新しん朝あさ

新しん
9年ねん—23年ねん
新しん朝あさ疆域
京きょう城しろ	常安つねやす（即そく長安ながやす）
国くに君くん姓氏せいし	王おう
君主くんしゅ	王おう莽（9年ねん—23年ねん）
兴衰
• 9年ねん1月がつ10日とおか	王おう莽篡漢かん稱しょう帝みかど，建國けんこく號ごう「新しん」。
• 23年ねん10月がつ6日にち	綠林りょくりん军攻おさむ陷おちい長安ながやす，王おう莽被殺ころせ，新しん朝あさ滅亡めつぼう。
通つう币	王おう莽幣
前身ぜんしん 继承 西にし漢かん 更始こうし政權せいけん
今こん属ぞく于	中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく 朝あさ鲜 越こし南みなみ

新しん朝あさ（9年ねん1月がつ10日とおか—23年ねん10月がつ6日にち），又また稱たたえ新しん莽，是ぜ中國ちゅうごく歷史れきし上うえ两汉之これ间的短たん暂朝代あさよ，為ため西にし漢かん權臣けんしん王おう莽政せい变所ところ建立こんりゅう，僅一いち代だい皇帝こうてい，建都けんと常安つねやす（即そく原はら長安ながやす，今いま西安しーあん）。

西にし漢かん末まつ年ねん，人民じんみん被ひ豪ごう強きょう欺壓而急需改革かいかく，儒者じゅしゃ信奉しんぽう讖緯學說がくせつ認みとめ為ため將はた改あらため朝あさ換かわ代だい，當時とうじ漢かん室しつ外戚がいせき王おう莽博得とく雅名がめい，獲得かくとく人民じんみん與あずか儒者じゅしゃ的てき支持しじ，使つかい他た以偽造ぎぞう符ふ瑞みず的てき方式ほうしき，於漢初はつ始はじめ元年がんねん十じゅう一いち月がつ二に十じゅう五ご日にち（9年ねん1月がつ10日とおか）废孺子じゅし婴篡位稱しょう帝みかど，國號こくごう為ため「新しん」，终结了りょう西にし漢かん211年ねん的てき统治。

王おう莽稱帝みかど後ご進行しんこう許多きょた改革かいかく，主要しゅよう有ゆう改革かいかく官制かんせい、改變かいへん地名ちめい、推行王おう田制たせい、禁止きんし奴婢ぬひ買かい賣うり、五ご均ひとし六ろく筦（國營こくえい事業じぎょう、所得しょとく稅ぜい與あずか借か貸かし）及改革かいかく幣制へいせい等とう。然しか而，王おう莽改制せい大だい多た遵循《周しゅう禮あや》等とう古制こせい，沒ぼつ有明ありあけ確かく的てき解決かいけつ問題もんだい。新制しんせい政令せいれい繁雜はんざつ，名稱めいしょう不斷ふだん變動へんどう。而且朝あさ令れい夕ゆう改あらため，用人ようにん不當ふとう，改革かいかく最終さいしゅう失敗しっぱい。17年ねん因いん為ため天災てんさい不斷ふだん，而人民じんみん因いん為ため改革かいかく失敗しっぱい而經濟けいざい破產はさん，最後さいご爆發ばくはつ民みん變へん，赤あか眉まゆ軍ぐん、綠林りょくりん軍ぐん等とう起おこり义军相しょう繼つぎ而起。新しん莽軍相しょう繼つぎ在ざい成なり昌之まさゆき戰せん、昆陽こや之これ戰せん慘敗ざんぱい。地ち皇すめらぎ四よん年ねん（23年ねん），綠林りょくりん軍ぐん擁立ようりつ劉りゅう玄げん稱しょう更始こうし帝みかど，同年どうねん攻おさむ入にゅう長安ながやす，王おう莽被殺ころせ，新しん朝あさ亡ほろび。漢かん建たて武たけし元年がんねん（25年ねん），西にし汉远房ぼう皇族こうぞく的てき劉りゅう秀しげる脫だつ離はなれ更始こうし帝みかど宣布せんぷ登とう基もと建立こんりゅう東ひがし漢かん，称しょう光武みつたけ帝みかど。同年どうねん赤あか眉まゆ軍ぐん攻おさむ入にゅう長安ながやす，擁立ようりつ劉りゅう盆ぼん子こ稱しょう帝みかど，由ゆかり此降於赤眉まゆ軍ぐん的てき更始こうし帝みかど不ふ久ひさ後ご被ひ殺ころせ。刘秀擊げき潰つぶせ赤あか眉まゆ軍ぐん後ご，最後さいご於36年ねん重おも新しん一統いっとう天下でんか。

新しん朝開あさびらき創そう了りょう中國ちゅうごく歷史れきし上じょう透過とうか篡位取得しゅとく政權せいけん的てき先例せんれい。王おう莽積極せっきょく推動古制こせい，也使得とく古文こぶん經けい持續じぞく發展はってん。而王莽的失敗しっぱい代表だいひょう復古ふっこ思想しそう的てき破滅はめつ，使つかい得とく漢かん儒變法ほう禪讓ぜんじょう的てき政治せいじ理論りろん至いたり此消失しょうしつ，漸やや變へん帝王ていおう萬まん世せい一統いっとう的てき思想しそう。東ひがし漢かん班はん固かた所ところ寫うつし的てき《漢書かんしょ》視し王おう莽為逆臣ぎゃくしん賊子ぞくし，以至于新朝あさ一度いちど被ひ称呼しょうこ为“亡ほろび新しん”，《资治通どおり鉴》更さら直接ちょくせつ把わ新しん朝あさ归入“汉纪”。因よし傳統でんとう帝王ていおう史觀しかん下か，鄙ひな棄用篡位的てき方式ほうしき取得しゅとく政權せいけん，所以ゆえん後世こうせい史學しがく家か對たい王おう莽的評價ひょうか皆みな差さ，直ちょく到いた清末きよすえ之これ後ご，中國ちゅうごく進入しんにゅう共和きょうわ制せい，評價ひょうか才ざい逐漸中立ちゅうりつ。因よし其為西にし漢和かんわ東ひがし漢かん之の間あいだ的てき建立こんりゅう的てき政權せいけん，與あずか武たけ周あまね相似そうじ，部分ぶぶん視し其歷史れきし為ため漢かん朝ちょう歷史れきし的てき一いち部分ぶぶん。

歷史れきし

中国ちゅうごく历史系列けいれつ條目じょうもく
史ふみ前ぜん時代じだい 註			舊石器時代きゅうせっきじだい
			中ちゅう石器せっき時代じだい
			新しん石器せっき時代じだい
古いにしえ国こく時代じだい （三さん皇すめらぎ五ご帝みかど）			銅どう石せき並なみ用よう時代じだい （黄河こうが文明ぶんめい、长江文明ぶんめい、辽河文明ぶんめい、珠江たまえ文明ぶんめい）
夏なつ 前ぜん21世紀せいき—前まえ17世せい纪
商しょう 前ぜん17世紀せいき—前まえ11世紀せいき
周しゅう 前ぜん11世紀せいき ︱ 前ぜん256年ねん			西にし周あまね 前ぜん11世紀せいき—前まえ771年ねん
			东周 前ぜん770年ねん—前まえ256年ねん			春秋しゅんじゅう 前ぜん770年ねん—前まえ5世紀せいき
						戰國せんごく 前ぜん5世紀せいき—前まえ221年ねん
秦はた 前ぜん221年ねん—前まえ207年ねん
汉 前ぜん202年ねん ︱ 220年ねん			西にし楚すわえ 前まえ206年ねん—前まえ202年ねん 西にし汉 前ぜん202年ねん—9年ねん
			新しん 9年ねん—23年ねん
			更始こうし政權せいけん 23年ねん—25年ねん 东汉 25年ねん—220年ねん
三さん国こく 220年ねん—280年ねん			魏たかし 220年ねん—266年ねん			蜀しょく漢かん 221年ねん—263年ねん			吳ご 229年ねん—280年ねん
晋すすむ 266年ねん—420年ねん			西にし晋すすむ 266年ねん—316年ねん
			东晋 317年ねん—420年ねん			五ご胡えびす十じゅう六ろく国こく 304年ねん—439年ねん
南みなみ 北きた 朝あさ 420年ねん ︱ 589年ねん			宋そう 420年ねん—479年ねん			北きた魏たかし 386年ねん—534年ねん
			齐 479年ねん—502年ねん
			梁りょう 502年ねん—557年ねん			西にし魏たかし 535年ねん—557年ねん			东魏 534年ねん—550年ねん
			陳ひね 557年ねん—589年ねん			北きた周あまね 557年ねん—581年ねん			北きた齐 550年ねん—577年ねん
隋ずい 581年ねん—619年ねん
唐とう 618年ねん—907年ねん 武周ぶしゅう 690年ねん—705年ねん
五ご 代だい 十じゅう 國くに 907年ねん ︱ 979年ねん			後こう梁はり 907年ねん—923年ねん			十じゅう國こく （吳ご、南みなみ唐とう 吳ご越えつ、閩 前ぜん蜀しょく、後こう蜀しょく 荆南、楚すわえ 南みなみ汉、北きた汉） 907年ねん—979年ねん			辽 （契ちぎり丹に） 916年ねん—1125年ねん 西にし辽 1124年ねん—1218年ねん
			後こう唐とう 923年ねん—937年ねん
			後こう晉すすむ 936年ねん—947年ねん
			後こう漢かん 947年ねん—951年ねん
			後こう周しゅう 951年ねん—960年ねん
宋そう 960年ねん ︱ 1279年ねん			北きた宋そう 960年ねん—1127年ねん			西にし夏なつ 1038年ねん—1227年ねん
			南みなみ宋そう 1127年ねん—1279年ねん						金きむ 1115年ねん—1234年ねん
蒙こうむ古こ帝國ていこく 1206年ねん—1368年ねん 元もと 1260年ねん/1271年ねん—1368年ねん 北元きたもと 1368年ねん—1388年ねん
明あきら 1368年ねん—1644年ねん 南明なんめい 1644年ねん—1662年ねん
後金あときん 1616年ねん—1636年ねん 清きよし 1636年ねん/1644年ねん—1912年ねん
中華民國ちゅうかみんこく 大だい陆时期き 1912年ねん—1949年ねん
中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく 1949年ねん至いたり今いま						中華民國ちゅうかみんこく 臺灣たいわん時期じき 1949年ねん至いたり今いま
相あい关条目め 中国ちゅうごく史学しがく史し 中国ちゅうごく历史年表ねんぴょう 中国ちゅうごく朝ちょう代だい 中国ちゅうごく首都しゅと 中国ちゅうごく语言 艺术史し 经济史し 教育きょういく史し 科技かぎ史し 法制ほうせい史し 新しん闻史 军事史し 水みず军史 統一とういつ史し
中国ちゅうごく历史年表ねんぴょう

王おう莽代漢かん

西にし漢かん自じ漢かん宣せん帝みかど驾崩後ご，其政治せいじ與あずか社會しゃかい結構けっこう變動へんどう劇烈げきれつ，使つかい西にし漢かん走はし向こう滅亡めつぼう。其原そのはら因いん主要しゅよう有ゆう以下いか四よん點てん：元もと、成なり、哀あい、平ひらた等とう幾いく位い皇帝こうてい或ある怠だる於政事せいじ、或ある軟弱なんじゃく無能むのう，政權せいけん先後せんご由よし宦官かんがん石いし顯あらわ與あずか外戚がいせき（擔任たんにん大だい司馬しば或ある大將軍だいしょうぐん）王おう氏し、傅でん氏し等とう集團しゅうだん掌てのひら控ひかえ。地方ちほう豪ごう強きょう與あずか商賈しょうこ再度さいど興起こうき，控ひかえ制せい地方ちほう吏治與あずか經濟けいざい，並なみ且與中央ちゅうおう官員かんいん密みつ切きり結合けつごう。他た們一方面ほうめん壟斷ろうだん富とみ利り，一方いっぽう面めん兼併けんぺい大量たいりょう土地とち，以致大量たいりょう百姓ひゃくしょう轉てん為ため佃つくだ農みのり、流民りゅうみん或ある奴婢ぬひ。儒家じゅか集團しゅうだん的てき政治せいじ力量りきりょう超過ちょうか崇たかし尚なお務つとむ實み的てき法家ほうか，最終さいしゅう獨どく佔朝政ちょうせい，而法家か勢力せいりょく衰退すいたい瓦解がかい。最後さいご是ぜ儒家じゅか提ひさげ倡改制せい運動うんどう，他た們加入かにゅう陰陽いんよう家か的てき五ご行ぎょう學說がくせつ，推演天變てんぺん災わざわい異こと的てき現象げんしょう，形成けいせい讖緯學說がくせつ。並なみ且認為ため王朝おうちょう德とく衰おとろえ，應おう該禪國こく讓位じょうい。漢かん帝みかど孤立こりつ無援むえん，地方ちほう劉りゅう姓せい諸侯しょこう國こく削そぎ弱じゃく，中央ちゅうおう功臣こうしん列侯れっこう耗盡，又また無能むのう臣しん幹みき將はた扭轉局きょく勢ぜい，其政權せいけん最終さいしゅう被ひ外戚がいせき王おう莽奪取だっしゅ。

