宋そう文ぶん帝みかど

宋そう文ぶん帝みかど
統治とうち	424年ねん9月がつ17日にち-453年ねん3月がつ16日にち（28年ねん180天てん）
出生しゅっしょう	407年ねん
逝世	453年ねん3月がつ16日にち（45－46歲さい）
年號ねんごう 元げん嘉よしみ 谥号 景けい皇帝こうてい（劉りゅう劭初はつ上うえ） 文ぶん皇帝こうてい（孝こう武たけ帝みかど改あらため上じょう） 庙号 中ちゅう宗むね（劉りゅう劭初上じょう） 太ふとし祖そ（孝こう武たけ帝みかど改あらため上じょう）
政せい权	南朝なんちょう宋そう
父親ちちおや	宋そう武たけし帝みかど劉りゅう裕ひろし
母親ははおや	章あきら皇太后こうたいごう胡えびす道どう安やす

宋そう文ぶん帝みかど劉りゅう義隆よしたか（407年ねん—453年ねん3月がつ16日にち），小字こあざ車くるま兒じ，宋そう武たけし帝みかど劉りゅう裕ひろし的てき第だい三さん子し，劉りゅう宋そう第だい三さん任にん皇帝こうてい。劉りゅう義隆よしたか生なま於東あずま晉すすむ末すえ年ねん，南朝なんちょう宋そう立國りっこく後ご，受封宜むべ都と王おう。宋そう少しょう帝みかど被ひ廢はい後ご獲え擁立ようりつ為ため帝みかど，即位そくい後ご改元かいげん元げん嘉よしみ。劉りゅう義隆よしたか在位ざいい近きん三さん十じゅう年ねん，在位ざいい期間きかん，建立こんりゅう制度せいど、賞罰しょうばつ分明ふんみょう、鼓つづみ勵農桑くわ，減免げんめん賦ふ稅ぜい力りょく役やく，使つかい得とく國家こっか大治おおはる，「內清外がい晏，四海しかい謐如」，此治世ちせい因いん其年號ごう元もと嘉よしみ而稱為ため「元げん嘉之よしゆき治ち」。劉りゅう義隆よしたか亦また銳意えいい北きた伐き，曾先後ご三次發起大規模北伐戰爭圖收復北きた魏たかし所ところ佔的河南かなん土地とち，然しか而三さん次じ皆みな失敗しっぱい，其中發生はっせい在ざい元もと嘉よしみ後期こうき的てき第だい二次更讓魏軍南攻至江北瓜ふり步ふ，一度いちど威い脅おびえ建たて康やすし。元げん嘉よしみ北きた伐き亦また對たい國こく內經濟けいざい民生みんせい造成ぞうせい嚴重げんじゅう打擊だげき，《資し治ち通どおり鑑かん》對たい北きた伐き的てき創傷そうしょう寫うつし道どう「元げん嘉之よしゆき政せい，自じ此衰矣。」

生平おいだいら

早年そうねん生活せいかつ

劉りゅう義隆よしたか於東おひがし晉すすむ義ぎ熙三さん年ねん（407年ねん）生なま於京口きょうぐち（今こん江蘇ちぁんすー省しょう鎮江市し）。義ぎ熙六ろく年ねん（410年ねん），時じ值盧の循之亂らん，盧の循叛軍はんぐん逼近建たて康やすし，劉りゅう裕ひろし因いん應おう京口きょうぐち位置いち重要じゅうよう，遂とげ命いのち劉りゅう粹いき輔佐ほさ年ねん僅四歲的劉義隆鎮守京口。義ぎ熙十じゅう一いち年ねん（415年ねん），因いん前年ぜんねん劉りゅう裕ひろし指令しれい朱しゅ齡よわい石せき成功せいこう滅亡めつぼう譙蜀，收おさむ復ふく蜀しょく地ち，晉すすむ廷封劉りゅう義隆よしたか彭城縣けん公こう。義ぎ熙十じゅう三さん年ねん（417年ねん），劉りゅう裕ひろし北きた伐き，率りつ水軍すいぐん自じ彭城（今こん江蘇ちぁんすー省しょう徐じょ州しゅう市し）兵へい向むこう關せき中なか，令れい劉りゅう義隆よしたか行ぎょう冠かんむり軍ぐん將軍しょうぐん留守るす，東あずま晉すすむ朝廷ちょうてい加か封ふう其為使し持じ節ぶし、監かん徐じょ兗青あお冀四よん州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、徐じょ州しゅう刺史しし。義ぎ熙十じゅう四よん年ねん（418年ねん），劉りゅう裕ひろし收おさむ復ふく關せき中ちゅう、還かえ軍ぐん彭城，原本げんぽん想そう讓ゆずる世子せいし劉りゅう義よし符ふ出で鎮荊州，遂とげ授劉義隆よしたか為ため監かん司つかさ州しゅう豫よ州しゅう之これ淮西兗州之の陳ちん留とめ諸しょ軍事ぐんじ、前ぜん將軍しょうぐん、司つかさ州しゅう刺史しし，並なみ命いのち其鎮守もり洛陽らくよう（今いま河南かなん省しょう洛陽らくよう市し），然しか而因張ちょう邵諫止劉りゅう裕ひろし讓ゆずる世子せいし外がい任にん，劉りゅう裕ひろし遂とげ改あらため義隆よしたか為ため都と督とく荊益えき寧やすし雍梁りょう秦はた六ろく州しゅう豫よ州しゅう之の河南かなん廣平ひろへい揚あげ州しゅう之これ義成よしなり松まつ滋しげる四よん郡ぐん諸しょ軍事ぐんじ、西中にしなか郎ろう將はた、荊州刺史しし，鎮守ちんじゅ江こう陵りょう（今いま湖北こほく省しょう荊州市し）。不ふ過か，由ゆかり於劉義隆よしたか年紀としのり尚なお輕けい，州しゅう府ふ事ごと皆みな由ゆかり司馬しば張ちょう邵處理しょり。

永えい初はつ元年がんねん（420年ねん），宋そう武たけし帝みかど劉りゅう裕ひろし篡晉登とう位い，封ふう劉りゅう義隆よしたか為ため宜むべ都と王おう，食しょく邑三さん千せん戶こ。不ふ久ひさ加か號ごう鎮西ちんぜい將軍しょうぐん，並なみ先後せんご獲え進すすむ督とく北きた秦しん州しゅう及湘州。

擁立ようりつ為ため帝みかど

劉りゅう裕ひろし於永初はつ三さん年ねん（422年ねん）死後しご，宋そう少しょう帝みかど劉りゅう義よし符ふ即位そくい，但ただし因よし為ため居きょ喪も無禮ぶれい，有ゆう多た過失かしつ，在ざい景平かげへら二に年ねん（424年ねん）即そく因いん顧命大臣だいじん徐じょ羨とも之これ、傅でん亮あきら及謝しゃ晦みそ為ため首くび發動はつどう的てき政變せいへん廢はい黜，將はた其幽禁きん並なみ派は人じん殺害さつがい。因よし義ぎ符ふ無む子こ，義ぎ符ふ次じ弟おとうと劉りゅう義よし真しん應おう當とう繼つぎ位い，然しか因いん為ため徐じょ羨とも之これ認みとめ為ため他た不ふ宜よろし為ため君きみ，故こ在ざい廢帝はいてい以前いぜん就先廢はい義ぎ真ま為ため庶人，後ご更さら派は人じん殺害さつがい。廢帝はいてい後ご，侍さむらい中ちゅう程ほど道惠みちえ曾請改あらため立りつ武たけ帝みかど五ご子し劉りゅう義よし恭きょう，然しか而徐羨とも之これ屬ぞく意い劉りゅう義隆よしたか，百官於是上表迎作為武帝三子劉義隆為皇帝。

