武たけ延秀のぶひで

武たけ延秀のぶひで
出生しゅっしょう	唐から睿宗垂たれ拱元年ねん 685年ねん
逝世	唐から睿宗景けい雲くも元年がんねん 710年ねん（24—25歲さい）
親おや屬ぞく 父親ちちおや 魏ぎ宣せん王おう武たけ承うけたまわ嗣 妻つま 安樂あんらく公主こうしゅ 妻つま之の父ちち 唐から中ちゅう宗むね 妻つま之の母はは 韋皇后こうごう

武たけ延秀のぶひで（685年ねん—710年ねん），唐から朝あさ魏ぎ王おう武たけ承うけたまわ嗣之子ゆきこ，母はは亲是百ひゃく济带方人ひと。

生平おいだいら

聖せい曆こよみ元年がんねん（698年ねん），突厥可か汗あせ默だま啜すす上表じょうひょう武則たけのり天てん稱しょう其有一いち女じょ，想そう要よう與あずか唐から朝あさ和親わしん。武則たけのり天てん派遣はけん武たけ延秀のぶひで前ぜん往突厥娶親おや，之これ後ご默だま啜すす反はん悔，武たけ延秀のぶひで被ひ突厥扣留多年たねん。

神かみ龍りゅう初年しょねん（705年ねん），默だま啜すす求もとめ和わ，武たけ延秀のぶひで回歸かいき，獲え封ふう桓國公こう，授左衛まもる中ちゅう郎ろう將しょう。

武たけ延秀のぶひで的てき堂どう兄けい武たけ崇たかし訓くん是これ安樂あんらく公主こうしゅ的てき駙馬，武たけ延秀のぶひで曾多次じ前ぜん往安樂あんらく公主こうしゅ的てき宅たく邸てい，二人在背地里结下风流私情，因いん在ざい突厥生活せいかつ數すう年ねん，通曉つうぎょう番ばん語ご胡えびす舞まい，受到安樂あんらく公主こうしゅ的てき喜き愛あい。

後來こうらい武たけ崇たかし訓くん死し於重俊しげとし之の變へん，安樂あんらく公主こうしゅ连百ひゃく日にち都と没ぼつ过，就跟武たけ延秀のぶひで私通しつう上うえ了りょう，樂らく得え與あずか武たけ延秀のぶひで共きょう敘幽歡，漸やや漸すすむ的てき二人明目張膽起來，公然こうぜん與あずか夫婦ふうふ一般いっぱん同どう起おこり同どう臥が。中ちゅう宗むね聞知ぶんち，唐から中ちゅう宗むね將はた安樂あんらく公主こうしゅ許もと配はい予よ武たけ延秀のぶひで。婚こん後ご授武延秀のぶひで太ふとし常つね卿きょう，兼けん右みぎ衛まもる將軍しょうぐん、駙馬都と尉じょう，改あらため封ふう恆つね國こく公おおやけ，實じつ封ふう五ご百ひゃく戶こ。不ふ久ひさ，安やす乐公主おも与あずか武たけ延秀のぶひで生せい下か了りょう一いち个孩子こ，武たけ延秀のぶひで與あずか安樂あんらく公主こうしゅ生せい的てき男おとこ孩滿月がつ時じ，唐とう中ちゅう宗むね、韋皇后こうごう親臨しんりん她的宅たく邸てい，在ざい她家裡うら發出はっしゅつ大赦たいしゃ令れい，甚至還かえ封ふう安樂あんらく公主こうしゅ與あずか前夫ぜんふ武たけ崇たかし訓くん所生しょせい的てき兒じ子こ為ため鎬國公こう，這個孩子這時只ただ有ゆう五ご歲さい，讓ゆずる宰相さいしょう李り嶠，文士ぶんし宋そう之の問とい、沈佺期き、張ちょう說せつ、閻朝隱かくれ等とう數すう百ひゃく人にん賦ふ詩し讚美さんび。

武たけ延秀のぶひで怙恩恃寵，行事ぎょうじ肆無忌憚きたん，有ゆう不ふ臣しん之の心しん，韋氏見み武たけ延秀のぶひで翩翩少年しょうねん，也不禁きん惹起じゃっき慾よく火ひ，後來こうらい竟迫令れい武たけ延秀のぶひで侍さむらい寢ね，居然きょぜん母はは女おんな同どう歡。景けい龍りゅう四よん年ねん，唐から隆たかし元年がんねん（710年ねん），臨淄王おう李り隆たかし基もと和わ太平たいへい公主こうしゅ以禁軍ぐん發動はつどう唐から隆之たかゆき變へん，清掃せいそう韋氏，武たけ氏し集團しゅうだん，武たけ延秀のぶひで與あずか安樂あんらく公主こうしゅ一同在內宅抵抗官兵，戰せん鬥良久ひさ後ご皆みな被ひ斬殺ざんさつ，死後しご安樂あんらく公主こうしゅ被ひ追つい貶為悖もと逆ぎゃく庶人。