漢かん成なり帝みかど繼つぎ位い後ご，怠だる忽ゆるがせ政事せいじ，喜好きよし女色じょしょく，最後さいご死し在ざい「溫柔おんじゅう鄉きょう」中ちゅう。在ざい漢かん成なり帝みかど怠だる忽ゆるがせ職しょく守もり期間きかん，國事こくじ由よし皇太后こうたいごう王政おうせい君くん的てき哥哥大だい司馬しば王おう鳳おおとり管理かんり，他た們開啟けい王おう氏し集團しゅうだん執政しっせい的てき開ひらき端はし。王おう鳳おおとり的てき能力のうりょく頗強，執政しっせい後ご廣こう收おさむ人才じんさい，儒法兩家りょうけ人才じんさい與あずか之これ合流ごうりゅう，一致いっち擁よう戴聽命いのち；而王家か兄弟きょうだい分別ふんべつ位い居い要よう津つ，奠定王家おうけ不可ふか動搖どうよう的てき政治せいじ勢力せいりょく。陽ひ朔ついたち三さん年ねん（公おおやけ元もと前まえ22年ねん），王おう鳳おおとり去さ世よ，其兄弟きょうだい如王おう音おと、王おう商しょう、王おう根ね先後せんご以大司馬しば一いち職しょく掌握しょうあく朝政ちょうせい。形成けいせい「王おう鳳おおとり專權せんけん，五ご侯こう當とう朝あさ」的てき局面きょくめん。此時王家おうけ因いん長期ちょうき安逸あんいつ而浮華はな奢侈しゃし，但ただし王おう鳳おおとり之の侄王おう莽節儉せっけん樸しらき實み，酷こく好こう儒術，禮れい賢けん下士かし，漸やや得とく王おう鳳おおとり與あずか皇太后こうたいごう王政おうせい君くん的てき重視じゅうし，於永始はじめ元年がんねん（公おおやけ元もと前まえ16年ねん）受封為ため新都しんと侯こう，並なみ於前8年ねん擔任たんにん大だい司馬しば一いち職しょく。

然しか而隔年ねん漢かん成なり帝みかど去さ世よ，其侄漢かん哀あい帝みかど繼つぎ位い。漢かん哀あい帝みかど祖母そぼ傅でん太皇太后たいこうたいこう擅權謀けんぼう且強勢ぜい，其與丁ちょう太ふとし后きさき、外戚がいせき傅でん喜き、丁ちょう明あきら把持はじ朝政ちょうせい。傅でん太皇太后たいこうたいこう與あずか王おう莽不合あい，王おう莽退位い而隱居いんきょ新野しんの，王おう氏し外戚がいせき衰退すいたい。漢かん哀あい帝みかど本身ほんみ幼體ようたい弱じゃく多病たびょう，政事せいじ又また被ひ被ひ傅でん太皇太后たいこうたいこう把持はじ，所以ゆえん轉てん而寵幸こう董ただし賢けん（汉哀帝みかど本人ほんにん为双そう性せい恋こい）。漢かん哀あい帝みかど還かえ封ふう董ただし賢けん為ため大だい司馬しば，並なみ想そう讓ゆずる帝位ていい。這些都と激げき起おこり普遍ふへん反感はんかん，當時とうじ地方ちほう百姓備受地方豪強、地主じぬし欺壓，國家こっか已やめ是ぜ一いち片へん末世まっせ之の象ぞう，民間みんかん「再さい受命じゅめい」說法せっぽう四よん起おこり。此時王おう氏し勢力せいりょく尚ひさし在ざい，王おう莽本人じん更さら受儒生せい懷ふところ念ねん與あずか人民じんみん的てき擁よう戴。元もと壽ことぶき二に年ねん（公おおやけ元もと前まえ1年ねん），汉哀帝みかど去さ世よ，王おう莽奉王政おうせい君くん之の命めいじ，重じゅう返かえし朝廷ちょうてい擔任たんにん大だい司馬しば。

返かえし回かい政局せいきょく的てき王おう莽積極せっきょく推行篡位之の路みち，他た擁立ようりつ年ねん僅九きゅう歲さい的てき汉平帝みかど為ため傀儡かいらい，並なみ且陸續ぞく受封安あん漢かん公こう、宰おさむ衡等ひとし崇高すうこう之これ職しょく。他た以王おう舜しゅん、王おう邑為ため心腹しんぷく，甄豐、甄邯、孫まご建けん為ため將領しょうりょう，平ひら晏與あずか劉りゅう歆為ため參謀さんぼう。打擊だげき何なに武たけ、公孫こうそん祿ろく等とう反對はんたい他た的てき大臣だいじん與あずか傅でん、丁ちょう、衛まもる（漢かん平たいら帝みかど母はは家か）等とう外戚がいせき勢力せいりょく。王おう莽又積極せっきょく施行しこう善政ぜんせい，攏絡人民じんみん。民間みんかん有ゆう災害さいがい即そく捐錢賑にぎわい災わざわい，擴充かくじゅう太ふとし學がく以徵求ちょうきゅう各地かくち人才じんさい，甚至操みさお弄ろう讖緯、杜撰ずさん古史こし以獲取と禪ぜん位い的てき合法ごうほう性せい。到いた了りょう漢かん元始げんし五ご年ねん（5年ねん），朝あさ中ちゅう一片都是王莽勢力，王おう莽受封ふう「九きゅう錫すず」，汉平帝みかど十じゅう分ふん不滿ふまん。同年どうねん，汉平帝みかど猝死，王おう莽迎むかい立たて宗室そうしつ孺子じゅし婴为“皇太子こうたいし”。最後さいご藉由眾大臣だいじん以讖緯ぬき之の事こと推舉，王おう莽得以對內稱「假かり皇帝こうてい」，對外たいがい稱しょう「攝と皇帝こうてい」。漢かん初はつ始はじめ元年がんねん十じゅう一いち月がつ二に十じゅう五ご日にち（9年ねん1月がつ10日とおか），王おう莽建國けんこく號ごう「新しん」，即そく新しん朝あさ，以初始はじめ元年がんねん十じゅう二に月がつ朔ついたち为正月しょうがつ之これ朔ついたち，改元かいげん始はじめ建国けんこく，西にし漢かん滅亡めつぼう。

崇たかし古こ改あらため制せい

参まいり见：王おう莽改制せい

新しん朝あさ陶器とうき，藏ぞう洛陽らくよう博物館はくぶつかん。

王おう莽是これ儒家じゅか學派がくは巨きょ子こ，且以新しん聖きよし自じ居い，所以ゆえん積極せっきょく改あらため制せい西にし漢かん末まつ年ねん亂らん象ぞう，意圖いと回復かいふく到いた儒家じゅか歌か頌的夏なつ商しょう周しゅう三さん代だい盛もり世よ。改あらため制せい的てき內容上じょう從したがえ典章てんしょう制度せいど、法律ほうりつ與あずか教育きょういく，下した到いた人民じんみん習俗しゅうぞく、經濟けいざい制度せいど等とう，十分じゅうぶん全面ぜんめん。雖然王おう莽積極きょく的てき改革かいかく，但ただし大だい多た依據いきょ《周しゅう禮あや》的てき制度せいど推行新政しんせい，對たい於西漢かん末まつ年とし的てき亂らん象ぞう未み能のう完全かんぜん對症たいしょう下か藥やく。由よし於亂象ぞう未み能のう改善かいぜん，不ふ久ひさ地方ちほう爆發ばくはつ叛亂はんらん，顛覆てんぷく新しん朝あさ。

首くび先さき他た依よ《周しゅう禮あや》改あらため官かん名めい為ため西にし周あまね官かん名めい，例れい如改大だい司つかさ農みのり為ため羲和（後こう為ため納言なごん）、改あらため郡ぐん太守たいしゅ為ため大だい尹いん等ひとし等とう。地方ちほう制度せいど也效仿周代だい的てき封建ほうけん制度せいど，許多きょた地名ちめい經過けいか多た次つぎ改名かいめい。由よし於官員いん和わ百姓ひゃくしょう無む所しょ適從てきじゅう，最後さいご還かえ是ぜ回復かいふく原名げんめい，平ひら白しろ增加ぞうか無む謂いい的てき煩惱ぼんのう。經濟けいざい方面ほうめん，王おう莽於9年ねん推行改革かいかく，內容大だい多た與あずか漢かん武たけ帝みかど推行的てき制度せいど相似そうじ，不ふ過か王おう莽是依據いきょ《周しゅう禮あや》來らい制定せいてい。土地とち制度せいど方面ほうめん，耕地こうち收おさむ為ため國有こくゆう，推行王おう田制たせい，限きり制せい豪ごう強きょう百姓只能有一定土地大小。然しか而這些措施與せよ現實げんじつ狀況じょうきょう差異さい過大かだい，地方ちほう豪ごう強きょう不可能ふかのう因いん為ため一道法令而服從；由よし於土地ち過小かしょう而不能ふのう負擔ふたん一いち戶こ生活せいかつ，連れん人民じんみん都と反對はんたい這個改革かいかく。三さん年ねん後ご，王おう莽接受せつじゅ區く博はく的てき建議けんぎ取消とりけし王おう田制たせい。而奴婢ぬひ問題もんだい，因いん為ため王おう莽無意い廢除はいじょ奴婢ぬひ制度せいど，而又禁止きんし自由じゆう買かい賣うり，導しるべ致豪強きょう在ざい黑くろ市し賤賣奴婢ぬひ，這個措施最後さいご也廢除じょ了りょう。在ざい改革かいかく財政ざいせい方面ほうめん，為ため了りょう防止ぼうし商人しょうにん剝削，王おう莽建立こんりゅう五ご均ひとし六ろく筦與あずか賒貸政策せいさく，以公權力けんりょく平衡へいこう物價ぶっか，類似るいじ後世こうせい國家こっか社會しゃかい主義しゅぎ政策せいさく。以五均官掌管工商業的利得稅（類似るいじ所得しょとく稅ぜい），把わ鹽しお、鐵てつ、酒さけ、幣制へいせい、山林さんりん川かわ澤さわ收おさむ歸國きこく有ゆう，以提升ます國家こっか收入しゅうにゅう。然しか而，這些政策せいさく多た是ぜ由ゆかり薛子仲なか、張ちょう長ちょう叔等とう富商ふしょう大だい賈執行しっこう。他た們以變へん法ほう為ため名義めいぎ，勾結地方ちほう官員かんいん榨取百姓ひゃくしょう，使つかい得とく地方ちほう貧富ひんぷ更さら加か懸かか殊こと，國家こっか經濟けいざい更さら加か失調しっちょう。最後さいご是ぜ貨幣かへい改革かいかく，這是最さい失敗しっぱい的てき政策せいさく。王おう莽依據いきょ古制こせい，陸續りくぞく推行刀がたな貨、貝かい貨等新しん幣ぬさ，到いた2年ねん共有きょうゆう黃金おうごん、銀貨ぎんか、龜かめ寶たから、貝かい貨、錢ぜに貨、布ぬの貨等。這些數すう種しゅ貨幣かへい擾亂じょうらん新しん朝あさ財政ざいせい，到いた14年ねん又また盡つき數すう廢除はいじょ，以致農のう商しょう失業しつぎょう，經濟けいざい崩潰ほうかい。

對外たいがい方面ほうめん，王おう莽依據いきょ儒家じゅか大だい一統いっとう思想しそう，認みとめ為ため世界せかい上じょう應おう該只有ゆう一いち個こ王おう號ごう，所以ゆえん將はた諸侯しょこう「王おう」改稱かいしょう「公おおやけ」，將はた四よん周しゅう屬國ぞっこく由よし「王おう」改あらため為ため「侯ほう」。為ため了りょう宣せん示しめせ新しん朝あさ的てき威德いとく，王おう莽收回かい原はら漢かん朝ちょう發給はっきゅう四よん周しゅう各國かっこく的てき「璽」，換かわ成なり新しん朝あさ的てき「章あきら」。這些措施，使つかい漢かん家か諸侯しょこう窮きゅう困こま潦にわたずみ倒たおせ，匈奴きょうど、高句麗こうくり、西域せいいき諸國しょこく和わ西南せいなん夷えびす等とう君王くんのう先後せんご拒絕きょぜつ臣服しんぷく新しん朝あさ。11年ねん，由ゆかり於匈奴やつ不ふ願ねがい臣服しんぷく新しん朝あさ，王おう莽發兵へい三さん十じゅう萬まん北きた伐き，戰せん事ごと連年れんねん不ふ決けつ。隔年かくねん，王おう莽強迫きょうはく高句麗こうくり協きょう助じょ伐き匈奴きょうど，反はん而使高句麗こうくり反はん叛，屢次侵おかせ擾東北とうほく。同どう時間じかん西南せいなん夷えびす的てき鉤かぎ町まち叛變，王おう莽屢次じ派兵はへい都と未み能のう平定へいてい。不ふ久ひさ西域せいいき發生はっせい內亂，王おう莽派王おう駿しゅん西にし征ただし未み果はて，反はん而使西域せいいき各國かっこく正式せいしき與あずか新しん朝あさ斷絕だんぜつ關係かんけい。王おう莽為了りょう報復ほうふく，又また將はた匈奴きょうど單たん于改為ため「降くだ奴やつ服ふく于」，高句麗こうくり改名かいめい「下した句く麗うらら」。

