项羽

  「西にし楚すわえ霸王」重定しげさだ向むかい至いたる此。关于其他用法ようほう，请见「西にし楚すわえ霸王 (消しょう歧义)」。

項羽こうう
清しん代だい所しょ繪え，目もく有ゆう重じゅう瞳ひとみ的てき西にし楚すわえ霸王畫像がぞう
西にし楚すわえ霸王
統治とうち	前ぜん206年ねん3月がつ12日にち—前まえ202年ねん2月がつ28日にち
前任ぜんにん	首くび任にん（西にし楚すわえ建立こんりゅう） 秦はた王子おうじ婴（秦はた朝ちょう）
繼つぎ任にん	西にし楚すわえ灭亡
出生しゅっしょう	前ぜん232年ねん 楚すわえ幽かそけ王おう6年ねん ‧ 秦はた王政おうせい15年ねん 楚すわえ國こく下相おりあい
逝世	前ぜん202年ねん× 楚すわえ國こく烏江からすえ
安やす葬そう	西にし楚すわえ霸王墓ぼ
妻子さいし	虞おそれ姬ひめ
全ぜん名な 项羽（项籍） 尊號そんごう：霸王 全ぜん名な 姓せい： 姬ひめ 氏族しぞく名稱めいしょう： 项 名字みょうじ： 籍せき
王朝おうちょう	西にし楚すわえ

项羽
京きょう剧的臉譜
汉语名称めいしょう
繁体字はんたいじ	項羽こうう
简化字じ	项羽
标音 官かん话 （現代げんだい標準ひょうじゅん漢語かんご） - 汉语拼音 Xiàng Yǔ - 威い妥瑪拼音 Hsiang4 Yü3 - 注ちゅう音符おんぷ號ごう ㄒㄧㄤˋ ㄩˇ 闽语 - 臺たい語ご羅ら馬うま字じ拼音 Hāng ú 粤语 - 粵拼 Hong6 Jyu5
越えつ南みなみ语名称めいしょう
越えつ南みなみ语	Hạng Vũ
泰たい语名称めいしょう
泰たい语	ฌ้อปาอ๋อง
朝あさ鲜语名稱めいしょう
諺文おんもん	항우
汉字	項羽こうう
标音 - 文ぶん观部式しき hang u - 马-赖式 hang u
日にち语名称めいしょう
汉字	項羽こうう
标音 - 假名かめい こうう - 改良かいりょう平文へいぶん式しき Kōu - 训令式しき罗马字じ Kôu

項羽こうう（前ぜん232年ねん—前まえ202年ねん），名めい籍せき，字じ羽はね，以字行ぎょう，楚すわえ国こく下相おりあい（今いま江蘇ちぁんすー省しょう宿やど遷市し）人にん，秦はた朝ちょう末すえ年ねん至いたり楚すわえ汉时期き西にし楚すわえ的てき軍事ぐんじ家か、政治せいじ家か，同どう时是西にし楚すわえ开国君主くんしゅ。

楚すわえ国こく名將めいしょう項こう燕つばめ之これ孫まご，七なな歲さい後ご隨ずい叔父おじ項こう梁はり遷吳ご中なか，秦はた末まつ民みん变期き间在会かい稽郡（今いま江蘇こうそ蘇州そしゅう）起おこり兵へい反はん秦はた，被ひ楚すわえ後ご懷ふところ王おう封ふう為ため魯公。前ぜん207年ねん鉅鹿之の戰たたかえ中なか，項羽こうう統率とうそつ楚すわえ軍ぐん五ご萬まん大破たいは秦しん軍ぐん四よん十じゅう萬まん，決定けってい秦はた朝あさ覆くつがえ亡ほろび之の勢いきおい，秦はた朝ちょう最後さいご一いち位い君主くんしゅ子こ婴自じ降くだ為ため「秦しん王おう」，不ふ再さい稱しょう「皇帝こうてい」。項羽こうう起おこり兵へい三さん年ねん，即そく率りつ領りょう山東さんとう六ろく國こく諸侯しょこう滅めつ秦しん，分封ぶんぽう天下でんか，政由まさよし羽出はで，自じ封ふう「西にし楚すわえ霸王」，統治とうち黃河こうが及長江ながえ下した游ゆう的てき梁りょう楚すわえ九きゅう郡ぐん，年ねん僅二に十じゅう五ご歲さい。

前ぜん206年ねん，漢かん王おう劉邦りゅうほう從したがえ漢かん中ちゅう出兵しゅっぺい進攻しんこう項羽こうう，展開てんかい了りょう歷れき時じ四よん年ねん的てき楚すわえ漢かん戰爭せんそう，期間きかん項羽こうう雖然彭城之の戰たたかえ（今いま江蘇こうそ徐じょ州しゅう）大破たいは劉邦りゅうほう，但ただし項羽こうう因いん分封ぶんぽう矛盾むじゅん引起各かく路みち諸侯しょこう紛紛ふんぷん反はん叛，且始終しじゅう無法むほう有ゆう固定こてい的てき後方こうほう補給ほきゅう，糧かて草くさ殆盡，最後さいご反はん被ひ劉邦りゅうほう所しょ滅めつ。前ぜん202年ねん，項羽こうう在ざい垓下之の战為ため劉邦りゅうほう指揮しき諸侯しょこう六ろく十じゅう萬まん聯れん軍ぐん所しょ敗はい，突圍至いたり烏江からすえ後ご，自刎じふん而死。

項羽こうう被ひ譽ほまれ為ため中國ちゅうごく历史最さい为勇猛ゆうもう的てき将はた领，史學しがく家か稱しょう“羽はね之の神かみ勇いさむ，千古せんこ无二”，且在「霸王」一词通常专指项羽。

生平おいだいら

出身しゅっしん

項こう氏し歷代れきだい習武，多た人ひと也是楚すわえ國こく將領しょうりょう。前ぜん223年ねん，秦はた將すすむ王おう翦率りつ60萬まん大軍たいぐん攻おさむ楚すわえ。楚すわえ將しょう項こう燕つばめ败於秦しん军被殺ころせ，楚すわえ亡ほろび。項羽こうう是ぜ项燕之これ孙。项羽本人ほんにん据すえ载是目め生せい重じゅう瞳ひとみ，身み长八尺しゃく，力ちから能のう扛鼎かなえ，才ざい气过人じん。項羽こうう少年しょうねん時じ讀書どくしょ輟學，學まなぶ劍術けんじゅつ也中途ちゅうと而廢。其叔父おじ項こう梁はり因いん此不滿ふまん，項羽こうう回答かいとう：「書しょ足あし以記名きめい姓せい而已。劍けん一いち人にん敵てき，不足ふそく學がく，學まなぶ萬まん人にん敵てき。」於是項こう梁はり不ふ教きょう他た讀書どくしょ與あずか劍術けんじゅつ，改あらため教きょう他ほか兵法ひょうほう，但ただし項羽こうう略りゃく知ち大意たいい以後いご，便びん不ふ肯全部ぶ學がく完かん。後來こうらい項こう梁はり因いん故こ殺人さつじん，躲避仇かたき家か，攜項羽わ逃亡とうぼう到いた吳ご中なか（今いま蘇州そしゅう）定てい居きょ。

秦はた始皇帝しこうてい三さん十じゅう七なな年ねん（公おおやけ元もと前まえ210年ねん），秦はた始はじめ皇すめらぎ巡遊じゅんゆう会かい稽郡渡わたり钱塘江こう時どき，時じ年ねん22歲さい的てき項羽こうう跟項梁はり一起旁觀皇帝出巡，項こう羽はね說せつ：「彼かれ可か取と而代也」（我わが可か以取代だい他た。），嚇得項こう梁はり急きゅう掩其口こう，但ただし從したがえ此對項羽こうう另眼相しょう看み。該處一いち说名掩浦，一いち名めい項こう浦うら，位い於湖みずうみ州しゅう府ふ城東北じょうとうきた十じゅう六ろく里さと弁べん山東さんとう，兩りょう名めい皆みな與あずか此典故こ有ゆう關せき。

起おこり兵へい反はん秦はた（前ぜん209年ねん—前まえ207年ねん）

秦はた二に世せい元年がんねん（前ぜん209年ねん）七なな月がつ，陳ちん勝まさる、吳ご廣ひろ在ざい大澤おおさわ起おこり義よし，開始かいし反はん秦しん。到いた了りょう九きゅう月がつ，會かい稽郡假かり守もり殷いん通どおり（代理だいり太守たいしゅ）欲よく先發せんぱつ制せい人じん發はつ兵へい反はん秦はた，於是找項梁はり商議しょうぎ。但ただし項こう梁はり卻命項羽こうう趁機謀殺ぼうさつ了りょう殷いん通どおり，史書ししょ記載きさい當時とうじ項羽こうう在ざい殷いん通どおり府中ふちゅう拔劍ばっけん斬き其頭及擊殺ころせ門下もんか近きん百ひゃく人にん。項こう梁はり在ざい吴中各かく縣けん自じ行くだり舉兵起おこり義よし反はん秦はた，不ふ久ひさ便びん招募了りょう精兵せいびょう八はち千せん人にん，俗ぞく謂いい「八はち千せん江東こうとう子弟してい」。

項こう梁はり自じ封ふう為ため會かい稽郡郡こおり守まもる，項羽こうう則そく任にん裨將，率りつ領りょう八はち千せん子弟してい，渡わたり長江ながえ，得え到いた一些反秦軍隊歸附，兵力へいりょく增ぞう至いたり六ろく、七なな萬まん人にん，進駐しんちゅう下しも邳，並なみ消滅しょうめつ了りょう自立じりつ為ため楚すわえ王おう的てき景けい駒こま勢力せいりょく。范增進言しんげん楚すわえ地ち流行りゅうこう「楚すわえ雖三さん戶こ，亡ほろび秦はた必楚」之これ說せつ，建議けんぎ項こう梁はり立りつ故こ楚すわえ後ご人為じんい王おう，項こう梁はり採納さいのう，在民ざいみん間あいだ找到楚すわえ懷ふところ王おう嫡孫ちゃくそん熊くま心こころ，立たて他た為ため楚すわえ王おう，仍號“楚すわえ懷ふところ王おう”，即そく楚すわえ後ご懷ふところ王おう，以爭取と楚すわえ地ち民心みんしん。

巨きょ鹿しか之の戰たたかえ（前ぜん207年ねん）

主しゅ条目じょうもく：巨きょ鹿しか之の戰たたかえ

項こう梁はり北きた伐き秦はた兵へい，前ぜん208年ねん九きゅう月がつ在ざい定てい陶すえ之の戰たたかえ中ちゅう遇ぐう秦しん兵へい主力しゅりょく章あきら邯，陣じん亡ほろび。章あきら邯其後ご率りつ軍ぐん攻おさむ趙ちょう國こく，大敗たいはい趙ちょう軍ぐん，趙ちょう王おう趙ちょう歇退すさ至いたり巨きょ鹿しか。楚すわえ後ご懷ふところ王おう遷都せんと至いたり彭城（今いま江蘇こうそ徐じょ州しゅう），封ふう項羽こうう为长安やす侯こう，鲁為其食しょく邑，故こ项羽又また称しょう魯公おおやけ。懷ふところ王おう與あずか諸しょ將しょう約定やくじょう，「先さき入定にゅうじょう關せき中ちゅう者しゃ王おう之の」，即そく先攻せんこう破やぶ關せき中ちゅう者しゃ為ため關せき中ちゅう王おう。項羽こうう希望きぼう懷ふところ王命おうめい他た攻おさむ關せき中ちゅう，但ただし懷ふところ王おう不ふ聽，而命劉邦りゅうほう攻おさむ關せき中ちゅう，命いのち宋そう義よし為ため上うえ將軍しょうぐん，項羽こうう為次ためじ將はた，率りつ兵へい往鉅鹿しか救すくい趙ちょう。

