孫まご立りつ

地ち勇いさむ星ほし病びょう尉じょう遲おそ孫まご立りつ
姓名せいめい	孫まご立りつ
星名ほしな	地ち勇いさみ星ぼし
座ざ次じ	39，地ち勇いさむ星ほし
绰号	病やまい尉じょう遲おそ
出身しゅっしん	登のぼり州しゅう兵馬へいば提ひさげ轄
使用しよう兵器へいき	長ちょう槍やり、竹節たけふし虎とら眼め鞭むち
梁やな山さん职司	馬うま軍ぐん小しょう彪あや將しょう兼けん遠とお探さがせ出で哨頭領りょう
出で场回目め	第だい033回かい
赞诗
鬍鬚黑くろ霧きり飄 性格せいかく流星りゅうせい急きゅう 鞭むち鎗最熟じゅく慣 弓箭きゅうせん常つね溫習おんしゅう 闊臉似に粧金 雙そう睛如點てん漆うるし 軍ぐん中ちゅう顯あらわ姓名せいめい 病やまい尉じょう遲おそ孫まご立りつ

孫まご立りつ，是ぜ《水みず滸傳》人物じんぶつ。瓊州（今いま海南かいなん島とう）人士じんし，身み高だか八はち尺しゃく，功夫いさお了りょう得え，使つかい一支長槍及一竹節鋼鞭，騎き坐すわ烏がらす騅馬，人稱にんしょう「病やまい尉じょう遲おそ」，是ぜ「小しょう尉じょう遲おそ」孫まご新しん的てき兄あに長ちょう。妻子さいし姓せい樂らく，通稱つうしょう「樂らく大だい娘むすめ子こ」，是ぜ鐵てつ叫さけべ子こ樂らく和わ的てき親おや姊。

经历

孫まご立りつ登場とうじょう於小說せつ第だい四よん十じゅう九きゅう回かい，本ほん為ため登のぼり州しゅう府ふ兵馬へいば提ひさげ轄，因いん表ひょう兄弟きょうだい解かい珍めずらし、解かい寶たから遭到禍害かがい，而被其弟婦ふ顧大嫂あによめ（亦また即そく二に解かい表ひょう姊）迫さこ勒落草そう，救出きゅうしゅつ二解後投奔梁山。登場とうじょう時じ被ひ描寫びょうしゃ為ため：「端はし的てき好こう條じょう大だい漢かん！淡あわ黃き面皮めんぴ，落腮鬍鬚，八はち尺しゃく以上いじょう身み材ざい，姓せい孫まご名立なだち，綽號病びょう尉じょう遲おそ，射しゃ得とく硬かた弓ゆみ，騎き得とく劣れつ馬ば，使つかい一いち管長かんちょう鎗，腕うで上じょう懸かか一いち條じょう虎とら眼め竹節たけふし鋼こう鞭むち，海邊うみべ人見ひとみ了りょう，望もち風ふう而降。」

孫まご立りつ一夥人投奔梁山之時，宋そう江こう正せい在ざい攻おさむ打だ祝しゅく家か莊そう，兩りょう軍ぐん陷おちい於膠著ちょ狀態じょうたい，孫まご立りつ因いん與あずか祝しゅく家か莊そう教師きょうし欒廷玉だま為ため同門どうもん師し兄弟きょうだい，於是與あずか吳くれ用よう共同きょうどう設計せっけい，以登のぼり州しゅう提ひさげ轄的身み份混入こんにゅう祝しゅく家か莊そう當とう內應。在ざい戰場せんじょう上じょう石いし秀しゅう詐いつわり敗はい被ひ孫まご立りつ所しょ擒とりこ，使つかい得とく欒廷玉だま及祝家か上下じょうげ均ひとし對たい孫まご立りつ深ふか信しんじ不ふ疑うたぐ。結果けっか孫まご立りつ與あずか宋そう江こう裏うら應おう外がい合ごう，順じゅん利り協きょう助じょ梁やな山さん軍隊ぐんたい攻おさむ破やぶ祝しゅく家か莊そう。

後來こうらい孫まご立りつ多た次つぎ隨ずい軍ぐん出征しゅっせい，於第五ご十じゅう五ご回かい曾經大戰たいせん呼よび延のべ灼。當時とうじ作者さくしゃ仔細しさい描述了りょう孫まご立りつ的てき打だ扮ふん：「病やまい尉じょう遲おそ孫まご立りつ是ぜ交角鐵てつ幞頭，大だい紅べに羅ら抹額，百花點翠皂羅袍，烏がらす油ゆ戧金甲かぶと，騎き一いち匹ひき烏がらす騅馬うま，使つかい一いち條じょう竹節たけふし虎とら眼め鞭むち，賽さい過か尉じょう遲おそ恭きょう。」