時どき傅でん亮あきら率りつ行くだり臺だい到いた江こう陵りょう迎むかい劉りゅう義隆よしたか入京にゅうきょう。當時とうじ已やめ時じ是ぜ七なな月がつ中ちゅう，江こう陵りょう已やめ聽聞ちょうもん少しょう帝みかど遇ぐう害がい的てき消息しょうそく，劉りゅう義隆よしたか及一些官員都對來迎隊伍有所懷疑，不ふ敢東下か，但ただし在ざい王おう華はな、王おう曇くもり首くび及到いた彥之的てき勸告かんこく下か決定けってい出發しゅっぱつ並なみ在ざい八はち月がつ八はち日にち（八はち月がつ丙へい申さる日び，424年ねん9月がつ16日にち）到達とうたつ建たて康やすし，次つぎ日び即位そくい為ため帝みかど，改元かいげん「元げん嘉よしみ」。

翦除權臣けんしん

宋そう文ぶん帝みかど自じ江え陵りょう東下ひがししも起おこり一直在提防徐羨之等人，即そく在ざい東下ひがししも行程こうてい上じょう，隨行ずいこう的てき荊州州しゅう府ふ官員かんいん都と嚴げん兵へい自衞じえい，行ぎょう臺だい百官ひゃっかん都と無法むほう接近せっきん，中ちゅう兵へい參さん軍ぐん朱しゅ容子ようこ更さら在ざい行程こうてい數すう十日內一直抱刀在船艙外守衞。即位そくい後ご又また將はた親おや信しん王おう華はな及王曇くもり首くび召進京きょう內任官にんかん，更さら拒絕きょぜつ徐じょ羨とも之これ讓ゆず當時とうじ暫鎮襄じょう陽ひ（今こん湖北こほく襄じょう陽ひ市し）的てき到いた彥之出で任にん雍州刺史しし的てき建議けんぎ，堅持けんじ要よう召其入京にゅうきょう為ため中ちゅう領りょう軍ぐん，統みつる領りょう軍事ぐんじ。傅でん亮あきら及謝晦みそ亦また試ためし圖ず和わ王おう華はな等とう人じん交結，以圖安心あんしん。徐じょ羨とも之これ及謝晦みそ亦また在ざい元もと嘉よしみ二に年ねん（425年ねん）上表じょうひょう歸き政せい，讓ゆずる劉りゅう義隆よしたか正式せいしき親政しんせい。不ふ過か，王おう華はな及孔あな甯子其時多た次つぎ向こう劉りゅう義隆よしたか中傷ちゅうしょう徐じょ羨とも之これ等とう人じん，劉りゅう義隆よしたか亦また有ゆう了りょう誅殺ちゅうさつ權臣けんしん的てき意圖いと，慮おもんばか及謝晦みそ當時とうじ以荊州しゅう刺史しし坐すわ鎮荊州しゅう重じゅう地ち，於是託たく辭じ北きた伐き及拜謁はいえつ陵墓りょうぼ以修建けん船艦せんかん，其時朝廷ちょうてい行事ぎょうじ異常いじょう，圖ず謀はかりごと差さ點てん就泄露ろ了りょう。

元げん嘉よしみ三さん年ねん（426年ねん），劉りゅう義隆よしたか宣布せんぷ徐じょ羨とも之これ、傅でん亮あきら及謝晦みそ擅殺少しょう帝みかど及劉義ぎ真しん的てき罪ざい行ぎょう，要よう將しょう徐じょ羨とも之これ及傅亮治りょうじ罪ざい，並なみ決定けってい親おや征せい謝しゃ晦みそ，命いのち雍州刺史しし劉りゅう粹いき、南みなみ兗州刺史しし檀だん道みち濟ずみ及中領りょう軍ぐん到いた彥之先行せんこう出兵しゅっぺい。徐じょ羨とも之これ聞訊自殺じさつ，傅でん亮あきら被ひ捕と處しょ死し，謝しゃ晦みそ則そく出兵しゅっぺい反抗はんこう，但ただし知ち檀まゆみ道どう濟ずみ協きょう助じょ劉りゅう義隆よしたか討伐とうばつ即そく惶恐不ふ已やめ，無む計けい可か施ほどこせ，最終さいしゅう檀まゆみ道どう濟ずみ到いた後のち朝廷ちょうてい軍隊ぐんたい軍勢ぐんぜい強きょう盛もり，謝しゃ晦みそ軍隊ぐんたい潰つぶせ散ち，謝しゃ晦みそ試ためし圖ず逃走とうそう但ただし被ひ擒とりこ處しょ死し，遂とげ消滅しょうめつ了りょう三さん個こ權臣けんしん的てき勢力せいりょく。

主しゅ相之あいの爭そう

劉りゅう義隆よしたか殺ころせ徐じょ羨とも之これ後ご，揚あげ州しゅう刺史しし一いち職しょく由ゆかり司つかさ徒と王おう弘ひろし出で任にん，不ふ過か王おう弘ひろし卻一直試圖讓彭城王劉りゅう義康よしやす入朝にゅうちょう他た共きょう掌てのひら朝政ちょうせい，以收斂しゅうれん當時とうじ琅邪王おう氏し人物じんぶつ掌握しょうあく朝廷ちょうてい要職ようしょく的てき鋒ほこさき芒すすき。最終さいしゅう劉りゅう義康よしやす於元嘉よしみ六ろく年ねん（429年ねん）得とく以司徒と、錄ろく尚書しょうしょ事ごと身み份和王おう弘ひろし共きょう輔朝政ちょうせい，然しか而當時とうじ王おう弘ひろし常つね因いん患病而將政事せいじ推給義康よしやす處理しょり，遂とげ令れい義康よしやす漸やや得とく專せん掌てのひら朝政ちょうせい。元げん嘉よしみ九きゅう年ねん（432年ねん）王おう弘ひろし去さ世よ後ご，劉りゅう義隆よしたか更さら授義康かん揚よう州しゅう刺史しし，義康よしやす獨どく掌てのひら政事せいじ。

