岳たけ飞

岳たけ飛ひ
南みなみ宋そう將領しょうりょう岳だけ家か軍ぐん統帥とうすい
《中興ちゅうこう四よん將しょう圖ず》之これ岳だけ飛ひ像ぞう，南みなみ宋そう劉りゅう松年しょうねん繪え 現げん藏ぞう於中国ちゅうごく国家こっか博物はくぶつ馆
姓せい	岳たけ
名な	飛ひ
姓名せいめい	岳たけ飛ひ
字じ	鵬おおとり舉
封ふう爵	武たけ昌あきら郡ぐん开国公こう 後のち追つい赠太ふとし师、鄂王
族ぞく裔	汉族
出生しゅっしょう	崇たかし寧やすし二に年ねん二に月がつ十じゅう五ご日にち（1103年ねん3月がつ24日にち） 相州あいしゅう湯ゆ陰かげ（今いま河南かなん省しょう安陽あんよう市し湯ゆ陰かげ縣けん）
逝世	绍兴十じゅう一いち年ねん十二月じゅうにがつ二に十じゅう九きゅう日にち （1142年ねん1月がつ27日にち）（39歲さい） 杭州こうしゅう
谥号	武たけ穆きよし（宋そう孝たかし宗むね諡おくりな） 忠武ただたけ（宋そう理さとし宗むね諡おくりな）
祠ほこら廟びょう	杭州こうしゅう棲霞嶺みね忠ただし烈れつ庙
親おや屬ぞく 父親ちちおや 岳たけ和わ 母親ははおや 姚氏 兄弟きょうだい 弟おとうと岳だけ飜 子こ 岳たけ雲くも、岳たけ雷かみなり、岳たけ霖、岳たけ震ふるえ、岳たけ霆 其他親おや屬ぞく 舅しゅうと 姚某（姚氏之の弟おとうと） 孫まご 岳たけ珂
著作ちょさく
《滿江みつえ紅べに》、《小しょう重山かさねやま》、《岳たけ忠武ただたけ王おう文集ぶんしゅう》

杭州こうしゅう岳だけ王おう庙

岳たけ飛ひ（1103年ねん3月がつ24日にち—1142年ねん1月がつ27日にち），字じ鵬おおとり舉，宋朝そうちょう相州あいしゅう汤阴（今いま河南かなん省しょう安やす阳市汤阴县）人にん。南みなみ宋そう抗こう金きむ名将めいしょう及民族みんぞく英雄えいゆう ，官かん至いたり少しょう保ほ、枢密すうみつ副使ふくし，受封武たけ昌あきら郡ぐん开国公こう。遭大臣だいじん秦はた檜ひのき等とう人ひと誣陷而被宋そう高こう宗はじめ賜たまもの死し。多年たねん後ご，宋そう孝たかし宗むね為ため其平ひら反はん，追つい谥武たけ穆きよし。後こう被ひ南みなみ宋そう其他皇帝こうてい追つい赠太ふとし师，追つい封ふう鄂王，改あらため谥忠武ただたけ。明神みょうじん宗むね萬まん曆れき帝みかど加か封ふう其為三界さんがい靖やすし魔ま大帝たいてい，配はい奉たてまつ於各地ち武たけ廟びょう。 後世こうせい多た稱呼しょうこ其为岳たけ武たけ穆きよし、武たけ穆きよし王おう、岳たけ忠武ただたけ王おう。

岳たけ飛ひ于北きた宋そう末すえ年ねん投とう军，从南みなみ宋そう建けん炎えん二に年ねん（1128年ねん）遇ぐう宗そう泽起おこり到いた绍兴十じゅう一いち年ねん（1141年ねん）为止的てき十じゅう余よ年ねん间，率りつ领岳たけ家か军與あずか金きむ军進行しんこう過か数すう百ひゃく次じ大小だいしょう战斗。绍兴十じゅう年ねん（1140年ねん），金太きんた祖そ四よん子し完かん颜兀术毁盟攻おさむ宋そう，岳たけ飞挥师北きた伐き，先さき后きさき收おさむ复郑州、洛らく城じょう等地とうち，又また于郾城、颍昌大だい败金军，进军朱しゅ仙せん镇。宋そう高だか宗むね却一意いちい求もとめ和わ，以十じゅう二道ふたみち金字こんじ牌ぱい下した令れい退すさ兵へい，岳たけ飞在孤立こりつ无援之の下しも被ひ迫せり班はん师。在ざい紹興しょうこう和議わぎ过程中ちゅう，岳たけ飞遭受秦はた桧ひのき、张俊等ひとし人的じんてき诬陷，被ひ捕と入にゅう狱。绍兴十じゅう二に年ねん（1142年ねん1月がつ），岳たけ飞以「莫须有ゆう」的てき谋反罪名ざいめい，死し於獄中ちゅう。其长子こ岳たけ云うん和かず部将ぶしょう张宪亦また被害ひがい。宋そう孝たかし宗むね即位そくい后きさき为岳飞平ひら反はん，并以礼れい改葬かいそう岳だけ飞于西湖さいこ畔ほとり栖霞岭。

元もと修おさむ《宋そう史ふみ》記載きさい：岳たけ飛ひ治ち軍ぐん以身作さく則そく，賞罰しょうばつ分明ふんみょう，紀律きりつ嚴いむ整せい，又また能のう體たい恤部屬ぞく，他た率りつ領りょう的てき「岳たけ家か軍ぐん」號ごう稱しょう「凍死とうし不ふ拆屋，餓死がし不ふ擄掠」；敵てき方かた女おんな真人しんじん讚歎さんたん為ため「撼山易えき，撼岳家か軍ぐん難なん」。岳たけ飛ひ是ぜ南みなみ宋そう初はつ唯ただ一成功組織大規模進攻的統帥，他た反對はんたい宋そう高だか宗むね「僅令自じ守もり以待敵てき，不ふ敢遠攻おさむ而求勝かち」之これ消極しょうきょく防禦ぼうぎょ戰略せんりゃく，一貫いっかん主張しゅちょう積極せっきょく進攻しんこう。他た重視じゅうし民間みんかん抗こう金力きんりょく量りょう，繼承けいしょう李り綱つな與あずか宗むね澤之さわの「連結れんけつ河かわ朔ついたち」之の謀はかりごと，主張しゅちょう河北かわきた抗こう金かね武裝ぶそう和わ宋そう官軍かんぐん互相配合はいごう，夾擊きょうげき金きん軍ぐん，以收復ふく失地しっち。岳たけ飛ひ之の文學ぶんがく才ざい華はな也是將帥しょうすい中ちゅう少しょう有ゆう，著しる有ゆう詞し作さく《滿江みつえ紅べに·寫うつし懷ふところ》，其著作ちょさく編成へんせい《岳たけ忠武ただたけ王おう文集ぶんしゅう》。形かたち意い拳けん以岳飛ひ作為さくい拳こぶし術じゅつ始祖しそ。

生平おいだいら

童わらわ年ねん生活せいかつ

宋そう徽宗崇たかし宁二に年ねん（1103年ねん），岳たけ飞出生しゅっしょう于河北西ほくせい路ろ相州あいしゅう汤阴县永和わ乡孝悌こうてい里さと农户家庭かてい。河北西かわきたにし路ろ长年饱受黄河こうが泛滥之の苦く，当とう年春としはる天てん又また发生饥荒。岳たけ飞的父ちち亲岳和わ祖そ上じょう从山东聊城じょう迁徙至いたり此，世代せだい务农为生，虽然自己じこ家か里さと也不余裕よゆう，但ただし仍然愿すなお意い接せっ济乡里さと邻居，不ふ惜自减每日食にっしょく量りょう以救乡里饥民一命いちめい，因いん此乡人じん都と很敬重けいちょう岳だけ家か。农历二に月がつ十じゅう五ご日にち的てき早春そうしゅん夜よる晚ばん，岳たけ飞出生しゅっしょう。据すえ说当时一只大鸮鸟落在岳家屋顶飞鸣，岳たけ家か视为灾年里さと的てき吉兆きっちょう，因いん此将孩子取ことり名めい为飞，字じ鹏举。

岳たけ飞自幼よう好学こうがく，为读书每夜よる拾ひろえ柴しば当とう作さく灯火ともしび，为练字じ每日まいにち在ざい泥どろ地ち里さと刻こく画が写字しゃじ。家いえ里さと没ぼつ书，辗转借阅、抄しょう录，熟じゅく读《左ひだり氏し春秋しゅんじゅう》《孙吴兵法ひょうほう》。岳たけ飞的外祖父がいそふ岳だけ大だい翁おう也有やゆう心こころ培つちかえ养岳飞习武たけ，为岳飞请来らい师傅周しゅう同どう教きょう习其射しゃ箭や。岳たけ飞天生せい体格たいかく强健きょうけん，臂ひじ力りょく能のう够拉满300斤きん大弓だいきゅう，又また有ゆう老ろう师的引导，很快就学しゅうがく会かい了りょう老ろう师所有しょゆう的てき箭や術じゅつ。

初はつ入いれ军旅

重和しげかず元年がんねん（1118年ねん），岳たけ飞十じゅう六ろく岁时，在ざい家人かじん安やす排はい下か娶めと妻つま刘氏。次つぎ年ねん长子岳だけ云うん出生しゅっしょう。岳たけ家か人口じんこう众多，因いん此岳飞一家不得不离开自谋生路。岳たけ飞给地主じぬし人家じんか做过工こう，也在官ざいかん府ふ当とう过“游ゆう徼”缉捕逃犯，始はじめ终郁郁いくいく不ふ得とく志こころざし。岳たけ飞十じゅう九岁那年师从周同学习弓箭，周しゅう同どう十分赏识岳飞，倾其所有しょゆう教授きょうじゅ岳だけ飞。然しか而周同どう不幸ふこう早はや逝，岳たけ飞为此悲痛つう不ふ已やめ，每月まいつき初はつ一いち、十じゅう五都要祭奠周同，在ざい墓前ぼぜん拉ひしげ弓ゆみ连射三さん箭や，更さら灑酒在地ざいち上じょう，以示不ふ忘老师传授之恩おん。直ちょく到いた二に十じゅう岁，宋そう金きん达成海上かいじょう之の盟めい，打算ださん兴兵攻おさむ打だ辽国，岳たけ飞终于得偿所愿すなお上うえ了りょう战场。然しか而朝廷只敢陈兵へい边境，始はじめ终不敢真正せい进攻，眼め睁睁看み着ぎ女おんな真人しんじん攻おさむ城しろ略りゃく地ち，甚至当とう辽朝放ひ风报复宋朝あさ时宋徽宗一いち度ど打算ださん退すさ兵へい。时至宣せん和わ三さん年ねん三さん月がつ，女おんな真ま势如破竹はちく攻おさむ占うらない辽朝五ご京きょう之の四よん，才さい派遣はけん自己じこ的てき亲信宦官かんがん童わらわ贯出兵しゅっぺい。由よし于宋徽宗下か令れい如果辽人没ぼつ有ゆう降服こうふく就必须保全部ぜんぶ队回来らい，因いん此童贯下令れい不ふ许宋军杀人じん。等ひとし到いた辽军进攻宋そう军，宋そう军上下じょうげ都と无所适从、纷纷溃逃。宋そう军大败而归后，宋そう徽宗降くだ责于种师道どう，又また听闻辽朝耶律淳じゅん亡ほろび故こ，再度さいど下した令れい童わらわ贯进攻おさむ，结果宋そう军因为互不ふ救援きゅうえん再度さいど大だい败。岳たけ飞此时在军中，跟随真ま定府じょうふ路ろ宣せん抚使刘耠出征しゅっせい，刘耠任命にんめい其为小しょう队长。然しか而刘耠并没ぼつ有ゆう机つくえ会かい到いた前ぜん线作战，因いん为战争そう已やめ经结束たば了りょう。

岳たけ飞在战后留とめ在ざい真ま定府じょうふ，当とう时有一伙匪徒袭扰相州，岳たけ飞主动请求もとめ率りつ领百ひゃく骑平定へいてい乡里，刘耠出で于谨慎まき拨给他た两百ひゃく骑。岳たけ飞仅仅凭借か这二に百骑战胜了号称数千人的匪徒，凭もたれ借か军功封ふう了承りょうしょう信郎のぶお的てき小官しょうかん。不ふ久ひさ家中いえじゅう噩耗传来，岳たけ飞依照あきら礼れい制せい为父守もり丧三さん年ねん。期き间朝廷ちょうてい下か令れい解散かいさん各地かくち军队，岳たけ飞再度さいど失しつ业成为佃户，受雇于韩琦家族かぞく，并为其看家か护院。在ざい守もり丧期间，宋そう金きん开始讨论交割燕つばめ云うん十じゅう六ろく州しゅう，宋朝そうちょう使用しよう岁币成功せいこう赎买州しゅう城じょう；而岳飞则担忧金きん人じん尚なお占うらない据すえ关口，将来しょうらい必招祸事。

早年そうねん抗こう金きん

宣せん和わ六ろく年ねん（1124年ねん）岳たけ飞守丧期满，再度さいど从军，投身とうしん河かわ东路平定へいてい军。宣せん和わ七なな年ねん十じゅう月がつ，金かね兵へい从平州しゅう和かず云うん中ちゅう两路出兵しゅっぺい，大だい举入侵おかせ宋朝そうちょう，一举包围了北宋首都汴梁。宋朝そうちょう朝野ちょうや陷おちい入にゅう恐慌きょうこう，同意どうい派は康やすし王おう赵构（不ふ久ひさ改あらため换为肃王赵枢）和かず宰相さいしょう张邦昌あきら出で质金朝あさ，并允诺割让河间、中山なかやま、太ふとし原げん三さん镇，但ただし金かね人じん还是迟迟不ふ撤退てったい。此种卖国行ぎょう径みち也引发众怒いか，主しゅ战军民みん开始包つつみ围皇宫，逼迫ひっぱく宋そう钦宗罢免宰相さいしょう李り邦彦くにひこ、起おこり复主战的李り纲和种师道どう。宋そう钦宗在ざい压力之の下しも接受せつじゅ百姓ひゃくしょう条件じょうけん同意どうい抵抗ていこう，而金兵へい久ひさ攻おさむ汴梁不ふ下した且在太ふと原げん受挫，不等ふとう三镇交割就于靖康元年二月退兵。在ざい汴梁解かい围后，宋そう钦宗诏令种师中和ちゅうわ姚古驰援太ふと原はら，岳たけ飞也参与さんよ其中，统领驻泊平定へいてい军一部いちぶ，并率领所部ぶ成功せいこう侦查金きん人じん在ざい太ふとし原城はらのじょう外がい布ぬの局きょく，宋そう军得以顺利り攻おさむ克かつ金きん军占领榆次じ、寿ことぶき阳，岳たけ飞功升ます进义副ふく尉じょう。不ふ久ひさ宋そう军因为缺乏けつぼう统一指挥调度功亏一篑，姚古溃败，另一主ぬし帅种师中ちゅう陣じん亡ほろび。岳たけ飞在混乱こんらん中ちゅう丢失自己じこ的てき“告つげ身み”（军人身じんしん份证明あきら），因いん此返回かい自己じこ家か乡相州しゅう，投とう奔赵构组织的河北かほく兵へい马大元もと帅府勤王きんのう义军，归属刘浩账下。

赵构所部ところぶ对于进军汴梁的てき路ろ径みち产生分ぶん歧，一部分人希望自浚州渡河尽快赶到汴梁，另一派人认为需要暂避金人锋芒，绕道东平进军。赵构最さい终采纳后一いち建けん议，率りつ部ぶ绕道东平进军。当とう其抵达大名めい时，收おさむ到いた宋そう钦宗密みつ旨むね称しょう宋そう金きん议和在ざい即そく，希望きぼう赵构暂缓进军。宗そう泽则认定议和是ぜ金きん人じん骗局，要求ようきゅう尽つき快かい进军。赵构一面命令宗泽率领刘浩一部南下驰援汴梁，自己じこ则继续驻军东平ひら以避锋芒。岳たけ飞也跟随宗むね泽所部ぶ一路披荆斩棘，奋勇杀敌，屡しばしば立たて战功。宗そう泽部至いたり滑なめら州しゅう与あずか金きむ军隔黄河こうが对垒。岳たけ飞某日び率りつ部ぶ在ざい黄河こうが冰面上じょう练习骑射，金きむ军骑兵へい不ふ巧たくみ大だい举进攻おさむ，岳たけ飞所部ぶ虽仅百ひゃく余あまり骑，但ただし在ざい岳たけ飞率领下冲击敌军，以少胜多大だい败敌军，战后功こう补秉义郎。靖やすし康かん二に年ねん正月しょうがつ，宗そう泽所部ぶ开至开德府ふ取得しゅとく开德大捷たいしょう，而此时赵构群臣ぐんしん已やめ经开始はじめ谋划大だい位い，期き望もち汴梁早はや日ひ沦陷。

