李り延のべ禧 (清朝せいちょう)

李り延のべ禧（约1650年代ねんだい - 1731年ねん），字じ绵芝，内うち务府汉军正せい白旗はっき人ひと（属ぞく内ない务府正せい白旗はっき汉姓满洲旗はた人じん），清朝せいちょう内うち务府官かん员。籍せき奉天ほうてん铁岭。

生平おいだいら

准じゅん噶尔之の役やく中なか，立たて平定へいてい噶尔丹に军功，历任内ない务府主事しゅじ、员外郎ういろう、六库郎中兼佐领。康かん熙十じゅう九きゅう年ねん（1680年ねん）时，以内いない务府主事しゅじ职驻景けい德とく镇御ご窑厂督とく陶すえ。康かん熙四十じゅう五ご年ねん至いたり四よん十じゅう六ろく年ねん（1706年ねん至いたり1707年ねん），任にん江こう苏滸墅鈔關监督。雍正元年がんねん至いたり九きゅう年ねん，任にん總そう管かん內務府ふ大臣だいじん（卒そつ于任）。又また任にん正せい白旗はっき汉军副ふく都と统、吏部左ひだり侍さむらい郎ろう。曾任内ない务府镶黄旗き第だい一参领第一满洲佐领、内うち务府正せい白旗はっき第だい五参领第三旗鼓佐领（卒そつ于任）。赏戴花はな翎，诰授荣禄大夫たいふ。雍正十じゅう一いち年ねん（1733年ねん）七なな月がつ二に十じゅう四よん日にち前まえ，李り延のべ禧已在ざい旗鼓きこ佐さ领任にん内ない身み故ゆえ。卒そつ于雍正せい九きゅう年ねん（1731年ねん）十じゅう一月總管內務府大臣任上。

雍正三さん年ねん（1725年ねん）十じゅう一いち月がつ，廉れん親王しんのう允まこと禩决议減少げんしょう內務府ふ的てき披甲人じん名めい额，诸人集しゅう允まこと禩的府ふ邸てい喧やかまし闹。翌日よくじつ，又また到いた副ふく都みやこ統みつる李り延のべ禧家，肆意しい抢掠。

康かん熙十じゅう九年朝廷派员至江西景德镇，重じゅう启御窑厂烧造。从康熙二に十じゅう年ねん至いたり二に十じゅう七なな年ねん，先さき后きさき差さ内ない务府郎ろう中ちゅう徐じょ廷弼、内うち务府主事しゅじ李り延のべ禧、工こう部ぶ郎ろう中ちゅう臧应选、笔帖式しき车尔德とく等とう驻厂督とく造づくり（据すえ《饶州府ふ志こころざし》“陶とう政まさし”）。此次烧造，前ぜん后きさき历时七なな年ねん，期き间精品ひん迭出。

