成瀨なるせ正成まさしげ

成瀨なるせ正成まさしげ
犬山いぬやま藩はん藩主はんしゅ
任期にんき 1616年ねん—1625年ねん
前任ぜんにん	空そら缺かけ（上うえ一任いちにん：平岩ひらいわ親ちかし吉きち）
继任	成瀨なるせ正ただし虎とら
栗原くりはら藩はん藩主はんしゅ
任期にんき 1600年ねん—1616年ねん
前任ぜんにん	新設しんせつ
继任	成瀨なるせ之の成なり
江戶えど幕府ばくふ老中ろうじゅう
任期にんき 1600年ねん—1616年ねん
个人资料
出生しゅっしょう	1567年ねん （永えい禄ろく10年ねん）
逝世	1625年ねん2月がつ23日にち(1625歲さい—02—23)（57—58歲さい） （寬永かんえい2年ねん1月がつ17日にち）
别名	小吉こよし（通称つうしょう）
戒名かいみょう	白しろ林りん院いん殿どの直ちょく指ゆび宗むね心こころ居士こじ
朝廷ちょうてい官位かんい	從したがえ五ご位い下か隼人はやと正せい
氏族しぞく	成瀨なるせ氏し

成瀨なるせ正成まさしげ（日にち语：成瀬なるせ 正成まさしげ／なるせ まさなり ^{Naruse Masanari}，1567年ねん—1625年ねん2月がつ23日にち），日本にっぽん戰國せんごく時代じだい到いた江戶えど時代じだい前期ぜんき武將ぶしょう、大名だいみょう，犬山いぬやま藩はん初代しょだい藩主はんしゅ（尾張おわり藩はん附屬ふぞく家老がろう）。成瀨なるせ正一しょういち的てき長男ちょうなん，母親ははおや是ぜ熊谷くまがい直ただし連れん之の妹いもうと。一般いっぱん通稱つうしょう為ため小吉こよし，敘任從したがえ五位下官位後也稱他隼人はやと正せい。從したがえ慶長けいちょう5年ねん（1600年ねん）到いた元もと和わ2年ねん（1616年ねん）在ざい德川とくがわ幕府ばくふ擔任たんにん老中ろうじゅう的てき官職かんしょく。

生平おいだいら

小牧こまき長久手ながくて之これ戰せん

年少ねんしょう時じ擔任たんにん德川とくがわ家康いえやす的てき小姓こしょう（侍童じどう），初次はつじ上うえ陣じん在天ざいてん正せい12年ねん（1584年ねん）的てき小牧こまき長久手ながくて之これ戰せん、隸屬れいぞく於小姓こしょう組ぐみ。年とし僅17歲さい的てき正成まさしげ，勇敢ゆうかん地ち殺ころせ入にゅう敵陣てきじん，取と下しも敵てき人的じんてき首級しゅきゅう。在家ありいえ康正こうせい檢視けんし取と回かい的てき首級しゅきゅう時じ，先遣せんけん部隊ぶたい遭受敵てき軍ぐん猛烈もうれつ的てき攻擊こうげき；正成まさしげ看み到いた部隊ぶたい退すさ縮ちぢみ的てき情じょう形がた，不ふ顧旁人的じんてき勸すすむ阻，再度さいど殺ころせ入にゅう敵てき陣取じんとり回かい敵てき人じん首級しゅきゅう。此戰後ご，正せい成因せいいん其功績獲家康いえやす賞賜しょうし500石せき俸祿及脇差わきざし（短たん腰刀こしがたな）。天正てんしょう13年ねん（1585年ねん）、德川とくがわ氏し將はた因いん根來寺ねごろじ為ため秀吉ひでよし所しょ滅ほろび、四散しさん而來的てき50名めい僧兵そうへい交由正成まさしげ統率とうそつ，年ねん僅17歲さい就成為ため一軍いちぐん之の將はた。這支洋よう槍やり隊たい就是後來こうらい稱たたえ為ため根來ねごろ組ぐみ的てき百ひゃく人にん部隊ぶたい（百ひゃく人組にんぐみ）的てき原型げんけい，而正成なり也以17歲さい創そう下か家康いえやす部下ぶか最さい年とし輕けい就擔任たんにん一軍之將的紀錄。