王おう莽改革かいかく並なみ非ひ是ぜ依據いきょ孔あな孟はじめ思想しそう的てき儒家じゅか學說がくせつ，大だい部分ぶぶん是ぜ迷信めいしん讖緯和わ復古ふっこ論ろん，照あきら搬儒學がく經書けいしょ如《周しゅう禮あや》等とう改革かいかく，政策せいさく多た迂まが通どおり而不合あい實情じつじょう。其政治せいじ純じゅん屬ぞく「書生しょせい政治せいじ」，僅關注ちゅう政策せいさく的てき制せい訂てい方式ほうしき，對たい於實施じっし方式ほうしき與あずか效率こうりつ並なみ不在ふざい意い，政策せいさく朝夕ちょうせき相しょう改あらため，官員かんいん百姓到最後都敷衍了事。百姓本來期盼王莽能帶領他們脫離西漢末年的亂象，但ただし反はん而使百姓跌入黑暗的深淵，最さい後引あとひき發はつ民みん變へん，促使新しん朝あさ滅亡めつぼう。

新しん末すえ民みん變へん

参まいり见：赤あか眉まゆ、綠林りょくりん起おこり義よし

新しん莽末期き民みん變局へんきょく勢ぜい圖ず，其中紅色こうしょく為ため赤あか眉まゆ勢力せいりょく範圍はんい、藍色あいいろ為ため綠林りょくりん勢力せいりょく範圍はんい、黃色きいろ為ため銅どう馬ば與あずか其他河北かほく義軍ぎぐん的てき勢力せいりょく範圍はんい。

新しん朝あさ執政しっせい不當ふとう引發民みん怨，17年ねん全國ぜんこく發生はっせい蝗いなご災わざわい、旱ひでり災わざわい而饑荒あら四よん起おこり，農民のうみん紛まがえ起おこり反抗はんこう叛亂はんらん，開ひらき啟けい新しん末まつ民みん變へん。瓜田うりた儀ただし等とう人ひと於會かい稽長洲ながす（今こん江蘇ちぁんすー苏州）起おこり事ごと。同年どうねん琅邪女子じょし呂りょ母はは因いん縣けん宰おさむ冤殺其子，率りつ眾攻陷おちい海うみ曲まがり縣けん，而後引あとひき兵へい入海いりうみ為ため寇。在ざい災わざわい情じょう最さい嚴重げんじゅう的てき青あお州しゅう、徐じょ州しゅう與あずか荊北地區ちく，則のり分別ふんべつ在ざい17年ねん於荊北きた興起こうき綠林りょくりん軍ぐん、18年ねん於青徐じょ地區ちく興起こうき赤あか眉まゆ軍ぐん，史し稱しょう赤あか眉まゆ、綠林りょくりん起おこり義よし。河北かほく在ざい馬うま適てき求もとめ之これ亂らん後ご，也陸續出ぞくしゅつ現げん其他民みん變へん軍ぐん，有ゆう的てき以山川やまかわ土地とち為ため號ごう，或ある以軍容よう為ため號ごう，其中以銅どう馬ば軍ぐん最強さいきょう。當とう大臣だいじん舉報各地かくち民みん變へん時じ，王おう莽認為ため至いたり只ただ是ぜ民みん賊ぞく作さく亂らん。他た不ふ願ねがい承認しょうにん執政しっせい錯誤さくご，反はん而遷怒大臣だいじん，並なみ且造作ぞうさく「威い斗と」、「華はな蓋ぶた」以粉飾ふんしょく太平たいへい。為ため了りょう防止ぼうし州しゅう郡ぐん叛變，不ふ許もと州しゅう郡ぐん擅自發はつ兵へい平たいら亂みだれ，導しるべ致亂事ごと擴大かくだい。而中央ちゅうおう軍ぐん紀律きりつ敗はい壞，四よん處しょ掠奪りゃくだつ，戰せん鬥力又また不ふ強つよ，時じ常つね有數ゆうすう十じゅう萬大軍被義軍擊潰之事。在ざい這些義軍ぎぐん中ちゅう，以赤眉まゆ軍ぐん與あずか綠林りょくりん軍ぐん對局たいきょく勢ぜい影響えいきょう最大さいだい。

赤あか眉まゆ軍ぐん由ゆかり樊崇所ところ建立こんりゅう，18年ねん他た率りつ飢かつえ民みん在ざい莒縣起おこり事ごと，眾皆將しょう眉毛まゆげ染しみ紅べに，即そく赤あか眉まゆ軍ぐん。亂軍らんぐん由よし農民のうみん組成そせい，大だい多た不ふ識字しきじ，組織そしき包括ほうかつ地位ちい最高さいこう的てき三さん老ろう、其次有ゆう從事じゅうじ和わ卒そつ史し等とう名稱めいしょう，大だい多た延のべ用よう漢かん朝ちょう鄉きょう官かん的てき名稱めいしょう。赤あか眉まゆ軍ぐん收おさむ編へん呂りょ母はは部ぶ屬ぞく後ご，在ざい泰山たいざん山やま區く擴大かくだい勢力せいりょく。21年ねん王おう莽派太ふとし師し犧仲景けい尚ひさし、更始こうし將軍しょうぐん護まもる軍ぐん王おう黨とう出兵しゅっぺい討伐とうばつ，但ただし在ざい隔年かくねん被ひ赤あか眉まゆ軍ぐん擊げき潰つぶせ而死。王おう莽再派は太ふとし師し王おう匡ただし、更始こうし將軍しょうぐん廉れん丹に率りつ十じゅう萬兵まんひょう東征とうせい，所しょ經けい之の路みち都と縱たて兵へい掠奪りゃくだつ。關東かんとう人民じんみん都と稱しょう「寧やすし逢赤眉まゆ，不ふ逢太師し！太たい師し尚なお可か，更始こうし殺ころせ我わが！」。雙方そうほう爆發ばくはつ成なり昌之まさゆき戰せん，最後さいご王おう匡ただし慘敗ざんぱい，廉れん丹に被ひ殺ころせ，赤あか眉まゆ軍ぐん擴張かくちょう到いた青あお、徐じょ、豫よ、兗等州しゅう（約やく今いま山東さんとう、河南かなん與あずか江蘇ちぁんすー北部ほくぶ）。只ただ有ゆう翼つばさ平ひら連れん率りつ田た況きょう率りつ領りょう百姓守衛青徐部分地區，一度阻擋赤眉軍入侵。

綠林りょくりん軍ぐん源みなもと自じ荊北民みん變へん。17年ねん荊州北部ほくぶ發生はっせい飢かつえ荒あら，王おう匡ただし、王おう鳳おおとり率りつ領りょう飢かつえ民みん於新市し（今こん湖北こほく京山きょうざん東北とうほく）綠林りょくりん山やま起おこり事ごと，稱しょう綠林りょくりん軍ぐん。新しん莽荊州しゅう軍ぐん被ひ綠林りょくりん軍ぐん擊げき敗はい後ご，王おう莽遣司し命いのち將軍しょうぐん孔あな仁ひとし守まもり豫よ州しゅう，派は納言なごん將軍しょうぐん嚴いむ尤ゆう、秩宗將軍しょうぐん陳ちん茂しげる進入しんにゅう荊州平ひら亂らん。隔年かくねん綠林りょくりん山やま瘟疫爆發ばくはつ，王おう常つね、成なり丹に率りつ兵へい轉入てんにゅう南みなみ郡ぐん，稱たたえ下江しもえ兵へい，王おう匡ただし、王おう鳳おおとり率りつ兵へい東進とうしん新市しんいち，稱たたえ新市しんいち兵へい，並なみ北上きたかみ攻おさむ打だ宛あて城じょう。途中とちゅう於平林りん（今こん湖北こほく隨ずい縣けん東北とうほく）獲得かくとく陳ちん牧まき、廖湛率りつ眾加入かにゅう，即そく平林ひらばやし兵へい。下江しもえ兵へい被ひ嚴げん尤ゆう擊げき敗はい後ご，也北上ほくじょう南陽なんよう會合かいごう新市しんいち兵へい。南陽なんよう當地とうち豪ごう強きょう劉りゅう縯、劉りゅう秀しげる也舉兵へい響ひびき應おう，稱しょう舂うす陵りょう兵へい。23年ねん二に月がつ，綠林りょくりん聯れん軍ぐん擊破げきは新しん莽軍甄阜、梁りょう丘たかし賜たまもの等とう將しょう，包圍ほうい宛あて城じょう，占領せんりょう昆陽こんよう，史し稱しょう藍あい鄉之ごうの戰せん。綠林りょくりん諸しょ將しょう擁護ようご劉りゅう玄げん為ため更始こうし將軍しょうぐん，最後さいご稱しょう帝みかど，建たて元もと更始こうし，史し稱しょう更始こうし帝みかど，即そく玄げん漢かん。王おう匡ただし、王おう凤、朱しゅ鲔、刘縯等とう人じん被ひ封ふう将しょう相しょう。

王おう莽得知とくち宛あて城じょう被ひ圍かこえ後ご，於23年ねん五ご月がつ派は王おう邑、王おう尋ひろ率りつ領りょう四十二萬新莽軍圍攻昆陽こんよう，目標もくひょう宛あて城じょう。6月劉りゅう秀しげる率りつ軍ぐん於昆陽ひ擊げき潰つぶせ新しん莽軍，王おう尋ひろ敗はい死し，王おう邑逃至いたり洛陽らくよう，宛あて城じょう也被劉りゅう縯攻おさむ陷おちい，史し稱しょう昆陽こや之これ戰せん。四方しほう豪傑ごうけつ得知とくち後ご，紛紛ふんぷん殺ころせ掉州郡ぐん守もり，自稱じしょう將軍しょうぐん，用よう更始こうし年號ねんごう。戰後せんご劉りゅう縯、劉りゅう秀しげる人氣にんき大增おおます，更始こうし帝みかど以違抗こう命令めいれい為ため由よし处死劉りゅう縯。劉りゅう秀しげる得知とくち後ご親おや赴謝罪しゃざい，不ふ敢為かんい劉りゅう縯服喪ふくも。更始こうし帝みかど心しん有ゆう所しょ慚，遂とげ拜はい劉りゅう秀しげる為ため破やぶ虜とりこ將軍しょうぐん，封ふう武信たけのぶ侯こう。更始こうし帝みかど派遣はけん王おう匡ただし攻おさむ洛陽らくよう，申さる屠ほふ建けん、李り松まつ攻おさむ武たけ關せき，三さん輔震動しんどう。王おう莽在南郊なんこう舉行「哭天大典たいてん」，以求天てん救すくえ，只ただ要よう民みん眾哭得とく夠哀傷きず，就可加か官かん進しん爵。但ただし於地皇すめらぎ四よん年ねん十じゅう月がつ初はつ三さん日にち（23年ねん10月がつ6日にち），更始こうし軍ぐん仍攻入にゅう长安，王おう莽在混乱こんらん中ちゅう为商人じん杜もり吴殺死し於未央ひさし宮みや的てき漸やや臺だい，新しん朝あさ亡ほろび。

光武みつたけ一統かずのり

参まいり见：东汉统一战争

新しん莽末期き群雄ぐんゆう割わり据すえ形がた势。

新しん朝あさ亡ほろび後ご，更始こうし帝みかど定じょう都と洛陽らくよう，由ゆかり於局勢ぜい混亂こんらん，就派劉りゅう秀しげる巡視じゅんし黃河こうが以北いほく。劉りゅう秀しげる在ざい河北かほく勢力せいりょく單たん薄うす，恰巧地方ちほう實力じつりょく派は王おう郎ろう於河北きた稱しょう帝みかど，劉りゅう秀しげる只ただ能のう暫避鋒ほこさき芒すすき。24年初ねんしょ，劉りゅう秀しげる獲得かくとく劉りゅう植しょく、耿純擁護ようご，聯合れんごう上谷うえたに耿況、漁りょう陽ひ彭寵包圍ほうい王おう郎ろう，同年どうねん四よん月がつ攻おさむ陷おちい邯鄲かんたん，王おう郎ろう亡ほろび，劉りゅう秀しげる被ひ更始こうし帝みかど封ふう為ため蕭しょう王おう。而後劉りゅう秀しげる率りつ吳ご漢かん、鄧禹等とう將領しょうりょう平定へいてい銅どう馬ば等とう河北かわきた諸しょ民みん變へん軍ぐん，被ひ關西かんさい人じん號ごう為ため銅どう馬ば帝みかど。最後さいご在ざい25年ねん六ろく月がつ於鄗城（今こん河北かほく柏鄉かしわごう）即そく皇帝こうてい位い，史し稱たたえ光武みつたけ帝みかど，國號こくごう為ため漢かん，史し稱しょう東ひがし漢かん。

