宋そう可か久ひさ

宋そう可か久ひさ（16世紀せいき—1630年代ねんだい），字じ柱石ちゅうせき，山東さんとう萊州府ふ膠にかわ州しゅう人ひと^[1]，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

宋そう可か久ひさ年ねん輕けい已やめ經けい有ゆう文名ぶんめい，學問がくもん有ゆう根ね抵，為ため諸しょ生せい時じ教授きょうじゅ學生がくせい倣效白しろ鹿しか洞ほら書院しょいん設置せっち學がく規ぶんまわし，天啟てんけい四よん年ねん（1624年ねん）中ちゅう甲子きのえね科か山東さんとう鄉きょう試ためし舉人，天啟てんけい五ご年ねん（1625年ねん）聯れん捷とし乙おつ丑うし科か進士しんし^[2]，崇たかし禎ただし元年がんねん（1628年ねん）授行人こうじん^[3]，改あらため任にん刑けい科か給きゅう事ごと中ちゅう，曾彈劾だんがい馬うま世よ龍りゅう冒おかせ功いさお^[4]^[5]，崇たかし禎ただし五ご年ねん（1632年ねん）陞吏科か右みぎ給きゅう事ごと中ちゅう^[6]，當とう時流じりゅう寇猖獗しょうけつ，他た彈劾だんがい首くび輔周延しゅうえん儒剿禦無な方かた，沒ぼつ有ゆう回かい應おう。朝廷ちょうてい命いのち太ふとし監かん張ちょう彝つね憲けん總理そうり戶ど、工こう二に部ぶ，他力たりき爭そう不可ふか行ぎょう，同年どうねん萊州府ふ被ひ包圍ほうい，援師未み能のう到達とうたつ，他た和わ與戶よと部ぶ侍さむらい郎ろう劉りゅう重慶たーちん多た次つぎ上じょう疏出兵しゅっぺい，不ふ久ひさ因いん過度かど憂鬱ゆううつ而逝世よ，入にゅう祀まつ鄉ごう賢けん祠ほこら^[1]。

州しゅう內有「三さん世せい褒封坊ぼう」，為ため贈おく山西さんせい按察使し宋そう節ぶし、宋そう之の曾、任にん山西さんせい按察使し、廣東かんとん布ぬの政せい使し宋そう可か發はつ立だて，另有「兄弟きょうだい進士しんし坊ぼう」，為ため進士しんし吏科右みぎ給きゅう事ごと中ちゅう宋そう可か久ひさ、進士しんし山西さんせい按察使し宋そう可か發はつ立りつ^[7]。

家族かぞく

祖父そふ贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ、山西さんせい按察使し宋そう節ぶし^[8]
父親ちちおや附ふ學生がくせい，贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ、山西さんせい按察使し宋そう之の曾^[8]，早はや卒そつ
母親ははおや高だか氏し，孝こう順じゅん服ふく侍さむらい翁おう姑しゅうと，婆ばば婆ばば生せい病びょう就向天てん祈いのり禱，去さ世よ後ご留とめ下か丈夫じょうぶ弟おとうと弟おとうと宋そう之の桂かつら，他た親おや自じ撫養むや成長せいちょう，崇たかし禎ただし十じゅう五ご年ねん（1642年ねん）壬みずのえ午うま之の役やく時どき帶たい著ちょ家人かじん到いた海上かいじょう避難ひなん，軍隊ぐんたい突然とつぜん到達とうたつ，她說：「我わが是ぜ命婦みょうぶ，因よし義よし不ふ應おう相しょう見み。」投とう海うみ而死，與あずか兒こ子こ宋そう可か舉一同どう遇ぐう害がい^[9]
弟おとうと弟おとうと宋そう可か舉、宋そう可か大だい、宋そう可か發はつ（顺治六ろく年ねん进士）