宋そう高こう宗はじめ建けん炎えん元年がんねん（1127年ねん）八はち月がつ，岳たけ飛ひ投とう奔借通どおり直ちょく郎ろう、直ただし龍りゅう圖ず閣かく、河北西かわきたにし路ろ招撫使し張ちょう所しょ軍ぐん中ちゅう，受到賞しょう識，借か補修ほしゅう武郎たけお、閣かく門もん宣せん贊さん捨人，充たかし中ちゅう軍ぐん統すべ領りょう；不ふ久ひさ，又また借か補ほ武ぶ經けい郎ろう，充たかし中ちゅう軍ぐん統制とうせい。九月くがつ，張ちょう所しょ命いのち都と統制とうせい王おう彥率りつ岳だけ飛ひ等とう七なな千人北渡黃河抗金。張ちょう所しょ不ふ久ひさ被ひ撤職流りゅう放ひ，河北西かわきたにし路ろ招撫司し隨ずい之の被ひ撤銷。在ざい進軍しんぐん途中とちゅう，岳たけ飛ひ與あずか王おう彥意見いけん不ふ合ごう，後ご遂とげ脫だつ離はなれ王おう彥單獨たんどく行動こうどう，但ただし寡不敵てき眾，重じゅう歸き王おう彥被拒こばめ，於是南下なんか投とう奔延康やすし殿どの學士がくし、京きょう城じょう留守るす、兼けん開封かいふう尹いん宗そう澤さわ。岳たけ飛ひ以不服ふく主將しゅしょう號令ごうれい當とう斬き，被ひ宗そう澤さわ赦免しゃめん，僅免官めんかん待まち罪ざい。

建けん炎えん二に年ねん（1128年ねん）七なな月がつ，宗そう泽病逝，杜もり充たかし接せっ任にん东京留守るす。八はち月がつ，岳たけ飞再次じ在ざい汜水关击败金军，升しょう转武功こう郎ろう。杜もり充たかし命令めいれい岳だけ飞去消しょう灭张用よう、曹成、王おう善よし等とう被ひ原はら宗はじめ泽招安やす但ただし在ざい其死后きさき不ふ受约束たば的てき部ぶ队，岳たけ飞以所しょ部ぶ八はち百ひゃく人にん死し战，升しょう转武经大夫たいふ。接着せっちゃく，岳たけ飞奉命いのち解かい救すくい被ひ盗ぬすめ匪杜叔五、孙海围困的てき东明县，升しょう转武略りゃく大夫たいふ，借か补英州しゅう刺史しし。岳たけ飞再救援きゅうえん被ひ王おう善よし围困的てき淮宁府ふ，升ます转武德ぶとく大夫たいふ，实授英えい州しゅう刺史しし。

建けん炎えん三さん年ねん（1129年ねん）六ろく月がつ，杜もり充たかし撤往建たて康やすし府ふ，岳たけ飞苦谏不从，开封失しつ守もり。不ふ久ひさ完かん颜宗弼率りつ金きん军南下か建たて康やすし，杜もり充たかし所部ところぶ战败，率りつ亲兵三さん千せん投降とうこう。岳たけ飞退屯たむろ建たて康やすし东北的てき紫むらさき金山かなやま，后きさき四よん战收复常つね州しゅう。宋そう高こう宗はじめ从海上じょう逃走とうそう，金きむ军从海道かいどう追おい出で三さん百ひゃく多た里さと，仍然没ぼつ能のう抓つめ住じゅう他た，随ずい即そく在ざい大だい肆掳掠かすめ后きさき北きた还。

建けん炎えん四よん年ねん（1130年ねん）三さん月がつ，宋そう高だか宗むね从海上じょう返かえし回かい越こし州しゅう，任命にんめい张俊为浙西にし路ろ江こう东路制せい置おけ使し，“诸将并受节度”，命いのち其收复建康やすし。四よん月がつ，岳たけ飞在清水しみず亭てい首くび战告捷とし；五ご月がつ，进屯牛うし头山，率りつ三さん百ひゃく骑兵、两千步兵在建康城西北十五里击败完颜宗弼，收おさむ复建康やすし。六月ろくがつ，岳たけ飞随张俊讨伐沦为盗ぬすめ匪的原げん统制戚方，以三さん千人在广德军东南约七十里的苦岭击败戚方，戚方投降とうこう张俊。

岳たけ飛ひ回かい到いた张渚镇，因いん為ため即そく將はた離はなれ開ひらき，在房ありふさ東ひがし張ちょう大年おおとし的てき屏へい风上题词：

近きん中原なかはら板いた荡，金きむ贼长驱，如入无人之の境さかい；将はた帅无能のう，不ふ及长城じょう之の壮たけし。余よ发愤河かわ朔ついたち，起おこり自じ相そう台だい，总发从军，小しょう大だい歷れき二に百ひゃく余あまり战。虽未及远涉わたる夷えびす荒あら，讨曲巢す穴あな，亦また且快国こく雠之万まん一いち。今いま又また提ひっさげ一いち垒孤军，振起しんき宜むべ兴，建たて康之やすゆき城じょう，一いち举而复，贼拥入江いりえ，仓皇宵よい遁，所しょ恨不能ふのう匹ひき马不回かい耳みみ！ 今こん且休兵へい养卒，蓄锐待まち敌。如或朝廷ちょうてい见念，赐予器き甲かぶと，使つかい之の完かん备，颁降功こう赏，使つかい人じん蒙こうむ恩おん；即そく当とう深入ふかいり虏庭，缚贼主ぬし喋ちょう血ち马前，尽つき屠ほふ夷えびす种，迎むかえ二圣复还京师，取と故こ地ち再さい上うえ版籍はんせき。他た时过此，勒功金石かねいし，岂不快哉かいさい！此心一いち发，天地あまち知之ともゆき，知ち我が者しゃ知之ともゆき。建けん炎えん四よん年ねん六ろく月がつ望もち日び，河かわ朔さく岳たけし飛ひ书。

张俊回かい朝あさ后きさき“盛もり称しょう岳だけ飞可用よう”，于是岳だけ飞升转任武功ぶこう大夫たいふ、昌あきら州しゅう防御ぼうぎょ使し，通とおり州しゅう镇抚使し兼けん知ち泰たい州しゅう。

完かん颜宗弼北上ほくじょう后きさき，与あずか完かん颜昌会かい师攻打だ楚すわえ州しゅう。宋そう高だか宗むね命いのち张俊援救楚すわえ州しゅう。张俊命いのち并非嫡系的てき岳たけ飞出战，又また命いのち刘光世よ为岳飞后援。岳たけ飞于九きゅう月がつ赶到承うけたまわ州しゅう，但ただし未み能のう解かい楚すわえ州しゅう之の围，楚すわえ州しゅう失陷しっかん。岳たけ飞无险可恃，撤军而还。同年どうねん六ろく月がつ，御前ごぜん五军改为神武军，韩世忠ただし所部ところぶ为神武じんむ左ひだり军，张俊所部ところぶ为神武じんむ右みぎ军都统制，两人均ひとし为都统制；辛からし永えい宗はじめ所部ところぶ六ろく千人为神武中军，王おう燮所部ぶ一万五千人为神武前军，陈思恭きょう所部ところぶ万人为神武后军，三さん人にん均ひとし为统制せい。御ご营司五军改为神武副军，辛からし企くわだて宗むね所部ところぶ为神武じんむ副ふく军，辛からし企くわだて宗そう为都统制；李り横よこ所部ところぶ为神武じんむ左ひだり副ふく军，颜孝恭きょう所部ところぶ为神武じんむ右みぎ副ふく军，两人均ひとし为统制せい。后きさき神武じんむ右みぎ副ふく军统制せい颜孝恭きょう改あらため任にん江南えな东路安やす抚大使たいし司し统制，空そら缺かけ由よし岳だけ飞填补。。十じゅう月がつ，岳たけ飞升转亲卫大夫たいふ、建けん州しゅう观察使し。十二月じゅうにがつ，神武じんむ副ふく军都统制辛からし企くわだて宗因そういん镇压福建ふっけん范汝为之乱らん不ふ力ちから而被削そぎ职，岳たけ飞的「神武じんむ右みぎ副ふく军」改名かいめい为「神武じんむ副ふく军」，并升迁为都と统制。 绍兴二に年ねん（1132年ねん）正月しょうがつ末まつ，岳たけ飞被任命にんめい为知州しゅう、兼けん荆湖东路安やす抚使、都と总管，统率军马前ぜん往潭州しゅう。二に月がつ，主しゅ战派头号人物じんぶつ李り纲被ひ起用きよう为荆湖こ、广南路ろ宣せん抚使，岳たけ飞等将はた领划入にゅう李り纲部下か，讨伐湖みずうみ东路的てき乱らん匪曹成。当とう时岳家か军的兵力へいりょく为一万まん二に千せん余人よにん，岳たけ飞以二に千せん人にん驻守吉よし州しゅう（今江いまえ西にし吉安きちやす市し），以其余あまり的てき一万多人进攻曹成的部队。战斗中岳なかだけ家か军佔尽つき优势，但ただし曹成部下ぶか悍将杨再兴骁勇异常，先さき是ぜ攻おさむ入にゅう岳たけ家か军第五正将韩顺夫的营地，将はた韩砍折おり一臂いっぴ而死，後ご又また杀死了りょう岳だけ飛ひ的てき胞弟岳たけ飜。但ただし杨再兴最终被岳だけ家か军俘虏，被ひ岳たけ飞收服ふく而成为日後ご岳たけ家か军的著名ちょめい悍将之の一いち。李り纲称赞岳飞“年とし齿方壮たけし，治ち军严肃，能のう立りつ奇功きこう，近来きんらい之これ所しょ少しょう得とく”，断言だんげん他た“异时决为中ちゅう兴名将めいしょう”。闰六ろく月がつ，岳たけ飞升三官为中卫大夫、武安たけやす军承宣せん使し，仍属从五ご品ひん。讨伐曹成後ご，岳たけ家か军兵力りょく增ぞう一いち倍ばい，达二に万まん三さん千せん到いた四よん千せん人にん左右さゆう，与あずか韩世忠ちゅう、刘光世よ、张俊等とう军相差さ不ふ多た。

绍兴三さん年ねん（1133年ねん）九きゅう月がつ，岳たけ飞第二に次じ朝あさ见宋高だか宗むね。宋そう高だか宗むね亲笔书写“精せい忠ちゅう岳だけ飞”四よん字じ，绣成一いち面めん战旗はた，命いのち岳だけ飞在用兵ようへい行ぎょう师时作さく为大纛。又また任命にんめい岳だけ飞为江こう南西なんせい路ろ舒蕲州しゅう制せい置おけ使し，将はた驻守蕲州的てき统制李山すももやま和わ屯たむろ扎江州しゅう的てき统制傅でん选两支部しぶ队并入いれ岳だけ家か军，将はた淮南ワイナン西にし路ろ舒州和わ蕲州的てき防ぼう务并入いれ岳だけ飛ひ的てき防ぼう區く。岳たけ家か军的军号也由「神武じんむ副ふく军」升ます格かく为「神武じんむ後ご军」，但ただし岳たけ飞的官かん銜卻由よし都と统制改あらため回かい统制，这是因いん为他的てき資し歷れき尚なお淺あさ，還かえ不能ふのう和わ「神武じんむ左ひだり军」都と统制韩世忠ちゅう、「神武じんむ右みぎ军」都と统制张俊相しょう比ひ。

鎮守ちんじゅ襄じょう漢かん

紹興しょうこう四よん年ねん（1134年ねん）五ご月がつ至いたり七なな月がつ，岳たけ飛ひ第だい一いち次じ北きた伐き。岳たけ飛ひ率りつ岳だけ家か軍ぐん三さん萬まん五ご千せん人にん左右さゆう打だ敗はい劉りゅう齊ひとし劉りゅう豫よ的てき部將ぶしょう李り成しげる等とう人じん，成功せいこう地ち收おさむ復ふく了りょう前ぜん一年南宋失去的襄じょう陽ひ府ふ鎮撫ちんぶ使し李り横よこ的てき轄地，以及唐から州しゅう和わ信しん陽ひ軍ぐん。克復こくふく襄じょう漢かん後ご，岳たけ飛ひ面めん臨新復ふく中原なかはら地區ちく的てき後ご勤つとむ防ぼう務つとむ問題もんだい，這問題もんだい直ちょく到いた滅金めっき後ご端はし平ひら入洛にゅうらく時どき都と一直困擾宋軍。這些地方ちほう因いん為ため「久ひさ罹かか兵火へいか」，原はら來らい的てき居きょ民みん「或ある被ひ驅か虜とりこ，或ある遭殺戮さつりく，甚為荒あら殘ざん」，以至於「百里ひゃくり絕ぜっ人じん，荊榛塞ふさが路みち，虎狼ころう交跡」，「野の無む耕こう農のう，市し無む販商，城郭じょうかく隳廢，邑屋盪盡，而糧餉難於運漕うんそう」。凡是克復こくふく失地しっち的てき宋そう軍ぐん，都と有ゆう一個兩難的防務問題：「若わか少しょう留とめ將兵しょうへい，恐おそれ復ふく為ため賊ぞく有ゆう」；「若わか多留たる將兵しょうへい，唯ただ俟朝廷ちょうてい千里せんり饋糧，徒と成なり自じ困こま，終おわり莫能守もり」。

因いん為ため後ご勤つとむ問題もんだい，岳たけ飛ひ只ただ能のう將はた主力しゅりょく撤回てっかい，留とめ少量しょうりょう兵力へいりょく戍守。張ちょう旦だん被ひ任命にんめい為ため唐とう州しゅう鄧州郢州襄じょう陽ひ府ふ安やす撫なで使し、兼けん襄じょう陽ひ知ち府ふ，牛うし皋為安ためやす撫なで副使ふくし，李り道みち任にん唐とう州しゅう鄧州郢州襄じょう陽ひ府ふ四よん州都しゅうと統制とうせい，配置はいち軍ぐん士し2000人にん，守衛しゅえい襄じょう陽ひ府ふ；周しゅう識和李り旦だん率りつ150名めい軍ぐん士し守もり郢州；孫まご翬和蔣廷俊しゅん率りつ200名めい軍ぐん士し守もり隨ずい州しゅう；舒繼明和めいわ訾諧守もり信しん陽ひ軍ぐん；戍守襄じょう陽ひ府ふ的てき2000人にん中分なかぶん撥ばち出來でき一いち部分ぶぶん，由よし高だか青あお和かず單たん藻も帶たい領りょう守もり唐とう州しゅう，由ゆかり張ちょう應おう、黨とう尚なお友和ともかず邵俅帶たい領りょう守もり鄧州，以整治ち防ぼう務つとむ，恢復かいふく生產せいさん。劉りゅう齊ひとし李り成しげる軍ぐん雖然不時ふじ騷擾そうじょう，卻始終しじゅう不能ふのう奪回だっかい襄じょう漢かん六ろく郡ぐん的てき控ひかえ制せい權けん。襄じょう漢かん六郡原來分屬京きょう西南せいなん路ろ和わ京きょう西北せいほく路ろ，此次收おさむ復ふく之これ後ご，宋そう廷為統一とういつ管理かんり，單たん設しつらえ襄じょう陽ひ府ふ路ろ。除じょ在ざい襄じょう陽ひ府ふ設しつらえ安やす撫なで使し司し外がい，不ふ按制度せいど設置せっち「差さ監かん司し」，即そく轉うたて運うん使し司し等とう文人ぶんじん監かん軍ぐん系統けいとう，「止とめ委い制せい置おけ使し岳だけ飛ひ措置そち」。這是戰時せんじ放ひ寬ひろし宋朝そうちょう歷れき來らい固有こゆう的てき文人ぶんじん控ひかえ制せい武將ぶしょう政策せいさく，對たい提ひさげ高だか軍隊ぐんたい的てき戰せん鬥力有ゆう一定いってい幫助。