24年ねん更始こうし帝みかど遷都せんと至いたり長安ながやす，他た建國けんこく後ご昏庸無能むのう，濫封諸侯しょこう，將はた政事せいじ委託いたく給きゅう岳父がくふ趙ちょう萌もえ，政治せいじ混亂こんらん，反はん而使人民じんみん懷ふところ念ねん王おう莽。當時とうじ李り軼、朱しゅ鮪まぐろ自立じりつ於山東ひがし，王おう匡ただし、張ちょう卬橫暴おうぼう三さん輔。而在汝なんじ南みなみ、潁川的てき赤あか眉まゆ軍ぐん，因いん為ため糧食りょうしょく不足ふそく，加か上じょう更始こうし帝みかど分封ぶんぽう不ふ給きゅう國こく邑，於25年ねん由ゆかり樊崇和わ徐じょ宣せん兵へい分ぶん二路進逼長安。進軍しんぐん途中とちゅう因いん為ため信仰しんこう城陽じょうよう景けい王おう劉りゅう章あきら，擁立ようりつ景けい王おう後裔こうえい劉りゅう盆ぼん子こ為ため帝みかど，史し稱しょう「赤あか眉まゆ漢かん」，改元かいげん為ため建けん世よ。更始こうし帝みかど得知とくち赤あか眉まゆ軍ぐん入いれ侵おかせ時じ，還かえ殺害さつがい申さる屠ほふ建けん、陳ちん牧まき、成なり丹に等とう將領しょうりょう。同年どうねん九きゅう月がつ，赤あか眉まゆ軍ぐん攻おさむ陷おちい長安ながやす，更始こうし帝みかど不ふ久ひさ被ひ殺ころせ，玄げん漢かん亡ほろび。光武みつたけ帝みかど乘じょう機き南下なんか洛陽らくよう，並なみ定じょう都と之の（改稱かいしょう雒陽）。赤あか眉まゆ漢かん政治せいじ混亂こんらん，諸しょ將しょう跋扈ばっこ，劉りゅう盆ぼん子こ與あずか其兄練習れんしゅう投降とうこう的てき詞し說せつ。27年ねん關せき中ちゅう缺かけ糧かて，赤あか眉まゆ軍ぐん引兵東ひがし歸き。光武みつたけ帝みかど率りつ軍ぐん與あずか東ひがし歸き途中とちゅう的てき赤あか眉まゆ會戰かいせん於華陰かげ，赤あか眉まゆ軍ぐん大敗たいはい，劉りゅう盆ぼん子こ與あずか樊崇投降とうこう。

27年ねん光武みつたけ帝みかど領有りょうゆう河北かほく大部たいぶ、河かわ洛らく與あずか關せき中等ちゅうとう地ち，但ただし天下てんか仍然群雄割據ぐんゆうかっきょ。當時とうじ約やく有ゆう數すう個こ勢力せいりょく，燕つばめ代だい之の地ち的てき九きゅう原はら盧の芳かおる、漁りょう陽ひ彭寵；關東かんとう淮水的てき睢陽劉りゅう永ひさし、青あお州しゅう張ちょう步あゆみ、東海とうかい董ただし憲けん、魯佼彊與あずか廬いおり江こう李り憲けん；荊州隴蜀等地とうち有ゆう天水てんすい隗囂、河西かさい竇融、成都せいと公孫こうそん述じゅつ、漢かん中ちゅう延のべ岑、南みなみ郡ぐん秦はた豐ゆたか與あずか夷えびす陵りょう田た戎えびす；以及南海なんかい鄧讓等とう勢力せいりょく。光武みつたけ帝みかど採取さいしゅ先さき東後ひがしご西にし的てき戰略せんりゃく，先安さきやす撫なで燕つばめ郡ぐん、代だい郡ぐん的てき勢力せいりょく，於27年ねん到いた30年間ねんかん集中しゅうちゅう力量りきりょう消滅しょうめつ劉りゅう永ひさし（自稱じしょう天子てんし）為ため首くび的てき關東かんとう勢力せいりょく與あずか廬いおり江え的てき李り憲けん（自稱じしょう天子てんし），東方とうほう大だい定じょう。而後南みなみ向こう征服せいふく秦はた豐ゆたか、田た戎えびす等とう等とう荊州諸侯しょこう，諸侯しょこう殘部ざんぶ投とう奔蜀地ち。同時どうじ，漁りょう陽ひ彭寵也被人じん刺殺しさつ。河西かさい竇融與あずか南海なんかい鄧讓也於29年ねん歸順きじゅん東ひがし漢かん。最後さいご西向にしむき對たい付づけ受荊隴諸侯こう擁護ようご的てき成家なりいえ帝みかど公孫こうそん述じゅつ與あずか天水てんすい隗囂、九きゅう原はら盧の芳かおる等とう。光武みつたけ帝みかど於34年ねん平定へいてい天水てんすい隗囂，於36年ねん由ゆかり吳ご漢かん攻おさむ克かつ成都せいと，滅めつ成家なるいえ。隔年かくねん九原盧芳亡命入匈奴きょうど，東ひがし漢かん統一とういつ天下でんか，進入しんにゅう東ひがし漢かん時期じき。

疆域與あずか行政ぎょうせい區劃くかく

主しゅ条目じょうもく：新しん朝あさ行政ぎょうせい區劃くかく

9年ねん新しん莽时期き疆域图，圖ず中新ちゅうしん朝ちょう失しつ去さ西域せいいき、海南かいなん島とう等地とうち。紅色こうしょく網もう圖ず則そく是ぜ赤あか眉まゆ軍ぐん、綠林りょくりん軍ぐん的てき勢力せいりょく範圍はんい。

新しん朝あさ疆域大だい致上與あずか西にし漢かん相しょう同どう，但ただし在ざい末期まっき疆域萎縮いしゅく，只ただ新設しんせつ了りょう西海さいかい郡ぐん（郡こおり治おさむ龍りゅう耆城，今こん青海せいかい民みん和かず縣けん）而已。遼東りゃおとん地區ちく撤消了りょう真ま番ばん、臨屯二に郡ぐん。在ざい西南せいなん地區ちく由よし七なな郡ぐん變成へんせい五ご郡ぐん，部分ぶぶん西南せいなん夷えびす成なり半はん獨立どくりつ狀態じょうたい，放棄ほうき了りょう海南かいなん島とう與あずか象ぞう郡ぐん。西域せいいき諸王しょおう與あずか新しん朝あさ中斷ちゅうだん關係かんけい，使つかい得とく新しん朝あさ勢力せいりょく退出たいしゅつ西域せいいき。這些疆域直ちょく到いた東ひがし漢かん前期ぜんき才ざい陸續りくぞく收おさむ復ふく領土りょうど。

新しん朝あさ的てき行政ぎょうせい區劃くかく大だい致與西にし漢かん後期こうき相しょう同どう，但ただし由ゆかり郡ぐん縣けん制せい上うえ加州かしゅう牧まき，並なみ且與分封ぶんぽう制せい結合けつごう。王おう莽推行ぎょう復古ふっこ改あらため制せい，亂らん設しつらえ行政ぎょうせい區劃くかく，改あらため了りょう許多きょた新しん地名ちめい。並なみ且網羅漢らかん宗室そうしつ功臣こうしん後裔こうえい、封建ほうけん官僚かんりょう，改あらため郡ぐん封ふう國こく。在ざい設置せっち行政ぎょうせい區劃くかく方面ほうめん，王おう莽修改あらため西にし漢かん十じゅう三さん部ぶ，據よりどころ《堯典》分ぶん成なり十じゅう二に州しゅう，裁たっ撤朔方かた、司つかさ隸部，改あらため涼りょう州しゅう為ため雍州、交趾為ため交州；後ご又また據よりどころ《禹貢》改あらため爲ため九州きゅうしゅう。有ゆう的てき郡ぐん甚至五ご易えき其名，最後さいご又また恢複舊稱きゅうしょう。地名ちめい的てき混亂こんらん，十分困擾人民。9年ねん更改こうかい地方ちほう官制かんせい的てき名稱めいしょう為ため古稱こしょう。14年ねん後ご大だい規模きぼ更さら動どう，結合けつごう分封ぶんぽう制せい和かず郡ぐん縣けん制せい，郡こおり縣けん首くび長與ながよ受有茅ちがや土ど的てき諸侯しょこう二に合一ごういつ，將はた郡ぐん太守たいしゅ（新しん朝あさ稱たたえ大だい尹いん）分ぶん成なり卒そつ正ただし（侯爵こうしゃく）、連れん率りつ（伯爵はくしゃく）與あずか大だい尹いん等ひとし。地方ちほう軍事ぐんじ單位たんい的てき都と尉じょう，分ふん成なり屬ぞく令れい（子爵ししゃく）、屬ぞく長ちょう（男爵だんしゃく）等とう。

在ざい官職かんしょく的てき部分ぶぶん，14年ねん設立せつりつ州しゅう牧まぎ、部ぶ監かん以監督かんとく地方ちほう各かく郡ぐん，地位ちい等とう同どう三さん公おおやけ。設しつらえ監かん，地位ちい同上どうじょう大夫たいふ，監督かんとく五ご郡ぐん事務じむ。更さら置おけ牧まき監かん副ふく，秩元もと士し，冠かん法ほう冠かんむり，行事ぎょうじ如漢刺史しし。。随ずい着ぎ六ろく队、六ろく尉じょう等ひとし的てき建立こんりゅう，新しん朝あさ也派出はしゅつ监察官かん员对这些队、尉じょう进行监察。17年ねん，王おう莽選用よう能吏のうり侯ほう霸等分とうぶん督とく六ろく尉じょう、六ろく隊たい，如漢刺史しし，與三よそう公おおやけ士し郡ぐん一いち人にん從事じゅうじ。

• 十じゅう二に州しゅう：首長しゅちょう即そく州しゅう牧まき，新しん朝あさ增設ぞうせつ為ため部ぶ監かん、監かん與あずか州しゅう牧まき。共有きょうゆう幽かそけ州しゅう、并州、冀州、青あお州しゅう、徐じょ州しゅう、兗州、豫よ州しゅう、雍州（原はら涼すずか州しゅう）、揚あげ州しゅう、荊州、益えき州しゅう、交州，後ご改あらため為ため九州きゅうしゅう。
• 郡ぐん：首長しゅちょう原ばら為ため太守たいしゅ，新しん朝あさ改稱かいしょう大だい尹いん、後こう增設ぞうせつ為ため卒そつ正ただし、連れん率りつ與あずか大だい尹いん。
• 縣けん：首長しゅちょう原ばら為ため縣令けんれい，新しん朝あさ改稱かいしょう宰おさむ。

政治せいじ體制たいせい

主しゅ条目じょうもく：新しん朝あさ官制かんせい

新しん朝あさ官制かんせい上じょう承うけたまわ西にし漢かん官制かんせい，正せい值王おう莽改制せい，所以ゆえん新しん朝あさ官制かんせい多おお變へん，官かん名めい及職責しょくせき也十じゅう分ふん複雜ふくざつ。自じ西にし漢かん居い攝と年間ねんかん起おこり，王おう莽便開始かいし推行改あらため制せい。他た附會ふかい周しゅう禮れい官制かんせい，恢復かいふく五等爵ごとうしゃく制せい，濫加封ふう賞しょう，濫改官かん名めい，如宰おさむ衡、太ふと阿おもね之これ職しょく。建國けんこく後ご，在ざい中央ちゅうおう置おけ四よん輔、三公みつきみ、四よん將しょう、六ろく監かん、九きゅう卿きょう、二に十じゅう七なな大夫たいふ、八はち十じゅう一いち元げん士し等とう。四よん輔（太ふとし師し、太ふとし傅でん、國師こくし、國くに將しょう）、三公みつきみ（大だい司馬しば、大だい司つかさ徒と、大だい司つかさ空そら）、四よん將しょう（更始こうし將軍しょうぐん、衛まもる將軍しょうぐん、立國りっこく將軍しょうぐん、前ぜん將軍しょうぐん）合ごう稱たたえ「十じゅう一いち公おおやけ」。是ぜ9年ねん新しん朝あさ建國けんこく初年しょねん，王おう莽按照あきら哀あい章あきら所ところ獻けんじ金きむ匱內記錄ろく所しょ封ふう王おう舜しゅん、平ひら晏、劉りゅう歆、哀あい章あきら、王おう邑、甄豐等ひとし等とう十じゅう一いち位い高官こうかん。其中四輔位列上公，對たい映うつ五ご嶽たけ其中的てき四よん嶽だけ。四輔與三公對映日月星辰。由よし於《書しょ·堯典》中ちゅう，有ゆう羲仲、羲叔、和かず仲なか、和かず叔，14年ねん王おう莽將這些稱號しょうごう對たい映うつ到いた四よん輔，例れい如太師し犧仲景けい尚ひさし。

