(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ALS・2011年7月〜9月の報道等
HOME > ALS > als2010 >

ALS・2011ねんがつ〜9がつ報道ほうどうとう

ALS 2011 (English)
ALS  和歌山わかやまALS介護かいご訴訟そしょう(2010〜2012)


last update:20111110

 *以下いかせられた情報じょうほう掲載けいさいwebmaster@arsvi.comまで情報じょうほうをいただければ掲載けいさいいたします。

  ◆ALS・2011
 
新聞しんぶん記事きじ見出みだ
◆2011/07/01 難病なんびょうふたつの症状しょうじょう病気びょうき原因げんいん遺伝子いでんしめる 京大きょうだいグループ発見はっけん京都きょうと
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110701ddlk26040617000c.html
◆2011/07/05 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、岡山おかやまけんはつ開催かいさい
 『News2u.net (プレスリリース)』
http://www.news2u.net/releases/87218
◆2011/07/06 救命きゅうめい訓練くんれんよう資機材しきざいなど寄贈きぞう
 『東海とうかいにちにち新聞しんぶん
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=36748&categoryid=1
◆2011/07/08 「HGF(きも細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし)によるだいあい臨床りんしょう試験しけん開始かいしについて」
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (プレスリリース)』
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=285709&lindID=4
◆2011/07/08 「ALSの進行しんこうおくらせる治療ちりょうやく東北大とうほくだい治験ちけんへ」
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2EAE2E69F8DE2EAE2E5E0E2E3E39180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195591008122009000000
◆2011/07/08 「ALSの治験ちけん開始かいしへ=進行しんこう抑制よくせい、たんぱくしつ投与とうよ東北大とうほくだいなど」
 『時事通信じじつうしん
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011070800934
◆2011/07/08 「ALSの治験ちけん開始かいしへ=進行しんこう抑制よくせい、たんぱくしつ投与とうよ東北大とうほくだいなど」
 『朝日新聞あさひしんぶん
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201107080164.html
◆2011/07/08 「ALS新薬しんやく治験ちけん開始かいし 患者かんじゃ12にんつの東北大とうほくだい
 『朝日新聞あさひしんぶん
http://www.asahi.com/national/update/0708/TKY201107080650.html
◆2011/07/10 「ALSしん治療ちりょうやく 臨床りんしょう試験しけんへ」
 『NHK』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110710/t10014102491000.html
◆2011/07/10 「ALS患者かんじゃ男性だんせい松本まつもとさんみやび試合しあい観戦かんせん
 『信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん
http://www.shinmai.co.jp/news/20110710/KT110709SJI090014000.html
◆2011/07/11 「ALS:新薬しんやく治験ちけん動物どうぶつ生存せいぞん期間きかん1.6ばい−−東北大とうほくだい病院びょういん
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/life/health/medical/news/20110711dde001040059000c.html
◆2011/07/15 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、三重みえけんはつ開催かいさい〜“NPO×行政ぎょうせい×大学だいがく×企業きぎょう”でITコミュニケーション支援しえん可能かのうせいさぐる〜」
 『Web担当たんとうしゃForum (プレスリリース)』
http://web-tan.forum.impressrd.jp/r/n2u/items/87638
◆2011/07/24 表情ひょうじょうくるまいす操作そうさ 宮崎大みやざきだい開発かいはつすすむ」
 『宮崎みやざきにちにち新聞しんぶん
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=39603&catid=74
◆2011/07/26 難病なんびょう患者かんじゃ 生活せいかつ支援しえんおくれ」
 『読売新聞よみうりしんぶん
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/trend/ansin/20110726-OYT8T00816.htm?from=yoltop
◆2011/07/27 「ALS:難病なんびょう勇気ゆうき発信はっしん 中野なかのさんのブログが話題わだい−−佐賀さが /佐賀さが
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110727ddlk41040395000c.html
◆2011/07/30 「インディペンデント映画えいが母親ははおやてき存在そんざい、ポリー・プラットさんが死去しきょ
 『シネマトゥデイ』
http://www.cinematoday.jp/page/N0034217
◆2011/07/30 おんな気持きもち:いのり 愛知あいちけん春日井かすがい野村のむら久美子くみこ主婦しゅふ・59さい)」
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/life/kimochi/news/20110730ddq013070004000c.html
◆2011/08/03 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、山陰さんいん地方ちほうはつ開催かいさい
 『News2u.net (プレスリリース)』
http://www.news2u.net/releases/88310
◆2011/08/05 訃報ふほう山下やましたおさむさん 73さいもとくしあいだ市立しりつ大平おおひらしょう校長こうちょう宮崎みやざき
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110805ddlk45060657000c.html
◆2011/08/08 「「停電ていでん弱者じゃくしゃ」のそだて 人工じんこう呼吸こきゅう使つかきょうのALS患者かんじゃ集会しゅうかい計画けいかく
 『京都きょうと新聞しんぶん
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110808000019
◆2011/08/08 「「停電ていでん弱者じゃくしゃ」の連携れんけい人工じんこう呼吸こきゅう使つかうALS患者かんじゃ集会しゅうかい計画けいかく
 『47NEWS』
http://www.47news.jp/news/2011/08/post_20110808191551.html
◆2011/08/11 「(いまつたえたい)世界せかいですしにぎゆめ、もう一度いちど 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい
 『朝日新聞あさひしんぶん
◆2011/08/13 希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい いのちまもるバッテリー 人工じんこう呼吸こきゅうし」
 『毎日新聞まいにちしんぶん
◆2011/08/23 べいだいチームが難病なんびょうALSの原因げんいん特定とくてい新薬しんやく開発かいはつにはずみ」
 『AFPBB News』
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2821748/7666607
◆2011/08/31 難病なんびょうたたかいながら訪問ほうもん看護かんご 静岡しずおか萩原はぎはらさん」
 『静岡新聞社しずおかしんぶんしゃ
http://www.at-s.com/news/detail/100057297.html
◆2011/08/31 「(9/1)ぜん種類しゅるいのALSに共通きょうつうする原因げんいん発見はっけん
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
http://health.nikkei.co.jp/hsn/index.aspx?id=MMHEb1000001092011
◆2011/09/01 障害しょうがいしゃ外国がいこくじん、「災害さいがい弱者じゃくしゃまもります――名古屋なごや豊橋とよはし中部ちゅうぶそなえは)」
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
◆2011/09/02 「(れてます!)徳永とくながそう研究所けんきゅうじょ 大分おおいたけん宇佐うさ 患者かんじゃ家族かぞく負担ふたんかるく /九州きゅうしゅう共通きょうつう
 『朝日新聞あさひしんぶん
◆2011/09/02 「「だい22かい リリー・サイエンティフィック・フェローシップ・プログラム」決定けっていのおらせ [日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃ]」
 『朝日新聞あさひしんぶん
http://www.asahi.com/business/pressrelease/N2U201109020003.html
◆2011/09/03 くるまいすの理論りろん物理ぶつり学者がくしゃ、<あのころ>ホーキング博士はかせ来日らいにち
 『サーチナニュース』
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0903&f=national_0903_018.shtml
◆2011/09/06 「iPS研究けんきゅう 原点げんてんかたる 難病なんびょう患者かんじゃなおしたい 下京しもぎょうちゅう京大きょうだい山中さんちゅう教授きょうじゅ京都きょうと
 『読売新聞よみうりしんぶん
◆2011/09/09 うごゆびしん創作そうさく 内科ないか手記しゅき出版しゅっぱん ALSの川崎かわさきさん」
 『西日本にしにほん新聞しんぶん
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/262426
◆2011/09/13 日本にっぽん大震災だいしんさい半年はんとし記者きしゃおもう:した /福島ふくしまけん
 『朝日新聞あさひしんぶん
◆2011/09/16 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、愛知あいちけんはつ開催かいさい〜“NPO×行政ぎょうせい×企業きぎょう”でITコミュニケーションを支援しえん〜」
 『News2u.net (プレスリリース)』
http://www.news2u.net/releases/89886
◆2011/09/17 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ経験けいけんまなぶ あす中京ちゅうきょう当事とうじしゃまねきシンポ /京都きょうと
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110917ddlk26040548000c.html
◆2011/09/17 患者かんじゃ、どうびた 震災しんさい停電ていでん人工じんこう呼吸こきゅうそなえは あす中京ちゅうきょうでシンポ /京都きょうと
 『朝日新聞あさひしんぶん
◆2011/09/19 「「停電ていでん弱者じゃくしゃ存在そんざいって 中京ちゅうきょうでシンポ」
 『京都きょうと新聞しんぶん
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110919000019
◆2011/09/19 支局しきょくちょう評論ひょうろんしゅうみなみ 2000にん /山口やまぐち
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110919ddlk35070227000c.html
◆2011/09/19 停電ていでん電源でんげんどう確保かくほ 中京ちゅうきょう在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃシンポ /京都きょうと
 『朝日新聞あさひしんぶん
◆2011/09/19 難病なんびょう いのちつないだ予備よび電源でんげん 京都きょうとでシンポ 在宅ざいたく被災ひさい患者かんじゃ 体験たいけんだん
 『読売新聞よみうりしんぶん
◆2011/09/20 難病なんびょう男性だんせい 演奏えんそうはげます 読響よみきょうはつのホーム・コンサート=埼玉さいたま
 『読売新聞よみうりしんぶん
◆2011/09/21 「[今日きょうのノート]停電ていでん弱者じゃくしゃ
 『読売新聞よみうりしんぶん
◆2011/09/24 「iPS細胞さいぼう 簡単かんたん培養ばいよう 市販しはん培地ばいち利用りよう 京大きょうだいじゅん教授きょうじゅら がんしにくい神経しんけいに」
 『読売新聞よみうりしんぶん
◆2011/09/27 個展こてん車椅子くるまいす目線めせん風景ふうけい 伊賀いが和子かずこさん、さいたまで29にちから /埼玉さいたま
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110927ddlk11040048000c.html
◆2011/09/28 難病なんびょう介護かいご時間じかんぞうめいじる 和歌山わかやま地裁ちさいかり義務ぎむづけ に「1にち20あいだ」 【大阪おおさか】」
 『朝日新聞あさひしんぶん
◆2011/09/28 「ALS介護かいご訴訟そしょう:20あいだ介護かいごかり義務付ぎむづけ−−和歌山わかやま地裁ちさい
 『毎日新聞まいにちしんぶん
◆2011/09/28 判決はんけつまで介護かいご時間じかん延長えんちょう ALS訴訟そしょう 和歌山わかやま地裁ちさいはつ義務付ぎむづけ」
 『読売新聞よみうりしんぶん

もよおしもの、その
◆2011/07/05 条例じょうれいかい障害しょうがいしゃ災害さいがい対応たいおうかんする条文じょうぶんあんへの意見いけん募集ぼしゅう
関係かんけいしゃ団体だんたい皆様みなさま
いつもお世話せわになっております。条例じょうれいかい事務じむきょく金城きんじょうです。
7がつ1にちおこなわれただい35かい事務じむきょく会議かいぎにおいて、「条例じょうれいあん障害しょうがいしゃ災害さいがい対応たいおうについての条文じょうぶんんだほうがいい」というなんめいかの関係かんけいしゃからの指摘してきけ、その条文じょうぶんあんについて具体ぐたいてきはな会議かいぎ設定せっていすることになりました。
そこで追加ついかする条文じょうぶんあん作成さくせいのためかく団体だんたいで、それぞれ関係かんけいしている障害しょうがい離島りとうなどの地域ちいき事情じじょうかんして、・台風たいふう ・大雨おおあめによる冠水かんすい ・土砂崩どしゃくずれ ・地震じしん ・停電ていでん ・エレベーター停止ていし ・避難ひなんしょへの避難ひなん ・熱中ねっちゅうしょう ・火事かじとう災害さいがい関係かんけいする状況じょうきょうにおいて、発生はっせいする困難こんなん危険きけんについて、ぜひおしえていただきたいとおもいます。
そして、その困難こんなん危険きけん解消かいしょう回避かいひするための方策ほうさくかんするご意見いけん同時どうじにおせいただきたいとぞんじます。
期日きじつ来週らいしゅう7がつ14にち)まで
メール:brush.up.heart@chorus.ocn.ne.jp
FAXふぁっくす:098−898−0444
担当たんとう金城きんじょう白仁田しらにた
までおください。
よろしくおねがいいたします。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
さわがいのあるひともないひとも いのちかがや条例じょうれいづくりのかい 事務じむきょく
〒901-2221 沖縄おきなわけん宜野湾ぎのわん伊佐いさ4-4-1 1F(沖縄おきなわけん自立じりつ生活せいかつセンターイルカない
TEL:098-898-0444(直通ちょくつう・FAXけん
Mail :brush.up.heart@chorus.ocn.ne.jp
Blog :http://inochikagayaku.ti-da.net/
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
―――――――――――――――――――――――――――――
〒901-2221
NPO法人ほうじん 沖縄おきなわけん自立じりつ生活せいかつセンター・イルカ
沖縄おきなわけん宜野湾ぎのわん伊佐いさ4−4−1(1F)
金城きんじょうふとしあきら
E−MAIL kinjou.tai@gmail.com
TELてる  098-890-4890
FAXふぁっくす  098-897-1877

◆2011/07/07 日本にっぽんALS協会きょうかい重度じゅうどALS患者かんじゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえんしゃいのけん
重度じゅうどALS患者かんじゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえんしゃいのけん
重度じゅうどALS患者かんじゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえんしゃいのけん
2011ねん07がつ07にち
がつにち厚生こうせい労働省ろうどうしょう関係かんけいきょくより、昨年さくねんよりALS患者かんじゃ要望ようぼうとして、厚生こうせい労働ろうどうしょう検討けんとうされていた、ヘルパーの入院にゅういんいにかんする許可きょか通知つうちかく機関きかん発出はっしゅつされました。
添付てんぷPDF)
わたしたちのこれまでの要望ようぼうは「その患者かんじゃれたヘルパーによる介護かいごとコミュニケーション支援しえんとしてのい」ですが、今回こんかい通知つうちはつ0701だいごう)は、コミュニケーション支援しえんやALS患者かんじゃ限定げんていされています。
しかしながら、介護かいご保険ほけんでもヘルパーのいがみとめられたことは(おいはつ0701だいごう)、レスパイト入院にゅういんなどにおいて、患者かんじゃQOL向上こうじょう一定いってい評価ひょうかができるとおもいます。
障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう許可きょかみ)
保険ほけんきょく医療いりょう通知つうちはつ0701だいごう)の1こうしるされている「当該とうがい重度じゅうどのALS患者かんじゃ負担ふたんにより」とは、医療いりょう保険ほけん診療しんりょう報酬ほうしゅう対象たいしょうがいであることを意味いみしており、介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうのヘルパーを利用りようした場合ばあいは、それぞれの事業じぎょうから介護かいご給付きゅうふ支払しはらわれます。
実際じっさい運用うんようかんしては、市町村しちょうそん地域ちいき支援しえん事業じぎょう任意にんい事業じぎょうなので実施じっし市町村しちょうそんゆだねられています。
そのため、今回こんかい許可きょかされた事業じぎょう利用りよう可能かのうか、事前じぜん自治体じちたい確認かくにんする必要ひつようがあります。

