秘ひ閣かく

秘ひ閣かく，是ぜ中國ちゅうごく宮廷きゅうてい藏書ぞうしょ之の處しょ，自じ晉すすむ、南朝なんちょう宋そう至いたる隋ずい、唐とう，皆みな設しつらえ有ゆう秘ひ閣かく藏書ぞうしょ，宋そう沿唐制せい設しつらえ三さん館かん，改あらため弘文こうぶん館かん為ため昭文あきふみ館かん。北きた宋そう太ふとし宗そう太平たへい興國こうこく年間ねんかん新建しんたけ昭文あきふみ館かん、集しゅう賢けん院いん、史ふみ館かん等とう三さん館かん收藏しゅうぞう圖ず籍せき，總そう名な為ため崇たかし文ぶん院いん，通稱つうしょう閣かく職しょく。端はし拱元年ねん（988年ねん）又また於崇文ぶん院いん中堂なかどう設しつらえ秘ひ閣かく，選せん三館善本圖書及書畫等入藏，藏書ぞうしょ最さい為ため完備かんび。淳じゅん化か元年がんねん（990年ねん）擴建秘ひ閣かく，於淳化か三さん年ねん（992年ねん）建たて成しげる，宋そう太ふとし宗むね御題ぎょだい匾額“秘ひ閣かく”，設しつらえ直ちょく秘ひ閣かく、秘ひ閣かく校こう理り等とう官かん管理かんり秘ひ閣かく事務じむ，李り至いたる奉たてまつ命いのち兼けん秘ひ书监，总秘阁书籍せき。真宗しんしゅう咸平三さん年ねん（1000年ねん），下しも诏向全国ぜんこく征せい集しゅう三さん馆所少しょう图书，献けんじ一いち卷かん，给千钱，献けんじ三さん百ひゃく卷かん以上いじょう给出身しゅっしん。又また令れい三馆抄写二套，一套放置禁中龙图阁，一置后苑之太清楼。后きさき宮中きゅうちゅう失火しっか，延燒えんしょう到いた崇たかし文ぶん院いん與あずか秘ひ閣かく，其中藏書ぞうしょ多た有ゆう焚燬。于是出で禁中きんちゅう本ほん，重じゅう新しん校勘こうかん、校こう理り，恢復かいふく秘ひ閣かく藏ぞう书，至いたり仁じん宗むね時とき，秘ひ閣かく归属秘ひ书省管理かんり，藏書ぞうしょ已やめ達たち15785卷かん。

仁じん宗景むねかげ祐ゆう元年がんねん（1034年ねん）命いのち翰林かんりん學士がくし張ちょう觀かん、李り淑よし、宋そう祁等とう校こう定てい整理せいり三館與秘閣藏書，去さ蕪かぶら存そん菁、刊かん其訛舛ます，編成へんせい書目しょもく，賜たまもの名めい「崇たかし文ぶん總そう目め」，歷れき七年至慶曆元年七月成書，慶けい曆れき元年がんねん（1041年ねん）十じゅう二に月がつ，翰林かんりん學士がくし王おう堯臣、王おう洙、歐おう陽ひ脩おさむ等とう上うえ「新あたらし崇たかし文ぶん總そう目め」六ろく十じゅう卷かん，是ぜ中國ちゅうごく現存げんそん最早もはや的てき一部いちぶ國家こっか書目しょもく（已やめ殘缺ざんけつ）。宋朝そうちょう崇たかし文ぶん三館和秘閣曾多次失火，補缺ほけつ端はし靠もたれ「崇たかし文ぶん總そう目め」。據よりどころ江こう辟疆「目錄もくろく學がく研究けんきゅう」統計とうけい，宋そう代官だいかん修おさむ藏書ぞうしょ目錄もくろく達たち15種しゅ左右さゆう，遠とお勝がち於其他た朝代あさしろ。徽宗時じ因いん三館書多遺缺，募つの員いん繕つくろえ寫うつし一式いっしき三さん份，一いち份藏於宣せん和かず殿どの，一いち份藏於太ふとし清しん樓ろう，一いち份藏於秘閣かく。靖やすし康之やすゆき變へん時とき，金かね兵へい攻おさむ陷おちい汴梁（今こん開封かいふう），宣せん和わ館かん閣かく藏書ぞうしょ與あずか二帝皆被劫送北都。康かん王おう赵构南みなみ渡わたる在ざい临安即位そくい后きさき，下しも诏搜求もとめ各かく地藏じぞう书，重じゅう建けん秘ひ阁。

參考さんこう資料しりょう

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