此時岳だけ飛ひ作為さくい武將ぶしょう不ふ敢居功こう，上奏じょうそう說せつ自己じこ「人ひと微ほろ望もち輕けい，難なん任にん斯職」，要よう辭去じきょ制せい置おけ使し並なみ請求せいきゅう宋そう廷另「委任いにん重臣じゅうしん，經けい畫が荊、襄じょう」。宰相さいしょう趙ちょう鼎かなえ認みとめ為ため：「湖北こほく鄂、岳たけ，最さい為ため沿江上流じょうりゅう控ひかえ扼要害ようがい之これ所しょ，乞令（岳たけ）飛ひ鄂、岳たけ州しゅう屯たむろ駐ちゅう。不ふ惟おもんみ淮西藉其聲援せいえん，可か保ほ無む虞おそれ，而湖南みなみ、二に廣こう、江こう、浙亦獲え安やす妥。」宋そう高だか宗むね同意どうい趙ちょう鼎かなえ的てき主張しゅちょう，確定かくてい岳だけ飛ひ改あらため駐ちゅう荊湖北きた路ろ的てき首府しゅふ鄂縣（今こん湖北こほく鄂州），自じ此岳家か軍ぐん的てき大本營だいほんえい就定在ざい了りょう鄂州。

救援きゅうえん淮西

紹興しょうこう四よん年ねん（1134年ねん）九きゅう月がつ，偽にせ齊ひとし劉りゅう豫よ發動はつどう秋季しゅうき攻勢こうせい伐き宋そう，揚言ようげん要よう「直ちょく搗僭壘るい，務つとむ使し六ろく合ごう混こん一いち」。金かね軍ぐん由よし左ひだり副ふく元帥げんすい完かん顏がお宗輔そうすけ、剛つよし升ます任にん的てき右みぎ副ふく元帥げんすい完かん顏がお昌あきら和かず元帥げんすい左ひだり都と監かん完かん顏がお宗むね弼（兀朮）的てき統率とうそつ下か，配合はいごう由よし劉りゅう豫よ之子ゆきこ劉りゅう麟指揮しき之の偽にせ齊ひとし軍ぐん，在ざい九月下旬分路渡過淮河攻南宋。劉りゅう光世みつよ不戰ふせん退すさ兵へい江南えな，將はた整せい個こ淮南ワイナン西にし路ろ相あい讓ゆずる。張ちょう俊しゅん主張しゅちょう劃長江ちょうこう而守，「當とう聚天下兵しもへい守もり平江ひらえ，俟賊退すさ，徐じょ為之ためゆき計けい」，以「墜馬傷きず臂ひじ」為ため藉口しゃこう，拒こばめ不ふ出兵しゅっぺい渡わたり長江ちょうこう攻擊こうげき金きん軍ぐん和わ偽にせ齊ひとし軍ぐん。宋そう丞相じょうしょう赵鼎派は人じん監督かんとく張ちょう俊しゅん發はつ兵へい，並なみ奏請そうせい嚴げん懲張ちょう俊しゅん，但ただし不ふ了りょう了りょう之これ。結果けっか，幾いく路みち宋そう軍ぐん全部ぜんぶ防ぼう守もり於江南みなみ，張ちょう俊しゅん軍ぐん守もり常つね州しゅう，韓かん世よ忠ちゅう軍ぐん守もり鎮江府ふ，劉りゅう光世みつよ軍ぐん守もり建たて康やすし府ふ。長江ちょうこう北面ほくめん的てき廬いおり州しゅう（治おさむ合ごう肥こえ）知ち州しゅう、兼けん淮南ワイナン西にし路ろ安やす撫なで使し仇かたき悆拒絕きょぜつ執行しっこう其上級きゅう劉りゅう光世みつよ的てき撤退てったい命令めいれい，劉りゅう光世みつよ派は統制とうせい張ちょう琦來問罪もんざい，仇かたき悆說：「若輩じゃくはい無む守もり土ど責せめ，吾われ當とう以死殉國じゅんこく！寇未至いたり而逃，人にん何なん賴よりゆき焉！」張ちょう琦只好こう作さく罷やめ。仇かたき悆以召募しょうぼ來らい的てき廬いおり州しゅう和壽かずとし州しゅう（治下ちか蔡，今こん安徽あんき鳳おおとり台たい縣けん）守もり軍ぐん幾いく百人和二千鄉兵幾次打退偽齊攻勢。十二月じゅうにがつ，劉りゅう麟又增兵ぞうへい攻おさむ打だ，完かん顏がお宗むね弼親自じ為ため後繼こうけい，所しょ幸こう岳だけ家か軍ぐん由よし鄂州趕到，統制とうせい徐じょ慶和よしかず牛うし皋先勝せんしょう一いち仗，岳たけ飛ひ後ご親おや自じ趕到擊げき敗はい偽にせ齊ひとし軍ぐん，解かい了りょう廬いおり州しゅう之の圍かこえ。此時，金太きんた宗むね病やまい危將死し，完かん顏がお宗輔そうすけ、完かん顏がお昌和まさかず完かん顏がお宗むね弼撤兵てっぺい。偽にせ齊ひとし攻勢こうせい瓦解がかい。

剿滅そうめつ楊幺及擴編へん

主しゅ条目じょうもく：岳たけ飛ひ剿滅そうめつ楊幺和わ岳たけ家か軍ぐん § 軍隊ぐんたい整せい編へん

明代あきよ繪え，帝みかど后きさき祭祀さいし歷代れきだい功臣こうしん用よう，清しん代だい轉移てんい南みなみ薰かおる殿どの藏ぞう。

紹興しょうこう五ご年ねん（1135年ねん），岳たけ飛ひ剿滅そうめつ楊幺後ご，楊幺軍ぐん壯丁そうてい六ろく萬人大都編入岳家軍，岳たけ家か軍ぐん規模きぼ從したがえ三さん萬多人增加到十萬人左右，岳たけ家か軍ぐん以後いご直ちょく到いた岳たけ飛ひ被ひ宋そう高だか宗むね所しょ害がい，也大體だいたい維持いじ十じゅう萬まん左右さゆう之の數量すうりょう。麾下きか主要しゅよう將領しょうりょう包括ほうかつ中ちゅう軍ぐん統制とうせい王おう貴たか、前ぜん軍ぐん統制とうせい張ちょう憲けん、徐じょ慶けい、牛うし皋和わ董ただし先さき。

岳たけ飛ひ北きた伐き

主しゅ条目じょうもく：岳たけ飛ひ北きた伐き

绍兴七なな年ねん（1137年ねん）二に月がつ，岳たけ飞因在ざい商しょう虢的战功，被ひ加か太ふとし尉じょう。

遇ぐう害がい及平反はん

南みなみ宋そう·《八はち相そう圖ず》中ちゅう的てき秦しん檜ひのき全身ぜんしん立像りつぞう，北京ぺきん故こ宮みや博物はくぶつ院いん藏ぞう

岳たけ飛ひ在ざい收おさむ到いた12道みち金牌きんぱい班はん師し回かい朝あさ之これ時じ自稱じしょう“十じゅう年ねん之の力ちから，廢はい於一旦いったん”。岳たけ飛ひ回かい到いた京きょう城じょう。之これ後ご，向高むこうたか宗むね請辭。高こう宗むね當時とうじ沒ぼつ有ゆう答こたえ應おう他た的てき辭じ呈てい。次つぎ年ねん（紹興しょうこう11年ねん）四よん月がつ，拜はい樞密すうみつ副使ふくし（從したがえ一いち品ひん）。

完かん顏がお兀朮遺のこ秦はた檜ひのき書しょ曰：「汝なんじ朝夕ちょうせき以和請，而岳飛ひ方かた為ため河北かほく圖ず，必殺ひっさつ飛ひ，始はじめ可か和わ。」绍兴十じゅう一いち年ねん七なな月がつ右みぎ谏议大夫たいふ万まん俟卨上うえ书指控ひかえ岳だけ飞“爵高禄こうろく厚あつ，志こころざし满意得え，平ひらた昔むかし功名こうみょう之の念ねん，日にち以颓情じょう。……而乃稽違詔みことのり旨むね，不ふ以時發はつ……伏ふく望もち免めん飛ひ副ふく樞くるる職しょく事ごと，出だし之の于外，以伸邦くに憲けん。”接せっ著ちょ御ご史し中ちゅう丞すすむ何なに鑄い和かず殿中でんちゅう侍さむらい御ご使つかい羅ら汝なんじ楫かじ等ひとし亦また相あい繼つぎ彈劾だんがい。八はち月がつ甲かぶと戌いぬ，罷やめ岳だけ飛ひ之の職務しょくむ。此后岳だけ飛ひ閑居かんきょ廬いおり山やま。

九きゅう月がつ八はち日にち，岳たけ家か軍ぐん鄂州前まえ軍ぐん副ふく統制とうせい王おう俊しゅん向むかい王おう贵告つげ发岳飛ひ在ざい廬いおり山やま曾致信しん鄂州張ちょう憲けん、岳たけ雲くも，要求ようきゅう張ちょう憲けん起おこり兵へい造反ぞうはん，以迫朝廷ちょうてい恢復かいふく岳だけ飛ひ軍ぐん職しょく。十じゅう月がつ，岳たけ飞、岳たけ雲くも父子ふし被ひ逮捕たいほ，命いのち御ご史し中ちゅう丞すすむ何なに鑄い、大だい理り寺てら卿きょう周しゅう三さん畏かしこ審しん訊，但ただし岳たけ飞下狱两个月都と没ぼつ有ゆう查出罪ざい证，不ふ仅齐安やす郡ぐん王おう赵士㒟以阖门百口保岳飞没有二心，连原本ほん曾弹劾岳飞的何なん铸都反はん而說明せつめい岳だけ飞為無辜むこ受罪，秦はた桧ひのき遂とげ将はた主しゅ审官由よし何なん铸换成なり万まん俟卨。然しか而罪證しょう一いち直ちょく無法むほう成立せいりつ，於是秦しん檜ひのき手書しゅしょ字じ條じょう給きゅう獄ごく方かた，岳たけ飛ひ處しょ死し，得とく年ねん三さん十じゅう九きゅう歲さい。

後こう補ほ上じょう大だい理り寺てら狀じょう，於绍兴十じゅう一いち年ねん十二月じゅうにがつ二に十じゅう九きゅう日にち刑部おさかべ大だい理り寺てら發布はっぷ《刑部おさかべ大だい理り寺てら狀じょう》，认定岳だけ飞“坐すわ觀かん勝負しょうぶ，逗留とうりゅう不ふ进”、“指ゆび斥乘舆”（对皇帝こうてい不ふ恭きょう）、“致张宪意待まち谋反”等とう罪名ざいめい，“飛ひ獄ごく成なり，（万俟卨為首之）寺てら官かん聚斷，咸謂死し有余ゆうよ罪ざい”。大だい理り寺てら按律：“临军征せい讨，稽期三さん日にち者しゃ，斩。”

一般史家皆同意岳飛的死從頭到尾都是件冤案。南みなみ宋そう史家しか李り心こころ传则在《建けん炎えん以来いらい朝野ちょうや杂记》乙おつ集しゅう（卷まき十じゅう二に）的てき《岳たけ少しょう保ほ诬证断案だんあん》条じょう说：“余よ尝得当とう时行遣や省しょう札さつ，考こう其狱词所坐すわ，皆みな一时锻炼文致之词，然しか犹不过如此，则飞之の冤可见矣！”

邓广铭《岳たけ飞传》也認為ため“这一长篇判ばん决书，全部ぜんぶ都と是ぜ由よし造づくり谣诬蔑的言げん词和罗织、虚きょ构的事件じけん所しょ构成的てき。在ざい其出笼的当とう时，尽つき管かん人じん们敢怒而不敢言，而在秦しん桧ひのき既すんで死し，他た的てき党とう羽わ们也相しょう继失势之后きさき，凡能看み到いた这一いち文ぶん件けん的てき人じん，无不为之气愤得とく发指。”

宋朝そうちょう皇帝こうてい的てき“祖宗そそう家法かほう”就是猜忌さいき武将ぶしょう，紹興しょうこう七なな年ねん（1137年ねん），高こう宗はじめ曾警告けいこく他た“犯はん吾われ法ほう者しゃ，唯ただ有ゆう劍けん耳みみ。”只ただ是ぜ當時とうじ議ぎ和わ還かえ沒ぼっ成功せいこう，高こう宗はじめ仍需要じゅよう岳だけ飛來ひらい抵抗ていこう金きん人じん南侵なんしん；岳だけ飞自从改任にん枢密すうみつ副使ふくし，已やめ無む兵へい权，因いん为不赞成议和，也已辞じ职去庐山为母守もり墓ぼ。

然しか紹興しょうこう十じゅう一いち年ねん，高こう宗はじめ默許もっきょ或ある指示しじ秦はた檜ひのき殺ころせ岳だけ飛とべ，以示議ぎ和わ誠意せいい及換取と其母韋賢妃ひ南みなみ歸き。紹興しょうこう十じゅう一いち年ねん農のう曆れき十じゅう二に月がつ廿にじゅう九きゅう（1142年ねん1月がつ27日にち）除じょ夕ゆう之の夜よる，賜たまもの死し岳だけ飛ひ，在ざい杭州こうしゅう大だい理り寺てら風波ふうは亭てい命いのち自じ鴆，並なみ把わ岳だけ飞枭首。

目前もくぜん史し界かい以鴆死し為ため通說つうせつ，其餘說法せっぽう，尚なお有ゆう“拉ひしげ脅おびえ而殂”（打だ斷だん肋骨あばらぼね），或ある者もの賜たまもの自じ縊而死。或ある傍はた晚ばん被ひ狱卒持じ白布しろぬの勒毙于杭州こうしゅう郊外こうがい凉亭名めい风波亭てい，其尸体たい后きさき被ひ狱卒隗顺冒おかせ死し盗ぬすめ取ど，葬ほうむ在ざい临安外がい九曲丛祠旁供隗顺家人悼念，岳たけ飛ひ之子ゆきこ岳だけ雲くも、副將ふくしょう張ちょう憲けん亦また被ひ斬首ざんしゅ。

在ざい紹興しょうこう十じゅう一いち年ねん九きゅう月がつ，張ちょう憲けん被ひ捕と入獄にゅうごく，十じゅう月がつ岳だけ飛とべ、岳たけ雲くも兩りょう父子ふし亦また入獄にゅうごく之の時とき，韓かん世よ忠ただし曾當面めん質問しつもん秦はた檜ひのき他た們有何なん罪ざい，但ただし秦はた檜ひのき表示ひょうじ“飛子とびこ雲くも與あずか張ちょう憲けん書しょ（質疑しつぎ岳だけ雲くも給きゅう張ちょう憲けん的てき書狀しょじょう有ゆう慫恿一同與岳飛謀反之意），雖不明ふめい，其事體たい，莫須有ゆう。”

岳たけ飛ひ前ぜん幕僚ばくりょう左ひだり朝あさ散ち郎ろう姚岳獻言けんげん于秦檜ひのき说深怕岳州しゅう百姓與岳飛同姓，应该改あらため地名ちめい，免めん得とく百姓对岳飞盲目怀念，遂とげ于二に十じゅう五ご（1155年ねん）年ねん六ろく月がつ，岳たけ州しゅう和わ岳たけ陽ひ軍ぐん各かく改あらため为纯州、华容军。

秦はた檜ひのき死後しご，高こう宗はじめ說せつ：「朕ちん今日きょう始はじめ免めん靴くつ中置ちゅうち刀がたな矣」；

三さん十じゅう一いち年ねん（1161年ねん）五ご月がつ，太ふとし学生がくせい程ほど宏ひろし图上うえ书，要求ようきゅう“正せい秦しん桧ひのき之の罪つみ，追つい夺其官爵かんしゃく，而籍其家财，雪ゆき岳だけ飞之冤”，太ふとし学生がくせい宋そう芑上うえ书知枢密院すうみついん事ごと叶かのう义问，要求ようきゅう“断だん秦しん桧ひのき之の棺かん，而戮其尸，貶竄其子孙，而籍其资产以助じょ军，以正其首倡议和わ欺君之の罪つみ，复岳飞之爵邑，录用其子孙，以谢三さん军之士し，以激忠ちゅう义之气”。十じゅう月がつ，诏：“蔡京、童わらわ贯、岳たけ飞、张宪子こ孙家属ぞく见拘管かん州しゅう军，并放令れい逐便。”。

