史ふみ立たて模も

史ふみ立たて模も
	大だい明惠あきえ州しゅう府ふ知ち府ふ
籍せき貫ぬき	浙江せっこう紹興しょうこう府ふ餘あまり姚縣
字じ號ごう	字じ季き弘ひろし
出生しゅっしょう	十じゅう月がつ二に十じゅう二に日にち;
逝世	卒そつ年ねん不ふ詳しょう;
配偶はいぐう	娶めと蘇そ氏し
親おや屬ぞく	（子こ）史し自じ上うえ（平ひら阳府同どう知ち）; （孫まご）史ふみ元もと熙（江西えにし按察司し佥事）
出身しゅっしん
	正德しょうとく二に年ねん丁ちょう卯しげる科か舉人; 正德しょうとく十じゅう六年辛巳科同進士出身;

史ふみ立たて模も（1483年ねん—？），字じ季き弘ひろし，浙江せっこう紹興しょうこう府ふ餘よ姚縣人ひと，民みん籍せき，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

正德しょうとく二に年ねん（1507年ねん）丁ちょう卯しげる科か浙江せっこう鄉きょう試ためし第だい十じゅう四よん名めい舉人。正德しょうとく十じゅう六ろく年ねん（1521年ねん）中ちゅう式しき辛からし巳み科か會かい試ためし第だい一いち百ひゃく三さん十じゅう八はち名めい，登とう第だい三甲さんこう第だい八はち名めい進士しんし^[1]^[2]。初はつ授行人司ひとし行人こうじん，嘉よしみ靖やすし六ろく年ねん（1527年ねん）九きゅう月がつ选授兵科へいか给事中ちゅう，七なな年ねん八月以事贬通州判官^[3]，升ます袁州府ふ同どう知ち。嘉よしみ靖やすし十じゅう三さん年ねん（1534年ねん）担任たんにん广东惠めぐみ州しゅう府ふ知ち府ふ。^[4]考察こうさつ罢职，卒そつ于家。

遺のこ存そん

餘よ姚市城南じょうなん史ふみ家村いえむら有ゆう为史立りつ模も所しょ建けん之の谏议坊ぼう，现为餘あまり姚仅存そん的てき两座古代こだい牌ぱい坊ぼう之の一いち，已やめ列れつ入いり市し文物ぶんぶつ保ほ护单位い。

家族かぞく

曾祖そうそ史ふみ必通；祖父そふ史ふみ國こく用よう，曾任壽ことぶき官かん；父ちち史ふみ本ほん端はし，母はは吳ご氏し。重じゅう庆下。弟おとうと立りつ相しょう、立たて桢^[5]。

参考さんこう文献ぶんけん

^ （明あきら）张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ.
^ 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种上じょう. 武たけ汉：武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1.
^ 《明世あきよ宗むね肃皇帝こうてい实录卷まき之の九きゅう十じゅう一いち》：嘉よしみ靖やすし七なな年ねん八はち月がつ，谪兵科か给事中ちゅう史し立たて模も为通州しゅう判官ほうがん。初はつ聂能迁既抵罪，会かい岁当朝あさ觐，立たて模も因いん疏曰：臣しん闻刚正せい者しゃ特立とくりつ而见忌き，诡秘者しゃ杂出而难防ぼう，以见忌き之の君子くんし而牵率りつ于难防ぼう之の小人こども，苟其术得试，其计得とく行ぎょう，虽至于空人じん之の国くに亦また易易やすやす耳みみ，本もと廉れん贞也，而谓贪污本ほん慈祥也，而谓酷こく暴或指ゆび以闺门暧昧，或ある诬以暮夜ぼや苞つと苴，或ある追つい论其平生へいぜい，或ある旁つくり求もとめ其近似きんじ，非ひ出で乡官之の多た口くち，则缘吏胥之の销骨；非ひ昌あきら言げん于广坐，则揭帖じょう于幽阴。而巡使し监司之の考かんがえ核かく，任にん喜怒きど以为取舍しゃ者しゃ，不ふ与あずか焉，往往おうおう以小人じん一いち时之言ごと，遂とげ为君子くんし终身之の玷，修之のぶゆき岁年而不足ふそく，坏之顷刻而有馀，请一切いっさい禁きん治ち。上うえ是ただし其言，诏部院いん持じ明あかり秉公，毋得偏へん听，先さき申さる禁きん约，悬榜晓示，仍令缉事衙门、巡じゅん城じょう御ご史し，但ただし有ゆう投とう匿名とくめい文ぶん书者密みつ访擒治ち，罢闲官吏かんり革かわ役人やくにん等とう潜せん住じゅう京きょう师，大だい索さく逐之，期き尽つき一いち月がつ，舍しゃ者しゃ与あずか旁つくり舍しゃ不ふ举者同どう坐すわ，悉如立りつ模も疏行。至いたり是ぜ复谕吏部：立たて模も前ぜん有ゆう奏そう疏，朕ちん已やめ施行しこう，今こん复思之の，似に为大臣だいじん拒こばめ绝人言ごと，以箝天下でんか之の口くち，非ひ人臣じんしん之の道みち。且朝觐禁约事宜よろし，祖宗そそう俱有明ありあけ旨むね。立たて模も所しょ奏そう多た致纷扰，难居言げん路ろ，其调外用がいよう。前ぜん所行しょぎょう者しゃ一切いっさい报罢。
^ 《惠めぐみ州しゅう府ふ志こころざし》
^ 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《正德しょうとく十じゅう六年辛巳科進士登科錄》

