東ひがし螺にし溪けい

  此條目め介かい紹的是ぜ濁水だくすい溪けい的てき北側きたがわ分流ぶんりゅう。关于清朝せいちょう文獻ぶんけん所しょ指ゆび的てき東ひがし螺にし溪けい，请见「西にし螺にし溪けい」。

東ひがし螺にし溪けい 麥むぎ嶼厝溪けい、北斗ほくと溪けい
位くらい於舊濁水だくすい溪けい岸がん的てき北斗ほくと河かわ濱はま公園こうえん
别名	舊きゅう濁水だくすい溪けい
流域りゅういき
流ながれ向むかい	臺灣たいわん海峽かいきょう
源みなもと頭あたま
- 位置いち	濁水だくすい溪けい北岸ほくがん八はち堡圳與あずか莿仔埤圳
河口かこう	福ぶく寶たから
- 坐すわ标	24°03′10″N 120°24′10″E
- 海拔かいばつ	0
面積めんせき	18,608公おおやけ頃ころ
位置いち	彰あきら化か平原へいげん
本ほん貌
長なが度たび	30餘あまり公里くり

東ひがし螺にし溪けい，依よ照あきら每まい個こ時期じき與あずか地區ちく的てき不同ふどう稱呼しょうこ，分ふん別稱べっしょう舊きゅう濁水だくすい溪けい、北斗ほくと溪けい或ある麥むぎ嶼厝溪けい，是ぜ臺灣たいわん西部せいぶ的てき一いち條じょう河川かせん，流域りゅういき全ぜん境さかい位い於彰あきら化か縣けん，長なが約やく30餘あまり公里くり，是ぜ濁水だくすい溪けい沖積ちゅうせき扇おうぎ分流ぶんりゅう之の一いち，曾經兩度りょうど成なり為ため古こ濁水だくすい溪けい下か游ゆう主流しゅりゅう，後ご因いん西にし螺にし溪けい變へん為ため主流しゅりゅう，故こ西にし螺にし溪けい改稱かいしょう「濁水だくすい溪けい」，東ひがし螺にし溪けい則のり改稱かいしょう「舊きゅう濁水だくすい溪けい」。

歷史れきし

濁水だくすい溪けい含沙量りょう高だか易えき發生はっせい水みず災わざわい，於二水にすい、林はやし內附近ふきん後ご出で了りょう山やま區く後ご，河かわ道どう不ふ固定こてい，南北なんぼく擺盪，經常けいじょう氾濫はんらん，造成ぞうせい沿岸えんがん居きょ民みん遷移せんい。

古こ濁水だくすい溪けい有ゆう三條さんじょう分流ぶんりゅう。伊能いのう嘉よしみ矩のり在ざい《台灣たいわん文化ぶんか志こころざし》記載きさい濁水だくすい溪けい變遷へんせん的てき過程かてい。大約たいやく明あきら末清すえきよ初はつ時期じき，濁水だくすい溪けい有ゆう三さん大だい分流ぶんりゅう，由ゆかり北きた往南分別ふんべつ為ため：

• 東ひがし螺にし溪けい：當時とうじ由ゆかり北斗ほくと經けい二に林はやし，於現今いま福ぶく興きょう鄉きょう與あずか芳よし苑えん鄉きょう的まと界かい溪けい「漢かん寶たから溪けい」出海でうみ，就是今こん天てん的てき「舊きゅう濁水だくすい溪けい」。
• 西にし螺にし溪けい：流りゅう經けい現今げんこん西にし螺にし鎮，由ゆかり大城おおしろ鄉さと台たい西村にしむら海かい湧ゆう厝庄、崁頭厝出海でうみ，即今そっこん天てん的てき「濁水だくすい溪けい」下しも游ゆう河かわ道どう。
• 虎とら尾お溪けい：經けい斗と六ろく市し，於海口こう厝庄台だい西村にしむら出海でうみ，即そく現今げんこん位い於雲くも林はやし縣けん境さかい內的「舊きゅう虎とら尾お溪けい」。