重度じゅうどのALS患者かんじゃ入院にゅういんにおけるコミュニケーションにかか支援しえんについて(124 KB)」(全文ぜんぶん

◆2011/07/12 日本にっぽんALS協会きょうかい「ALS治療ちりょうけたHGFだい1そう臨床りんしょう試験しけん開始かいしかんするおらせ」
『ALS治療ちりょうけたHGFだい1そう臨床りんしょう試験しけん開始かいしかんするおらせ』
「ALS治療ちりょうけたHGFだい1そう臨床りんしょう試験しけん開始かいしかんするおらせ
2011ねん07がつ12にち
7がつ8にちよる東北大学とうほくだいがく東京とうきょう分室ぶんしつにて東北大学とうほくだいがく青木あおきただしこころざし教授きょうじゅ慶応義塾大学けいおうぎじゅくだいがく岡野おかのさかえ教授きょうじゅ、クリングルファーマ株式会社かぶしきがいしゃ岩谷いわたに邦夫くにお社長しゃちょうによるALS治療ちりょうけたHGFだい1そう臨床りんしょう試験しけん開始かいしかんする記者きしゃ会見かいけんおこなわれました。

会見かいけんでは、7がつ中旬ちゅうじゅんおこなわれる東北大学とうほくだいがく治験ちけん審査しんさ委員いいんかいでの承認しょうにん東北大学とうほくだいがく病院びょういんにて安全あんぜんせい体内たいない動態どうたい確認かくにんするためのだいそう臨床りんしょう試験しけんを、ALS患者かんじゃ3めいずつ、4ぐん合計ごうけい12めい実施じっし予定よていであることが発表はっぴょうされました。
会見かいけん内容ないようは、東北大学とうほくだいがく神経しんけい内科ないかおよびクリングルファーマ株式会社かぶしきがいしゃのホームページに紹介しょうかいされています。
今後こんごのおらせなどにつきましても、以下いかのサイトでご確認かくにんください。

東北大学とうほくだいがく神経しんけい内科ないか

●クリングルファーマ株式会社かぶしきがいしゃ
http://www.kringle-pharma.com/tohoku.html

なお、参加さんかされる患者かんじゃさんの条件じょうけんとして、以下いか内容ないよう記載きさいされていますのでご確認かくにんください。
発症はっしょう2ねん以内いない
重症じゅうしょう分類ぶんるい1または2(日常にちじょう生活せいかつ自立じりつ
年齢ねんれいが20さい以上いじょう、65さい未満みまん

★お問合といあわせは、主治医しゅじいから以下いか宛先あてさきへ、ファクシミリにておねがいいたします。ファクシミリ用紙ようし上記じょうきサイトに添付てんぷされています。
  【宛先あてさき東北大学とうほくだいがく神経しんけい内科ないかALS治験ちけん問合といあわ
       専用せんようファクシミリ 022-728-3455

日本にっぽんALS協会きょうかい事務じむ局長きょくちょう 金沢かなざわ公明こうめい

青木あおきただしこころざし教授きょうじゅ記者きしゃ会見かいけんでの説明せつめい資料しりょう(638 KB) 」(全文ぜんぶん

◆2011/08/20 日本にっぽんALS協会きょうかい「シンポジウムin静岡しずおか電力でんりょく依存いぞんたか療養りょうよう患者かんじゃ災害さいがい支援しえんについて」」
シンポジウムin静岡しずおか
電力でんりょく依存いぞんたか療養りょうよう患者かんじゃ災害さいがい支援しえんについて」
2011ねん08がつ20日はつか
独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん福祉ふくし医療いりょう機構きこう
医療いりょうてきケア地域ちいきネットワークの構築こうちく事業じぎょう
だい1かいシンポジウムin静岡しずおか

 あいだ 開場かいじょう12:30、13-16
じょう ところ 静岡県立大学短期大学部しずおかけんりつだいがくたんきだいがくぶ講堂こうどう
シンポジスト
     石井いしい俊一しゅんいち=ALS、人工じんこう呼吸こきゅう装着そうちゃくしゃ
     後藤ごとう恵子けいこ訪問ほうもん看護かんごステーションなかいずケアマネージャー
     新田にった新一しんいち日本にっぽんALS協会きょうかい静岡しずおかけん支部しぶちょう
     伊藤いとう芳和よしかず=フィリップス・レスピロニクス合同ごうどう会社かいしゃ静岡しずおか営業えいぎょうしょ
     吉永よしなが幸生さちお静岡しずおか保健ほけん福祉ふくしどもきょく福祉ふくし福祉ふくし総務そうむ
     上田うえだ真仁まさみ静岡県立大学しずおけけんりつだいがくじょきょう
     した 泰司やすじ順天堂大学じゅんてんどうだいがく脳神経のうしんけい内科ないか医局いきょくちょうじゅん教授きょうじゅ
     溝口みぞぐち功一こういち静岡しずおかてんかん・神経しんけい医療いりょうセンターふく院長いんちょう
司会しかい ふかこう久代ひさよ静岡県立大学短期大学部しずおかけんりつだいがくたんきだいがくぶ教授きょうじゅ
ちらし(399 KB)
シンポジスト発表はっぴょう内容ないよう(145 KB)
おも 催 日本にっぽんALS協会きょうかい
とも 催 NPO法人ほうじん静岡しずおか難病なんびょうケア市民しみんネットワーク
      静岡県立大学短期大学部しずおかけんりつだいがくたんきだいがくぶ
問合といあわせ 静岡しずおか難病なんびょうケア市民しみんネットワーク
      電話でんわ・ファクシミリ (054)(251)2710 メール:ds-carenet@yr.tnc.ne.jp」(全文ぜんぶん

◆2011/08/18 [maee:8015] 「都内とない呼吸こきゅう使用しよう皆様みなさま
「もう外部がいぶバッテリーの申請しんせいはおみでしょうか?
東京とうきょうでは計画けいかく停電ていでんそなえて、人工じんこう呼吸こきゅう外部がいぶバッテリー、バッテリーつき吸引きゅういん足踏あしぶしき吸引きゅういん、アンビューバックを給付きゅうふしています。
先日せんじつ団体だんたい交渉こうしょうで、睡眠すいみん呼吸こきゅう症候群しょうこうぐん以外いがいはすべての呼吸こきゅう使用しようしゃ対象たいしょうとのことでした。
自分じぶんのカニューレをってきてくれるほう所属しょぞくする機関きかん窓口まどぐちです。
がつまつりですのでいそいでドクターまたは呼吸こきゅう代理だいりてんにご相談そうだんください。
なお、厚労省こうろうしょう疾病しっぺい対策たいさく発電はつでん東北電力とうほくでんりょく東京電力とうきょうでんりょく管内かんない全額ぜんがくこく補助ほじょで、電力でんりょく会社かいしゃ管内かんない一部いちぶ補助ほじょです。
わたしひとりが「なんで外部がいぶバッテリーじゃなくて発電はつでんなの?」とっても、4ヶ月かげつわりませんのでみなさんがFAXや電話でんわでクレームをプリーズ。」(全文ぜんぶん

◆2011/08/15 [maee:8032] 「FW: [maee:7936] 重度じゅうどALS患者かんじゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえんしゃいのけん
ALS協会きょうかい本部ほんぶ事務じむ局長きょくちょう
「7がつ8にちに[maee:7936]で7がつ1にち添付てんぷ通知つうち書類しょるい紹介しょうかいしておりますがこれは介護かいご保険ほけんヘルパーの病院びょういん付添つきそいの限定げんてい許可きょか通知つうち医療いりょう保険ほけん機関きかん病院びょういんでコミュニケーション支援しえん介護かいごしゃ条件じょうけんづけしょ)でれてもよいという内容ないようです。(介護かいご保険ほけんでも許可きょかされたことがあたらしい情報じょうほうです) そのため管轄かんかつちがうということで障害しょうがい福祉ふくし通知つうちらない可能かのうせいがあります。
これまでの厚労省こうろうしょう陳情ちんじょう平成へいせい20ねんがつ社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保険ほけん福祉ふくしが「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう地域ちいき支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえんもとづいてのヘルパー付添つきそいならば医療いりょう保険ほけん看護かんごとバッティングしないので、自治体じちたいみとめれば支障ししょうない」との見解けんかいしめされ、すくない自治体じちたいですが実施じっしうつされ、拡大かくだいしつつあります。
利用りようされているサービスは平成へいせい21ねん10がつ1にちから施行しこうされている「京都きょうと重度じゅうど障害しょうがいしゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえんいん派遣はけん事業じぎょう実施じっし要綱ようこうhttp://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000092824.html による事業じぎょうで、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづくものとおもわれます。
これらの介護かいごしゃによる重度じゅうど障害しょうがいしゃコミュニケーション支援しえん事業じぎょう今回こんかい許可きょかされた介護かいご保険ほけん地域ちいき支援しえん事業じぎょうふくめて)はあくまで、実施じっし主体しゅたい自治体じちたい裁量さいりょうでサービス支給しきゅう時間じかんりょうとうめられることになっています。
そのため、現状げんじょうでは、サービスを利用りようする当事とうじしゃ団体だんたいはたらきかけ、必要ひつようせい理解りかいしてもらい、必要ひつよう支給しきゅうりょうみとめてもらうしかありません。
今年ことし厚労省こうろうしょう陳情ちんじょう(6がつ29にち)に人数にんずうすくないALS患者かんじゃさんや支部しぶかく自治体じちたい事業じぎょう支給しきゅうりょうはたらきかけるのは大変たいへんであることから、全国ぜんこくてき制度せいどにできないかとの要望ようぼうをしましたが、みとめられませんでした。
このけんかんしてはつづき、協会きょうかい本部ほんぶとしても厚労省こうろうしょう国会こっかい議員ぎいんはたらきかけていきますので、みなさんのほうも、ねばづよ頑張がんばってください。
そしてあたらしい情報じょうほうがありましたら、事務じむきょくまで、ご一報いっぽうください。」

◆2011/08/15 [maee:8047] 「Re: 介護かいご福祉ふくし「450あいだ研修けんしゅう 来年度らいねんど実施じっし厚労省こうろうしょう省令しょうれいあんしめす」
介護かいご福祉ふくし試験しけんまえ受講じゅこう義務付ぎむづけられる、実務じつむしゃ研修けんしゅう450あいだのことがっている省令しょうれい概要がいようあん(PDF2ほん)はパブリックコメントページに掲載けいさいされています。
通信つうしん研修けんしゅうもありますが、45あいだ医療いりょうケア(50hのうち一部いちぶ)は会場かいじょう研修けんしゅうける必要ひつようがあるようです。
通信つうしんでも通学つうがくでも6ヶ月かげつかけることになっています。
パブリックコメントは
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110196&Mode=0
です。
まだ介護かいご福祉ふくし習得しゅうとくしていないヘルパーには450あいだ研修けんしゅう負担ふたんだいです。
すこしでも受験じゅけんしやすくなるよう、パブコメ(ご意見いけん)をおねがいします。」
★2011/08/18 介護かいご福祉ふくし「450あいだ研修けんしゅう 来年度らいねんど実施じっし厚労省こうろうしょう省令しょうれいあんしめす」
 『シルバー新報しんぽう
http://www.silver-news.com/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=11&NCODE=215
介護かいご福祉ふくし「450あいだ研修けんしゅう 来年度らいねんど実施じっし厚労省こうろうしょう省令しょうれいあんしめ
 厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、2015年度ねんどから介護かいご福祉ふくし受験じゅけん要件ようけんくわえる450あいだ実務じつむしゃ研修けんしゅうについて、省令しょうれいあん提示ていじした。ヘルパー養成ようせい研修けんしゅう介護かいご職員しょくいん基礎きそ研修けんしゅうなど、くに関与かんよする公的こうてき研修けんしゅう事業じぎょうしゃ団体だんたいなどが全国ぜんこくレベルでおこなっている研修けんしゅうけていれば一部いちぶ免除めんじょみとめるかんがえだ。正式せいしき判断はんだん基準きじゅん省令しょうれい告示こくじ通知つうちしめすとしている。実務じつむしゃ研修けんしゅう導入どうにゅうは、これまでバラバラだった介護かいごしょく資格しかく教育きょういく再編さいへんするいちでもある。今後こんご業界ぎょうかいなかでも研修けんしゅう見直みなおしにうごきが加速かそくしそうだ。(関連かんれん記事きじめん
 実務じつむしゃ研修けんしゅうけなければ介護かいご福祉ふくし受験じゅけんができなくなるのは2015年度ねんど(2016ねんがつ試験しけん)からだ。6月ろくがつ成立せいりつした改正かいせい介護かいご福祉ふくしほうでは、受験じゅけん資格しかく要件ようけん見直みなおしとともに介護かいご福祉ふくし業務ぎょうむ規定きていにたんの吸引きゅういんとう医療いりょうケアが追加ついかされた。このため、来年度らいねんどから実務じつむしゃ研修けんしゅうはじめるとともに養成ようせい教育きょういくのカリキュラムや指定してい基準きじゅん見直みなおすことになり、今月こんげつ10にち省令しょうれいあん提示ていじした。(以下いかりゃく
(2011/08/18)」(全文ぜんぶん

◆2011/09/07 櫻井さくらいしょうの“いま そこにいる人々ひとびと”<いのち現場げんば>」
 『NHK Eテレ』
http://www.nhk.or.jp/program/imasoko/
Eテレ 9がつ7にちみず) 午後ごご655ふん〜749ふん
さい放送ほうそう:Eテレ 9月26にちつき午前ごぜん045ふん〜139ふん日曜にちよう深夜しんや

あらし櫻井さくらいしょうが「医療いりょう」をテーマに、人々ひとびとに「あたらしいものごとの見方みかた」を紹介しょうかい
番組ばんぐみ情報じょうほう
国民こくみんてき人気にんきアイドル「あらし」のメンバー・櫻井さくらいしょうむかえ、人々ひとびとに「あたらしいものごとの見方みかた」を紹介しょうかいし、人間にんげんきていくうえでの様々さまざまな「づき」を体験たいけんしてもらうのがこの番組ばんぐみ。テーマは「医療いりょう」。このなつ公開こうかいされる、長野ながのけん松本まつもと舞台ぶたいにした映画えいが神様かみさまのカルテ」で、主人公しゅじんこう青年せいねん医師いしえんじたことがきっかけとなり、地域ちいき医療いりょう現状げんじょうや、いのち尊厳そんげんなどをはじめ、医療いりょうふか関心かんしんつことになった櫻井さくらいしょうが、独自どくじのスタンスで患者かんじゃ医師いしたちを訪問ほうもんかれらの活動かつどう密着みっちゃくし、その治療ちりょうほうかんがかたれる。
今回こんかいおとずれたのは、広島ひろしま北海道ほっかいどう広島ひろしまでは、通院つういん困難こんなんしゃ、とりわけ「最期さいご自分じぶんいえで」とのぞ高齢こうれいしゃ家族かぞくのために、24あいだ365にち体制たいせいで「訪問ほうもんのみの診療しんりょう」という地域ちいき医療いりょう実践じっせんしている医師いし密着みっちゃく櫻井さくらいしょうが、その医療いりょう活動かつどう同行どうこうする。医師いし家族かぞく、スタッフ、そして治療ちりょうける患者かんじゃともふれあい、その医療いりょう真意しんい多角たかくてき紹介しょうかいする。また、北海道ほっかいどうでは、外科げか内科ないかといったジャンルにとらわれず、オールマイティーな治療ちりょう実践じっせんする「家庭かてい」を標榜ひょうぼうする医師いし密着みっちゃく患者かんじゃの「病気びょうき治療ちりょう」だけでなく、地域ちいき住民じゅうみん全体ぜんたいの「生活せいかつ全般ぜんぱん」もケアするという、医師いしいきをこえた活動かつどうをする姿すがた紹介しょうかいする。
櫻井さくらいしょうが、実際じっさいに、き、体験たいけんすることから、「なかには、こんなこともあるんだ」という「づき」をつたえるこの番組ばんぐみ日本人にっぽんじんが、その未来みらいを、真剣しんけんかんがなおさなければならないいまこそ、わたしたちがこれまでかんがえてこなかったことにけるきっかけとしていただきたい。」
櫻井さくらいしょうさんコメント
北海道ほっかいどう広島ひろしま医療いりょう現場げんば取材しゅざいしてきました。
映画えいが神様かみさまのカルテ”で医師いしやくえんじさせていただいたことでかんじた、医師いしの“苦悩くのう”や“葛藤かっとう”。
その経験けいけんから、いのち医師いしたちの“なまこえ”をいてみたいとおもいました。
今回こんかい取材しゅざいさせていただいたおぽう医師いしは“こんなお医者いしゃさんが身近みぢかにいてくれたら”とおもわされる方々かたがたです。
この番組ばんぐみとおして地域ちいきでの、また、都市としでの、様々さまざま医療いりょうかたちっていただくきっかけとなったらとおもいます。」