三さん十じゅう二に年ねん（1162年ねん）六ろく月がつ，皇太子こうたいし趙ちょう眘（宋そう孝たかし宗むね）即位そくい，準備じゅんび北きた伐き，七なな月がつ下か詔みことのり平ひら反はん，追つい复少保たもて、武たけ胜定国こく军两镇节度ど使し、武たけ昌あきら郡ぐん开国公こう，诏曰“飞起自じ行くだり伍ご，不ふ踰数すう年ねん，位い至いたり将しょう相しょう，而能事のうじ上じょう以忠，御ご众有法ほう，屡しばしば立たて功こう效こう，不ふ自じ矜夸，余あまり烈れつ遗风，至いたり今こん不ふ泯。去さ冬ふゆ出で戍鄂渚なぎさ之の众师行ぎょう不ふ扰，动有纪律，道路どうろ之の人ひと归功于飞。虽坐事ごと已やめ殁，而太上じょう皇帝こうてい念ねん之の不ふ忘，今こん可か仰おおせ承うけたまわ圣意，追つい复元官かん，以礼改葬かいそう，访求其后，特とく与あずか录用”。隗顺后きさき人じん助じょ朝廷ちょうてい安やす葬そう岳だけ飞。

乾いぬい道みち六ろく年ねん（1170年ねん）七なな月がつ，立たて廟祀びょうし於鄂州，額がく名めい「忠ただし烈れつ」。淳じゅん熙五ご年ねん（1178年ねん）九きゅう月がつ，諡おくりな「武たけ穆きよし」（折衝せっしょう禦侮曰武 布ぬの德とく執と義よし曰穆）。宋そう寧やすし宗むね嘉よしみ泰やすし四よん年ねん（1204年ねん）五ご月がつ，追つい封ふう鄂王。宋そう理さとし宗むね寶たから慶けい元年がんねん（1225年ねん）二に月がつ，改あらため谥「忠武ただたけ」。在ざい西湖さいこ棲霞嶺みね，即そく杭州こうしゅう西湖さいこ畔ほとり“宋そう岳たけし鄂王墓ぼ”，元もと人ひと修おさむ宋そう史ふみ列れつ誌し傳記でんき。

岳たけ飞生平おいだいら学がく术考证

生平おいだいら情じょう节	依よ据すえ	学がく术意见			疑点ぎてん	来らい源みなもと
		邓广铭	王おう曾瑜	龚延明あきら
岳たけ飞出生しゅっしょう不ふ满一いち月がつ，黄河こうが于内黄き县再度さいど决口，大水おおみず很快波は及到岳だけ飞家所在しょざい的てき汤阴县，岳たけ飞家来けらい不ふ及逃离，他た的てき母はは亲姚氏し抱だき着ぎ岳だけ飞坐进大缸里漂流ひょうりゅう水上すいじょう，幸さいわい好こう得え到いた岸上きしかみ的てき好こう心しん人じん营救保全ほぜん了りょう性せい命いのち。	岳たけ珂《鄂王行ぎょう实纪年ねん》	否定ひてい	忽ゆるがせ略りゃく	肯定こうてい	黄河こうが在ざい北きた宋そう末まつ年とし没ぼつ有ゆう流りゅう经内うち黄き县； 岳たけ飞出生しゅっしょう所しょ处的二に三月属于黄河的枯水季节，不ふ大だい可能かのう发生大水おおみず； 相あい关史志こころざし均ひとし无当年ねん黄河こうが决口的てき记载。
岳たけ飞少年しょうねん时代曾经接受せつじゅ教育きょういく，熟じゅく读《左ひだり氏し春秋しゅんじゅう》《孙吴兵法ひょうほう》等とう史し书和兵へい书，甚至可能かのう通どおり过北宋そう的てき村むら书开蒙こうむ	岳たけ珂《鄂王行ぎょう实纪年ねん》《鄂国金きん佗续编》、明代あきよ钱士升ます《南みなみ宋そう书·岳だけ飞传》以及推测自じ宋そう代だい村むら书教育きょういく制度せいど	忽ゆるがせ略りゃく	或ある有ゆう夸张	肯定こうてい	岳たけ飞作为农家か子弟してい一般不可能得到学术上的深造，因いん此岳珂所谓“起おこり自じ诸生，经通谊明，笔妙墨ぼく精きよし”言げん过其实，最多さいた通どおり过自学がく初はつ通文みちふみ墨すみ，堪こらえ当とう将しょう帅而已やめ。宋そう代だい农民热衷于送孩子进入村にゅうそん书接受せつじゅ教育きょういく。
岳たけ飞在平定へいてい军期间，曾经接受せつじゅ某ぼう李り姓せい团练委い派は到いた寿ことぶき阳、榆次等地とうち“硬かた刺とげ”敌情，不ふ料りょう遭遇そうぐう金きん军，岳たけ飞单枪匹马冲入にゅう敌营斩杀数すう人にん，在ざい夜よる间讲女おんな真ま语骗过敌人じん巡じゅん查，最さい终圆满完成かんせい任にん务	岳たけ珂《鄂王行ぎょう实纪年ねん》	否定ひてい	肯定こうてい	肯定こうてい	平定へいてい军是地方ちほう行政ぎょうせい区く划而不ふ是ぜ军队，一いち无重兵へい，二に无团练； 寿ことぶき阳、榆次归属太ふとし原はら府ふ节度，没ぼつ有ゆう理由りゆう舍しゃ近きん求もとめ远，命令めいれい互不隶属的てき平定へいてい军执行ぎょう侦察任にん务； 岳たけ飞没有ゆう学がく习过女おんな真ま语。
岳たけ飞在刘浩帐下时曾在ざい刘浩引荐下か觐见大元おおもと帅赵构，赵构给予他た三さん百铁骑派他去李固渡挑战金军，岳たけ飞胜利之としゆき后きさき跟随刘浩成功せいこう解かい围开封ふうじ，最さい后きさき赵构将はた其所部ぶ委い托たく给宗泽。岳たけ飞在靖やすし康かん二に年ねん正月しょうがつ、二月接连取得开德、曹州的てき胜利，因いん此受到宗むね泽的赏识，晋すすむ升ます为修武郎たけお、武たけ翼つばさ郎ろう。	岳たけ珂《鄂王行ぎょう实纪年ねん》	否定ひてい	肯定こうてい	肯定こうてい	岳たけ飞以白身しろみ参さん军，不ふ太ふと可能かのう僭越せんえつ见君； 赵构于靖康やすし元年がんねん十じゅう二に月がつ一いち日にち成立せいりつ大だい元もと帅府，十じゅう三さん日にち迁移至大しだい名めい，岳たけ飞在短たん短たん十じゅう三天里奔波于李固渡、开封和わ赵构所在しょざい的てき相州あいしゅう、大名おおな府ふ，交通こうつう条件じょうけん上じょう不合理ふごうり； 史ふみ书记载赵构交与宗むね泽的部ぶ队为刘浩等とう五ご人にん，并无岳だけ飞姓名めい，岳たけ飞此时应该从属ぞく于刘浩ひろし； 岳たけ飞晋升ます仅仅为孤证，根ね据すえ《金きむ佗稡编》记载岳だけ飞晋升ます是ぜ在ざい建けん炎えん二に年ねん。

評價ひょうか

自我じが期き許もと

岳たけ飛ひ曾自勉つとむ要よう跟東ひがし漢かん末すえ三さん國こく時期じき名將めいしょう關せき羽はね、張ちょう飛ひ二に人にん看み齊ひとし：「一死いっし何なん足そく道どう，要よう使つかい後世こうせい書しょ策さく知ち有ゆう岳だけ飛ひ之の名な，與あずか關せき張ちょう輩やから功こう烈れつ相しょう仿佛耳みみ。」（《金きむ陀續編へん·卷まき二に十じゅう八はち》）

宋そう人じん評價ひょうか

岳たけ飛ひ在ざい南みなみ宋そう士し大夫たいふ界さかい評價ひょうか甚高。

邵緝：“驍武精悍せいかん，沉鷙有ゆう謀はかりごと，臨財廉れん，與あずか士し信しんじ，循循如諸生せい，動どう合あい禮法れいほう。”（《金きむ佗續編へん》卷まき二に八はち《永なが州しゅう判官ほうがん孫まご逌編鄂王事おうじ》引建炎えん四よん年ねん邵緝薦こも書しょ）

黃き縱たて：“公おおやけ之の英えい威い，古人こじん不能ふのう過か，至いたり於仁心こころ愛あい物ぶつ，雖古之の名將めいしょう有ゆう所しょ不ふ逮。若わか夫おっと盛德せいとく懿行，夙夜小心しょうしん，不ふ以一物ぶつ累るい其心，雖今之の老師ろうし宿やど儒，勉強べんきょう而力行者ぎょうじゃ，公則まさのり優ゆう為之ためゆき。”（《金きむ佗續編へん》卷まき二に七なな《文ぶん林りん郎ろう黃き元もと振ふ編へん》岳たけ飛ひ事蹟じせき）

劉りゅう祹：“江南こうなん忠臣ただおみ善用ぜんよう兵へい者しゃ，止とめ有ゆう岳だけ飛ひ，所しょ至いたり紀律きりつ甚嚴，秋毫しゅうごう無む所しょ犯はん。所謂いわゆる項羽こうう有一ゆういち范增而不能ふのう用よう，所以ゆえん為ため我わが擒とりこ。如飛者しゃ，無む亦また江南こうなん之の范增乎！”（《説せつ郛》卷まき一いち八はち葉よう寘《坦ひろし齋とき筆ひつ衡》）

宋そう孝たかし宗むね：“卿きょう家か紀律きりつ、用兵ようへい之の法ほう，張ちょう（俊しゅん）、韓かん（世よ忠ちゅう）遠とお不ふ及。卿きょう家か冤枉えんおう，朕ちん悉知之の，天下てんか共ども知ち其冤。”（《金きむ佗稡編へん》卷まき九きゅう《昭あきら雪ゆき廟びょう諡おくりな》：淳あつし熙五ご年ねん五ご月がつ五ご日にち，臣しん（嶽たけ）霖以知ち欽州召見，賜たまもの對たい便殿びんでん，上じょう（宋そう孝たかし宗むね）宣せん諭さとし曰：“卿きょう家か紀律きりつ、用兵ようへい之の法ほう，張ちょう、韓かん遠とお不ふ及。卿きょう家か冤枉えんおう，朕ちん悉知之の，天下てんか共ども知ち其冤。”）

《湖北こほく轉てん運うん司し立たて廟びょう牒》（1170年ねん）：“去さ世よ已やめ三さん十じゅう年ねん，遺風いふう餘あまり烈れつ，邦人ほうじん不ふ忘，繪え其相而祀者しゃ，十じゅう室しつ而九。”《忠ちゅう愍諡議ぎ》（1177年ねん）：“人ひと謂いい中興ちゅうこう論功ろんこう行ぎょう封ふうじ，當とう居きょ第だい一いち。若わか其奉己おのれ至いたり薄うす，與あずか下士かし同どう甘苦かんく；持じ軍ぐん至いたり嚴げん，所しょ過か秋毫しゅうごう無む敢犯；禮れい賢けん至いたり恭きょう，一時いちじ名人めいじん皆みな萃於幕府ばくふ；持じ循禮法ほう，動どう合あい軌物，恂まこと恂まこと若わか一いち書生しょせい，茲又古こ名將めいしょう所しょ不可ふか望もち者しゃ。”《武たけ穆きよし諡おくりな議ぎ》（1178年ねん）：“為ため將はた而顧望もち畏かしこ避，保安ほあん富貴ふうき，養やしなえ寇以自じ豐ゆたか者しゃ多た矣。公おおやけ獨どく不ふ然しか，平居ひらい潔きよし廉れん，不ふ殖ふえ貨產，雖賜金きん己おのれ俸，散ち予よ莫嗇，則のり不知ふち有ゆう其家。臨戰りんせん親おや冒おかせ矢や石せき，為ため士卒しそつ先さき，摧精擊げき鋭するど，不ふ勝かち不ふ止とめ，則のり不知ふち有ゆう其身。忠義ちゅうぎ徇國，史し冊さつ所載しょさい，何なに以尚茲。”（《金きむ佗續編へん》卷まき一いち四よん）

曾敏行ぎょう：“紹興しょうこう六帥皆果毅忠勇，視し古こ名將めいしょう。嶽たけ公こう飛ひ獨どく後ご出で，而一いち時じ名聲めいせい幾いく冠かん諸公しょこう。身み死し之これ日にち，武たけ昌之まさゆき屯たむろ至いたり十じゅう萬まん九きゅう百ひゃく人にん，皆みな一いち可か以當百ひゃく。餘よ嘗訪其士卒そつ，以為勤惰きんだ必分，功過こうか有ゆう別べつ，故こ能のう得とく人心じんしん。異あや時とき嘗見其提兵へい徵ちょう贛之固かた石せき洞ほら，軍ぐん行ぎょう之の地ち，秋毫しゅうごう無む擾，至いたり今こん父老ふろう語ご其名輒感泣焉。”（宋そう·曾敏行ぎょう《獨どく醒雜誌し》卷まき七なな）

熊くま克かつ《中興ちゅうこう小しょう紀き》卷まき二に九きゅう：“飛ひ知ち書しょ而得士し，且濟人じん之の貧ひん。用兵ようへい秋毫しゅうごう無む犯おかせ，民閒みんかん安堵あんど，不知ふち有ゆう軍ぐん。先さき計けい後ご戰たたかえ，屢勝強敵きょうてき，號ごう為ため良よ將はた。其死也，天下てんか冤之。”

朱しゅ熹与あずか门生论岳飞，门生问：“岳たけ侯こう若わか做事，何なに如张韩？”朱しゅ熹说：“张韩所しょ不ふ及，都みやこ是ただし他た识道理どうり了りょう。”门生又また问：“岳たけ侯こう以上いじょう者しゃ，当とう时有谁？”朱しゅ熹答道どう：“次第しだい无人。”“岳たけ飛ひ恃才不ふ自じ晦みそ。郭かく子こ儀ぎ晚節ばんせつ保身ほしん甚闒冗，然しか當とう緊要きんよう處しょ又また不ふ然しか，單騎たんき見み虜とりこ云云うんぬん。飛ひ作さく副ふく樞くるる，便びん直ちょく是ぜ要よう去さ做。張ちょう、韓かん知とも其謀，便びん只ただ依よ違たがえ。然しか不ふ做亦不ふ免めん，其用心こころ如此，直ちょく是ぜ忠勇ちゅうゆう也！”

陆游有ゆう诗“剧盗曾从宗むね父ちち命いのち，遗民犹望岳だけ家か军。”宋そう孝たかし宗そう对岳飞之子こ岳たけ霖说：“卿きょう家か纪律、用兵ようへい之の法ほう，张韩远不及。卿きょう家か冤枉えんおう，朕ちん悉知之の，天下てんか共ども知ち其冤。”

曹彥約やく：“若わか夫おっと智略ちりゃく足あし以料敵てき，鑑かん裁さい足あし以用人じん，紀律きりつ嚴げん而下不ふ忍にん怨，糧かて運うん竭而眾不忍にん叛，身み死し八はち十じゅう年ねん，聞風者しゃ猶なお且悦之の，其惟岳だけ飛ひ乎！古いにしえ之の所謂いわゆる名將めいしょう，不ふ過か於此。然しか而南北きた分合ぶんごう，應おう有定ありさだ時じ，忠ちゅう邪よこしま生死せいし，應おう有ゆう定數ていすう，豈あに權臣けんしん一いち日にち所しょ能のう自じ為之ためゆき？哀あい哉！”（宋そう·曹彥約やく《昌あきら谷たに集しゅう》卷まき十じゅう七なな《中興ちゅうこう四よん將しょう贊さん》）

文ぶん天てん祥さち：“惟おもんみ中興ちゅうこう之の初はつ，先さき武たけ穆きよし王手おうて扶天戈ほこ，忠義ちゅうぎ與あずか日月じつげつ爭そう光こう。名めい在ざい旗はた常つね，功いさお在ざい社稷しゃしょく。天てん報ほう勳くん勞ろう，克かつ昌あきら厥後，雖百ひゃく世せい可か知也ともや。”（宋そう·文ぶん天てん祥さち《文ぶん山やま先生せんせい全集ぜんしゅう》卷まき六ろく《回かい嶽たけ縣けん尉じょう》）“岳たけ先生せんせい，我わが宋そう之の呂りょ尚ひさし也。建たて功いさお樹じゅ績，載の在ざい史し冊さつ，千せん百ひゃく世せい後ご，如見じょけん其生。至いたり於筆法ほう，若わか雲くも鶴づる遊ゆう天てん，羣鴻戲おどけ海うみ，尤ゆう足見たるみ干城かんじょう之の選えらべ，而兼文學ぶんがく之これ長ちょう，當とう吾われ世よ誰だれ能のう及之。”（岳たけ飛ひ書しょ《弔とむらい古戰場こせんじょう文ぶん》）