新しん朝あさ九きゅう卿きょう與あずか西にし漢かん九きゅう卿きょう大だい為ため不同ふどう，王おう莽修改あらため九卿成新朝用的官名，其中將ちゅうじょう水みず衡都尉じょう更さら名めい為ため予よ虞おそれ。將はた宗伯そうはく移うつり除じょ，光ひかり祿ろく勳くん、衛まもる尉じょう、太ふと僕ぼく被ひ列れつ入いれ六ろく監かん，加入かにゅう大だい司馬しば司つかさ允まこと、大だい司つかさ徒と司直しちょく、大だい司つかさ空そら司つかさ若わか，最後さいご湊みなと成なり九きゅう卿きょう。每まい卿きょう有ゆう大夫たいふ三さん人にん、每まい大夫たいふ有元ありもと士し三さん人にん，合ごう稱たたえ二に十じゅう七なな大夫たいふ、八はち十じゅう一いち元げん士し。六ろく監かん位くらい皆みな上じょう卿きょう，包含ほうがん原はら光ひかり祿ろく勳くん、衛まもる尉じょう、太ふと僕ぼく、中尉ちゅうい、執と金吾きんご，但ただし都と改あらため成なり新しん朝ちょう官かん名めい，並なみ且新設しんせつ大だい贅ぜい。最後さいご設しつらえ五ご司つかさ大夫たいふ為ため監察かんさつ官かん。

10年ねん更始こうし將軍しょうぐん甄豐之子ゆきこ甄尋不滿ふまん父親ちちおや封ふう賞しょう過か低てい，作さく符ふ命いのち，言げん新しん室しつ要よう如西周しゅう分ぶん陝，立たて二に伯はく。以甄豐為ため右みぎ伯はく，平ひら晏為ため左ひだり伯はく，如周召故事こじ，王おう莽即從したがえ之これ。而後甄尋作さく符ふ命いのち欲ほし娶めと黃き皇室こうしつ主ぬし为妻，符ふ命いのち案あん爆發ばくはつ，甄尋逃亡とうぼう，甄豐自殺じさつ。最後さいご甄尋、劉りゅう歆之子こ劉りゅう棻、劉りゅう泳およげ，王おう邑弟おとうと王おう奇き，及劉りゅう歆門人もんじん丁ちょう隆たかし等とう數すう百ひゃく人にん或ある流ながれ放ひ、或ある被ひ斬き。更始こうし將軍しょうぐん也被寧やすし始はじめ將軍しょうぐん姚恂取と代だい。大だい封ふう宗室そうしつ及功臣こうしん後裔こうえい二に百ひゃく人為じんい侯こう。為ため了りょう杜絕とぜつ反はん新しん勢力せいりょく，10年ねん王おう莽聽從ちょうじゅう孫まご建けん建議けんぎ，廢除はいじょ劉りゅう姓せい諸侯しょこう，並なみ將はた部分ぶぶん擁護ようご劉りゅう姓せい諸侯しょこう（劉りゅう歆、劉りゅう龔、劉りゅう嘉よしみ等とう三さん十じゅう二に人にん）賜たまもの姓せい王おう。」改あらため定てい安あん太ふとし后きさき號ごう曰黃き皇室こうしつ主ぬし，絕ぜっ之の於漢。

外交がいこう

王おう莽建立こんりゅう新しん朝あさ後ご，為ため了りょう宣せん示しめせ新しん朝あさ的てき威德いとく，派遣はけん使者ししゃ四よん出で，東ひがし到いた遼東りゃおとん及朝鮮半島ちょうせんはんとう北部ほくぶ的てき玄げん菟うさぎ、樂らく浪なみ、高句麗こうくり及夫餘あまり；南みなみ到いた西南せいなん邊境へんきょう；西にし到いた西域せいいき。收おさむ回かい舊きゅう日にち漢かん朝ちょう授予外がい族ぞく的てき印綬いんじゅ，改あらため受新朝あさ的てき印綬いんじゅ，並なみ把わ所しょ封ふう的てき王おう貶為侯こう，所用しょよう的てき璽改為ため章あきら，這樣就引起おこり西南せいなん夷えびす鉤かぎ町まち王おう及匈奴やつ的てき叛變，西域せいいき諸國しょこく也逐漸やや與あずか王おう莽破裂はれつ關係かんけい。

在ざい北方ほっぽう方面ほうめん，匈奴きょうど與あずか西にし漢かん和平わへい約やく有ゆう30多年たねん，直ちょく到いた新しん朝あさ建立こんりゅう為ため止どめ。王おう莽推行ぎょう改あらため王おう為ため侯こう的てき政策せいさく，並なみ將はた「匈奴きょうど單たん于」稱號しょうごう改あらため為ため「恭きょう奴やつ善ぜん于」，後こう改あらため為ため「降くだ奴やつ服ふく于」。為ため了りょう弱化じゃっか匈奴きょうど，王おう莽分匈奴きょうど居きょ地ち為ため15部ぶ，強つよ立たて呼よび韓かん邪よこしま子孫しそん十じゅう五人俱為單于（如孝こう單たん于、順じゅん單たん于 (助すけ)、順じゅん單たん于 (登とう)等ひとし）。匈奴きょうど烏がらす珠たま留とめ單たん于因いん此而叛變，王おう莽就於11年ねん徵發ちょうはつ士し兵へい三さん十じゅう萬まん人にん，大だい舉進攻しんこう匈奴きょうど。由よし於戰事ごと連年れんねん不ふ決けつ，自じ宣せん帝みかど以來いらい，「數すう世せい不ふ見み煙火えんか之の警，人民じんみん熾おき盛もり，牛馬ぎゅうば布野ふの」的てき北方ほっぽう邊べ界かい，又また變成へんせい了りょう「北邊ほくへん虛空こくう，野の有ゆう暴骨」的てき悲慘ひさん情況じょうきょう；而新朝あさ北部ほくぶ的てき人民じんみん也因為ため戰亂せんらん而相聚為盜ぬすめ，動亂どうらん開始かいし形成けいせい。王おう莽為了りょう討伐とうばつ匈奴きょうど，於12年強としづよ令れい高句麗こうくり、烏がらす桓出兵しゅっぺい，兩國りょうこく皆みな不ふ願ねがい而叛變へん，西域せいいき地區ちく也陸續ぞく叛新投とう匈。新しん朝あさ滅亡めつぼう後ご，匈奴きょうど呼よび都と而尸道どう皋若鞮單于認みとめ為ため有機ゆうき可か趁，扶持ふち九きゅう原はら盧の芳かおる與あずか漁りょう陽ひ彭寵，其中盧の芳かおる還かえ被ひ封ふう為ため漢かん帝みかど。另一方面ほうめん，率りつ軍ぐん東ひがし掠かすめ并、燕つばめ，西にし侵おかせ涼すずし、朔ついたち，對たい當時とうじ的てき新しん成立せいりつ的てき東ひがし漢かん威い脅おびえ很大。

東北とうほく方面ほうめん，高句麗こうくり是ぜ東北とうほく強國きょうこく，役やく屬ぞく沃沮、東ひがし濊。高句麗こうくり叛變新しん朝あさ後ご侵おかせ擾東北とうほく各かく郡ぐん，新しん朝あさ遼りょう西にし太守たいしゅ田た譚たん戰死せんし。王おう莽派嚴いむ尤ゆう出兵しゅっぺい斬き其王，但ただし高句麗こうくり別種べっしゅ濊貊仍舊屢次寇邊。直ちょく到いた東ひがし漢かん初年しょねん，還かえ入にゅう侵おかせ右みぎ北平きたひら、漁りょう陽ひ、上谷うえたに等ひとし幽かそけ西にし數すう郡ぐん。而烏がらす桓與あずか鮮卑連れん和わ，烏がらす桓叛變へん新しん朝あさ後ご投とう奔匈奴やつ，在ざい東ひがし漢かん中期ちゅうき匈奴きょうど衰退すいたい後ご與あずか鮮卑瓜ふり分ぶん漠ばく北きた領地りょうち。

西域せいいき諸国しょこく位置いち。

西域せいいき方面ほうめん，到いた漢かん哀あい帝みかど、漢かん平たいら帝みかど時じ，西域せいいき已やめ有ゆう五ご十じゅう五ご國こく。王おう莽建立こんりゅう新しん朝あさ後ご，西域せいいき諸しょ國大こくだい多おお不服ふふく統すべ領りょう，而匈奴やつ勢力せいりょく也進入しんにゅう西域せいいき的てき塔とう里さと木き盆地ぼんち。13年ねん親近しんきん匈奴きょうど的てき焉耆就殺西域せいいき都みやこ護まもる但ただし欽，投とう奔匈奴やつ陣營じんえい。王おう莽於16年ねん派は五ご威い將しょう王おう駿しゅん、李り崇たかし與あずか郭かく欽等とう西にし征せい西域せいいき，最後さいご被ひ焉耆率りつ領りょう姑しゅうと墨すみ、尉じょう犁、危須等とう連れん軍ぐん擊げき潰つぶせ，王おう駿しゅん被ひ殺ころせ，西域せいいき與あずか新しん朝あさ斷絕だんぜつ往來おうらい。西域せいいき北道ほくどう諸國しょこく淪入匈奴きょうど勢力せいりょく範圍はんい，只ただ有ゆう位い於西域せいいき南道みなみどう的てき莎車率りつ領りょう南道みなみどう諸國しょこく抗こう衡匈奴やつ。到いた東ひがし漢かん初年しょねん，以莎車しゃ王おう延のべ與あずか其子康やすし最さい支持しじ漢かん朝あさ，但ただし漢かん光武みつたけ帝みかど為ため了りょう要よう全力ぜんりょく對たい內，不能ふのう支援しえん南道みなみどう諸國しょこく。不ふ久ひさ全ぜん西域せいいき地區ちく被ひ匈奴きょうど占領せんりょう。而西羌的部分ぶぶん，王おう莽用政治せいじ手段しゅだん領有りょうゆう西海さいかい郡ぐん（今こん青海せいかい海かい宴えん附近ふきん）。到いた新しん末すえ漢かん初はつ，西にし羌遷入にゅう境さかい內掠奪りゃくだつ，隗囂招懷其酋豪ごう，隴西數すう郡ぐん都みやこ成しげる五ご谿羌、先さき零れい羌的てき勢力せいりょく範圍はんい。

同どう時間じかん位い於四よん川がわ松まつ潘はん一帶いったい的てき武たけ都と參まいり狼おおかみ羌也被蜀しょく地ち的てき公孫こうそん述じゅつ煽動せんどう，發起ほっき叛亂はんらん。這些羌族於35年ねん至いたり37年ねん被ひ東ひがし漢かん馬うま援所ところ平定へいてい，到いた光武みつたけ末まつ年ねん，燒しょう當とう羌又また崛起，成なり為ため東ひがし漢かん一朝いっちょう的てき西にし患。在ざい北方ほっぽう、西方せいほう一片いっぺん叛亂はんらん之の際さい，12年ねん西南せいなん夷えびす的てき鉤かぎ町まち（今こん雲南うんなん廣こう南みなみ一帶いったい）也發生はっせい叛變，鉤かぎ町まち王おう攻おさむ殺ころせ牂柯太守たいしゅ周しゅう韶，跟者益えき州しゅう蠻夷ばんい也攻殺ころせ太守たいしゅ程ほど隆たかし。越えつ巂、遂とげ久ひさし、仇かたき牛うし、同どう亭ちん、邪よこしま豆まめ之の屬ぞく，陸續りくぞく叛變。王おう莽屢次じ派兵はへい討伐とうばつ，寧やすし始はじめ將軍しょうぐん廉れん丹に率りつ領りょう的てき大軍たいぐん水すい土ど不服ふふく，數すう十じゅう年ねん拖延未み果はて。而後以文ぶん齊ひとし為ため太守たいしゅ，他た開墾かいこん南中なんちゅう，勸降かんこう西南せいなん夷えびす，與あずか其恢復かいふく關係かんけい。公孫こうそん述じゅつ佔據蜀しょく地ち後ご，文ぶん齊ひとし據よりどころ南中なんちゅう不ふ願ねがい投降とうこう。到いた東ひがし漢かん時じ才ざい歸順きじゅん漢かん光武みつたけ帝みかど。