◆2011/08/15 [maee:8087] 「だい34かい日本にっぽん神経しんけい科学かがく大会たいかいについて」
日本にっぽんALS協会きょうかい
皆様みなさまへ 「だい34かい日本にっぽん神経しんけい科学かがく大会たいかい」のおらせ
まだまだあつ毎日まいにちつづいております。皆様みなさまわりなくおごしでしょうか?
日本にっぽん神経しんけい科学かがく大会たいかい」が、9/16(かねパシフィコ横浜ぱしふぃこよこはま会議かいぎセンターにて開催かいさいされます。
そのなか企画きかくとして、12:00〜13:00、H会場かいじょう(304ごうしつ)において
「”神経しんけい科学かがく研究けんきゅう”が”治療ちりょうやく”になるまで−HGFの20ねんれいに」
講演こうえんしゃとして、東北大学とうほくだいがく教授きょうじゅ青木あおきただしこころざし先生せんせいと、慶応大学けいおうだいがく教授きょうじゅ岡野おかのさかえ先生せんせい指定してい発言はつげんしゃとして、ほんせきずい基金ききんと、日本にっぽんALS協会きょうかいふく会長かいちょう川上かわかみさんの2めい発言はつげんします。
東北大学とうほくだいがく青木あおき先生せんせいのおはなし直接ちょくせつうかがえる機会きかいでもあり、またとう協会きょうかいふく会長かいちょう川上かわかみさんも発言はつげんしますので、近隣きんりん皆様みなさまにご案内あんないし、ご参加さんかいただければとねがっております。
皆様みなさまいそがしいとはおもいますが、今回こんかい企画きかくは、とう大会たいかいにおいても「患者かんじゃ団体だんたい連携れんけい企画きかく」としてはじめてのこころみとのことですので、近隣きんりんにおすまいの皆様みなさまに、パシフィコ横浜ぱしふぃこよこはまあしをおはこいただきますようおねがいいたします。
下記かきに、無料むりょう参加さんかするための注意ちゅうい事項じこうがありますので、かならずおいただき、ご注意ちゅういください。どうぞよろしくおねがいいたします。
事務じむきょく

【ご参加さんか皆様みなさまへ、おねがいと注意ちゅうい

入場にゅうじょうさいしまして、以下いか手順てじゅんをふんでください。
一般いっぱん参加さんか(17,000〜20,000えん)ですが、無料むりょうはいることができます)
入場にゅうじょう手順てじゅん
パシフィコ横浜ぱしふぃこよこはま2かい総合そうごう受付うけつけ」で、「ランチタイムのミニ・シンポジウムだけをきたい」と申出もうしでください。
パス(通行つうこうしょうのようなもの)が配布はいふされ、無料むりょう入場にゅうじょうできます。
ただし、講演こうえんいたり、展示てんじたりすることはできません。
講演こうえん詳細しょうさい
企画きかくめい神経しんけい科学かがく研究けんきゅうが”治療ちりょうやく”になるまで-HGFの20ねんれい
にち とき=2011ねん9がつ16にち(金)きん12-13
じょう ところパシフィコ横浜ぱしふぃこよこはま会議かいぎセンターH会場かいじょう304号室ごうしつ
オーガナイザー=青木あおきただしこころざし(東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん医学いがくけい研究けんきゅう教授きょうじゅ)
講演こうえんしゃ岡野おかのさかえ(慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく医学部いがくぶ教授きょうじゅ)・青木あおきただしこころざし
パネルディスカッション=うえ講演こうえんしゃとともに
 ・コーディネーター=宮田みやたみつる(日経にっけいBP編集へんしゅうちょう)
 ・指定してい発言はつげん日本にっぽんせきずい基金ききん日本にっぽんALS協会きょうかいふく会長かいちょう川上かわかみ純子じゅんこ
パシフィコ横浜ぱしふぃこよこはまへのかた
〒220-0012 横浜よこはま西にしみなとみらい1-1-1
TEL 045-221-2166(交通こうつう案内あんない) 045-221-2155 (総合そうごう案内あんない
@みなとみらいせん みなとみらいえきより徒歩とほ3ふん
AJRせん市営しえい地下鉄ちかてつ 桜木町さくらぎちょうえきより徒歩とほ12ふん、バスで7ふん、タクシーで5ふん
B横浜よこはまえきよりタクシー7ふん、シーバス(ふね)で10ふん)」(全文ぜんぶん) ★「だい34かい日本にっぽん神経しんけい科学かがく大会たいかいhttp://www.neuroscience2011.jp/japanese/index.html

◆2011/09/18 「シンポジウム・震災しんさい停電ていでんをどうびたか 福島ふくしま在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ人工じんこう呼吸こきゅうユーザー()をまねいて」
http://www.arsvi.com/d/d10e20110918.htm
「シンポジウム
震災しんさい停電ていでんをどうびたか
福島ふくしま在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ人工じんこう呼吸こきゅうユーザー()をまねいて〜

趣旨しゅし
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは、停電ていでん山形やまがたけん尾花沢おばなざわ人工じんこう呼吸こきゅう使用しようしているひと死亡しぼうするなど、在宅ざいたく人工じんこう呼吸こきゅうたん吸引きゅういんなどを使つかってらすひとたちの生命せいめいおびやかす事態じたいまねきました。
 震災しんさい長時間ちょうじかん停電ていでんなかで、医療いりょう機関きかん呼吸こきゅう業者ぎょうしゃ被災ひさいし、在宅ざいたく患者かんじゃがSOSを発信はっしんすることも困難こんなんだったことから、日本にっぽんALS協会きょうかい福島ふくしまけん支部しぶでは、地域ちいきごとに充電じゅうでんみバッテリーを配備はいびするなどみをはじめています。
 また、千葉ちばのALS患者かんじゃらが利用りようする介護かいご事業じぎょうしょによると、突然とつぜん計画けいかく停電ていでん実施じっしにより、地域ちいき障害しょうがいしゃのケア体制たいせいおおきな混乱こんらんおちいり、内蔵ないぞうバッテリーが説明せつめいしょいてある持続じぞく時間じかんよりはやれてしまったり、エアマットの空気くうきけてしまうなど、対応たいおうわれたそうです。
 電力でんりょく供給きょうきゅう不足ふそく関西電力かんさいでんりょくのエリアでもさけばれるなか東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい停電ていでんった福島ふくしまけんや、計画けいかく停電ていでん実施じっしされた千葉ちばけん生命せいめい危機きき直面ちょくめんした人工じんこう呼吸こきゅうたん吸引きゅういん使つかひとたちを京都きょうとまねき、その経験けいけんからどうらしをまもり、地域ちいきまも大切たいせつなものはなにかをまなびます。
開催かいさい日時にちじ】2011ねんがつ18にち) 午後ごご時半じはん
かい  】 ハートピア京都きょうと だい会議かいぎしつ 京都きょうと中京ちゅうきょう烏丸からすまどおり丸太まるたまちがる(地下鉄ちかてつ丸太町まるたまちえき下車げしゃすぐ) (075‐222‐1777)
参加さんか費用ひよう】500えん予定よてい
【パネリスト】
震災しんさい福島ふくしま 在宅ざいたくささえるきずな
佐川さがわ 優子ゆうこさん/ALS協会きょうかい福島ふくしま支部しぶちょう
安田やすだ 智美ともみさん/ALS協会きょうかい福島ふくしま支部しぶ理事りじ患者かんじゃ家族かぞく
中手なかて 聖一せいいちさん/ILセンター福島ふくしまどもたちを放射能ほうしゃのうからまも福島ふくしまネットワーク代表だいひょう
長谷川はせがわ詩織しおりさん/いわき自立じりつ生活せいかつセンター

使つかえなかった非常時ひじょうじそなえ 千葉ちばけんでの計画けいかく停電ていでんによる在宅ざいたく療養りょうよう生活せいかつへの影響えいきょう対策たいさく
伊藤いとう佳世子かよこさん/千葉ちば介護かいご事業じぎょうしょ「りべるたす」 + 三島みしまみゆきさん(千葉ちばけん在住ざいじゅう・ALS患者かんじゃ
もうみ・注意ちゅうい
開催かいさい要綱ようこう今後こんご変更へんこうされる可能かのうせいがあります。
もう方法ほうほうふくめて、シンポジウムのブログ
http://shinsaiteiden.blog.fc2.com/
でおらせします。
会場かいじょうには看護かんご待機たいきしますが、 車椅子くるまいす医療いりょう機器きき使つかわれているほう事前じぜん連絡れんらくをe-mail: shinsaiteiden@gmail.comにおねがいいたします。
びかけにん】 ALS協会きょうかい近畿きんきブロック幹事かんじ 増田ますだ英明ひであき/NPO法人ほうじん「ゆに」代表だいひょう 佐藤さとうけん
主催しゅさい】 シンポジウム「震災しんさい停電ていでんをどういたか」実行じっこう委員いいんかい
協賛きょうさん】 日本にっぽんALS協会きょうかい近畿きんきブロック/立命館大学りつめいかんだいがく生存せいぞんがく研究けんきゅうセンター
賛同さんどうしゃ】 NPO法人ほうじんゆに/日本にっぽん自立じりつ生活せいかつセンター・小泉こいずみ浩子ひろこ/かりんとう渡邉わたなべみがく立岩たていわしん也/京都工芸繊維大きょうとこうげいせんいだい阪田さかた弘一こういちほか
わせさき) 特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじん日本にっぽん自立じりつ生活せいかつセンター自立じりつ支援しえん事業じぎょう所内しょない (渡邉わたなべ小泉こいずみ
〒601-8036 京都きょうとみなみ東九条松田ひがしくじょうまつだまち62
TEL:075(682)7950
FAX:075(682)7951

◆2011/09/20 [maee:8093] 「おらせ、いくつか。」
「22にち祖父江そふえ先生せんせい分科ぶんかかいがあります。ALS協会きょうかいにおたずねください。
27にち、ロックグループTOTOとーとーのライブが日本武道館にほんぶどうかんで18からあります。
メンバーがALSを発症はっしょうしたためさい結成けっせいされ、今夜こんや金沢かなざわ開催かいさいされています。
28にち、4がつから施行しこうされる介護かいご職員しょくいんとう医療いりょうてきケアの説明せつめいかい近畿きんきブロック主催しゅさいでグランキューブ大阪おおさかであります。
以下いか同様どうよう内容ないようふくめたイベントの日時にちじ主催しゅさい団体だんたいです。
10月1にち千葉ちばにて、ALS協会きょうかい主催しゅさい
にち福井ふくいにて、福井ふくいけん支部しぶ主催しゅさい
14にち札幌さっぽろにて、北海道ほっかいどう支部しぶ主催しゅさい
11月19にち長野ながのにて、長野ながのけん支部しぶ主催しゅさい
12月13にち松山まつやまにて、愛媛えひめけん支部しぶ主催しゅさい
2012ねんがつ22にち福岡ふくおかにて、ALS協会きょうかい主催しゅさい
仙台せんだい東京とうきょうはまだ未定みていです。
参加さんか無料むりょうです。
2012ねんがつからは社会しゃかい福祉ふくし介護かいご福祉ふくしほう一部いちぶ改定かいていによって、吸引きゅういんけいかん栄養えいよう介護かいご職員しょくいんごうとなります。
現場げんばはたらいている皆様みなさま是非ぜひ参加さんかください。厚労省こうろうしょうから説明せつめいうかがいますので。」

◆2011/09/20 [maee:8094] 「難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざのご案内あんない
「MLのみなさま
いつも貴重きちょう情報じょうほうをありがとうございます。
東京とうきょうでコミュニケーション支援しえん活動かつどうをしておりますNPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい仁科にしな恵美子えみこです。
講座こうざのご案内あんないをさせてください。
昨年さくねんつづき、10月8にち(土)9にち(日)にちの2日間にちかん秋葉原あきはばら首都しゅと大学だいがく東京とうきょうサテライトキャンパスでNEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ開催かいさいいたします。 コミュニケーションに困難こんなん方々かたがたへの様々さまざま支援しえん技法ぎほう実践じっせんてき体験たいけんしていただく講座こうざです。
専門せんもんしょくほうのみならず、ヘルパー、ボランティア、当事とうじしゃ、ご家族かぞくなどにもぜひ参加さんかしていただければとおもっていますので、おこえけをよろしくおねがいいたします。
透明とうめい文字もじばん講師こうしやパソコン操作そうさのデモで当事とうじしゃみなさまにご協力きょうりょくいただいております。
1にち視線しせん入力にゅうりょくマイトビーのデモと体験たいけん、2にちにはスイッチの適合てきごう講義こうぎと、ピンタッチ、ピエゾとう設置せっち体験たいけんやスイッチの工夫くふうのワークショップ、オリジナルスイッチの作成さくせいなど、より実践じっせんてきなカリキュラムを予定よていしております。
つてしんやオペレートナビ、HeartyLadderとう2人ふたりで1だいのパソコンを用意よういして、ワンスイッチで操作そうさ体験たいけんをしていただきます。
1にち終了しゅうりょうには昨年さくねん好評こうひょうだった秋葉原あきはばらツアーを予定よてい秋月しゅうげつ千石せんごくでんしょうのほか、各種かくしゅスイッチが調達ちょうたつできるおみせ紹介しょうかいします。

-----------------------------------------------
NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ 秋葉原あきはばら会場かいじょう
日時にちじ:2011ねん10がつ8にち(土)、9にち(日)にち 10:00〜17:00
会場かいじょう首都しゅと大学だいがく東京とうきょう 秋葉原あきはばらサテライトキャンパス
東京とうきょう千代田ちよだ外神田そとかんだ1-18-13 秋葉原あきはばらダイビル12かい(1202しつ
JR「秋葉原あきはばらえき電気でんきがいこう改札かいさつみぎ 徒歩とほやくふん
主催しゅさい:NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
共催きょうさい首都しゅと大学だいがく東京とうきょう(健康けんこう福祉ふくし学部がくぶ)
協賛きょうさん:NEC CSR推進すいしん社会しゃかい貢献こうけんしつ
受講じゅこうりょう:2,000えん(スイッチ作成さくせい材料ざいりょうふくむ)」

