫しそん？至いたり既知きち元もと帝みかど柔やわら懦，不ふ勝かち神器じんぎ，而復優ゆう遊ゆう寡斷，所謂いわゆる為ため天下てんか得とく人じん難なん之の義よし安在あんざい？且淮陽ひ王おう亦また未必みひつ即そく賢けん，與あずか兄あに與あずか弟おとうと，惟おもんみ父ちち所しょ命いのち，乃更以讓爵之。元成もとなり為ため淮陽中尉ちゅうい，欲よく以感喻淮陽ひ王おう，是ぜ不ふ益えき啓けい其覬覦之心こころ乎？蓋ぶた大本おおもと既すんで乖，措施必無一いち是ぜ者しゃ。」(《乾いぬい隆たかし御ご批綱鑑かん》)

鮑あわび東里とうり︰「宣せん帝廟ていびょう號ごう，是ぜ為ため中ちゅう宗むね，其治雜ざつ霸，名實めいじつ是ぜ綜。賢けん相しょう丙へい魏ぎ，循吏龔黃，定國さだくに治ち獄ごく，充たかし國こく招羌。霍氏族ぞく誅，不ふ以功宥なだめ，趙ちょう蓋ぶた韓かん楊，枉死誰だれ救すくい。宦官かんがん恭きょう顯あきら，外戚がいせき許もと史し，盛もり極きょく而衰，實じつ始はじめ於此。」(《史ふみ鑒節要よう便びん讀》)

历任当とう政せい大臣だいじん

丞相じょうしょう

• 蔡義（前ぜん74-前ぜん71）
• 韋賢（前ぜん71-前ぜん67）
• 魏ぎ相しょう（前ぜん67-前ぜん59）
• 丙へい吉きち（前ぜん59-前ぜん55）
• 黃き霸（前ぜん55-前ぜん51）
• 于定國こく（前ぜん51-前ぜん47）

御ご史し大夫たいふ

• 田た廣明ひろあき（前ぜん74-前ぜん71）
• 魏ぎ相しょう（前ぜん71-前ぜん67）
• 丙へい吉きち（前ぜん67-前ぜん59）
• 萧望之の（前ぜん59-前ぜん56）
• 黄き霸（前ぜん56-前ぜん55）
• 杜もり延のべ年ねん（前ぜん55-前ぜん52）
• 于定国こく（前ぜん52-前ぜん51）
• 陳ひね萬まん年ねん（前ぜん51-前ぜん48）

大將軍だいしょうぐん　

• 霍光（前ぜん74-前ぜん68）

大だい司馬しば

• 霍禹（前ぜん67-前ぜん66）
• 張ちょう安世やすよ（前ぜん67-前ぜん62）
• 韓かん增ぞう（前ぜん61-前ぜん56）
• 許もと延壽えんじゅ（前ぜん56-前ぜん53）
• 史ふみ高だか（前ぜん49-前ぜん47）

家庭かてい

汉宣帝みかど家族かぞく

高祖父こうそふ：孝こう景けい皇帝こうてい刘启               曾祖父そうそふ：世よ宗孝むねたか武たけ皇帝こうてい刘彻                       高祖母こうそぼ：孝こう景けい皇后こうごう王おう娡               祖父そふ：（追つい复）戾もど太子たいし刘据                             外そと高祖父こうそふ：衞まもる父ちち               曾祖母そうそぼ：（追つい复）思おもえ皇后こうごう卫子夫おっと                       外そと高祖母こうそぼ：衞まもる媪               父ちち：（追つい谥）悼皇考こうこう刘进                                   祖母そぼ：（追つい谥）戾もど后きさき史ふみ氏し                             外そと曾祖母そうそぼ：贞君                       中なか宗孝むねたか宣せん皇帝こうてい刘询                                         外祖父がいそふ：（追つい谥）思おもえ成なり侯こう王おう乃始                             母はは：（追つい谥）悼后王おう翁おう須                                   外祖母がいそぼ：博ひろし平たいら君くん思おもえ成なり夫人ふじん王おう媪

嗣父

• 汉昭帝みかど刘弗陵りょう

皇后こうごう

• 恭きょう哀あい皇后こうごう許もと平たいら君くん（前ぜん90年ねん/前ぜん89年ねん－前まえ71年ねん3月がつ1日にち），昌あきら邑（今山いまやま东省金きん乡县）人にん，平ひら恩おん戴侯許もと廣こう漢かん之これ女おんな，发妻，生せい漢かん元もと帝みかど劉りゅう奭。元もと平たいら元年がんねん（前ぜん74年ねん）刘询即位そくい，入にゅう宫为婕妤，封ふう皇后こうごう。本もと始はじめ三さん年ねん（前ぜん71年ねん）被ひ霍显毒どく杀，葬そう於杜もり陵りょう南みなみ园。
• 霍成君くん（前ぜん1世せい纪前80年代ねんだい－前まえ54年ねん），霍光与あずか霍顯所生しょせい小女こおんな儿，本もと始はじめ三さん年ねん（前ぜん71年ねん），皇后こうごう许平君くん被ひ其母毒どく杀后入にゅう宫，次じ年ねん册さつ封ふう皇后こうごう。地ち節ぶし三さん年ねん（前ぜん67年ねん）废后，十じゅう二年后自杀于云林馆。
• 孝こう宣せん皇后こうごう王おう氏し（早さ於前85年ねん－前まえ16年ねん9月がつ22日にち），邛成共ども侯こう王おう奉たてまつ光ひかり之これ女おんな。抚养漢かん元もと帝みかど劉りゅう奭，後こう為ため皇太后こうたいごう、太皇太后たいこうたいこう。與あずか漢かん宣せん帝みかど合ごう葬そう於杜もり陵りょう，稱たたえ東園ひがしぞの。