時どき劉りゅう義隆よしたか常常つねづね患病，政事せいじ其實都みやこ由ゆかり劉りゅう義康よしやす處理しょり，而且劉りゅう義康よしやす更衣ころもがえ不ふ解かい帶たい去さ照あきら料りょう劉りゅう義隆よしたか，內廷和わ外がい朝あさ事こと遂とげ由ゆかり義康よしやす所しょ掌握しょうあく。乃至ないし元もと嘉よしみ十じゅう三さん年ねん（436年ねん），因いん應おう劉りゅう義隆よしたか病びょう重じゅう，劉りゅう義康よしやす擔心一旦劉義隆去世，無人むじん能のう駕が馭功高だか才ざい大だい的てき司つかさ空そら檀まゆみ道どう濟ずみ，於是假作かさく詔書しょうしょ，並なみ在ざい宋そう文ぶん帝みかど的てき同意どうい下か誅殺ちゅうさつ檀まゆみ道どう濟ずみ一家いっか及其親おや將しょう。不ふ過か，劉りゅう義康よしやす自じ以皇帝こうてい是ぜ至いたり親おや，率りつ性せい而行，行事ぎょうじ都と不ふ避嫌，沒ぼつ有ゆう君臣くんしん之の禮れい。其時劉りゅう義康よしやす親しん信しん劉りゅう湛じん等とう人ひと更さら力りょく圖ず想そう將はた義康よしやす推上帝位ていい，趁義隆たかし病びょう重おも時とき稱たたえ應おう以長君くん繼つぎ位い，甚至去さ儀ぎ曹處拿去東あずま晉すすむ時じ晉すすむ康かん帝みかど兄あに終おわり弟おとうと及的てき資料しりょう，更さら去さ誣陷一いち些忠於國家こっか，不和ふわ劉りゅう湛じん一いち夥おびただし的てき大臣だいじん。劉りゅう義隆よしたか病びょう愈いよいよ後ご知道ともみち這些事さじ，即そく令れい兄弟きょうだい之の間あいだ產さん生せい嫌いや隙すき，最終さいしゅう劉りゅう義隆よしたか在ざい元もと嘉よしみ十じゅう七なな年ねん（440年ねん）誅殺ちゅうさつ劉りゅう湛じん等とう人じん，並なみ應おう劉りゅう義康よしやす上表じょうひょう求もとめ退ずさ，將はた他た外そと調ちょう江え州しゅう。隨ずい後ご劉りゅう義隆よしたか將司まさし徒と、錄ろく尚書しょうしょ事ごと及揚州しゅう刺史しし分別ふんべつ授予江夏えなつ王おう劉りゅう義よし恭きょう及尚書しょうしょ僕ぼく射しゃ殷いん景けい仁ひとし，然しか劉りゅう義よし恭きょう鑑かん於義康よしやす被ひ貶，雖然擔當たんとう實質じっしつ宰相さいしょう，行事ぎょうじ小心しょうしん謹慎きんしん，只ただ奉行ぶぎょう文書ぶんしょ，卻得劉りゅう義隆よしたか安心あんしん，主しゅ相之あいの爭そう以權力りょく歸き回かい劉りゅう義隆よしたか手中しゅちゅう結束けっそく。

三さん度ど北きた伐き

主しゅ条目じょうもく：元げん嘉よしみ北きた伐き

北きた魏たかし在ざい永ひさし初はつ三年十月曾乘劉裕去世大舉南侵，奪取だっしゅ包括ほうかつ虎とら牢ろう（今こん河南かなん滎陽汜水鎮）、洛陽らくよう及滑臺すべりだい（今こん河南かなん滑すべり县）等とう黃河こうが以南いなん土地とち，故こ劉りゅう義隆よしたか自じ即位そくい以來いらい便びん有ゆう收おさむ復ふく黃河こうが以南いなん土地とち的てき志向しこう。元げん嘉よしみ七なな年ねん（430年ねん）三さん月がつ，劉りゅう義隆よしたか以到彥之為ため主ぬし帥そち，率りつ領りょう王おう仲なか德いさお及兗州しゅう刺史しし竺靈秀しゅう率りつ水軍すいぐん至いたり黃河こうが，另遣段だん宏ひろし率りつ八千精騎攻虎牢。到いた彥之軍ぐん一いち日にち只ただ行軍こうぐん約やく十じゅう里り，到いた七なな月がつ才ざい到いた須昌（今山いまやま東ひがし東平とうへい縣けん西北せいほく），其時北きた魏ぎ以碻磝（今山いまやま東ひがし荏平西南せいなん）、滑臺すべりだい、虎とら牢ろう、及洛陽ひ四よん鎮兵少しょう，先後せんご讓ゆずる守將しゅしょう棄城北きた退すさ，宋そう軍ぐん遂とげ輕易けいい奪回だっかい四よん鎮。然しか而到十じゅう月がつ，北きた魏たかし反攻はんこう，魏ぎ將しょう安やす頡進攻しんこう洛陽らくよう金きむ鏞城，守將しゅしょう杜もり驥因いん城じょう池ち殘ざん破やぶ且無糧食りょうしょく而棄守もり南みなみ撤；另一方面ほうめん虎とら牢ろう亦また失陷しっかん。接せっ著ちょ，魏ぎ將しょう叔孫建けん及長ちょう孫まご道生みちお等とう於十じゅう一いち月がつ渡わたり過か黃河こうが，到いた彥之見み諸しょ軍ぐん相しょう繼つぎ敗はい陣じん，不ふ理り垣かき護まもる之の支援しえん青あお州しゅう的てき諫言，南みなみ退すさ至いたり歷れき城じょう（今山いまやま東ひがし濟すみ南みなみ歷れき城ぐすく區く）後ご就燒船せん率りつ軍ぐん直ちょく奔彭城じょう，守まもり須昌的てき竺靈秀しゅう於是也退，更さら在ざい湖みずうみ陸りく大敗たいはい給きゅう叔孫建けん。魏ぎ軍ぐん亦また進攻しんこう滑臺すべりだい，檀だん道みち濟ずみ雖然在ざい十じゅう一いち月がつ率りつ軍ぐん北上ほくじょう救援きゅうえん，但ただし次つぎ年ねん正月しょうがつ起因きいん叔孫建けん等とう人的じんてき干ひ擾而無法むほう支援しえん滑臺すべりだい，滑臺すべりだい遂とげ於二に月がつ失陷しっかん，檀だん道みち濟ずみ全ぜん軍ぐん撤返。北きた伐き以失敗しっぱい告つげ終おわり。不ふ過か後來こうらい王おう玄げん謨常常つね都と進しん獻けんじ北きた伐き策略さくりゃく，劉りゅう義隆よしたか聽後心こころ動どう，曾對殷いん景けい仁ひとし說せつ：「聽王玄げん謨說的てき話ばなし，令れい人じん也想在ざい狼おおかみ居きょ胥山祭さい天てん呀。」。