軍事ぐんじ制度せいど

軍事ぐんじ制度せいど承うけたまわ襲かさね西にし漢かん，但ただし王おう莽更改こうかい官制かんせい名稱めいしょう為ため古稱こしょう。為ため了りょう平定へいてい叛亂はんらん，王おう莽採取さいしゅ「以軍領りょう政せい」的てき方式ほうしき控ひかえ管かん地方ちほう。他た命令めいれい原げん為ため文官ぶんかん的てき「七なな公おおやけ六ろく卿きょう」都と兼けん稱しょう將軍しょうぐん，監督かんとく地方ちほう官吏かんり，以便穩定地方ちほう治安ちあん。11年ねん并州、平たいら州しゅう發生はっせい民みん變へん，派は著ちょ武將ぶしょう軍ぐん逯並駐ちゅう守もり平ひら亂らん。22年ねん由ゆかり於綠林りん軍ぐん在ざい荊北作さく亂らん，派は司し命いのち將軍しょうぐん孔あな仁ひとし駐ちゅう守もり豫よ州しゅう，納言なごん將軍しょうぐん嚴いむ尤ゆう、秩宗將軍しょうぐん陳ちん茂しげる平定へいてい荊州，此為兼けん稱しょう將軍しょうぐん的てき實例じつれい。以軍領りょう政せい的てき方式ほうしき還かえ有ゆう於10年ねん命いのち中ちゅう郎ろう將しょう、繡衣執と法ほう各かく五ご十じゅう五ご人にん，分別ふんべつ駐ちゅう守もり大だい郡ぐん，監督かんとく地方ちほう。中ちゅう郎ろう將はた不ふ僅涉内政ないせい，兼有けんゆう對外たいがい職責しょくせき。王おう莽所封ふう的てき太子たいし四よん友とも，就有中ちゅう郎ろう將しょう廉れん丹に。此外還かえ在ざい內置司つかさ命いのち軍ぐん正ただし，外そと設しつらえ軍ぐん監かん十じゅう二に人にん。20年ねん，新しん末すえ民みん變へん期間きかん，王おう莽見四方しほう盜賊とうぞく多た，復ふく欲ほし厭いや之の，又また置おけ前後ぜんこう左右さゆう中大ちゅうだい司馬しば之の位くらい，賜たまもの諸もろ州しゅう牧まき號ごう為ため大將軍だいしょうぐん，各かく郡ぐん的てき卒そつ正ただし、連れん帥そち、大だい尹いん為ため偏へん將軍しょうぐん，屬ぞく令れい為ため裨將軍ぐん，縣けん宰おさむ為ため校こう尉じょう。然しか而部分ぶぶん軍人ぐんじん在ざい地方ちほう胡えびす作さく非ひ爲ため，擾亂じょうらん地方ちほう行政ぎょうせい，以軍領りょう政せい的てき方式ほうしき還かえ是ぜ失敗しっぱい。

在ざい建立こんりゅう新しん軍ぐん方面ほうめん，王おう莽陸續ぞく建立こんりゅう豬突豨勇、理り軍ぐん等とう新しん軍ぐん，但ただし無む大用おおゆう。與あずか匈奴きょうど發生はっせい戰爭せんそう的てき期間きかん，王おう莽招募天下でんか丁ちょう男だん、死罪しざい囚しゅう、吏民奴やつ而編成へんせい的てき新しん軍ぐん「豬突豨勇」。又また令れい公卿くぎょう以下いか至いたり郡ぐん縣けん黃綬おうじゅ皆みな保養ほよう軍馬ぐんば，多少たしょう各かく以秩為ため差さ。又また招募自稱じしょう有ゆう竒技術ぎじゅつ可か以攻匈奴きょうど的てき人じん，然しか而大多おお誇大こだい其詞，但ただし王おう莽仍拜はい為ため「理り軍ぐん」，賜たまもの以車馬ば。此外還かえ設立せつりつ捕と盜ぬすめ都と尉じょう以平いたいら定じょう三さん輔盜賊とうぞく。23年ねん王おう莽拜將軍しょうぐん九きゅう人にん，皆みな以虎為ため號ごう，號ごう曰「九きゅう虎とら」，率りつ領りょう北きた軍ぐん精兵せいびょう數すう萬まん人前にんまえ往關東平とうへい亂らん。這些士し兵へい的てき妻子さいし與あずか兒女じじょ還かえ留とめ在ざい宮中きゅうちゅう當とう人質ひとじち。以上いじょう介かい紹的這些新しん軍ぐん，除じょ捕と盜ぬすめ都と尉じょう外がい，其餘大だい多た無用むよう。

人口じんこう

新しん朝あさ时期没ぼつ有ゆう具体ぐたい的てき人口じんこう调查，估计17年ねん全国ぜんこく有ゆう5600万まん人にん。由よし於王おう莽改制せい失しつ败加上じょう自然しぜん灾害频发和わ14年ねん黄河こうが下か游ゆう改あらため道どう，致使17年ねん爆ばく发绿林赤あか眉まゆ起おこり义。之これ后きさき烽火ほうか遍へん地ち，军阀割わり据すえ和わ混こん战，造成ぞうせい黄河こうが流域りゅういき大量たいりょう人口じんこう死亡しぼう，其餘为躲避战火ひ大量たいりょう向むかい长江流域りゅういき迁徙。東ひがし漢かん初年しょねん，江南こうなん地区ちく人口じんこう升ます至いたり全国ぜんこく四よん成なり，口数くちかず超ちょう过500万まん的てき有ゆう豫よ州しゅう、荆州、扬州與あずか益えき州しゅう等とう四よん州しゅう。南方なんぽう人口じんこう增ぞう长的同どう时，北方ほっぽう大だい部分ぶぶん郡ぐん国こく人口じんこう减少。

新しん朝あさ時期じき戶口とぐち流動りゅうどう表ひょう

年代ねんだい	戶數こすう	口數くちかず	備註
西にし漢かん漢かん平たいら帝みかど元始げんし二に年ねん（2年ねん）	12,366,740戶こ	59,594,978人にん
新しん朝あさ王おう莽天てん凤四よん年ねん（17年ねん）		約やく5600万まん人にん
東ひがし漢かん漢かん光武みつたけ帝みかど建たて武たけし中元ちゅうげん二に年ねん（57年ねん）	4,279,634户	21,007,820人にん

經濟けいざい

参まいり见：王おう莽币

新しん莽嘉量りょう，國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん館たて藏ぞう。

新しん朝あさ的てき經濟けいざい政策せいさく有ゆう部分ぶぶん是ぜ遵循古制こせい，有ゆう部分ぶぶん是重これしげ建けん西にし漢かん漢かん武たけ帝みかど時じ的てき經濟けいざい政策せいさく。立國りっこく初年しょねん，西にし漢かん末すえ年ねん的てき土地とち與あずか奴婢ぬひ問題もんだい依よ舊きゅう存在そんざい。為ため了りょう穩定統治とうち，王おう莽附會ふかい《周しゅう禮あや》上じょう的てき古制こせい，先後せんご下か令れい改あらため制せい。針はり對たい土地とち被ひ豪ごう強きょう強烈きょうれつ併購與大量たいりょう貧窮ひんきゅう人口じんこう轉てん為ため奴婢ぬひ的てき問題もんだい，王おう莽建立こんりゅう了りょう王おう田制たせい與あずか禁止きんし奴婢ぬひ買かい賣うり（私わたし屬ぞく制せい）。王おう田制たせい於9年ねん推行，視し全國ぜんこく土地とち為ため朝廷ちょうてい所有しょゆう，稱しょう為ため「王おう田た」，王おう田た不ふ得とく任意にんい買かい賣うり。恢復かいふく井田いだ制せい，限定げんてい男おとこ丁ひのと八はち口くち以下いか之の家いえ，佔田不ふ得とく超過ちょうか九きゅう百ひゃく畝うね（一井いちい），超過ちょうか的てき土地とち須分給きゅう宗族そうぞく鄉きょう鄰。如果無地むじ者しゃ由よし政府せいふ授田，每まい夫おっと一いち百ひゃく畝うね，這是與あずか後世こうせい均ひとし田制たせい極ごく為ため類似るいじ。針はり對たい奴婢ぬひ問題もんだい，王おう莽推行ぎょう私わたし屬ぞく制せい，禁止きんし奴婢ぬひ自由じゆう買かい賣うり。然しか而地方ちほう大だい地主じぬし激烈げきれつ反對はんたい土地とち轉てん讓ゆずる，王おう莽雖然派は張ちょう邯、孫まご陽ひ到いた地方ちほう強力きょうりょく推行，反はん而使地方ちほう大亂たいらん。三さん年ねん後ご，王おう莽接受せつじゅ區く博はく的てき建議けんぎ於取消とりけし王おう田制たせい。而私屬ぞく制せい，因いん為ため王おう莽禁止きんし奴婢ぬひ買かい賣うり，地方ちほう豪ごう強きょう競きおい相しょう於黑市し賣うり奴婢ぬひ，使つかい價格かかく低落ていらく，最後さいご也宣布せんぷ廢止はいし。

為ため了りょう穩定物價ぶっか、鼓つづみ勵生產せいさん、增加ぞうか國家こっか稅收ぜいしゅう與あずか打だ壓あつ商人しょうにん，早はや在ざい漢かん武たけ帝みかど時じ就向商人しょうにん和わ工匠こうしょう征せい税ぜい，但ただし王おう莽的制度せいど更さら加か完かん整せい。他た建立こんりゅう五ご均ひとし六ろく筦政策せいさく、貢みつぎ所得しょとく、徵しるし荒地あれち稅ぜい與あずか賒貸。這是新しん朝あさ在民ざいみん生せい及財政ざいせい的てき重要じゅうよう革新かくしん，也說是ぜ一いち種しゅ國家こっか社會しゃかい主義しゅぎ政策せいさく的てき推行。「五ご均ひとし」就是把わ鹽しお、鐵てつ、酒さけ、貨幣かへい、山林さんりん川がわ澤さわ等とう五類收歸國有以控制經濟，平衡へいこう物價ぶっか，防止ぼうし商人しょうにん剝削，增加ぞうか國庫こっこ收入しゅうにゅう。五均官還針對漁、獵りょう、畜牧、巫みこ、醫い以及養蠶ようさん、紡織ぼうしょく等とう業ぎょう，均ひとし收おさむ取と所得しょとく純利じゅんり的てき十じゅう分ふん一いち，稱しょう「貢みつぎ」，即そく現代げんだい的てき所得しょとく稅ぜい。「六ろく筦」即そく六ろく管かん，就是前面ぜんめん的てき五均與貢所得等六項由官府管理，對たい每ごと一項制定條例與處罰。此外，為ため了りょう鼓こ勵生產せいさん，對たい荒地あれち徵ちょう荒地あれち稅ぜい，鼓つづみ勵開墾かいこん荒地あれち。對たい貧窮ひんきゅう或ある需資金きむ周あまね轉てん的てき人じん，給きゅう予よ賒貸。這些政策せいさく雖然出自しゅつじ好意こうい，但ただし推行者しゃ多た是ぜ薛子仲なか、張ちょう長ちょう叔等ひとし大だい商人しょうにん。這些商人しょうにん到いた處しょ和わ地方ちほう官かん吏勾結以ゆい榨取百姓ひゃくしょう，百姓未蒙其利，先さき受其害がい。且改革かいかく步ふ驟太快かい，朝ちょう令れい夕ゆう改あらため，使つかい百姓ひゃくしょう官吏かんり不知ふち所しょ從したがえ，經濟けいざい更さら加か崩壞ほうかい。

針はり對たい貨幣かへい，王おう莽先後ご五ご次じ改あらため幣ぬさ。7年ねん，王おう莽附會かい周しゅう代だい鑄い大だい錢ぜに之の說せつ，加か鑄い契ちぎり刀がたな、錯刀、大だい錢ぜに與あずか漢かん代だい五ご銖錢共ども為ため四よん品ひん。9年ねん，除じょ大だい錢ぜに外的がいてき貨幣かへい均ひとし廢除はいじょ，並なみ鑄い小しょう錢ぜに與あずか大だい錢ぜに通用つうよう，並なみ嚴禁げんきん盜ぬすめ鑄い。隔年かくねん，另造二に十じゅう八はち種しゅ貨幣かへい：黃金おうごん一いち品ひん、銀貨ぎんか二に品ひん、龜かめ寶たから四よん品ひん、貝かい貨五ご品ひん、錢ぜに貨六ろく品ひん、布ぬの貨十じゅう品ひん。錢ぜに、布ぬの共ども為ため銅どう製せい，所以ゆえん總稱そうしょう「五ご物ぶつ、六ろく名めい、二に十じゅう八はち品ひん」。後こう因いん人民じんみん抵制繁雜はんざつ的てき莽幣，改あらため用よう漢かん五ご銖錢。在官ざいかん府ふ無法むほう禁止きんし的てき情況じょうきょう下か，王おう莽又盡つき廢はい諸しょ幣ぬさ，改行かいぎょう貨幣かへい、貨泉兩りょう品しな，並なみ於許民間みんかん鑄い大だい錢ぜに（限きり期き六ろく年ねん）。這樣反覆はんぷく的てき改革かいかく幣制へいせい，讓ゆずる新しん朝あさ的てき經濟けいざい混亂こんらん，加速かそく人民じんみん破產はさん。

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  一刀いっとう平ひらめ五ご千せん
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  大泉おおいずみ五ご十じゅう
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  貨泉

