薛煥

薛煥（1815年ねん—1880年ねん），字じ觐堂，四川しせん興きょう文ぶん縣けん人ひと。清朝せいちょう官員かんいん。

生平おいだいら

道みち光こう二に十じゅう四年甲辰恩科四川鄉試第24名めい舉人出身しゅっしん。道みち光こう二に十じゅう九きゅう年ねん（1849年ねん），选授江こう苏金山かなやま县知ち县，捐知府ふ。咸丰四よん年ねん（1854年ねん）因いん隨ずい軍ぐん鎮壓ちんあつ小刀こがたな會かい有功ゆうこう，得とく到いた朝廷ちょうてい記名きめい表彰ひょうしょう，不ふ久ひさ升ます松江まつえ府ふ知ち府ふ。咸豐五ご年ねん（1855年ねん）調ちょう任にん蘇州そしゅう府ふ知ち府ふ^[1]。次つぎ年ねん加か捐鹽運うん使し銜，咸豐七なな年ねん（1857年ねん）升ます道どう員いん，次じ年ねん升ます江蘇ちぁんすー按察使し^[2]。

咸豐十じゅう年ねん（1860年ねん）太平たいへい軍ぐん「二破江南大營」，两江总督何なに桂かつら清きよし潛せん逃上海しゃんはい，江蘇こうそ巡じゅん撫なで徐じょ有ゆう壬みずのえ戰歿せんぼつ的てき緊急きんきゅう時刻じこく，任にん江蘇ちぁんすー布ぬの政せい使し的てき薛煥接せっ任にん江蘇こうそ巡めぐ撫なで、署しょ(代理だいり)兩りょう江こう總督そうとく，兼けん五ご口くち通商つうしょう大臣だいじん，最早もはや先見せんけん奏請そうせい朝廷ちょうてい先さき「購買こうばい巨きょ艦かん大だい炮」佈置上海しゃんはい防ぼう務つとむ，後のち曾國藩はん於1861年ねん四よん月がつ接せっ兩りょう江こう總督そうとく，李り鴻章こうしう接せっ江蘇こうそ巡めぐ撫なで；煥後任こうにん钦差大臣だいじん，在ざい上海しゃんはい督とく办洋务，旋即进京，署しょ礼れい部ぶ左ひだり侍さむらい郎ろう，继改调工部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう^[3]。

同どう治ち三さん年ねん，署しょ都と察院左ひだり副ふく都と御ご史し、通つう政せい使し司し通どおり政せい使し。同どう治ち五ご年ねん离职回かい籍せき。光ひかり绪元年ねん（1875年ねん）曾赴云うん南みなみ办理“马嘉理り案あん”。光ひかり绪六ろく年ねん病死びょうし于宜宾^[4]^[5]。

