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王おう軏

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王おう軏
大明だいめい南京なんきん戶部とべ尚書しょうしょ
籍せき貫ぬき萬全ばんぜん都と指揮しき使し司し開平かいへい衞まもる
南みなみ直ただし隸揚あげ州しゅう府ふ江こう都縣とけん籍せき
字じ號ごう字じ載の卿きょう
出生しゅっしょう生年せいねん不ふ詳しょう
逝世卒そつ年ねん不ふ詳しょう
出身しゅっしん
  • 弘治こうじ十じゅう二に年ねん己おのれ未み科か進士しんし出身しゅっしん

王おう軏，字じ載の卿きょう，萬全ばんぜん都と指揮しき使し司し開平かいへい衞まもる（今いま河北かほく省しょう赤城あかぎ縣けん北きた獨どく石口いしぐち）人にん，南みなみ直ただし隸江こう都縣とけん籍せき，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ，弘治こうじ己おのれ未み進士しんし，官かん至いたり南京なんきん兵部ひょうぶ尚書しょうしょ。

生平おいだいら

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王おう軏先世よ以軍功こう授虎賁左衞まもる百ひゃく户，後ご調しらべ萬全都司開平衞。其父遷居江こう都みやこ定てい居きょ[1]。弘治こうじ十じゅう二に年ねん（1499年ねん）登とう進士しんし[2]，授戸部ぶ主事しゅじ。

正德しょうとく初年しょねん，任にん工こう部ぶ員外いんがい郎ろう。正德しょうとく五ご年ねん（1509年ねん），任にん廣東かんとん布ぬの政司せいじ左ひだり參議さんぎ[3]。正德しょうとく九きゅう年ねん，任にん山西さんせい布ぬの政司せいじ左ひだり參政さんせい[4]。正德しょうとく十じゅう一いち年ねん，任にん甘肅かんせい行ゆき太ふと僕ぼく寺てら卿きょう[4]。歷れき官かん河南かなん參政さんせい[5]。

嘉よしみ靖やすし元年がんねん（1522年ねん），任にん山東さんとう右みぎ布ぬの政せい使し[5]。次つぎ年ねん改あらため左ひだり布ぬの政せい使し。同年どうねん，入朝にゅうちょう擔任たんにん順じゅん天てん府ふ府ふ尹いん。升ます都と察院右みぎ副ふく都と御ご史し、巡じゅん撫なで四よん川がわ，討伐とうばつ芒すすき部ぶ土ど官かん知ち府ふ隴慰之子ゆきこ隴政叛亂はんらん。幷於貴き州兵しゅうへい分ぶん道どう進すすむ，於水西にし擒とりこ隴政。拜はい為ため工こう部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，督とく採と大木たいぼく，建造けんぞう仁ひとし壽ことぶき宮みや。工程こうてい結束けっそく后きさき看み，召還しょうかん擔任たんにん戶部とべ右みぎ侍さむらい郎ろう，勘かん御馬おんま監かん草くさ埸，升しょう爲ため戶部とべ左ひだり侍さむらい郎ろう[6]。