宋そう義軍ぎぐん到達とうたつ安陽あんよう後ご停止ていし前進ぜんしん，在ざい當地とうち停留ていりゅう了りょう四よん十じゅう六ろく日にち。前ぜん208年ねん十じゅう一いち月がつ，項羽こうう建議けんぎ進しん兵へい，但ただし宋そう義よし不ふ接せっ納おさめ，項羽こうう便びん矯詔殺ころせ了りょう宋そう義よし，楚すわえ軍ぐん諸しょ將しょう擁立ようりつ羽わ為ため假かり（代理だいり）上じょう將軍しょうぐん。項羽こうう派は桓楚稟報懷ふところ王おう，懷ふところ王おう被ひ迫せり任命にんめい項羽こうう為ため上じょう將軍しょうぐん。

項羽こうう進すすむ兵へい巨きょ鹿しか（今こん河北かほく平ひら乡县西南せいなん）。秦しん軍ぐん兵力へいりょく有ゆう王おう離はなれ軍ぐん二に十じゅう萬與駐守糧道的章邯軍二十萬，楚すわえ軍ぐん只ただ有ゆう五ご萬まん，兵力へいりょく遠とお遠とお少しょう於秦軍ぐん。仔細しさい考察こうさつ形勢けいせい後ご，項羽こうう決定けってい先さき派は英えい布ぬの、蒲かば將軍しょうぐん率りつ兩りょう萬楚軍渡漳河，襲擊しゅうげき秦しん軍ぐん糧道りょうどう，令れい王おう離はなれ軍ぐん乏とぼし食くえ，並なみ使し章あきら邯軍疲つかれ於奔命いのち，而能對たい王おう離はなれ軍ぐん各個かっこ擊破げきは。項羽こうう隨ずい後ご率りつ其餘4萬まん楚すわえ軍ぐん渡河とか，命令めいれい部下ぶか在ざい渡河とか後ご砸碎釜がま鍋なべ與あずか鑿沉舟ふね船せん（後世こうせい稱しょう之の為ため「破やぶ釜がま沉舟」，意い謂いい豁出一切いっさい），全ぜん軍ぐん僅攜帶たい三さん日にち乾いぬい糧かて，餘よ者しゃ焚之，表明ひょうめい自じ絕ぜっ退路たいろ，以示士卒しそつ必死ひっし，無む一いち還かえ心こころ，若わか不ふ得とく勝かち便びん有ゆう死し無む生せい。

最後さいご項羽こうう九きゅう戰せん九きゅう勝しょう，楚すわえ軍ぐん無む不ふ以一當とう十じゅう，大破たいは秦しん軍ぐん四よん十じゅう萬まん。當時とうじ帶たい領りょう援兵えんぺい的てき諸侯しょこう僅作觀戰かんせん（即そく成語せいご「作さく壁かべ上うえ觀かん」），待まち章あきら邯引兵へい退すさ卻時，諸侯しょこう軍ぐん乃敢進攻しんこう王おう離はなれ、涉わたる間あいだ，項羽こうう辕门召見時じ，諸侯しょこう全部ぜんぶ膝行しっこう而前，莫敢仰視ぎょうし。項こう羽成はなれ為ため「諸侯しょこう上じょう將軍しょうぐん」，為ため各かく路みち諸侯しょこう軍隊ぐんたい的てき統帥とうすい。前ぜん207年ねん六ろく月がつ，秦はた將すすむ章あきら邯率所部ところぶ向こう項羽こうう投降とうこう。

進入しんにゅう關せき中ちゅう（前ぜん206年ねん）

巨きょ鹿しか之の战後，項羽こうう繼續けいぞく向むかい關せき中平なかひら原げん進軍しんぐん，前ぜん207年ねん十一月じゅういちがつ（前ぜん207年ねん12月14日にち–前まえ206年ねん1月がつ11日にち），項羽こうう擔心秦はた降くだ兵へい生せい變へん，於是命いのち楚すわえ軍ぐん在ざい一夜間在新安城南（今いま河南かなん省しょう三門さんもん峽かい市し義ぎ馬市うまいち二に十じゅう里さと鋪しき村むら一帶いったい）坑あな殺ころせ掉降兵へい二に十じゅう餘あまり萬まん人にん。但ただし劉邦りゅうほう前ぜん207年ねん十月已經搶先佔領秦都咸陽，並なみ派は軍ぐん在ざい函はこ谷たに關せき阻止そし楚すわえ軍ぐん入いれ關せき，楚すわえ軍ぐん以英えい布ぬの為ため先鋒せんぽう乃破關せき直入なおいり。劉邦りゅうほう大だい懼，乃退出たいしゅつ咸陽，紮營灞上。劉邦りゅうほう的てき部下ぶか左ひだり司馬しば曹無傷きず派は人じん向こう項羽こうう說せつ「沛公欲ほっ王おう關せき中ちゅう，使つかい子こ嬰為相ためすけ，珍寶ちんぽう盡つき有ゆう之の。」項羽こうう大だい怒いか。當時とうじ項羽こうう統率とうそつ四よん十じゅう萬まん軍隊ぐんたい，而劉邦りゅうほう只ただ得とく十じゅう萬まん人にん。范增遊說ゆうぜい項羽こうう鏟除劉邦りゅうほう，項羽こうう在ざい鴻おおとり門もん（今いま陝西せんせい省しょう西安しーあん市し臨潼區く新豐しんゆたか鎮鴻おおとり門もん堡村）宴うたげ請劉邦くに，范增於席間あいだ命いのち項こう莊そう借か表おもて演えんじ劍術けんじゅつ為ため名めい，意欲いよく刺殺しさつ劉邦りゅうほう，後世こうせい稱しょう此為「項こう莊そう舞まい劍けん，意い在ざい沛公」。但ただし項こう伯はく起おこり身み保護ほご劉邦りゅうほう，又また加か上じょう張ちょう良りょう命いのち樊噲衝進來遊らいゆう說せつ項羽こうう，項羽こうう让劉邦りゅうほう平安へいあん地ち離はなれ去さ，後世こうせい稱しょう此宴為ため「鴻おおとり門もん宴えん」。前ぜん206年ねん，項羽こうう進入しんにゅう咸陽後ご，殺ころせ秦しん王子おうじ嬰，焚咸陽秦しん宫室，大火たいか維持いじ三さん個月かげつ，他た經過けいか的てき地方ちほう「無む不ふ一片いっぺん廢墟はいきょ」，關せき中ちゅう人民じんみん對たい他た大だい為ため失望しつぼう，不ふ得とく民心みんしん。

分封ぶんぽう天下でんか（前ぜん206年ねん）

主しゅ条目じょうもく：項羽こうう十じゅう八はち諸侯しょこう

西にし楚すわえ霸王

這時韓かん生せい勸すすむ說せつ項羽こうう留とめ駐ちゅう關せき中ちゅう，可か成就じょうじゅ霸業。項羽こうう沒ぼつ有留ありどめ在ざい關せき中ちゅう的てき打算ださん，当とう时秦はた宫皆みな以烧而残破やぶ，又また思おもえ东归，他た說せつ：「富貴ふうき不歸ふき故鄉こきょう，如衣繡夜行やこう，誰だれ知之ともゆき者しゃ。」此为成語せいご衣ころも錦にしき還かえ鄉さと和わ錦にしき衣ころも夜行やこう的てき由來ゆらい。韓かん生せい则因為ため項羽こうう不ふ留とめ關せき中ちゅう，批評ひひょう項羽こうう：「人ひと言げん楚すわえ人じん沐猴もっこう而冠耳みみ，果然かぜん。」（聽人說せつ楚すわえ國人くにびと像ぞう是ぜ戴帽子ぼうし的てき彌わたる猴，果はて真ま如此。）項羽こうう聽說後ご很生氣き，烹殺了りょう他た。

之これ後ご項こう王おう使つかい人じん致命ちめい懷ふところ王おう，請示如何いか分封ぶんぽう領地りょうち。懷ふところ王おう曰：「如約。」即そく先入せんにゅう關せき中ちゅう的てき劉邦りゅうほう為ため關せき中ちゅう王おう。項羽こうう不服ふふく，乃尊懷ふところ王おう為ため楚すわえ義ぎ帝みかど，欲よく自己じこ稱しょう王おう，並なみ分封ぶんぽう各かく路みち將しょう相しょう：「天下てんか初發しょはつ難なん時じ，假立かりだち諸侯しょこう後ご以伐秦しん。然しか身み被ひ堅けん執と銳するど首くび事ごと，暴露ばくろ於野三さん年ねん，滅めつ秦はた定じょう天下てんか者しゃ，皆みな將しょう相しょう諸君しょくん與あずか籍せき之の力也りきや。義ぎ帝みかど雖無功こう，故こ當分とうぶん其地而王之の。」（天下てんか初發しょはつ難なん時じ，我わが們暫立りつ六ろく國こく諸侯しょこう後代こうだい（即そく懷ふところ王おう）為ため王おう伐き秦しん。然しか而親身しんみ披甲執と銳するど起おこり義よし，戰場せんじょう奮戰ふんせん三さん年ねん，滅めつ秦はた定じょう天下てんか的てき，是ぜ各位かくい和わ我が的てき力量りきりょう啊。不ふ過か，義ぎ帝みかど雖無功こう，我わが們還是ぜ分地ぶんち讓ゆずる他稱たしょう王おう。）諸しょ將しょう皆みな曰：「善ぜん。」

之これ後ご自立じりつ為ため“西にし楚すわえ霸王”，統治とうち梁はり楚すわえ九きゅう郡ぐん，定てい都と彭城（今いま江蘇こうそ徐じょ州しゅう）。他た把わ華はな夏なつ大地だいち分封ぶんぽう給きゅう各かく路みち反はん秦しん將領しょうりょう，故こ秦はた關せき中なか之これ地ち，封ふう給きゅう章あきら邯、司馬しば欣、董ただし翳かげ三位秦朝降將，將はた劉邦りゅうほう封ふう到いた漢かん中ちゅう郡ぐん、巴ともえ郡ぐん、蜀しょく郡ぐん、武たけ都みやこ郡ぐん、广汉郡ぐん當とう汉王。也大概がい在ざい此時，為ため項羽こうう帳ちょう下か執と戟郎的てき韓かん信しん因いん不ふ受重用じゅうよう而棄楚すわえ投とう漢かん，日にち後ご成なり為ため楚すわえ漢かん戰爭せんそう中ちゅう極ごく關せき鍵かぎ的てき人物じんぶつ。

不ふ久ひさ項羽こうう把わ義よし帝みかど流ながれ放ひ至いたり長ちょう沙すな国こく郴縣，暗くら命いのち英えい布ぬの在ざい半途はんと殺ころせ死し他た。同年どうねん齊ひとし相國しょうこく田た榮さかえ起おこり兵へい自立じりつ為ため齊ひとし王おう，又また派兵はへい支援しえん陳ひね餘あまり擊げき敗はい常つね山王さんのう張ちょう耳みみ，陳ひね餘あまり復ふく立代たちかわ王おう趙ちょう歇為趙ちょう王おう。