元げん嘉よしみ二に十じゅう七なな年ねん（450年ねん）-二に月がつ，北きた魏たかし以步騎き十じゅう萬まん南侵なんしん，並なみ強攻きょうこう不滿ふまん千せん兵へい的てき懸かか瓠ひさご（今こん河南かなん汝なんじ南みなみ縣けん），守將しゅしょう陳ちん憲けん苦戰くせん力りょく保ほ不ふ失しつ，劉りゅう義隆よしたか遣や臧質與あずか劉りゅう康やすし祖そ救援きゅうえん，逼退魏ぎ軍ぐん。當時とうじ義ぎ隆也たかや命令めいれい徐じょ兗二に州しゅう刺史しし劉りゅう駿しゅん派兵はへい進攻しんこう攻おさむ佔汝なんじ陽ひ郡ぐん的まと魏ぎ軍ぐん，但ただし所ところ派は的てき劉りゅう泰之やすゆき軍ぐん卻慘敗ざんぱい予よ魏ぎ軍ぐん，泰之やすゆき更さら戰死せんし。魏ぎ軍ぐん在ざい四よん月がつ撤兵てっぺい後ご，劉りゅう義隆よしたか即そく欲ほっ伐き魏ぎ。他た得え到いた親しん信しん徐じょ湛じん之これ、江こう湛じん及王おう玄げん謨支持しじ，然しか沈慶之の進すすむ諫：「步兵ほへい對陣たいじん騎兵きへい向こう來らい處しょ於劣勢ぜい，請放棄ほうき出征しゅっせい之の事こと，而且當日とうじつ檀まゆみ道どう濟ずみ再戰さいせん無む功こう而返，到いた彥之更さら是ぜ失しつ利り敗はい還かえ。現在げんざい看み王おう玄げん謨等人じん都と比ひ不ふ上うえ這兩位い將軍しょうぐん，軍隊ぐんたい戰せん力也りきや不ふ及當時じ，這恐怕會再度さいど戰敗せんぱい，難なん以得志こころざし。」然しか劉りゅう義隆よしたか卻說：「我わが軍ぐん戰敗せんぱい自じ有ゆう別べつ的てき原因げんいん，這是因いん為ため檀まゆみ道どう濟ずみ放任ほうにん著ちょ敵てき人じん以圖鞏固きょうこ自己じこ地位ちい，到いた彥之行軍こうぐん中途ちゅうと病びょう發はつ。北きた虜とりこ恃著的てき就只是ぜ馬ば，夏なつ天たかし多た雨水あまみず，河かわ流暢りゅうちょう通どおり，只ただ要よう派は船せん進攻しんこう北方ほっぽう，那な碻磝敵てき軍ぐん肯定こうてい會かい退すさ走はし，滑臺すべりだい守もり軍ぐん亦また很易攻おさむ破やぶ。攻おさむ取と了りょう這兩城じょう後送こうそう糧食りょうしょく慰問いもん人民じんみん，那な虎とら牢ろう、洛陽らくよう人心じんしん自然しぜん不穩ふおん。等ひとし到いた冬ふゆ天てん做好城間ぐすくま防ぼう守もり，待まち北きた虜とりこ騎兵きへい過か河かわ，那な就一網もう成なり擒とりこ。」

於是劉りゅう義隆よしたか堅持けんじ不ふ聽沈慶之の、太子たいし劉りゅう劭及蕭しょう思おもえ話はなし勸すすむ阻，於當年ねん（450年ねん）七なな月がつ下か詔みことのり北きた伐き，以青冀二に州しゅう刺史しし蕭しょう斌あきら為ため六ろく萬まん軍ぐん主しゅ帥そち，節せつ下か的てき王おう玄げん謨（先鋒せんぽう）率りつ沈慶之の和わ申さる坦ひろし領主りょうしゅ力りょく進入しんにゅう黃河こうが，更別さらべつ遣や其他四よん軍ぐん東西とうざい並進へいしん，大だい舉伐魏ぎ。不ふ久ひさ北きた魏たかし碻磝守もり軍ぐん就棄城じょう，王おう玄げん謨遂攻おさむ滑臺すべりだい，但ただし強攻きょうこう數すう月がつ仍不能ふのう攻おさむ下か，等とう到いた十月號稱百萬的北魏援軍渡過黃河，他た才ざい撤退てったい，卻在追擊ついげき中ちゅう大敗たいはい，死し了りょう萬まん多た人じん。劉りゅう義よし隆見たかみ玄げん謨戰敗せんぱい，魏ぎ軍ぐん一いち直ちょく深入ふかいり，於是召還しょうかん正ただし在ざい攻おさむ魏ぎ的てき各かく路みち軍隊ぐんたい，最終さいしゅう魏ぎ軍ぐん南みなみ攻おさむ至いたり瓜ふり步ふ（今こん江蘇ちぁんすー南京なんきん六合くに區く瓜ふり埠鎮），一度威脅渡江攻打建康，劉りゅう義隆よしたか唯ただ有ゆう答こたえ應おう議ぎ和わ息いき兵へい。魏ぎ軍ぐん遂とげ於次年ねん自じ瓜ふり步ふ退すさ軍ぐん，當時とうじ在ざい彭城坐すわ鎮的太ふとし尉じょう劉りゅう義よし恭きょう，認みとめ為ため碻磝不可ふか守もり，就命一直守城的王玄謨退回歷れき城じょう，碻磝遂とげ失しつ。此戰不ふ但ただし無む功こう而還，且更被ひ魏ぎ軍ぐん攻おさむ至いたり長江ちょうこう，大だい肆燒殺ころせ擄掠，《資し治ち通どおり鑑かん》所謂いわゆる「丁ちょう壯者そうしゃ即そく加か斬き截，嬰兒えいじ貫ぬき於槊上じょう，盤ばん舞まい以為戲おどけ。所ところ過か郡ぐん縣けん，赤地あかじ無む餘あまり，春はる燕つばめ歸き，巢す於林木き」、「自じ是ぜ邑里蕭條しょうじょう，元げん嘉之よしゆき政せい衰おとろえ矣」。

元げん嘉よしみ二に十じゅう九きゅう年ねん（452年ねん），劉りゅう義隆よしたか以北いほく魏ぎ太ふとし武たけ帝みかど去さ世よ，命いのち蕭しょう思おもえ話はなし督とく冀州刺史しし張ちょう永ひさし攻おさむ碻磝，可か是ぜ自じ七月開始攻城起一直都無法攻破，至いたり八月更被魏軍燒了攻城器具和軍營，蕭しょう思おもえ話はなし即そく使つかい率りつ兵へい增援ぞうえん，攻おさむ了りょう十多日都沒法攻下，眼め見み兵糧ひょうろう不足ふそく，只ただ有あ退ずさ兵へい。另一邊在攻虎牢的魯爽等とう知ち蕭しょう思おもえ話はなし退すさ兵へい後ご亦また撤走，北きた伐き結束けっそく。

晚年ばんねん內亂

主しゅ条目じょうもく：劉りゅう宋そう宗室そうしつ內讧

元げん嘉よしみ二に十じゅう二に年ねん（445年ねん），左ひだり衞まもる將軍しょうぐん、太子たいし詹事范曄與あずか員外いんがい散ち騎き侍さむらい郎ろう孔あな熙先等とう人ひと被ひ揭發圖ず以劉義康よしやす造反ぞうはん，皆みな被ひ誅殺ちゅうさつ，劉りゅう義隆よしたか亦また因よし而廢劉りゅう義康よしやす為ため庶人。劉りゅう義隆よしたか第だい二に次じ北きた伐き失敗しっぱい，令れい魏ぎ軍兵ぐんびょう至いたり瓜ふり步ふ，此時他た憂ゆう心こころ有人ゆうじん會かい借か機き擁よう被ひ廢はい為ため庶人的てき劉りゅう義康よしやす作さく亂みだれ，遂とげ於元嘉よしみ二に十じゅう八はち年ねん（451年ねん）正月しょうがつ賜たまもの死し劉りゅう義康よしやす。同時どうじ，太子たいし劉りゅう劭將北きた伐き失敗しっぱい的てき罪責ざいせき歸き咎とがめ於當日び一力支持並與持反對意見的沈慶之論戰的徐湛之及江湛，雖然劉りゅう義隆よしたか將はた責任せきにん歸き於自己おのれ，但ただし劉りゅう劭已經けい和わ二に人にん極度きょくど不和ふわ。

