もちいたあそ

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もちいたあそ(てをもちいたあそび)では、ゆびもちいたあそびのうちおも日本にっぽんあそばれていて、一般いっぱんてき名前なまえ定着ていちゃくしていないか存在そんざいしていないものについて解説かいせつする。

概説がいせつ[編集へんしゅう]

これらのあそびはしゅとして学生がくせいに、学校がっこうなどであそばれる。必要ひつようとするものがからだ一部いちぶだけなので、やす時間じかんから授業じゅぎょうちゅうかくれてなど様々さまざま場所ばしょおこなわれる。なお、初対面しょたいめんひとおこなときは、自分じぶん相手あいてのルールのちがいに注意ちゅういする必要ひつようがある。(学校がっこう地域ちいきごとによってルールがちがうため)。

もちいたあそびにはかくあそびごとのまった名称めいしょうがない。そのためどのあそびをおこなうかを提示ていじするさいは、あそびに利用りようする(もしくはゆび)のかたち相手あいてせ「これやろう」などとっておこなう。

日本にっぽん全国ぜんこくおなじようなあそびが存在そんざいする。2008ねん1がつ現在げんざいで10代の認知にんちたかいが、30 - 40だいらないひとてくるため、これらのあそびの歴史れきしあさいとかんがえられる。

かくあそびには様々さまざまなルール(いわゆるローカルルール)が存在そんざいするとおもわれる。しかし発祥はっしょう不明ふめいでありルールの統一とういつなどはおこなわれていないために、いずれのルールが正式せいしきなものか、一般いっぱんてきであるかは、ひとによってちがう。

伝播でんぱ[編集へんしゅう]

たとえばある学校がっこうのあるクラスで、ルールがかりやすく(言葉ことば説明せつめいするのはむずかしくても実際じっさいあそべば直観ちょっかんてきかるものも、ルールがかりやすいものである)手軽てがるおこなえるあそびが創作そうさくされ、流行はやったとする。

1週間しゅうかんのちには学校がっこうちゅうあそびがひろまる。これはクラブ活動かつどう活動かつどう委員いいんかい活動かつどうなどで、どう学年がくねんべつのクラスの、またはべつ学年がくねんあつまったさい披露ひろうされ、伝播でんぱするためである。1かげつのちにはちかくの学校がっこうあそびがひろまる。これはくさサッカーくさ野球やきゅうなどのスポーツクラブ、さらには学習がくしゅうじゅくなどで披露ひろうされ、伝播でんぱするためである。ゴールデンウィーク夏休なつやすなどの長期ちょうき休業きゅうぎょうはさむと、とおくのまちつたわる。両親りょうしん実家じっか帰省きせいしたり親戚しんせきいえあそびにったさい披露ひろうされ、伝播でんぱするためである。また、活動かつどう遠征えんせい大会たいかいなどでも伝播でんぱする[1]

このとき、「あそかたなんとなくかったけれど名前なまえかなかった」、「あか他人たにんあそんでいたのを傍目はためていてなんとなくあそかたおぼえた」、などのように、ルールの直観ちょっかんせいから伝播でんぱしたものについては、たとえ名前なまえ考案こうあんされてあったとしてもルールととも伝播でんぱすることはむずかしい(子供こどもたちにとって重要じゅうようなことは、そのあそびのたのしさであるため)。また、基本きほんてきなことしかつたわらなかったために例外れいがいつたわらなかったり、あらたな例外れいがいしんルール)がまれることもある。

以上いじょうのようなことがなんじゅうにもかさなり、また現代げんだい情報じょうほう社会しゃかいインターネットによる伝播でんぱ)などもあいまって、発祥はっしょうからすうねん全国ぜんこくつたわり、おおくのルールが考案こうあんされたとかんがえられる。

数字すうじやすあそ[編集へんしゅう]

2人ふたりまたは2人ふたり以上いじょうおこなう。このあそびは戦争せんそうばしマッチ(ぼうプラフィン・いちいちゆびごろともばれる。ごえ直接ちょくせつれずとも支障ししょういため、ゆび視認しにんさえできればいくらはなれていてもおこなうことができる。

