瑞龍寺ずいりゅうじ (高岡たかおか市し)

瑞龍寺ずいりゅうじ
瑞龍寺ずいりゅうじ
基本きほん信しん息いき
位置いち	日本にっぽん富山とやま縣けん高岡たかおか市し關本せきもと町まち35
宗教しゅうきょう	日本にっぽん佛教ぶっきょう
本尊ほんぞん	釋迦牟尼しゃかむに
宗派しゅうは	曹洞宗そうとうしゅう
稱號しょうごう與あずか地位ちい	山號さんごう：高岡山たかおかやま
状じょう态	文化財ぶんかざい：佛殿ぶつでん、法ほう堂どう、山門やまかど（國寶こくほう） 總門そうもん、僧堂そうどう（禪堂ぜんどう）、大だい茶ちゃ堂どう、高こう廊下ろうか、北きた迴廊、東南とうなん迴廊、西南せいなん迴廊、紙かみ本ほん墨書ぼくしょ後ご陽成ようぜい院いん宸翰しんかん御ご消息しょうそく（重要じゅうよう文化財ぶんかざい） 木造もくぞう烏がらす蒭沙魔ま明王みょうおう立像りつぞう、紙かみ本ほん墨書ぼくしょ近衛このえ信しん尋ひろ筆ひつ懷紙かいし、前田まえだ家か寄進きしん的てき寶物ほうもつ（富山とやま縣けん指定してい有形ゆうけい文化財ぶんかざい） 石いし廟びょう（富山とやま縣けん指定してい史跡しせき）
開基かいき	前田まえだ利常としつね 開山かいさん：廣山ひろやま恕じょ陽ひ
开山时间	慶長けいちょう19年ねん（1614年ねん）
地圖ちず

瑞龍寺ずいりゅうじ（日にち语：瑞龍寺ずいりゅうじ／ずいりゅうじ ^{Zuiryūji */?}）是ぜ一座いちざ位い於日本にっぽん富山とやま縣けん高岡たかおか市し關本せきもと町まち的てき曹洞宗そうとうしゅう佛寺ぶつじ，山號さんごう是ぜ高だか岡山おかやま，本尊ほんぞん是これ釋迦牟尼しゃかむに，開基かいき者しゃ是これ加賀かが前田まえだ家か的てき第だい3代だい家督かとく前田まえだ利常としつね。瑞龍寺ずいりゅうじ的てき佛殿ぶつでん、法ほう堂どう和わ山門さんもん是これ日本にっぽん國寶こくほう，為ため富山とやま縣けん內最早はや兼けん唯一ゆいいつ獲え指定してい的てき國寶こくほう，佔地約やく2萬まん平方へいほう米まい，境さかい內的總門そうもん、僧堂そうどう、大だい茶ちゃ堂どう、高こう廊下ろうか、北きた迴廊、東南とうなん迴廊、西南せいなん迴廊和わ寺てら藏ぞう紙し本ほん墨書ぼくしょ後ご陽成ようぜい院いん宸翰しんかん御ご消息しょうそく則そく是ぜ重要じゅうよう文化財ぶんかざい。瑞龍寺ずいりゅうじ最初さいしょ建けん有ゆう七なな間あいだ淨きよし頭あたま（東あずま司つかさ）、浴室よくしつ、韋駄天堂てんどう、鎮守ちんじゅ堂どう和わ眾寮。其中，韋駄天堂てんどう、鎮守ちんじゅ堂どう和わ眾寮均ひとし在ざい萬まん治ち3年ねん（1660年ねん）建たて成しげる，而韋駄だ天堂てんどう則そく是ぜ當時とうじ供奉ぐぶ韋駄天てん的てき地方ちほう，高こう約やく4米めーとる，鎮守ちんじゅ堂どう則のり作為さくい神社じんじゃ的てき本殿ほんでん遷移せんい至いたり高岡たかおか市し的てき赤祖父あかそふ神社じんじゃ，這三座建築物的拆毀時期均不明。