在ざい第だい七なな十じゅう一いち回かい（即金そっきん本ほん第だい七なな十じゅう回かい）排はい座ざ次じ時じ，孫まご立りつ上じょう應おう「地ち勇いさみ星ぼし」，屬ぞく「七なな十じゅう二に地ち煞」之の第だい三さん位い，任にん「馬うま軍ぐん小しょう彪あや將しょう兼けん遠とお探さがせ出で哨頭領りょう」第だい二に員いん，總そう排はい名めい為ため梁やな山さん第だい三さん十じゅう九きゅう名めい好漢こうかん。武功ぶこう不ふ逊梁山やま八はち膘骑。

後來こうらい孫まご立りつ隨したがえ同どう梁はり山大やまだい軍ぐん出征しゅっせい遼りょう國こく、方ほう臘，立だて下か軍功ぐんこう，回かい朝あさ後ご被ひ封ふう為ため武たけ奕郎。

戰績せんせき

征せい遼りょう時じ，孫まご立大りつだい戰せん遼りょう國有こくゆう名めい的てき先鋒せんぽう寇鎮遠とお，兩りょう大だい纏まとい鬥二に十回合寇鎮遠不敵退開，孫まご立りつ拿弓射しゃ箭や，寇鎮遠どお徒手としゅ接せっ箭や，對たい方かた不服ふふく反はん來らい一いち箭や，孫まご立りつ順じゅん勢ぜい假裝かそう不敵ふてき，寇鎮遠とお上當かみとう追擊ついげき，結果けっか被ひ孫まご立りつ一いち鞭むち打だ落馬らくば下か。孫まご立りつ大戰たいせん方かた瓊佔上じょう風ふう，孫まご立大りつだい戰せん範疇はんちゅう佔上風ふう，攻おさむ打だ昱嶺關せき時じ，孫まご立りつ活かつ捉了雷かみなり炯。實力じつりょく可か位い列れつ三さん十じゅう六ろく天てん罡星，也是後來こうらい僅存的てき幾いく位い梁やな山さん好漢こうかん之の一いち。

逸話いつわ

孫まご立りつ在ざい《水みず滸傳》中ちゅう雖被列れつ於「七なな十じゅう二に地ち煞」，但ただし其名字みょうじ卻屬最早もはや出現しゅつげん於「三さん十じゅう六ろく人にん」名めい單たん之の儔。根據こんきょ《大だい宋そう宣せん和わ遺のこ事こと》所しょ記載きさい的てき三さん十じゅう六ろく人にん「天てん書しょ」名めい單たん內，「病やまい尉じょう遲おそ孫まご立りつ」便びん列れつ於第二に十じゅう四よん位い，而且有ゆう其相關そうかん故事こじ（書中しょちゅう孫まご立りつ與あずか楊志等とう人ひと同どう為ため宋朝そうちょう的てき指揮しき使し，一いち次じ楊志約やく了りょう孫まご立りつ，但ただし久ひさ等とう不ふ至いたり，盤ばん纏まとい用よう盡つき，被ひ迫せり賣うり刀がたな，更さら發生はっせい殺人さつじん事件じけん；後來こうらい孫まご立りつ為ため救すくい友人ゆうじん，會同かいどう李り進すすむ義よし等とう人ひと劫こう牢ろう落草）；羅ら燁所ところ著ちょ《醉よい翁おきな談だん錄ろく》卷まき一いち中ちゅう，錄ろく有ゆう「石頭いしあたま孫まご立りつ」一種いっしゅ公案こうあん類るい話ばなし本ほん；宋そう代だい周密しゅうみつ所ところ著ちょ《癸みずのと辛からし雜ざつ識》載の龔聖與あずか《三さん十じゅう六ろく人にん贊さん》中ちゅう，孫まご立りつ排列はいれつ第だい九きゅう，赞诗为“尉じょう迟壮士し，以病自じ名な，端はし能のう去さ病やめ，国くに功こう可か成なり”。可か見み「病やまい尉じょう遲おそ孫まご立りつ」此名，在ざい《水みず滸傳》人物じんぶつ的てき各種かくしゅ來らい源げん中ちゅう，都みやこ是ただし穩定而常駐じょうちゅう的てき，然しか而在「水みず滸故事こじ」的てき流傳りゅうでん及變易えき間あいだ，孫まご立りつ的てき地位ちい逐漸排はい後ご，最終さいしゅう在ざい《水みず滸傳》被ひ列れつ入にゅう副將ふくしょう階層かいそう。一般認為是天罡名單中使鞭高手已有呼延灼，與あずか他た性質せいしつ相しょう同どう出身しゅっしん又また不ふ夠顯赫的孫まご立りつ才ざい被ひ邊あたり緣えん化か。

影かげ视形象けいしょう

• 1983年ねん山やま东版《水みず浒》：胡えびす建けん
• 1998年央ねんおう视版《水みず浒传》：齐景斌あきら
• 2009年ねん《水みず浒人物ぶつ谱之母はは大虫おおむし顾大嫂あによめ》：牛うし笠かさ
• 2011年ねん《水みず浒人物ぶつ谱之病びょう尉じょう迟孙立りつ》：谭凯
• 2011年版ねんばん《水みず浒传》：杨艺