引用いんよう

^ ^1.0 ^1.1 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき二に十じゅう五ご·傳でん五ご明人あきと物事ものごと功こう文苑ぶんえん》：宋そう可か久ひさ，字じ柱石ちゅうせき，之これ曾子，舊きゅう志こころざし（云うん）少しょう負まけ文名ぶんめい，學問がくもん有ゆう根ね抵，為ため諸しょ生せい時じ教授きょうじゅ生徒せいと，倣白鹿しか洞ほら學がく規ぶんまわし務つとむ為ため實行じっこう，天啟てんけい五ご年ねん成なり進士しんし，洊至吏科給きゅう事ごと中ちゅう，奏そう事ごと不ふ避權貴とうと。崇たかし禎ただし時じ以太監かん張ちょう彝つね憲けん總理そうり戶ど、工こう二に部ぶ，可か久力くりき爭そう之の，流りゅう賊ぞく猖獗しょうけつ，復ふく劾首輔周延しゅうえん儒勦禦無策さく，皆みな不ふ報ほう；崇たかし禎ただし五年李九成圍萊郡被圍，援兵えんぺい不ふ至いたり，可か久ひさ與戶よと部ぶ侍さむらい郎ろう劉りゅう重慶たーちん屢疏請兵，以憂鬱うつ卒そつ於官，祀まつ鄉ごう賢けん祠ほこら，弟おとうと可か發はつ別べつ有ゆう傳でん。
^ 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき十じゅう·表ひょう九きゅう明あかり選せん舉》：進士しんし……（天啟てんけい）五ご年ねん乙おつ丑うし科か宋そう可か久ひさ _{余よ煌榜，有ゆう傳でん}……舉人……（天啟てんけい）四よん年ねん甲子きのえね科か宋そう可か久ひさ _{之これ曾子，見み進士しんし}
^ 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき十じゅう一いち》：崇たかし祯元年ねん七なな月がつ丁ちょう卯しげる，遣や使つかい册さつ封ふう诸王，益えき世子せいし：户科右みぎ给事中ちゅう黄き承うけたまわ昊ひろし、行人こうじん龚廷献けんじ；浦うら阳王：尚なお宝たから司つかさ卿きょう周しゅう宗はじめ文ぶん、行人こうじん卢经；泰和やすかず王おう：谕德姚明恭きょう、行人こうじん吴道昌あきら；穀こく城じょう王おう：编修江こう鼎かなえ镇、行人こうじん苑えん囿蕃；临胊王おう：谕德胡えびす尚なお英えい、中ちゅう书王道どう纯；东会王おう：吏科右みぎ给事中ちゅう玄げん默だま、行人こうじん宋そう可か文ぶん（久ひさ）；东安王おう：刑けい科か给事中ちゅう杜もり齐芳、中ちゅう书王心こころ于；阳城王おう：兵科へいか左ひだり给事中ちゅう虞おそれ廷陛、行人こうじん贾多男おとこ。
^ 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき三さん十じゅう七なな》：（崇たかし禎ただし三さん年ねん八はち月がつ甲きのえ寅とら）刑けい科か給きゅう事ごと中ちゅう宋そう可か久ひさ疏參馬ば世よ龍前たつまえ在ざい行くだり陣じん任意にんい逗遛，今來こんらい敘功，肆行冒おかせ濫，其子馬ば負まけ圖ず洪ひろし橋きょう奪だつ功こう，以及欒永慘殺ざんさつ難民なんみん，梁りょう廷棟任にん握にぎ中樞ちゅうすう知ち而不問とえ，請敕一いち併勘處しょ，帝みかど以世龍りゅう已やめ告つげ病びょう，不問ふもん。