歷史れきし

伽藍がらん配置はいち圖ず A：總門そうもん、T：山門やまかど、B：佛殿ぶつでん、G：法ほう堂どう、Y：浴室よくしつ遺跡いせき、N：淨きよし頭あたま遺跡いせき、R：大だい庫裏くり、Z：禪堂ぜんどう、H：大だい茶ちゃ堂どう

天正てんしょう3年ねん（1575年ねん），前田まえだ利家としいえ作為さくい府中ふちゅう三さん人にん眾一員いちいん入いれ主ぬし了りょう越前えちぜん府中ふちゅう城じょう，並なみ且歸依きえ了りょう當時とうじ位い於越前えちぜん國こく高瀨たかせ（現げん福井ふくい縣けん越前えちぜん市し高瀨たかせ）的てき寶たから圓えん寺僧じそう人じん大だい透とおる圭けい除じょ。天正てんしょう9年ねん（1581年ねん），利家としいえ拜領はいりょう能登のと後こう建立こんりゅう了りょう分ぶん寺てら，兩年りょうねん後ご轉移てんい至いたり金澤かなざわ城じょう時とき將はた寶たから圓えん寺てら遷移せんい至いたり金澤かなざわ，也就是ぜ現在げんざい的てき寶たから圓えん寺てら。文ぶん祿ろく3年ねん（1594年ねん），大だい透とおる圭けい除じょ回かい到いた能登のと的てき寶たから圓えん寺てら，並なみ且以利り家か之の母はは長ちょう齡よわい院いん的てき名稱めいしょう，將はた能登のと的てき寶たから圓えん寺てら改あらため命名めいめい為ため長ちょう齡よわい寺てら。慶長けいちょう10年ねん（1605年ねん），前田まえだ利長としなが在ざい富山とやま城じょう隱居いんきょ，四年後由於富山城發生火災而被焚毀，他た便びん移うつり居きょ至いたり高岡たかおか城しろ，當時とうじ在ざい金澤かなざわ的てき寶たから圓えん寺てら也轉移てんい至いたり高岡たかおか，並なみ且改稱かいしょう法圓寺ほうえんじ。

