心意しんい六ろく合ごう拳こぶし

心意しんい六ろく合ごう拳こぶし相傳そうでん由よし姬ひめ際ぎわ可か（1602年ねん－1683年ねん）由ゆかり槍やり化か拳こぶし之の一門いちもん內家武術ぶじゅつ，因いん此拳由ゆかり心こころ生なま意い，又また由よし意い轉化てんか為ため拳けん招，故こ稱しょう心意しんい拳けん；姬ひめ際ぎわ可か的てき後人こうじん也稱呼しょうこ本ほん拳こぶし為ため“際きわ可か拳こぶし”。本ほん拳こぶし外がい稱しょう為ため“心意しんい六ろく合ごう拳こぶし”，內稱“守まもり洞ほら塵ちり技わざ”，而上海人あま名めい之の為ため“十じゅう大形おおがた”，為ため形がた意い拳けん的てき母はは拳けん。本ほん拳こぶし是ぜ中國ちゅうごく武術ぶじゅつ中ちゅう的てき瑰寶，屬ぞく於上乘じょうじょう拳こぶし術じゅつ，因いん此歷來らい傳承でんしょう相當そうとう保守ほしゅ，其中因いん素もと是ぜ慎まき防ぼう誤傳ごでん非人ひにん以免危害きがい社稷しゃしょく邦國ほうこく；所以ゆえん心意しんい拳けん素もと有ゆう一いち項こう優良ゆうりょう傳統でんとう：寧やすし可か失しつ傳でん，不可ふか亂らん傳でん，故こ擇よ徒と非常ひじょう嚴げん謹，此外本ほん拳こぶし亦また是ぜ一門修身悟道的拳藝。

心意しんい六合拳在中國武術史上是一項重要的拳藝，在ざい考古學こうこがく與あずか歷史れきし學がく研究けんきゅう上じょう，心意しんい六合拳因為傳承保守的緣故，很大程度ていど將はた華はな夏なつ古風こふう的てき韻いん味あじ給きゅう延のべ續ぞく下した來らい，這門拳こぶし種しゅ可か以說是ぜ中國ちゅうごく武術ぶじゅつ的てき根ね。

歷史れきし與あずか起源きげん

根據こんきょ傳說でんせつ心意しんい六合拳最早是由宋代名将岳飞所创，岳たけ飛ひ祖師そし著ちょ有ゆう心意しんい六ろく合ごう拳拳けんけん經けい。而後代だい之の人ひと能のう夠找到いた本ほん拳こぶし之の歷史れきし脈絡みゃくらく可か追おい溯さかのぼ到いた明あきら末清すえきよ初はつ山西さんせい蒲かばの州しゅう人士じんし──姬ひめ際ぎわ可か，字じ龍りゅう峰ほう（有ゆう的てき误写为龙凤、隆りゅう丰、隆りゅう风）。據よりどころ聞姬際ぎわ可か祖師そし於終南山なんざん得とく到いた《岳たけ武たけ穆きよし拳こぶし譜ふ》（《岳たけ武たけ穆きよし王おう拳けん經けい》），精通せいつう六ろく合ごう槍やり法ほう，後ご把わ大だい槍術そうじゅつ化か為ため拳法けんぽう，創出そうしゅつ此拳。姬ひめ際ぎわ可か門下もんか，分ふん成なり河南かなん、山西さんせい兩個りゃんこ不ふ同派どうは系けい，分ふん化成かせい心意しんい六合拳與戴氏心意拳。傳說でんせつ姬ひめ際ぎわ可か遊ゆう少しょう林はやし，把わ心意しんい拳けん授與じゅよ少しょう林寺はやしじ武たけし僧そう，少林寺しょうりんじ稱しょう之の為ため「心意しんい把わ」。姬ひめ際ぎわ可か传尊みこと村むら後ご，又また稱たたえ “守まもり洞ほら塵ちり技わざ”。

其侄姬ひめ运亨得とく之の，于1645年ねん应“顺治乙おつ酉とり科か”成なり武たけ举。

姬ひめ龙峰将はた拳こぶし術じゅつ传曹继武たけし，再さい传河南みなみ回かい民みん馬うま學がく禮れい。馬うま學がく禮れい傳でん張ちょう志こころざし城じょう。張ちょう志こころざし城じょう傳でん李り禎ただし。

李り政まさし（禎ただし）在ざい1747年ねん（清きよし乾いぬい隆たかし十じゅう二に年ねん）傳でん出いずる《六ろく合ごう心意しんい拳けん谱》。李り政まさし，字じ太ふと和やわ，山西さんせい人じん，乾いぬい隆たかし时拜張ちょう志こころざし诚为师。李り在ざい拳こぶし谱中写うつし有ゆう序言じょげん。

