潘はん奕隽

潘はん奕隽（1740年ねん—1830年ねん），字じ守まもり愚ぐ，号ごう榕よう皋，一いち号ごう水みず云うん漫士。江こう苏吴县人ひと，祖そ籍せき安徽あんき歙縣。

世代せだい以販鹽しお起おこり家か。潘はん暄之孫まご。潘はん冕的长子，潘はん奕藻之これ兄けい長ちょう。十じゅう六ろく歲さい以商しょう籍せき补仁和にわ县学生がくせい。乾いぬい隆三りゅうぞう十じゅう四よん年ねん（1769年ねん）己おのれ丑うし科か進士しんし，授内うち阁中书，官かん至いたり户部主事しゅじ。乾いぬい隆たかし五ご十じゅう一いち年ねん，擔任たんにん贵州乡试副ふく主しゅ考こう。乾いぬい隆たかし五十三年升任戶部貴州司主事。潘はん奕雋自感かん不平ふへい，是ぜ年ねん冬ふゆ引疾歸き里さと，與藏よぞう書家しょか黃き丕烈、袁廷檮優ゆう遊ゆう林下りんか。擅长书法，宗そう颜、柳やなぎ。喜き收藏しゅうぞう书画。道みち光こう二に年ねん（1822年ねん）壬みずのえ午うま赴鹿しか鸣宴，江こう浙两省しょう重じゅう赴鹿鸣宴者しゃ，惟おもんみ余よ集しゅう与あずか潘はん奕隽两人，时称吴越二に老ろう先生せんせい。^[1]道みち光こう十じゅう年ねん（1830年ねん）去さ世よ，得とく年ねん九きゅう十じゅう一いち。著ちょ有ゆう《三松みまつ堂どう集しゅう》。有子ゆうこ潘はん世よ璜。

參考さんこう文獻ぶんけん

^ 《郎ろう潛せん紀き聞四よん筆ぴつ》卷一けんいち：“吴縣潘はん榕よう皋先生せんせい奕雋，以乾隆たかし己おのれ丑うし科か通どおり籍せき，殿しんがり試ためし第だい七なな，朝あさ考かんがえ第だい十じゅう，因いん引見いんけん不ふ到いた，降くだ三甲さんこう末まつ，僅以內閣中書ちゅうしょ用よう。補ほ官かん十じゅう餘よ年ねん，始はじめ除戶のぞきど部ぶ主事しゅじ，乃拂袖そで歸き。逮乙卯う科か，先生せんせい子こ世よ璜，以一甲かぶと第だい三さん人にん及第きゅうだい，人にん方かた為ため先生せんせい慶けい，乃亦僅授主事しゅじ，仍分戶部とべ。以科第だい論ろん，先生せんせい父子ふし可か謂いい屈こごめ矣。然しか先生せんせい享とおる上壽じょうじゅ，道みち光こう壬みずのえ午うま，重じゅう宴えん鹿しか鳴な，己おのれ丑うし將はた重じゅう赴瓊林りん，經けい大だい吏陳奏そう，奉たてまつ旨むね加か四よん品ひん卿きょう銜。”潘はん曾瑩《墨ぼく緣えん小しょう錄ろく》載の：“道みち光こう壬みずのえ午うま，江こう浙兩省しょう重じゅう复鹿鳴な者しゃ，惟おもんみ先生せんせい與あずか榕よう泉いずみ公こう兩人りょうにん，時じ稱たたえ吳ご越えつ二に老ろう先生せんせい”。

參考さんこう書目しょもく

《晚ばん晴はれ簃诗汇》
《吳ご門もん表ひょう隱かくれ》

[1] 《郎ろう潛せん紀き聞四よん筆ぴつ》卷一けんいち：“吴縣潘はん榕よう皋先生せんせい奕雋，以乾隆たかし己おのれ丑うし科か通どおり籍せき，殿しんがり試ためし第だい七なな，朝あさ考かんがえ第だい十じゅう，因いん引見いんけん不ふ到いた，降くだ三甲さんこう末まつ，僅以內閣中書ちゅうしょ用よう。補ほ官かん十じゅう餘よ年ねん，始はじめ除戶のぞきど部ぶ主事しゅじ，乃拂袖そで歸き。逮乙卯う科か，先生せんせい子こ世よ璜，以一甲かぶと第だい三さん人にん及第きゅうだい，人にん方かた為ため先生せんせい慶けい，乃亦僅授主事しゅじ，仍分戶部とべ。以科第だい論ろん，先生せんせい父子ふし可か謂いい屈こごめ矣。然しか先生せんせい享とおる上壽じょうじゅ，道みち光こう壬みずのえ午うま，重じゅう宴えん鹿しか鳴な，己おのれ丑うし將はた重じゅう赴瓊林りん，經けい大だい吏陳奏そう，奉たてまつ旨むね加か四よん品ひん卿きょう銜。”潘はん曾瑩《墨ぼく緣えん小しょう錄ろく》載の：“道みち光こう壬みずのえ午うま，江こう浙兩省しょう重じゅう复鹿鳴な者しゃ，惟おもんみ先生せんせい與あずか榕よう泉いずみ公こう兩人りょうにん，時じ稱たたえ吳ご越えつ二に老ろう先生せんせい”。

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