康かん熙三さん十じゅう九きゅう年ねん（1700年ねん）郁いく永なが河かわ在ざい《裨海紀き遊ゆう》中ちゅう寫うつし道どう：

“ 至いたり東ひがし螺にし溪けい，與あずか西にし螺にし溪けい廣正ひろまさ等とう，而水深すいしん湍急過か之これ。轅ながえ中ちゅう牛うし懼溺臥が而浮，番ばん兒じ十じゅう餘あまり，扶輪以濟，不ふ溺おぼれ者しゃ幾いく矣。 ”

清しん代だい藍あい鼎かなえ元もと在所ざいしょ著ちょ《東征とうせい集しゅう》中ちゅう說せつ：

“ 於辛丑うし秋あき初はつ，巡じゅん斗と六ろく門もん而北，將之まさゆき半はん線せん，至いたり溪けい岸きし，稍やや坐すわ，令れい人馬じんば皆みな少しょう休きゅう。已やめ而揚鞭むち疾やまし馳はせ，水みず半はん馬うま腹はら，車くるま牛うし皆みな騰あが躍おど而過。亦また奇き景けい也！溪けい源げん出水しゅっすい沙すな連れん，合ごう猫ねこ丹に蠻蠻之の濁流だくりゅう，為ため濁水だくすい溪けい。從したがえ牛うし相しょう觸さわ二に山間さんかん流下りゅうか，北きた分ぶん為ため東ひがし螺にし溪けい。又また南みなみ匯阿拔泉之の流ながれ，為ため西にし螺にし溪けい。阿おもね拔泉溪けい發はつ源げん阿おもね里山さとやま。過か竹たけ腳寮山やま為ため阿おもね拔泉渡わたり。西入にしいり於虎尾お四よん溪けい。牽合雜ざつ錯，而清濁せいだく分明ふんみょう。虎とら尾お純じゅん濁にご，阿おもね拔泉純じゅん清きよし；惟おもんみ東ひがし螺にし清濁せいだく不定ふてい，且沙土ど壅決，盈みつる涸無常むじょう。吾われ友とも阮子章あきら云うん：『去年きょねん虎とら尾お寬ひろし，今年ことし虎とら尾お隘。去年きょねん東ひがし螺にし乾ひ，今年ことし東ひがし螺にし澮。』又また云うん：『餘よ流りゅう附ふ入いれ阿おもね拔泉，虎とら尾お之の名めい猶なお相あい沿。』 ”

日にち治ち時期じき撰せん寫うつし《台灣たいわん三さん字じ經けい》的てき王おう石せき鵬おおとり曾寫道どう：

“ 虎とら尾お溪けい，牛うし相しょう觸さわ，東西とうざい螺にし，分ふん委曲いきょく。 ”

上述じょうじゅつ文獻ぶんけん描寫びょうしゃ出で往昔おうせき東ひがし螺にし溪けい的てき水流すいりゅう急きゅう促、流りゅう路ろ不穩ふおん定じょう，清濁せいだく不定ふてい，變化へんか無常むじょう的てき特性とくせい，以及東西とうざい螺にし溪けい分流ぶんりゅう的てき情じょう形がた

清きよし乾いぬい隆年たかとし間あいだ，以「舊きゅう濁水だくすい溪けい」為ため最大さいだい的てき分流ぶんりゅう，也就是ぜ當年とうねん的てき「主流しゅりゅう」。嘉よしみ慶けい年間ねんかん，主流しゅりゅう往北移動いどう，「西にし螺にし溪けい」（今こん濁水だくすい溪けい）成なり為ため最大さいだい分流ぶんりゅう。日にち治ち初期しょき的てき1898年ねん發生はっせい「戊つちのえ戌いぬ大水おおみず災わざわい」，濁水だくすい溪けい支流しりゅう與あずか清水しみず溪けい上うえ游ゆう草嶺そうれい潭崩潰ほうかい，原はら有河あるが流りゅう改あらため道どう，洪水こうずい匯流於舊濁水だくすい溪けい，濁水だくすい溪けい主流しゅりゅう再度さいど往北移動いどう，東ひがし螺にし溪けい（舊きゅう濁水だくすい溪けい）變成へんせい主流しゅりゅう。1904年ねん出版しゅっぱん的てき台灣たいわん堡圖即そく把わ現今げんこん的てき東ひがし螺にし溪けい稱しょう為ため濁水だくすい溪けい，由ゆかり二水にすい流ながれ向こう西北せいほく，於鹿しか港こう和わ芳よし苑えん漢かん寶たから之の間あいだ出海でうみ，與あずか西にし螺にし溪けい同どう為ため當時とうじ濁水だくすい溪けい下か游ゆう的てき主流しゅりゅう，埤頭以上いじょう的てき網もう流りゅう非常ひじょう發達はったつ；石せき埤以下か發生はっせい分流ぶんりゅう，北きた支流しりゅう由ゆかり鹿しか港こう西側にしがわ粘ねば厝村北方ほっぽう入海いりうみ，稱しょう為ため「臺灣たいわん溝みぞ」，南みなみ支ささえ分流ぶんりゅう至いたり王おう功いさお北面ほくめん漢かん寶たから入海いりうみ，南北なんぼく二に河口かこう相しょう距8公里くり，而南支流しりゅう為ため主ぬし，北きた支流しりゅう為次ためじ。