心意しんい六合拳與佛道的關係

河南かなん传系以伊斯兰教きょう为主。

山西さんせい传系、四川传系以道教为主。

少しょう林はやし传系以佛教ぶっきょう为主。

心意しんい六合拳與形意拳、意い拳けん差異さい

形かたち意い拳けん雖然脫だつ胎自（戴氏）心意しんい六ろく合ごう拳こぶし，但ただし是ぜ在ざい鍛きたえ鍊的功こう法ほう、拳こぶし理り系統けいとう上じょう有ゆう很明顯あらわ的てき差異さい。可か以說，這是兩りょう門もん完全かんぜん獨立どくりつ的てき拳こぶし派は。

傳承でんしょう

以下いか傳承でんしょう世よ系けい以當前ぜん能のう夠蒐集しゅうしゅう到いた的てき資料しりょう、史料しりょう為ため依據いきょ。

第だい一いち世代せだい

【山西さんせい蒲かばの州しゅう‧姬ひめ際ぎわ可か祖師そし】（心意しんい六ろく合ごう拳拳けんけん種しゅ的てき共同きょうどう祖師そし。）傳でん【兒こ子こ‧姬ひめ壽ひさし】、【族ぞく侄‧姬ひめ運うん亨とおる】、【江南こうなん貴たか池いけ‧曹繼武ぶ】、河南かなん洛らく阳马学がく礼れい、

另有一いち说，姬ひめ隆たかし峰ほう在ざい少林寺しょうりんじ传艺，成なり少しょう林はやし释家一いち系けい。

另有一いち说，道人どうじん金きん一旺曾与马龙、马虎把わ兄弟きょうだい三人瞟学姬隆峰武艺。后きさき金きん一いち旺一系けい自称じしょう“心意しんい六ろく合ごう第だい一家いっか”为金家か功夫いさお。

另有一いち说，姬ひめ隆たかし峰ほう传郑氏し、王おう氏し等とう，记载不ふ详，待まち进一いち步ほ考こう证。

第だい二に世代せだい

【曹繼武ぶ】傳でん【山西さんせい昭あきら餘あまり^[1]‧戴龙邦くに】（成なり為ため戴氏心意しんい六ろく合ごう拳こぶし一脈いちみゃく，並なみ尊みこと曹繼武たけ為ため祖師そし。）。

(一说曹继武传授戴龙邦艺成后，曾命戴赴马学礼れい处深造づくり，并在马学礼れい家中いえじゅう写うつし下か了りょう著ちょ名めい的てき“天下てんか治ち道どう有二ゆうじ”)

【马学礼れい】傳でん【外そと甥おい‧馬ば興きょう】、【外そと甥おい‧馬ば三さん元げん】、【河南かなん南陽なんよう‧張ちょう志こころざし誠まこと】。

第だい三さん世代せだい

【马兴】传【兒こ子こ‧马梅虎とら】
【張ちょう志こころざし誠まこと】傳でん【河南かなん魯山‧李り政まさし】。

马三さん元げん传孙河

【戴龙邦くに】傳でん【兒こ子こ‧戴文良りょう】、【兒こ子こ‧戴文勋】、【河北かほく涂州‧李り洛らく能のう】（演えんじ变成為ため形かたち意い拳けん一脈いちみゃく。）。

另有一いち说，戴二に驴(文ぶん薰かおる)学がく艺于自じ河南かなん派は李り政まさし。此说法ほう文字もじ记载最早もはや见诸山西さんせい范氏公こう开的拳けん谱《守まもり洞ほら尘技》中ちゅう，近代きんだい山西さんせい戴氏部分ぶぶん流派りゅうは(王おう映うつ海うみ系けい为主)出版しゅっぱん的てき系列けいれつ书籍也主张此说法。具体ぐたい待まち进一いち步ほ考こう证。

第だい四よん世代せだい

【戴文勋】傳でん【族ぞく侄‧戴良栋】。

马梅虎とら传刘万まん义

李り政まさし传张聚

孙河传丁ひのと四よん

第だい五ご世代せだい

【戴良栋】傳でん【兒こ子こ‧戴奎】、【族ぞく侄‧戴鴻雄ゆう】。

刘万まん义传马梦乐

张聚传买壮图

丁ひのと四よん传吕金梁はり

第だい六ろく世代せだい以後いご

【戴奎】傳でん【山西さんせい祁县‧岳だけ蕴忠】、【山西さんせい祁县‧高だか升ます祯】、【山西さんせい偏へん关‧史し雄ゆう霸】、【山西さんせい繁しげる峙‧郭くるわ映うつ田た】、【山西さんせい祁县‧马二に牛うし】、【內蒙歸化きか^[2]‧柳やなぎ焕荫】、【山西さんせい祁县‧任にん大だい华】、【山西さんせい祁县‧王おう步あゆみ昌あきら】、【山西さんせい祁县‧王おう映うつ海うみ】、【山西さんせい祁县‧段だん锡福】、【山西さんせい祁县‧田でん九きゅう畹（元もと）】。