因いん平定へいてい隴政后きさき，請求せいきゅう設立せつりつ流りゅう官かん，兵部ひょうぶ尚書しょうしょ李り鉞等とう贊同さんどう，隨ずい後ご設立せつりつ鎮雄しずお府ふ。但ただし不ふ久ひさ隴氏部署ぶしょ沙すな保ほ等とう攻おさむ執と洸こう奪だつ權けん，巡じゅん撫なで王おう廷相等とう攻おさむ破やぶ。嘉よしみ靖やすし帝みかど命いのち伍ご文ぶん定じょう平定へいてい，后きさき因いん朝廷ちょうてい商議しょうぎ不和ふわ，命いのち召還しょうかん。御ご史し戴金於是請求せいきゅう追究ついきゅう最初さいしょ原因げんいん，王おう軏被罷やめ官かん[7]。由よし兵部ひょうぶ尚書しょうしょ李り承うけたまわ勛舉薦，恢復かいふく舊きゅう職しょく，總督そうとく倉くら場じょう，再さい遷南京なんきん戶部とべ尚書しょうしょ。御ご史し龔湜彈劾だんがい其老悖もと，吏部則そく稱しょう王おう軏居官かん儉素けんそ。明世あきよ宗むね遂とげ指ゆび責せめ龔湜妄言ぼうげん。久之ひさゆき，升ます任にん南京なんきん兵部ひょうぶ尚書しょうしょ，參まいり贊さん機き務つとむ。詔みことのり舉將材ざい，薦こも鄭てい卿きょう、沈希儀ぎ等とう二に十じゅう一いち人にん，皆みな擢用。四よん年ねん后きさき，因いん老ろう乞罷，疏中言げん享年きょうねん若干じゃっかん，帝みかど以為非ひ告つげ君くん體たい，勒令為ため民みん。久ひさ之の去さ世よ[8]。

紀きの念ねん

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揚あげ州しゅう府ふ城東じょうとう大だい街がい曾有尚書しょうしょ、都みやこ憲二けんじ牌ぱい坊ぼう，為ため王おう軏立[9]。