佛殿ぶつでん平面へいめん圖ず

慶長けいちょう19年ねん（1614年ねん），利長としなが死去しきょ後繼こうけい任にん家督かとく的てき前田まえだ利常としつね取と其法名ほうみょう「瑞みず龍りゅう院いん殿どの聖山ひじりやま英えい賢けん大だい居士こじ」中ちゅう的てき瑞みず龍りゅう二に字じ，將はた法圓寺ほうえんじ改稱かいしょう瑞龍寺ずいりゅうじ，並なみ且將其視作さく利長としなが的てき菩提寺ぼだいじ，寺領じりょう是ぜ300石いし。正保しょうほう3年ねん（1646年ねん），利常としつね在ざい瑞龍寺ずいりゅうじ附ふ近著きんちょ手しゅ興きょう建たて了りょう前田まえだ利長としなが墓所はかしょ的てき同時どうじ，以建仁寺けんにんじ流りゅう的てき方式ほうしき大だい規模きぼ改あらため建けん瑞龍寺ずいりゅうじ，按明和めいわ8年ねん（1771年ねん）的てき《高岡たかおか町まち圖ず之の辨べん》記載きさい，山門やまかど、佛殿ぶつでん和わ法ほう堂どう等とう主要しゅよう伽藍がらん分別ふんべつ在ざい正保まさやす、明あかり曆れき和わ萬治まんじ年間ねんかん建たて成しげる，剩餘じょうよ的てき迴廊等とう其他部分ぶぶん，最さい晚ばん的てき也在寬文ひろふみ3年ねん（1663年ねん）全數ぜんすう完工かんこう。延のべ享とおる3年ねん（1764年ねん），山門やまかど北面ほくめん的てき浴室よくしつ失火しっか，結果けっか導しるべ致浴室しつ、山門やまかど、七間淨頭和禪堂都付之一炬。伽藍がらん雖然大だい部分ぶぶん在ざい早期そうき已やめ經けい重じゅう建けん，但ただし是ぜ礙於加賀かが藩はん的てき財政ざいせい問題もんだい，山門さんもん則そく延のべ至いたり文化ぶんか10年ねん（1813年ねん）才ざい獲え准なぞらえ重じゅう建けん，最終さいしゅう在ざい文政ぶんせい元年がんねん（1818年ねん）11月完工かんこう。瑞龍寺ずいりゅうじ原本げんぽん佔地達たち33,643步ふ，設しつらえ有ゆう塔頭たっちゅう東漸とうぜん院いん、龜かめ占うらない庵あん、法ほう性せい庵あん和わ林りん洞ほら庵あん，但ただし是ぜ瑞龍寺ずいりゅうじ在ざい廢藩置縣はいはんちけん後こう失しつ去さ了りょう來らい自じ加賀かが藩はん的てき援助えんじょ，而且受到廢佛毀釋はいぶつきしゃく的てき影響えいきょう，禪堂ぜんどう改あらため建たて成しげる火ひ首くび金剛こんごう堂どう，大だい庫裏くり、浴室よくしつ和わ迴廊等とう部分ぶぶん建築けんちく物ぶつ也遭到拆毀，直ちょく至いたり明治めいじ至いたり大正たいしょう時どき才ざい逐漸重じゅう建けん東面とうめん部分ぶぶん的てき迴廊，重じゅう塑了原本げんぽん伽藍がらん的てき面貌めんぼう。1985年ねん11月，文化廳ぶんかちょう與あずか高岡たかおか市し、富山とやま縣けん等とう合作がっさく，由ゆかり大林組おおばやしぐみ和わ松井建設まついけんせつ對たい瑞龍寺ずいりゅうじ進行しんこう大だい規模きぼ維修工程こうてい，造みやつこ價か達たち23億おく日にち元もと，直ちょく至いたり1996年ねん3月がつ才ざい完工かんこう。2000年ねん開始かいし，瑞龍寺ずいりゅうじ在ざい春季しゅんき有ゆう三さん天てん，夏季かき和わ冬季とうき則そく各かく有ゆう兩りょう天てん，於晚上うえ會かい點燈てんとう，並なみ且讓信しん眾入內參拜さんぱい，2011年ねん開始かいし每年まいとし2月がつ則のり會かい舉行「晚ばん上じょう祈願きがん與あずか大福おおふく市し」。

伽藍がらん

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  總門そうもん
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  山門さんもん
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  佛殿ぶつでん

瑞龍寺ずいりゅうじ的てき伽藍がらん分ぶん為ため總門そうもん、山門やまかど、佛殿ぶつでん、法ほう堂どう、僧堂そうどう、大だい庫裏くり、大だい茶ちゃ堂どう和わ迴廊等とう等とう，其七堂伽藍しちどうがらん是ぜ模も仿了中國ちゅうごく的てき徑山寺きんざんじ的てき設計せっけい，而最初さいしょ負ふ責せめ興きょう建けん的てき則のり是ぜ一名叫山上善右衛門嘉廣的加賀藩御用工匠，那谷なた寺てら、妙みょう成なり寺てら、氣き多大ただい社しゃ和わ日石にっせき寺てら等とう藩はん內寺社じしゃ皆みな由ゆかり他た負まけ責せめ興きょう建けん，後來こうらい部分ぶぶん伽藍がらん焚毀後ご則のり由よし他た的てき後裔こうえい山上さんじょう善ぜん右みぎ衛門えもん吉きち順接じゅんせつ手重ておも建けん。這種以一直線いっちょくせん左右さゆう對稱たいしょう方式ほうしき興きょう建けん的てき伽藍がらん在日ざいにち本屬ほんぞく於瑞龍寺ずいりゅうじ獨どく有ゆう的てき建築けんちく模も式しき。

總門そうもん建けん於明曆年れきねん間あいだ（1655年ねん－1658年ねん），瑞龍寺ずいりゅうじ官かん方かた則そく指ゆび建けん於正保ほ年間ねんかん（1645年ねん－1648年ねん），後來こうらい才ざい遷移せんい至いたり現在げんざい的てき位置いち，建築けんちく風格ふうかく是ぜ三さん間あいだ一いち戶こ藥やく醫い門もん，懸かか山頂さんちょう式しき柿かき葺屋や頂いただき，左右さゆう兩邊りょうへん是ぜ袖そで壁かべ。1928年ねん4月がつ4日にち，總門そうもん獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい

山門さんもん最早もはや建けん於建於正保ほ2年ねん（1645年ねん），在ざい萬まん治ち年間ねんかん（1658年ねん－1651年ねん）曾經搬遷重じゅう建けん，經歷けいれき延のべ享とおる3年ねん（1764年ねん）的てき火災かさい後ご，最終さいしゅう在ざい文政ぶんせい元年がんねん（1818年ねん）11月完工かんこう，瑞龍寺ずいりゅうじ官かん方かた則のり稱しょう山門さんもん在ざい文政ぶんせい3年ねん（1820年ねん）完工かんこう。建築けんちく風格ふうかく是ぜ底そこ層そう為ため歇山頂いただき式しき柿かき葺屋頂いただき，左右さゆう均ひとし有山ありやま廊ろう，各かく長三ちょうぞう間あいだ，寬一かんいち間あいだ，上層じょうそう是ぜ懸かか山頂さんちょう式しき柿かき葺屋頂いただき，以和算わさん的てき方式ほうしき設計せっけい而成。底そこ層そう左右さゆう兩邊りょうへん各かく有ゆう一いち尊みこと高だか3.4米まい的てき金剛力士こんごうりきし像ぞう，上層じょうそう則そく有ゆう十六羅漢じゅうろくらかん像ぞう。2004年ねん3月がつ19日にち，日本にっぽん郵政ゆうせい推出了りょう以山門もん為ため題材だいざい的てき紀き念ねん郵票。山門やまかど在ざい1982年ねん6月がつ11日にち獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい，1997年ねん12月3日にち上じょう調しらべ為ため國寶こくほう。

佛殿ぶつでん建けん於萬まん治ち2年ねん（1659年ねん），建築けんちく風格ふうかく是長これなが三さん間あいだ，寬ひろし三さん間あいだ，副ふく阶周匝すさい一層いっそう，歇山頂いただき式しき鉛なまり瓦葺かわらぶき，殿しんがり內供奉ぐぶ了りょう釋迦牟尼しゃかむに的てき坐像ざぞう，高こう72.5厘りん米まい，其左右さゆう分別ふんべつ是ぜ文殊もんじゅ菩薩ぼさつ和わ普賢菩薩ふげんぼさつ的てき坐像ざぞう，均ひとし高だか75厘りん米まい，其中釋迦牟尼しゃかむに坐像ざぞう與あずか由ゆかり范道生せい設計せっけい，供奉ぐぶ於萬福寺まんぷくじ的てき白衣はくい觀音かんのん像ぞう有ゆう幾分いくぶん相似そうじ，文殊もんじゅ和かず普ひろし賢けん則そく分別ふんべつ以獅子じし和白わじろ象ぞう為ため坐すわ騎き，屬ぞく大乘だいじょう佛教ぶっきょう的てき象徵しょうちょう，這些佛像ぶつぞう都と被ひ認みとめ為ため是ぜ源げん於中國こく。另外，殿しんがり內也供奉ぐぶ了りょう菩提ぼだい達いたる摩ま、媽祖的てき隨從ずいじゅう千里眼せんりがん和かず浴室よくしつ的てき守護神しゅごじん跋ばつ陀婆羅ら等とう罕見的てき佛像ぶつぞう，這些佛像ぶつぞう均ひとし是ぜ以一木造もくぞう的てき方法ほうほう雕成，屬ぞく於明清きよし時代じだい中ちゅう式しき佛像ぶつぞう的てき典型てんけい特徵とくちょう。佛殿ぶつでん在ざい1909年ねん4月がつ5日にち獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい，1997年ねん12月3日にち上じょう調ちょう為ため國寶こくほう。

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  法ほう堂どう
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  僧堂そうどう（禪堂ぜんどう）
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  大だい庫裏くり