1911年ねん濁水だくすい溪けい平原へいげん發生はっせい大だい洪水こうずい後ご，日にち人じん成立せいりつ「濁水だくすい溪けい治水ちすい工事こうじ事務所じむしょ」，分ふん三期進行濁水溪整治工作。從したがえ1911年ねん開始かいし，日本にっぽん政府せいふ在ざい二水にすい鐵路てつろ橋きょう上下じょうげ游ゆう兩りょう岸きし興きょう建けん下水げすい埔、新しん虎とら尾お、林はやし內等堤防ていぼう，將はた原はら來らい巨きょ幅はば擺盪的てき河かわ道どう截堵成なり現在げんざい的てき濁水だくすい溪けい樣さま貌。1912年ねん（大正たいしょう元年がんねん）12月，臺灣たいわん總督そうとく府ふ開始かいし進行しんこう鐵路てつろ橋きょう兩側りょうがわ的てき濁水だくすい溪けい護岸ごがん堤防ていぼう工程こうてい，隔年かくねん3月がつ完工かんこう。同年どうねん7月がつ，鐵橋てっきょう北岸ほくがん堤防ていぼう便びん因いん洪水こうずい而潰決けつ。1918年ねん（大正たいしょう七なな年ねん），再度さいど進行しんこう濁水だくすい溪けい護岸ごがん堤防ていぼう工程こうてい，上起かみおこし濁水だくすい（今いま名めい間あいだ鄉きょう治ち），下しも至いたり下か海うみ墘（今いま大城おおしろ鄉さと台たい西村にしむら），2年ねん後ご完工かんこう，堤防ていぼう總長そうちょう度ど達たち76公里くり。自じ此，舊きゅう濁水だくすい溪けい成なり為ため今いま溪けい州しゅう鄉きょう、北斗ほくと鎮、埤頭鄉きょう、溪けい湖みずうみ鎮、二に林はやし鎮、芳よし苑えん鄉きょう、福ぶく興きょう鄉きょう的てき排水はいすい渠みぞ道どう，於福おふく興きょう鄉きょう麥むぎ嶼厝出海でうみ，故こ又また稱しょう「麥むぎ嶼厝溪けい」。到いた了りょう1926年ねん，濁水だくすい溪けい下か游ゆう主流しゅりゅう明あかり顯あらわ地ち幾いく乎都集中しゅうちゅう到いた今こん天てん的てき濁水だくすい溪けい（西にし螺にし溪けい）流りゅう路ろ，其他分流ぶんりゅう明あかり顯あらわ萎縮いしゅく。戰後せんご至いたり今いま，受到河川かせん整せい治ち影響えいきょう，濁水だくすい溪けい下か游ゆう主流しゅりゅう已やめ完全かんぜん集中しゅうちゅう於西螺にし溪流けいりゅう路ろ，其他分流ぶんりゅう包括ほうかつ東ひがし螺にし溪けい皆みな明あかり顯あらわ萎縮いしゅく，變成へんせい一般いっぱん溝渠こうきょ的てき「排水はいすい」水路すいろ。