後來こうらい，劉りゅう劭與始はじめ興きょう王おう劉りゅう濬聽信女おんな巫みこ嚴いむ道みち育いく，為ため了りょう不ふ再さい讓ゆずる劉りゅう義隆よしたか知道ともみち他た們做過か的てき過失かしつ而責罵ののし他た們，就施以巫蠱，在ざい含章殿どの前ぜん埋うめ下か代表だいひょう劉りゅう義隆よしたか的てき玉だま雕人像ぞう。此事黃門こうもん慶けい國こく亦また有ゆう參與さんよ，後來こうらい為ため了りょう自じ保ほ就報告ほうこく給きゅう劉りゅう義隆よしたか知道ともみち。劉りゅう義隆よしたか知道ともみち後ご既すんで驚おどろき訝いぶか又また嘆惜，下した令れい收おさむ捕と另一同どう謀はかりごと王おう鸚鵡おうむ，在ざい其家中ちゅう找到了りょう劉りゅう劭和劉りゅう濬寫的てき數すう百張寫有咒詛之言的紙，又また將はた那な人じん像ぞう找到出來でき。劉りゅう義隆よしたか詰責きっせき二に人にん，二人ふたり恐懼きょうく無言むごん，只ただ能のう一いち直道なおみち歉。劉りゅう義隆よしたか於是有ゆう了りょう廢はい太子たいし和わ賜たまもの死し劉りゅう濬的打算ださん，就與江こう湛じん、徐じょ湛じん之の及王僧そう綽商量しょうりょう；他た想そう立りつ建けん平たいら王おう劉りゅう宏ひろし，徐じょ湛じん之の就支持しじ女婿じょせい隨ずい王おう劉りゅう誕，江こう湛じん就支持しじ妹いもうと夫おっと南平なべら王おう劉りゅう鑠，可か是ぜ久久ひさびさ都と沒ぼつ決定けってい。王おう僧そう綽慮及機密きみつ可能かのう泄露，勸すすむ劉りゅう義隆よしたか快かい作さく決定けってい，但ただし還かえ是ぜ作さく不ふ了りょう決定けってい。

元げん嘉三よしぞう十じゅう年ねん（453年ねん）二に月がつ，劉りゅう義隆よしたか得知とくち劉りゅう劭和劉りゅう濬還與あずか嚴いむ道みち育そだて來往らいおう，決定けってい廢はい劉りゅう劭的太子たいし之の位くらい以及賜たまもの死し劉りゅう濬。劉りゅう義隆よしたか將はた此事告訴こくそ了りょう劉りゅう濬生母せいぼ潘はん淑よし妃ひ，潘はん淑よし妃ひ則のり告訴こくそ劉りゅう濬，劉りゅう劭再從したがえ劉りゅう濬口中ちゅう得知とくち，遂とげ決定けってい發動はつどう政變せいへん。二に月がつ二に十じゅう日にち（3月がつ15日にち）夜よる晚ばん，劉りゅう劭召蕭しょう斌あきら及袁淑入にゅう宮みや，告知こくち其計劃並表示ひょうじ翌日よくじつ天てん亮あきら就行事ぎょうじ，蕭しょう斌あきら在ざい劉りゅう劭威嚇いかく下か決定けってい加入かにゅう，堅けん拒こばめ的てき袁淑遂とげ被ひ殺ころせ。劉りゅう劭與蕭しょう斌あきら率りつ軍ぐん在ざい明あかり早はや（3月がつ16日にち）天てん亮あきら時じ聲こえ言げん受了敕命，帶おび著ちょ軍隊ぐんたい從したがえ萬春門入禁宮。那な一いち晚ばん，劉りゅう義隆よしたか又また與あずか徐じょ湛じん之の整せい夜討ようち論ろん事情じじょう，至いたり劉りゅう劭軍隊たい攻おさむ入いれ時じ蠟燭還かえ亮あきら著ちょ。劉りゅう劭齋帥そち張ちょう超ちょう之これ持じ刀がたな入いれ殿どの，企くわだて图砍杀刘义隆，劉りゅう義隆よしたか舉起桌子抵抗ていこう，被ひ砍斷五根ごこん手指しゅし，接せっ著ちょ被ひ张超之の一刀いっとう刺とげ中ちゅう腹部ふくぶ，随ずい后きさき倒たおせ地ち身み亡ほろび，享年きょうねん四よん十じゅう七なな歲さい。而一旁的徐湛之试图经向北方的窗户逃走，但ただし还未开窗就被杀害。江こう湛じん也被杀害。

劉りゅう劭隨後ご登とう位い，並なみ為ため劉りゅう義隆よしたか上じょう諡號しごう景けい皇帝こうてい，廟びょう號ごう中ちゅう宗むね，並なみ於三さん月がつ二に十じゅう日にち（三さん月がつ癸巳きし日び，4月がつ14日にち），葬そう劉りゅう義隆よしたか於長寧やすし陵りょう。同年どうねん宋そう孝たかし武たけ帝みかど劉りゅう駿しゅん起おこり兵へい殺ころせ劉りゅう劭即位そくい，改あらため諡號しごう文ぶん皇帝こうてい，廟びょう號ごう太ふとし祖そ。

為政いせい措施

主しゅ条目じょうもく：元げん嘉之よしゆき治ち

政治せいじ經濟けいざい

劉りゅう義隆よしたか在ざい消滅しょうめつ徐じょ羨とも之これ等とう權臣けんしん後ご下しも詔みことのり派は大使たいし巡行じゅんこう四方しほう，奏そう報ほう地方ちほう官員かんいん的てき表現ひょうげん優劣ゆうれつ，整頓せいとん吏治；又また宣布せんぷ一いち些年老おい、喪も偶、年とし幼よう喪も父ちち及患重おも疾やまし而生活せいかつ困難こんなん者しゃ可か向むこう郡ぐん縣けん求もとめ助じょ獲得かくとく支援しえん，更さら廣こう開ひらき言げん路ろ，歡迎かんげい人民じんみん進しん納おさめ有益ゆうえき意見いけん和わ謀はかりごと策さく。劉りゅう義隆よしたか亦また多た次つぎ去さ延のべ賢堂かしこどう聽審刑けい訟。元げん嘉よしみ十じゅう七年更下令開放禁止平民使用的山澤地區，又また禁止きんし徵ちょう老弱ろうじゃく當とう兵へい的てき這些傷きず治ち害がい民みん的てき措施，要求ようきゅう各かく官かん依よ從したがえ法令ほうれい行事ぎょうじ。另在歷れき次じ天災てんさい時じ都會とかい賑にぎわい施ほどこせ或ある減免げんめん當とう年賦ねんぷ稅ぜい以撫慰人民じんみん。