楚すわえ漢かん相しょう持じ（前ぜん206年ねん—前まえ204年ねん）

主しゅ条目じょうもく：楚すわえ漢かん戰爭せんそう、彭城之の戰たたかえ、京きょう索さく之の戰たたかえ和わ滎陽之の戰たたかえ

项羽

前ぜん206年ねん8月がつ，漢かん王おう劉邦りゅうほう趁項羽わ討伐とうばつ齊ひとし地ち田た榮さかえ時とき，反はん叛出兵しゅっぺい攻擊こうげき三さん秦はた（即そく關せき中ちゅう），擊げき潰つぶせ楚すわえ軍ぐん，司つかさ马欣、董ただし翳かげ降くだ漢かん，章あきら邯被圍かこえ困こま於廢丘おか，漢かん軍ぐん取得しゅとく關せき中ちゅう。此時韓かん王おう信しん攻おさむ韓かん地ち，再さい下した十じゅう餘あまり城じょう，11月，韓かん王おう信しん受封韓かん王おう。漢かん軍ぐん取得しゅとく關せき中ちゅう與あずか韓かん地ち，站穩腳跟，準備じゅんび東進とうしん。

前ぜん205年ねん4月がつ，漢かん軍ぐん準備じゅんび萬全ばんぜん，劉邦りゅうほう以項羽わ殺害さつがい楚すわえ義ぎ帝みかど為ため名めい，聯合れんごう五ご國こく諸侯しょこう，兵へい分ぶん兩りょう路みち，共きょう五ご十じゅう六ろく萬まん大軍たいぐん进攻楚すわえ國こく，佔領彭城（今いま江蘇こうそ徐じょ州しゅう），漢かん軍ぐん盡つき收おさむ貨寶美人びじん，夜夜よよ笙しょう歌か。項羽こうう闻讯，命いのち部ぶ屬ぞく留守るす齊ひとし地ち，親おや率りつ三さん萬まん精兵せいびょう南下なんか。項羽こうう所在しょざい的てき齊ひとし地位ちい於彭城じょう北方ほっぽう，項羽こうう仔細しさい考察こうさつ形勢けいせい後ご，決定けってい繞にょう到いた彭城西じょうさい邊べ，也就是ぜ從したがえ劉邦りゅうほう攻おさむ入にゅう彭城，防禦ぼうぎょ最さい薄弱はくじゃく的てき方向ほうこう從したがえ背後はいご予よ以奇襲きしゅう。项羽行軍こうぐん電光石火でんこうせっか，先さき擊げき敗はい鲁县的てき樊哙，吕泽不ふ及回防ぼう。項羽こうう在ざい早はや晨向彭城劉邦りゅうほう的てき數すう十じゅう萬まん漢かん軍ぐん發動はつどう進攻しんこう，至いたり中午なかうま大破たいは漢かん軍ぐん，將はた漢かん軍ぐん壓迫あっぱく於谷、泗水しすい地區ちく，韓かん信しん等ひとし各かく路みち漢かん軍ぐん潰つぶせ敗はい，被ひ殲十餘あまり萬まん人にん。楚すわえ軍ぐん收おさむ復ふく彭城，又また緊追不ふ捨至睢水上うえ（今安いまやす徽淮北市きたいち西にし），漢かん軍ぐん被ひ逼入河中かわなか，溺おぼれ斃十じゅう餘あまり萬まん人にん，「睢水為之ためゆき不流ふりゅう」。此時楚すわえ軍ぐん已やめ經けい包圍ほうい劉邦りゅうほう三さん層そう，然しか而突然しか大風おおふう西北せいほく而起，飛ひ沙すな走はし石いし，天てん昏地暗くら，楚すわえ軍ぐん大亂たいらん，劉邦りゅうほう趁機與あずか數すう十じゅう騎き逃走とうそう。太ふとし公おおやけ呂りょ后きさき為ため楚すわえ軍ぐん所しょ獲え。此戰項羽こうう以楚軍ぐん三さん萬まん擊げき潰つぶせ漢かん軍ぐん五ご十じゅう六ろく萬まん，為ため中國ちゅうごく歷史れきし上之うえの名めい戰役せんえき。此一大敗讓漢軍元氣大傷，盡つき失しつ原本げんぽん佔領關せき中ちゅう與あずか韓かん地ち的てき優勢ゆうせい，退すさ守もり滎陽。

敗はい逃的刘邦让缯贺擊楚すわえ，阻止そし了りょう楚すわえ军進攻しんこう。。刘邦还派曹参平定へいてい了りょう程ほど处在燕つばめ县的叛乱はんらん，楚すわえ柱ばしら天てん侯こう在ざい衍氏的てき叛乱はんらん，樊哙在ざい彭城之の战前失しつ了りょう鲁地，战后再さい次つぎ取得しゅとく鲁、梁はり一いち带之地ち，最さい后きさき灌婴、靳歙、曹参、樊哙在ざい“军于荥阳”，即そく在ざい荥阳会合かいごう。随ずい后きさき引水ひきのみず灌废丘おか，废丘降くだ，章あきら邯自杀，消しょう灭了章あきら邯。接着せっちゃく刘邦稍やや收おさむ士卒しそつ，再さい加か上じょう萧何亦また发关中老ちゅうろう弱じゃく，都と到いた荥阳助すけ軍ぐん，劉邦りゅうほう又また以担任たんにん过秦朝あさ骑士的てき李り必、骆甲两人训练骑兵。之これ後ご在京ざいきょう索さく打だ败追擊げき的てき项羽，汉二年五月刘邦西收兵与吕泽在下邑会合。劉邦りゅうほう派は人じん去さ沛县找到了りょう彭城之の戰たたかえ失しつ散ち的てき刘盈和わ鲁元公主こうしゅ。京きょう索さく之の戰たたかえ，漢かん軍ぐん穩住陣じん腳，楚すわえ軍ぐん也無力りょく突破とっぱ漢かん軍ぐん防ぼう線せん進攻しんこう關せき中ちゅう。雙方そうほう從したがえ此開始かいし在ざい滎、成なり一帶いったい拉ひしげ鉅，戰爭せんそう進入しんにゅう相しょう持じ階段かいだん。

前ぜん204年ねん，刘邦为解除かいじょ荥阳相しょう持じ的てき僵局，命令めいれい靳歙击断楚すわえ军从荥阳至いたり襄じょう邑的粮道，命令めいれい灌婴击断了りょう楚すわえ军从阳武至いたり襄じょう邑的てき粮道，离开荥阳，攻おさむ打だ楚すわえ国こく后きさき方かた的てき二に号ごう大本おおもと营：鲁城，并留下か御ご史し大夫たいふ周しゅう苛、魏ぎ王おう豹ひょう、枞公等とう人じん守もり荥阳，刘邦指ゆび挥的汉军正ただし在ざい攻おさむ打だ鲁城項こう冠かんむり。周しゅう苛認為ため魏ぎ王おう豹ひょう會かい投降とうこう項羽こうう，殺ころせ了りょう魏ぎ王おう豹ひょう，隨ずい即そく项羽攻おさむ破やぶ了りょう荥阳，烹殺了りょう周しゅう苛，项羽再さい破やぶ成なる皋，至いたり巩县，直ちょく逼洛阳，刘邦完全かんぜん平定へいてい魯城，得知とくち荥阳与成なり皋已失しつ，项羽逼近洛らく阳，于是命令めいれい靳歙、丁ちょう复等とう单独攻おさむ打だ楚すわえ国こく后きさき方かた，丁ちょう复在彭城打だ败龙且，刘邦与あずか灌婴回かい洛らく阳抵挡项羽わ，把わ项羽阻挡在ざい巩县不能ふのう西にし进，项羽猛攻もうこう洛らく阳与あずか敖仓，刘邦命令めいれい灌婴去邯郸调韩信しん军回敖仓坚守，任命にんめい灌婴接せっ任にん御ご史し大夫たいふ之の职，派は郦食其说降齐国。

刘邦在ざい拖住项羽同どう时，另派数すう路ろ汉军分ぶん掠かすめ楚すわえ地ち，从后方かた包つつみ抄しょう项羽，韩信、曹参、灌婴、呂りょ澤さわ軍團ぐんだん等とう漢かん軍ぐん精銳せいえい在ざい潍水之の戰たたかえ全ぜん歼了楚すわえ国こく大だい司つかさ马龙且率りつ领的援齐楚すわえ军，平定へいてい齐国。彭越、刘贾在ざい楚すわえ军后方かた往来おうらい，断だん绝楚军粮食しょく補給ほきゅう，而英えい布ぬの在ざい楚すわえ国こく后きさき方かた九江攻城略地，刘贾、卢绾也配合はいごう英えい布ぬの作さく战。靳歙深入ふかいり楚すわえ军后方かた，平定へいてい楚すわえ国大こくだい片へん领土，东至平定へいてい缯、郯、下しも邳，南みなみ至いたる蕲、竹たけ邑，击败项悍於济阳，从后方かた包つつみ围项羽わ。灌婴在ざい淮北大破たいは楚すわえ军最后きさき一いち支ささえ主力しゅりょく项声军团，攻おさむ下西しもさい楚すわえ都城みやこのじょう彭城。對たい楚すわえ军实现了战略包つつみ围，使つかい项羽的てき处境更さら趋困难，楚すわえ军粮食しょく缺乏けつぼう，既すんで不能ふのう进，又また不能ふのう退すさ，完全かんぜん陷おちい入にゅう了りょう困こま境さかい。

兵へい敗はい陳ひね垓（前ぜん203年ねん—前まえ202年ねん）

主しゅ条目じょうもく：陳ひね下之したの戰せん和わ垓下之の戰たたかえ

漢かん高だか滅めつ楚すわえ

前ぜん203年ねん，汉军士し气大盛おおもり，粮草充足じゅうそく，项王士卒しそつ疲つかれ惫，粮食告つげ绝。項羽こうう早はや先さき在ざい彭城之の戰たたかえ擄獲劉りゅう邦之くにゆき父ちち刘太公こう、劉りゅう邦之くにゆき妻つま呂りょ雉，此時项羽以刘太公こう為ため人質ひとじち要よう挟はさみ刘邦，但ただし劉邦りゅうほう不ふ理會りかい。「我わが和わ你一起おこり接受せつじゅ楚すわえ後ご懷ふところ王おう的てき命令めいれい，結ゆい拜はい為ため兄弟きょうだい，我わが父親ちちおや就是你父親ちちおや；你一定要煮你父親來喫，也請分ぶん我わが一いち杯はい羹あつもの！」項羽こうう大だい怒いか，原はら想そう殺ころせ了りょう劉りゅう太ふとし公おおやけ，但ただし因いん項こう伯はく的てき勸すすむ阻而作さく罷やめ。後來こうらい兩方りょうほう签订鴻おおとり溝みぞ和わ約やく，項羽こうう也釋放しゃくほう劉邦りゅうほう家人かじん，率りつ军撤退てったい。中國ちゅうごく象棋しょうぎ棋盤上じょう的てき「楚すわえ河かわ漢かん界かい」，就是後ご人為じんい了りょう紀き念ねん此事而命名めいめい的てき。

不ふ久ひさ劉邦りゅうほう從したがえ張ちょう良りょう建議けんぎ，撕毀和わ約やく追擊ついげき楚すわえ軍ぐん。刘邦趁项羽わ退すさ军之际率领汉军发起おこり追つい歼，在ざい阳夏大破たいは項羽こうう率りつ領りょう的てき楚すわえ军，俘虏楚すわえ国こく大将たいしょう周しゅう将すすむ军。刘邦到いた固かた陵りょう后きさき，命令めいれい刘贾渡わたり淮河，攻おさむ下か寿ことぶき春はる，派は人じん策さく反はん楚すわえ国大こくだい司し马周しゅう殷いん，攻おさむ占うらない城しろ父ちち，並なみ与あずか灌婴、靳歙约定好このみ，在ざい陈县夹击项羽，断截だんさい项羽逃回にげまわ会かい稽的てき归路，汉将宣せん曲きょく侯こう丁ひのと义率领骑兵へい和わ汾阳侯こう靳强率りつ汉军为先锋，攻おさむ固かた陵りょう楚すわえ军，便びん击破了りょう楚すわえ大将たいしょう钟离眜的まと部ぶ队，项羽得知とくち灌婴、靳歙等とう率りつ领汉军东来らい后きさき，为防自己じこ被ひ包つつみ围，集結しゅうけつ著ちょ剩餘じょうよ主力しゅりょく南みなみ退すさ守もり至いたり陈下。

