李元りげん度ど

李元りげん度ど（1821年ねん—1887年ねん），字じ次じ青あお，又また字じ笏しゃく庭にわ，清しん代だい湖南こなん省しょう平江ひらえ县沙すな塅村人じん，曾國藩はん好こう友とも、親おや家か、歷史れきし學がく家か，出身しゅっしん貧寒ひんかん，累るい官かん至いたり貴き州しゅう布ぬの政せい使し，有ゆう官かん譽ほまれ好評こうひょう。著ちょ有ゆう《天てん岳山たけやま馆文钞》。

生平おいだいら

• 父親ちちおや販豆腐とうふ；4歲さい成なり孤兒こじ。
• 18歲さい中ちゅう秀才しゅうさい，23歲さい中ちゅう湖南こなん舉人，任にん黔陽县教きょう儒
• 1853年ねん，李り任つとむ湖南こなん郴州州しゅう学がく训导，憤いきどお太平たいへい軍ぐん非ひ儒，寫うつし長信ながのぶ給きゅう衡陽招湘勇いさみ的てき曾國藩はん自じ荐，並なみ自じ平江ひらえ招勇500人にん，棄文從したがえ武たけ投とう效こう衡陽曾國藩はん。
• 曾練兵へい兩年りょうねん，在ざい長ちょう沙すな靖やすし港こう慘敗ざんぱい；曾寫好こう遺書いしょ給きゅう李り後ご投とう水すい自盡じじん，被ひ撈救起おこり，李元りげん度ど皆みな予よ勸すすむ慰，曾感動かんどう之の餘よ，把わ侄女許もと配給はいきゅう李り。

徽州失しつ守もり

• 咸豐十じゅう年ねん1860年ねん，已やめ是これ兩りょう江こう總督そうとく曾國藩はん，令れい李元りげん度ど領りょう軍ぐん守もり徽州，為ため湘軍司令しれい部ぶ祁門門戶もんこ。
• 太平たいへい軍ぐん10萬まん攻おさむ至いたり，李り幾いく乎戰歿せんぼつ逃出，徽州失しつ守もり；曾彈劾だんがい李元りげん度ど上うえ准じゅん。

同どう治ち復ふく出で貴き州しゅう

• 同どう治ち初年しょねん，貴き州しゅう民みん變へん起おこり事ごと；
• 同どう治ち五ご年ねん（1866年ねん三さん月がつ），李り在ざい平江ひらえ募つの勇いさみ2000，前ぜん往貴州しゅう平たいら亂らん；兩年りょうねん內攻佔號ごう軍ぐん村むら寨900座ざ，累るい戰功せんこう升ます任にん雲南うんなん按察使し，在籍ざいせき未み赴任ふにん（因いん另有缺かけ）。

光ひかり緒いとぐち佈署海防かいぼう

• 光ひかり緒いとぐち10年ねん中ちゅう法ほう戰爭せんそう時どき應おう彭玉麟之これ邀出任にん廣東かんとん防ぼう務つとむ，建議けんぎ堵と塞ふさが虎とら門もん阻法軍ぐん海軍かいぐん。
• 11年ねん六ろく月がつ補おぎなえ貴き州しゅう按察使し，上うえ疏北京ぺきん有ゆう關東かんとう南みなみ海防かいぼう建言けんげん：

1. 沿岸えんがん仿外國廣くにひろ修おさむ炮台；
2. 為ため籌備海防かいぼう餉，建議けんぎ改あらため江南こうなん漕こげ運うん為ため折おり色しょく。
3. 為ため防ぼう法ほう國こく、日本にっぽん犯はん邊あたり，福建ふっけん巡めぐ撫なで需改置おけ於台灣たいわん；
4. 裁たっ汰冗官かん，廢はい督とく撫なで同省どうしょう城じょう之の湖北こほく、雲南うんなん、廣東かんとん三さん省しょう巡じゅん撫なで，收おさむ權けん於總督そうとく；
5. 於國外がい華僑かきょう居きょ地ち，廣こう置おけ公使こうし或ある是ぜ領事りょうじ。

立たて意い雖好，唯ただ開ひらけ罪ざい既得きとく利益りえき者しゃ眾，朝廷ちょうてい礙難採納さいのう實施じっし。

• 光ひかり緒いとぐち13年ねん升ます任にん貴き州しゅう布ぬの政せい使し (負ふ責せめ省しょう內民政みんせい財務ざいむ)，同年どうねん九きゅう月がつ廿にじゅう七なな日にち（1887年ねん11月12日にち）病びょう逝任內。

著作ちょさく

• 《国くに朝あさ先さき正せい事こと略りゃく》
• 《湖南こなん通とおる志こころざし》