參考さんこう

^ 國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん圖書としょ文獻ぶんけん處しょ清國きよくに史し館かん傳でん包つつめ , 702001110-6號ごう
^ 清しん代だい七なな百ひゃく名めい人傳ひとづて ,1冊さつ1編へん ,559-562
^ 清朝せいちょう碑ひ傳でん全集ぜんしゅう ,3冊さつ ,2110-2111
^ 清史きよし列傳れつでん ,7冊さつ53卷かん ,463-469
^ 「薛煥，字じ覲唐，興きょう文人ぶんじん，道みち光こう甲かぶと辰たつ舉於鄕，始はじめ任にん江蘇こうそ金山かなやま知とも縣けん，嗣以勦賊功こう授松江こう知とも府ふ，咸豐五ご年ねん正月しょうがつ官軍かんぐん復ふく上海しゃんはい還かえ道みち松江まつえ前ぜん鋒ほこさき不ふ戢民乘じょう城じょう不納ふのう一軍いちぐん怒いか將はた攻おさむ城じょう煥挈一いち卒そつ出で諭さとし之の犒以羊ひつじ酒しゅ軍ぐん按隊去さ松まつ人じん繪え單騎たんき犒師圖ず頌之六ろく年ねん調ちょう蘇州そしゅう先さき是ぜ大だい營汰廣こう勇いさみ數すう百ひゃく散ち居きょ蘇そ城じょう密ひそか與あずか賊ぞく通どおり時じ出で擾掠大府おおぶ弗どる能のう治ち命いのち煥治之の煥於中秋ちゅうしゅう夜よる潛せん軍ぐん躡其巢す賊ぞく憑栅力りょく抗こう礟火燎煥鬚ひげ矛ほこ傷きず及膝弗どる爲ため動どう戰せん益えき力りょく擒とりこ斬き殆盡擢蘇松まつ糧かて儲もうか道みち，厯上海道かいどう按察使し，布ぬの政せい使し，江蘇こうそ巡じゅん撫なで，兼けん署しょ兩りょう江こう總督そうとく，自じ調しらべ蘇そ松まつ常つね太ふとし道後どうご以辦五ご口くち通どおり商事しょうじ留とめ駐ちゅう上海しゃんはい時じ李り秀成ひでなり以數十じゅう萬まん人にん環たまき攻おさむ上海しゃんはい城じょう內兵少しょう大だい營勇數すう千せん潰つぶせ至いたり居きょ民みん洶懼旋詗得とく都と司つかさ余あまり義政よしまさ爲ため賊ぞく諜以計けい擒とりこ斬き之これ煥登陴拒守もり七なな晝夜ちゅうや不ふ下城げじょう兩足りょうあし爲ため腫しゅ礟自冠かんむり上じょう過か耳みみ爲ため礟震幾いく聾ろう秀成ひでなり臂ひじ受創解かい圍かこえ悉遁卒そつ保ほ危城晉すすむ頭あたま品ひん頂戴ちょうだい，同どう治ち元年がんねん入いれ署しょ理り禮れい部ぶ左ひだり侍さむらい郎ろう，充たかし總理そうり各國かっこく事務じむ大臣だいじん，補ほ工こう部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，管理かんり溝渠こうきょ河かわ道どう大臣だいじん煥駐上海しゃんはい久ひさ熟じゅく洋よう務つとむ利り病びょう旣すんで入にゅう總理そうり衙門益えき務つとむ崇たかし國體こくたい維持いじ大局たいきょく三さん年ねん坐すわ與あずか言げん事ごと者しゃ互劾兩りょう罷やめ仍留總理そうり各國かっこく事務じむ明年みょうねん春はる乞假歸き里さと念ねん二親年老善病不忍離左右假滿遂乞養不出，光ひかり緒いとぐち元年がんねん命いのち副ふく湖みずうみ廣こう總督そうとく李り瀚章赴雲南みなみ勘かん土ど夷えびす殺ころせ英えい人事じんじ，事こと定てい有ゆう欲よく薦こも之の復ふく出で者しゃ，力ちから辭じ之の，仍乞疾やまし歸き，卒そつ年ねん六ろく十じゅう有ゆう六ろく，奉たてまつ旨むね照あきら侍さむらい郎ろう例れい議ぎ䘏，子し華はな垣かき華はな坤ひつじさる華はな培つちかえ俱候補こうほ道どう，採と錢ぜに保ほ塘撰行狀ぎょうじょう，右みぎ新しん增ぞう人士じんし」，《敘州府ふ志こころざし》卷まき三さん十じゅう六ろく人にん士し十じゅう四よん

官かん衔
前任ぜんにん：丁ひのと国こく恩おん	江こう苏松江まつえ府ふ知ち府ふ咸丰四よん年ねん－五ご年ねん（1854年ねん－1855年ねん）	繼つぎ任にん：袁芳瑛あきら
前任ぜんにん：徐じょ有ゆう壬みずのえ	江蘇こうそ巡じゅん撫なで 1860 - 1862	繼つぎ任にん：李り鴻章こうしう

[1] 國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん圖書としょ文獻ぶんけん處しょ清國きよくに史し館かん傳でん包つつめ , 702001110-6號ごう