前ぜん202年ねん，楚すわえ军东面めん丧失了りょう龙且军团、项声军团，西にし面めん丧失了りょう曹咎军团，南みなみ边大司し马周しゅう殷いん也已叛楚率りつ领军团投降とうこう，汉将刘贾堵と截项羽わ南みなみ逃之路ろ，西にし楚すわえ主力しゅりょく基本きほん损失殆尽。楚すわえ军的粮草又また被ひ彭越截断せつだん，人にん无粮、马无草そう，危机重重じゅうじゅう。

刘邦面めん对大好こう形かたち势，毫不手しゅ软，率りつ领汉军就主ぬし动出击对陈县的てき项羽军發起ほっき追擊ついげき殲滅せんめつ戰せん。陈下之の战项羽わ大だい败，退すさ逃东南みなみ，西にし楚すわえ陈公立こうりつ即そく投とう向こう汉军，陈县归于汉军。项羽楚すわえ军主力りょく受到重じゅう创後欲よく撤往会かい稽，刘贾、周しゅう殷いん、英えい布ぬの攻おさむ下城げじょう父ちち堵と截项羽わ，项羽逃到垓下，刘邦与あずか刘贾、周しゅう殷いん、英えい布ぬの会合かいごう。

韓かん信しん、彭越、英えい布ぬの等とう會合かいごう劉邦りゅうほう後ご，漢かん軍ぐん參戰さんせん兵力へいりょく已やめ超過ちょうか六ろく十じゅう萬まん人にん，在ざい垓下將はた向江むかえ南みなみ撤退てったい的てき十じゅう萬まん楚すわえ軍ぐん層そう層そう包圍ほうい，此險惡あく形勢けいせい即そく為ため後人こうじん所しょ稱しょう「十じゅう面めん埋伏まいふく」。劉邦りゅうほう以韓信しん親おや率りつ三さん十じゅう萬まん人為じんい前まえ軍ぐん，孔あな將軍しょうぐん（孔あな聚）在ざい左翼さよく，費ひ將軍しょうぐん（陳ちん賀が）在ざい右翼うよく，劉邦りゅうほう坐すわ鎮居中ちゅう軍ぐん在ざい後ご，絳侯（周しゅう勃）、柴しば將軍しょうぐん（柴しば武たけし）做為預あずか備隊在ざい劉邦りゅうほう軍ぐん後ご待命たいめい。彭越、英えい布ぬの等とう在ざい楚すわえ军后方かた，韓かん信しん親おや率りつ前まえ軍ぐん發動はつどう攻勢こうせい，初戰しょせん進攻しんこう受挫後退こうたい，在ざい楚すわえ軍ぐん追擊ついげき時じ，劉邦りゅうほう讓ゆずる孔あな、費ひ兩翼りょうよく左右さゆう包つつみ抄しょう夾擊きょうげき楚すわえ軍ぐん，同時どうじ韓かん信しん率りつ領りょう前まえ軍ぐん翻身ほんしん再戰さいせん，以及彭越、英えい布ぬの、刘贾、周しゅう殷いん等とう诸侯从各处围攻おさむ楚すわえ军，楚すわえ軍ぐん在ざい三面さんめん夾擊きょうげき中ちゅう被ひ擊げき敗はい。項羽こうう被ひ迫せり退すさ回かい垓下城げじょう。

烏江からすえ自刎じふん（前ぜん202年ねん）

参まいり见：西にし楚すわえ霸王墓ぼ

垓下歌か 　 项羽 　力ちから拔山ぬきやま兮氣蓋世がいせい 　時とき不利ふり兮騅不ふ逝 　騅不逝兮可か奈何いかん 　虞おそれ兮虞兮奈若わか何なに

西にし楚すわえ霸王头葬地ち

垓下之の戰たたかえ敗はい後ご，楚すわえ軍ぐん被ひ包圍ほうい在ざい垓下城げじょう。是ぜ夜よる，漢かん軍ぐん又また以士兵へい以楚すわえ地ち方言ほうげん唱歌しょうか，让楚军误以为漢かん軍ぐん已やめ渡江とのえ佔領了りょう他た们的家か乡，楚すわえ國こく已やめ亡ほろび。这“四面楚歌しめんそか”心理しんり战术，使つかい项羽军士氣き崩潰ほうかい。項羽こうう和かず他た愛人あいじん虞おそれ姬ひめ在ざい此際唱出了りょう著ちょ名めい的てき《垓下歌か》，唱了一いち遍へん又また一いち遍へん。項羽こうう淚なみだ水流すいりゅう了りょう下か來らい，左右さゆう部將ぶしょう也泣不ふ成なり聲ごえ，莫能仰視ぎょうし。项羽率りつ剩餘じょうよ精せい锐骑兵へい突围。

項羽こうう率りつ八はち百ひゃく餘人よにん突圍，漢かん將しょう灌嬰帶おび五ご千せん騎兵きへい緊追不ふ捨。渡わたり過か淮水以後いご，項羽こうう的てき騎兵きへい只ただ剩あま下しも百ひゃく人にん。項羽こうう在ざい陰かげ陵りょう迷路めいろ，向こう路邊ろへん的てき農夫のうふ問とい路ろ，農夫のうふ謊報路ろ徑みち，使つかい項羽こうう軍ぐん迷失在ざい大澤おおさわ當とう中なか，被ひ漢かん軍ぐん追つい至いたり，項羽こうう引兵往東。

項羽こうう到達とうたつ東城とうじょう時じ，只ただ剩あま二に十じゅう八はち騎き，漢かん軍ぐん騎兵きへい追擊ついげき的てき有數ゆうすう千せん人にん。項羽こうう自じ度ど不ふ得とく脫だつ身み。跟部將ぶしょう說せつ：「吾われ起おこり兵へい至いたり今いま八はち歲さい矣，身み七なな十じゅう餘よ戰せん，所しょ當とう者しゃ破やぶ，所しょ擊げき者しゃ服ふく，未み嘗敗北はいぼく，遂とげ霸有天下でんか。然しか今いま卒そつ困こま於此，此天之の亡ほろび我わが，非ひ戰せん之の罪つみ也。今日きょう固かた決死けっし，願ねがい為ため諸君しょくん快かい戰たたかえ，必三さん勝しょう之の，為ため諸君しょくん潰つぶせ圍かこえ，斬き將はた，刈かり旗き，令れい諸君しょくん知ち天てん亡ほろび我わが，非ひ戰せん之の罪つみ也！」語ご畢，將はた二に十じゅう八騎分為四隊四向。此時數すう千漢軍已重重包圍上來。項羽こうう跟部將ぶしょう說せつ：「吾われ為ため公取こうとり彼かれ一いち將しょう。」命令めいれい部將ぶしょう從したがえ四よん面めん分ぶん頭あたま下山げざん，約定やくじょう在ざい山東さんとう面めん三さん處しょ會合かいごう。接せっ著ちょ，項羽こうう大だい吼ほえ著ちょ從したがえ山上さんじょう殺ころせ向こう漢かん軍ぐん，望もち風ふう披靡，如入無人むじん之の境さかい，當とう場ば斬殺ざんさつ漢かん軍ぐん一いち將しょう。當時とうじ，赤あか泉いずみ侯こう楊喜為ため騎き將はた，追つい殺ころせ項羽こうう，項羽こうう沒ぼつ出で手しゅ，只ただ回かい頭あたま瞪眼暴喝一聲いっせい，赤あか泉いずみ侯こう即そく人馬じんば俱驚，向後きょうこう逃跑了りょう好こう幾いく里さと遠とお。下山げざん後ご，項羽こうう與あずか其騎會かい為ため三さん處しょ。漢かん軍ぐん不知ふち項羽こうう所在しょざい，乃分軍ぐん為三ためぞう，再さい包圍ほうい上じょう來らい。項羽こうう衝上前まえ，再さい斬殺ざんさつ漢かん一いち都と尉じょう，又また殺ころせ數すう十じゅう百ひゃく人にん，再さい聚集部隊ぶたい，只ただ損失そんしつ了りょう兩りょう名めい騎兵きへい。項羽こうう問とい部將ぶしょう：「何なに如？」部將ぶしょう皆みな拜はい服ふく嘆曰：「如大王おう言げん。」

項羽こうう原げん準備じゅんび東ひがし渡わたり烏江からすえ，回かい到いた故こ土ど江東こうとう。烏江からすえ亭ちん長ちょう準備じゅんび船せん給きゅう項羽こうう，說せつ：「江東こうとう雖小，地方ちほう千里せんり，眾數十じゅう萬まん人にん，亦また足あし王おう也。願ねがい大王だいおう急きゅう渡わたり。今こん獨どく臣しん有ゆう船せん，漢かん軍ぐん至いたり，無む以渡。」項羽こうう哈哈一笑いっしょう：「天てん之の亡ほろび我わが，我わが何なに渡わたり為ため（為ため何なん渡わたり）！且籍（項羽こうう）與あずか江東こうとう子弟してい八はち千せん人にん渡江とのえ而西，今こん無む一人ひとり還かえ，縱たて江東こうとう父兄ふけい憐而王おう我わが，我わが何なに面めん目見まみ之の？縱たて彼かれ不言ふげん，籍せき獨どく不ふ愧於心こころ乎？（縱たて使し他た們不說せつ，籍せき難なん道どう不ふ愧於心しん？）」語ご畢，再さい跟亭長ちょう說せつ：「吾われ知ち公こう（您）長者ちょうじゃ。吾われ騎き此馬五ご歲さい，所しょ當とう無敵むてき，嘗一いち日にち行ぎょう千里せんり，不ふ忍にん殺ころせ之これ，以賜公こう。」將はた愛馬あいば烏がらす騅託付づけ給きゅう亭ちん長ちょう後ご，項羽こうう與あずか騎兵きへい下馬げば步行ほこう，持もち短たん兵へい與あずか追つい上うえ的てき漢かん軍ぐん接戰せっせん。獨どく項羽こうう一人就殺死漢軍數百人。項羽こうう亦また身み受十餘あまり處しょ傷きず。此時項羽こうう看み見み從したがえ小しょう一起かずき長大ちょうだい的てき玩伴呂りょ馬ば童わらわ也在漢かん軍ぐん中ちゅう，說せつ：「若わか非ひ吾われ故人こじん乎？」呂りょ馬ば童わらわ不ふ敢直視し，轉うたて頭あたま背せ對たい項羽こうう，跟另外がい一いち位い軍ぐん官かん王おう翳かげ說せつ：「此項王おう也。」項羽こうう說せつ：「吾われ聞漢購我頭あたま千金せんきん，邑萬まん戶こ，吾われ為ため若わか德とく（我わが送おく禮れい給きゅう你）。」於是自刎じふん而死。王おう翳かげ搶到項羽こうう的てき頭あたま，其他追おい兵へい為ため搶奪項羽こうう屍體したい，光ひかり自じ相あい殘ざん殺ころせ就殺死し了りょう數すう十じゅう人にん；最後さいご郎ろう中ちゅう騎き楊喜、騎き司馬しば呂りょ馬ば童わらわ、郎ろう中ちゅう呂りょ勝しょう及楊武各かく得とく一塊ひとかたまり屍體したい。五人將屍體拼湊起來，確實かくじつ是ぜ項羽こうう。劉邦りゅうほう故こ將しょう屬地ぞくち分封ぶんぽう為ため五ご：封ふう呂りょ馬ば童わらわ為ため中ちゅう水みず侯こう，封ふう王おう翳かげ為ため杜もり衍侯，封ふう楊喜為ため赤あか泉いずみ侯こう，封ふう楊武為ため吳くれ防ぼう侯こう，封ふう呂りょ勝しょう為ため涅陽侯こう。

