王おう傳つたえ炯

王おう傳つたえ炯（1884年ねん—1935年ねん），字じ仲なか遴，安徽あんき無為むい縣けん人ひと，清朝せいちょう及中華民國ちゅうかみんこく海軍かいぐん將領しょうりょう，海軍かいぐん學者がくしゃ。

生平おいだいら

他た出生しゅっしょう在ざい一いち個こ教書きょうしょ先生せんせい家庭かてい。幼年ようねん他た隨ずい父親ちちおや王おう鼎かなえ丞すすむ學習がくしゅう，並なみ且在學ざいがく館かん館かん東家とうげ伴とも讀。1901年ねん他た15歲さい時じ考こう入いれ江蘇こうそ江こう寧やすし（今いま南京なんきん市し）的てき江南こうなん水みず師し學堂がくどう駕が駛班，後來こうらい於1906年ねん（光ひかり緒いとぐち三さん十じゅう一いち年ねん二に月がつ）畢業。1907年ねん，他た和わ煙けむり臺水だいすい師し學堂がくどう畢業生せい佘振興しんこう、溫ゆたか樹じゅ德とく等とう15人にん被ひ清きよし政府せいふ派は赴英國えいこく格かく林はやし威たけし治ち皇すめらぎ家か海軍かいぐん學院がくいん留學りゅうがく，1910年ねん回國かいこく。同年どうねん12月がつ，王おう傳つたえ炯被任命にんめい為ため航海こうかい炮艦舞まい鳳おおとり艦かん管かん帶たい。他た還かえ任にん龍りゅう驤艦管かん帶たい。

1911年ねん10月がつ10日とおか武たけ昌あきら起おこり義よし爆發ばくはつ。11月12日にち，煙けむり臺だい革命かくめい黨人とうじん舉行起おこり義ぎ成功せいこう，煙けむり臺だい獨立どくりつ。煙けむり臺だい臨時りんじ軍ぐん政府せいふ正せい在ざい籌組之の際さい，王おう傳つたえ炯率舞まい鳳おおとり艦かん自じ天津てんしん駛達煙けむり臺だい，11月13日にち率りつ舞まい鳳おおとり艦かん投なげ向こう革命かくめい黨とう方面ほうめん，遂とげ被ひ推為煙けむり臺だい臨時りんじ軍ぐん政府せいふ總そう司令しれい。不ふ久ひさ，他た改あらため任にん煙けむり臺うてな都と督とく。他た在ざい煙けむり臺だい任にん職しょく不ふ到いた一いち個月かげつ內，和わ孫まご寶たから琦暗中あんちゅう聯れん繫，排はい擠煙臺だい的てき革命かくめい黨とう，最後さいご於12月がつ和わ革命かくめい黨とう方面ほうめん的てき徐じょ鏡きょう心こころ任にん正せい會長かいちょう、劉りゅう冠かんむり三さん任にん副ふく會長かいちょう的てき北部ほくぶ共和きょうわ急進きゅうしん會かい發生はっせい內訌，北部ほくぶ共和きょうわ急進きゅうしん會かい勢力せいりょく大だい減げん。

1912年ねん1月がつ，孫まご中山ちゅうざん派は陸軍りくぐん和わ海軍かいぐん從したがえ上海しゃんはい赴煙臺だい，1月がつ24日にち海容かいよう艦かん、海うみ琛艦、南みなみ琛艦抵達煙けむり臺だい，受到王おう傳でん炯迎接げいせつ。1912年ねん2月がつ，他た在ざい煙けむり臺だい主持しゅうもち了りょう海軍かいぐん烈士れっし薩國昌あきら的てき追悼ついとう會かい。南京なんきん臨時りんじ政府せいふ任命にんめい胡えびす瑛あきら為ため山東さんとう都と督とく，駐ちゅう煙けむり臺だい。1912年ねん4月がつ王おう傳つたえ炯辭去じきょ在ざい軍ぐん政府せいふ的てき職務しょくむ，仍任舞まい鳳おおとり艦かん艦長かんちょう。此後他た南下なんか面めん見み孫まご中山ちゅうざん，並なみ隨ずい孫まご中山ちゅうざん視察しさつ了りょう安徽あんき安あん慶けい和わ蕪かぶら湖みずうみ等地とうち。

南北なんぼく議ぎ和わ成功せいこう後ご，他た隨ずい南京なんきん臨時りんじ政府せいふ遷到北京ぺきん。1912年ねん8月がつ25日にち，國民黨こくみんとう成立せいりつ大會たいかい在ざい北京ぺきん召開，他た當選とうせん國民黨こくみんとう參議さんぎ。1913年ねん3月がつ，他た參與さんよ成立せいりつ了りょう中華ちゅうか海軍かいぐん協會きょうかい。 1914年ねん5月がつ15日にち，他た任海とうみ軍部ぐんぶ軍事ぐんじ科か科か長ちょう。1919年ねん五ご四よん運動うんどう爆發ばくはつ後ご，王おう傳つたえ炯奉命いのち到いた上海しゃんはい處理しょり煙けむり臺だい海軍かいぐん學校がっこう的まと學がく潮しお，他た親おや自じ與あずか該軍校こう學生がくせい對話たいわ，提出ていしゅつ了りょう有利ゆうり於學生せい方面ほうめん的てき五ご條じょう解決かいけつ辦法，表おもて態たい支持しじ海軍かいぐん學生がくせい反對はんたい教育きょういく腐敗ふはい。1920年ねん，他た從したがえ海軍かいぐん部ぶ軍事ぐんじ科か科か長調ちょうちょう任にん編へん譯やく科か科か長ちょう。他た還かえ曾任蒙こうむ古こ宣せん慰使。

1926年ねん7月がつ北きた伐き開始かいし，王おう傳つたえ炯在1927年初ねんしょ攜家遷居上海しゃんはい，任にん北きた伐き海軍かいぐん司令しれい部ぶ參事さんじ。1929年ねん，他た奉たてまつ命いのち到いた煙けむり臺だい收おさむ編へん奉たてまつ系けい的てき渤海艦隊かんたい。1930年ねん起おこり，他た兼任けんにん上海しゃんはい輪わ船せん招商局きょく船ふね務つとむ科か科か長ちょう。1931年ねん九きゅう一いち八はち事變じへん爆發ばくはつ，當時とうじ正せい在ざい南京なんきん國民こくみん政府せいふ海軍かいぐん部ぶ任にん職しょく的てき王おう傳つたえ炯號召抗日び救すくい亡ほろび，並なみ常つね給きゅう海軍かいぐん學生がくせい教授きょうじゅ軍事ぐんじ理論りろん。

1935年ねん，他た因いん患敗血症はいけつしょう而病逝於南京なんきん，享年きょうねん51歲さい。

著作ちょさく

• 《潛水せんすい艇てい學がく》（1920年ねん）
• 《魚雷ぎょらい快かい艇てい學がく》（1931年ねん）