^ 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき三さん十じゅう三さん》：（崇たかし祯三さん年ねん四よん月がつ丁ちょう卯しげる）俸满评博中将ちゅうじょう，龚守忠ちゅう等とう二に十じゅう八员例应考选除，水みず佳けい胤たね、张凤翮、牟道行ぎょう、汪ひろし邦くに柱ばしら、锺斗、邵建策さく、李り一献いっこん、章あきら自じ炳、马茂才ざい、李り世よ祺、胡えびす獬、袁継咸等一十二员俟差回补考，见在龚守忠ちゅう等とう一十六员随经各衙门関注，吏部奉たてまつ旨むね于十じゅう八日出题考选；宋そう可か久ひさ、申さる为宪、阮震亨とおる、傅でん朝ちょう佑たすく等とう四员才识老成，学がく术纯正ただし，言げん语正当とう，行ぎょう止とめ端はし庄しょう，堪こらえ任にん给事中ちゅう；王おう之の良りょう、吴履中ちゅう、孙徵兰、龚守忠ちゅう、姜きょう思おもえ睿、陈奇猷、苑えん囿蕃、王道おうどう纯、李り宗はじめ著ちょ、王おう肇はじめ对等十じゅう员素行ぎょう端はし重じゅう，器うつわ识老成ろうせい，堪こらえ任にん御ご史し，俱照例れい试职一いち年ねん，都と察院考こう试实授；其中书陈士し奇き、潘はん有功ゆうこう单内可否かひ互异，似に难遽授清班はん，合ごう照あきら万历四十二年例具疏题请。帝みかど命いのち所しょ考こう科か道みち官かん依よ拟行，士し奇き、有功ゆうこう既すんで云うん共ども推才品ひん，吏部应有衡鉴，何なに因いん访单少しょう异，辄拟请不定ふてい，显为推诿，其更确议以闻。
^ 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき五ご十じゅう六ろく》：（崇たかし祯五ご年ねん二に月がつ癸みずのと未ひつじ）以宋可か久ひさし為ため吏科右みぎ給きゅう事ごと中ちゅう，宋そう玫為吏科給きゅう事ごと中ちゅう。
^ 乾いぬい隆たかし《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき一いち》：坊ぼう表ひょう……國くに朝あさ……三さん世せい褒封坊ぼう _{為ため贈おく按察使し宋そう節ぶし、宋そう之の曾，任にん山西さんせい按察使し、廣東かんとん布ぬの政せい使し宋そう可か發はつ立りつ} 兄弟きょうだい進士しんし坊ぼう _{為ため進士しんし吏科右みぎ給きゅう事ごと中ちゅう宋そう可か久ひさ、進士しんし山西さんせい按察使し宋そう可か發はつ立りつ}
^ ^8.0 ^8.1 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき十じゅう一いち·表ひょう十じゅう國こく朝あさ選せん舉》：誥封贈おく宋そう節たかし _{以孫可か發はつ贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ、山西さんせい按察使し司し按察使し} 宋そう之の曾 _{附ふ生せい，以子可か發はつ贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ、山西さんせい按察使し司し按察使し}
^ 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき三さん十じゅう二に·傳でん十じゅう二に列れつ女おんな上じょう》：高こう氏し，生なま員いん宋そう之の曾妻 _{孝こう事ごと翁おう姑しゅうと，姑しゅうと疾やまし氏し祝しゅく天てん祈いのり禱，姑しゅうと歿遺夫おっと弟おとうと之の桂かつら，氏し親おや為ため乳ちち哺撫之の成立せいりつ，夫おっと早はや卒そつ，長子ちょうし可か久成くなり進士しんし，官給かんきゅう事ごと中ちゅう，崇たかし禎ただし壬みずのえ午うま之の變へん，率りつ家か屬ぞく避兵海上かいじょう，兵へい猝至，曰：「我わが命婦みょうぶ，義よし不ふ與あずか相あい見み。」遂とげ投とう海うみ死し，子こ可か舉亦遇ぐう害がい，幼子おさなご可か發はつ後ご成なり進士しんし，仕つかまつ至いたり廣東かんとん布ぬの政せい使し。}