因よし項羽こうう曾封魯公おおやけ，故こ魯地（今山いまやま東ひがし曲きょく阜一帶いったい）一いち直ちょく不ふ肯降漢かん，直ちょく到いた漢かん軍ぐん出で示しめせ了りょう項羽こうう首級しゅきゅう，並なみ答こたえ允まこと禮れい葬そう項羽こうう才ざい肯投降とうこう。之これ後ご，漢かん王おう劉邦りゅうほう在ざい穀こく城じょう以魯公こう禮れい安やす葬そう項羽こうう，並なみ親おや為ため發はつ哀あい，哭之而去。

所ところ封ふう诸侯王おう

参まいり见：項羽こうう十じゅう八はち諸侯しょこう列れつ表ひょう

从属

• 范增，项梁时曾建けん议立楚すわえ王おう之の后きさき。項羽こうう尊みこと其為「亞あ父ちち」，後來こうらい不ふ受項羽わ信任しんにん而離開ひらき。
• 龍りゅう且，項こう籍せき麾下きか将はた领，潍水之の战为呂澤さわ陈武丁ちょう礼あや韩信聯れん軍ぐん所しょ败，与あずか留とめ公こう逃至假かり密みつ，为汉灌婴部下ぶか所しょ斩。
• 陳平ちんぺい，本ほん魏ぎ王おう咎とがめ的てき太ふとし仆，屡次るじ劝谏魏ぎ王おう咎とがめ而不被ひ采さい用よう，离去。陳平ちんぺい过来后きさき投とう项羽，随ずい项羽入にゅう关，赐爵平ひら爵卿。楚すわえ汉战争そう开始，殷いん王おう反はん楚すわえ，陈平率りつ军平定へいてい。不ふ久ひさ，汉军再さい次つぎ进攻殷いん王おう，殷いん王おう再さい次つぎ降くだ汉，项羽大だい怒いか，迁怒于当初はつ平定へいてい殷いん王おう的てき人じん并要杀他们。陈平于离开项羽わ投とう奔劉邦りゅうほう。
• 韓かん信しん，項こう籍せき麾下きか執と戟郎，不ふ被ひ重用じゅうよう而投靠もたれ劉邦りゅうほう。
• 鍾離昧，項こう籍せき麾下きか将はた领，西にし楚すわえ滅亡めつぼう後ご隱かくれ姓せい埋うめ名めい逃回にげまわ家鄉かきょう，後來こうらい投とう奔故交韓かん信しん以求庇護ひご，但ただし劉邦りゅうほう下か死命しめい大力だいりき通どおり緝，自じ知ち無む活路かつろ而自杀身亡ほろび，韩信持じ其頭顱在陈下獻けんじ給きゅう劉邦りゅうほう。
• 季き布ぬの，項こう籍せき麾下きか将はた领，西にし楚すわえ滅亡めつぼう後ご由ゆかり夏なつ侯こう嬰推薦すいせん仕つかまつ漢かん。高こう后きさき时期阻止そし朝ちょう中ちゅう的てき主しゅ战派对匈奴やつ用兵ようへい，被ひ吕后采さい纳。汉文帝みかど初任しょにん河かわ东太守たいしゅ，河かわ东郡时为天下でんか第だい一大いちだい郡ぐん，汉长安やす东部屏へい障さわ。
• 蒲かば將軍しょうぐん
• 桓楚，故こ秦はた寿ひさし春はる令れい。秦はた时项梁はり犯はん法ほう，及由他た疏通そつう关系找到司し马欣释放项梁，故こ为项氏し所しょ亲信。
• 周しゅう殷いん，項こう籍せき信任しんにん的てき親おや信しんじ，任にん大だい司馬しば，陳ひね下か之の戰前せんぜん倒たおせ戈ほこ於劉邦りゅうほう。
• 呂りょ馬ば童わらわ，項こう籍せき的てき同鄉どうきょう，後來こうらい投とう靠もたれ劉邦りゅうほう。
• 叔孫通どおり，於彭城之の戰たたかえ後こう投とう靠もたれ劉邦りゅうほう。
• 郑君，项羽败，高祖こうそ令れい故こ项羽臣下しんか名籍めいせき，郑君不ふ从，见逐，孝文たかふみ时去世よ。子こ郑当时武たけ帝みかど时任大だい司つかさ农。
• 武たけ涉わたる，項こう籍せき麾下きか的てき論客ろんかく，曾往韓かん信しん處しょ勸降かんこう，事こと不ふ成なり。
• 丁ちょう公こう，項こう籍せき麾下きか騎き將はた，季き布ぬの和わ季き心しん的てき母はは弟おとうと，於彭城之の戰たたかえ放ひ走はし劉邦りゅうほう，西にし漢かん時どき被ひ劉邦りゅうほう斬首ざんしゅ。
• 利り几，陈公，项羽败亡，降くだ汉，封ふう颖川侯こう。不ふ久ひさ汉高祖こうそ六ろく年ねん秋あき，利り幾いく於潁川反かわばた，劉邦りゅうほう乃率軍ぐん親おや征せい，利り幾いく兵へい敗はい被ひ殺ころせ
• 萧公角かく，彭越反はん梁はり地ち，受田荣将军印。项羽派は其征彭越，反はん为彭越えつ打だ败；
• 留とめ公こう，姓名せいめい不ふ详，与あずか龙且共ども救すくい齐，为呂澤さわ韩信聯れん軍ぐん所しょ败。
• 薛公，姓名せいめい不ふ详，楚すわえ汉战争そう后きさき期き与あずか项声共ども复定淮北，灌婴回かい师，战于下か邳，为灌婴军所しょ斩。
• 薛公，姓名せいめい不ふ详。项羽败后投とう奔滕公こう夏なつ侯こう婴。英えい布ぬの反はん，在ざい刘邦亲征前ぜん为其分析ぶんせき形がた势，为刘邦くに所しょ采さい纳
• 周しゅう兰，亚将，从龙且救齐，为灌婴所俘。灌婴占うらない领彭城じょう后きさき进攻苦く、谯，再さい次つぎ为灌婴所俘。
• 李り將軍しょうぐん，山やま阴人李り左ひだり绩。鲁城守将しゅしょう，在ざい项羽死し后きさき仍然坚持不ふ降くだ，刘邦派は人じん把わ项羽首くび级送往谷城じょう并為项羽发丧，李り将すすむ军逐率りつ军投降とうこう，后きさき自刎じふん殉主。

家族かぞく成なり员

亲属

• 項こう燕つばめ，項羽こうう的てき祖父そふ，楚すわえ国こく名将めいしょう。
• 項こう伯はく，項羽こうう的てき叔父おじ，刘邦称しょう帝みかど赐姓刘，改名かいめい为刘缠，封ふう射しゃ阳侯。公おおやけ元もと前まえ192年ねん去さ世よ。射い阳位于今江いまえ苏宝应射阳湖镇一带。
  • 劉りゅう猷，項こう伯はく之子ゆきこ，项羽堂どう弟おとうと，刘邦称しょう帝みかど赐姓刘，改名かいめい为刘猷。項こう伯はく死後しご，劉りゅう猷獲罪ざい，不ふ得とく继承項こう伯爵はくしゃく位い，国くに除じょ。
• 項こう梁はり，項羽こうう的てき叔父おじ，任にん楚すわえ国こく武信たけのぶ君くん，在ざい定てい陶すえ之の戰たたかえ被ひ章あきら邯所ところ殺ころせ
• 項こう莊そう，項羽こうう堂どう弟おとうと，在ざい鴻おおとり門もん宴えん舞まい劍けん而出名めい。
• 項こう聲ごえ，九きゅう江え王おう英えい布ぬの为汉，与あずか龙且将はた楚すわえ军破九きゅう江え，尽つき有ゆう九きゅう江え。楚すわえ汉战争そう末すえ年ねん，汉将灌婴攻おさむ楚すわえ略りゃく地ち至いたり淮，进至广陵。项羽令れい项声率りつ军复定てい淮北。及灌婴回师复渡わたり淮，大破たいは其军于下邳。
• 項こう它，项羽败亡后きさき归汉，赐姓刘，汉高祖こうそ七なな年ねん（前ぜん200年ねん）封ふう平ひら皋侯，孝惠たかえ五ご年ねん（公おおやけ元もと前まえ190年ねん）年ねん去さ世よ，谥炀侯こう。后きさき传共侯こう远、节侯光こう，及至侯こう胜；汉武帝みかど元もと鼎かなえ五ご年ねん，坐すわ酹金免めん。元康もとやす四よん年ねん，它玄孙之孙诏复家。
• 項こう悍，西にし楚すわえ項こう氏し宗そう親ちかし，項羽こうう麾下きか親族しんぞく將領しょうりょう之の一いち。曾在濟ずみ陽ひ與あずか漢かん軍ぐん交戰こうせん。
• 項こう冠かんむり，刘邦率りつ领灌婴和靳歙破やぶ于鲁城じょう，其所部下ぶか五ご楼ろう烦将はた五ご人にん、连尹一人为灌婴军斩杀。
• 项襄，项氏亲，汉二に年ねん从起定てい陶すえ，去さ世よ，谥“安やす侯こう”，子こ哀あい侯こう舍しゃ嗣。景けい帝みかど时哀侯こう舍しゃ历任太ふとし仆、御ご史し大夫たいふ，周しゅう亚夫罢相，继任丞相じょうしょう，景けい帝みかど后きさき元年がんねん免めん。
• 項こう嬰，被ひ項こう籍せき派は往張ちょう耳みみ當とう監察かんさつ官かん，後ご被ひ張ちょう耳みみ所しょ殺ころせ。
• 虞おそれ姬ひめ，項羽こうう側室そくしつ，長年ながねん追隨ついずい項羽こうう身み旁つくり，於垓下之したの戰中せんちゅう自刎じふん殉夫。

后きさき人じん

唐から玄げん宗むね年とし间右威い卫左中ちゅう侯こう项承晖墓はか志こころざし铭自称じしょう其为项羽后きさき人じん，还提及其姐あね为贵妃ひ。

爭議そうぎ

自じ杀地点てん

由よし於《史記しき·項羽こうう本紀ほんぎ》、《史記しき·高祖こうそ本紀ほんぎ》及《漢書かんしょ·灌嬰傳でん》有ゆう提ひさげ及項羽わ「身み死し東城とうじょう」、「追つい殺ころせ項羽こうう東城とうじょう」等とう，有人ゆうじん認みとめ為ため項羽こうう是ぜ在ざい東城とうじょう自刎じふん而不是ぜ烏江からすえ，但ただし其觀點てん未み有ゆう被ひ廣こう泛接受せつじゅ。事こと实上，「東城とうじょう自刎じふん」、「乌江自刎じふん」两种说法并没有ゆう矛盾むじゅん，只ただ是ぜ地方ちほう行政ぎょうせい单位的てき级数不同ふどう。乌江即そく是ぜ乌江亭てい，在ざい东城县县境さかい。研究けんきゅう者しゃ指ゆび乌江亭てい可能かのう因いん地ち处长江渡口とぐち、交通こうつう要よう津つ而设的てき亭ちん。故こ完かん整せい的てき说法是ぜ：项羽于九きゅう江え郡ぐん东城县乌江こう亭ちん自刎じふん。