《宋そう史ふみ》評價ひょうか

善ぜん以少擊げき衆しゅ。欲よく有ゆう所しょ舉，盡つき召諸統制とうせい與あずか謀はかりごと，謀はかりごと定てい而後戰せん，故こ有ゆう勝しょう無敗むはい。猝遇敵てき不動ふどう，故こ敵てき為之ためゆき語ご曰：“撼山易えき，撼岳家か軍ぐん難なん。”張ちょう俊しゅん嘗問用兵ようへい之の術じゅつ，曰：“仁ひとし、智さとし、信しんじ、勇いさむ、嚴いむ，闕一不可ふか。”調ちょう軍ぐん食しょく，必蹙額がく曰：“東南とうなん民力みんりょく，耗敝極ごく矣。”荊湖平ひらめ，募つの民營みんえい田た，又また為ため屯田とんでん，歲さい省しょう漕こげ運うん之の半はん。帝みかど手書しゅしょ曹操そうそう、諸しょ葛かずら亮あきら、羊ひつじ祜三さん事こと賜たまもの之の。飛ひ跋ばつ其後，獨どく指ゆび操みさお為ため姦賊かんぞく而鄙之の，尤ゆう檜ひのき所しょ惡あく也。

西にし漢かん而下，若わか韓かん、彭、絳、灌之為ため將はた，代だい不ふ乏とぼし人じん，求もとめ其文武ぶんぶ全ぜん器うつわ、仁ひとし智さとし並なみ施ほどこせ如宋岳だけ飛ひ者しゃ，一代豈多見哉。史し稱しょう關せき雲くも長ちょう通どおり《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し》學がく，然しか未み嘗見其文章ぶんしょう。飛ひ北きた伐き，軍ぐん至いたり汴梁之の朱しゅ仙せん鎮，有ゆう詔みことのり班はん師し，飛ひ自じ為ため表ひょう答こたえ詔みことのり，忠義ちゅうぎ之の言げん，流出りゅうしゅつ肺腑はいふ，真ま有ゆう諸しょ葛かずら孔明こうめい之の風ふう，而卒死し於秦檜ひのき之の手て。蓋ぶた飛ひ與あずか檜ひのき勢ぜい不ふ兩立りょうりつ，使つかい飛ひ得とく志こころざし，則のり金きん仇かたき可か復ふく，宋そう恥はじ可か雪ゆき；檜ひのき得とく志こころざし，則のり飛ひ有ゆう死し而已。昔むかし劉りゅう宋そう殺ころせ檀だん道みち濟ずみ，道みち濟ずみ下獄げごく，嗔目曰：“自壞じかい汝なんじ萬まん里り長城ちょうじょう！”高こう宗そう忍しのぶ自棄じき其中原なかはら，故こ忍にん殺ころせ飛とべ，嗚呼ああ冤哉！嗚呼ああ冤哉！（《宋そう史し》卷まき三さん六ろく五ご《岳たけ飛ひ傳でん》）

金かね人じん評價ひょうか

岳たけ飛ひ于绍兴十じゅう一いち年ねん十二月じゅうにがつ二に十じゅう九きゅう日にち（儒略歷れき1142年ねん1月がつ27日にち）被ひ杀，南みなみ宋そう使し节馬上じょう于绍兴十じゅう二に年ねん（1142年ねん）正月しょうがつ带着正式せいしき照あきら函はこ从岳飛ひ被ひ杀的临安（今いま杭州こうしゅう）去さ金かね国こく囚しゅう禁きん宋そう欽宗和わ高だか宗むね生母せいぼ韋太后きさき的てき五ご国こく城じょう（今こん黑くろ龙江哈尔滨市依よ兰县依よ兰镇五ご国こく城村じょうむら）接せっ人じん。紹興しょうこう十じゅう二に年ねん（1142年ねん）夏なつ四よん月がつ丁ちょう卯しげる（5月がつ1日にち），韋太后きさき啟けい程ほど回かい宋そう。「皇太后こうたいごう偕梓宫发五ご国こく城じょう，金かね遣や完かん颜宗贤、刘祹护送梓あずさ宫，高居たかい安やすし护送皇太后こうたいごう。」同年どうねん八はち月がつ，韋太后きさき和わ刘祹到達とうたつ臨安。刘祹問とい南みなみ宋そう官かん员：「岳たけ飛ひ以何罪ざい而死？」南みなみ宋そう接伴せっぱん官かん回答かいとう：「意欲いよく谋叛，为部将ぶしょう所しょ告つげ，以此抵诛。」刘祹嘲諷道：「江南こうなん忠臣ただおみ善用ぜんよう兵へい者しゃ，止とめ有ゆう岳だけ飛ひ，所しょ至いたり纪律甚严，秋毫しゅうごう无所犯はん。（劉邦りゅうほう）所しょ谓『项籍有一ゆういち范增而不能ふのう用よう，所以ゆえん为我擒とりこ』。如（岳たけ）飛ひ者しゃ，无亦江南えな之の范增乎？！」

宋そう宁宗开禧二に年ねん（金きむ泰和やすかず六ろく年ねん，儒略歷れき1206年ねん），金きむ章あきら宗むね寫うつし詔書しょうしょ招降吳ご曦時どき說せつ：“且卿自じ视翼赞之功こう孰与岳だけ飛ひ？飛ひ之の威名いめい战功，暴于南北なんぼく，一旦いったん见忌，遂とげ被ひ叁夷之の诛，可か不ふ畏かしこ哉！”（且你自己じこ評價ひょうか一下自身能否比得上岳飛？岳たけ飛ひ這樣的てき威名いめい战功，南みなみ宋そう北きた金之かねゆき人じん全ぜん都と知ち曉あかつき；結果けっか有ゆう朝あさ一日被宋廷猜忌，就被殺ころせ且連累れんるい親族しんぞく，難なん道みち這還不可ふか怕么！）金かね國こく皇帝こうてい于此直接ちょくせつ承認しょうにん岳だけ飛ひ的てき戰力せんりょく和わ威名いめい。

金きむ女おんな真ま将しょう领最畏服いふく岳だけ飞，平日へいじつ往往おうおう不ふ直ちょく呼よび其名，而称其为“岳たけ爷爷”。聞知ぶんち岳だけ飞死讯，喝かつ酒しゅ相しょう庆。被ひ扣押在ざい金的きんてき宋そう使し洪ひろし皓あきら目睹もくと此情此景，给南宋そう朝廷ちょうてい的てき密みつ信しんじ中ちゅう写うつし道どう：“金かね人じん所しょ畏服いふく者しゃ惟おもんみ飞，至いたり以父呼よび之の，诸酋闻其死し，酌しゃく酒しゅ相しょう贺。”

明代あきよ评价

岳たけ飛ひ像ぞう，載の於《晩ばん笑わらい堂どう竹莊たけしょう畫が傳でん》

明太めんたい祖そ評價ひょうか岳だけ飛ひ“純正じゅんせい不ふ曲きょく，書しょ如其人じん。”認みとめ為ため聖賢せいけん英えい烈れつ的てき神靈しんれい至上しじょう、不能ふのう加か封ふう，明あきら初はつ至いたり景けい泰やすし年間ねんかん均ひとし承うけたまわ祖そ制せい並なみ未み加か封ふう過か任にん何なん一位聖賢英烈的神祇，故こ將しょう岳だけ飛入とびいり祀まつ歷代れきだい帝王ていおう廟びょう配はい享とおる宋そう太ふとし祖そ。明神みょうじん宗むね加か封ふう「三界靖魔大帝忠孝妙法天尊岳聖帝君。」

徐じょ有ゆう貞さだ：“忠義ちゅうぎ勇いさむ智さとし，皆みな得どく之の天てん，非ひ矯偽而為者しゃ，故こ能のう始終しじゅう以恢復かいふく為ため己おのれ任にん。才ざい與志よし副ふく，名めい與あずか實じつ稱たたえ，南みなみ渡わたり以來いらい，一人ひとり而已。”（《會かい纂宋嶽だけ鄂武穆きよし王おう精きよし忠ちゅう錄ろく》卷まき四よん《湯ゆ陰かげ鄂王廟びょう碑ひ》）

柯維騏：“昔むかし晉すすむ文ぶん之の拔郤縠，孫まご權けん之これ勗つとむ呂りょ蒙こうむ，文武ぶんぶ豈あに不ふ欲よく兼けん哉。岳たけ飛ひ本ほん以勇敢進，而旁通どおり儒業，恂まこと恂まこと檢けん飭，以忠義ちゅうぎ自じ誓ちかい，觀かん其所撰せん表ひょう詞し，真ま有ゆう諸しょ葛かずら孔明こうめい之の風ふう，奚數郤、呂りょ輩やから耶？當時とうじ盜ぬすめ平ひらめ，而敵屢挫，設しつらえ非ひ阻於秦しん檜ひのき和議わぎ，則のり雪國ゆきぐに恥はじ，復ふく故こ都と，固かた可か刻こく日待ひまち。願ねがい既すんで弗どる償つぐなえ，反はん遭慘禍か，高こう宗はじめ頓とみ忘父兄けい之の仇かたき，宜むべ其莫恤功臣こうしん之の冤也。詩し曰：“君子くんし秉心，維其忍にん之の。”飛ひ之これ所しょ遭，亦また不幸ふこう矣。”（明あきら·柯維騏《宋そう史し新編しんぺん》卷まき一いち二に九きゅう）

王おう世よ貞さだ：“夫おっと武たけ穆きよし可か以復中原なかはら，而不使し之の復ふく，又また使つかい之の必不復ふく，是ぜ故こ志士しし仁じん人じん所以ゆえん深ふか痛恨つうこん於高宗むね也。”（明あきら·鄭てい賢けん撰せん《古今ここん人物じんぶつ論ろん》卷まき三さん三さん，明あかり·陳ひね子こ壯たけし撰せん《昭代しょうだい經濟けいざい言げん》卷まき五ご）

楊漣：“惟神かんながら萬古ばんこ精せい忠ちゅう，兩りょう間あいだ正氣しょうき。高山こうざん仰おおせ止やめ，凡士而識字しきじ、將はた而枕戈ほこ者しゃ，莫不凜“愛あい死し要よう錢ぜに”之の明あかり訓くん，以刻礪其心しん；烈日れつじつ當とう空そら，或ある忠ちゅう而被謗そし、直ちょく而蒙誣，亦また莫不引“皇すめらぎ天てん后きさき土ど”之の忠言ちゅうげん，以陰祈いのり一いち鑑かん。”（明あきら·楊漣《楊忠烈れつ公文こうぶん集しゅう》卷まき九きゅう《禱嶽武たけ穆きよし王おう文ぶん》）

錢ぜに士し升ます：“宋そう自じ汴梁不ふ守もり，江こう都みやこ再さい奔，懦主失しつ魄たま，庸いさお臣しん無む義ぎ。無む歲とし不ふ望もち許もと和わ，無人むじん不ふ怯おびえ用よう戰せん，談だん恢復かいふく者しゃ，徒と有ゆう其名，熊くま羆ひぐま誰だれ是ぜ；服ふく介かい冑かぶと者しゃ，罔知所しょ效こう，鷹たか鸇未聞みもん。天生あもう嶽だけ侯こう，以為人じん表ひょう。運うん謀はかりごと暗合あんごう孫まご武たけ，將はた眾善等とう淮陰。義ぎ感かん敵てき人じん，忠ただし孚まこと羣下。使つかい受登壇とうだん之の拜はい，便びん可か絳灌韓かん張ちょう；若わか崇たかし授鉞之の尊みこと，何なに難なん俘囚ふしゅう豫よ弼。惜也浚壓之の於前，檜ひのき仇かたき之の於後，長城ちょうじょう自壞じかい，徒と傷きず北面ほくめん之の羞；天てん柱ばしら既すんで摧，有ゆう異い南みなみ枝えだ之の泣。天てん乎，人にん歟？中興ちゅうこう異姓いせい七なな王おう，嶽たけ優ゆう而韓次じ之の。韓かん特とく末路まつろ似に汾陽耳みみ。使つかい嶽だけ不ふ移うつり其禍，韓かん亦また未み能のう知ち幾いく也。”（明あきら·錢ぜに士し升ます《南みなみ宋そう書しょ》卷まき八はち）

《宋そう史紀ふみのり事ごと本末ほんまつ》張ちょう溥論ろん：“蜀しょく漢かん之の諸しょ葛かずら亮あきら，唐とう之の郭かく子こ儀ぎ，宋そう之の岳たけ飛ひ，三人皆間世而一出者也。三さん人にん齊ひとし烈れつ，名めい在ざい呂りょ望もち、姬ひめ旦だん之の間あいだ，而飛獨どく不幸ふこう，傷きず哉！飛ひ性せい忠孝ちゅうこう，讀書どくしょ好こう禮れい，子し云うん數すう立たて奇功きこう，朝命ちょうめい每ごと及，懇こん辭じ再三さいさん。與あずか張ちょう浚議不和ふわ，即そく上うえ章あきら解かい兵へい柄え，步ふ歸き廬いおり墓ぼ。行くだり師し之の際さい，輒俟帝みかど命いのち，未み嘗自專せん，高こう宗はじめ稱しょう其“小心しょうしん恭きょう謹，難なん進すすむ易えき退すさ，勇戰ゆうせん樂らく讓ゆずる”，蓋ぶた彬あきら彬あきら焉。將はた在外ざいがい，君命くんめい有ゆう所しょ不ふ受，大夫たいふ出で境さかい，苟利社稷しゃしょく，專せん之の可也かなり，飛ひ學がく春秋しゅんじゅう，豈あに不ふ知之ともゆき？高こう宗はじめ構手書しゅしょ精せい忠ちゅう字じ，制せい旗はた賜たまもの飛ひ，又また召入內，委い以中興ちゅうこう，御札おさつ數すう篋，好こう語かたり無實むじつ，惑於賊ぞく檜ひのき，不ふ忍にん墜淵，以人間あいだ之の至いたり愚ぐ，天性てんせい之の賤，而飾以浮譎，御ご以忮忌き，亦また何なん所しょ不為ふため也？”（明あきら·陳ちん邦くに瞻撰《宋そう史紀ふみのり事ごと本末ほんまつ》卷まき七なな〇《岳たけ飛ひ規ぶんまわし復ふく中原ちゅうげん》張ちょう溥論）

王おう夫おっと之の評價ひょうか：“岳たけ飞之能取のとろ中原ちゅうげん与あずか否いや，非ひ所しょ敢知也ともや；其获誉ほまれ于士大夫たいふ之の口くち，感かん动于流俗りゅうぞく之の心しん，正せい恐おそれ其不能ふのう胜任之の在ざい此也。受命じゅめい秉钺，以躯命いのち与あずか劲敌争そう死生しせい，枢くるる机つくえ之これ制せい，岂谈笑わらい慰藉いしゃ、苞つと苴牍竿ざお之の小智しょうち，以得悠悠ゆうゆう之の欢慕者しゃ所しょ可か任にん哉。”“相あい臣しん而立じりつ武功ぶこう，周しゅう公こう而後，吾われ未見みけん其人也。帥そち臣しん而求令れい譽ほまれ，吾われ未知みち吉よし甫はじめ之の果はて能のう稱しょう焉否也。帥そち臣しん之の得え令れい譽ほまれ也有やゆう三さん：嚴いむ軍令ぐんれい以禁掠奪りゃくだつ，為ため軟語以慰編へん氓，則のり民みん之の譽ほまれ歸き之の；修おさむ謙讓けんじょう以謹交際こうさい，習文詞し以相酬むくい和わ，則のり士し之の譽ほまれ歸き之の；與あずか廷議而持公論こうろん，屏へい奸邪以交君子くんし，則のり公卿くぎょう百僚之譽歸之。岳たけ侯こう之の死し，天下てんか後世こうせい胥為扼腕やくわん而稱道どう之の弗どる絕ぜっ者しゃ，良りょう由ゆかり是也これや。”（明あきら·王おう夫おっと之の《宋そう論ろん》卷まき十じゅう）

