王おう象ぞう春はる

王おう象ぞう春はる
大明だいめい南京なんきん吏部考こう功こう司郎しろう中なか
籍せき貫ぬき	山東さんとう濟すみ南みなみ府ふ新城しんじょう縣けん民みん籍せき
字じ號ごう	字じ季き木き，號ごう文ぶん水すい、虞おそれ求もとめ，别号㟙湖みずうみ居士こじ
出生しゅっしょう	萬まん曆れき十じゅう一いち年ねん（1583年ねん）三さん月がつ十じゅう七なな日にち
逝世	崇たかし禎ただし十じゅう六ろく年ねん（1643年ねん）
配偶はいぐう	娶めと李り氏し、继娶許もと氏し
親おや屬ぞく	（子こ）王おう與あずか文ぶん
出身しゅっしん
萬曆三十一年癸卯科舉人 萬曆三十八年庚戌科同進士出身

王おう象ぞう春はる（1583年ねん—1643年ねん），原名げんめい王おう象ぞう巽たつみ，字じ季き木き，號ごう文ぶん水すい、虞おそれ求もとむ，别号㟙湖みずうみ居士こじ。山東さんとう濟すみ南みなみ府ふ新城しんじょう縣けん（今いま桓台县）人にん，明朝みんちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

萬まん曆れき三さん十じゅう一いち年ねん（1603年ねん）癸みずのと卯う科か山東さんとう鄉きょう試ためし第だい二に十じゅう名めい舉人，萬まん曆れき三さん十じゅう八はち年ねん（1610年ねん）中ちゅう庚かのえ戌いぬ科か會かい試ためし第だい二に名めい，廷试三さん甲かぶと二に百ひゃく四よん十じゅう名めい进士，和わ錢せん謙けん益えき同年どうねん。吏部观政，四十年壬子順天同考，因いん科か场贿买案被ひ弹劾，四十五年降除上林院監典簿，四十六年陞南京大理寺評事，官かん至いたり南京なんきん吏部考こう功こう郎ろう。天啓てんけい五ご年ねん（1625年ねん）正月しょうがつ以東いとう林りん门户被ひ削そぎ夺。

文學ぶんがく

工こう詩し，詩宗しそう前後ぜんこう七なな子し。《列れつ朝あさ詩集ししゅう小傳しょうでん》稱しょう：“余よ為ため極論きょくろん近代きんだい詩文しぶん之の流弊りゅうへい，因いん切きり規ぶんまわし之の。……季き木き退すさ而深惟おもんみ，未み嘗不是ぜ吾われ言げん也。”

家族かぞく

王おう象ぞう春はる出身しゅっしん新城しんじょう王おう氏し家族かぞく。曾祖そうそ王おう麟，教授きょうじゅ，贈おく通どおり議ぎ大夫たいふ，戶部とべ左ひだり侍さむらい郎ろう，入鄉いりごう賢けん；祖父そふ王おう重光しげみつ，太ふと僕ぼく寺てら卿きょう，贈おく右みぎ都と御ご史し，諭さとし祭さい葬そう，入いれ名めい宦、鄉ごう賢けん；父ちち王おう之の猷，浙江せっこう按察使し，入鄉いりごう賢けん；母はは李り氏し（贈おく淑人よしと）。

兄あに王おう象ぞう乾いぬい（見み任にん兵部ひょうぶ尚書しょうしょ）；王おう象ぞう坤ひつじさる（山西さんせい右みぎ布ぬの政せい使し）；王おう象ぞう蒙こうむ（光ひかり禄ろく寺てら丞すすむ）；王おう象ぞう泰やすし（癸みずのと酉とり亞あ元もと）；王おう象ぞう震ふるえ；王おう象ぞう賁（戶部とべ員いん外郎ういろう）；王おう象ぞう晉すすむ（中書ちゅうしょ舍人とねり）；王おう象ぞう艮うしとら（廩生）；王おう象ぞう斗と（戶部とべ主事しゅじ）；王おう象ぞう節ぶし（翰林かんりん檢討けんとう）；王おう象ぞう恒つね（監かん察御史し）；王おう象ぞう復ふく（監かん生せい）；王おう象ぞう孚まこと；王おう象ぞう鼎かなえ（增ぞう生せい）；王おう象ぞう豐ゆたか（守備しゅび）；王おう象ぞう益えき（庠生）。弟おとうと王おう象ぞう履くつ（廩生）；王おう象ぞう曾。

王おう象ぞう春はる是ぜ王おう之の猷少子しょうし，王おう象ぞう晋すすむ堂どう弟おとうと。