參考さんこう文獻ぶんけん

道みち光こう《膠にかわ州しゅう志こころざし》·卷まき十じゅう·表ひょう九きゅう明あかり選せん舉
道みち光こう《膠にかわ州しゅう志こころざし》·卷まき十じゅう一いち·表ひょう十じゅう國こく朝あさ選せん舉
道みち光こう《膠にかわ州しゅう志こころざし》·卷まき二に十じゅう五ご·傳でん五ご明人あきと物事ものごと功こう文苑ぶんえん
道みち光こう《膠にかわ州しゅう志こころざし》·卷まき三さん十じゅう二に·傳でん十じゅう二に列れつ女おんな上じょう
乾いぬい隆たかし《膠にかわ州しゅう志こころざし》·卷一けんいち
史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编》·卷まき十じゅう一いち、卷まき三さん十じゅう三さん、卷まき三さん十じゅう七なな、卷まき五十六いそろく

[djs-1] 1.0 ^1.1 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき二に十じゅう五ご·傳でん五ご明人あきと物事ものごと功こう文苑ぶんえん》：宋そう可か久ひさ，字じ柱石ちゅうせき，之これ曾子，舊きゅう志こころざし（云うん）少しょう負まけ文名ぶんめい，學問がくもん有ゆう根ね抵，為ため諸しょ生せい時じ教授きょうじゅ生徒せいと，倣白鹿しか洞ほら學がく規ぶんまわし務つとむ為ため實行じっこう，天啟てんけい五ご年ねん成なり進士しんし，洊至吏科給きゅう事ごと中ちゅう，奏そう事ごと不ふ避權貴とうと。崇たかし禎ただし時じ以太監かん張ちょう彝つね憲けん總理そうり戶ど、工こう二に部ぶ，可か久力くりき爭そう之の，流りゅう賊ぞく猖獗しょうけつ，復ふく劾首輔周延しゅうえん儒勦禦無策さく，皆みな不ふ報ほう；崇たかし禎ただし五年李九成圍萊郡被圍，援兵えんぺい不ふ至いたり，可か久ひさ與戶よと部ぶ侍さむらい郎ろう劉りゅう重慶たーちん屢疏請兵，以憂鬱うつ卒そつ於官，祀まつ鄉ごう賢けん祠ほこら，弟おとうと可か發はつ別べつ有ゆう傳でん。

[2] 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき十じゅう·表ひょう九きゅう明あかり選せん舉》：進士しんし……（天啟てんけい）五ご年ねん乙おつ丑うし科か宋そう可か久ひさ _{余よ煌榜，有ゆう傳でん}……舉人……（天啟てんけい）四よん年ねん甲子きのえね科か宋そう可か久ひさ _{之これ曾子，見み進士しんし}

[3] 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき十じゅう一いち》：崇たかし祯元年ねん七なな月がつ丁ちょう卯しげる，遣や使つかい册さつ封ふう诸王，益えき世子せいし：户科右みぎ给事中ちゅう黄き承うけたまわ昊ひろし、行人こうじん龚廷献けんじ；浦うら阳王：尚なお宝たから司つかさ卿きょう周しゅう宗はじめ文ぶん、行人こうじん卢经；泰和やすかず王おう：谕德姚明恭きょう、行人こうじん吴道昌あきら；穀こく城じょう王おう：编修江こう鼎かなえ镇、行人こうじん苑えん囿蕃；临胊王おう：谕德胡えびす尚なお英えい、中ちゅう书王道どう纯；东会王おう：吏科右みぎ给事中ちゅう玄げん默だま、行人こうじん宋そう可か文ぶん（久ひさ）；东安王おう：刑けい科か给事中ちゅう杜もり齐芳、中ちゅう书王心こころ于；阳城王おう：兵科へいか左ひだり给事中ちゅう虞おそれ廷陛、行人こうじん贾多男おとこ。

[4] 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき三さん十じゅう七なな》：（崇たかし禎ただし三さん年ねん八はち月がつ甲きのえ寅とら）刑けい科か給きゅう事ごと中ちゅう宋そう可か久ひさ疏參馬ば世よ龍前たつまえ在ざい行くだり陣じん任意にんい逗遛，今來こんらい敘功，肆行冒おかせ濫，其子馬ば負まけ圖ず洪ひろし橋きょう奪だつ功こう，以及欒永慘殺ざんさつ難民なんみん，梁りょう廷棟任にん握にぎ中樞ちゅうすう知ち而不問とえ，請敕一いち併勘處しょ，帝みかど以世龍りゅう已やめ告つげ病びょう，不問ふもん。