家族かぞく

• 始祖しそ李り𦬅，世せい居きょ关东铁岭。
• 高祖こうそ李り崇たかし智さとし。
• 高こう叔祖李り崇たかし仁じん。其子内ない务府正せい白旗はっき汉军李り成しげる棟とう（c.1620s-?）；“李り成しげる棟とう，正せい白旗はっき包つつみ衣ころも旗鼓きこ人じん，世せい居きょ瀋陽しんよう地方ちほう，來らい歸き年ねん分ぶん無む考こう。其子李り如梧，原はら任つとむ主事しゅじ。孫まご李り永ひさし輝てる，現任げんにん筆ひつ帖じょう式しき，永えい倫りん原はら任つとむ筆ひつ帖じょう式しき”（据すえ《八旗滿洲氏族通譜》卷まき75）。孙内务府主事しゅじ李り如梧（c.1650s-?）。曾孙李り永ひさし輝てる，曾任内ない务府镶黄旗はた包つつみ衣ころも第だい五參领第三旗鼓佐领（据すえ《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし》）；筆ひつ帖じょう式しき永えい倫りん。曾孙李り永ひさし標しるべ（字じ纯九，1698-1763），任にん内ない务府郎ろう中ちゅう兼佐かねさ领、江南こうなん庐凤道どう、粤海关监督とく，著ちょ《寄よせ素堂そどう詩し稿こう》（载《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし：艺文志こころざし》卷まき120）。玄げん孙延强きょう（字じ毅あつし斋，c.1720s-?；父ちち李り永ひさし標しるべ），內務府ふ坐すわ辦堂郎ろう中ちゅう、張ちょう家か口こう監督かんとく、内うち务府正せい黃旗きはた護まもる軍ぐん統すべ領りょう；曾收藏しゅうぞう《唐から·王おう居士こじ砖塔铭二石本いしもと（李り延のべ强きょう旧きゅう藏ぞう）》并于乾いぬい隆三りゅうぞう十じゅう六ろく年ねん（1771）作さく跋ばつ（后きさき由よし女婿じょせい、内うち务府正せい黄旗きはた蒙こうむ古こ诗人法式ほうしき善ぜん递藏）；修おさむ《全国ぜんこく李り氏し近きん房ぼう宗むね谱》（乾いぬい隆たかし四よん十じゅう六ろく年ねん（1781）木き刻印こくいん本ほん）。其：
  • 子こ長ちょう闈（字じ迈仁，1741-？），乾いぬい隆たかし四よん十じゅう四よん年ねん（1779）己おのれ亥い顺天乡试舉人（时隶内ない务府正せい白旗はっき包つつみ衣ころも佐たすく领杨作さく新しん下した；杨作新しん隶内务府镶黄旗はた汉军，系けい道どう光こう二に十じゅう五ご年ねん（1845年ねん）乙おつ巳み恩おん科か进士宜むべ振ふ之これ高祖こうそ），任にん内ない务府镶黄旗き第だい四参领第一旗鼓佐领、內務府ふ郎ろう中ちゅう、熱ねつ河かわ總そう管かん（据すえ《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし》）、内うち务府正せい白旗しらはた護まもる軍ぐん統すべ領りょう，著ちょ《挹綠軒のき詩し稿こう》（嘉よしみ庆庚申さる刊本かんぽん）。
  • 子こ長ちょう申さる，內務府ふ慎まき刑けい司郎しろう中ちゅう兼佐かねさ領りょう、總そう管かん內務府ふ大臣だいじん。重じゅう修おさむ其父编修的てき《全国ぜんこく李り氏し近きん房ぼう宗むね谱》（嘉よしみ庆十じゅう六ろく年ねん（1811）木き刻印こくいん本ほん，现藏中国ちゅうごく国家こっか图书馆）。
  • 子こ長ちょう順じゅん，娶めと尚なお氏し（父ちち内ない务府正せい白旗はっき汉军、江こう寧やすし織お造みやつこ、熱ねつ河かわ總そう管かん尚なお福ふく海かい；胞姊尚なお福ぶく娥嫁镶蓝旗はた宗室そうしつ書しょ約やく，其子嘉よしみ慶けい己おのれ巳み科か進士しんし宗室そうしつ崇たかし碩せき；胞侄女おんな尚なお佳けい氏し封ふう道どう光こう帝みかど之の豫よ嫔）。