ルール
  1. 先攻せんこうこうおさむめる。
  2. 参加さんかしゃい、両者りょうしゃ人差ひとさゆびして相手あいてせる(これで両者りょうしゃとも両手りょうて人差ひとさゆびのみなので、両手りょうては「1」である)。
  3. 先攻せんこう選択せんたくか、分身ぶんしんおこなう(2人ふたり以上いじょうおこな場合ばあいは、先攻せんこう時計とけいまわまたはん時計とけいまわりで順番じゅんばんおこなう。このさい選択せんたく自分じぶん以外いがいであればだれでもよい)。
  4. こうおさむ同様どうようおこなう。
  5. これをかえし、さき相手あいて両手りょうて消滅しょうめつさせたものちとなる。
選択せんたく
両手りょうてのどちらかで、自分じぶん相手あいてのいずれかひとつにれるなどしてえらぶ。
えらばれたは、えらんだゆびかずされる。「3」のが「1」のえらんだのなら、えらばれたは「4」となる。
分身ぶんしん
ゆび本数ほんすうが「2以上いじょうであり片手かたて消滅しょうめつしていた場合ばあいに、ゆび本数ほんすうきにけることができる。
もし、ゆび本数ほんすうが「5」ならば、片手かたてに「1 - 4」をけ、もう一方いっぽうをそののこりのかずとする。
そののルール
  • 分身ぶんしん回数かいすうすうかいしくはし)に制限せいげんする。
  • ゆび本数ほんすうが「6以上いじょうになった場合ばあい、1にもどる。(6の場合ばあいは1、7の場合ばあいは2)
  • ゆび本数ほんすうが「5丁度ちょうどになったらち。
  • 分身ぶんしん両手りょうてている場合ばあいおこなえる。つまりゆび合計ごうけい本数ほんすうわらなければみぎひだりかずをかえてもよい。
  • められた本数ほんすうぎた場合ばあいぎたぶんの本数ほんすうになる。

ごかくし(5かくし)[編集へんしゅう]

2人ふたりおこなう。このあそびはエチケットゆび富豪ふごうともばれる。あそびとくらすう暗記あんき戦略せんりゃく重要じゅうようとなり、頭脳ずのうせんてきめんつよい。

ルール
  1. 「エチケット」といながらをたたきい、じゃんけんをして、先攻せんこうこうおさむめる。
  2. 参加さんかしゃう。片手かたて前面ぜんめんし、もう一方いっぽうゆび相手あいてえないようにおおかくす。
  3. このおおかくしたゆびかず指定していされる。親指おやゆびから「1」、小指こゆびが「5」となる。
  4. 先攻せんこうは「1 - 5」のなんらかのかずう。ったかずくなり、かず対応たいおうするゆびてのひらがわげる。いたくない場合ばあいは「パス」してもい。
  5. こうおさむ先攻せんこうったかずよりおおきい数字すうじう。前回ぜんかい相手あいてが「パス」をしていた場合ばあいきなかずってい。おおきい数字すうじ場合ばあいや、いたくない場合ばあいは「パス」してもい。
  6. おなじく、先攻せんこうこうおさむったかずよりおおきいかずう。しかし、すでくなったかずえない。「パス」してもい。
  7. これをかえし、さきすべての数字すうじくなったものが「あがり」と宣言せんげん勝利しょうりとなる。
そののルール
  • 片手かたてではなく、両手りょうておこなうことがある(ゆび指定していされるかず最大さいだいで10となり、うしろにかくす)。これをスーパーエチケットという場合ばあいもある。
  • 「パス」をえるのは自分じぶんえる数字すうじくなった場合ばあいのみ、というルールも存在そんざいする。

数字すうじ指定していするあそ[編集へんしゅう]

2人ふたり以上いじょうおこなう。中国ちゅうごくからわたってた「すうこぶし」というあそびにている。(→こぶしあそ

このあそびの名称めいしょう地域ちいきひとによってちがい、 せのせのじいせのせいっせーのーでいっせーのーせいせのでいっせっせちゅんちゅんちょんちょんちっちルンルンあおざめせっさんたこたこバリチッチチーバリそろばんジンチうーんーゆびスマ、命令めいれい対象たいしょう などたくさんある。これらの名称めいしょう遊戯ゆうぎごえ由来ゆらいするものがおおいが、このあそびと同一どういつまたは類似るいじしたあそびをもちいていたテレビ番組ばんぐみ由来ゆらいするものもある。