王おう映うつ海うみ传王おう毅あつし、王おう喜き成なり、梁りょう晓峰

田た九きゅう元げん传田た如文田た如文传白しろ志こころざし刚

马梦乐传孙顺福ぶく孙顺福ぶく传孙友恒つね

买壮图传袁凤仪

【袁鳳儀ぎ】傳でん【河南かなん周しゅう口こう‧尚なお學がく禮れい】、【河南かなん周しゅう口こう‧楊殿興きょう】、【河南かなん周しゅう口こう‧盧の嵩たかし高だか】^[3]。
【盧の嵩たかし高だか】傳でん【河南かなん周しゅう口こう‧孫まご少しょう甫はじめ】、【河南かなん周しゅう口こう‧于化龍りゅう】、【上海しゃんはい‧凌しのげ漢かん興きょう】、【上海しゃんはい‧李り尊たかし賢けん】、【上海しゃんはい‧解かい興きょう邦くに】、【上海しゃんはい‧王おう書しょ文ぶん】、白はく恒ひさし祥さち。
【尚なお学がく礼れい】傳でん【河南かなん漯河‧李り书岭】。

解かい兴邦传解かい观亭

孙少甫はじめ传姚尚達たち、王おう祺中、蘇そ森もり海うみ、孫まご聖せい道みち等とう

于化龙传于德麟、刘如世よ、徐じょ谷たに鸣、杨海明あきら、顾坚、井い金森かなもり、曾德寧やすし、马明龙、张冰海うみ、刘宏、鲍金。

马明龙传朱しゅ和かず让、卢建华、杨智斌あきら、吕振兴、景けい怀义。

王おう书文传余あまり江こう

白はく恒ひさし祥さち传张宁卫、沈锦康やすし、蔡伯澄きよし等とう

凌しのげ汉兴传肖あやか力行りっこう

吕金梁はり传吕青あお魁さきがけ吕青魁さきがけ传吕瑞みず芳よし吕瑞芳よし传吕志德とく、吕延芝しば、李り洳波、张冰海うみ李り洳波传李り建けん鹏

主流しゅりゅう派は系けい

河南かなん心意しんい拳けん
以馬學がく禮れい、李り政まさし、买壮图、卢嵩高だか為ため代表だいひょう
山西さんせい祁縣心意しんい拳けん
以戴隆りゅう邦くに，戴二に閭，戴良棟とう，戴奎為ため代表だいひょう
山西さんせい河北かわきた心意しんい拳けん

以李洛らく能のう，車くるま毅あつし齋とき，郭かく雲くも深ふか等ひとし為ため代表だいひょう

少しょう林はやし派は吴轱辘
四川しせん金きん家か金きん一いち旺

河南かなん一いち支ささえ

姬ひめ公こう拳こぶし術じゅつ經けい南山なんざん郑氏传河南みなみ马学礼れい，马学礼れい传马三さん元げん、张志诚等ひとし，在ざい河南かなん回かい民みん聚居地ち廣こう為ため流傳りゅうでん，成なり为姬氏し拳こぶし術じゅつ之の一いち支ささえ。

心意しんい六ろく合ごう拳こぶし，（馬うま學がく禮れい所傳しょでん，分ふん為ため洛陽らくよう派は、南陽なんよう派は），單たん勢いきおい操みさお練ねり原始げんし形式けいしき。保存ほぞん原始げんし之の六ろく合ごう十じゅう形かたち，加か上當かみとう地ち查拳四よん拳こぶし八はち式しき。

基本きほん樁、步法ほほう：龍りゅう調ちょう膀、踩雞步ふ

單たん練ねり及套路ろ：十じゅう大形おおがた、四よん把わ捶、四よん拳こぶし八はち式しき

一身いっしん呈てい六ろく勢ぜい：雞腿、龍りゅう腰こし、熊くま膀、鷹たか捉、虎とら抱だき頭あたま、雷かみなり聲ごえ，六ろく勢ぜい合一ごういつ。

一身いっしん含五勁：踩、撲なぐ、裹、束たばね、決けつ，五ご勁合一ごういつ。

上海しゃんはい派は心意しんい拳けん

上海しゃんはい派は心意しんい拳こぶし源げん于河南みなみ心意しんい六合拳一代宗師盧嵩高。盧の嵩たかし高だか在ざい滬享有きょうゆう第だい三さん代だい“拳こぶし王おう”的てき美び譽ほまれ，在ざい不斷ふだん的てき實踐じっせん、學習がくしゅう、交流こうりゅう中ちゅう，上海しゃんはい派は心意しんい六ろく合ごう拳こぶし在ざい二に十じゅう世紀せいき三さん、四十年代逐漸形成並廣為流傳，開ひらき創そう了りょう中國ちゅうごく武術ぶじゅつ一いち派は之の先せん河かわ。