赵始

趙ちょう始はじめ（越えつ南みなみ语：Triệu Thủy／趙ちょう始はじめ），亦また作つく仲なか始はじめ（越えつ南みなみ语：Trọng Thủy／仲なか始はじめ）、趙ちょう仲なか始はじめ（越えつ南みなみ语：Triệu Trọng Thủy／趙ちょう仲なか始はじめ），為ため南越なんごし國こく君主くんしゅ趙ちょう佗的まと兒じ子こ，也是越えつ南みなみ神話しんわ傳說でんせつ中ちゅう的てき一いち位い人物じんぶつ。

生平おいだいら

据すえ《水みず经注》所しょ引《交州外がい域いき记》的てき记载，南越なんごし王おう赵佗率りつ兵へい攻おさむ打だ安やす阳王，安やす阳王属ぞく下か有名ゆうめい叫さけべ皋通的てき奇き能のう异士，为安阳王制せい造づくり了りょう一次射击就能杀死三百人的弓弩，赵佗知道ともみち不能ふのう硬かた攻おさむ，就退军驻扎于武たけ宁县，派は自己じこ的てき太子たいし赵始向むこう安やす阳王投降とうこう称しょう臣しん。安やす阳王不知ふち道どう皋通是ぜ奇人きじん，暴虐ぼうぎゃく的てき对待他た，皋通因いん此离去さ，离开前ぜん对安阳王说：“能のう持じ有ゆう此弩的てき将はた可か以称王おう，不能ふのう持じ有ゆう的てき就会丧失国家こっか。”皋通离去后きさき，安やす阳王的てき女おんな儿媚こび珠たま见到赵始样貌端正たんせい，就与赵始暗中あんちゅう交往，赵始向こう媚こび珠たま要求ようきゅう看み看み她父亲的弓ゆみ弩いしゆみ，媚こび珠たま将はた弓ゆみ弩いしゆみ取と来らい后きさき，赵始偷偷的てき用よう锯子将はた弩いしゆみ偷偷的てき锯断，逃走とうそう回かい报赵佗。南越なんごし随ずい后きさき发兵进攻安やす阳王，安やす阳王使用しよう弓ゆみ弩いしゆみ射しゃ箭や，弓ゆみ弩いしゆみ却折断だん了りょう，他た因いん此失败，乘船じょうせん逃出海うみ。

在ざい後來こうらい的てき越えつ南みなみ民間みんかん神話しんわ故事こじ集しゅう《嶺みね南みなみ摭怪》中なか也有やゆう收錄しゅうろく。此後所しょ著ちょ的てき越えつ南國なんごく史し《大越おおこし史記しき全書ぜんしょ》和かず《欽定きんてい越えつ史し通どおり鑒綱目め》都みやこ將すすむ仲なか始はじめ的てき傳說でんせつ收錄しゅうろく在ざい內。

根據こんきょ《嶺みね南みなみ摭怪·金龜こんき傳でん》的てき記載きさい，安陽あんよう王おう攻おさむ滅めつ文郎ふみお、建立こんりゅう甌雒國こく時とき，有ゆう東海とうかい的てき金きむ龜ひさし來き到いた甌雒，幫助安陽あんよう王おう建立こんりゅう了りょう螺にし城じょう，並なみ將はた自己じこ的てき爪つめ送おく給きゅう了りょう安陽あんよう王おう。安陽あんよう王おう以其爪つま為ため機關きかん，命いのち皋鲁（Cao Lỗ）製造せいぞう了りょう弩いしゆみ，號ごう稱しょう「靈光れいこう金龜こんき神かみ機き弩いしゆみ」。