劉りゅう義隆よしたか亦また鼓つづみ勵農桑くわ，元げん嘉よしみ八はち年ねん即そく下か詔みことのり命いのち郡ぐん縣けん獎勵勤つとむ於耕作こうさく養蠶ようさん的てき農のう戶ど和わ教導きょうどう正確せいかく農作のうさく方法ほうほう，並なみ將しょう一些特別優秀的農戶上報。元げん嘉よしみ十じゅう七年又下令酌量減免農民欠下政府的「諸しょ逋債」，後ご更さら於元嘉よしみ二に十じゅう一年悉數免除元嘉十九年以前的欠「諸しょ逋債」，又また下した令れい租借そしゃく種子しゅし口糧こうりょう給きゅう一些想參與農耕但物資缺乏的人，更さら賜たまもの布帛ふはく獎勵營治千畝ちうね田地でんち的てき官民かんみん；元もと嘉よしみ二に十じゅう一年夏季因連續下雨而出現水災，影響えいきょう農業のうぎょう，劉りゅう義隆よしたか除じょ了りょう下か令れい賑にぎわい濟ずみ外がい，還かえ在ざい秋季しゅうき命いのち官員かんいん大力だいりき勵農民のうみん耕作こうさく米まい麥むぎ，又また令れい開ひらき垦田地ち以備來年らいねん耕作こうさく，並なみ於元嘉よしみ二に十じゅう二に年ねん重おも新しん開墾かいこん湖みずうみ熟じゅく的てき千せん頃ごろ廢はい田でん。

文化ぶんか

劉りゅう義隆よしたか重視じゅうし文化ぶんか建設けんせつ，元げん嘉よしみ十じゅう五ご年ねん（438年ねん）召雷かみなり次じ宗むね在京ざいきょう城じょう雞籠山さん（今こん南京なんきん市し北極ほっきょく閣かく）開設かいせつ「儒學じゅがく館かん」講こう學がく，使つかい儒學じゅがく與あずか玄げん學がく、文學ぶんがく、史學しがく合ごう稱しょう「四よん學がく」；又また於元嘉よしみ十じゅう九きゅう年ねん（442年ねん）下しも詔みことのり建けん國子くにこ學がく，待まち一眾冑子集合後於次年復立國子學，並なみ於二に十じゅう三年至國子學策試學生。不ふ過か，因いん北きた伐き原因げんいん，劉りゅう義隆よしたか在ざい在ざい元もと嘉よしみ二に十じゅう七なな（450年ねん）年ねん又また廢止はいし國子くにこ學がく。因よし陳ちん壽ひさし所ところ著ちょ《三國志さんごくし》過か於精簡，劉りゅう義隆よしたか便びん詔みことのり命いのち裴松之の為ため其作注ちゅう，並なみ於完成かんせい後ご親おや自じ御覽ごらん，讚たたえ道どう：「此為不朽ふきゅう矣！」。

性格せいかく特徵とくちょう

• 劉りゅう義隆よしたか身み高だか七なな尺しゃく五ご寸すん，博ひろし涉わたる經けい史し，亦また擅長隸書れいしょ。他た喜好きよし文ぶん儒，對たい文士ぶんし亦また十分じゅうぶん禮れい待まて，或ある加か以親任しんにん，甚至得とく劉りゅう義隆よしたか寛ひろし免めん罪過ざいか。
• 劉りゅう義隆よしたか生なま於京口こう，對たい京口きょうぐち亦また留とめ有ゆう特別とくべつ感情かんじょう，元げん嘉よしみ二に十じゅう六ろく年ねん曾下詔みことのり以原本ほん僑置於京口こう的てき州しゅう治ち北きた遷原地ち令れい當地とうち不ふ復ふく當年とうねん繁華はんか，從したがえ各州かくしゅう人民じんみん中ちゅう招募數すう千せん戶こ人じん充實じゅうじつ京口きょうぐち，並なみ賜たまもの予よ田た宅たく。又また因いん懷ふところ念ねん當時とうじ生活せいかつ，命いのち找尋當年とうねん在京ざいきょう口こう生活せいかつ的てき官民かんみん並なみ一いち一いち上じょう報むくい，去さ世よ者しゃ則そく酌しゃく情じょう賞賜しょうし其子孫しそん。
• 史ふみ載の劉りゅう義隆よしたか儉約けんやく，不ふ好こう奢侈しゃし，既すんで曾在元もと嘉よしみ八はち年ねん下か詔みことのり「直ちょく存そん簡約かんやく，以應事實じじつ。內外可か通どおり共ども詳しょう思おもえ，務つとむ令れい節儉せっけん」，他た本人ほんにん亦また曾經因いん老ろう舊きゅう的てき乘じょう輦蓬蓋ぶた未み壞和紫色むらさきいろ輦席貴とうと為ため由よし拒絕きょぜつ車庫しゃこ令れい更さら換かわ的てき建議けんぎ。但ただし他た卻在元もと嘉よしみ二に十じゅう三年修築北堤建玄武湖，甚至想おもえ在ざい湖みずうみ中ちゅう建けん方丈ほうじょう、蓬よもぎ萊及瀛洲三さん座ざ仙山せんのやま，惟おもんみ因いん何なに尚なお之これ反對はんたい而作罷やめ；同年どうねん他ほか又また在ざい華はな林りん園えん修築しゅうちく景けい陽ひ山さん，何なに尚なお之これ亦また諫，認みとめ為ため應おう該給工こう人じん在ざい盛暑せいしょ休息きゅうそく一いち下か，但ただし義隆よしたか不ふ肯，反はん稱しょう他た們常常つね曝曬，在ざい盛暑せいしょ烈日れつじつ下か工作こうさく不ふ叫さけべ辛勞しんろう。
• 會かい稽長公主こうしゅ劉りゅう興きょう弟おとうと是ぜ義隆よしたか嫡姐，義隆よしたか亦また十分じゅうぶん尊敬そんけい她，尤ゆう其怕她號哭，如就曾經帶たい著ちょ武たけ敬たかし皇后こうごう為ため劉りゅう裕ひろし造づくり的てき納おさめ衣ころも去さ哭罵義隆よしたか，終おわり讓ゆずる義隆よしたか不ふ殺ころせ徐じょ湛じん之これ。劉りゅう義康よしやす被ひ奪だつ相そう權けん，外そと調ちょう江え州しゅう時じ，會かい稽長公主こうしゅ亦また曾要求ようきゅう義隆よしたか不要ふよう加害かがい義康よしやす，當時とうじ義隆よしたか亦また答こたえ應おう，並なみ將しょう二人對飲中的那壺酒賜給義康。然しか而劉義隆よしたか於瓜步ふ之の戰後せんご仍違背いはい諾だく言ごと賜たまもの死し劉りゅう義康よしやす。

影かげ視し形象けいしょう

• 2010年ねん电视剧《大だい宋そう疑うたぐ云うん》：卢奇饰宋文ぶん帝みかど

評價ひょうか

• 南みなみ齊ひとし的てき史家しか沈約評論ひょうろん宋そう文ぶん帝みかど：「太ふとし祖そ幼年ようねん特とく秀しゅう，顧無保ほ傅でん之の嚴いむ，而天授てんじゅ和かず敏之としゆき姿すがた，自じ稟君人じん之の德とく。及正位い南面なんめん，歷年れきねん長久ちょうきゅう，綱つな維備舉，條じょう禁きん明あかり密みつ，罰ばち有恆ありつね科か，爵無濫品。故こ能のう內清外がい晏，四海しかい謐如也。昔むかし漢かん氏し東京とうきょう常つね稱しょう建たて武たけし、永なが平ひらた故事こじ，自じ茲厥後ご，亦また每まい以元げん嘉よしみ爲ため言ごと，斯固盛もり矣。授將遣や帥そち，乖分閫之命いのち，才さい謝しゃ光武みつたけ，而遙制せい兵略へいりゃく，至いたり於攻日び戰時せんじ，莫不仰おおせ聽成旨むね。雖覆師し喪も旅たび，將はた非ひ韓かん、白しろ，而延寇慼境さかい，抑そもそも此之由よし。及至言しげん漏も衾ふすま衽おくみ，難なん結ゆい商しょう豎，雖禍生せい非ひ慮おもんばか，蓋ぶた亦また有ゆう以而然しか也。嗚呼ああ哀あい哉！」