清人きよひと评价

康かん熙帝也曾钦赐给岳飞23世せい裔孙、刑部おさかべ掌てのひら印しるし岳たけ镇九伴朝銮驾和蟒服。

乾いぬい隆たかし帝みかど評價ひょうか“如武穆きよし之の用兵ようへい馭將，勇敢ゆうかん無敵むてき，若わか韓かん信しん、彭越輩やから類るい皆みな能のう之の。乃加以文武ぶんぶ兼備けんび，仁ひとし智さとし並なみ施ほどこせ，精せい忠ちゅう無二むに，則のり雖古名將めいしょう亦また有ゆう所しょ未み逮焉。”並なみ多た次つぎ造づくり访杭州こうしゅう岳たけ飞墓，并且亲自撰じせん写うつし《岳たけ武たけ穆きよし论》，还题对联一いち副ふく：“两言臣しん则师千古せんこ，百战兵威震一时”。

趙ちょう翼つばさ：“（岳たけ）忠武ただたけ不ふ特とく忠義ちゅうぎ過か人ひと，即そく其治家か小節しょうせつ亦また加か人數にんずう等とう矣。……岳たけ忠武ただたけ破やぶ賊ぞく最多さいた，資產しさん獨どく少しょう，則のり其平日び殉國じゅんこく忘事，尤ゆう非ひ諸しょ將しょう所しょ可か及也。”（清きよし·趙ちょう翼つばさ《陔餘叢くさむら考こう》卷まき十じゅう八はち《南みなみ宋そう將帥しょうすい之の豪ごう富とみ》）

吳ご錫すず麒：“古今ここん同どう慨，豪傑ごうけつ為ため多た，從したがえ未み有ゆう補ほ已やめ缺かけ之の金きむ甌，論功ろんこう行ぎょう戮；反はん將しょう消けし之の玉たま弩いしゆみ，為ため敵てき報ほう仇かたき，如斯之の太ふとし甚者也。”（《岳たけ廟びょう志こころざし略りゃく》卷まき九きゅう《岳たけ鄂王論ろん》）

杜もり堮：“武たけ穆きよし之これ時じ，設しつらえ高だか宗むね能のう視し師し江上こうじょう，示しめせ天下でんか以兩宮みや不ふ返かえし，無む以生為ため，忠孝ちゅうこう感激かんげき，士氣しき百ひゃく倍ばい，加か以河北きた響ひびき應おう，義旗ぎき所しょ指ゆび，不戰ふせん自じ靡，撥ばち亂らん反はん正せい，一大いちだい機き也。失しつ此不圖ず，藩はん籬ませ遽撤，冤殺遂とげ聞，復ふく何なん能のう為ため哉！其殺武たけ穆きよし，則のり亡ほろび宋そう之の本ほん。其忘親おや之の罪つみ，任にん相之あいの非ひ，定てい都と之の失しつ，則のり亦また殺ころせ武たけ穆きよし之の本ほん也。”（清きよし·杜もり堮《遂とげ初はつ草くさ廬いおり詩集ししゅう》卷まき八はち《詠史えいし四よん首しゅ》序じょ）

现代评价

孫まご中山ちゅうざん：“環たまき翠みどり樓ろう中ちゅう虯髯客きゃく，湧ゆう金きん門外もんがい岳だけ飛ひ魂たましい。”（《孫まご中山なかやま全集ぜんしゅう·題だい贈おく宮崎みやざき寅藏とらぞう聯れん》）

中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく官かん方かた认定岳だけ飞为民族みんぞく英雄えいゆう。2002年ねん，中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく教育きょういく部ぶ也对网络上流じょうりゅう传岳飞不再さい是ぜ民族みんぞく英雄えいゆう的てき说法进行了りょう澄きよし清きよし，称しょう岳だけ飞在中国ちゅうごく历史上しじょう历来被ひ认为是ぜ民族みんぞく英雄えいゆう，从20世せい纪50年代ねんだい后きさき期き以来いらい，在中ざいちゅう小学しょうがく的てき历史教学きょうがく大だい纲和教材きょうざい中ちゅう，对岳飞的评价都と是ぜ一いち贯的，不ふ存在そんざい重じゅう新定しんじょう义岳飞是否ひ是ぜ“民族みんぞく英雄えいゆう”的てき问题。

毛澤東もうたくとう曾讚譽ほまれ的てき民族みんぞく英雄えいゆう岳だけ飛ひ：“岳たけ飛ひ被ひ殺ころせ，家いえ喻户曉あかつき並なみ且流芳よし千古せんこ了りょう。他流たりゅう了りょう血ち，這血就滲透しんとう到いた我わが們民族みんぞく體たい內，世世せぜ代代だいだい傳つて下か來らい，他た要よう是ぜ沒ぼつ流血りゅうけつ，就不會かい有ゆう這麼大だい的てき作用さよう。”“古人こじん所謂いわゆる“運用うんよう之の妙みょう，存そん乎一心しん”，這個“妙みょう”，我わが們叫做靈活性かっせい，這是聰明そうめい的てき指揮しき員いん的てき出產しゅっさん品ひん。”（《毛澤東選集もうたくとうせんしゅう》第だい二に卷かん《論ろん持久じきゅう戰せん》）

鄧小平ひらた：“英雄えいゆう永遠えいえん為ため後人こうじん所しょ紀き念ねん，壞人永遠えいえん為ため後人こうじん所しょ唾棄だき。”

鄧廣銘めい：“代表だいひょう了りょう宋そう方かた全體ぜんたい人民じんみん的てき願望がんぼう，為ため衞まもる護まもる漢かん族ぞく地區ちく已やめ經けい高度こうど發展はってん的てき封建ほうけん生產せいさん方式ほうしき及其精神せいしん文明ぶんめい，起おこり而以武裝ぶそう抵抗ていこう女おんな真しん的てき鐵騎てっき，阻止そし其蹂躪破壞はかい，以求避免整せい個こ社會しゃかい被ひ拉ひしげ向こう倒たおせ退ずさ浩ひろし劫こう的てき人物じんぶつ，像ぞう岳だけ飛ひ其人，理り所しょ當然とうぜん地ち應おう被ひ稱しょう為ため民族みんぞく英雄えいゆう。不ふ只ただ是ぜ屬ぞく於漢族ぞく的てき民族みんぞく英雄えいゆう，而是屬ぞく於全中華ちゅうか民族みんぞく歷史れきし上じょう的てき一いち個こ民族みんぞく英雄えいゆう。”（《岳たけ飛ひ傳でん》）

王おう曾瑜：“為ため着ぎ光こう復ふく故こ土ど，南北なんぼく重おも新しん統一とういつ，維護文明ぶんめい和わ進步しんぽ，岳たけ飛ひ不屈ふくつ不撓ふとう地ち奮鬥了りょう後ご半生はんせい，直ちょく至いたり生命せいめい的てき最後さいご一息ひといき，仍履踐りせん着ぎ自己じこ“盡忠じんちゅう報國ほうこく”的てき誓言せいげん，表現ひょうげん了りょう一種崇高的愛國精神和民族氣節。”（《盡忠じんちゅう報國ほうこく——岳だけ飛ひ新しん傳つて》）

争そう议

杀岳飞者为宋高だか宗むね

钱穆的てき《国史こくし大だい纲》认为“高こう宗はじめ决心对内加か强きょう统治，而无意い于对外がい恢复”，所以ゆえん“岳たけ飞不得とく不ふ杀，韩世忠ただし不ふ得とく不ふ废”。岳たけ飞统帅全国ぜんこく五ご分ふん之の三さん兵力へいりょく後ご，金かね人じん欲よく立りつ欽宗之子ゆきこ為ため傀儡かいらい，岳たけ飛ひ莽撞請求せいきゅう高だか宗むね早はや日ひ解かい决皇位い继承人じん问题，乞請正せい皇子おうじ（後來こうらい之の宋そう孝たかし宗むね）之これ名めい，以定民心みんしん，沮金人じん之の謀はかりごと。高こう宗はじめ当とう时不悦えつ：“握にぎ重じゅう兵へい于外，此事非ひ卿きょう所しょ当とう预也”。《帝國ていこく政界せいかい往事おうじ》提出ていしゅつ觀點かんてん，認みとめ為ため下か令れい殺ころせ岳だけ飛ひ者しゃ其實是ぜ高だか宗むね，岳たけ飞触犯はん了りょう皇すめらぎ家か最大さいだい的てき忌き讳：手て握にぎ重じゅう兵へい的てき武将ぶしょう对皇位い继承感かん兴趣，令れい皇帝こうてい相しょう信しんじ他た野の心太ところてん大だい，遂とげ起おこり杀心。此外，《中国人ちゅうごくじん的てき历史误读》認みとめ為ため岳だけ飞主张“迎むかい请二に帝みかど还朝”，威い胁到高だか宗むね的てき地位ちい，才さい是ぜ他た被ひ杀的原因げんいん。脫だつ脫だっ等とう於《宋そう史し·岳だけ飛ひ傳でん》論ろん曰：“高こう宗そう忍しのぶ自じ弃其中原なかはら，故こ忍にん杀飞。”

但ただし是ぜ，宋そう徽宗早はや已やめ去ざ世よ，岳たけ飞也早はや已やめ改称かいしょう钦宗父子ふし为“天てん眷”“丙午ひのえうま元子もとこ”，及其请求立太子りったいし的てき行ぎょう为都表ひょう达了他た只ただ忠ちゅう于高宗むね及其继承人じん，高こう宗はじめ也曾让岳飞与建国けんこく公こう即そく后きさき来らい的てき孝こう宗むね相しょう见。此外，文官ぶんかん娄寅亮あきら、赵鼎乃至ないし比ひ岳だけ飞职权更高だか的てき武臣ぶしん张浚等とう也都曾倡议立太子たいし，但ただし都と被ひ视为忠臣ちゅうしん得え到いた嘉よしみ奖，娄寅亮あきら更さら因いん此得到いた升ます迁。

滿江みつえ紅べに作詞さくし者しゃ

岳たけ飞之孫まご岳たけ珂所ところ编《金きむ佗粹编·家集かしゅう》中ちゅう没ぼつ有ゆう收おさむ录滿江みつえ紅べに一いち词，被ひ現代げんだい部分ぶぶん學者がくしゃ怀疑是ぜ伪作或ある托たく名めい之の作さく，引發正ただし反はん辯べん證しょう。宋そう遼りょう金きん史し專せん家か鄧廣銘めい與あずか王おう曾瑜、李り安やすし等とう則そく考こう據よりどころ岳だけ飛ひ確かく有作ゆうさく《滿江みつえ紅べに》。王おう克かつ等とう人じん認みとめ為ため詞し中ちゅう賀が蘭山あららぎやま指ゆび河北西かわきたにし路ろ磁州賀が蘭山あららぎやま，正せい於對金きむ戰場せんじょう。

1983年ねん，發現はつげん了りょう岳だけ飛ひ《滿江みつえ紅べに·寫うつし懷ふところ》的てき原稿げんこう，在ざい浙江せっこう省しょう江山えやま縣けん(古名こみょう須江すえ)發現はつげん一いち古こ籍せき《須江すえ郎ろう峰みね祝はじめ氏し族ぞく譜ふ》，其《詩し詞し歌か賦ふ》集しゅう裡うら，載の有ゆう岳たけ飛ひ在ざい紹興しょうこう三さん年ねん（1133年ねん）寫うつし贈おく大だい制せい參さん祝ほうり允まこと哲あきら的てき《滿江みつえ紅べに》詞し作さく及祝氏し的てき和わ詞し，如下:

《滿江みつえ紅べに·與あずか祝ほうり允まこと哲あきら述懷じゅっかい》

怒髮どはつ衝冠，想そう當日とうじつ，身み親おや行列ぎょうれつ。 實能さねよし是ぜ、南みなみ征せい北きた戰せん，軍ぐん聲ごえ激烈げきれつ。 百里ひゃくり山河さんが歸き掌握しょうあく，一統いっとう士卒しそつ搗巢穴あな。 莫等閒あいだ，白はく了りょう少しょう年頭ねんとう，勵臣節ぶし。

靖やすし康かん恥はじ，猶なお未み雪ゆき；臣子しんし恨，何なん時じ滅めつ？ 駕が長ちょう車しゃ踏破とうは，金城きんじょう門もん闕。 本ほん欲よく飢かつえ餐胡虜とりこ肉にく，常つね懷ふところ渴飲匈奴きょうど血ち。

偕君行ぎょう，依よ舊きゅう奠家邦くに，解かい鬱結うっけつ。

祝ほうり允まこと哲あきら的てき回かい作さく:

《滿江みつえ紅べに·和わ岳だけ元帥げんすい述懷じゅっかい》

仗爾雄ゆう威い，鼓つづみ勁氣，震ふるえ驚おどろき胡えびす羯。 披金甲かぶと，鷹揚おうよう虎とら奮，耿忠炳節。 五國城中迎二帝，雁かり門もん關せき外がい捉金兀。 恨我生せい，手て無む縛ばく雞力，徒勞とろう說せつ。

傷きず往事おうじ，心しん難なん歇；念ねん異こと日び，情じょう應おう竭。 握にぎ神かみ矛ほこ闖入ちんにゅう，賀が蘭山あららぎやま窟くつ。 萬世ばんせい功名こうみょう歸き河かわ漢かん，半生はんせい心こころ志こころざし付づけ雲くも月がつ。

望もち將軍しょうぐん，掃蕩そうとう登とう金きん鑾，朝あさ天てん闕。

一般いっぱん認みとめ為ため，岳たけ飛ひ後ご來所らいしょ作さく之の《滿江みつえ紅べに·寫うつし懷ふところ》即そく為ため收おさむ到いた祝ほうり允まこと哲あきら和作わさく後ご，汲取くみと了りょう部分ぶぶん詞し語意ごい境さかい，兩りょう篇へん綜合そうごう加か以修改あらため原稿げんこう而成。

民族みんぞく英雄えいゆう爭議そうぎ

从2002年ねん底そこ到いた2003年初ねんしょ，《中国ちゅうごく古代こだい史し全ぜん教案きょうあん》和かず《全ぜん日にち制せい普通ふつう高だか级中学ちゅうがく历史教学きょうがく大だい纲》删去岳だけ飞是“民族みんぞく英雄えいゆう”的てき记述，引起广泛争そう论。

對たい於岳飛ひ是ぜ否ひ屬ぞく於民族ぞく英雄えいゆう，各界かくかい有ゆう不同ふどう說法せっぽう：

台湾たいわん学者がくしゃ王おう健けん文和ふみかず騰あが訊历史责编谌旭彬あきら認みとめ為ため古代こだい中國ちゅうごく發展はってん出で的てき「華はな夷之えびすの辨べん」自じ成體せいたい系けい，與あずか西方せいほう民族みんぞく主義しゅぎ不同ふどう。區別くべつ「華はな夷えびす」的てき標準ひょうじゅん在ざい於是否ひ遵循「禮治れいじ」以及是ぜ否ひ接受せつじゅ「先進せんしん文明ぶんめい」的てき教化きょうか，與あずか其居住きょじゅう地ち和わ部落ぶらく族ぞく群ぐん無關むせき，華はな夏なつ和かず四夷的界線是以生活習慣與政治形態而不是以血統劃分。遼りょう朝あさ遼りょう道どう宗むね亦また以契ちぎり丹に之これ出身しゅっしん而自視し為ため「中華ちゅうか」，以「禮法れいほう」、「文物ぶんぶつ」作為さくい區分くぶん「中華ちゅうか與あずか夷えびす」的てき標準ひょうじゅん，遼りょう道どう宗むね說せつ：「上世じょうせい獯鬻、獫狁，盪無禮法れいほう，故こ謂いい之の夷えびす。吾われ修おさむ文物ぶんぶつ彬あきら彬あきら，不ふ異い中華ちゅうか，何なに嫌いや之の有ゆう！」，可か見み「中華ちゅうか」在ざい當時とうじ並なみ非ひ現代げんだい的てき民族みんぞく或ある種族しゅぞく概念がいねん，而是文化ぶんか概念がいねん。南みなみ宋そう學者がくしゃ葉は適てき在ざい給きゅう皇帝こうてい的てき奏そう摺すり中ちゅう說せつ：「中原なかはら者しゃ我わが之これ地ち，中華ちゅうか者しゃ我わが之これ名めい，報復ほうふく仇かたき恥はじ者しゃ我わが之これ義ぎ」，葉は適てき以「中華ちゅうか」為ため南みなみ宋そう人じん命名めいめい，但ただし其涵義ぎ同樣どうよう無關むせき「民族みんぞく」。亦また有ゆう學者がくしゃ說せつ，一個人いっこじん是ぜ否ひ「民族みんぞく英雄えいゆう」，最さい基本きほん的てき前提ぜんてい是ぜ此人對たい民族みんぞく必須ひっす要よう有ゆう主觀しゅかん認みとめ同どう，然しか而包括ほうかつ岳だけ飛ひ在ざい內的南みなみ宋そう人的じんてき「中華ちゅうか」是ぜ一いち種しゅ「文明ぶんめい共同きょうどう體たい」，而非「民族みんぞく（種族しゅぞく）共同きょうどう體たい」；既すんで無な“民族みんぞく認みとめ同どう”，岳たけ飛ひ自然しぜん不ふ屬ぞく於民族ぞく英雄えいゆう。

