龍りゅう圖ず閣かく

龍りゅう圖ず閣かく，北きた宋そう閣かく名めい。約やく建けん於宋そう真宗しんしゅう咸平四よん年ねん（1001年ねん），地點ちてん位い於會かい慶けい殿どの西側にしがわ。龍りゅう圖ず閣かく收藏しゅうぞう有ゆう宋そう太ふとし宗むね御ご書しょ、各種かくしゅ典籍てんせき、圖畫ずが、寶たから瑞みずほ，以及宗そう正ただし寺てら所ところ進すすむ宗室そうしつ名めい冊さつ、譜ふ牒等。

景けい德とく四よん年ねん（1007年ねん），置おけ龍りゅう圖ず閣かく學士がくし，为正せい三さん品ひん。宋そう代だい海うみ阳（今いま潮うしお州しゅう东津）人にん劉りゅう昉，官かん拜はい龙图阁学士し，世せい称たたえ刘龙图。又また設しつらえ待まち制せい，《文献ぶんけん通どおり考こう·职官考こう八はち》“龙图阁学士がくし·直ちょく学士がくし·待まち制せい”条じょう既すんで谓“宋朝そうちょう大中おおなか祥さち符ふ中ちゅう建けん龙图阁”，又また称たたえ“（龙图阁）直ちょく学士がくし景けい德とく四よん年ねん置おけ”，“待まち制せい，景けい德とく元年がんねん置おけ”。

爾後じご龍りゅう圖ず閣かく藏書ぞうしょ不斷ふだん增加ぞうか。《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん長編ちょうへん》卷まき五三いつみ“咸平五ご年ねん十じゅう月がつ己おのれ卯う”条じょう载：“先さき是ぜ，上じょう(真宗しんしゅう)于龙图阁藏ぞう太ふと宗そう御ご书。己おのれ卯う，召近臣きんしん观之。上手じょうず执目录以示しめせ近臣きんしん，谓曰：‘先帝せんてい圣文神しん笔，朕ちん集しゅう缀既久ひさし，至いたり于题记时事ごと，片かた幅はば半はん纸及书在屏へい扇おうぎ或ある微ほろ损者，悉加装そう褙，已やめ三さん千せん七なな百ひゃく五ご十じゅう卷かん矣。’”《长编》“景けい德とく二に年ねん(1005)四よん月がつ戊つちのえ戌いぬ”条じょう纪事又また載の：“阁上藏ぞう太ふと宗そう御ご书五千せん一いち百ひゃく十じゅう五ご卷かん、轴，下しも设六ろく阁：经典阁三さん千せん七なな百ひゃく六ろく十じゅう二に卷かん，史し传阁八はち百ひゃく二に十じゅう一いち卷かん，子こ书阁一いち万まん三さん百ひゃく六ろく十じゅう二に卷かん，文集ぶんしゅう阁八千せん三さん十じゅう一いち卷かん，天文てんもん阁二に千せん五ご百ひゃく六ろく十じゅう四よん卷かん，图画阁一千せん四よん百ひゃく二に十じゅう一いち轴、卷まき、册さつ。上うえ(真宗しんしゅう)曰：‘朕ちん退すさ朝あさ之の暇ひま，无所用心ようじん，聚此图书以自娱耳。’”

《宋そう史ふみ·包つつみ拯傳》：“除じょ龍りゅう圖ず閣かく直ちょく學士がくし、河北かほく都と轉てん運うん使し。”，故こ民間みんかん戲曲ぎきょく小說しょうせつ中ちゅう以“包つつみ龍りゅう圖ず”稱しょう包つつみ拯。