◆2011/09/22 [maee:8096] 「ヘルパー研修けんしゅうかいのための看護かんご講師こうし養成ようせい講座こうざのおらせ」
看護かんご皆様みなさま
ごろからお世話せわになってます。
厚労省こうろうしょうから、このようなおらせがきているのですが、身近みぢか看護かんごさんで、参加さんかしていただけそうなほうにおらせください。
らせというのは、以下いかです。

来年らいねん4がつ施行しこう医療いりょうてきケアの法制ほうせい関連かんれんして、ALSとうの「特定とくていもの」の研修けんしゅうスキームにおける指導しどう看護かんご養成ようせいについて、厚生こうせい労働省ろうどうしょうから、都道府県とどうふけん通知つうちされました。
この通知つうちについて、厚労省こうろうしょうから周知しゅうち依頼いらいぶんとどいています。下記かき介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいのURLからごらんください。
http://www.kaigoseido.net/i/110914bucho-tsuchi.pdf
特定とくていもの」のスキームでは、基本きほん研修けんしゅう9あいだのうちの7あいだと、実地じっち研修けんしゅうについて、研修けんしゅう講師こうし指導しどう看護かんごつとめないといけないことになっています。
制度せいどろんの2あいだについては、講師こうし事業じぎょうしょ管理かんりしゃとうになります。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご履修りしゅうみのひとは、この2あいだ受講じゅこう免除めんじょになります)
この指導しどう看護かんごは、都道府県とどうふけん開催かいさいする研修けんしゅうかい受講じゅこうするか、厚労省こうろうしょう作成さくせいのテキストやDVDを使つかって自習じしゅうすることによって指導しどうしゃになることができます。
つきましては、「特定とくていもの」の医療いりょうてきケア研修けんしゅう開講かいこう予定よていしている場合ばあいは、指導しどうしてくださりそうな看護かんごさんにおねがいして、都道府県とどうふけんもうんでもらってください。
もちろん、時間じかんがない場合ばあいは、厚労省こうろうしょうのDVDとテキストを入手にゅうしゅし(厚労省こうろうしょうからダウンロードできるようにします)、どんな内容ないようかざっとて、自習じしゅうしてもらってください。
特定とくていもの」のスキームの概要がいようについては、下記かきURLをごらんください。
http://www.kaigoseido.net/i/medical-care.pdf
詳細しょうさいについては、下記かきURLから厚労省こうろうしょう資料しりょうをごらんください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/tannokyuuin/110906-1.html

◆2011/09/23 [maee:8097] 「「ヘルパーによる吸引きゅういん」28にち大阪おおさか近畿きんきブロックとさくらかい合同ごうどう説明せつめいかい
平成へいせい22ねんがつから厚生こうせい労働省ろうどうしょうは「吸引きゅういんとうかた検討けんとうかい」を設置せっちし、吸引きゅういんだけでなく、けいかん栄養えいよう介護かいご職員しょくいん業務ぎょうむとするためにどのような研修けんしゅう方法ほうほう妥当だとうかを検討けんとうしてきました。
 この機会きかい法制ほうせいについての詳細しょうさいまなび、現場げんば課題かだい明確めいかくにしながら、より制度せいどとして出発しゅっぱつできるように、2団体だんたい共催きょうさい講演こうえん・シンポジウムを開催かいさいさせていただきます。
基調きちょう講演こうえん厚生こうせい労働省ろうどうしょう高木たかぎ専門せんもんかんにおねがいいたします。
研修けんしゅう担当たんとうすることになる訪問ほうもん看護かんごや、医師いし調整ちょうせい担当たんとうするケアマネジャー、行政ぎょうせい保健ほけん、また患者かんじゃさんや家族かぞくみなさんにもシンポジウムに参加さんかしていただき(調整ちょうせいちゅう)、ひろ議論ぎろん展開てんかいします。この法制ほうせいでは、利用りようしゃがわ意識いしきはたらきかけが必要ひつようです。研修けんしゅうける介護かいご事業じぎょうしょのヘルパーや、研修けんしゅう担当たんとうする看護かんご医師いし研修けんしゅう機関きかんとして登録とうろくする団体だんたい、いずれも業務ぎょうむ過多かたおそれてけないおそれさえあります。法制ほうせいについてみんなではな機会きかいに、ぜひご参加さんかをおねがいします。(どなたでも参加さんか歓迎かんげい入場にゅうじょう無料むりょう

主催しゅさい) 日本にっぽんALS協会きょうかい近畿きんきブロック
       NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかい

介護かいご職員しょくいんによる医療いりょうてきケアの法制ほうせい』シンポジウム

司会しかい 黒田くろだ研二けんじさん (関西大学かんさいだいがく人間にんげん健康けんこう学部がくぶ教授きょうじゅ
基調きちょう講演こうえん 高木たかぎ憲司けんじさん (厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい福祉ふくし専門せんもんかん
パネラー
◎ 開業医かいぎょうい先生せんせいにご依頼いらい
黒田くろだ和子かずこさん(酒井さかい診療しんりょうしょ訪問ほうもん看護かんごステーション管理かんりしゃ
前原まえはら隆盛たかもりさん(大東だいとう障害しょうがい福祉ふくし係長かかりちょう
須原すばる しのぶさん(総合そうごうケアプランセンター 介護かいご支援しえん専門せんもんいん
豊浦とようら保子やすこさん(エンパワーケアプラン研究所けんきゅうじょ取締役とりしまりやく 保健ほけん介護かいご福祉ふくし
樋上ひのうえ しずさん(奈良なら保健所ほけんじょ 保健ほけん
質疑しつぎ応答おうとうのみ
川口かわぐち有美子ゆみこ (NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかい理事りじ
主催しゅさいしゃ挨拶あいさつ
橋本はしもとみさお(NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかい理事りじちょう
中勝なかがちさん日本にっぽんALS協会きょうかい近畿きんきブロック会長かいちょう 和歌山わかやま

介護かいご職員しょくいんによる医療いりょうてきケアの法制ほうせいについて」
シンポジウム 参加さんかもうしょ

開催かいさい 平成へいせい23ねんがつ28にちみず)13〜16
かい  大阪おおさか国際こくさい会議かいぎじょう1009号室ごうしつ 大阪おおさかきた中之島なかのしま5−3−51
もうみは、FAX 06−6323−6151 (近畿きんきブロック事務じむきょく)へ
下記かき内容ないよう記入きにゅうしておもうみください。

1 参加さんかしゃのお名前なまえをご記入きにゅうください
@ 患者かんじゃ
利用りように○を→(くるまイス・はなマスク・人工じんこう呼吸こきゅう
身障しんしょう手帳てちょうちのほうは、1かい広場ひろば無料むりょう駐車ちゅうしゃできます。
利用りように○→ (自家用車じかようしゃ福祉ふくしタクシー、公共こうきょう交通こうつう機関きかん
* ボランティアが誘導ゆうどういたします
A 家族かぞく
B 遺族いぞく
C 介護かいごしょく
D 看護かんご
E リハビリ関係かんけい
F 保健ほけん
G そのほう ALS患者かんじゃとのご関係かんけい……
H 総数そうすう(     )にん
上記じょうきのお名前なまえ代表だいひょうしゃに◎をして、下記かきにご住所じゅうしょ連絡れんらく電話でんわをご記入きにゅうください
住所じゅうしょまたは所属しょぞく(                              )
電話でんわ (                              )

3から開催かいさいしますので、患者かんじゃさんのくるま誘導ゆうどうは13までです。
はやめにおはいください。エレベーターがみます。
予約よやく前日ぜんじつまでけます)
もうみは、FAXまたは、会報かいほう末尾まつび記載きさい事務じむきょくへメール、はがき、日本にっぽんALS協会きょうかい近畿きんきブロックのHPからももうめます」

◆2011/09/23 [maee:8098] 「「ヘルパーによる吸引きゅういん」10がつにち福井ふくいけん支部しぶ主催しゅさい説明せつめいかい
「「介護かいご職員しょくいんとうによるたんの吸引きゅういんとう実施じっし」にともな説明せつめいかいのおらせ
平素へいそは、ALS患者かんじゃ在宅ざいたく療養りょうようかんしまして多大ただいなるご理解りかいとご協力きょうりょくをいただき深謝しんしゃいたします。さて、平成へいせい24ねん4がつ介護かいご保険ほけんほう一部いちぶ改正かいせいする法律ほうりつ施行しこうされ、一定いってい条件じょうけんしたにおいて介護かいご職員しょくいんとうが「たんの吸引きゅういんとう一部いちぶ医療いりょう行為こうい」が実施じっしできるようになります。
日本にっぽんALS協会きょうかい福井ふくい支部しぶでは、日本にっぽんALS協会きょうかい関連かんれん団体だんたいの「さくらかい※」の依頼いらいけ、北陸ほくりくさんけん関係かんけいしゃ対象たいしょうに、下記かき要領ようりょう説明せつめいかい実施じっしすることにいたしました。
つきましては、医療いりょうニーズのたか重度じゅうど障害しょうがいのあるひとへの「たんの吸引きゅういんとう一部いちぶ医療いりょう行為こうい実施じっしのために今後こんご必要ひつようとなる研修けんしゅうについて、関係かんけいしゃ皆様みなさまにご理解りかいいただきたくご案内あんないいたします。

※「さくらかい」とは、「NPO法人ほうじんALS・MDNサポートセンターさくらかい」の略称りゃくしょうで、ALSなど重度じゅうど障害しょうがいしゃおよび難病なんびょう患者かんじゃ在宅ざいたく療養りょうよう支援しえんする目的もくてきつくられたNPO法人ほうじんで、日本にっぽんALS協会きょうかい会員かいいん当事とうじしゃとその支援しえんしゃ中心ちゅうしんとなって活動かつどうしています。今回こんかいは、全国ぜんこくヵ所かしょにおいて厚生こうせい労働省ろうどうしょう専門せんもんかんにおこしいただき、「介護かいご職員しょくいんとうによるたんの吸引きゅういんとう実施じっし」にともな説明せつめいかいおこなっています。

日時にちじ  平成へいせい23ねん10がつ3にちつき) 1330ふん〜1630ふん(13受付うけつけ開始かいし
場所ばしょ  福井ふくい県立けんりつ病院びょういん中央ちゅうおう診療しんりょうセンター 3かい 講堂こうどう
福井ふくいよん2−8−1 http://info.pref.fukui.jp/imu/fph/所在地しょざいちをご確認かくにんください)
対象たいしょうしゃ 当事とうじしゃ家族かぞく)、事業じぎょうしゃ介護かいご看護かんご従事じゅうじしゃ研修けんしゅう機関きかんおよ実施じっし機関きかん登録とうろく希望きぼうする団体だんたい行政ぎょうせい職員しょくいん医療いりょう関係かんけい団体だんたいとう
内容ないよう  だい1  基調きちょう講演こうえん
     厚生こうせい労働省ろうどうしょう 障害しょうがい福祉ふくし  専門せんもんかん 高木たかぎ 憲司けんじ
だい2 シンポジウム
  テーマ 「安全あんぜん医療いりょう行為こうい実施じっしするための研修けんしゅう実現じつげんするために」
高木たかぎ 憲司けんじ (厚生こうせい労働ろうどうしゃ 障害しょうがい福祉ふくし 専門せんもんかん
中田なかだ 勝己かつみ (福井ふくいけん健康けんこう増進ぞうしん 課長かちょう
永田ながた 美和子みわこ中村なかむら病院びょういん 神経しんけい内科ないか
安川やすかわ 隆雄たかお (NPOコムサポートプロジェクト 訪問ほうもん介護かいごいん
小川おがわ あかつき  (ALS協会きょうかい福井ふくいけん支部しぶ代表だいひょう 遺族いぞく
橋本はしもと みさお  (さくらかい理事りじちょう ALS協会きょうかい理事りじ 当事とうじしゃ

主催しゅさい 日本にっぽんALS協会きょうかい福井ふくい支部しぶ    後援こうえん 福井ふくいけん  福井ふくいけん介護かいご福祉ふくしかい
参加さんか無料むりょう 参加さんか希望きぼうしゃは9月30にちまでに、氏名しめい所属しょぞくをファックスまたはメールで下記かきにお申込もうしこみください。
もうさき 日本にっぽんALS協会きょうかい福井ふくい支部しぶ mail:falsa-moon@sky.plala.or.jp  FAX:0776-67-3579」



 
 
>TOP


◆2011/07/01 難病なんびょうふたつの症状しょうじょう病気びょうき原因げんいん遺伝子いでんしめる 京大きょうだいグループ発見はっけん京都きょうと
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110701ddlk26040617000c.html
難病なんびょうふたつの症状しょうじょう病気びょうき原因げんいん遺伝子いでんしめる 京大きょうだいグループ発見はっけん /京都きょうと
 ◇脊髄せきずい小脳しょうのう変性へんせいしょうすじ委縮いしゅくせいがわ硬化こうかしょう
 脊髄せきずい(せきずい)小脳しょうのう変性へんせいしょう(SCA)とすじ委縮いしゅくせいがわ硬化こうかしょう(ALS)のふたつの難病なんびょう症状しょうじょうあわ病気びょうき存在そんざい京都大きょうとだいがく小泉こいずみ昭夫あきお教授きょうじゅ遺伝いでん疫学えきがく)らの研究けんきゅうグループがはじめて発見はっけん、その原因げんいん遺伝子いでんしめた。患者かんじゃ人工じんこう多能たのうせいみき細胞さいぼう(iPS細胞さいぼう)の作成さくせいすすめ、発症はっしょうメカニズム解明かいめい治療ちりょうやく開発かいはつ役立やくだてるという。米国べいこく人類じんるい遺伝いでん学会がっかい雑誌ざっし発表はっぴょうされた。
 SCAは小脳しょうのう障害しょうがいで、あるくときにふらついたり、ろれつがまわらなくなるなどする。ALSは運動うんどうニューロンに障害しょうがいこり、筋肉きんにく委縮いしゅくし、呼吸こきゅう困難こんなんになるなどする。ともに患者かんじゃは10まんにんすうにんとされ、有効ゆうこう治療ちりょうほうはない。
 ふたつはべつ病気びょうきだが、小泉こいずみ教授きょうじゅらは小脳しょうのう障害しょうがいくわえ、ALSに症状しょうじょうのある遺伝いでんせい神経しんけい疾患しっかん発見はっけん脊髄せきずい小脳しょうのう変性へんせいしょう36がた名付なづけ、遺伝子いでんし調しらべたところ、ある遺伝子いでんしで、特定とくてい塩基えんき配列はいれつかえしが健康けんこうひとすうひゃくばいもあることがかった。これが分解ぶんかいされず細胞さいぼうない蓄積ちくせきし、障害しょうがいこすとみられる。
 研究けんきゅうグループは患者かんじゃにんから皮膚ひふ細胞さいぼう提供ていきょうけてiPS細胞さいぼう作成さくせい、これから神経しんけい細胞さいぼうなどを分化ぶんかさせることを目指めざしている。
 小泉こいずみ教授きょうじゅは「分化ぶんか過程かてい病態びょうたい再現さいげんされれば発症はっしょうのプロセスが解明かいめいできる。また、治療ちりょうやく開発かいはつ加速かそくできる」と期待きたいしている。【榊原さかきばら雅晴まさはる
毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん7がつ1にち 地方ちほうばん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/05 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、岡山おかやまけんはつ開催かいさい
 『News2u.net (プレスリリース)』
http://www.news2u.net/releases/87218