小田原おだわら征伐せいばつ

天正てんしょう18年ねん（1590年ねん）的てき小田おだ原之はらの戰せん也立下か戰功せんこう。在ざい家康いえやす轉てん封ふうじ到いた關東かんとう後ご，受封下總しもうさ國こく葛飾かつしか郡ぐん栗原くりはら藩はん4000石せき的てき領地りょうち，並なみ獲得かくとく江戶城えどじょう四谷よつや宅たく邸てい的てき賞賜しょうし，正成まさしげ將しょう屬ぞく下根げこん下組しもくみ配置はいち在ざい內藤新宿しんじゅく以防衛ぼうえい甲州こうしゅう街道かいどう。出兵しゅっぺい朝鮮ちょうせん前まえ、諸しょ將しょう集結しゅうけつ在ざい大坂おおさか時じ，曾得豐臣とよとみ秀吉ひでよし青眼せいがん有加ゆか，想そう要用ようよう5萬石的高俸勸他轉投豐臣とよとみ氏し。但ただし正成まさしげ以不仕つかまつ二君為由堅決推辭，甚至說せつ出で「無論むろん如何いか都と要よう這樣的てき話ばなし我わが就切腹せっぷく」，有ゆう這麼一いち段だん軼事いつじ。

關原せきはら之これ戰せん

慶長けいちょう5年ねん（1600年ねん）的てき關原せきはら之これ戰せん，一方いっぽう面めん擔任たんにん家康いえやす的てき使番つかいばん（傳令でんれい、巡視じゅんし），另一方面又率領根來組百人隊為先鋒，立だて下か了りょう戰功せんこう，也因此被拔擢ばってき為ため堺さかい的てき奉行ぶぎょう。之これ後ご，和かず家康いえやす親しん信しん本多ほんだ正純まさずみ、安藤あんどう直次なおじ等とう人ひと擔任たんにん老中ろうじゅう的てき職務しょくむ，共同きょうどう執と掌てのひら幕府ばくふ初期しょき的てき政務せいむ。此外，加か封ふう甲斐かい國こく內2萬まん石せき、三河みかわ國こく加茂かも郡ぐん內1萬まん石せき，成なり為ため下總しもふさ國こく栗原くりはら藩はん3萬まん4000石せき俸祿的てき大名だいみょう。

大坂おおさか之これ戰せん

慶長けいちょう12年ねん（1607年ねん）、敘任從したがえ五ご位い下か隼人はやと正せい。慶長けいちょう15年ねん（1610年ねん）、擔任たんにん德川とくがわ御三家ごさんけ之これ一いち的てき尾張おわり藩主はんしゅ德川とくがわ義直よしなお的てき輔佐ほさ一いち職しょく，在ざい創そう藩はん初期しょき指揮しき名古屋なごや藩政はんせい，立だて下か了りょう功績こうせき。慶長けいちょう19年ねん（1614年ねん）大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん後ご，德川とくがわ氏し和わ豐臣とよとみ氏し暫時ざんじ達成たっせい了りょう和談わだん，但ただし和談わだん條件じょうけん是ぜ必須ひっす拆毀大だい坂城さかき的てき二に丸まる、三丸みつまる，並なみ填はま平ひら所有しょゆう濠ほり溝みぞ，正せい成和しげかず本多ほんだ正純まさずみ、安藤あんどう直次なおじ共同きょうどう指揮しき填はま平ひらた大だい坂城さかき內壕溝みぞ的てき工程こうてい。

晚年ばんねん

尾張おわり藩はん的てき附ふ家老がろう平岩ひらいわ親ちかし吉きち過か世よ後ご，平岩ひらいわ氏し因いん無む嗣子しし而斷絕家ぜっけ業ぎょう。家康いえやす特別とくべつ拜はい託たく正せい成出なるで任にん九男德川義直的附家老，並なみ封ふう給きゅう犬山いぬやま城しろ。這時，同どう為ため家康いえやす親しん信しん的てき安藤あんどう直次なおじ也出任にん家康いえやす十じゅう男なん、紀州きしゅう藩はん主あるじ德川とくがわ賴宣よりのぶ的てき附ふ家老がろう。

寬永かんえい2年ねん（1625年ねん）逝世，享年きょうねん59歲さい。臨終りんじゅう前說ぜんせつ出で「想おもえ去ざ大御所おおごしょ（家康いえやす）長ちょう眠ねむり的てき日光にっこう」，據よりどころ說せつ家臣かしん們將他た的てき身體しんたい放ひ入にゅう籠かご中ちゅう，揹往日光にっこう而去。此後，成瀨なるせ氏し子孫しそん代代だいだい都と出仕しゅっし尾張おわり藩はん附ふ家老がろう。據よりどころ說せつ墓所はかしょ位い在ざい千葉ちば縣けん船橋ふなばし市し寶たから成しげる寺てら，但ただし詳細しょうさい地點ちてん不明ふめい。