  • 子こ長ちょう瞻，乾いぬい隆たかし四よん十じゅう四よん年ねん（1779年ねん）己おのれ亥い顺天乡试舉人（时隶内ない务府正せい白旗はっき包つつみ衣ころも佐たすく领杨作さく新しん下した；杨作新しん隶内务府镶黄旗はた汉军，系けい道どう光こう二に十じゅう五ご年ねん（1845年ねん）乙おつ巳み恩おん科か进士宜むべ振ふ之これ高祖こうそ），与あずか胞兄長ちょう闈顺天てん乡试同どう榜。
  • 女おんな李り氏し（1764-1800），嫁よめ内ない务府正せい白旗はっき满洲索さく綽絡氏し英えい柱ばしら（父ちち乾いぬい隆たかし癸みずのと酉とり科か舉人德元とくもと，胞叔乾いぬい隆たかし二に年ねん（1737年ねん）丁ちょう巳み恩おん科か進士しんし德とく保ほ）。
  • 女おんな李り氏し，嫁よめ内ない务府镶黄旗はた汉军冯氏五ご福ぶく（父ちち内ない务府郎ろう中ちゅう兼佐かねさ领延祺，祖父そふ雍正壬みずのえ子こ举人、文ぶん渊阁大だい学士がくし文ぶん肅公英えい廉れん），其子嘉よしみ慶けい四よん年ねん（1799年ねん）己おのれ未み科か进士象ぞう會かい。
  • 女おんな李り氏し，继配嫁よめ内ない务府正せい黄旗きはた蒙こうむ古こ诗人、乾いぬい隆たかし四よん十じゅう五ご年ねん（1780年ねん）庚かのえ子こ恩おん科か进士法式ほうしき善ぜん（1753-1813）。
• 曾祖そうそ李り成しげる賢けん（c.1570s-?）。“李り成しげる賢けん，正せい白旗はっき包つつみ衣ころも人じん，世せい居きょ瀋陽しんよう地方ちほう，來らい歸き年ねん分ぶん無む考こう。其曾孫まご李り延のべ禧原任にん内務ないむ府ふ總そう管かん。元もと孫まご六格原任筆帖式。四よん世せい孫まご官かん保たもて、黑くろ逹色、李り保たもつ、全ぜん保ほ俱現任げんにん筆ひつ帖じょう式しき”（据すえ《八旗满洲氏族通谱》卷まき74）。
• 祖父そふ李り如桂（c.1590s-?）。
• 父ちち李り永えい清きよし（c.1620s-?），国くに初はつ从龙入京にゅうきょう，诰赠荣禄大夫たいふ。母はは范氏，诰赠一いち品ひん夫人ふじん；刘氏，谭氏。
• 妻つま王おう氏し，诰赠一いち品ひん夫人ふじん；石せき氏し，顾氏。
• 子こ長ちょう显（c.1690s-?）。孙全保ほ（c.1720s-?），官かん保たもて，李り保たもつ。曾孙恒つね泰たい（父ちち全ぜん保ほ）（c.1750s-?），其子道どう光こう九きゅう年ねん（1829年ねん）己おのれ丑うし科か进士舒貴（1789-？），孙儿光こう绪丙子こ恩おん科か进士景けい瀛。
• 子こ六ろく格かく（c.1680s-?），内ない务府正せい白旗はっき包つつみ衣ころも第だい二參领第一满洲佐领（其前任ぜんにん二等阿达哈哈番（轻车都と尉じょう）佟保贵，拨隸怡亲王おう胤たね祥さち属ぞく下か，出で任にん第だい一任正蓝旗包衣第四參領第一佐領；该正蓝旗包つつみ衣ころも佐たすく领第三さん任にん、頭あたま等とう護衛ごえい、李り氏し家族かぞく姻戚いんせき胡えびす氏し韓かん保たもつ系けい正せい蓝旗汉军进士吉よし惠めぐみ之これ堂どう祖そ伯はく）、内うち务府郎ろう中ちゅう兼けん護まもる军參领。孙李維棟（c.1700s-?），曾孙李り世よ爵（c.1730s-?）。玄げん孙李萬まん樞くるる，继妻楊氏（父ちち内ない务府正せい黄旗きはた汉军赴會寶たから，胞叔兵部ひょうぶ侍さむらい郎ろう虔けん礼れい宝たから系けい光こう緒いとぐち十じゅう五ご年ねん（1889年ねん）己おのれ丑うし科か进士楊鍾羲之これ高祖こうそ）。