「2011ねん07がつ05にち 1520ふん
【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、岡山おかやまけんはつ開催かいさい
日本電気にほんでんき株式会社かぶしきがいしゃ
<NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ
http://www.nec.co.jp/community/ja/it/communication.html


------------------------------------------------------------

2011ねんがつにち
NECは、NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたいちゅう1)および岡山おかやまけん難病なんびょう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかいきょうはたらかし、ALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)やきんジストロフィーとう神経しんけいすじ難病なんびょう患者かんじゃ中心ちゅうしんとした重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃのITコミュニケーション支援しえん目的もくてきとした「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいします。
詳細しょうさいつぎのとおりです。

1.にち とき
2011ねん7がつ9にち)10:00〜16:50 7がつ10日とおか)10:00〜16:00
2.かい 
きらめきプラザ/岡山おかやまけん総合そうごう福祉ふくし・ボランティア・NPO会館かいかん 1かい総合そうごう管理かんりしつ
岡山おかやまきた南方なんぽう2丁目ちょうめ13-1(きゅう国立こくりつ岡山おかやま病院びょういんあと
TELてる 086-227-2666
  3.あるじ 催:NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
4.とも 催:岡山おかやまけん難病なんびょう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかい
5.きょう さん:NEC
6.参加さんかしゃ医療いりょう従事じゅうじしゃ看護かんご療法りょうほう、ケアマネージャーとう)を中心ちゅうしんやく50めい
7.ない よう文末ぶんまつ別紙べっしをご参照さんしょうください。

ほん講座こうざは、NECの社会しゃかい貢献こうけん活動かつどうひとつで、すべてのひとやさしい情報じょうほう社会しゃかい実現じつげん目的もくてきとしたプログラム“NEC IT CONNECTION”(ちゅう2)の一環いっかんとして、2008年度ねんどにスタートしたプログラムです。ほん講座こうざ修了しゅうりょうも、最終さいしゅう受益じゅえきしゃである重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ実際じっさいにITコミュニケーション出来できるよう、継続けいぞくてきフォロー(受講じゅこうしゃからの相談そうだん対応たいおう・アドバイスやコミュニケーション機器ききとう人的じんてき物的ぶってきサポート)を実施じっしします。
NECでは、今後こんご全国ぜんこくかく地域ちいき医療いりょう機関きかんで「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいし、一人ひとりでもおおくの重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ自由じゆうにITコミュニケーションすることができ、社会しゃかいとつながることを目指めざしていきます。


別紙べっし

1にち
10:00 開会かいかいにあたり
10:10 コミュニケーションについて(ICT救助きゅうじょたい 仁科にしな恵美子えみこ)
    文字もじばん実習じっしゅう携帯けいたいがた会話かいわ補助ほじょ機器きき体験たいけん(レッツチャット、ペチャラ、トーキングエイド)
11:30 つてしん (ICT救助きゅうじょたい 今井いまい啓二けいじ)
12:30 昼食ちゅうしょく
13:20 オペレートナビ (NECスタッフ講師こうし鈴木すずき信幸のぶゆき)
14:10 スイッチの適合てきごう川村かわむら義肢ぎし 日向野ひがの和夫かずお
16:00 希望きぼうしゃのみ工作こうさく実習じっしゅう「ゲームパッドの改造かいぞう」(ICT救助きゅうじょたい 今井いまい啓二けいじ)
16:50 終了しゅうりょう

2にち
10:00 オペレートナビの応用おうよう(NECスタッフ講師こうし鈴木すずき信幸のぶゆき
11:00 フリーソフトの活用かつようHeartyLadder(ICT救助きゅうじょたい 仁科にしな恵美子えみこ)
12:30 昼食ちゅうしょく
13:20 工作こうさく実習じっしゅう「オリジナル入力にゅうりょくスイッチ製作せいさく」(ICT救助きゅうじょたい 今井いまい啓二けいじ)
15:30 まとめALS、すじジスとう神経しんけい難病なんびょう支援しえんについて(日本にっぽんALS協会きょうかい東京とうきょう支部しぶ 山本やまもと
16:00 終了しゅうりょう

以上いじょう


本件ほんけんかんするお客様きゃくさまからのおわせさき
 NEC CSR推進すいしん社会しゃかい貢献こうけんしつ 池田いけだ
 電話でんわ:(03)3798-9555
 E-Mail:s-ikeda@cw.jp.nec.com


ちゅう1)NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
http://rescue-ict.sakura.ne.jp/
NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかいhttp://www.sakura-kai.net/中心ちゅうしんに、IT支援しえんボランティア団体だんたい活動かつどうをしたり、訪問ほうもん看護かんご事業じぎょうとう従事じゅうじしているものが、横断おうだんてき情報じょうほう共有きょうゆう活動かつどう推進すいしんしていくために2010ねん1がつ17にち結成けっせい活動かつどう内容ないようは、おもにICT(Information & Communication Technology - 情報じょうほう通信つうしん技術ぎじゅつ-) を活用かつようした難病なんびょう患者かんじゃ重度じゅうど障害しょうがいしゃのコミュニケ―ション支援しえんとう
ちゅう2)NEC IT CONNECTION
NECは、さまざまな要因よういんによって社会しゃかいてき孤立こりつしているひとたちが、「IT」を活用かつようすることで自由じゆうにコミュニケーションがとれるようになり、これによって「ひと」や「社会しゃかい」とのつながりをつことができるようになるだろうとかんがえています。このような、NECが「デジタルデバイド解消かいしょう」を目的もくてきとして社会しゃかい貢献こうけん活動かつどう総称そうしょうして「NEC IT CONNECTION」とんでいます。」(全文ぜんぶん

 
 
>TOP

◆2011/07/06 救命きゅうめい訓練くんれんよう資機材しきざいなど寄贈きぞう
 『東海とうかいにちにち新聞しんぶん
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=36748&categoryid=1

 「救命きゅうめい訓練くんれんよう資機材しきざいなど寄贈きぞう
 JA愛知あいちひがしは5にち新城しんじょう学童がくどうようかさ救急きゅうきゅう訓練くんれんようのシミュレーターなどを寄贈きぞうした。 どうJAの地域ちいき貢献こうけん事業じぎょう一環いっかん例年れいねん園児えんじ高齢こうれいしゃのための交通こうつう安全あんぜん教室きょうしつやスポーツ大会たいかい実施じっししていて、 今年ことし東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいけて防災ぼうさい関連かんれん中心ちゅうしん物品ぶっぴん寄付きふした。
 内訳うちわけは、 まど蛍光けいこう学童がくどうかさ4500ほん高度こうど救急きゅうきゅう救命きゅうめい処置しょち訓練くんれんよう人形にんぎょうALSシミュレーター3しき▽AEDリトルアントレーニングシステム35しきで、 けいやく1940まんえん相当そうとう
 このは、 河合かわい勝正かつまさ組合くみあいちょうらが市役所しやくしょおとずれ、 穂積ほづみ亮次りょうじ市長しちょう目録もくろく手渡てわたした。 河合かわい組合くみあいちょうは 「住民じゅうみん安心あんしんしてらすための地域ちいき貢献こうけん役立やくだてればありがたい」 とあいさつ。 穂積ほづみ市長しちょうは 「住民じゅうみん学童がくどうにもJAのおもいをつたえながら、 大切たいせつに、 有効ゆうこう使つかいたい」 とおれいべた。
 かさ市内しないのすべての小学生しょうがくせい幼稚園ようちえん保育園ほいくえんに1にんほんずつくばられる。 シミュレーターは消防署しょうぼうしょ鳳来ほうらい設楽したら両分りょうぶんしょ作手つくで出張所しゅっちょうしょに、 救急きゅうきゅう隊員たいいん訓練くんれんようとして配置はいち。 トレーニングシステムは消防署しょうぼうしょしょ応急おうきゅう手当てあての普及ふきゅう啓発けいはつ活用かつようされる。(中嶋なかじましんわれ

写真しゃしん説明せつめい寄贈きぞうされた救急きゅうきゅう隊員たいいん訓練くんれんようシミュレーター(新城しんじょう市役所しやくしょで)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/08 「HGF(きも細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし)によるだいあい臨床りんしょう試験しけん開始かいしについて」
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (プレスリリース)』
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=285709&lindID=4

東北大学とうほくだいがく病院びょういんなど、ALS患者かんじゃ対象たいしょうとしたHGFぐみ蛋白質たんぱくしつだいあい臨床りんしょう試験しけん実施じっし

すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)にたいする
HGF(きも細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし)によるだいあい臨床りんしょう試験しけん開始かいしについて
 このたび東北大学とうほくだいがく病院びょういんにおいてすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(Amyotrophic lateral sclerosis, 以下いかALS)患者かんじゃ対象たいしょうとした、かん細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし(Hepatocyte growth factor, 以下いかHGF)ぐみ蛋白質たんぱくしつだいあい臨床りんしょう試験しけん実施じっしする計画けいかく治験ちけん責任せきにん医師いし東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん医学いがくけい研究けんきゅう 神経しんけいない科学かがく分野ぶんや教授きょうじゅ 青木あおきただしこころざし治験ちけん依頼いらいしゃ:クリングルファーマ株式会社かぶしきがいしゃ)です。
 ALSは、特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかん難病なんびょう指定していけている難治なんじせい神経しんけい疾患しっかんであり、あたらしい治療ちりょうほう治療ちりょうやく開発かいはつ切望せつぼうされてきました。ほん治験ちけんはHGFを直接ちょくせつヒトの脊髄せきずい腔に投与とうよする世界せかいはじめての試験しけんであり、HGFの安全あんぜんせい体内たいない動態どうたい確認かくにんすることを目的もくてきおこなわれます。

臨床りんしょう試験しけんいた経緯けいい背景はいけい

●ALS
 ALSは特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう対象たいしょう疾患しっかん難病なんびょう指定していけている難治なんじせい神経しんけい疾患しっかんで、からだ感覚かんかく内臓ないぞう機能きのうたもたれますが、運動うんどう機能きのうをつかさどる神経しんけい運動うんどうニューロン)だけが障害しょうがいけ、のうからの筋肉きんにくうごかす指令しれいつたわらなくなります。徐々じょじょすじ萎縮いしゅく進行しんこうして四肢しし麻痺まひ、やがて構音障害しょうがい嚥下えんか困難こんなん呼吸こきゅう不全ふぜんにいたる、もっと過酷かこく神経しんけい難病なんびょうです。

東北大学とうほくだいがくにおけるALS研究けんきゅう
 東北大学とうほくだいがく神経しんけい内科ないかでは1990年代ねんだいよりこのALSの研究けんきゅう積極せっきょくてきみ、家族かぞくせいALSにおける遺伝子いでんし変異へんい発見はっけん青木あおき 1993)、多数たすうのALS家系かけい解析かいせきしてきました。また、平行へいこうしてこの遺伝子いでんし変異へんいによるあたらしいALS疾患しっかん動物どうぶつモデルを開発かいはつし(永井ながい 2001)、ALSの病因びょういん病態びょうたい、あるいは治療ちりょうほうについての研究けんきゅうかさねてきました。これらの研究けんきゅうなかで、HGFをALS疾患しっかんモデルラットの発症はっしょう以降いこう投与とうよ継続けいぞくすると、ALSの進行しんこう抑制よくせいされ、生存せいぞんりつが63%延長えんちょうされることを確認かくにんしました(石垣いしがき 2007)。
 その先端せんたん医療いりょう開発かいはつ特区とっく(スーパー特区とっく)プロジェクト『中枢ちゅうすう神経しんけい再生さいせい医療いりょうのための先端せんたん医療いりょう開発かいはつプロジェクト−脊髄せきずい損傷そんしょう中心ちゅうしんに−[代表だいひょうしゃ岡野おかのさかえ慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく)]』のさい優先ゆうせん課題かだいとして、慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく医学部いがくぶ生理学せいりがく教室きょうしつ 岡野おかのさかえ教授きょうじゅおよび整形外科せいけいげかがく教室きょうしつ 戸山とやま芳昭よしあき教授きょうじゅらのグループ、またクリングルファーマしゃ共同きょうどう研究けんきゅうすすめてきました。

●HGF
 HGFは肝臓かんぞう再生さいせいうなが因子いんしとして発見はっけんされ(中村なかむら 1984)、かん細胞さいぼうのみではなくひろ細胞さいぼう増殖ぞうしょく組織そしきさい構築こうちく促進そくしんする活性かっせいくわえ、細胞さいぼうふせ活性かっせいや、血管けっかん新生しんせい促進そくしん活性かっせいによって傷害しょうがい病態びょうたいたいする組織そしき再生さいせい保護ほご重要じゅうようはたらきを生理せいり活性かっせい蛋白質たんぱくしつです。脳神経のうしんけいけい組織そしきでは神経しんけい細胞さいぼう(ニューロン)にたいして強力きょうりょく保護ほご再生さいせい作用さようしめすことがわかってきました。さらに、遺伝子いでんし改変かいへんマウスの研究けんきゅう船越ふなこし 2002)およびALS疾患しっかんモデルラットでの研究けんきゅう石垣いしがき 2007)によりALSにたいするHGFの治療ちりょう効果こうかあきらかにされてきました。

臨床りんしょう試験しけんけた現状げんじょう目的もくてき内容ないよう

治験ちけん準備じゅんび
 これまで治験ちけんやく供給きょうきゅう体制たいせい確立かくりつと、安全あんぜんせい体内たいない動態どうたいなどの動物どうぶつ実験じっけん実施じっしし、このたび医薬品いやくひん医療いりょう機器きき総合そうごう機構きこうよりだいあい試験しけん依頼いらいしゃ:クリングルファーマしゃ開始かいし承認しょうにんました。そのあいだ東北大学とうほくだいがく未来みらい工学こうがく治療ちりょう開発かいはつセンターとの共同きょうどう研究けんきゅうにより治験ちけん計画けいかくとその実施じっし体制たいせい構築こうちくしてきました。
 現在げんざい東北大学とうほくだいがく病院びょういん治験ちけんセンターの治験ちけん審査しんさ委員いいんかいにおいて治験ちけん開始かいし是非ぜひについて審査しんさされております。承認しょうにんられ次第しだいほん治験ちけん開始かいしいたします。

治験ちけん目的もくてき
 今回こんかい治験ちけんだいあい試験しけん)は少数しょうすうのALS患者かんじゃさんを対象たいしょうとしたもので、HGFを脊髄せきずい腔内投与とうよしたときのHGFの安全あんぜんせいおよび体内たいない動態どうたい確認かくにんすることを目的もくてきとしています。