• 蕭しょう梁はり的てき史家しか裴子野の評ひょう述じゅつ文ぶん帝みかど：「太ふとし祖そ寬ひろし肅宣惠めぐみ，大臣だいじん光こう表ひょう，超越ちょうえつ二に昆こん，來らい應おう寶たから命いのち，沈明內斷，不ふ欲よく政由まさよし寧やすし氏し，克かつ滅めつ權けん逼，不ふ使つかい芒すすき刺とげ在ざい躬，親臨しんりん朝ちょう事ごと，率りつ尊みこと恭きょう德とく，斟酌しんしゃく先王せんおう之の典てん，強つよ宣せん當時とうじ之の宜むべ，吏久其職，育いく孫まご長子ちょうし，民みん樂らく其生，鮮陷刑けい辟，仁じん厚あつ之これ化か，既すんで已やめ播流，率土そっと忻欣，無む思おもえ不服ふふく……上うえ亦また蘊籍義文よしふみ，思おもえ弘ひろし儒術，庠序建けん於國くに都と，四よん學がく聞乎家か巷ちまた，天子てんし乃移蹕下輦以從したがえ之これ，束たば帛宴語ご以勸之の，士し莫不敦あつし悅えつ詩書ししょ，沐浴もくよく禮れい義よし，淑よし慎まき規矩きく，斐然向むこう方かた……然しか值北きた虜とりこ方ほう強つよし，周しゅう、韓かん歲とし擾，金きむ墉、虎とら牢ろう，代だい失しつ其禦，二に十じゅう七なな年ねん，偏へん師し克復こくふく河南かなん，橫よこ挑強胡えびす百ひゃく萬まん之これ眾，匈奴きょうど遂とげ跨またが彭、沛，航こう淮浦，設しつらえ穹廬於瓜ふり步ふ……于時精兵せいびょう猛もう將しょう，嬰城而不敢鬥，謀はかりごと臣しん智さとし士し，折おり撓たわわ而無可か稱しょう……我わが守もり既すんで嚴げん，胡えびす兵へい亦また怠だる，且知大川おおかわ所以ゆえん限げん南北なんぼく也，疲つかれ老ろう而退，我わが追つい奔之師し，橐弓裹足，系けい虜とりこ之これ民みん，流離りゅうり道路どうろ，江こう淮以北いほく蕭然しょうぜん矣。重じゅう以含章あきら巫みこ盅，始はじめ自じ二に逆ぎゃく，弒帝合あい殿どの，史籍しせき未聞みもん，仲なか尼に以為非ひ一朝一夕いっちょういっせき之の故こ，其所由來ゆらい者しゃ漸やや矣，辨べん之の不ふ早はや辨べん也。元げん嘉之よしゆき禍か，其有以焉。」

• 唐から朝あさ的てき虞おそれ世よ南みなみ：「夫おっと立りつ人じん之の道みち，曰仁曰义，仁ひとし有ゆう爱育之の功こう，义有断だん割わり之の用もちい，宽猛相しょう济，然しか後こう为善。文ぶん帝みかど沈吟ちんぎん於废立りつ之の际，沦溺於嬖宠之间，当とう断だん不断ふだん，自じ贻其祸。孽由自作じさく，岂命也哉。」

• 北きた宋そう的てき司馬しば光ひかり評論ひょうろん：「文ぶん帝みかど勤つとむ於為治ち，子し惠めぐみ庶民しょみん，足そく為ため承うけたまわ平之ひらの良りょう主しゅ；而不量りょう其力，橫よこ挑強胡えびす，使つかい師し徒と殲於河南かなん，戎えびす馬ば飲いん於江津ごうつ。及其末路まつろ，狐疑こぎ不ふ決けつ，卒そつ成子なるこ禍か，豈あに非ひ文ぶん有餘ゆうよ而武不足ふそく耶？」

• 南みなみ宋そう的てき辛からし棄疾於〈永えい遇ぐう樂らく·京口きょうぐち北きた固かた亭ちん懷古かいこ〉一詞中諷喻文帝北伐：「元げん嘉よしみ草草そうそう，封ふう狼おおかみ居きょ胥，贏得倉皇そうこう北きた顧。四よん十じゅう三さん年ねん，望もち中ちゅう猶なお記き、烽火ほうか揚あげ州しゅう路みち。可か堪こらえ回かい首くび，佛ふつ貍祠ほこら下か，一片いっぺん神しん鴉からす社しゃ鼓こ!憑誰問とい：廉れん頗老ろう矣，尚なお能のう飯めし否ひ?」，暗くら喻當時とうじ南みなみ宋そう權臣けんしん韓かん侂冑的てき北きた伐き失敗しっぱい。

• 清しん代だい初期しょき的てき王おう夫おっと之の評ひょう430年ねん北きた伐き：「元げん嘉之よしゆき北きた伐き也，文ぶん帝みかど诛权奸，修おさむ内ない治ち，息いき民みん六ろく年ねん而用之の，不可ふか谓无其具；拓つぶせ跋ばつ氏し伐き赫连，伐き蠕蠕，击高こう车，兵へい疲つかれ于西北きた，备弛于东南みなみ，不可ふか谓无其时；然しか而得地ち不ふ守もり，瓦解がかい蝟缩，兵へい歼甲弃，并淮右みぎ之の地ち而失之の，何なに也？将はた非ひ其人也。到いた彦之、萧思话大だい溃于青あお、徐じょ，(南みなみ宋そう孝たかし宗之むねゆき)邵弘渊、李り显忠大だい溃于符ふ离，一也かずや，皆みな将はた非ひ其人，以卒与あずか敌者也。文ぶん帝みかど、孝こう宗むね皆みな图治之の英えい君くん，大だい有ゆう为于天下でんか者しゃ，其命将はた也，非ひ信しん左右さゆう佞幸之の推引，如燕之の任にん骑劫、赵之任にん赵葱也；所しょ任にん之の将はた，亦また当とう时人望じんぼう所しょ归，小しょう试有效ゆうこう，非ひ若わか曹之これ任にん公おおやけ孙彊、蜀しょく汉之これ任にん陈祗也；意い者しゃ当代とうだい有ゆう将はた才ざい而莫之の能のう用よう邪よこしま？然しか自じ是ぜ以后，未み见有人じん焉，愈いよいよ于彦之の、思おもえ话而当とう时不用よう者しゃ，将はた天てん之の吝しわ于生材ざい乎？非ひ也。天生あもう之の，人にん主ぬし必有以鼓舞まい而培养之，当世とうせい之これ士し，以人主ぬし之の意い指ゆび为趋，而文帝みかど、孝こう宗むね之これ所しょ信任しんにん推崇以风示しめせ天下てんか者しゃ，皆みな拘かかわ葸异谨之人じん，谓可信しん以无疑，而不知ふち其适以召败也。道みち不足ふそく以消逆ぎゃく叛之萌もえ，智さとし不足ふそく以驭枭雄之の士し，于是乎摧抑そもそも英えい尤ゆう而登进柔輭；则天下相おりあい戒以果敢かかん机つくえ谋，而生人じん之の气为之の坐すわ痿；故こ举世无可用よう之の才ざい，以保国こく而不足ふそく，况欲与あずか猾虏争そう生死せいし于中原なかはら乎！」