法ほう堂どう建けん於明曆れき元年がんねん（1655年ねん），佔地186坪つぼ，內部建築けんちく風格ふうかく是ぜ書院造しょいんづくり，殿しんがり內天花はな的てき花はな草くさ圖案ずあん出自しゅつじ狩野かの安信やすのぶ手て筆ひつ，內陣的てき襖ふすま和かず牆壁しょうへき都と鋪しき滿みつる金箔きんぱく，在ざい內陣的てき盡つき頭あたま供奉ぐぶ了りょう前田まえだ利長としなが的てき牌ぱい位い，另外亦また供奉ぐぶ了りょう廁所之の神かみ火ひ首くび金剛こんごう。法ほう堂どう長ちょう十じゅう一いち間あいだ，寬ひろし九きゅう間あいだ，歇山式しき銅どう板葺いたぶき屋や頂いただき，向こう拜はい型かた玄關げんかん長ちょう二に間あいだ，寬一かんいち間あいだ，向こう唐破風からはふ造づくり式しき銅どう板葺いたぶき屋や頂いただき。法ほう堂どう在ざい1928年ねん4月がつ4日にち獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい，1997年ねん12月3日にち上じょう調ちょう為ため國寶こくほう。

僧堂そうどう（禪堂ぜんどう）在ざい僧そう人じん修行しゅぎょう時じ稱しょう作さく僧堂そうどう，坐禪ざぜん時どき則そく稱しょう作さく禪堂ぜんどう，建けん於寬永かんえい元年がんねん（1624年ねん），建築けんちく風格ふうかく是長これなが七なな間あいだ，寬ひろし五ご間あいだ，正面しょうめん向こう唐破風からはふ向こう拜はい型がた玄關げんかん，背面はいめん和わ兩側りょうがわ有屋ありや簷，懸かか山頂さんちょう式しき柿かき葺屋頂いただき。本來ほんらい的てき僧堂そうどう毀於延のべ享とおる3年ねん（1746年ねん）的てき火災かさい中ちゅう，後來こうらい雖然立りつ即そく重じゅう建けん，但ただし是ぜ在ざい幕末ばくまつ時どき規模きぼ已やめ經けい縮減しゅくげん至いたり原ばら來らい的てき三さん分ふん之の一いち，並なみ且改建たて成しげる火ひ首しゅ金剛こんごう堂どう，後來こうらい在ざい1990年ねん進行しんこう的てき工程こうてい中ちゅう回復かいふく原げん貌。僧堂そうどう在ざい1982年ねん6月がつ11日にち獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい，瑞龍寺ずいりゅうじ的てき僧堂そうどう是ぜ日本國にっぽんこく指定してい文化財ぶんかざい中ちゅう僅有的てき三さん座ざ之の一いち，其餘兩りょう座ざ僧堂そうどう分別ふんべつ位い於東福寺とうふくじ和わ萬福寺まんぷくじ。

大だい庫裏くり是ぜ瑞龍寺ずいりゅうじ的てき廚房和わ事務所じむしょ，長ちょう十じゅう間あいだ，寬ひろし六ろく間あいだ，向こう拜はい型がた玄關げんかん，懸かか山頂さんちょう式しき柿かき葺屋頂いただき，最早もはや建けん於萬まん治ち年間ねんかん（1658年ねん－1660年ねん），在ざい幕末ばくまつ至いたり明治めいじ初期しょき時じ拆毀，後來こうらい在ざい昭和しょうわ平成へいせい時期じき的てき維修工程こうてい時じ才ざい重じゅう建けん。庫裏くり內供奉ぐぶ了りょう韋馱，跟佛殿どの內供奉ぐぶ的てき佛像ぶつぞう一樣都是中式佛像，在ざい明あかり曆れき元年がんねん至いたり明あかり曆れき3年ねん（1655年ねん－1657年ねん）期間きかん由ゆかり加賀かが前田まえだ家か寄進きしん至いたり瑞龍寺ずいりゅうじ。2019年ねん，隨ずい著ちょNHK大河たいが劇げき《韋駄天てん～東京とうきょう奧おく運うん故事こじ～》開始かいし播放，原本げんぽん遮さえぎ擋著韋馱像ぞう的てき格子こうし門もん也臨時じ被ひ拆除，為ため期き一いち年ねん。大だい庫裏くり作為さくい北きた迴廊的てき一いち部分ぶぶん在ざい1982年ねん6月がつ11日にち獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい。