治験ちけん内容ないよう
 まず患者かんじゃさんのこしから脊髄せきずい腔内にカテーテルを挿入そうにゅうするとともにがわはら皮下ひかポートをみ、そこからHGFを投与とうよします。それぞれのALS患者かんじゃさんには以下いかの[1]〜[4]のいずれかにご協力きょうりょくいただくことになります。
 [1]期待きたいする有効ゆうこう用量ようりょうひく用量ようりょうのHGFを1かいだけ投与とうよして、その安全あんぜんせい確認かくにんします。そのつぎに[2]ちゅう用量ようりょう、[3]こう用量ようりょう増量ぞうりょうしながら安全あんぜんせい確認かくにんしていきます。安全あんぜんせい確認かくにんできた最高さいこう用量ようりょうを[4]くりかえし投与とうよして、さらにその安全あんぜんせい検討けんとういたします。あわせてHGFの体内たいない動態どうたい検証けんしょうする予定よていです。カテーテル、皮下ひかポートは投与とうよ観察かんさつ終了しゅうりょう抜去ばっきょいたします。
 今回こんかい治験ちけん目的もくてきてきしたほうをあらかじめ設定せっていされた基準きじゅんしたがってえらばせていただきます。
 ・すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の診断しんだん規準きじゅん世界せかい神経しんけい学会がっかい El Escorial改訂かいてい)の「ALS可能かのうせいたか検査けんさ陽性ようせい」、「ALS可能かのうせいたかし」または「ALS確実かくじつ」に該当がいとうし、発症はっしょうねん以内いないほう
 ・重症じゅうしょう分類ぶんるい1または2(日常にちじょう生活せいかつ動作どうさ自立じりつしているくらいの症状しょうじょう)のほう
 ・年齢ねんれいが20さい以上いじょう、65さい未満みまんほう
 ・治験ちけん参加さんかにご同意どういいただき、投与とうよ観察かんさつちゅう一定いってい期間きかん入院にゅういんをしていただけるほう
 また、以下いか場合ばあい今回こんかい治験ちけんにはご参加さんかいただけません:
 ・ALS以外いがいじゅうあつし疾患しっかんがある
 ・がん(がん)、あるいはがん既往きおうがある
 ・医療いりょう機器ききにアレルギーがある
などです。
 治験ちけんさいしてはまず十分じゅうぶん説明せつめい対象たいしょうとなる患者かんじゃさんにおこない、その本人ほんにん同意どういのもとで、あらかじめ計画けいかくされたとおりに治験ちけんすすめてまいります。

 なお、これまでの研究けんきゅうおよび今後こんご治験ちけんについては厚生こうせい労働省ろうどうしょう科学かがく研究けんきゅう補助ほじょきん難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょう先端せんたん医療いりょう開発かいはつ特区とっく(スーパー特区とっく採択さいたく課題かだい加速かそくする研究けんきゅう研究けんきゅう代表だいひょうしゃ 東北大学とうほくだいがく教授きょうじゅ 青木あおきただしこころざし)の支援しえんを、東北大学とうほくだいがく未来みらい工学こうがく治療ちりょう開発かいはつセンターは文部もんぶ科学かがくしょう橋渡はしわた研究けんきゅう支援しえん推進すいしんプログラム」の支援しえんけております。

治験ちけんかんするお問合といあわせ>
 お問合といあわせにたいして、混乱こんらん間違まちがいなどでご迷惑めいわくをかけることなく回答かいとうしたいとかんがえております。そこでお問合といあわせにさいしましては、是非ぜひ以下いか方法ほうほうでおねがいしたいとぞんじます。すみやかに的確てきかく対応たいおうおこなうため、どうか協力きょうりょくをおねがもうげます。

専用せんようFAXふぁっくす設置せっちいたしますので、以下いかあてにおねがいいたします。電話でんわ、メールでのお問合といあわせはどうかご容赦ようしゃください。

宛先あてさき東北大学とうほくだいがく 神経しんけい内科ないかALS治験ちけん問合といあわ
 専用せんようFAXふぁっくす 022−728−3455

 下記かきホームページに「FAXふぁっくす問合といあわ用紙ようし」を掲載けいさいいたします。

 東北大学とうほくだいがく医学部いがくぶ神経しんけい内科ないか http://www.neurol.med.tohoku.ac.jp/
 東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん医学いがくけい研究けんきゅう http://www.med.tohoku.ac.jp/
 クリングルファーマ株式会社かぶしきがいしゃ http://www.kringle-pharma.com

 ・とく治験ちけん参加さんかしていただく患者かんじゃさんにかんするわせは、主治医しゅじい先生せんせいからのFAXふぁっくすたいしてこちらから再度さいど連絡れんらくをとらせていただく予定よていとしております。
 ・患者かんじゃさんにおいてはまず主治医しゅじい先生せんせいにご相談そうだんされ、主治医しゅじい先生せんせいからのお問合といあわせを是非ぜひねがいいたします。
 ・東北大学とうほくだいがく医学部いがくぶ神経しんけい内科ないかおよびクリングルファーマしゃのホームページの治験ちけんかんする情報じょうほう適宜てきぎ更新こうしんいたします。また治験ちけん実施じっしさいには、より詳細しょうさい問合といあわ用紙ようし掲載けいさいする予定よていです。
 ・治験ちけん参加さんかもうおよもう方法ほうほうについては、7がつ中旬ちゅうじゅん東北大学とうほくだいがく病院びょういん治験ちけんセンターの治験ちけん審査しんさ委員いいんかいでの承認しょうにん、より詳細しょうさい参加さんか除外じょがい基準きじゅん上記じょうきホームページに掲載けいさいいたします。」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/08 「ALSの進行しんこうおくらせる治療ちりょうやく東北大とうほくだい治験ちけんへ」
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2EAE2E69F8DE2EAE2E5E0E2E3E39180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195591008122009000000

「ALSの進行しんこうおくらせる治療ちりょうやく東北大とうほくだい治験ちけん
2011/7/8 21:00
 東北大学とうほくだいがくは8にち全身ぜんしん筋肉きんにく次第しだいうごかなくなっていく難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の進行しんこうおくらせる新薬しんやく臨床りんしょう試験しけん治験ちけん)を8がつにもはじめると発表はっぴょうした。神経しんけい細胞さいぼう保護ほごするはたらきのあるたんぱくしつ投与とうよし、安全あんぜんせい効果こうか調しらべる。3〜4ねんにも実用じつようしたいかんがえだ。
 ALSは運動うんどう神経しんけい徐々じょじょ死滅しめつ筋肉きんにくうごかなくなり、最後さいご呼吸こきゅうもできなくなる。原因げんいんはわかっておらず、治療ちりょうほうがない。国内こくない患者かんじゃすうやく8500にん
 治験ちけん青木あおきただしこころざし教授きょうじゅらが東北大とうほくだい病院びょういん実施じっしする。学内がくない承認しょうにんられ次第しだいはじめる。発症はっしょうねん以内いない患者かんじゃ12にん運動うんどう神経しんけい保護ほごするきも細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし(HGF)を投与とうよし、まず安全あんぜんせいたしかめる。順調じゅんちょうにいけば、患者かんじゃすう拡大かくだいしただい段階だんかい治験ちけん移行いこうする。
 HGFを使つかったALS治療ちりょうについて、東北大とうほくだい慶応大けいおうだいやバイオベンチャーのクリングルファーマ(大阪おおさか豊中とよなか)と共同きょうどう研究けんきゅうすすめてきた。ALSを発症はっしょうさせたラットを使つかった実験じっけんではHGFを投与とうよすると、神経しんけいるのを病気びょうき進行しんこうおそくなった。なに治療ちりょうしないぐんくらべて寿命じゅみょうが1.6ばいになった。
 HGFを脊髄せきずい損傷そんしょう治療ちりょう役立やくだてる研究けんきゅうすすめており、今回こんかい治験ちけんを、脊髄せきずい損傷そんしょう治療ちりょう実現じつげんにも役立やくだてたいかんがえだ。」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/08 「ALSの治験ちけん開始かいしへ=進行しんこう抑制よくせい、たんぱくしつ投与とうよ東北大とうほくだいなど」
 『時事通信じじつうしん
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011070800934

「ALSの治験ちけん開始かいしへ=進行しんこう抑制よくせい、たんぱくしつ投与とうよ東北大とうほくだいなど
 東北大とうほくだいなどは8にち運動うんどう神経しんけい細胞さいぼう徐々じょじょ破壊はかいされ、全身ぜんしん筋力きんりょくおとろえる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)について、神経しんけい保護ほご作用さようつたんぱくしつ患者かんじゃ投与とうよする治験ちけんはじめると発表はっぴょうした。発症はっしょう原因げんいん不明ふめいで、有効ゆうこう治療ちりょうほう確立かくりつされていないALSの進行しんこう抑制よくせい期待きたいできるという。
 投与とうよするのは、かん細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし(HGF)というたんぱくしつ肝臓かんぞう再生さいせいするたんぱくしつとして発見はっけんされたが、その研究けんきゅう臓器ぞうきだけでなく、神経しんけい細胞さいぼう保護ほご再生さいせいにも作用さようすることが判明はんめいした。
 同大どうだい大学院だいがくいん青木あおきただしこころざし教授きょうじゅによると、ALSを発症はっしょうさせたマウスにHGFを投与とうよしたところ、投与とうよしていないマウスにくらべ、病気びょうき進行しんこうを6わり程度ていどおくらせることができ、投与とうよりょうおおいほど神経しんけい保護ほご作用さようつよかった。(2011/07/08-22:19)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/08 「ALSの治験ちけん開始かいしへ=進行しんこう抑制よくせい、たんぱくしつ投与とうよ東北大とうほくだいなど」
 『朝日新聞あさひしんぶん
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201107080164.html

「ALSの治験ちけん開始かいしへ=進行しんこう抑制よくせい、たんぱくしつ投与とうよ東北大とうほくだいなど
 2011ねん7がつ8にち236ふん
 東北大とうほくだいなどは8にち運動うんどう神経しんけい細胞さいぼう徐々じょじょ破壊はかいされ、全身ぜんしん筋力きんりょくおとろえる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)について、神経しんけい保護ほご作用さようつたんぱくしつ患者かんじゃ投与とうよする治験ちけんはじめると発表はっぴょうした。発症はっしょう原因げんいん不明ふめいで、有効ゆうこう治療ちりょうほう確立かくりつされていないALSの進行しんこう抑制よくせい期待きたいできるという。
 投与とうよするのは、かん細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし(HGF)というたんぱくしつ肝臓かんぞう再生さいせいするたんぱくしつとして発見はっけんされたが、その研究けんきゅう臓器ぞうきだけでなく、神経しんけい細胞さいぼう保護ほご再生さいせいにも作用さようすることが判明はんめいした。
 同大どうだい大学院だいがくいん青木あおきただしこころざし教授きょうじゅによると、ALSを発症はっしょうさせたマウスにHGFを投与とうよしたところ、投与とうよしていないマウスにくらべ、病気びょうき進行しんこうを6わり程度ていどおくらせることができ、投与とうよりょうおおいほど神経しんけい保護ほご作用さようつよかった。 
時事通信社じじつうしんしゃ]」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/08 「ALS新薬しんやく治験ちけん開始かいし 患者かんじゃ12にんつの東北大とうほくだい
 『朝日新聞あさひしんぶん
http://www.asahi.com/national/update/0708/TKY201107080650.html

「ALS新薬しんやく治験ちけん開始かいし 患者かんじゃ12にんつのる 東北大とうほくだい
 東北大とうほくだいは8にち全身ぜんしん筋肉きんにく次第しだいうごかなくなる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう」(ALS)のあたらしいくすり臨床りんしょう試験しけん治験ちけん)をはじめると発表はっぴょうした。くすり安全あんぜんせい確認かくにんする段階だんかい試験しけんで12にん患者かんじゃつのる。
 ALSは、運動うんどうニューロンという神経しんけい細胞さいぼう次第しだい死滅しめつする難病なんびょう全国ぜんこくやく8500にん患者かんじゃがいる。発症はっしょう仕組しくみは不明ふめい根本こんぽん治療ちりょうはない。東北大とうほくだい研究けんきゅうすすめてきた新薬しんやく候補こうほは、HGF(きも細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし)というたんぱくしつ細胞さいぼうおさえるはたらきがあり、ALSの進行しんこうおくらせることが期待きたいされている。
 試験しけん参加さんかできるのは発症はっしょうねん以内いないで、症状しょうじょうかる患者かんじゃわせはファクス(022・728・3455)でける。同大どうだい青木あおきただしこころざし教授きょうじゅは「3〜4ねん以内いないには医療いりょう現場げんば使つかえるようにしたい」とはなしている。(福島ふくしま慎吾しんご)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/10 「ALSしん治療ちりょうやく 臨床りんしょう試験しけんへ」
 『NHK』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110710/t10014102491000.html

「ALSしん治療ちりょうやく 臨床りんしょう試験しけん
7がつ10日とおか 47ふん
全身ぜんしん筋肉きんにくうごかなくなる難病なんびょう、ALS=すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう進行しんこうおさえる、あらたな治療ちりょうやく臨床りんしょう試験しけん来月らいげつにもはじまることになりました。
臨床りんしょう試験しけんはじまるのは、神経しんけい細胞さいぼうやす「HGF」というたんぱくしつおも成分せいぶんとするALSの治療ちりょうやくです。ALSは、運動うんどう神経しんけい細胞さいぼう破壊はかいされ、全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょうごかなくなる難病なんびょうで、国内こくない患者かんじゃはおよそ8500にんとされています。治療ちりょうやくは、患者かんじゃ脊髄せきずい注射ちゅうしゃして神経しんけい細胞さいぼう再生さいせいうながし、症状しょうじょう進行しんこうおさえようというもので、開発かいはつたった東北大学とうほくだいがく慶応大学けいおうだいがくなどの研究けんきゅうでは、神経しんけい細胞さいぼう保護ほご細胞さいぼうどうしで情報じょうほうつたえる物質ぶっしつ濃度のうど適切てきせつたもつといった効果こうか期待きたいされるということです。臨床りんしょう試験しけんは、来月らいげつにも東北大学とうほくだいがく病院びょういんはじまる見込みこみで、症状しょうじょう比較的ひかくてきすすんでいない患者かんじゃ12にん投与とうよして安全あんぜんせい効果こうか判定はんていする計画けいかくです。記者きしゃ会見かいけんした東北大学とうほくだいがく神経しんけい内科ないか青木あおきただしこころざし教授きょうじゅは「くるしむ患者かんじゃさんの姿すがたて、あらたな治療ちりょう夢見ゆめみてきた。できるだけはやく、くすりとして提供ていきょうしたい」とはなしました。一方いっぽう、ALS患者かんじゃ橋本はしもとみさおさんは、介助かいじょするひとつうじて「手足てあしうごくようになることが患者かんじゃみんなのゆめです。臨床りんしょう試験しけんのことをほかの患者かんじゃにもつたえたいです」とはなしました。

写真しゃしん説明せつめい】ALSしん治療ちりょうやく 来月らいげつにも臨床りんしょう試験しけん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/10 「ALS患者かんじゃ男性だんせい松本まつもとさんみやび試合しあい観戦かんせん
 『信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん
http://www.shinmai.co.jp/news/20110710/KT110709SJI090014000.html