• 子こ長ちょう印しるし（c.1680s-?）。孙儿李り維屏（又また名めい黑くろ達たち塞ふさが、赫达色しょく，1709-1765），参まいり领，历任内ない务府正せい黄旗きはた包つつみ衣ころも第だい五參領第三旗鼓佐領、内うち务府正せい白旗はっき包つつみ衣ころも第だい四參領第一旗鼓佐領、内うち务府正せい白旗はっき包つつみ衣ころも第だい五參领第二旗鼓佐领（前任ぜんにん鄭てい禪ぜん寶たから，系けい晚ばん清きよし词人鄭てい文ぶん焯之これ太ふとし高祖こうそ）、内うち务府镶黄旗はた包つつみ衣ころも第だい一参领第二管领，卒そつ于任上じょう（据すえ《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし》）；妻つま高だか佳けい氏し（胞兄镶黄旗はた满洲、文ぶん华殿大だい学士がくし文ぶん端はし公こう高こう晉すすむ，父ちち甘あま肃凉州しゅう镇总兵へい高だか述じゅつ明あかり；胞姊高だか佳けい氏し嫁よめ正せい蓝旗汉军、二等侍卫胡照（父ちち头等侍さむらい卫永庆；后きさき代だい有道ありみち光こう三さん十じゅう年ねん（1850年ねん）庚かのえ戌いぬ科か进士吉よし惠めぐみ、光ひかり緒いとぐち二に年ねん（1876年ねん）丙へい子こ恩おん科か进士胡えびす俊章としあき）；嫡堂妹いもうと高だか佳けい氏し封ふう乾いぬい隆たかし帝みかど之の慧とし贤皇贵妃）。
• 子こ長英ちょうえい（又また老ろう格かく）（c.1700s-?）。孙女李り氏し，嫁よめ正せい藍あい旗き滿まん洲しゅう、吉林きつりん將軍しょうぐん与あずか烏がらす里さと雅みやび蘇そ臺たい將軍しょうぐん勤つとむ毅あつし公おおやけ佟佳氏し喜明よしあき（c.1730s-1843）（父ちち閩浙總督そうとく、禮れい部ぶ尚書しょうしょ恭きょう簡公常つね青あお（1713-1793））。
• 子こ長榮ちょうえい（又また桑くわ格かく），内うち务府员外郎ういろう。孙女李り氏し嫁よめ内ない务府正せい白旗はっき满洲、乾いぬい隆たかし二に年ねん（1737年ねん）丁ちょう巳み恩おん科か進士しんし塞ふさが克かつ圖ず氏し諾だく敏さと（时隶内ない务府正せい白旗はっき管かん领孟六ろく格下かくした，据すえ《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし：进士》，与あずか李り氏し家族かぞく姻戚いんせき德とく保ほ进士同どう榜；嫡堂兄けい乾いぬい隆たかし十じゅう六ろく年ねん（1751年ねん）辛からし未み进士德とく瑛あきら）。
• 女おんな李り氏し，嫁よめ內務府ふ正せい白旗はっき汉军、内うち务府员外郎ういろう兼佐かねさ领尚琳（接せっ替がえ其父任にん内ない务府正せい白旗はっき包つつみ衣ころも第だい五参领第三旗鼓佐领，据すえ《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし》；父ちち內務府ふ總そう管かん兼佐かねさ領りょう尚なお志こころざし舜しゅん，祖父そふ内ない务府佐さ领尚興きょう，曾祖そうそ尚なお大德だいとく；胞侄熱ねつ河かわ總そう管かん、江こう寧やすし織お造づく尚なお福ふく海かい，其孙女おんな尚しょう氏し封ふう道どう光こう帝みかど之の豫よ嬪）。其子乾いぬい隆たかし三さん年ねん（1738年ねん）戊つちのえ午うま科か舉人尚なお英えい奇き（字じ卓たく如；隶其父ちち内ない务府佐さ领尚琳下，据すえ《钦定八はち旗はた通どおり志こころざし》科か举）；妻つま史し氏し（父ちち史し鵬おおとり）；孙女尚なお佳けい氏し，嫁よめ宗室そうしつ祿ろく隆たかし阿おもね（祖父そふ宗そう學まなぶ總そう管かん、奉たてまつ恩おん將軍しょうぐん查達，曾祖そうそ盛もり京きょう将すすむ军、多た羅ら貝かい勒察尼，高祖こうそ豫よ通どおり親王しんのう多た鐸）。