亦また有ゆう說法せっぽう指出さしで「民族みんぞく概念がいねん」的てき第だい一いち种释义是「基もと于『共同きょうどう祖先そせん语言或ある历史』而组成なり的てき领土国家こっか」，按此释义岳だけ飞自然しぜん是ぜ“民族みんぞく英雄えいゆう”；而“民族みんぞく”的てき第だい二種释义是来源自德とく文ぶん“Volk”和かず“Nation”的てき翻こぼし译，德とく國こく哲學てつがく家か約やく翰·戈ほこ特とく弗どる里さと德とく·赫爾德とく主しゅ张的“Volk”概念がいねん，其核心こころ是これ将はた“民族みんぞく”视为一个拥有共同语言、历史、文化ぶんか的てき民族みんぞく共同きょうどう体たい，他た将しょう民族みんぞく定てい义为“民族みんぞく是ぜ一个具有独特语言和文化的共同体”。强つよ调文化ぶんか的てき一体いったい性せい，较之于他者しゃ（异人种、异民族ぞく、异国民こくみん）而言，自然しぜん易えき用よう文化ぶんか或ある文明ぶんめい概念がいねん来らい区く别和划分自我じが与あずか他者たしゃ的てき优劣，“语言、历史、文化ぶんか的てき共同きょうどう体たい”本身ほんみ就是“用よう文化ぶんか或ある文明ぶんめい概念がいねん来らい区く别和划分自我じが与あずか他者たしゃ”，换言之の，所しょ谓“文明ぶんめい共同きょうどう体たい”本身ほんみ就是德とく国こく源流げんりゅう的てき“民族みんぞく”，说只有ゆう“文明ぶんめい共同きょうどう体たい”而无“民族みんぞく共同きょうどう体たい”等とう于说“民族みんぞく”不ふ是ぜ“民族みんぞく”是ぜ自我じが否ひ认，是これ将はた同どう一いち内ない涵的概念がいねん冠かんむり上じょう不同ふどう名字みょうじ试图用よう其中一个否定另一个的做法，有ゆう如“白しろ马非马”，指出さしで當時とうじ南みなみ宋そう人的じんてき“中ちゅう华”、“华夏”文明ぶんめい共同きょうどう体たい即そく是ぜ“民族みんぞく”共同きょうどう体たい。

共きょう青あお團だん中央ちゅうおう有ゆう評論ひょうろん文章ぶんしょう指ゆび，自じ宋そう代だい以來いらい，岳たけ飛ひ的てき英雄えいゆう地位ちい從したがえ未み被ひ少數しょうすう民族みんぞく所しょ質疑しつぎ過か，對たい他た的てき英雄えいゆう敘事也不存在そんざい民族みんぞく矛盾むじゅん。宋そう後ご由よし少數しょうすう民族みんぞく建立こんりゅう的てき元もと清きよし兩朝りょうちょう也對岳だけ飛ひ表示ひょうじ了りょう最高さいこう敬意けいい，把わ他た當とう作中さくちゅう國こく各かく族ぞく共同きょうどう的てき精神せいしん偶像ぐうぞう。文章ぶんしょう又また指出さしで，「民族みんぞく英雄えいゆう」是ぜ一いち個こ近きん現代げんだい概念がいねん，“岳たけ飞的民族みんぞく英雄えいゆう地位ちい在ざい民族みんぞく英雄えいゆう这个概念がいねん诞生之の初はつ，就受到全国ぜんこく人民じんみん的てき广泛认同。反はん过来将はた他た否定ひてい，既すんで不ふ符合ふごう历史的てき客きゃく观实际，也一定不会为绝大多数中国人民的情感所接受，認みとめ為ため用よう近きん現代げんだい中國ちゅうごく的てき標準ひょうじゅん去さ套用古代こだい中國ちゅうごく的てき人物じんぶつ，無む疑うたぐ是ぜ機械きかい式しき的てき，荒唐こうとう程度ていど堪こらえ比ひ責せめ備古人為じんい什麼いんも不能ふのう建立こんりゅう社會しゃかい主義しゅぎ中國ちゅうごく……對たい於各民族みんぞく的てき成就じょうじゅ貢獻こうけん，一概いちがい予よ以肯定こうてい，而對各かく民族みんぞく統治とうち者しゃ的てき倒たおせ行くだり逆ぎゃく施ほどこせ，也一概いちがい予よ以否定ひてい，一視同仁いっしどうじん……既すんで不要ふよう大だい漢かん族ぞく主義しゅぎ，也不要ふよう地方ちほう民族みんぞく主義しゅぎ。」又また認みとめ為ため無論むろん從したがえ哪個角度かくど來らい說せつ，對たい岳たけ飛ひ的てき否定ひてい都と是ぜ沒ぼつ有ゆう道理どうり。「中華ちゅうか民族みんぞく的てき形成けいせい是ぜ一いち個こ長期ちょうき的てき過程かてい，在ざい這個過程かてい中ちゅう，縱たて然しか是ぜ一個家庭都能形成彼此的諒解默契，何なん況きょう是ぜ一いち個こ國家こっか，一個文化和命運上的共同體。」岳たけ飛ひ對たい中國人ちゅうごくじん和かず中國ちゅうごく文化ぶんか的てき影響えいきょう力りょく沒ぼつ有ゆう隨ずい著ちょ時間じかん的てき流りゅう逝而淡あわ去ざ，反はん而歷久彌ひさや新しん，認みとめ為ため他た是ぜ中國ちゅうごく最さい偉大いだい的てき古代こだい英雄えいゆう人物じんぶつ之の一いち，認みとめ為ため岳だけ飛ひ是ぜ中華ちゅうか民族みんぞく的てき民族みんぞく英雄えいゆう。

轶事典故てんこ

• 岳たけ飞在宗そう澤さわ军中时显示しめせ出で对野战的不同ふどう一般いっぱん的てき爱好，宗そう澤さわ担心他た将来しょうらい要よう吃ども亏：「爾しか勇いさむ智さとし才藝さいげい，古こ良りょう將はた不能ふのう過か，然しか好こう野戰やせん，非ひ萬全ばんぜん計けい。」因いん而授岳だけ飞以陣じん法ほう。岳たけ飞由此说出で一いち句く军事名言めいげん：「陣じん而後戰せん，兵法ひょうほう之の常つね，運用うんよう之の妙みょう，存そん乎一心しん。」

• 岳たけ飞在宗そう澤さわ军中保持ほじ对金兵へい不ふ败的记录。在ざい上うえ书宋高だか宗むね而被黄き潜せん善ぜん和わ汪ひろし伯はく彦开除军籍後ご，岳たけ飞投奔河北西ほくせい路ろ招抚司し张所，张所曾问起おこり：「闻汝从宗留守るす，勇いさむ冠かんむり军，汝なんじ自じ料りょう能のう敌人几何？」岳たけ飞以“上兵かみへい伐き谋，次じ兵へい伐き交”的てき道理どうり答こたえ：「勇いさむ不足ふそく恃也，用兵ようへい在ざい先さき定てい谋。谋者，胜负之の机つくえ也，故こ为将之の道みち，不ふ患其无勇，而患其无谋。」张所的てき评论是ぜ：「公おおやけ殆非行ひこう伍ご中ちゅう人じん也！」

• 宋そう高だか宗むね曾感叹：「天下てんか未み太平たいへい。」岳たけ飞由此说出で一句广为流传的话「文ぶん臣しん不ふ爱钱，武臣ぶしん不ふ惜命，天下てんか当とう太平たいへい」。

• 岳たけ飞家乡汤阴沦陷，对金人じん有家ありえ仇かたき国こく恨，心中しんちゅうの所思しょし以军务为主ぬし总想收おさむ复黄河かわ以北いほく的てき故こ土ど（汤阴虽属于今河南かなん省しょう，但ただし历史上しじょう一いち直ちょく在ざい黄河こうが以北いほく），因いん此对女色じょしょく不ふ太ふとし感かん兴趣。汤阴沦陷後ご，原はら配はい刘氏在ざい战乱中ちゅう“两经更さら嫁よめ”，成なり为韩世よ忠ただし前ぜん护军中ちゅう“一いち拥押之の妻つま”。岳たけ飞後又また娶めと李り娃为妻，维持一夫一妻いっぷいっさい，一いち直ちょく到いた被害ひがい。1134年ねん夏なつ，岳たけ飞率军攻取と襄じょう阳时，宋そう廷命令めいれい吴玠牵制陕西一いち带的金きん军，以免金きん军增援襄阳。吴玠派は一いち位い属官ぞっかん去さ鄂州的まと岳だけ飞大营商洽あまね军务。岳たけ飞宴请这位い来らい使つかい。这位使臣ししん发现岳だけ飞设宴えん别无姬ひめ妾わらわ、歌うた童わらわ、舞まい女おんな之の类作陪和劝酒，颇感惊讶，回かい蜀しょく後便こうびん告つげ诉了吴玠。吴玠大だい为吃惊，马上以两千贯钱的高价，在ざい四川买了一位仕宦之家出身的美貌女子，派は两名使臣ししん的てき妻子さいし把わ她送到いた鄂州，献けんじ给岳飞。岳たけ飞为避嫌，把わ这个女子じょし安置あんち在ざい一いち间空屋や，隔へだた着ぎ屏へい风问：「某ぼう家か上下じょうげ所しょ衣ころも䌷布耳みみ，所しょ食しょく齑面耳みみ。女おんな娘むすめ子こ若わか能のう如此同どう甘苦かんく，乃可留とめ，不ふ然しか，不ふ敢留。」结果此女被ひ退すさ回かい四よん川がわ。

• 岳たけ飛ひ部將ぶしょう畢進，是ぜ宋そう孝たかし宗むね時どき的てき名將めいしょう畢再遇ぐう的てき父親ちちおや。

• 岳たけ飛ひ軍ぐん中有ちゅうう孟はじめ安和あわ其子孟はじめ林りん，是ぜ南みなみ宋そう末まつ年ねん名將めいしょう孟はじめ珙的てき曾祖父そうそふ和わ祖父そふ。

• 岳たけ飛ひ在ざい《良りょう馬ば對たい》中ちゅう以高宗むね賜たまもの馬ば兩りょう匹ひき為ため對照たいしょう，建けん錚高宗むね應おう以良馬ば（忠臣ちゅうしん）之の言げん為ため上じょう，駑馬どば（奸臣かんしん）之の言げん為ため下か，令れい高だか宗そう大だい為ため稱讚しょうさん。

后きさき世紀せいき念ねん

岳たけ坟

位くらい在ざい雲くも林りん虎とら尾お持じ法ほう媽祖宮みや內之岳だけ飛ひ的石まといし雕。

下しも列れつ各地かくち有ゆう纪念建けん筑：

中國ちゅうごく大陸たいりく

• 宜興いいしん岳だけ飛ひ生なま祠ほこら，在ざい宜興いいしん東ひがし廟びょう巷ちまた周しゅう將軍しょうぐん廟びょう內，建けん於1130年ねん8月がつ，為ため最早もはや之これ岳だけ廟びょう。1939年ねん被ひ日本にっぽん軍機ぐんき炸毀。
• 靖やすし江こう岳たけ王おう廟びょう——江蘇こうそ省しょう靖やすし江こう市し生せい祠ほこら鎮，為ため岳だけ飛ひ生せい祠ほこら，第だい二に座ざ岳だけ廟びょう。
• 杭州こうしゅう岳だけ王おう廟びょう——浙江せっこう杭州こうしゅう西湖さいこ棲霞嶺みね南みなみ麓ふもと，也是岳だけ飛ひ墓地ぼち。
• 安陽あんよう湯ゆ陰かげ岳だけ飛ひ廟びょう——安陽あんよう湯ゆ陰かげ城東じょうとう15公里くり，是ぜ岳だけ飛ひ故里ふるさと所在地しょざいち，規模きぼ宏大こうだい，為ため三さん大岳おおたけ廟びょう之の一いち。
• 朱しゅ仙せん鎮岳飛ひ廟びょう——河南かなん開封かいふう南みなみ20公里くり。
• 宁波岳たけ鄂王庙——浙江せっこう宁波东钱湖みずうみ。

武漢ぶかん黃き鶴づる樓ろう後ご塑像そぞう

• 武たけ汉武たけ昌あきら黄き鹤楼後こう有ゆう岳だけ飞塑像ぞう、石碑せきひ，纪念岳だけ飞镇守もり武たけ昌あきら。
• 湖南こなん衡东县沈陂村むら的てき岳だけ氏し后きさき裔自发筹集しゅう资金兴建“岳たけ飞纪念ねん馆”

臺灣たいわん

• 臺たい南市みなみいち後こう壁かべ區く下しも茄なす苳ふき旌忠廟びょう，主おも祀まつ「岳たけ武たけ穆きよし王おう」與あずか岳たけ家か軍ぐん十じゅう位い元帥げんすい，於清初はつ建立こんりゅう。岳たけ飛ひ思想しそう研究けんきゅう會かい會長かいちょう、岳たけ飛ひ第だい28代だい嫡孫ちゃくそん岳たけ朝あさ軍ぐん，於2001年ねん蒞臨訪問ほうもん，認定にんてい為ため臺灣たいわん岳だけ王おう首くび廟びょう。
• 嘉よしみ義よし縣けん新港しんこう鄉きょう大だい潭精忠ちゅう廟びょう主おも祀まつ岳たけ飛ひ
• 台北たいぺい市し林はやし森もり公園こうえん內設有ゆう岳だけ飛ひ銅像どうぞう，其基座ざ題字だいじ為ため「岳たけ武たけ穆きよし王おう銅像どうぞう」與あずか「還かえ我わが河山かわやま」。

  

  林はやし森もり公園こうえん岳だけ飛ひ像ぞう

日月じつげつ潭文武ぶんぶ廟びょう供奉ぐぶ的てき岳たけ飛ひ和わ關せき羽はね神像しんぞう

• 雲くも林はやし縣けん虎とら尾お鎮的てき持じ法ほう媽祖宮みや內的「石いし雕園」中ちゅう設しつらえ有ゆう岳だけ飛ひ雕像。
• 台たい南みなみ縣けん仁德じんとく鄉きょう岳たけ王おう廟びょう
• 南みなみ投とう縣けん日月じつげつ潭文武ぶんぶ廟びょう內並祀まつ岳たけ武たけ穆きよし王おう。
• 屏へい東ひがし縣けん林はやし邊あたり鄉きょう岳たけ王おう廟びょう
• 澎湖縣けん精せい忠ちゅう廟びょう
• 台たい中ちゅう縣けん大里おおさと市し武たけ聖きよし岳だけ王おう廟びょう
• 嘉よしみ義よし市し林はやし森東もりひがし、西にし路ろ與あずか忠孝ちゅうこう路ろ口こう，設しつらえ有ゆう岳だけ飛ひ銅像どうぞう。
• 宜むべ蘭あららぎ縣けん宜むべ蘭あららぎ市し城しろ隍街，建たて有ゆう岳だけ廟びょう碧あお霞かすみ宫。
• 新しん竹市たけいち新しん竹たけ關せき帝廟ていびょう，旁つくり有ゆう岳だけ武たけ穆きよし王おう廟びょう，主おも祀まつ岳たけ武たけ穆きよし王おう。

香港ほんこん

• 香港ほんこん銅鑼どら灣わん岳たけ王おう古こ廟びょう，香港ほんこん唯ただ一以奉祀岳飛的廟宇。

家庭かてい

曾祖そうそ辈父母ちちはは兄弟きょうだい

• 曾祖そうそ：岳たけ成なり
• 曾祖母そうそぼ：杨氏
• 祖そ：岳たけ立りつ
• 祖母そぼ：许氏
• 叔：岳たけ睦あつし
• 父ちち：岳たけ和わ
• 母はは：姚氏
• 弟おとうと：岳たけ翻こぼし