「ALS患者かんじゃ男性だんせい松本まつもとさんみやび試合しあい観戦かんせん
07がつ10日とおか
 松本まつもとアルウィンで9にちよるおこなわれた日本にっぽんフットボールリーグ(JFL)まつ本山もとやまみやびFCの試合しあいを、全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょうごかなくなるすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の松本まつもと男性だんせい(53)が観戦かんせんした。自宅じたくじこもりがちになる男性だんせいそうと、家族かぞく主治医しゅじいらが同行どうこうして支援しえんやまみやびがわ人工じんこう呼吸こきゅう電源でんげん確保かくほするなどおおくのささえで観戦かんせん実現じつげんした。
 男性だんせいは2009ねんがつにALSと診断しんだんされ、7がつ人工じんこう呼吸こきゅう装着そうちゃくいま自力じりきうごかせるのはかお筋肉きんにくだけになり、会話かいわ男性だんせいつま(52)が透明とうめい文字もじばん使つかい、まぶたのうごきで文字もじひとひとって“通訳つうやく”している。
 当初とうしょ病気びょうき悲観ひかんてきになっていた男性だんせいえたのが、主治医しゅじいのあかはね内科ないか神経しんけい内科ないか医院いいん松本まつもと)の唐木からき千穂ちほ院長いんちょう(41)のはたらけだった。「してほしいことはなにでもってください」「このままかせきりにはさせませんよ」…。男性だんせいしんうごかされ、外出がいしゅつするための訓練くんれんかさねた。
 昨年さくねんがつ、まず、男性だんせい好物こうぶつのそばをべるツアーを実現じつげんむすめ(17)や唐木とうぼく院長いんちょうがサッカーきだったことから、昨年さくねん11がつ今年ことしがつにはやまみやび試合しあい観戦かんせん実現じつげんした。今回こんかいはつのナイトゲーム。家族かぞくにんくわ唐木とうぼく院長いんちょう医療いりょう関係かんけい支援しえんしゃけい10にんあまりおとずれた。やまみやびてぃーシャツをむねにかけて応援おうえんした男性だんせいは「選手せんしゅ頑張がんばっている姿すがた勇気ゆうきづけられる。気持きもれてくれるやまみやび感謝かんしゃしたい」とよろこびをあらわした。
 やまみやびがわ支援しえん前向まえむきだ。人工じんこう呼吸こきゅうたん吸引きゅういんのための電源でんげんくるまいすせき敷設ふせつしたほか、トイレ処理しょりをするブースを通路つうろ設置せっちするなど準備じゅんびととのえた。やまみやび後援こうえんかい風間かざま敏行としゆき専務せんむ理事りじ(48)は「観戦かんせんして前向まえむきになってもらえるなら、いつでも遠慮えんりょなくてほしい」とはなす。男性だんせいは、10にちのファン感謝かんしゃデーにも参加さんかする予定よていだ。

写真しゃしん説明せつめいおおくの支援しえん松本まつもとさんみやび試合しあい観戦かんせんするALSの男性だんせいみぎ)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/11 「ALS:新薬しんやく治験ちけん動物どうぶつ生存せいぞん期間きかん1.6ばい−−東北大とうほくだい病院びょういん
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/life/health/medical/news/20110711dde001040059000c.html

「ALS:新薬しんやく治験ちけんへ 動物どうぶつ生存せいぞん期間きかん1.6ばい−−東北大とうほくだい病院びょういん
 全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょうごかなくなる「すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)」の進行しんこうおくらせる新薬しんやく臨床りんしょう試験しけん治験ちけん)が、東北大とうほくだい病院びょういん仙台せんだい)で今月こんげつちゅうにもはじまる見通みとおしとなった。動物どうぶつ実験じっけん発症はっしょう生存せいぞん期間きかんが1・6ばいびることが確認かくにんされており、治験ちけん安全あんぜんせい有効ゆうこうせい確認かくにんできれば、ALS治療ちりょう選択肢せんたくしひろがると期待きたいされる。
 ALSは運動うんどうニューロン(神経しんけい細胞さいぼう)が次々つぎつぎ死滅しめつし、のうからの指令しれい筋肉きんにくつたえられなくなる。呼吸こきゅうのための筋肉きんにくうごかせなくなるが、知覚ちかく正常せいじょうたもたれるため、「もっと過酷かこく神経しんけい難病なんびょう」とわれる。推定すいてい患者かんじゃすう国内こくないやく8500にん世界せかいで35まんにん発症はっしょうすると3〜5ねんで80%以上いじょう死亡しぼうする。
 東北大とうほくだい青木あおきただしこころざし教授きょうじゅ神経しんけいない科学かがく)らのチームは、おやから遺伝いでんするかたのALSで、発症はっしょうかかわる遺伝子いでんし発見はっけん。この遺伝子いでんし操作そうさし、ALSを発症はっしょうさせたラットをつくった。ラットに、細胞さいぼう増殖ぞうしょくさせるはたらきのあるHGF(きも細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし)というたんぱくしつ投与とうよすると、発症はっしょうから死亡しぼうまでの期間きかん平均へいきんで17にちから27・5にちびた。HGFが運動うんどうニューロンの死滅しめつふせぎ、進行しんこうおくらせたとみられる。
 霊長れいちょうるいでも安全あんぜんせいたしかめ、今月こんげつにち医薬品いやくひん医療いりょう機器きき総合そうごう機構きこうから治験ちけん開始かいし承認しょうにんた。11にちにも東北大とうほくだい病院びょういん治験ちけん審査しんさ委員いいんかい審査しんさけ、承認しょうにんされれば治験ちけん参加さんかしゃ募集ぼしゅうする。参加さんかには、発症はっしょうねん以内いないでがんになったことがないなどをたす必要ひつようがある。希望きぼうしゃ主治医しゅじいつう東北大とうほくだい病院びょういん治験ちけん専用せんようファクス(022・728・3455)に連絡れんらくする。【西川にしかわたく
毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん7がつ11にち 東京とうきょう夕刊ゆうかん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/15 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、三重みえけんはつ開催かいさい〜“NPO×行政ぎょうせい×大学だいがく×企業きぎょう”でITコミュニケーション支援しえん可能かのうせいさぐる〜」
 『Web担当たんとうしゃForum (プレスリリース)』
http://web-tan.forum.impressrd.jp/r/n2u/items/87638

「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、三重みえけんはつ開催かいさい〜“NPO×行政ぎょうせい×大学だいがく×企業きぎょう”でITコミュニケーション支援しえん可能かのうせいさぐる〜
企業きぎょうリリース情報じょうほう - ソフトウェア・システム開発かいはつ - 2011ねん07がつ15にち(金)きん
[日本電気にほんでんき株式会社かぶしきがいしゃ]
------------------------------------------------------------
<NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ
http://www.nec.co.jp/community/ja/it/communication.html
------------------------------------------------------------

2011ねんがつ15にち

NECは、NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたいちゅう1)および三重みえけん難病なんびょう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかいきょうはたらかし、ALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)やきんジストロフィーとう神経しんけいすじ難病なんびょう患者かんじゃ中心ちゅうしんとした重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃのITコミュニケーション支援しえん目的もくてきとした「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいします。詳細しょうさいつぎのとおりです。

1.にち とき:2011ねん7がつ23にち)10:00〜16:50、7がつ24にち)10:00〜16:00
2.かい 三重大学みえだいがく医学部いがくぶ看護かんご学科がっか3Fの講義こうぎしつ3
      三重みえけん江戸えどきょう2-174 TELてる:059(231)5432
  3.あるじ 催:NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
4.とも 催:三重みえけん難病なんびょう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかい
5.きょう さん:NEC
6.参加さんかしゃ医療いりょう従事じゅうじしゃ看護かんご療法りょうほう、ケアマネージャーとう)を中心ちゅうしんやく50めい
7.ない よう文末ぶんまつ別紙べっしをご参照さんしょうください。

ほん講座こうざは、NECの社会しゃかい貢献こうけん活動かつどうひとつで、すべてのひとやさしい情報じょうほう社会しゃかい実現じつげん目的もくてきとしたプログラム“NEC IT CONNECTION”(ちゅう2)の一環いっかんとして、2008年度ねんどにスタートしたプログラムです。ほん講座こうざ修了しゅうりょうも、最終さいしゅう受益じゅえきしゃである重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ実際じっさいにITコミュニケーション出来できるよう、継続けいぞくてきフォロー(受講じゅこうしゃからの相談そうだん対応たいおう・アドバイスやコミュニケーション機器ききとう人的じんてき物的ぶってきサポート)を実施じっしします。
NECでは、今後こんご全国ぜんこくかく地域ちいき医療いりょう機関きかんで「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいし、一人ひとりでもおおくの重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ自由じゆうにITコミュニケーションすることができ、社会しゃかいとつながることを目指めざしていきます。
以上いじょう

本件ほんけんかんするお客様きゃくさまからのおわせさき
NEC CSR推進すいしん社会しゃかい貢献こうけんしつ 池田いけだ
電話でんわ:(03)3798-9555
E-Mail:s-ikeda@cw.jp.nec.com

別紙べっし
【カリキュラム】
1にち
10:00 開会かいかいにあたり
10:10 コミュニケーションについて(ICT救助きゅうじょたい 仁科にしな恵美子えみこ)
    文字もじばん実習じっしゅう携帯けいたいがた会話かいわ補助ほじょ機器きき体験たいけん(レッツチャット、ペチャラ、トーキングエイド)
11:30 つてしん (ICT救助きゅうじょたい 今井いまい啓二けいじ)
12:15 昼食ちゅうしょく
13:00 オペレートナビ (NEC 鈴木すずき信幸のぶゆき)
14:00 スイッチの適合てきごう川村かわむら義肢ぎし 日向野ひがの和夫かずお
16:00 希望きぼうしゃのみ工作こうさく実習じっしゅう「ゲームパッドの改造かいぞう」(ICT救助きゅうじょたい 今井いまい啓二けいじ)
17:00 終了しゅうりょう

2にち
10:00 オペレートナビの応用おうよう(NEC 鈴木すずき信幸のぶゆき
11:00 フリーソフトの活用かつようHeartyLadder(ICT救助きゅうじょたい 仁科にしな恵美子えみこ)
12:00 昼食ちゅうしょく
13:00 工作こうさく実習じっしゅう「オリジナル入力にゅうりょくスイッチ製作せいさく」(ICT救助きゅうじょたい 今井いまい啓二けいじ)
15:00 まとめALS、すじジスとう神経しんけい難病なんびょう支援しえんについて(日本にっぽんALS協会きょうかい東京とうきょう支部しぶ 山本やまもと摂氏せっし
16:00 終了しゅうりょう

ちゅう1)NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
http://rescue-ict.sakura.ne.jp/
NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかいhttp://www.sakura-kai.net/)を中心ちゅうしんに、IT支援しえんボランティア団体だんたい活動かつどうをしたり、訪問ほうもん看護かんご事業じぎょうとう従事じゅうじしているものが、横断おうだんてき情報じょうほう共有きょうゆう活動かつどう推進すいしんしていくために2010ねん1がつ17にち結成けっせい活動かつどう内容ないようは、おもにICT (Information & Communication Technology - 情報じょうほう通信つうしん技術ぎじゅつ-) を活用かつようした難病なんびょう患者かんじゃ重度じゅうど障害しょうがいしゃのコミュニケ―ション支援しえんとうおこなっています。

ちゅう2)NEC IT CONNECTION
NECは、さまざまな要因よういんによって社会しゃかいてき孤立こりつしているひとたちが、「IT」を活用かつようすることで自由じゆうにコミュニケーションがとれるようになり、これによって「ひと」や「社会しゃかい」とのつながりをつことができるようになるだろうとかんがえています。このような、NECが「デジタルデバイド解消かいしょう」を目的もくてきとして社会しゃかい貢献こうけん活動かつどう総称そうしょうして「NEC IT CONNECTION」とんでいます。」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/24 表情ひょうじょうくるまいす操作そうさ 宮崎大みやざきだい開発かいはつすすむ」
 『宮崎みやざきにちにち新聞しんぶん
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=39603&catid=74

 「表情ひょうじょうくるまいす操作そうさ 宮崎大みやざきだい開発かいはつすす
2011ねん07がつ24にち
 脊髄せきずい損傷そんしょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)などで両手りょうて不自由ふじゆうとなったひとらしをささえようと、宮崎大学みやざきだいがく工学部こうがくぶかお表情ひょうじょう眼球がんきゅううごきでくるまいすやパソコン(PC)を操作そうさする福祉ふくし機器きき開発かいはつすすめている。
 移動いどう周囲しゅういとのコミュニケーションが容易よういになり、利用りようしゃ生活せいかつしつ向上こうじょうさせるのがねらい。ちかくモニターテストをスタートし、2ねん実用じつよう目指めざす。
 研究けんきゅうしているのは、電気でんき電子でんし工学科こうがっか田村たむら宏樹ひろきじゅん教授きょうじゅのグループ。筋肉きんにく収縮しゅうしゅくするとき発生はっせいする「表面ひょうめんすじ電位でんい」や、眼球がんきゅううごかすさいの「電位でんい」をり、電動でんどうくるまいすやPCを操作そうさする仕組しくみ。
詳細しょうさいは24にちづけ朝刊ちょうかん、または携帯けいたいサイトで)

写真しゃしん説明せつめい宮崎大みやざきだい研究けんきゅう開発かいはつすすむ、かお表情ひょうじょう変化へんかさせて操作そうさする電動でんどうくるまいす=宮崎大学みやざきだいがく」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/26 難病なんびょう患者かんじゃ 生活せいかつ支援しえんおくれ」
 『読売新聞よみうりしんぶん
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/trend/ansin/20110726-OYT8T00816.htm?from=yoltop

難病なんびょう患者かんじゃ 生活せいかつ支援しえんおく

 難病なんびょう患者かんじゃは「制度せいど谷間たにま」にあり、様々さまざま支援しえんけにくいとくけど、どういうこと?
医療いりょう助成じょせい以外いがいは「制度せいど谷間たにま

 深刻しんこく症状しょうじょうつづき、治療ちりょうほう確立かくりつしていない難病なんびょう患者かんじゃへの支援しえんは、これまでおも医療いりょうめんすすめられてきた。くに指定していする特定とくてい疾患しっかんには、医療いりょう負担ふたん全部ぜんぶ一部いちぶ公費こうひ助成じょせいする制度せいどがある。1972ねん制度せいど開始かいしの4疾患しっかんから対象たいしょうひろがり、いまや56疾患しっかんに。受給じゅきゅうしゃしょう交付こうふは2009年度ねんどやく68まんけんたっした。しかし一方いっぽうで、生活せいかつ就労しゅうろうへのサポートはおくれている。
 断続だんぞくてき周期しゅうきてき悪化あっかかえ難病なんびょう場合ばあい症状しょうじょうおもいときには食事しょくじものなど家事かじ手助てだすけが必要ひつようになる。闘病とうびょうしながらの仕事しごと継続けいぞく治療ちりょうさい就職しゅうしょくにもおおきな困難こんなんがある。だが、介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうのサービスの対象たいしょうにならない「制度せいど谷間たにま」にある患者かんじゃおおく、必要ひつよう支援しえんられていない。
 介護かいご保険ほけん訪問ほうもん介護かいご看護かんごなどのサービスをけられるのは原則げんそく65さい以上いじょう。パーキンソンびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょうなど、介護かいご保険ほけん特定とくてい疾病しっぺいてはまる場合ばあいでも40さいから。若年じゃくねん患者かんじゃ対象たいしょうでない。
 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうによる介護かいご就労しゅうろう支援しえんなどをけるには、原則げんそくとして身体しんたい障害しょうがいしゃ手帳てちょうっていなければならない。手帳てちょう対象たいしょう臓器ぞうき疾患しっかんべつめられ、これに該当がいとうしない膵臓すいぞうすいぞう疾患しっかんなどの難病なんびょう患者かんじゃは、病状びょうじょうおもくなっても手帳てちょうはもらえない。
 手帳てちょうたないことは、就職しゅうしょくさいにもハンデとなる。企業きぎょうせられた障害しょうがいしゃ法定ほうてい雇用こようりつ(1・8%)にカウントされないため、企業きぎょう採用さいよう消極しょうきょくてきになるケースがあるからだ。
 難病なんびょう患者かんじゃ介護かいご家事かじ支援しえん利用りようできる「難病なんびょう患者かんじゃとう居宅きょたく生活せいかつ支援しえん事業じぎょう」がもうけられたが、実施じっししている自治体じちたい全体ぜんたいの4わり程度ていどと、いまたよれる制度せいどがないのが実情じつじょうだ。障害しょうがいしゃ政策せいさく見直みなおしを目指めざ内閣ないかくさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎでは、難病なんびょうふくめた支援しえん対象たいしょう拡大かくだい論点ろんてんひとつとなっている。
 また、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは、くすり入手にゅうしゅ困難こんなんになったり、孤立こりつしたりした難病なんびょう患者かんじゃ目立めだった。安否あんぴ確認かくにんから避難ひなん生活せいかつ医療いりょう機関きかん受診じゅしん支援しえんまで、災害さいがい難病なんびょう患者かんじゃささえるネットワークづくりも今後こんご課題かだいだ。(梅崎うめさき正直まさなお
(2011ねん7がつ26にち 読売新聞よみうりしんぶん