家族かぞく

成員せいいん	姓名せいめい	備註
祖そ	劉りゅう翹孝こう皇帝こうてい	諡號しごう為ため劉りゅう裕ひろし追つい尊みこと
父ちち	劉りゅう裕ひろし高祖こうそ武たけし皇帝こうてい
母はは	胡えびす道どう安やす章あきら皇太后こうたいごう
兄弟きょうだい	長なが劉りゅう義よし符ふ少しょう帝みかど · 次つぎ劉りゅう義よし真しん廬いおり陵りょう孝こう獻けんじ王おう · 四よん劉りゅう義康よしやす · 五ご劉りゅう義よし恭きょう江夏えなつ文獻ぶんけん王おう · 六ろく劉りゅう義宣よしのぶ南みなみ郡ぐん王おう · 七なな劉りゅう義よし季き衡陽文ぶん王おう
姐あね妹いもうと	長なが劉りゅう興きょう弟おとうと會かい稽宣長ちょう公主こうしゅ · 次つぎ劉りゅう惠めぐみ媛ひめ義興よしおき恭きょう長ちょう公主こうしゅ · 三さん廣德ひろのり公主こうしゅ	廣德ひろのり公主こうしゅ史し失しつ其名
皇后こうごう	袁齊媯文ぶん元もと皇后こうごう	皇后こうごう稱號しょうごう為ため死後しご追つい封ふう
妃ひ嫔	孝こう武昭たけあき太ふとし后きさき路惠みちえ男おとこ · 明あかり宣せん太ふと后きさき沈容姬ひめ · 潘はん淑よし妃ひ · 吳ご淑よし儀ぎ · 高こう修おさむ儀ぎ · 江こう修おさむ儀ぎ · 殷いん修おさむ華はな · 陳ちん修おさむ容よう · 曹婕妤 · 謝しゃ容よう華はな · 楊修儀ぎ · 邢美人じん · 蔡美人じん · 董ただし美人びじん · 顏かお美人びじん · 陳ちん美人びじん · 荀美人じん · 羅ら美人びじん · 蔣美人じん
子女しじょ	子こ 長なが劉りゅう劭太子たいし，弒父篡位 · 次つぎ劉りゅう濬始はじめ興きょう王おう，依よ附ふ劉りゅう劭 · 三さん劉りゅう駿しゅん世よ祖そ孝こう武たけ皇帝こうてい · 四よん劉りゅう鑠南平みなみだいら穆きよし王おう · 五ご劉りゅう紹廬いおり陵りょう昭あきら王おう · 六ろく劉りゅう誕竟陵王おう · 七なな劉りゅう宏ひろし建たて平ひら宣せん簡王 · 八はち刘祎東海とうかい王おう · 九きゅう劉りゅう昶あきら義ぎ陽ひ王おう · 十じゅう劉りゅう渾武たけ昌あきら王おう · 十じゅう一いち劉りゅう彧太ふとし宗そう明あきら皇帝こうてい · 十じゅう二に劉りゅう休きゅう仁ひとし建たて安王やすおう · 十じゅう三さん劉りゅう休きゅう佑たすく山陽さんよう王おう · 十じゅう四よん劉りゅう休きゅう茂しげる海うみ陵りょう王おう · 十じゅう五ご劉りゅう休業きゅうぎょう鄱陽哀あい王おう · 十じゅう六ろく劉りゅう休きゅう倩臨慶沖おき王おう · 十じゅう七なな劉りゅう夷えびす父ちち新野しんの懷ふところ王おう · 十じゅう八はち劉りゅう休きゅう範はん桂かつら陽よう王おう · 十じゅう九きゅう劉りゅう休きゅう若わか巴ともえ陵りょう哀あい王おう 女おんな 劉りゅう英えい娥東陽とうよう獻けんじ公主こうしゅ · 海うみ鹽しお公主こうしゅ · 長城ちょうじょう公主こうしゅ · 劉りゅう英えい媛ひめ臨川りんせん長ちょう公主こうしゅ · 淮陽長ちょう公主こうしゅ · 劉りゅう英えい媚こび新しん蔡公主ぬし · 南陽なんよう公主こうしゅ · 琅邪貞さだ長ちょう公主こうしゅ · 南みなみ郡ぐん獻けんじ公主こうしゅ · 尋ひろ陽ひ公主こうしゅ · 廬いおり江こう公主こうしゅ	海うみ鹽しお公主こうしゅ、長城ちょうじょう公主こうしゅ、淮陽長ちょう公主こうしゅ、南陽なんよう公主こうしゅ、琅邪貞さだ長ちょう公主こうしゅ、南みなみ郡ぐん獻けんじ公主こうしゅ、尋ひろ陽ひ公主こうしゅ、廬いおり江こう公主こうしゅ史し失しつ其名。廬いおり江こう公主こうしゅ女おんな褚令璩嫁よめ南みなみ齊ひとし皇帝こうてい蕭しょう寶たから卷まき。

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《宋そう書しょ/卷まき5》，出自しゅつじ沈约《宋そう书》

《南みなみ史し·卷まき02》，出自しゅつじ李り延壽えんじゅ《南みなみ史し》

在ざい维基共ども享とおる资源阅览影像えいぞう

參考さんこう資料しりょう

參考さんこう書目しょもく

• 《宋そう書しょ·文ぶん帝みかど紀き》
• 《南みなみ史し·宋そう本紀ほんぎ二に》
• 《資し治ち通どおり鑑かん》（卷まき一いち二に零れい至いたり一いち二に七なな）
• 《魏ぎ書しょ‧世よ祖そ紀き第だい四よん下か》
• 王おう仲なか犖. 魏ぎ晉すすむ兩りょう北朝ほくちょう史し·上じょう冊さつ. 中國ちゅうごく上海しゃんはい: 上海しゃんはい人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1979年ねん12月. ISBN 7-208-00132-4. 
• 呂りょ思おもえ勉つとむ. 兩りょう晉すすむ兩りょう北朝ほくちょう史し. 中國ちゅうごく上海しゃんはい: 上海しゃんはい古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ. 1983年ねん. 
• 《金きむ戈ほこ鐵てつ馬ば：劉りゅう宋そう帝國ていこく興亡こうぼう錄ろく》，姜きょう狼おおかみ著ちょ，大地だいち出版しゅっぱん社しゃ，2012年ねん1月がつ。ISBN 978-986-6451-46-1

宋そう文ぶん帝みかど 南朝なんちょう 出生しゅっしょう于：407年ねん逝世於：453年ねん
統治とうち者しゃ頭あたま銜
前任ぜんにん： 宋そう少しょう帝みかど 劉りゅう義よし符ふ	南朝なんちょう宋そう皇帝こうてい 424年ねん－453年ねん	繼つぎ任にん： 劉りゅう劭 （未み被ひ普遍ふへん承うけたまわ认） 宋そう孝たかし武たけ帝みかど 劉りゅう駿しゅん
	中國ちゅうごく君主くんしゅ 424年ねん－453年ねん