ルール
  1. 先攻せんこうめ、3にん以上いじょうなら時計とけいまわりにおこなうかはん時計とけいまわりにおこなうかをめる。
  2. 参加さんかしゃい(あるいはえんになる)、両手りょうてをじゃんけんの「グー」をたてにしたかたち前面ぜんめんす(親指おやゆびうえになるようにす)。
  3. 自分じぶんばんたら、「いっせーの○(○は、0 - ぜんプレイヤーの親指おやゆび合計ごうけい本数ほんすうのうちの任意にんい数字すうじ)」などのごえう。それと同時どうじかく参加さんかしゃ任意にんいで0 - 2ほん親指おやゆびてる。
  4. った親指おやゆび合計ごうけいすうが、指定していしたかず同一どういつならば数字すうじ指定していしゃ片手かたてろすことができる。ろしたはゲームに参加さんかしない。
  5. つぎのプレイヤーが3 - 4の動作どうさおこなう。わったら、またつぎのプレイヤーが3 - 4の動作どうさおこなう、というふうにこの動作どうさかえしていく。
  6. さき両手りょうてともろせたものからがりとなる。

しかし、地方ちほうによっては親指おやゆびだけではなく、10ほんゆび使つか場合ばあいもある。

前述ぜんじゅつのとおり、ごえ多様たようである。おもなものは、「いちにーの ○!」、「いっせーのーで ○!」、「いっせーのーせ ○!」、「いっせーのー ○!」、「いっせっせーのーで ○!」「チッチッチッチ チーバリチッチ ○!」、[せっさーん ○!」、「たこたこ ○!」、「ルンルン ○!」、「スパルターン ○!」、「ギンギラギンの○!」、「チーバリ ○!」、「そろばん ○!」、「ジンチー ○!」、「ちっち〜の○」、 「ゆびスマ○!」「せのじが○!」など。

ほかにもごえのち数字すうじわりに「コンクリート」や「ガム」などとった特殊とくしゅ効果こうかをもったごえもある。

ゴールド
全員ぜんいん両手りょうてゆびをあげたらがれる
シルバー
全員ぜんいん片方かたがたゆびげたらがれる
ブロンズ
全員ぜんいんゆびげなければがれる
ガム(コンクリート)
げなかったゆび硬直こうちょく状態じょうたいになる。
セメント
げたゆび硬直こうちょく状態じょうたいになる。
リフレ
セメント、ガムの効果こうかくす。(じゃんけんとうによって成功せいこう失敗しっぱいかれるルールも存在そんざいする)
ボンバー
全員ぜんいんげれるすべてのゆびがったらがれる。

そのほか、チャーハンマツコなど様々さまざま言葉ことば存在そんざいする。

を2かいたたいたのち攻撃こうげきなどのアクションをするあそ[編集へんしゅう]

2人ふたり以上いじょうおこなう。このあそびはe.f寿司すしじゃんけん・せんだめ(せんめ)公式こうしき・タッタッチー・CCレモン・イペーノペ・パンパンジーなどとばれる。コミュニティーによってルールはわるが、以下いかおおまかなルールである。