参考さんこう文献ぶんけん

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  1. ^ 清きよし刻こく本ほん《歐おう虞おそれ部ぶ集しゅう·廣陵こうりょう十じゅう先生せんせい傳でん》：王おう軏字載の卿きょう先さき世よ以軍功こう授虎賁左衞まもる百ひゃく户後調ちょう萬まん全ぜん都と司し開平かいへい衞まもる至いたり父ちち乃來江え都と家か焉爲諸しょ生せい時じ父ちち卒そつ哀あい痛つう如不欲ほし生なま因いん父ちち病びょう嘗思食しょく柿かき以非時じ弗どる得とく遂とげ終身しゅうしん不ふ食しょく柿かき弘治こうじ己おのれ未み舉進士し授戸部ぶ主事しゅじ……
  2. ^ 《弘治こうじ十じゅう二年己未科會試錄》：弘治こうじ十じゅう二に年ねん會かい試ためし第だい四よん十じゅう四よん名めい 王おう軌直隸江都縣とけん人じん監かん生易なまやさし第だい四よん十じゅう五ご名めい。
  3. ^ 明あかり實錄じつろく：武たけ宗はじめ實錄じつろく ,108卷かん
  4. ^ 4.0 4.1 明あかり實錄じつろく：武たけ宗はじめ實錄じつろく ,137卷かん
  5. ^ 5.0 5.1 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく ,12卷かん
  6. ^ 清きよし·张廷玉だま等ひとし，《明あかり史し》（卷まき201）：王おう軏 ，開平かいへい衞まもる人じん，弘治こうじ十じゅう二に年ねん進士しんし。正德しょうとく初はつ，歷れき工こう部員ぶいん外郎ういろう，屢遷山東さんとう左ひだり布ぬの政せい使し。嘉よしみ靖やすし初はつ，入にゅう為ため順じゅん天てん府ふ尹いん。房ぼう山地さんち震ふるえ，軏言召災有ゆう由よし，語ご多た指ゆび斥。忤旨切きり責せめ。尋ひろ遷右副ふく都と御ご史し。芒すすき部ぶ土ど官かん知ち府ふ隴慰死し，庶子しょし政せい與あずか嫡子ちゃくし壽ことぶき爭そう立りつ，朝議ちょうぎ立りつ壽ことぶき。政せい倚烏撒，數すう搆兵，使つかい人じん誘さそえ殺ころせ壽ことぶき，奪だつ其印。軏請討之。乃會貴き州兵しゅうへい分ぶん道どう進すすむ，擒とりこ政せい於水西にし，招降四よん十じゅう九きゅう砦とりで。璽書奬すすむ勞ろう。時とき將はた營仁壽ことぶき宮みや，就拜軏工部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，督とく採と大木たいぼく。工こう罷やめ，召還しょうかん，改あらため戶部とべ。覈九門もん苜蓿うまごやし地ち，以餘地ち歸き之の民みん。勘かん御馬おんま監かん草くさ埸，釐地二に萬まん餘あまり頃ごろ，募つの民みん以佃。房ぼう山やま民みん以牧馬ば地ち獻けんじ中ちゅう官かん韋恒，軏釐歸き之の官かん。奸人馮賢等とう復ふく獻けんじ中ちゅう官かん李り秀しげる，秀しゅう為ため請於帝みかど，軏抗疏劾之の。帝みかど雖宥秀しゅう，竟治賢けん等とう如律。出で覈勛戚莊田た，請如周しゅう制せい，計けい品しな秩，別べつ親おや疏，以定多寡たか，非ひ詔みことのり賜たまもの而隱占うらない者しゃ俱追斷だん。戶部とべ尚書しょうしょ梁はり材ざい採と其言，兼けん幷者悉歸官かん。稍やや進すすむ左ひだり侍さむらい郎ろう。
  7. ^ 清きよし·张廷玉だま等ひとし，《明あかり史し》（卷まき201）：初はつ，軏之平ひら隴政也，以隴氏し無む後ご，請改設しつらえ流りゅう官かん，兵部ひょうぶ尚書しょうしょ李り鉞等然しか之これ。遂とげ改あらため芒すすき部ぶ為ため鎮雄しずお府ふ，分ふん置おけ四よん長官ちょうかん司し，授隴氏し疎うと屬ぞく阿おもね濟すみ等とう為ため長官ちょうかん，而擢重慶たーちん通どおり判ばん程ほど洸こう為ため試ためし知ち府ふ。隴氏舊きゅう部ぶ沙すな保ほ等とう攻おさむ執と洸こう，奪だつ其印，欲よく復ふく立たて隴氏後ご。巡じゅん撫なで王おう廷相等とう破やぶ保たもて，洸こう得え還かえ。保子やすこ普ひろし奴やつ復ふく連れん烏がらす撒、水みず西にし苗なえ攻おさむ剽ひょうげ畢節諸しょ衞まもる。帝みかど命いのち伍ご文ぶん定じょう圖ず之の。以朝議ちょうぎ不ふ合ごう，召還しょうかん。御ご史し戴金因いん言ごと：「芒すすき部ぶ改あらため流りゅう之の議ぎ，諸しょ司つかさ咸執不可ふか。軏徇洸こう邪說じゃせつ，違たがえ眾獨行どっこう，致疆埸不靖やすし。」遂とげ罷やめ軏官。
  8. ^ 清きよし·张廷玉だま等ひとし，《明あかり史し》（卷まき201）：以兵部ぶ尚書しょうしょ李り承うけたまわ勛薦，起おこり故こ官かん，總督そうとく倉くら場じょう，再さい遷南京なんきん戶部とべ尚書しょうしょ。御ご史し龔湜劾軏老ろう悖もと，吏部言げん軏居官かん儉素けんそ，搢紳儀表ぎひょう。帝みかど乃責湜妄言ぼうげん。久之ひさゆき，就改兵部ひょうぶ，參まいり贊さん機き務つとむ。詔みことのり舉將材ざい，薦こも鄭てい卿きょう、沈希儀ぎ等とう二に十じゅう一いち人にん，皆みな擢用。居きょ四よん年ねん，以老乞罷。疏中言げん享年きょうねん若干じゃっかん，帝みかど以為非ひ告つげ君くん體たい，勒為民みん。久之ひさゆき卒そつ。
  9. ^ 明あきら嘉よしみ靖やすし二に十じゅう一いち年ねん刻こく本ほん《嘉よしみ靖やすし維揚志こころざし·卷まき之の七なな》

延伸えんしん阅读

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维基文库中的相关文本： 《明あかり史し卷まき二に百ひゃく〇一いち》，出自しゅつじ《明あかり史し》
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