婚姻こんいん

岳たけ飞一生いっしょう结婚两次，第だい一いち次じ在ざい15岁结婚，妻子さいし刘氏，婚こん后きさき1年ねん，生なま了りょう岳たけ云うん；婚こん后きさき8年ねん，生なま了りょう岳たけ雷かみなり。后きさき來らい因いん為ため岳だけ飞在外がい当とう兵へい，家庭かてい贫困，家いえ乡汤阴县被ひ金かね国こく占うらない据すえ，刘氏最さい终撇下か了りょう两名兒じ子こ改あらため嫁よめ。岳たけ飞第二に次じ结婚是ぜ在ざい26至いたり27歲さい时，妻子さいし李り娃，为岳飞生了りょう岳たけ霖、岳たけ震ふるえ和わ岳たけ霆。1175年ねん，75岁的李り娃在江え州しゅう病やまい逝。

子こ

• 岳たけ雲くも，岳たけ飛ひ長子ちょうし。年とし十じゅう二に，從したがえ張ちょう憲けん戰せん，多た得とく其力，軍ぐん中ちゅう呼よび曰「贏官人じん」。飛ひ征伐せいばつ，未み嘗不與あずか。終おわり左ひだり武たけ大夫たいふ，提つつみ舉醴泉いずみ觀かん。後ご與あずか岳たけ飛ひ論ろん罪ざい，棄市。死し年ねん二に十じゅう三さん。孝こう宗時むねとき與あずか岳たけ飛ひ復元ふくげん官かん，以禮袝葬。
• 岳たけ雷かみなり，岳たけ飛ひ次子じし。
• 岳たけ霖，岳たけ飛ひ三さん子し，終おわり官かん敖文閣かく侍さむらい制せい、朝あさ散大さんだい夫おっと、廣こう南東なんとう路ろ經略けいりゃく安やす撫なで使し兼けん知ち廣州こうしゅう事ごと、充たかし馬うま步あゆみ軍ぐん都と總そう管かん、以敖文ぶん閣かく侍さむらい制せい致仕ちし、贈おく中ちゅう散大さんだい夫おっと。
• 岳たけ震ふるえ，岳たけ飛ひ四よん子し。
• 岳たけ霆，岳たけ飛ひ五ご子し。

女おんな

• 岳たけ安やす娘むすめ，嫁よめ高だか祚
• 岳たけ银瓶，一说其本名为岳孝娥，是ぜ否いや有ゆう次女じじょ存そん有ゆう疑義ぎぎ，可能かのう為ため後世こうせい杜撰ずさん。南みなみ宋そう皆みな無む此女記載きさい，至いたり元朝がんちょう才ざい開始かいし形成けいせい岳だけ银瓶故事こじ。另查岳だけ珂《岳たけ忠武ただたけ行實ぎょうじつ》：「先さき臣しん妻つま李り氏し，歷れき授楚國こく夫人ふじん。臣しん雲くも，先さき臣しん長子ちょうし也；臣しん雷かみなり，臣しん霖，臣しん震ふるえ、臣しん霆……先さき臣しん女おんな安やす娘むすめ適てき高だか祚。隆りゅう興きょう元年がんねん，詔みことのり補ほ祚承信郎のぶお。」中ちゅう記載きさい，並無ならびな此姑母はは。另傳婚こん配はい岳だけ飛ひ愛あい將はた張ちょう憲けん，《昭あきら雪ゆき廟びょう諡おくりな》中ちゅう提ひさげ及張ちょう憲けん有ゆう四よん子し，「子こ張ちょう敵てき萬まん訟冤，詔みことのり復ふく張ちょう憲けん原げん觀察かんさつ使し，四子各與補官。」顯然けんぜん早はや已やめ成家なるいえ生子おいご，和かず傳說でんせつ13歲さい投とう井い死亡しぼう的てき岳たけ銀ぎん瓶びん更さら無關係むかんけい。

孫まご

• 岳たけ甫はじめ，岳たけ雲くも之子ゆきこ。
• 岳たけ申さる，岳たけ雲くも之子ゆきこ。
• 岳たけ珂，岳たけ霖之子ゆきこ。
• 岳たけ大だい娘むすめ，岳たけ雲くも之これ女おんな。

后きさき代だい

• 李り之の蘭らん，岳たけ霆五ご世せい孫まご之子ゆきこ。
• 岳たけ鍾琪，岳たけ飛ひ二に十じゅう一いち世せい孫まご，清きよし代將だいしょう領りょう。

文ぶん艺形象けいしょう

碧あお霞かすみ宮みや岳たけ母はは刺とげ字じ銅像どうぞう

忠孝ちゅうこう

在ざい所有しょゆう故事こじ中ちゅう，岳たけ飛ひ被ひ同時どうじ描繪為ため一個文武雙全的完美軍人與恪守倫理道德之模範。這些故事こじ有ゆう的てき強調きょうちょう他た與あずか生なま俱來的てき民族みんぞく主義しゅぎ精神せいしん，如「岳たけ母はは刺とげ字じ」，其母通過つうか在ざい他た的てき背せ上じょう刺とげ「盡忠じんちゅう報國ほうこく」四よん個こ字じ，讓ゆずる他た銘記めいき國こく仇かたき家か恨。這個故事こじ也體現たいげん了りょう他た的てき「孝道たかみち」，在ざい「家いえ國こく同どう構」的中てきちゅう國こく古代こだい社會しゃかい有ゆう特殊とくしゅ寓意ぐうい。

軍事ぐんじ

有ゆう的てき故事こじ強調きょうちょう他た的てき軍事ぐんじ天才てんさい，在ざい《岳たけ家か軍ぐん》等とう民間みんかん文學ぶんがく作品さくひん中ちゅう，岳たけ家か軍ぐん餓死がし不ふ搶糧，凍死とうし不ふ拆屋，令れい行くだり禁止きんし，甚至讓ゆずる敵てき人じん也有やゆう「撼山易えき，撼岳家か軍ぐん難なん」之の感嘆かんたん。他た出師すいし百ひゃく戰せん百ひゃく勝しょう，朱しゅ仙せん鎮大捷たいしょう，將はた金かね兵へい打だ得とく一いち敗はい塗ぬり地ち。幾いく乎所有しょゆう作品さくひん都と著ちょ重じゅう描繪了りょう他た的てき個人こじん悲劇ひげき，並なみ把わ它和民族みんぞく命運めいうん相しょう聯れん繫。

政治せいじ

這些描寫びょうしゃ的てき共同きょうどう範式はんしき如下：在ざい戰局せんきょく順じゅん利り，本ほん可か直ちょく搗金かね國こく黃き龍りゅう府ふ之これ情じょう况下，岳たけ飛ひ被ひ南みなみ宋そう皇帝こうてい趙ちょう構十じゅう二道ふたみち金字こんじ牌ぱい招回，又また被ひ以「莫須有ゆう」之の罪名ざいめい處しょ死し。這些描寫びょうしゃ體現たいげん了りょう中國ちゅうごく社會しゃかい不ふ自覺じかく的てき「泛道德化とっか」傾向けいこう，即そく用よう道德どうとく標準ひょうじゅん評價ひょうか政治せいじ事件じけん，將はた政治せいじ矛盾むじゅん描繪為ため政治せいじ人物じんぶつ「忠ただし」、「奸」的てき道德どうとく衝突しょうとつ。

值得一いち提ひさげ的てき是ぜ，岳たけ飛ひ被ひ誣陷至いたり死し而寧死し不ふ反はん，體現たいげん了りょう儒家じゅか的てき忠君ちゅうくん之の道みち，也同時じ為ため這些作品さくひん所しょ肯定こうてい。明代あきよ架空かくう歷史れきし小說しょうせつ話はなし本ほん《黃き龍りゅう府ふ》將はた歷史れきし改あらため寫うつし為ため岳だけ飛ひ打だ敗はい金きん朝あさ軍隊ぐんたい，「直ちょく搗黃龍りゅう」。《水みず滸傳》也有やゆう類似るいじ冤屈與あずか忠誠ちゅうせい的てき命題めいだい。

戲曲ぎきょく

• 元もと雜劇ざつげき：一いち為ため孔あな文ぶん卿きょう所作しょさ《地藏じぞう王おう證しょう東ひがし窗まど事犯じはん》（簡名《東ひがし窗まど事犯じはん》）；二に為ため無名氏むめいし所作しょさ《宋そう大將たいしょう岳だけ飛ひ精せい忠ちゅう》（簡名《岳たけ飛ひ精せい忠ちゅう》）。
• 明あきら 姚茂良りょう所作しょさ傳奇でんき《岳たけ武たけ穆きよし精せい忠ちゅう記き》，此劇由明よしあき初はつ無名氏むめいし《岳たけ飛ひ破やぶ虜とりこ東ひがし窗まど記き》改編かいへん而成。
• 明あきら 李り梅うめ實みのる原作げんさく、馮夢龍りゅう改定かいてい的てき傳奇でんき《精せい忠ちゅう旗き》。
• 清康きよやす熙年間あいだ 《如是にょぜ觀かん》傳奇でんき（一いち名めい《翻こぼし精せい忠ちゅう》、《倒たおせ精せい忠ちゅう》）。

小說しょうせつ

• 熊くま大木たいぼく著ちょ《大だい宋そう中興ちゅうこう通俗つうぞく演義えんぎ岳だけ王おう傳つたえ》
• 錢せん彩あや著ちょ《說せつ岳だけ全ぜん傳つて》

評ひょう書しょ

• 劉りゅう蘭らん芳かおる《岳たけ飛ひ傳でん》
• 杭州こうしゅう評ひょう話ばなし《岳たけ飛ひ傳でん》
• 杭州こうしゅう評ひょう話ばなし《眾安橋きょう》
• 揚あげ州しゅう評ひょう話はなし王おう麗うらら堂どう《水みず滸》

影かげ视

• 1940年ねん《岳たけ飛ひ》香港ほんこん新しん中國ちゅうごく影かげ片へん公司こうし（吳ご楚すわえ帆ほ飾かざり）
• 1962年ねん《岳たけ飛ひ出世しゅっせ》香港ほんこん寶たから寶たから影かげ業ぎょう公司こうし（洪ひろし金寶きんぽう飾かざり童わらわ年ねん岳だけ飛とべ，羽はね佳けい飾かざり成年せいねん岳だけ飛ひ）
• 1976年ねん《民間みんかん傳奇でんき之これ岳だけ飛ひ》香港ほんこん無線むせん電でん視し翡翠かわせみ台だい單元たんげん劇げき（江こう文ぶん聲ごえ飾かざり）
• 1984年ねん《十じゅう二に金牌きんぱい》香港ほんこん亞あ洲しゅう電でん視し電でん視し劇げき（岳たけ華はな飾かざり）
• 1986年ねん《盗ぬすめ日び英雄えいゆう传》新しん加か坡30集しゅう電でん視し劇げき（夏川なつかわ飾かざり）
• 1988年ねん《八千里路雲和月》台灣たいわん中華ちゅうか電でん視し公司こうし40集しゅう電でん視し劇げき（何なに家か勁飾かざり）
• 1992年ねん《满江红》浙江せっこう电视台だい6集しゅう电视剧（樊志起おこり饰）
• 1994年ねん《岳たけ飛ひ傳でん》香港ほんこん亞あ洲しゅう電でん視し電でん視し劇げき（徐じょ少しょう強つよ飾かざり）
• 1995年ねん《尋ひろ龍りゅう劍けん俠賴布衣ふい》香港ほんこん無線むせん電でん視し翡翠かわせみ台だい電でん視し劇げき（劉りゅう家か輝てる飾かざり）
• 1997年ねん《孝こう感動かんどう天てん》香港ほんこん無線むせん電でん視し翡翠かわせみ台だい单元劇げき（黎はじむ漢かん持じ饰）
• 2000年ねん《我わが和わ殭屍有ゆう個こ約やく會かいIII》香港ほんこん亞あ洲しゅう電でん視し電でん視し劇げき（徐じょ少しょう強つよし飾かざり）
• 2013年ねん《精せい忠ちゅう岳だけ飛ひ》中國ちゅうごく電でん影かげ集團しゅうだん公司こうし69集しゅう電でん視し劇げき（黃き曉あかつき明あきら飾かざり）
• 2016年ねん《驚おどろき天てん岳だけ雷かみなり》山やま东影视传媒なかだち集しゅう团有限げん公司こうし48集しゅう電でん視し劇げき（于荣光こう飾かざり）

动画

• 2011年ねん《少年しょうねん岳だけ飞传奇き》上海しゃんはい美よし术电影かげ制せい片かた厂动画电影
• 2012年ねん《中ちゅう华德育とくいく故事こじ·岳だけ飞报国こく》内うち蒙こうむ古こ东联动漫公司こうし动画短たん剧
• 2013年ねん《少年しょうねん岳だけ飞》济南海水かいすい科技かぎ有限ゆうげん公司こうし动画电影

歌曲かきょく

• 《精せい忠ちゅう报国》屠ほふ洪ひろし刚及歌词满江こう红

樂曲がっきょく

• 《臨安遺恨いこん》，1990年ねん由ゆかり中ちゅう阮演奏えんそう家か林りん吉良きら創作そうさく，原はら為ため中ちゅう阮獨奏どくそう曲きょく，後ご被ひ著名ちょめい作曲さっきょく家か何なに占うらない豪ごう先後せんご改あらため編成へんせい中ちゅう阮、琵琶びわ和わ古こ箏そう協奏曲きょうそうきょく，其中以古筝曲最さい為ため出で名めい

參考さんこう文獻ぶんけん

• 《宋そう史し·岳だけ飞》
• 《金きむ史ふみ》
• 《建けん炎えん以來いらい繫年要錄ようろく》：《宋そう史し》和かず《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん》大量たいりょう參考さんこう此書
• 《三朝北盟会编》：录入较多宋そう人じん和金わきん人じん谈判的てき口くち头记录
• 《鄂國金きん佗稡編へん續編ぞくへん》
• 《齊ひとし東野とうの語ご》
• 《精せい忠ちゅう錄ろく》

小說しょうせつ：

• 《说岳全ぜん传》

传记及年谱

• 邓广铭. 岳たけ飞传. 北京ぺきん: 商しょう务印书馆. 2015. ISBN 9787100117388. 
• 龚延明あかり. 岳たけ飞. 杭州こうしゅう: 浙江せっこう人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1980. CSBN 10103·181. 
• 李り汉魂; 王おう云うん五ご (编). 宋そう岳たけし武たけ穆きよし公おおやけ飞年谱. 台北たいぺい: 台湾たいわん商しょう务印书馆. 1980. 
• 龚延明あかり. 岳たけ飞评传. 南京なんきん: 南京なんきん大学だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 2001. ISBN 9787305036392. 
• 王おう曾瑜. 岳たけ飞新传. 石いし家か庄しょう: 河北かほく人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 2007. ISBN 9787202028377. 
• 龚延明あかり. 岳たけ飞研究けんきゅう会かい; 岳たけ飞墓庙文保ほ所しょ , 编. 岳たけ飞小传. 杭州こうしゅう: 浙江せっこう古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ. 1990. ISBN 7-80518-115-2. 
• 王おう曾瑜. 《鄂國金きん佗稡編へん續編ぞくへん校こう注ちゅう》. 中華ちゅうか書しょ局きょく. 2018. ISBN 9787101132168. 

論文ろんぶん

• 中国人ちゅうごくじん物ぶつ新しん论第だい四よん篇へん《岳たけ飞死因いん之の分析ぶんせき》
• 王おう曾瑜《岳たけ飞新传 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）》
• 《中国ちゅうごく断だん代だい史し系列けいれつ—宋そう史し》

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

在ざい维基文ぶん库阅读此作者しゃ作品さくひん（ 在ざい维基共ども享とおる资源阅览影像えいぞう）

《欽定きんてい古今ここん圖書としょ集成しゅうせい·博物はくぶつ彙編·神しん異い典てん·岳だけ忠武ただたけ王おう部ぶ》，出自しゅつじ陈梦雷かみなり《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》

《宋そう史ふみ/卷まき365》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《宋そう史ふみ》

參まいり見み

• 岳たけ家か軍ぐん
• 韓かん世よ忠ただし