ルール
  • を2かいたたいたのち両者りょうしゃ同時どうじに「アクション」をしめす。
  • このとき、CCなどのごえともな場合ばあいもある。
  • アクションには、「め」「攻撃こうげき」「防御ぼうぎょ」などがある。
  • 攻撃こうげき防御ぼうぎょなどせずにけるとぬ。
  • パワーとばれるパラメーターがそれぞれのプレイヤーにある。初期しょきは0で、マイナスにならない。
  • 両手りょうてをフックのようにむポーズをする。
  • ごえは、センダメ・センタメ・レモン・チャージなど。
  • 1かいめ」をするとパワーがひとめられる。
  • この状態じょうたいで「攻撃こうげき」された場合ばあいけとなる。
攻撃こうげき
  • 上下じょうげわせるじゅうのポーズをする。
  • ごえは、バン・ハーなど。
  • 攻撃こうげき」をするには、パワーをひとつかふた使つかう。
  • 相手あいてが「め」の場合ばあいつことができる。
  • 相手あいてが「防御ぼうぎょ」の場合ばあいはそのままゲームをつづける。
  • 相手あいて攻撃こうげき場合ばあい、ジャンケンをするルールもある。
防御ぼうぎょ
  • りょううでむねまえにあわせるポーズをする。
  • ごえは、バリア・ガードなど。
  • パワーは消費しょうひしないか、ひと消費しょうひする。
  • 相手あいてが「め」「攻撃こうげき」「防御ぼうぎょ」などの場合ばあいでもそのままゲームをつづける。
  • をくるくるまわすポーズをする。
  • 攻撃こうげきされた場合ばあいえられる。
  • 自殺じさつ」の場合ばあい、そのひとけとなる。
自殺じさつ
  • 自分じぶんかってじゅうのポーズをし、相手あいてが「え」をおこなった場合ばあいちとなる。
封印ふういん
  • 相手あいてしたアクションを使つかえなくする。ゲームちゅういちだけ使用しよう可能かのう
  • 封印ふういん解除かいじょ」とばれるアクションがある場合ばあいもある。
  • パワーを1つ消費しょうひする。
ミラー・かがみ
  • 相手あいて攻撃こうげき反射はんしゃする。
  • パワーをひと消費しょうひする。
かめはめ・ブラックホール
  • ほとんどなににでもてる攻撃こうげき
  • パワーを8~10ほど消費しょうひする。
  • この攻撃こうげきよりもつよい「ホワイトホール」があるルールもある。
そののルール
  • パワーを3つ消費しょうひして使用しようでき、「防御ぼうぎょ」をやぶることができる「だい攻撃こうげき」がある場合ばあいもある。
  • だい攻撃こうげき」をふせぐことができる「だい防御ぼうぎょ」(パワーを消費しょうひする)がある場合ばあいもある。
  • 1ターンだけに使用しよう可能かのう相手あいて攻撃こうげきできる「竜巻たつまき」がある場合ばあいもある。
  • 「ミラー」を破壊はかいできる「ミラーこわし」がある場合ばあいもある。
  • 相手あいてめたパワーを、ひとせる「つぶし」がある場合ばあいもある。

相手あいてゆびくずあそ[編集へんしゅう]

2人ふたりおこなう。このあそびはゆび剣道けんどう寿司すしじゃんけんともばれる。

ゆび剣道けんどう」には、

  1. 剣道けんどう経験けいけんしゃゆび竹刀しないったふりをしておこなう。さけせきおおられる。
  2. ゆび剣道けんどう真似まねおこな子供こどもあそび。

の2つの意味いみがあるが、ここでは2についてべる。

ゆび同士どうしつよたたうため、手加減てかげんをしないとゆび骨折こっせつおそれがあり、注意ちゅうい必要ひつようである。

ルール
  1. まずは先攻せんこうこうおさむめる。
  2. 参加さんかしゃう。両手りょうてんだのち小指こゆびわせる。
  3. 先攻せんこう相手あいての「わさったゆび」を自分じぶんの「わさったゆび」で攻撃こうげきする。
  4. 攻撃こうげきにより、攻撃こうげきがわ攻撃こうげきがわかかわらずゆびはずれた場合ばあいに、そのつぎゆびわせてす(小指こゆびくずれれば薬指くすりゆび薬指くすりゆびくずれれば中指なかゆびとなる)。
  5. こうおさむ攻撃こうげきする。
  6. これをかえしてき、さき相手あいて親指おやゆびくずしたがわちとなる。
そののルール
  • 小指こゆびからはじめるのではなく人差ひとさゆびからはじめて、人差ひとさゆびくずれれば中指なかゆびとなり、さき相手あいて小指こゆび竹刀しないいたらちというものがある。

かさねてじょうたたあそ[編集へんしゅう]

2人ふたり以上いじょうおこなう。トランプなど様々さまざまなゲームの勝敗しょうはいによってせる順番じゅんばんえておこなわれることもおおい。

ルール
  1. 一番いちばん参加さんかしゃめ、ゆかつくえなどのだい片手かたてく。
  2. 一番いちばんうえべつ参加さんかしゃ片手かたてせる。
  3. これをかえし、すべての参加さんかしゃ両手りょうて交互こうごるようかさねていく。
  4. 一番いちばんいた参加さんかしゃ素早すばや片手かたてき、そのうえ参加さんかしゃたたく。さいフェイントけてもい。また、うえしゃつよ圧迫あっぱくしてもい。
  5. 上手うまうえ参加さんかしゃたたくことができたらち、フェイントにけてもち、はたけなかったらけとなる。

相手あいてたたあそ[編集へんしゅう]