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  大だい茶ちゃ堂どう內部，右邊うへん是ぜ賓頭盧びんずる像ぞう
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  迴廊內部
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  北きた迴廊（左邊さへん盡つき頭あたま是ぜ大だい茶ちゃ堂どう，中間ちゅうかん突起とっき部ぶ份是鐘樓しゅろう，右みぎ前方ぜんぽう是ぜ大だい庫裏くり）

大だい茶ちゃ堂どう建けん於明曆年れきねん間あいだ（1655年ねん－1658年ねん），長ちょう23.6米めーとる，寬ひろし9.8米めーとる，歇山頂いただき式しき柿かき葺屋頂いただき，內部採用さいよう了りょう土藏どぞう式しき的てき建築けんちく方法ほうほう來らい作さく防火ぼうか用途ようと，殿しんがり內也供奉ぐぶ了りょう賓頭盧びんずる。1997年ねん12月3日にち，大だい茶ちゃ堂どう獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい。

迴廊分ぶん為ため北きた迴廊、東南とうなん迴廊和わ西南せいなん迴廊。北きた迴廊建けん於寬文ぶん元年がんねん（1661年ねん）左右さゆう，總長そうちょう五ご十じゅう六ろく間あいだ，寬一かんいち間あいだ，兩りょう下した造づくり式しき柿かき葺屋頂いただき，連接れんせつ了りょう大だい茶ちゃ堂どう與あずか大だい庫裏くり，兩りょう座ざ建築けんちく物ぶつ之の間あいだ的てき鐘樓しゅろう內的佛ふつ鐘がね原本げんぽん是ぜ黃檗宗おうばくしゅう開山かいさん始祖しそ隱元いんげん隆たかし琦讓ゆずる長崎ながさき的てき工匠こうしょう在ざい萬まん治ち2年ねん（1659年ねん）時じ鑄造ちゅうぞう出來でき的てき，後來こうらい在ざい延のべ享とおる3年ねん（1746年ねん）的てき火災かさい中ちゅう焚毀，現存げんそん的てき佛ふつ鐘がね是ぜ由よし高岡たかおか的てき工匠こうしょう在ざい明和めいわ5年ねん（1768年ねん）時じ所しょ仿製，高こう148厘りん米まい，直徑ちょっけい為ため87厘りん米まい，鐘樓しゅろう本身ほんみ則そく建けん於寶たから曆れき13年ねん（1763年ねん），北きた迴廊的てき東ひがし面めん一半部分則建於寬延かんえい元年がんねん（1748年ねん）。另外，東南とうなん迴廊建けん於寬延のべ元年がんねん（1748年ねん），總長そうちょう二に十じゅう間あいだ，寬一かんいち間あいだ，兩りょう下した造づくり式しき柿かき葺屋頂いただき，西南せいなん迴廊則そく建けん於寬文ぶん元年がんねん（1748年ねん〕，總長そうちょう三さん十じゅう五ご間あいだ，寬一かんいち間あいだ，兩りょう下した造づくり式しき柿かき葺屋頂いただき，迴廊全體ぜんたい均ひとし在ざい1982年ねん6月がつ11日にち獲え指定してい為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい。除じょ此之外がい，連接れんせつ著ちょ法ほう堂どう與あずか大だい茶ちゃ堂どう的てき高だか廊下ろうか也是同日どうじつ指定してい的てき重要じゅうよう文化財ぶんかざい，長ちょう七なな間あいだ，寬ひろし二に間あいだ，兩りょう下した造づくり式しき柿かき葺屋頂いただき。

文化財ぶんかざい

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  火ひ首くび金剛こんごう像ぞう
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  石いし廟びょう