文化ぶんか

思想しそう

参まいり见：谶纬

新しん朝あさ思想しそう上起かみおこし西にし漢かん，下した承うけたまわ東ひがし漢かん。西にし漢かん末期まっき盛行せいこう讖緯學說がくせつ，讖緯是ぜ神學しんがく與あずか庸いさお俗ぞく經學けいがく的てき混合こんごう物ぶつ。儒生じゅせい好こう談だん災わざわい異こと、祥瑞しょうずい，常つね以自然しぜん現象げんしょう來らい附會ふかい人事じんじ的てき禍福かふく，後來こうらい成なり為ため王おう莽建立こんりゅう新しん朝あさ的てき依據いきょ。早はや在ざい西にし漢かん時じ，儒生じゅせい就多信奉しんぽう陰陽いんよう家か「五德ごとく終始しゅうし」之これ說せつ，盛もり言ごと「天運てんうん循環じゅんかん，貴き賤無常むじょう」，相あい信しんじ「漢かん歷れき當とう終おわり，新しん王將おうしょう興きょう」。由よし於社會かい改革かいかく的てき要求ようきゅう及天運うん循環じゅんかん的てき理論りろん相しょう結合けつごう，儒生じゅせい鼓吹こすい禅ぜん让、改元かいげん易えき号ごう以更始こうし，這些都と成なる為ため王おう莽建立こんりゅう新しん朝あさ时所依よ靠もたれ的てき理り论。

強調きょうちょう如實にょじつ的てき認識にんしき自然しぜん現象げんしょう的てき扬雄。

前ぜん78年ねん汉昭帝みかど時とき，眭弘便びん附會ふかい董ただし仲なか舒之これ言げん，認みとめ為ため漢かん帝みかど應おう該尋到いた賢人けんじん，禪讓ぜんじょう帝位ていい給きゅう他た，自じ退位たいい為ため王おう，如同夏代なつよ堯、周しゅう代だい商しょう故事こじ，他た將しょう董ただし仲なか舒半はん人にん半はん神かみ的てき神學しんがく目的もくてき論ろん演えんじ變へん為ため讖緯神學しんがく。汉成帝みかど时，又また有ゆう齊ひとし人じん甘あま忠ただ可か詐いつわり造づくり天てん官かん歷れき、包つつみ元もと太平たいへい經けい十じゅう二に卷かん，以言「漢かん家か逢天地ち之の大だい終おわり，當とう更さら受命じゅめい於天，天帝てんてい使し真人まさと赤あか精子せいし，下した敎きょう我わが此道。」甘あま忠ただし可か傳授でんじゅ給きゅう重平じゅうへい夏なつ賀が良りょう、容よう丘おか丁ちょう廣ひろ世よ、東ひがし郡ぐん郭かく昌あきら等ひとし。甘あま忠ただし可か弟子でし夏なつ賀が良りょう等ひとし對たい漢かん哀あい帝みかど陈说西にし漢かん中ちゅう衰おとろえ，當とう更さら受命じゅめい。於是漢かん哀あい帝みかど改元かいげん太初たいしょ元もと將しょう，號ごう曰『陳ちん聖きよし劉りゅう太平たへい皇帝こうてい』。後こう因いん無む嘉よしみ應おう，漢かん哀あい帝みかど遂とげ誅殺ちゅうさつ夏なつ賀が良りょう等とう人じん。讖緯學說がくせつ到いた新しん莽時達たち到いた高峰こうほう，王おう莽崇尚古しょうこ制せい，也利用りよう讖緯學說がくせつ以取得しゅとく帝位ていい。他た假借かしゃく符ふ命いのち、祥瑞しょうずい，偽造ぎぞう禪讓ぜんじょう的てき根據こんきょ，如製作さく了りょう「告つげ安やす漢かん公おおやけ莽為皇帝こうてい」的てき石碑せきひ、「金きむ匱神嬗」書しょ言げん王おう莽為真ま天子てんし等とう讖緯。

西にし漢かん末まつ年ねん也有やゆう人じん對たい陰陽いんよう家か提出ていしゅつ質疑しつぎ，揚あげ雄ゆう仿《論語ろんご》作さく《法ほう言げん》，模かたぎ仿《易えき經けい》作さく《太ふとし玄げん》，提出ていしゅつ以「玄げん」作為さくい宇宙うちゅう萬物ばんぶつ根源こんげん之の學說がくせつ，強調きょうちょう如實にょじつ的てき認識にんしき自然しぜん現象げんしょう，並なみ認みとめ為ため「有生ゆうせい者しゃ必有死し，有ゆう始はじめ者しゃ必有終ゆうしゅう」，駁斥了りょう方かた士し的てき學說がくせつ。他た主張しゅちょう要よう回復かいふく儒學じゅがく五經ごきょう的てき本來ほんらい面目めんぼく，為ため東ひがし漢かん注ちゅう重文じゅうぶん字じ本身ほんみ的てき真實しんじつ性せい的てき訓詁くんこ學がく開ひらけ啟けい了りょう先さき河かわ。

新しん莽的覆滅ふくめつ代表だいひょう儒學じゅがく家か復古ふっこ思想しそう的てき破滅はめつ，也使漢かん儒變法ほう禪讓ぜんじょう的てき政治せいじ理論りろん至いたり此消失しょうしつ，漸やや變へん帝王ていおう萬まん世せい一統いっとう的てき思想しそう。先さき秦しん學術がくじゅつ注ちゅう重じゅう矯正きょうせい社會しゃかい的てき病態びょうたい，建立こんりゅう大同だいどう世界せかい。由よし於王莽新政せい的てき失敗しっぱい，說明せつめい以古代こだい禮法れいほう改革かいかく的てき方式ほうしき不通ふつう。魏ぎ晉すすむ以後いご，思潮しちょう不ふ向こう整體せいたい利益りえき求もとめ答案とうあん，轉てん為ため尋ひろ求人きゅうじん性せい及生存せいぞん的てき意義いぎ，玄げん學がく及佛學がく遂とげ取ど代だい先さき秦しん諸子しょし的てき思想しそう地位ちい。

文學ぶんがく與あずか文字もじ

参まいり见：樂らく經けい

劉りゅう歆之父ちち劉りゅう向むかい像ぞう。

新しん莽時期じき，王おう莽與あずか劉りゅう歆等とう儒者じゅしゃ提ひさげ倡古文こぶん經けい，使つかい古文こぶん經けい與あずか今こん文ぶん經けい抗こう衡，即そく古今ここん文ぶん之の爭そう。王おう莽還於五經ごきょう以外いがい增設ぞうせつ樂らく經けい，增加ぞうか古文こぶん經けい博士はかせ和わ博士はかせ弟子でし的てき人數にんずう五ご人にん。並なみ且擴建太けんた學がく和かず太ふとし學生がくせい宿舍しゅくしゃ，於地方ちほう學校がっこう廣こう招生徒せいと，徵求ちょうきゅう各地かくち異才いさい。

古今ここん文ぶん之の爭そう源げん自じ秦はた始はじめ皇すめらぎ焚毀經書けいしょ事件じけん，後來こうらい儒者じゅしゃ憑記憶きおく書寫しょしゃ經書けいしょ，成なり為ため今こん文ぶん經けい。在ざい西にし漢かん時じ於孔壁かべ發現はつげん古こ經書けいしょ，稱しょう為ため古文こぶん經けい。西にし漢かん的てき五經ごきょう（樂らく經けい已やめ失しつ散ち）博士はかせ仍以今こん文ぶん經けい為ため主ぬし。西にし漢かん晚期ばんき，今こん文ぶん經學けいがく派は如劉りゅう向むかい等とう人受ひとうけ陰陽いんよう家か影響えいきょう，偏向へんこう怪力かいりき亂らん神しん，到いた西にし漢かん末まつ年ねん出現しゅつげん讖緯學說がくせつ。古文こぶん經けい學派がくは則そく在ざい西にし漢かん末まつ年ねん由よし巨儒きょじゅ劉りゅう歆（劉りゅう向むかい之子ゆきこ）與あずか王おう莽提倡。漢かん成なり帝みかど時じ，劉りゅう向こう負まけ責せめ整理せいり古文こぶん經けい，劉りゅう向こう去さ世よ後ご由ゆかり劉りゅう歆繼承けいしょう。劉りゅう歆最後ご完成かんせい編目あみめ，即そく《七なな略りゃく》，這是中國ちゅうごく最早もはや的てき目錄もくろく書しょ，集結しゅうけつ古代こだい學術がくじゅつ思想しそう與あずか著作ちょさく的てき內容。劉りゅう歆在整理せいり古こ籍せき中ちゅう發現はつげん先さき秦しん時期じき的てき蝌蚪文ぶん，主要しゅよう有ゆう《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し傳でん》、《古文こぶん尚書しょうしょ》、《逸いっ禮れい》等とう等とう，並なみ認みとめ為ため《毛もう詩し》與あずか其他家か派は不同ふどう，可か列れつ為ため古文こぶん。最後さいご劉りゅう歆大力りょく提つつみ倡古文こぶん經けい，並なみ建議けんぎ立りつ古文こぶん經けい博士はかせ、學がく官かん，得とく以和今こん文學ぶんがく家か抗こう衡，這受到いた今こん文學ぶんがく家か的てき抵制，即そく今こん古文こぶん之の爭そう。新しん朝あさ成立せいりつ後ご，王おう莽為上述じょうじゅつ古文こぶん立りつ古文こぶん經けい博士はかせ。雖然東ひがし漢かん成立せいりつ後ご古文こぶん經けい博士はかせ被ひ廢はい，但ただし不ふ排斥はいせき古文こぶん經けい，而且民間みんかん研究けんきゅう風氣かざけ大盛おおもり，三國時期古文終於取代今文，成なり為ため學術がくじゅつ正統せいとう。

王おう莽改定かいてい文字もじ為ため新しん莽六書しょ，即そく古文こぶん、奇き字じ、篆書てんしょ、佐さ書しょ、繆篆、鳥とり蟲むし書しょ，可分かぶん成なり古代こだい文獻ぶんけん文字もじ、通用つうよう文字もじ與あずか應用おうよう文字もじ等とう。古文こぶん為ため孔あな壁かべ經書けいしょ的てき戰國せんごく文字もじ，奇き字じ是ぜ有ゆう非ひ孔あな壁かべ古文こぶん的てき戰國せんごく文字もじ，均ひとし屬ぞく古代こだい文獻ぶんけん文字もじ。王おう莽为了りょう拉ひしげ抬古文こぶん经学的てき地位ちい，所以ゆえん將はた古文こぶん及奇字じ分列ぶんれつ六ろく书的前まえ二に位い。篆書てんしょ即そく秦しん朝あさ小篆しょうてん、佐さ書しょ即そく秦はた朝ちょう隸書れいしょ，為ため新しん莽時期じき的てき通用つうよう文字もじ，兩個りゃんこ都と廣こう泛運用うんよう，一般日常文書也是用佐書。繆篆為ため小篆しょうてん變體へんたい，較為權威けんい、莊重そうちょう的てき場合ばあい使用しよう，如銅器き、印章いんしょう、石刻せっこく、貨幣かへい、瓦かわら當とう等とう；鳥とり蟲むし書しょ即そく秦はた體からだ蟲むし書しょ，用よう於旗幟のぼり和わ符ふ信しんじ，與あずか繆篆都と是ぜ應用おうよう文字もじ。

语言学がく研究けんきゅう方面ほうめん，揚あげ雄ゆう曾著《方言ほうげん》，叙述じょじゅつ西にし汉时代各地かくち方言ほうげん，为研究けんきゅう古代こだい语言的てき重要じゅうよう资料。王おう莽当政せい後ご，拉ひしげ拢扬雄ゆう，任にん他た为中散大さんだい夫おっと。揚あげ雄ゆう還かえ写うつし过《劇げき秦はた美よし新しん》，指ゆび斥秦朝あさ，美化びか新しん朝あさ。

藝術げいじゅつ

参まいり见：漢かん朝ちょう藝術げいじゅつ

新しん莽西王母せいおうぼ和わ凤凰墓はか畫が。

新しん朝あさ藝術げいじゅつ屬ぞく於漢朝あさ藝術げいじゅつ的てき一いち個こ時期じき，比較ひかく有ゆう特色とくしょく的てき有印ゆういん章あきら、書法しょほう與あずか墓はか畫が。新しん莽的印章いんしょう屬ぞく於秦漢かん印章いんしょう的てき系統けいとう，但ただし其工藝げい水平すいへい高だか，古代こだい璽印無む出で其右。新しん莽印章いんしょう具有ぐゆう自己じこ的てき風格ふうかく，分ふん成なり繆篆與あずか鳥とり蟲むし書しょ兩りょう類るい，在ざい制度せいど、印しるし文ぶん、字數じすう、名稱めいしょう諸しょ方面ほうめん，與あずか秦はた漢かん、魏ぎ晉すすむ南北なんぼく朝あさ的てき印章いんしょう有ゆう較大的てき區別くべつ，其所達たち到いた的てき藝術げいじゅつ水準すいじゅん堪こらえ稱たたえ秦はた漢かん印章いんしょう中ちゅう最大さいだい的てき靚點。