称呼しょうこ

关于项羽到底とうてい是ぜ「霸王」还是「项王」的てき称呼しょうこ，史し书记载並不ふ确定。根ね据すえ《史記しき·項羽こうう本紀ほんぎ》记载：「項こう王おう自立じりつ為ため西にし楚すわえ霸王，王おう九きゅう郡ぐん，都と彭城。」，所謂いわゆる「西にし楚すわえ霸王」在ざい《項羽こうう本紀ほんぎ》中ちゅう就出現しゅつげん過か這麼一いち次じ，此後不ふ再さい出現しゅつげん「霸王」，而是稱たたえ項羽こうう為ため「項こう王おう」。項羽こうう最後さいご在ざい東城とうじょう被ひ圍かこえ，自己じこ說せつ：「吾われ起おこり兵へい至いたり今いま八はち歲さい矣，身み七なな十じゅう余よ戰せん，所しょ當とう者しゃ破やぶ，所しょ擊げき者しゃ服ふく，未み嘗敗北はいぼく，遂とげ霸有天下でんか。」最後さいご，太ふとし史し公稱こうしょう贊さん說せつ：「夫おっと秦しん失しつ其政，陳ちん涉わたる首くび難なん，豪傑ごうけつ蜂起ほうき，相そう與あずか並なみ爭そう，不可ふか勝かち數すう。然しか羽はね非ひ有ゆう尺寸しゃくすん，乘じょう勢ぜい起おこり隴畝之の中ちゅう，三さん年ねん，遂とげ將しょう五ご諸侯しょこう滅めつ秦しん，分裂ぶんれつ天下でんか，而封王侯おうこう，政由まさよし羽出はで，號ごう為ため『霸王』，位い雖不終おわり，近古きんこ以來いらい未み嘗有也。」

有ゆう意思いし的てき是ぜ《漢書かんしょ·陳ひね勝しょう項こう籍せき傳でん》中ちゅう，雖然幾いく乎是同樣どうよう的てき語ご言げん，卻沒有用ゆうよう「西にし楚すわえ霸王」，《漢書かんしょ·陳ひね勝しょう項こう籍せき傳でん》：「羽はね自立じりつ為ため西にし楚すわえ伯はく王おう，王おう梁はり、楚すわえ地ち九きゅう郡ぐん，都と彭城。」「然しか羽はね非ひ有ゆう尺寸しゃくすん，乘じょう勢ぜい拔起隴畝之の中ちゅう，三さん年ねん，遂とげ將しょう五ご諸侯しょこう兵へい滅めつ秦しん，分裂ぶんれつ天下でんか而威海うみ內，封ふう立りつ王侯おうこう，政せい繇羽出で，號ごう為ため『伯はく王おう』，位い雖不終おわり，近古きんこ以來いらい未み嘗有也。」「霸」字じ變成へんせい了りょう「伯はく」。

《史記しき考こう索さく·〈史記しき〉紀きの表書おもてがき世よ家か傳說でんせつ例れい》记载：「項羽こうう自じ為ため西にし楚すわえ霸王，霸者，『伯はく』之の借か字じ。伯はく，長ちょう也，猶なお言げん諸王しょおう之の長ちょう也。羽はね既すんで為ため諸侯しょこう長ちょう矣，故こ《本紀ほんぎ贊さん》曰：『分裂ぶんれつ天下でんか而封王侯おうこう，政由まさよし羽出はで，號ごう為ため霸王。』」可か見み「西にし楚すわえ霸王」實じつ為ため「西にし楚すわえ伯はく王おう」，意思いし就是諸侯しょこう之これ長ちょう。

火燒ひたき阿房宮あぼうきゅう誤解ごかい

部分ぶぶん人じん一讀歷史常認為項羽是火燒阿房宮，然しか而事實じじつ上じょう阿房宮あぼうきゅう在ざい項羽こうう帶たい領りょう農民のうみん軍ぐん起おこり義之よしゆき時じ宮殿きゅうでん並なみ未み建たて成しげる更さら沒ぼつ有ゆう被ひ燒やき痕跡こんせき。原はら來らい火燒ひたき阿房宮あぼうきゅう一說起源是出自唐朝詩人杜牧的阿房宮賦，之これ所以ゆえん寫うつし出で這片歌か賦ふ原因げんいん是ぜ杜もり牧まき生せい於中晚ばん唐とう唐から敬けい宗むね時間じかん，皇帝こうてい荒淫こういん無む度ど、不ふ理り朝政ちょうせい、大だい興きょう土木どぼく，杜もり牧まき以項羽わ某ぼう些昏庸いさお殘ざん暴事蹟じせき再さい添加てんか項羽こうう沒ぼつ有ゆう做過的てき火燒ひたき阿房宮あぼうきゅう一事來藉古諷今。

評價ひょうか

《史記しき》作者さくしゃ司馬しば遷在ざい書中しょちゅう批評ひひょう項羽こうう：“吾われ闻之周しゅう生せい曰舜目め盖重瞳子どうし，又また闻项羽わ亦また重じゅう瞳子どうし。羽はね岂其苗裔びょうえい邪よこしま？何なに兴之暴也！夫おっと秦しん失しつ其政，陈涉首くび难，豪ごう杰起，相そう与あずか并争，不可ふか胜数。然しか羽はね非ひ有ゆう尺寸しゃくすん乘じょう埶，起おこり陇亩之の中ちゅう，三さん年ねん，遂とげ将しょう五ご诸侯灭秦，分裂ぶんれつ天下でんか，而封王侯おうこう，政由まさよし羽出はで，号ごう为‘霸王’，位い虽不终，近古きんこ以来いらい未み尝有也。及羽背せ关怀楚すわえ，放逐ほうちく义帝而自立じりつ，怨王侯こう叛己，难矣。自じ矜功伐き，奮其私わたし智さとし而不師し古いにしえ，謂いい霸王之これ業ぎょう，欲よく以力征せい經營けいえい天下でんか，五ご年ねん卒そつ亡ほろび其國，身み死し東城とうじょう，尚なお不覺ふかく寤而不ふ自責じせき，過か矣。乃引『天てん亡ほろび我わが，非ひ用兵ようへい之の罪つみ也』，豈あに不ふ謬哉！”。司つかさ马迁評論ひょうろん前段ぜんだん部分ぶぶん肯定こうてい项羽之の功こう绩和勇猛ゆうもう，后きさき半はん部分ぶぶん批評ひひょう项羽骄傲自じ负，不ふ善用ぜんよう人じん以及不ふ省しょう其过。但ただし是ぜ，司つかさ马迁在ざい史し记中仍然把わ项羽的てき传记列れつ为本ほん纪，与あずか历代中国ちゅうごく最高さいこう统治者しゃ平ひら级，是ぜ少數しょうすう享とおる此殊荣而无帝王おう（皇帝こうてい）頭あたま銜的人物じんぶつ。在ざい《太ふとし史し公おおやけ自序じじょ》作さく項羽こうう本紀ほんぎ第だい七なな。評ひょう：“秦はた失しつ其道，豪ごう桀並擾；項こう梁はり業ぎょう之の，子こ羽わ接せっ之の；殺ころせ慶けい救すくい趙ちょう，諸侯しょこう立りつ之の；誅嬰背せ懷なつけ，天下てんか非ひ之これ。”

有ゆう些人認みとめ為ため是ぜ司馬しば遷怨恨えんこん晚年ばんねん昏聵的てき漢かん武たけ帝みかど，所以ゆえん故意こい把わ項羽こうう這劉氏し大敵たいてき地位ちい提ひさげ升ます，不ふ然しか綜觀史記しき對たい項羽こうう貶多於褒，不ふ至いたり於到本紀ほんぎ的てき高度こうど，同時どうじ項羽こうう為ため人じん好こう大喜だいぎ功こう、極ごく愛あい面子めんつ。《史記しき·項羽こうう本紀ほんぎ》：「人ひと或ある說せつ項こう王おう曰：『關せき中ちゅう阻山河さんが四よん塞ふさが，地ち肥饒ひじょう，可か都と以霸。』項こう王おう見み秦はた宮室きゅうしつ皆みな以燒殘ざん破やぶ，又また心こころ懷ふところ思おもえ欲よく東ひがし歸き，曰：『富貴ふうき不歸ふき故鄉こきょう，如衣繡夜行やこう，誰だれ知之ともゆき者しゃ！』說せつ者しゃ曰：『人ひと言げん楚すわえ人じん（暗くら指ゆび项羽）沐猴もっこう而冠耳みみ，果然かぜん。』項こう王おう聞之，烹說者しゃ。」《史記しき·項羽こうう本紀ほんぎ》記載きさい了りょう項羽こうう对平民へいみん與あずか降くだ卒そつ的てき六ろく次じ大だい屠殺とさつ，全部ぜんぶ都と是ぜ戰勝せんしょう之の後こう駭人聽聞ちょうもん的てき屠ほふ杀與殺ころせ降ぶ：第だい一次襄城屠杀，坑あな殺ころせ全ぜん城しろ平民へいみん；第だい二に次じ城陽じょうよう大だい屠殺とさつ，处决了りょう此前幫助齐郡防禦ぼうぎょ的てき全ぜん城しろ平民へいみん；第だい三さん次じ新しん安やす大だい屠殺とさつ，坑あな殺ころせ秦しん軍ぐん降くだ卒そつ二に十じゅう萬まん；第だい四よん次じ咸陽大だい屠殺とさつ，殺戮さつりく關せき中ちゅう平民へいみん無む計けい，大だい燒やき大だい殺ころせ大だい劫掠ごうりゃく大だい掘ほ墓はか；第だい五ご次じ破やぶ齊ひとし大だい屠殺とさつ，坑あな殺ころせ田た榮さかえ降くだ卒そつ數すう目もく不詳ふしょう，大だい劫掠ごうりゃく大だい燒しょう殺ころせ，逼反復辟ふくへき後こう的てき齊ひとし國こく；種種しゅじゅ大だい規模きぼ暴行ぼうこう之の外そと，項羽こうう又また恢復かいふく了りょう戰國せんごく大だい煮に活かつ人的じんてき烹殺，後來こうらい又また有ゆう殺ころせ楚すわえ懷ふところ王おう、殺ころせ秦しん王おう子こ嬰並なみ秦しん诸公子こ、大だい掘ほ秦はた始はじめ皇すめらぎ陵りょう等とう，使つかい大だい屠殺とさつ的てき酷烈こくれつ惡風あくふう在ざい秦しん末まつ之の亂みだれ中ちゅう驟然暴長。

揚あげ雄ゆう在ざい《法ほう言げん》中ちゅう批判ひはん：“或ある問とい：「楚すわえ敗はい垓下，方ぽう死し，曰『天てん也！』諒りょう乎？」曰：「漢かん屈こごめ群ぐん策さく，群ぐん策さく屈こごめ群ぐん力りょく；楚すわえ敦あつし群ぐん策さく而自屈こごめ其力。屈こごめ人じん者しゃ克かつ，自じ屈こごめ者しゃ負まけ。天てん曷故焉！」”

楚すわえ国こく诸将：“项羽为人僄悍滑すべり贼，诸所过无不ふ残ざん灭。”（《史ふみ记·高祖こうそ本ほん纪第八はち》）

陈平：“项王为人，恭敬きょうけい爱人，士し之の廉れん节好礼者れいしゃ多た归之。至いたり于行功こう爵邑，重之しげゆき，士し亦また以此不ふ附ふ……项王不能ふのう信人のぶと，其所任にん爱，非ひ诸项即そく妻つま之の昆こん弟おとうと，虽有奇士きし不能ふのう用よう，平ひら乃去楚すわえ。”（《陈丞相しょう世よ家か》。此二句意指劉邦待人傲慢無禮，但ただし用人ようにん不ふ疑うたぐ且封賞しょう從したがえ不ふ手て軟；相しょう較之下か項羽こうう仁ひとし而爱人じん，但ただし用人ようにん疑うたぐ神かみ疑うたぐ鬼おに且封賞しょう極ごく為ため小しょう氣き，無法むほう留とめ才ざい。）

