戴熙

戴熙（1801年ねん—1860年ねん），字じ醇あつし士し，號ごう鹿しか床ゆか、鹿しか床ゆか居士こじ、棆庵、莼溪、松まつ屏へい、孟はじめ辛からし、井東いとう居士こじ等ひとし，浙江せっこう錢塘ぜんども（今いま杭州こうしゅう市し）人にん，清しん代だい政治せいじ人物じんぶつ、畫家がか，進士しんし出身しゅっしん。^[1]

生平おいだいら

道みち光こう十じゅう二に年ねん（1832年ねん）進士しんし，咸豐年間ねんかん任にん職しょく翰林院かんりんいん，官かん至いたり兵部ひょうぶ右みぎ侍さむらい郎ろう。太平たいへい天國てんごく事こと起おこり，在籍ざいせき辦團だん練ねり，退すさ休きゅう後ご主おも講こう崇たかし文書ぶんしょ院いん，太平たいへい軍ぐん入いれ杭州こうしゅう，乃賦絕命ぜつめい詞し，投とう池ち死し。

艺术成就じょうじゅ

其山水さんすい師し法ほう王おう翬虞おそれ山やま派は，也接近せっきん於婁東派は，山水さんすい“多用たよう擦こす筆ふで，山石やまいし以幹墨すみ作さく皴しわ，然しか後こう以濕筆ひつ渲染”，筆致ひっち峻たかし削そぎ雄ゆう健けん，但ただし略ほぼ顯あらわ呆ほけ板ばん。亦また善ぜん畫が竹石たけいし小品しょうひん及花卉かき。與あずか方ほう薰かおる、奚岡、湯ゆ貽汾齊ひとし名めい，並稱へいしょう“方ほう奚湯戴”。