後來こうらい趙ちょう佗率りつ秦しん軍ぐん入いれ侵おかせ甌雒，安陽あんよう王おう用よう靈れい弩いしゆみ進行しんこう反擊はんげき，趙ちょう佗大敗たいはい，逃到了りょう鄒山與あずか安陽あんよう王おう對抗たいこう。此後由よし於雙方かた都と無法むほう取と勝かち，安陽あんよう王おう遂とげ將しょう小江こえ劃為邊べ界かい，北邊ほくへん為ため趙ちょう佗領地りょうち，南みなみ邊べ為ため安陽あんよう王おう領地りょうち。為ため了りょう表示ひょうじ和好かずよし，趙ちょう佗派兒じ子こ趙ちょう仲なか始はじめ入にゅう贅ぜい甌雒，娶めと安陽あんよう王おう之の女おんな媚こび珠たま（Mỵ Châu）為ため妻つま。仲なか始はじめ引誘媚こび珠たま竊取せっしゅ了りょう靈れい弩いしゆみ，用よう別べつ的てき弩いしゆみ代だい之の，計けい劃將靈れい弩いしゆみ帶たい回國かいこく中ちゅう。但ただし心中しんちゅうの思念しねん媚こび珠たま，恐おそれ兩國りょうこく開戰かいせん之の後こう自己じこ將はた與あずか媚こび珠たま失しつ散ち。媚こび珠たま告訴こくそ他た，若わか發生はっせい戰亂せんらん，自己じこ在ざい逃跑時じ會かい將はた身上しんじょう鵝毛錦にしき褥しとね的てき毛拔けぬき下か，放ひ在ざい三さん歧路上じょう作為さくい標識ひょうしき。於是仲なか始はじめ將はた靈れい弩いしゆみ帶たい回國かいこく中ちゅう。

趙ちょう佗得え到いた靈れい弩いしゆみ之の後こう率りつ軍ぐん進攻しんこう安陽あんよう王おう。安陽あんよう王おう戰敗せんぱい，與あずか媚こび珠たま同乘どうじょう一いち馬うま向こう南みなみ逃走とうそう。仲なか始はじめ順じゅん著ちょ沿途的てき標記ひょうき窮追きゅうつい不ふ捨。安陽あんよう王おう逃至演えんじ州しゅう郡ぐん高こう舍しゃ社しゃ夜よる山やま一帶いったい的てき海濱かいひん，無む船ふね可か渡わたり。此時金きむ龜ひさし浮出海面かいめん，指ゆび稱しょう媚こび珠たま是ぜ亡國ぼうこく的てき罪ざい魁さきがけ禍か首くび。於是安陽あんよう王おう斬殺ざんさつ媚こび珠たま，乘じょう金龜こんき入海いりうみ而去。

媚こび珠たま深ふか悔自己じこ為ため了りょう愛情あいじょう而害死し父親ちちおや，臨死りんし前ぜん愿すなお化か為ため珠玉しゅぎょく以雪其恥。媚こび珠たま的てき血ち流入りゅうにゅう海中かいちゅう，蚌蛤はまぐり吸取すいと之これ後ご化か為ため明あかり珠たま。其屍體したい則そく被ひ仲なか始はじめ帶たい回かい螺にし城じょう安やす葬そう，化か為ため了りょう玉石ぎょくせき。後來こうらい仲なか始はじめ思念しねん媚こび珠たま，沐浴もくよく時じ在ざい水中すいちゅう看み見み了りょう媚こび珠たま的てき形體けいたい，於是投とう井い而死。

《大越おおこし史記しき全書ぜんしょ·趙ちょう紀おさむ》中稱ちゅうしょう南越なんごし文ぶん帝みかど趙ちょう胡えびす是ぜ趙ちょう仲なか始はじめ的てき兒じ子こ。但ただし中國ちゅうごく的てき相關そうかん史料しりょう中ちゅう沒ぼつ有ゆう關せき於趙胡えびす生せい父ちち是ぜ何人なんにん的てき記載きさい。

参考さんこう文献ぶんけん

参考さんこう书目

• 《嶺みね南みなみ摭怪·金龜こんき傳でん》，越こし南みなみ陳ひね朝あさ，武たけ瓊（校正こうせい）、喬たかし富とみ（刪定）
• 《大越おおこし史記しき全書ぜんしょ·趙ちょう紀おさむ》，越こし南みなみ後こう黎はじむ朝あさ，吳ご士し連れん等とう撰せん，陳ちん荊和編へん校こう，東京大學とうきょうだいがく東洋とうよう文化ぶんか硏究所けんきゅうじょ附屬ふぞく東洋とうよう學がく文獻ぶんけんセンター（昭和しょうわ59－61年ねん）（1984－1986），101－103頁ぺーじ。