郦食其：“项王有ゆう倍ばい约之名めい，杀义帝みかど之の负；于人之の功こう无所记，于人之の罪つみ无所忘；战胜而不得とく其赏，拔城而不得とく其封；非ひ项氏莫得用事ようじ；为人刻印こくいん，刓而不能ふのう授；攻おさむ城じょう得とく赂，积而不能ふのう赏：天下てんか畔ほとり之の，贤才怨之，而莫为之用よう。故こ天下てんか之の士し归于汉王，可か坐すわ而策也。”（《史ふみ记·郦生陆贾列れつ传第三さん十じゅう七なな》）

刘邦：“项羽有ゆう一范增而不能用，此其所以ゆえん为我擒とりこ也！”（《史ふみ记·高祖こうそ本ほん纪第八はち》）

韓かん信しん曾批評ひひょう項羽こうう為ため：“遇ぐう強きょう則そく霸的匹夫ひっぷ之の勇いさむ，和わ遇ぐう弱じゃく則そく憐的婦人ふじん之の仁じん。既すんで不能ふのう任用にんよう賢けん能のう將帥しょうすい，又また曾遷逐楚すわえ義ぎ帝みかど，用兵ようへい趕盡殺ころせ絕ぜっ。雖名為ため霸王，其實民心みんしん盡つき失しつ。”；“请言项王之の为人也。项王喑恶叱咤しった，千せん人にん皆みな废；然しか不能ふのう任にん属ぞく贤将，此特匹夫ひっぷ之の勇いさむ耳みみ。项王见人恭敬きょうけい慈爱，言げん语呕呕，人にん有ゆう疾病しっぺい，涕泣ていきゅう分ぶん食しょく饮；至いたり使し人じん有功ゆうこう，当とう封ふう爵者，印しるし刓敝，忍にん不能ふのう予よ，此所谓妇人じん之の仁じん也。” 此二句意為項羽只看眼前而不識大體；好行よしゆき小しょう惠めぐみ而不願ねがい大だい封ふう大賞たいしょう，用人ようにん但ただし憑個人こじん好惡こうお而非才ひさい學がく，只ただ記き過か不ふ記き功こう且心胸むね狹隘きょうあい，作風さくふう與あずか劉邦りゅうほう完全かんぜん相反あいはん。

高こう起おこり、王おう陵りょう对曰：“陛下へいか慢而侮人じん，项羽仁じん而爱人じん。然しか陛下へいか使し人じん攻おさむ城しろ略りゃく地ち，所しょ降下こうか者しゃ因いん以予之の，与あずか天下てんか同どう利也としや。项羽妒贤嫉能，有功ゆうこう者しゃ害がい之の，贤者疑うたぐ之これ，战胜而不予よ人じん功こう，得とく地ち而不予よ人じん利り，此所以失天下でんか也。”（《高祖こうそ本ほん纪》）

王おう充たかし：“项羽恶微，号ごう而用兵へい，与あずか高祖こうそ俱起，威力いりょく轻重，未み有ゆう所定しょてい，则项羽わ力りょく劲。”（《论衡·卷まき十じゅう九きゅう·恢国篇へん第だい五ご十じゅう八はち》）

郭かく嘉よしみ：“昔むかし项籍七なな十じゅう余あまり战，未み尝败北きた，一朝失势而身死国亡者，恃勇无谋故こ也。”（《三国志さんごくし·魏ぎ书·程ほど郭かく董ただし刘蒋刘传第だい十じゅう四よん》）

诸葛亮あきら：“昔むかし项籍总一强きょう众，跨またが州しゅう兼けん土ど，所しょ务者大だい，然しか卒そつ败垓下か，死し於东城じょう，宗族そうぞく如焚，为笑千せん载，皆みな不ふ以义，陵りょう上じょう虐しいたげ下か故こ也。”（《三國志さんごくし·卷まき三さん十じゅう三さん 蜀しょく書しょ三さん 後ご主おも傳でん第だい三さん》）“昔むかし在ざい項羽こうう，起おこり不ふ由よし德とく，雖處華はな夏なつ，秉帝者しゃ之の勢いきおい，卒そつ就湯鑊，為ため後ご永なが戒。”（《三国志さんごくし·卷まき三さん十じゅう五ご·蜀しょく书五·诸葛亮あきら传第五ご》）

刘劭：“若わか一人ひとり之の身み，兼有けんゆう英雄えいゆう，则能长世；高祖こうそ、项羽是也これや。然しか英之ひでゆき分ぶん，以多于雄，而英不可ふか以少也。英えい分ぶん少しょう，则智者しゃ去さ之これ，故こ项羽气力盖世，明あきら能のう合あい变，而不能ふのう听采奇き异，有ゆう一いち范增不用ふよう，是ぜ以陈平之ひらの徒と，皆みな亡ほろび归高祖こうそ。”

段だん灼：“秦はた失しつ其鹿，豪ごう杰竞逐，项羽既得きとく而失之の，其咎在ざい烹韩生せい，而范增ぞう之の谋不用よう。假令たとい羽はね既すんで距项伯はく之の邪よこしま说，斩沛公こう于鸿门，都と咸阳以号令れい诸侯，则天下か无敌 矣。而羽距韩生せい之の忠ちゅう谏，背せ范增之の深ふか计，自じ谓霸王おう之の业已定じょう，都と彭城，还故乡，为昼被ひ文ぶん绣，此盖世俗せぞく儿女之の情じょう耳みみ，而羽荣之。是ぜ故こ五载为汉所擒，至いたり此尚不知ふち觉悟，……甚痛矣哉！”（《晋すすむ书·卷まき四よん八はち·列れつ传第十じゅう八はち·段だん灼》）

蔡謨：“夫おっと以白しろ起おこり、韩信、项籍之の勇いさむ，犹发梁はり焚舟，背水はいすい而阵。”（《晋すすむ书·卷まき七なな七なな·列れつ传第四よん七なな·蔡谟》）

李り德いさお林りん：“项羽诛秦摧汉，宰おさむ割わり神州しんしゅう，角逐かくちく争そう驱，尽つき威力いりょく而无就也。”（《隋ずい书·卷まき四よん二に·列れつ传第七なな·李り德いさお林りん》）

房ぼう彦谦：“故こ蚩尤、项籍之の骁勇，伊い尹いん、霍光之の权势，李り老ろう、孔あな丘おか之の才智さいち，吕望、孙武之の兵へい术，吴、楚すわえ连盘石せき之の据すえ，产、禄ろく承うけたまわ母はは弟おとうと之の基もと，不ふ应历运之兆ちょう，终无帝みかど主ぬし之の位くらい。”（《北きた史し·列れつ传第二に十じゅう七なな》）

魏ぎ元忠もとただ：“假かり有ゆう项籍之の气，袁绍之の基もと，而皆泯智任にん情じょう，终以破灭，何なに况复出で其下哉。”（《旧きゅう唐から书·列れつ传第四よん十じゅう二に》）

司つかさ马贞：“秦はた鹿しか走はし，伪楚狐きつね鸣。云うん郁いく沛谷，剑挺吴城。勋开鲁甸，势合砀兵。卿きょう子こ无罪，亚父推诚。始はじめ救すくい赵歇，终诛子こ婴。违约王おう汉，背せ关怀楚すわえ。常つね迁上游ゆう，臣しん迫はさま故主こしゅ。灵壁大だい振ふ，成なり皋久拒こばめ。战非无功，天てん实不与あずか。嗟彼盖代，卒そつ为凶竖。”（《史ふみ记·项羽本ほん纪第七なな》）

呂りょ蒙こうむ正ただし：“楚すわえ霸英雄えいゆう，敗はい於烏江からすえ自刎じふん；漢かん王おう柔弱にゅうじゃく，竟有萬まん里り江山えやま。”（《破やぶ窯かま賦ふ》）

唐とう代だい才子さいし杜もり牧まき有ゆう詩し《題だい烏江からすえ亭てい》：「勝敗しょうはい兵へい家事かじ不ふ期き，包つつみ羞忍恥はじ是ぜ男兒だんじ。江東こうとう弟子でし多才たさい俊しゅん，捲土重來けんどじゅうらい未み可知かち。」但ただし是ぜ杜もり牧まき天真てんしん的てき想そう法被はっぴ王おう安やすし石せき仿此詩格しかく式しき吐槽：「百戰ひゃくせん疲勞ひろう壯士そうし哀あい，中原なかはら一いち敗勢はいせい難なん回かい。江東こうとう子弟してい今こん雖在，肯與君王くんのう捲めく土ど來らい。」

宋そう苏洵：“项籍有ゆう取と天下てんか之の才ざい，而无取天下でんか之の虑。”

宋そう苏轼：“项籍唯ただ不能ふのう忍しのべ，是ぜ以百战百胜而轻用其锋。”（《古文こぶん观止》）

宋そう蘇そ轍わだち《虞おそれ姬ひめ墓ぼ》的てき詠嘆えいたん是ぜ：布ぬの叛增亡國ぼうこく已やめ空そら，摧殘羽わ翮自令れい窮きゅう。艱難かんなん獨どく與あずか虞おそれ姬ひめ共とも，誰だれ使し西にし來らい敵てき沛公。

宋そう陸りく游ゆう《項羽こうう》嘆曰：八はち尺しゃく將軍しょうぐん千里せんり騅，拔山ぬきやま扛鼎不ふ妨さまたげ奇き。范增力盡ちからつき無む施ほどこせ處しょ，路みち到いた烏江からすえ君くん自じ知ち。

宋そう文ぶん天てん祥さち：「項こう籍せき、關せき侯こう、敖曹擒とりこ虎とら之これ流りゅう。」（《文ぶん山やま集しゅう·送おく彭叔英えい序じょ》）

宋そう范浚：“若わか籍せき则无能のう有ゆう是ぜ，得とく范增不能ふのう用よう，得とく陈平不能ふのう用よう，得とく韩信不能ふのう用よう，皆みな使し之の怨偾弃去，徒と以匹夫ひっぷ小勇しょうゆう，欲よく决雄雌めす于挑战间，至いたり力りょく蹙势穷，犹将驰杀一いち二に汉将，以见枝えだ能のう，此楚所以ゆえん失しつ天下でんか也。然しか则籍之の亡ほろび也，又また胡えびす望もち乎天哉？”

宋そう何なに去さ非ひ：“项羽之の于力尝强矣，以其不知ふち真しん力りょく之の所在しょざい，此所以亡。彼かれ项羽以百战百胜气盖于一时，手て袭天下か以王豪ごう杰而宰おさむ制せい之の，自じ以天下か莫能抗こう也。观其所しょ赖以为资，盖有类乎力りょく者しゃ矣。虽然，彼かれ之これ所しょ谓力者しゃ，内ない恃其身み之の勇いさむ，叱咤しった震ふるえ怒いか足あし以威匹夫ひっぷ；外がい恃其众之劲，搏捽决战足あし以吞敌人而已。至いたり于阻河山かわやま，据すえ形がた便びん，俯首东瞰，临制天下でんか，保ほ王おう业之固かた，遗后世よ之の强つよ，所しょ谓真力りょく者しゃ，彼かれ固かた莫或之の知也ともや。是ぜ以轻指ゆび关中天ちゅうてん险之势，燔烧屠戮逞其暴，卒そつ举而遗之二に三さん降くだ虏，反はん怀区区く之の故こ楚すわえ而甚荣。......惟おもんみ其知夺而不知ふち其有，此所以亡耳みみ。”