水みず文ぶん

目前もくぜん東ひがし螺にし溪けい（舊きゅう濁水だくすい溪けい）發はつ源げん於溪けい州しゅう鄉きょう下水げすい埔，水源すいげん為ため濁水だくすい溪けい北岸ほくがん的てき八はち堡圳與あずか莿仔埤圳之これ圳水。主しゅ流域りゅういき從したがえ溪けい州しゅう鄉きょう經けい北斗ほくと鎮沿田尾鄉たおごう、埤頭鄉きょう、二に林はやし鎮、溪けい湖みずうみ鎮、埔鹽鄉きょう等とう鄉さと鎮邊界かい流入りゅうにゅう福ぶく興きょう鄉きょう，最後さいご與あずか員いん林りん大だい排はい會合かいごう，注入ちゅうにゅう臺灣たいわん海峽かいきょう。上うえ游ゆう稱しょう為ため「北斗ほくと濁水だくすい溪けい」，由ゆかり東南とうなん向こう西北せいほく行ぎょう，至いたり北斗ほくと鎮西ちんぜい邊べ中ちゅう寮りょう附近ふきん，與あずか另一支流しりゅう北斗ほくと清水しみず溪けい合流ごうりゅう，於中游ゆう匯入田尾だお、溪けい湖こ、舊きゅう眉まゆ、泉いずみ成しげる、挖子與あずか石いし埤腳等とう排水はいすい支線しせん，至いたり下か游ゆう石いし埤腳附近ふきん分ぶん為ため南北なんぼく兩りょう股また，北股きたまた分流ぶんりゅう為ため麥むぎ嶼厝溪けい，其自分流ぶんりゅう點てん轉向てんこう北きた行ぎょう，匯入埔鹽與あずか阿おもね力ちから排水はいすい支線しせん後ご出海でうみ；南股みなみのまた分流ぶんりゅう俗稱ぞくしょう漢かん寶たから溪けい，向こう西北せいほく行ぎょう，匯合西庄さいしょう子こ排水はいすい支線しせん經けい漢かん寶たから合作がっさく農場のうじょう北端ほくたん出海でうみ。全線ぜんせん自じ下水げすい埔至麥むぎ嶼厝溪けい出海でうみ口くち，全長ぜんちょう約やく33.7公里くり，集あつまり水面すいめん積せき18,608公おおやけ頃ころ。

人文じんぶん

「溪けい州しゅう」地名ちめい的てき由來ゆらい，係かかり由よし於該地ち為ため東ひがし螺にし溪けい與あずか西にし螺にし溪けい之の間あいだ的てき氾濫はんらん平原へいげん，所以ゆえん稱しょう之の為ため「溪けい州しゅう」，即そく「溪けい上じょう的てき沙すな洲しゅう」之の意い。

異い溪けい同名どうめい

清しん代だい文獻ぶんけん中ちゅう所しょ指ゆび的てき東ひがし螺にし溪けい，與あずか今日きょう河かわ道どう並なみ不ふ相あい同どう。例れい如清康きよやす熙三さん十じゅう五ご年ねん（1696年ねん）高こう拱乾所ところ撰せん的てき《臺灣たいわん府ふ志こころざし》描述：「東ひがし螺にし溪けい自じ斗と六門與吼尾溪（虎とら尾お溪けい）同流どうりゅう，西にし至いたる東ひがし螺にし之の眉まゆ裏うら社しゃ分ぶん支ささえ北きた流りゅう，西にし過か西にし螺にし社しゃ，又また西にし過か麻あさ芝しば乾いぬい社しゃ，為ため北きた社しゃ溪けい。西入にしいり於海。」以及康やすし熙五十じゅう六ろく年ねん（1717年ねん）陳ちん夢ゆめ林りん所ところ修おさむ的てき《諸しょ羅ら縣けん志こころざし》提ひさげ到いた：「東ひがし螺にし溪けい分ぶん自じ虎とら尾お溪けい之の牛うし相しょう觸さわ，北きた折おり而西，過か打馬うつま辰たつ、樹き仔こ腳、貓兒干ひ，匯於海かい豐ゆたか港こう，入にゅう於海。」皆みな與あずか今日きょう地圖ちず所しょ繪え不同ふどう。就此問題もんだい，當代とうだい學者がくしゃ指出さしで：在ざい清しん代だい文獻ぶんけん中ちゅう所しょ指ゆび之の東ひがし螺にし溪けい，即今そっこん日び之の西にし螺にし溪けい。

相關そうかん條目じょうもく

• 彰あきら化か平原へいげん
• 北斗ほくと河かわ濱はま公園こうえん