[5] 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき三さん十じゅう三さん》：（崇たかし祯三さん年ねん四よん月がつ丁ちょう卯しげる）俸满评博中将ちゅうじょう，龚守忠ちゅう等とう二に十じゅう八员例应考选除，水みず佳けい胤たね、张凤翮、牟道行ぎょう、汪ひろし邦くに柱ばしら、锺斗、邵建策さく、李り一献いっこん、章あきら自じ炳、马茂才ざい、李り世よ祺、胡えびす獬、袁継咸等一十二员俟差回补考，见在龚守忠ちゅう等とう一十六员随经各衙门関注，吏部奉たてまつ旨むね于十じゅう八日出题考选；宋そう可か久ひさ、申さる为宪、阮震亨とおる、傅でん朝ちょう佑たすく等とう四员才识老成，学がく术纯正ただし，言げん语正当とう，行ぎょう止とめ端はし庄しょう，堪こらえ任にん给事中ちゅう；王おう之の良りょう、吴履中ちゅう、孙徵兰、龚守忠ちゅう、姜きょう思おもえ睿、陈奇猷、苑えん囿蕃、王道おうどう纯、李り宗はじめ著ちょ、王おう肇はじめ对等十じゅう员素行ぎょう端はし重じゅう，器うつわ识老成ろうせい，堪こらえ任にん御ご史し，俱照例れい试职一いち年ねん，都と察院考こう试实授；其中书陈士し奇き、潘はん有功ゆうこう单内可否かひ互异，似に难遽授清班はん，合ごう照あきら万历四十二年例具疏题请。帝みかど命いのち所しょ考こう科か道みち官かん依よ拟行，士し奇き、有功ゆうこう既すんで云うん共ども推才品ひん，吏部应有衡鉴，何なに因いん访单少しょう异，辄拟请不定ふてい，显为推诿，其更确议以闻。

[6] 史ふみ語ご所藏しょぞう鈔本しょうほん《崇たかし祯长编·卷まき五ご十じゅう六ろく》：（崇たかし祯五ご年ねん二に月がつ癸みずのと未ひつじ）以宋可か久ひさし為ため吏科右みぎ給きゅう事ごと中ちゅう，宋そう玫為吏科給きゅう事ごと中ちゅう。

[7] 乾いぬい隆たかし《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき一いち》：坊ぼう表ひょう……國くに朝あさ……三さん世せい褒封坊ぼう _{為ため贈おく按察使し宋そう節ぶし、宋そう之の曾，任にん山西さんせい按察使し、廣東かんとん布ぬの政せい使し宋そう可か發はつ立りつ} 兄弟きょうだい進士しんし坊ぼう _{為ため進士しんし吏科右みぎ給きゅう事ごと中ちゅう宋そう可か久ひさ、進士しんし山西さんせい按察使し宋そう可か發はつ立りつ}

[fam-8] 8.0 ^8.1 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき十じゅう一いち·表ひょう十じゅう國こく朝あさ選せん舉》：誥封贈おく宋そう節たかし _{以孫可か發はつ贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ、山西さんせい按察使し司し按察使し} 宋そう之の曾 _{附ふ生せい，以子可か發はつ贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ、山西さんせい按察使し司し按察使し}

[9] 道みち光こう《膠にかわ州しゅう志しむら·卷まき三さん十じゅう二に·傳でん十じゅう二に列れつ女おんな上じょう》：高こう氏し，生なま員いん宋そう之の曾妻 _{孝こう事ごと翁おう姑しゅうと，姑しゅうと疾やまし氏し祝しゅく天てん祈いのり禱，姑しゅうと歿遺夫おっと弟おとうと之の桂かつら，氏し親おや為ため乳ちち哺撫之の成立せいりつ，夫おっと早はや卒そつ，長子ちょうし可か久成くなり進士しんし，官給かんきゅう事ごと中ちゅう，崇たかし禎ただし壬みずのえ午うま之の變へん，率りつ家か屬ぞく避兵海上かいじょう，兵へい猝至，曰：「我わが命婦みょうぶ，義よし不ふ與あずか相あい見み。」遂とげ投とう海うみ死し，子こ可か舉亦遇ぐう害がい，幼子おさなご可か發はつ後ご成なり進士しんし，仕つかまつ至いたり廣東かんとん布ぬの政せい使し。}

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