書法しょほう方面ほうめん，《王おう俊しゅん幕府ばくふ檔案簡》為ため起草きそう正式せいしき文書ぶんしょ的てき底そこ稿こう，這是完全かんぜん成熟せいじゅく的てき草書そうしょ。而《郁いく平ひら大だい尹いん馮君孺久墓ぼ題だい記き》與あずか《張ちょう伯はく升ます柩ひつぎ銘めい》相似そうじ，屬ぞく於繆篆。字形じけい總體そうたい為ため方かた扁ひらた形がた，偏旁へんぼう結構けっこう很明確かく地ち分ぶん為ため方かた、圓えん兩りょう類るい，方形ほうけい結構けっこう以直線せん銜接建けん構而成なり，圓形えんけい結構けっこう以曲線せん糾結盤ばん繞にょう形成けいせい，兩者りょうしゃ構成こうせい了りょう鮮明せんめい的てき對比たいひ。

西にし漢かん末すえ年ねん到いた新しん莽時期じき，墓はか室しつ內繪製せい的てき壁畫へきが的てき面積めんせき增大ぞうだい，增ぞう入にゅう了りょう世俗せぞく生活せいかつ宴樂えんらく的てき內容。墓はか例れい有ゆう洛陽らくよう金谷かなや園えん和わ偃師辛からし村むら的てき新しん莽墓，金谷かなや園えん墓前ぼぜん室しつ穹隆頂いただき在ざい白地しろじ上じょう以朱墨すみ等とう色しょく滿まん繪え彩雲さいうん，四壁しへき影かげ作さく枋柱，以象徵しょうちょう木き結構けっこう建築けんちく。後室こうしつ頂いただき脊及柱頭ちゅうとう斗と子こ間あいだ分ぶん繪え日月じつげつ神しん靈異れいい獸じゅう。辛からし村むら墓はか則そく除じょ日び、月つき及辟邪よこしま畫面がめん外がい，其最有名ゆうめい的てき有ゆう《壁画へきが宴えん乐图》与あずか《西王母せいおうぼ图》。並なみ且繪有ゆう多た幅はば門もん吏、庖廚、宴うたげ飲いん、六ろく博はく等とう世俗せぞく生活せいかつ的てき畫面がめん。

除じょ了りょう墓はか畫が，自じ西にし漢かん宣せん、昭あきら兩りょう帝みかど萌芽ほうが的てき畫像がぞう石せき也有やゆう充足じゅうそく的てき發展はってん，以河南かなん唐から河かわ出土しゅつど的てき天てん鳳おおとり五ご年ねん的てき「漢かん郁いく平ひら大だい尹いん馮君孺人畫像がぞう石せき墓はか」為ため經典きょうてん之の作さく。該區畫像がぞう石せき的てき內容豐富ほうふ，約やく有ゆう30餘あまり。主要しゅよう描述墓はか主ぬし生活せいかつ的てき迎賓げいひん拜謁はいえつ、馴虎騎き象ぞう、樂らく舞まい雜技ざつぎ，反映はんえい儒家じゅか倫理りんり道德どうとく的てき歷史れきし故事こじ，反映はんえい仙人せんにん思想しそう的てき羽はね人じん、應おう龍りゅう、四首人面虎以及鎮墓辟邪神怪如蹶張、青あお龍りゅう、白虎びゃっこ、朱雀すざく、鋪しき首くび銜杯等とう。由よし於主題しゅだい明あかり顯あらわ、內容豐富ほうふ又また質樸しつぼく，而且紀年きねん明確めいかく，所以ゆえん十分じゅうぶん被ひ重視じゅうし。

君主くんしゅ年表ねんぴょう

新しん朝あさ君主くんしゅ與あずか年號ねんごう（9年ねん－23年ねん）　

肖像しょうぞう	庙号	谥号	名めい讳	在世ざいせい时间	在位ざいい时间	年号ねんごう	年号ねんごう使用しよう时间	陵りょう寝ね
	－	－	王おう莽	前ぜん45年ねん－25年ねん	9年ねん－23年ねん	始はじめ建国けんこく	9年ねん－13年ねん	王おう莽墓
						天てん凤	14年ねん－19年ねん
						地ち皇すめらぎ	20年ねん－23年ねん

新しん朝あさ末期まっき地方ちほう勢力せいりょく

各地かくち勢力せいりょく	統治とうち區域くいき	統治とうち時間じかん	各地かくち勢力せいりょく	統治とうち區域くいき	統治とうち時間じかん
黃河こうが以北いほく地區ちく
馬うま適てき求もとめ	鉅鹿（河北かほく平鄉たいらごう）	20年ねん	遲おそ昭平しょうへい	平原ひらはら（山東さんとう平原へいげん）	21年ねん—?
漢かん帝みかど王おう郎ろう（後ご自稱じしょう劉りゅう子こ輿こし）	冀州，邯鄲かんたん（河北かほく邯鄲かんたん）	23年ねん—24年ねん	西平にしだいら王おう，漢かん帝みかど盧の芳かおる（後ご自稱じしょう劉りゅう文ぶん伯はく）	朔ついたち方かた與あずか并州北部ほくぶ，九きゅう原はら（內蒙古こ包つつみ頭あたま）	25年ねん—36年ねん
蕭しょう王おう，漢かん帝みかど劉りゅう秀しげる	於河北きた建立こんりゅう東ひがし漢かん、擴充かくじゅう至いたり洛陽らくよう與あずか關かん中ちゅう，最後さいご統一とういつ天下でんか。鄗縣（河北かほく柏鄉かしわごう北方ほっぽう）、雒陽	24年ねん—25年ねん—36年ねん統一とういつ天下でんか	燕つばめ王おう彭寵、彭午	幽かそけ州しゅう西部せいぶ，漁りょう陽ひ（北京ぺきん密雲みつうん）	26年ねん—29年ねん
黃河こうが以南いなん、淮河以北いほく地區ちく
呂りょ母はは	海うみ曲きょく（山東さんとう日照ひでり）	17年ねん—22年ねん	赤あか眉まゆ兵へい樊崇，後こう立だて劉りゅう盆ぼん子こ為ため傀儡かいらい帝みかど	泰山たいざん、擴充かくじゅう至いたり關東かんとう、關せき中ちゅう建立こんりゅう赤あか眉まゆ漢かん、黃河こうが兩りょう岸きし，莒縣（山東さんとう莒縣）、長安ながやす	18年ねん—25年ねん—27年ねん
力子りきこ都と/檀まゆみ鄉きょう兵へい	東海とうかい、擴充かくじゅう至いたり徐じょ州しゅう、兗州，東海とうかい（山東さんとう郯城）	18年ねん—26年ねん	漢かん帝みかど劉りゅう望のぞむ	汝なんじ南みなみ（河南かなん平たいら輿こし西北せいほく）	23年ねん
梁はり王おう，漢かん帝みかど劉りゅう永ひさし、劉りゅう紆	關東かんとう地區ちく，睢陽（河南かなん商しょう丘おか）	23年ねん—25年ねん—29年ねん	海うみ西にし王おう董ただし憲けん	徐じょ州しゅう北部ほくぶ，郯縣（山東さんとう郯城）	24年ねん—30年ねん
齊ひとし王おう張ちょう步あゆみ	青あお州しゅう，劇げき縣けん（山東さんとう壽光としみつ南方なんぽう）	24年ねん—32年ねん	爰曾、劉りゅう詡	黃河こうが下か游ゆう，東平とうへい（山東さんとう東平とうへい）	24年ねん—?
佼彊	魯（山東さんとう曲きょく阜）	26年ねん—29年ねん
淮河、長江ながえ、漢江かんこう以南いなん地區ちく
綠林りょくりん兵へい新市しんいち兵へい王おう匡ただし，後こう立だて劉りゅう玄げん為ため帝みかど	荊州北部ほくぶ、擴充かくじゅう至いたり關せき中ちゅう建たて玄げん漢かん，綠林りょくりん山さん（湖北こほく隨ずい州しゅう西南せいなん方かた）、新市しんいち（湖みずうみ北京ぺきん山さん）、宛あて（河南かなん南陽なんよう）、長安ながやす	17年ねん—23年ねん—25年ねん	下江しもえ兵へい王おう常つね，後こう併入綠林りょくりん兵へい	南みなみ郡ぐん（湖みずうみ北江きたえ陵りょう）	22年ねん併入綠林りょくりん兵へい
平林ひらばやし兵へい陳ちん牧まき，後こう併入綠林りょくりん兵へい	平林ひらばやし（湖北こほく隨ずい州しゅう東北とうほく方かた平林ひらばやし關せき）	22年ねん併入綠林りょくりん兵へい	舂うす陵りょう兵へい劉りゅう縯，後こう併入綠林りょくりん兵へい	舂うす陵りょう（湖北こほく棗なつめ陽ひ南方なんぽう）	22年ねん併入綠林りょくりん兵へい
淮南ワイナン王おう，淮南ワイナン帝みかど李り憲けん	淮南ワイナン地區ちく，舒縣（安徽あんき盧の江こう）	23年ねん—27年ねん—30年ねん	周しゅう成しげる王おう田た戎えびす	荊西地區ちく，夷えびす陵りょう（湖北こほく宜むべ昌あきら）	24年ねん—29年ねん
楚すわえ黎はじむ王おう秦はた豐ゆたか	荊州中部ちゅうぶ，黎はじむ丘おか（湖北こほく襄じょう樊東南方なんぽう）、南みなみ郡ぐん（湖みずうみ北江きたえ陵りょう）	21年ねん—29年ねん	鄧讓	交州，南海なんかい（廣東かんとん廣州こうしゅう）	9年ねん—29年ねん
關せき中ちゅう、巴ともえ蜀しょく、西にし涼すずか地區ちく
西にし州しゅう大將軍だいしょうぐん，朔さく寧やすし王おう隗囂、隗純	隴西地區ちく，平たいら襄じょう（甘肅かんせい通どおり渭）	23年ねん—33年ねん	蜀しょく王おう，成家なるいえ帝みかど公孫こうそん述じゅつ	益えき州しゅう，成都せいと（四よん川成かわなり都と）	23年ねん—36年ねん
武たけ安王やすおう延のべ岑	漢かん中ちゅう地區ちく，藍田あいだ（陝西せんせい藍田あいだ）	24年ねん—29年ねん	河西かさい五ご郡ぐん大將軍だいしょうぐん，涼りょう州しゅう牧まぎ竇融	河西かさい地區ちく，張ちょう掖わき（甘肅かんせい金きん塔とう東方とうほう）	24年ねん—29年ねん
铜马兵へい、青あお犊兵與あずか尤ゆう来らい兵へい，後ご立だて孫まご登とう為ため傀儡かいらい帝みかど	上郡かみごおり（陝西せんせい榆林南方なんぽう魚ぎょ河かわ堡）	23年ねん—26年ねん

參まいり見み

• 汉朝
• 王おう莽改制せい
• 漢かん朝ちょう經濟けいざい

参考さんこう书目

• 《中國ちゅうごく通史つうし 秦はた漢かん史し》，鄒紀萬まん，九州きゅうしゅう出版しゅっぱん社しゃ ISBN 957-0325-32-X
• 《中國ちゅうごく通どおり史し 上じょう冊さつ》，傅でん樂らく成なり，大だい中國ちゅうごく圖書としょ公司こうし，ISBN 978-957-521-143-1
• 《劍けん橋きょう中國ちゅうごく史し─秦はた漢かん篇へん》，费正清きよし、崔ちぇ瑞みずほ德いさお著ちょ，韓かん復ふく智さとし譯やく，南天なんてん書しょ局きょく有限ゆうげん公司こうし，ISBN 978-957-638-349-6
• 《中國ちゅうごく史し研究けんきゅう叢書そうしょ 秦はた漢かん史し》，翦伯贊さん，雲龍うんりゅう出版しゅっぱん社しゃ，ISBN 978-986-7938-16-9
• 《中國ちゅうごく文明ぶんめい史し 第だい三さん卷かん 秦はた漢かん時代じだい 上じょう冊さつ、中ちゅう冊さつ與あずか下しも冊さつ》，地球ちきゅう社しゃ編輯へんしゅう部ぶ著ちょ，地球ちきゅう出版しゅっぱん社しゃ，ISBN 978-957-9585-84-2

外部がいぶ链接

• 维基學院がくいん：
  • 王おう莽的讖緯
• 维基文ぶん库：
  • 《汉书‧王おう莽傳上じょう》、《汉书‧王おう莽傳中ちゅう》、《汉书‧王おう莽傳下か》
  • 《汉书》
  • 《后きさき汉书》
• 國家こっか度量衡どりょうこう標準ひょうじゅん實驗じっけん室しつ:新しん莽嘉量りょう （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）

中国ちゅうごく朝ちょう代だい和政かずまさ权

前ぜん朝あさ： 漢かん · 西にし漢かん

新しん 9年ねん — 23年ねん 玄げん漢かん 23年ねん — 25年ねん 赤あか眉まゆ漢かん 25年ねん — 27年ねん

后きさき朝あさ： 漢かん · 東ひがし漢かん