2人ふたりおこなう。ゲームの特性とくせいじょうもっぱ男子だんしあそばれる。

このあそびはこうつよはたうため、手加減てかげんをしないとこうのひらががったり、内出血ないしゅっけつおそれがあり、注意ちゅうい必要ひつようである。また、忍耐にんたいつよ2人ふたりおこなった場合ばあい、ルールの特性とくせいじょうゲームがわらないことがある。

ルール
  1. まずは先攻せんこうこうおさむめる。
  2. 両手りょうてむねまえわせ合掌がっしょうかたちにし、おたがいにかいう。
  3. 先攻せんこう攻撃こうげきがわこうおさむ防御ぼうぎょがわになる。攻撃こうげきがわ攻撃こうげきかフェイントのいずれかを1かいのみおこなう。防御ぼうぎょがわ回避かいひおこなうことができる。
  4. 攻撃こうげき終了しゅうりょうしたら、こうおさむ攻撃こうげきがわ先攻せんこう防御ぼうぎょがわになる。以後いごこれをかえす。
  5. たたかれたさいやめさのあまりごえげるとけである。投了とうりょうすることも可能かのうである。
攻撃こうげき
相手あいてこうを、左右さゆうどちらかからたたく。たたくほうののみをうごかし、りかぶっていきおいをつけてたたく。りかぶったときにストップモーションをれるのは反則はんそくである。攻撃こうげきは1かいしかおこなえず、たたくことができても回避かいひされてもそれで終了しゅうりょうである。
フェイント
りかぶっておきながらたたくことなくもと位置いちってくる。そのさい両手りょうてを90ほどずらしてわせる。フェイントをしたさい相手あいて間違まちがえて回避かいひすると、無条件むじょうけん左右さゆう1かいずつ、けい2かいはたける(相手あいて回避かいひしてはいけない)。
回避かいひ
相手あいて攻撃こうげきけるために、攻撃こうげきたる寸前すんぜん両手りょうてあたまうえまで移動いどうしてよい。ただし相手あいてがフェイントをしてきたさい回避かいひするとペナルティ(上述じょうじゅつ)があたえられる。
そののルール
  • 「10かいたたかれたらけ」のように回数かいすう制限せいげんもうけることがある。

地方ちほうによっては[トウガラシ]という名前なまえあそばれていることもあり、両者りょうしゃつなぎ、「とーがーらし」のごえでじゃんけんをする。ったがわおも相手あいてこうはたき、「いたい」と、ったらけ。わなかった場合ばあいは、じゃんけんをもう一度いちどつづけ、なんかえすというものがある(回避かいひはしてはいけない)。

じゃんけんであいこだと言葉ことばさきあそ[編集へんしゅう]

このゲームはカレーライスグリンピースどんせっせなどとばれる。(軍艦ぐんかんじゃんけんから派生はせいされてきたとかんがえられる)

ルール
  1. 「グリンピース」や「カレーライス」などとってじゃんけんをする。
  2. 「カレーライス」の場合ばあいは、グーがグーカラ、チョキがチョウカラ・チーカラ、パーがパーカラであり、以前いぜんしたを2かいい、いまう(れい:前出ぜんしゅつしたのがグーの場合ばあい、「グーカラ、グーカラ、チョーカラ(いました)」となる)。しかしじゃんけんでまたけでもゲームはつづく。ったほうごえう。あいこになったら相手あいてよりはやく「みず」とさけぶ。はやったほうち。先攻せんこうしたうので、先攻せんこう若干じゃっかん不利ふりである。その言葉ことばのリズムにらないことが重要じゅうようである。グリンピースの場合ばあい、グーはグリン、チョキがチョリン、パーはパリンとなり、あいこになると「ドン」とう。またがりのごえ変更へんこう可能かのう。この2つのゲームをかえすことでがりのごえ混乱こんらんさせることも出来できる。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ このかんがかたは『全国ぜんこくアホ・バカ分布ぶんぷこう はるかなる言葉ことば旅路たびじ太田出版おおたしゅっぱんのち新潮しんちょう文庫ぶんこ ISBN 4101441219)』に、方言ほうげんしゅうけんろんくわしくは馬鹿ばか#方言ほうげん分布ぶんぷじょうきょう参照さんしょう)の伝播でんぱ様子ようすしきとしてしめされたものである。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]