除じょ了りょう伽藍がらん外がい，瑞龍寺ずいりゅうじ亦また有ゆう其他文化財ぶんかざい，包括ほうかつ重要じゅうよう文化財ぶんかざい「紙かみ本ほん墨書ぼくしょ後ご陽成ようぜい院いん宸翰しんかん御ご消息しょうそく」，講述こうじゅつ後こう陽成ようぜい天皇てんのう在ざい承うけたまわ應おう4年ねん（1655年ねん）向むかい關白かんぱく近衛このえ家か要求ようきゅう批改自己じこ的てき和歌わか，由ゆかり前田まえだ利常としつね奉納ほうのう至いたり瑞龍寺ずいりゅうじ。另外，「木造もくぞう烏がらす芻沙摩ま明王みょうおう立像りつぞう」（火ひ首くび金剛こんごう像ぞう）、「紙かみ本ほん墨書ぼくしょ近衛このえ信しん尋ひろ筆ひつ懷紙かいし」和かず「前田まえだ家か寄進きしん的てき寶物ほうもつ」均ひとし是これ富山とやま縣けん指定してい有形ゆうけい文化財ぶんかざい，其中火ひ首くび金剛こんごう像ぞう被ひ認みとめ為ため是ぜ鎌倉かまくら時代ときよ的てき檜木ひのき製せい佛像ぶつぞう，下方かほう雕有一いち豬頭人じん，紙かみ本ほん墨書ぼくしょ近衛このえ信しん尋ひろ筆ひつ懷紙かいし則そく是ぜ江戶えど時代じだい茶人ちゃじん近衛このえ信しん尋ひろ的てき懷紙かいし，與あずか火ひ首くび金剛こんごう像ぞう的てき指定してい日び均ひとし是ぜ1969年ねん10月がつ2日にち，而前田家たや寄進きしん的てき寶物ほうもつ則そく包括ほうかつ了りょう畫が作さく17幅ぶく、墨ぼく寶たから23幅ぶく和わ工藝こうげい品ひん兩個りゃんこ，這些寶物ほうもつ多た與あずか豐臣とよとみ秀吉ひでよし、豐臣とよとみ秀賴ひでより、織田おだ信長のぶなが和わ狩野かの探さがせ幽かそけ等とう人ひと有ゆう關せき，其中也ちゅうや包括ほうかつ了りょう孝明天皇こうめいてんのう的てき口くち宣旨せんじ等ひとし等ひとし，指定してい日び是ぜ1965年ねん1月がつ1日にち。

位くらい於西南せいなん迴廊後方こうほう的てき硬かた山頂さんちょう型かた越前えちぜん式しき石せき廟びょう以被稱しょう為ため越前えちぜん石せき的てき淡あわ綠色みどりいろ凝灰岩ぎょうかいがん建たて成しげる，內部有ゆう寶たから篋印式しき塔とう，五座石廟分別供奉前田利長、前田まえだ利家としいえ、織田おだ信長のぶなが、織田おだ信長のぶなが側室そくしつ和わ織田おだ信忠のぶただ，其中以利長ちょう的石まといし廟びょう規模きぼ最大さいだい，正面しょうめん外がい牆是不動明王ふどうみょうおう和わ多聞天たもんてん王おう的てき立像りつぞう，背面はいめん是ぜ阿彌陀あみだ佛ほとけ的てき來迎らいごう像ぞう，左右さゆう兩側りょうがわ則そく是ぜ25尊みこと菩薩ぼさつ的てき浮雕。1970年ねん3月がつ2日にち，石せき廟びょう獲え登錄とうろく為ため富山とやま縣けん指定してい史跡しせき。此外，寺てら藏ぞう的てき四季しき山水さんすい圖ず襖ふすま，由ゆかり狩野かの派は畫家がか久隅くすみ守景もりかげ繪え於明曆年れきねん間あいだ（1655年ねん－1658年ねん），為ため一いち幅ぶく長ちょう達たち八はち面めん的てき屏風びょうぶ山水さんすい畫が，在ざい1962年ねん3月がつ30日にち獲え登錄とうろく為ため高岡たかおか市し指定してい文化財ぶんかざい。