官かん衔
前任ぜんにん：郭かく敦あつし	明朝みょうちょう袁州府ふ同どう知ち嘉よしみ靖やすし年間ねんかん	繼つぎ任にん：章しょう九きゅう思おもえ
前任ぜんにん：蒋淦	明朝みょうちょう惠めぐみ州しゅう府ふ知ち府ふ嘉よしみ靖やすし十じゅう三さん年ねん（1534年ねん）上うえ任つとむ	繼つぎ任にん：李り玘

[1] （明あきら）张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ.

[2] 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种上じょう. 武たけ汉：武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1.

[3] 《明世あきよ宗むね肃皇帝こうてい实录卷まき之の九きゅう十じゅう一いち》：嘉よしみ靖やすし七なな年ねん八はち月がつ，谪兵科か给事中ちゅう史し立たて模も为通州しゅう判官ほうがん。初はつ聂能迁既抵罪，会かい岁当朝あさ觐，立たて模も因いん疏曰：臣しん闻刚正せい者しゃ特立とくりつ而见忌き，诡秘者しゃ杂出而难防ぼう，以见忌き之の君子くんし而牵率りつ于难防ぼう之の小人こども，苟其术得试，其计得とく行ぎょう，虽至于空人じん之の国くに亦また易易やすやす耳みみ，本もと廉れん贞也，而谓贪污本ほん慈祥也，而谓酷こく暴或指ゆび以闺门暧昧，或ある诬以暮夜ぼや苞つと苴，或ある追つい论其平生へいぜい，或ある旁つくり求もとめ其近似きんじ，非ひ出で乡官之の多た口くち，则缘吏胥之の销骨；非ひ昌あきら言げん于广坐，则揭帖じょう于幽阴。而巡使し监司之の考かんがえ核かく，任にん喜怒きど以为取舍しゃ者しゃ，不ふ与あずか焉，往往おうおう以小人じん一いち时之言ごと，遂とげ为君子くんし终身之の玷，修之のぶゆき岁年而不足ふそく，坏之顷刻而有馀，请一切いっさい禁きん治ち。上うえ是ただし其言，诏部院いん持じ明あかり秉公，毋得偏へん听，先さき申さる禁きん约，悬榜晓示，仍令缉事衙门、巡じゅん城じょう御ご史し，但ただし有ゆう投とう匿名とくめい文ぶん书者密みつ访擒治ち，罢闲官吏かんり革かわ役人やくにん等とう潜せん住じゅう京きょう师，大だい索さく逐之，期き尽つき一いち月がつ，舍しゃ者しゃ与あずか旁つくり舍しゃ不ふ举者同どう坐すわ，悉如立りつ模も疏行。至いたり是ぜ复谕吏部：立たて模も前ぜん有ゆう奏そう疏，朕ちん已やめ施行しこう，今こん复思之の，似に为大臣だいじん拒こばめ绝人言ごと，以箝天下でんか之の口くち，非ひ人臣じんしん之の道みち。且朝觐禁约事宜よろし，祖宗そそう俱有明ありあけ旨むね。立たて模も所しょ奏そう多た致纷扰，难居言げん路ろ，其调外用がいよう。前ぜん所行しょぎょう者しゃ一切いっさい报罢。

[4] 《惠めぐみ州しゅう府ふ志こころざし》

[5] 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《正德しょうとく十じゅう六年辛巳科進士登科錄》

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