[2] 清しん代だい七なな百ひゃく名めい人傳ひとづて ,1冊さつ1編へん ,559-562

[3] 清朝せいちょう碑ひ傳でん全集ぜんしゅう ,3冊さつ ,2110-2111

[4] 清史きよし列傳れつでん ,7冊さつ53卷かん ,463-469

[5] 「薛煥，字じ覲唐，興きょう文人ぶんじん，道みち光こう甲かぶと辰たつ舉於鄕，始はじめ任にん江蘇こうそ金山かなやま知とも縣けん，嗣以勦賊功こう授松江こう知とも府ふ，咸豐五ご年ねん正月しょうがつ官軍かんぐん復ふく上海しゃんはい還かえ道みち松江まつえ前ぜん鋒ほこさき不ふ戢民乘じょう城じょう不納ふのう一軍いちぐん怒いか將はた攻おさむ城じょう煥挈一いち卒そつ出で諭さとし之の犒以羊ひつじ酒しゅ軍ぐん按隊去さ松まつ人じん繪え單騎たんき犒師圖ず頌之六ろく年ねん調ちょう蘇州そしゅう先さき是ぜ大だい營汰廣こう勇いさみ數すう百ひゃく散ち居きょ蘇そ城じょう密ひそか與あずか賊ぞく通どおり時じ出で擾掠大府おおぶ弗どる能のう治ち命いのち煥治之の煥於中秋ちゅうしゅう夜よる潛せん軍ぐん躡其巢す賊ぞく憑栅力りょく抗こう礟火燎煥鬚ひげ矛ほこ傷きず及膝弗どる爲ため動どう戰せん益えき力りょく擒とりこ斬き殆盡擢蘇松まつ糧かて儲もうか道みち，厯上海道かいどう按察使し，布ぬの政せい使し，江蘇こうそ巡じゅん撫なで，兼けん署しょ兩りょう江こう總督そうとく，自じ調しらべ蘇そ松まつ常つね太ふとし道後どうご以辦五ご口くち通どおり商事しょうじ留とめ駐ちゅう上海しゃんはい時じ李り秀成ひでなり以數十じゅう萬まん人にん環たまき攻おさむ上海しゃんはい城じょう內兵少しょう大だい營勇數すう千せん潰つぶせ至いたり居きょ民みん洶懼旋詗得とく都と司つかさ余あまり義政よしまさ爲ため賊ぞく諜以計けい擒とりこ斬き之これ煥登陴拒守もり七なな晝夜ちゅうや不ふ下城げじょう兩足りょうあし爲ため腫しゅ礟自冠かんむり上じょう過か耳みみ爲ため礟震幾いく聾ろう秀成ひでなり臂ひじ受創解かい圍かこえ悉遁卒そつ保ほ危城晉すすむ頭あたま品ひん頂戴ちょうだい，同どう治ち元年がんねん入いれ署しょ理り禮れい部ぶ左ひだり侍さむらい郎ろう，充たかし總理そうり各國かっこく事務じむ大臣だいじん，補ほ工こう部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，管理かんり溝渠こうきょ河かわ道どう大臣だいじん煥駐上海しゃんはい久ひさ熟じゅく洋よう務つとむ利り病びょう旣すんで入にゅう總理そうり衙門益えき務つとむ崇たかし國體こくたい維持いじ大局たいきょく三さん年ねん坐すわ與あずか言げん事ごと者しゃ互劾兩りょう罷やめ仍留總理そうり各國かっこく事務じむ明年みょうねん春はる乞假歸き里さと念ねん二親年老善病不忍離左右假滿遂乞養不出，光ひかり緒いとぐち元年がんねん命いのち副ふく湖みずうみ廣こう總督そうとく李り瀚章赴雲南みなみ勘かん土ど夷えびす殺ころせ英えい人事じんじ，事こと定てい有ゆう欲よく薦こも之の復ふく出で者しゃ，力ちから辭じ之の，仍乞疾やまし歸き，卒そつ年ねん六ろく十じゅう有ゆう六ろく，奉たてまつ旨むね照あきら侍さむらい郎ろう例れい議ぎ䘏，子し華はな垣かき華はな坤ひつじさる華はな培つちかえ俱候補こうほ道どう，採と錢ぜに保ほ塘撰行狀ぎょうじょう，右みぎ新しん增ぞう人士じんし」，《敘州府ふ志こころざし》卷まき三さん十じゅう六ろく人にん士し十じゅう四よん

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