妃ひ嫔

• 張ちょう婕妤，生なま淮陽憲けん王おう劉りゅう欽
• 衛まもる婕妤，生なま楚すわえ孝こう王おう劉りゅう囂
• 婕妤公孫こうそん徵ちょう史し，生なま東平とうへい思おもえ王おう劉りゅう宇，後こう封ふう東平とうへい王おう太ふとし后きさき。
• 戎えびす婕妤，生なま中山ちゅうざん哀あい王おう劉りゅう竟，封ふう清河きよかわ王おう太ふとし后きさき，又また改あらため中ちゅう山王さんのう太ふとし后きさき。
• 華はな婕妤，生なま馆陶公主こうしゅ刘施
• 梁りょう美人びじん，汉成帝みかど时还在世ざいせい

儿子

1. 刘奭，汉元帝みかど，许平君くん所生しょせい
2. 刘钦，淮阳宪王，张婕妤所生せい
3. 劉りゅう囂，楚すわえ孝こう王おう 衞まもる婕妤所生しょせい
4. 刘宇，东平思おもえ王おう，公おおやけ孙婕妤所生せい
5. 劉りゅう竟，中山なかやま哀あい王おう，戎えびす婕妤所生しょせい

女おんな儿

有史ゆうし可か查者仅两人じん

• 长女，館たて陶すえ公主こうしゅ劉りゅう施ほどこせ，根ね据すえ《汉书 外戚がいせき传第六ろく十じゅう七なな上じょう》颜师古いにしえ注ちゅう版ばん，馆陶公主こうしゅ母はは亲应该是华婕妤。其它版本はんぽん写うつし作さく馆陶王おう，但ただし宣せん帝みかど五子中没有封为馆陶者。馆陶王おう应为馆陶公主こうしゅ的てき笔误。
• 某ぼう女おんな，敬たかし武たけ公主こうしゅ，生母せいぼ没ぼつ有ゆう记载。

軼聞

1. 宣せん帝みかど是ぜ中國ちゅうごく歷史れきし上じょう唯一ゆいいつ一位在即位前受过牢狱之苦的大一统皇朝皇帝。
2. 宣せん帝みかど改名かいめい“询”的てき理由りゆう是ぜ“病やまい”、“已やめ”两字太ふとし过常用じょうよう，臣民しんみん避讳不易ふえき；或ある許もと也認為ため這二字有些不吉。
3. 宣せん帝みかど与あずか许皇后こうごう和わ霍皇后こうごう的てき感情かんじょう纠葛是ぜ越えつ剧《漢かん宮みや怨》的てき主しゅ题。
4. 其太子たいし刘奭十分じゅうぶん相しょう信しん儒家じゅか學說がくせつ，對たい宣せん帝みかど某ぼう些專制せい行為こうい不滿ふまん；宣せん帝みかど在ざい训斥其时說せつ：“汉家自じ有ゆう制度せいど，本ほん以霸王道おうどう杂之，奈何いかん纯用德とく教きょう，用よう周しゅう政せい乎？”
5. 宣せん帝みかど是ぜ西にし汉四よん位い最終さいしゅう拥有庙号的てき皇帝こうてい之の一いち，廟びょう號ごう為ため「中ちゅう宗むね」，其餘三さん位い為ため漢かん高だか帝みかど（太ふとし祖そ）、漢文かんぶん帝みかど（太ふとし宗むね）、漢かん武たけ帝みかど（世よ宗むね）。本來ほんらい漢かん元もと帝みかど（高こう宗はじめ）、漢かん成なり帝みかど（統みつる宗むね）、漢かん平たいら帝みかど（元宗もとむね）三位西漢皇帝也有廟號，但ただし被ひ後世こうせい的てき皇帝こうてい取消とりけし，最終さいしゅう剩あま下しも四よん位い。

小しょう说

《询君意い》作者さくしゃ：李り歆

《汉宫未央みお之の询君录》作者さくしゃ：莫衷一いち是ぜ

《汉并天下でんか》作者さくしゃ：东仙轩辕

電でん影かげ

• 《西域せいいき大だい都と护》由ゆかり李り玎飾かざり演えんじ。

電でん視し劇げき

• 《乌龙闯情关》由ゆかり孙耀威い飾かざり演えんじ。
• 《昭あきら君くん出で塞ふさが》由ゆかり唐国からくに强きょう飾かざり演えんじ。
• 《大だい漢かん情じょう緣えん之の雲くも中歌なかうた》由ゆかり陳ちん曉あきら飾かざり演えんじ。

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《漢書かんしょ·卷まき008》，出自しゅつじ班はん固かた《漢書かんしょ》

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参考さんこう资料

• 《漢書かんしょ·宣せん帝みかど紀き》

注ちゅう释

汉宣帝みかど 西にし汉 出生しゅっしょう于：前ぜん91年ねん逝世於：前ぜん48年ねん
統治とうち者しゃ頭あたま銜
前任ぜんにん： 漢かん廢帝はいてい 劉りゅう賀が	漢かん朝ちょう皇帝こうてい 前ぜん74年ねん－前まえ48年ねん	繼つぎ任にん： 孝こう元もと皇帝こうてい 劉りゅう奭
	中國ちゅうごく君主くんしゅ 前ぜん74年ねん－前まえ48年ねん
王室おうしつ頭あたま銜
前任ぜんにん： 無む（新しん封ふう）	陽ひ武たけ侯こう 前ぜん74年ねん	即位そくい大だい统