刘叔友とも：“项王有ゆう吞岳渎意气，咸阳三さん月がつ火ひ，骸骨がいこつ乱らん如麻，哭声惨むご怛天日び，而眉容よう不ふ敛，是ぜ必铁作さく心肝しんかん者しゃ。然しか当とう垓下诀别之の际，宝たから区く血ち庙，了りょう不ふ经意，惟おもんみ眷眷一いち妇人，悲歌ひか怅饮，情じょう不ふ自じ禁きん。”（《鶴つる林りん玉露ぎょくろ》）

宋そう代だい女おんな词人李り清照きよてる诗赞云うん：「生なま當とう作さく人傑じんけつ，死し亦また為ため鬼おに雄ゆう，至いたり今いま思おもえ项羽，不ふ肯過江東こうとう。」

明太めんたい祖そ朱しゅ元もと璋あきら：“项羽南面なんめん称しょう孤こ，仁ひとし义不施ほどこせ，而自矜功伐き。高祖こうそ知とも其然，承うけたまわ以柔逊，济以宽仁，卒そつ以胜之の。”（《明あかり史し·卷まき第だい一いち三さん五ご·列れつ传第二に三さん·孔あな克仁かつひと》）

王おう世よ贞：“嗟乎！古いにしえ之の有ゆう天下てんか者しゃ，要よう必有人じん君くん之の德とく，而其佐さ命いのち以功臣こうしん终者，要よう必有人臣じんしん之の体からだ，人臣じんしん之の体からだ在ざい才ざい巨きょ而心小しょう其识不ふ凡，而凡不ふ远而远乃可か保ほ也无君德くんとく，而其材ざい非ひ人臣じんしん者しゃ。偏へん雄ゆう，则项羽わ、袁绍、李り密ひそか；委い质，则韩信しん及荣也。”（《王おう弇州崇たかし论卷之の四よん》）

李り晚ばん芳かおる：“羽はね之の神かみ勇いさむ，千古せんこ无二に；太ふとし史し公おおやけ以神勇いさみ之の笔，写うつし神かみ勇いさむ之これ人にん。亦また千古せんこ无二。迄まで今こん正せい襟えり读之，犹觉喑嗯叱咤しった之の雄ゆう，纵横驰骋于数页之间，驱数百ひゃく万まん甲かぶと兵へい，如大风卷箨，奇き观也。”

明あきら末すえ流ながれ寇首領しゅりょう張ちょう獻けんじ忠ただし曾經評ひょう歷代れきだい帝王ていおう，以西いせい楚すわえ霸王為ため第だい一いち。

蔡东藩はん：“惟おもんみ观于项王之の坑あな降くだ卒そつ，杀子婴，弑义帝みかど，种种不ふ道みち，死し有余ゆうよ辜，彼かれ自じ以为非ひ战之罪ざい，罪つみ固かた不在ふざい战，而在残ざん暴也。彼かれ杀人多た矣，能のう无及此乎！天てん亡ほろび天てん亡ほろび，夫おっと复谁尤ゆう！”

周しゅう恩来おんらい：“时势之の英雄えいゆう，固かた若わか是ぜ其众也，然しか非ひ吾われ之これ所しょ论于项羽、拿破仑也。夫おっと二に氏し，世界せかい之の怪かい杰也。具ぐ并吞八はち荒あら之これ心こころ，叱咤しった风云之の气；勇いさみ冠かんむり万夫ばんぷ，智さとし超ちょう凡俗ぼんぞく；战无不ふ胜，攻おさむ无不取と；敌邦闻之而震魄たま，妇孺思之の而寒胆きも；百ひゃく世せい之の下した，犹懔懔有生せい气，岂仅一いち世せい之の雄哉ゆうや！是ぜ犹其勇いさみ之の著しる于外也。若わか其关系けい于世界かい之の进退，人にん类之盛衰せいすい，又また非ひ一いち时豪俊しゅん、二に三さん学者がくしゃ所しょ可か同日どうじつ而语。虽以帝王ていおう之の尊みこと、宗そう教之のりゆき力りょく、金きむ钱之势，莫以易えき之の。故こ二に氏し者しゃ，吾われ之これ所しょ谓造时势之の英えい雄也ゆうや。”

孫まご中山ちゅうざん認みとめ為ため，項羽こうう失敗しっぱい最さい簡單かんたん原因げんいん，就是項羽こうう專せん靠もたれ武力ぶりょく，劉邦りゅうほう入いれ關せき之これ後ご，便びん約やく法ほう三さん章しょう，事事ことごと總そう是ぜ寬ひろし宏大こうだい量りょう，以得民心みんしん為ため主ぬし。

中国ちゅうごく共ども产党领导人じん毛もう泽东有ゆう词云うん：“宜むべ将はた剩あま勇いさむ追つい穷寇，不可ふか沽名学がく霸王。”在ざい1964年ねん的てき一いち次じ谈话中ちゅう，毛もう泽东进一步指出项羽战败的三个错误：鸿门宴えん不ふ听范增的てき话，放ひ走はし刘邦；机つくえ械遵守じゅんしゅ鸿沟协定；以及建都けんと徐じょ州しゅう（当とう时叫彭城）。

藝術げいじゅつ

文化ぶんか影かげ响

京きょう剧《霸王别姬》

项羽英えい勇いさみ善戰ぜんせん但ただし下場げば悲慘ひさん，加か之の他た与あずか虞おそれ姬ひめ的てき爱情故事こじ，符合ふごう大だい眾對悲劇ひげき英雄えいゆう的てき觀かん感かん而受戲おどけ劇げき與あずか創作そうさく歡迎かんげい。

中国ちゅうごく传统戏曲中ちゅう多た有ゆう与あずか项羽有ゆう关的内容ないよう，如近代きんだい京きょう剧中有ちゅうう名めい剧霸王别姬。

古こ琴曲きんきょく中有ちゅうう〈楚歌そか〉一曲描寫項羽兵敗垓下的故事。

由よし於項羽わ在江あるえ邊べ自盡じじん，世人せじん感かん念ねん，建けん廟びょう奉祀ほうし，陳ひね朝あさ時どき甚至尊しそん封ふう為ため帝みかど。後人こうじん則のり尊とうと為ため諸もろ「水仙すいせん王おう」之の一いち，希望きぼう項羽こうう的てき英靈えいれい可か以保佑たすく漁民ぎょみん及水上じょう運輸うんゆ、貿易ぼうえき的てき安全あんぜん。

影かげ視し形象けいしょう

• 香港ほんこん電でん視し劇げき《楚すわえ河かわ漢かん界かい》（1985年ねん）：由ゆかり石いし修おさむ飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《淮阴侯こう韩信》（1991年ねん）：由ゆかり韓かん再さい峰みね飾かざり演えんじ。
• 香港ほんこん電でん影かげ《西にし楚すわえ霸王》（1994年ねん）：由ゆかり吕良伟飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《西にし楚すわえ霸王》（1994年ねん）：由ゆかり宁才飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《漢かん劉邦りゅうほう》（1998年ねん）：由ゆかり张林飾かざり演えんじ。
• 香港ほんこん電でん視し劇げき《楚すわえ汉骄雄ゆう》（2004年ねん）：由ゆかり江こう华飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《楚すわえ汉風雲くも》（2005年ねん）：由ゆかり胡えびす軍ぐん飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《大だい汉巾帼》（2005年ねん）：由ゆかり臧金生せい飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《玫瑰江湖こうこ》（2009年ねん）：由ゆかり钟汉良りょう飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《神話しんわ》（2010年ねん）：由ゆかり谭凯飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《大将たいしょう军韩信しん》（2010年ねん）：由ゆかり吴毅将しょう飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆与香港ほんこん合あい拍はく電でん影かげ《鴻おおとり門もん宴えん傳奇でんき》（2011年ねん）：由ゆかり馮紹峰ほう飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《楚すわえ汉爭雄ゆう》（2011年ねん）：由ゆかり任にん程ほど伟飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《楚すわえ汉傳奇でんき》（2012年ねん）：由ゆかり何なに潤じゅん東ひがし飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電影かげ《王おう的てき盛宴せいえん》（2012年ねん）：由ゆかり吴彦祖そ飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《秦はた時じ明月めいげつ》（2014年ねん）：由ゆかり秦はた俊しゅん杰飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大だい陆電視し劇げき《天意てんい》（2018年ねん）：由ゆかり于济玮飾かざり演えんじ。
  

動どう漫

• 《天子てんし傳奇でんき3流りゅう氓天子てんし》
• 《天子てんし傳奇でんき4大だい唐から威い龙》
• 《天子てんし傳奇でんき5如来にょらい神しん掌てのひら》
• 《天子てんし傳奇でんき7三さん国こく骄皇》
• 《秦はた時じ明月めいげつ》（2007年ねん）：由ゆかり沈达威い配はい音おん。
• 《秦はた汉英雄えいゆう传》（2011年ねん）：由ゆかり张震配はい音おん。
• 《秦はた時じ明月めいげつ3D電でん影かげ龍りゅう騰あが萬里ばんり》（2014年ねん）：由ゆかり沈达威い配はい音おん。
• 《秦はた時じ明月めいげつ》第だい五ご季き《君臨くんりん天下でんか》新春しんしゅん特とく别篇（2016年ねん）：由ゆかり戴超行ぎょう配はい音おん。

遊戲ゆうぎ

• 日本にっぽん手しゅ機き遊戲ゆうぎ《Fate/Grand Order》：由ゆかり山寺やまでら宏一こういち配はい音おん，職階しょっかい為ためBerserker，被ひ描述為ため秦はた始はじめ皇すめらぎ製造せいぞう的てき半はん人馬じんば型がた機關きかん人じん偶「會かい稽零式しき」，寶たから具ぐ是ぜ「力ちから拔山ぬきやま兮氣蓋世がいせい」。
• 《王者おうじゃ榮耀えいよう》中ちゅう的てき角かく色しょく，職業しょくぎょう為ため坦ひろし克かつ
• 《神かみ魔ま之の塔とう》2020第だい一いち張ちょう新しん黑くろ金きん。
  • 種族しゅぞく：人類じんるい；屬性ぞくせい：光ひかり；星ほし數すう：7星ほし；主動しゅどう技能ぎのう為ため力ちから拔山ぬきやま河かわ，隊長たいちょう技わざ分別ふんべつ為ため純じゅん色しょく的てき無雙むそう之の霸與雜色ざっしょく的てき蓋世がいせい之の氣き。

戲おどけ剧

• 台灣たいわん金光かねみつ布袋ほてい戲おどけ《金光かねみつ御ご九界之戰血天道》（2019年ねん）：「血ち神しん」角かく色しょく原型げんけい為ため西にし楚すわえ霸王。

参考さんこう文献ぶんけん

书目

• 《史記しき·項羽こうう本紀ほんぎ》
• 《漢書かんしょ·陳ひね勝しょう項こう籍せき傳でん》
• 《漢書かんしょ·高だか帝みかど紀き》
• 《高祖こうそ功臣こうしん侯こう者しゃ年表ねんぴょう》

外部がいぶ連結れんけつ

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

在ざい维基文ぶん库阅读此作者しゃ作品さくひん（ 在ざい维基共ども享とおる资源阅览影像えいぞう）

《史記しき·卷まき七なな·項羽こうう本紀ほんぎ》，出自しゅつじ司馬しば遷《史記しき》

《漢書かんしょ·卷まき031》，出自しゅつじ班はん固かた《漢書かんしょ》

統治とうち者しゃ頭あたま銜
前任ぜんにん： 無む	西にし楚すわえ霸王 前ぜん206年ねん—前まえ202年ねん	繼つぎ任にん： 無む
前任ぜんにん： 秦はた王子おうじ婴 楚すわえ义帝	中國ちゅうごく君主くんしゅ 前ぜん206年ねん—前まえ202年ねん	繼つぎ任にん： 漢かん高祖こうそ 刘邦