写真しゃしん説明せつめい医療いりょう公費こうひ助成じょせいけられる56疾患しっかん
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20110726-OYT9I00808.htm
作図さくず デザイン 吉田よしだひとし」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/27 「ALS:難病なんびょう勇気ゆうき発信はっしん 中野なかのさんのブログが話題わだい−−佐賀さが /佐賀さが
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110727ddlk41040395000c.html

「ALS:難病なんびょう勇気ゆうき発信はっしん 中野なかのさんのブログが話題わだい−−佐賀さが /佐賀さが

 ◇くるしむひとたちにエール
 ◇両足りょうあしでマウスあやつ入力にゅうりょく

 全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょよわまっていく難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう」(ALS)をわずらい、人工じんこう呼吸こきゅうけて生活せいかつする佐賀さが大和やまとまち中野なかのげんさんさん(56)が開設かいせつしたブログが話題わだいんでいる。わずかにうごあしゆびでマウスを操作そうさし、食事しょくじ様子ようすや、みずからが昨年さくねん設立せつりつした介護かいご事業じぎょうしょ活動かつどう紹介しょうかい難病なんびょういつつ仕事しごと食事しょくじたのしもうと日々ひびごす姿すがたは、おおくのひと勇気ゆうきあたえている。【蒔田まきた備憲】

 中野なかのさんは94ねん、39さいときにALSを発症はっしょうした。00ねんにはたきりとなり、06ねん人工じんこう呼吸こきゅうけた。いま病気びょうき進行しんこうまっているが、自分じぶん意思いしうごくのはあしゆびなどごく一部いちぶだ。

 ブログのタイトルは「ALSになって、いまおもうこと〜!」(http://ameblo.jp/gk4m61/)。3がつまつからはじめた。

 発症はっしょうした経緯けいいや、手足てあしうごかなくなることへの不安ふあん介護かいごけながらも日々ひび生活せいかつたのしんでいる様子ようすを、右足みぎあし左足ひだりあしふたつのマウスをあやつり、毎日まいにちやくあいだかけて入力にゅうりょくしている。今年ことしがつ27にちのブログでは、おなじようにくるしむひとたちにエールをおくった。

 たとえ運命うんめいちからさからえずに、病気びょうきが、さらに進行しんこうしても、それは、身体しんたいだけであって、いくらおそろしいALSと病気びょうきでも、ぼくしあわせとかんじる「こころ」までは絶対ぜったいうばえない、「ザマアミロ」っておもった。

 (中略ちゅうりゃく

 その不思議ふしぎなことがこった! ALSの進行しんこうまった!

 (中略ちゅうりゃく

 人生じんせいなにこるかからないよ!

 だ・か・ら、あきらめるのははやすぎるよ!

 ブログでは、中野なかのさんが代表だいひょうつとめる介護かいご事業じぎょうしょ「メティエ」も紹介しょうかいされている。ALSや重度じゅうど障害しょうがいしゃけにヘルパーを派遣はけんしているが、会議かいぎ資料しりょうつくり、ヘルパーに指示しじするのも中野なかのさんの役割やくわりだ。6にんのヘルパーは、全員ぜんいん作業さぎょうむずかしい「たんの吸引きゅういん」もこなすことができる。

 ブログへのアクセスは1にちやく1000けんになった。「げんさんさんのブログが、かくしているわたし自身じしんしんうちあらわしているようです」「記事きじむといつも元気げんきをもらえます」。そうした読者どくしゃからのコメントが中野なかのさんを元気げんきづけるが、不安ふあんがないわけではない。

 いま安定あんていしている症状しょうじょうも、いつ進行しんこうするかからない。それでも「病気びょうきのことを『ひとごと』とおもえるくらい、毎日まいにちたのしい。なれのての姿すがたせて、それでも、きるのはたのしいんだよってつたえたいんですよ」。くしゃっとした笑顔えがおで、中野なかのさんは充実じゅうじつかん表現ひょうげんした。

毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん7がつ27にち 地方ちほうばん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/30 「インディペンデント映画えいが母親ははおやてき存在そんざい、ポリー・プラットさんが死去しきょ
 『シネマトゥデイ』
http://www.cinematoday.jp/page/N0034217

 「インディペンデント映画えいが母親ははおやてき存在そんざい、ポリー・プラットさんが死去しきょ
2011ねん7がつ30にち 1319ふん
 [シネマトゥデイ映画えいがニュース] 映画えいが『プリティ・ベビー』や『マップ・オブ・ザ・ワールド』の脚本きゃくほん執筆しっぴつし、さらに『ブロードキャスト・ニュース』や『ローズ戦争せんそう 』の製作せいさくそう指揮しき担当たんとうしてきたポリー・プラットさんがくなったことがロサンゼルス・タイムズによってあきらかになった。72さいだった。
 ポリー・プラットさんは、27にち水曜日すいようび)にブルックリンの自宅じたくでルー・ゲーリックびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)でくなったと、彼女かのじょむすめアントニア・ボグダノヴィッチがつたえたようだ。彼女かのじょは、元夫もとおピーター・ボグダノヴィッチのもと、映画えいが『ラスト・ショー』や『あい追憶ついおく日々ひび』などでプロダクション・デザイナーをつとめ、そのはプロデューサーとして『ブロードキャスト・ニュース』や『ハリウッド・トラブル』などの作品さくひん手掛てがけてきた。
 彼女かのじょは、1970年代ねんだいのまだ女性じょせい指揮しきることのすくない時代じだい活躍かつやくし、その女性じょせいフィルムメイカーに影響えいきょうあたえた逸材いつざいで、80年代ねんだいにはジェームズ・L・ブルックスとタッグをみ、かれともいくつか作品さくひん制作せいさくしただけでなく、ジェームズのプロダクション・カンパニー、グレイシー・フィルムズのふく社長しゃちょう兼任けんにんしてきた。
 このポリーの訃報ふほうについてジェイムズは「彼女かのじょは、ガソリンスタンドでガスをれるさいでも、だれかを監視かんししているような人物じんぶつで、そんな彼女かのじょはチームワークの必要ひつよう映画えいがでは、かならずチームを機能きのうさせてきた。彼女かのじょがその撮影さつえい現場げんば)にることが母親ははおやのような役割やくわりでもあったんだ。彼女かのじょにとって映画えいがはすべてで、そんな彼女かのじょにはエゴイズムはなかったよ」とコメントをのこしている。ご冥福めいふくをおいのりしたい。 (細木さいき信宏のぶひろ/Nobuhiro Hosoki)

写真しゃしん説明せつめい】ポリー・プラットさんのご冥福めいふくをおいのりいたします - Michael Bezjian / WireImage / Getty Images」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/07/30 おんな気持きもち:いのり 愛知あいちけん春日井かすがい野村のむら久美子くみこ主婦しゅふ・59さい)」
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/life/kimochi/news/20110730ddq013070004000c.html

 「おんな気持きもち:いのり 愛知あいちけん春日井かすがい野村のむら久美子くみこ主婦しゅふ・59さい
 生後せいごカ月かげつまごていると、日々ひび成長せいちょうぶりがよくかる。にこっとわらはじめたのが、いまではかおちゅう筋肉きんにくうごかし、満面まんめんみをりまいている。友人ゆうじんから「もうじき自分じぶんあしをなめるわよ」とわれていたが、なるほど器用きようあし口元くちもとっていくではないか。
 順調じゅんちょうそだってうれしい半面はんめん友人ゆうじんYさんのことをおもうとしんからよろこべない。今年ことしがつ彼女かのじょすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう診断しんだんされた。全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょうごかなくなり、会話かいわすこしずつ困難こんなんになってきた。まごがアーとかオーとかって母親ははおやぶようになったのに、彼女かのじょしたちからめなければ明瞭めいりょう言葉ことばはっせられない。
 幼少ようしょう健康けんこう優良ゆうりょうとして表彰ひょうしょうされたという丈夫じょうぶからだ虫歯むしばもなし。白髪はくはつもほとんど見当みあたらないので、みなからうらやましがられていた。それが2ねんまえ、60さいぎたころから、こしいたい、うでがしびれるときゅう医者いしゃがよいがはじまり、精密せいみつ検査けんさ難病なんびょう判明はんめいした。
 彼女かのじょ場合ばあいしゅ原因げんいんはストレス。いろいろとおもなやむことはあったようだが、仲間なかまないしていたので、本人ほんにん周囲しゅういもストレスをためこんでいたとは想像そうぞうがいだった。先日せんじつ新聞しんぶん東北大とうほくだいすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう進行しんこうおくらせる新薬しんやく治験ちけんはじめるとあったので、大変たいへんうれしくなって彼女かのじょ電話でんわをすると、勇気付ゆうきづけられるとよろこんでいた。
 来春らいしゅんまごあるけるようになったころ、彼女かのじょまじえて散歩さんぽができたらいいなあといのねがっている。」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/03 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、山陰さんいん地方ちほうはつ開催かいさい
 『News2u.net (プレスリリース)』
http://www.news2u.net/releases/88310

「2011ねん08がつ03にち 1340ふん
【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、山陰さんいん地方ちほうはつ開催かいさい
〜“NPO×行政ぎょうせい×企業きぎょう”で、ITコミュニケーションを支援しえん
日本電気にほんでんき株式会社かぶしきがいしゃ

2011ねんがつにち

NECは、NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたいちゅう1)および三重みえけん難病なんびょう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかいきょうはたらかし、ALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)やきんジストロフィーとう神経しんけいすじ難病なんびょう患者かんじゃ中心ちゅうしんとした重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃのITコミュニケーション支援しえん目的もくてきとした「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいします。
詳細しょうさいは、下記かきのとおりです。

にち とき
2011ねん8がつ6にち)10:00〜18:00 8がつ7にち)10:00〜16:00
かい 
ハートピア出雲いずも/いずも福祉ふくし用具ようぐプラザ
(島根しまねけん出雲いずも武志たけしまち693-4)  TEL 0853-23-2121

おも 催:NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
とも 催:島根しまね難病なんびょう研究所けんきゅうじょ しまね難病なんびょう相談そうだん支援しえんセンター
きょう さん:NEC
参加さんかしゃ
医療いりょう従事じゅうじしゃ看護かんご保健ほけん療法りょうほう、ケアマネージャーとう)を中心ちゅうしんやく30めい
ない よう文末ぶんまつ別紙べっしをご参照さんしょうください。

ほん講座こうざは、NECの社会しゃかい貢献こうけん活動かつどうひとつで、すべてのひとやさしい情報じょうほう社会しゃかい実現じつげん目的もくてきとしたプログラム“NEC IT CONNECTION”(ちゅう2)の一環いっかんとして、2008年度ねんどにスタートしたプログラムです。ほん講座こうざ修了しゅうりょうも、最終さいしゅう受益じゅえきしゃである重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ実際じっさいにITコミュニケーション出来できるよう、継続けいぞくてきフォロー(受講じゅこうしゃからの相談そうだん対応たいおう・アドバイスやコミュニケーション機器ききとう人的じんてき物的ぶってきサポート)を実施じっしします。

NECでは、今後こんご全国ぜんこくかく地域ちいき医療いりょう機関きかんで「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいし、一人ひとりでもおおくの重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ自由じゆうにITコミュニケーションすることができ、社会しゃかいとつながることを目指めざしていきます。

以上いじょう


本件ほんけんかんするお客様きゃくさまからのおわせさき
 NEC CSR推進すいしん社会しゃかい貢献こうけんしつ 池田いけだ
 電話でんわ:(03)3798−9555
 E-Mail:s-ikeda@cw.jp.nec.com


文末ぶんまつ別紙べっし
【カリキュラム】
がつにち
10:00〜16:00
 コミュニケーション機器ききについて
 つてしん・オペレートナビ・スイッチの適合てきごう

16:00〜18:00
 工作こうさく実習じっしゅう「ゲームパッドの改造かいぞう」(希望きぼうしゃのみ)

がつにち
10:00〜16:00
 工作こうさく実習じっしゅう 「オリジナルスイッチの作製さくせい
 フリーソフトHearty Ladder、つてしんorオペレートナビの応用おうよう
 質問しつもんコーナー

内容ないよう若干じゃっかん変更へんこうがあることがあります。

ちゅう1)NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい
http://rescue-ict.sakura.ne.jp/
NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかいhttp://www.sakura-kai.net/中心ちゅうしんに、IT支援しえんボランティア団体だんたい活動かつどうをしたり、訪問ほうもん看護かんご事業じぎょうとう従事じゅうじしているものが、横断おうだんてき情報じょうほう共有きょうゆう活動かつどう推進すいしんしていくために2010ねん1がつ17にち結成けっせい活動かつどう内容ないようは、おもにICT (Information & Communication Technology - 情報じょうほう通信つうしん技術ぎじゅつ-) を活用かつようした難病なんびょう患者かんじゃ重度じゅうど障害しょうがいしゃのコミュニケ―ション支援しえんとう

ちゅう2)NEC IT CONNECTION
NECは、さまざまな要因よういんによって社会しゃかいてき孤立こりつしているひとたちが、「IT」を活用かつようすることで自由じゆうにコミュニケーションがとれるようになり、これによって「ひと」や「社会しゃかい」とのつながりをつことができるようになるだろうとかんがえています。このような、NECが「デジタルデバイド解消かいしょう」を目的もくてきとして社会しゃかい貢献こうけん活動かつどう総称そうしょうして「NEC IT CONNECTION」とんでいます。」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/05 訃報ふほう山下やましたおさむさん 73さいもとくしあいだ市立しりつ大平おおひらしょう校長こうちょう宮崎みやざき
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110805ddlk45060657000c.html

訃報ふほう山下やましたおさむさん 73さいもとくしあいだ市立しりつ大平おおひらしょう校長こうちょう /宮崎みやざき
 山下やましたおさむさん 73さい(やました・おさむ=もとくしあいだ市立しりつ大平おおひらしょう校長こうちょう)3にちすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょうのため死去しきょ葬儀そうぎは6にち午後ごご宮崎みやざき清武きよたけまち加納かのう866の1のプリエール宮崎みやざき清武きよたけホール。自宅じたく宮崎みやざき清武きよたけまち今泉いまいずみ476の4。喪主もしゅつま靖子やすこさん。
毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん8がつ5にち 地方ちほうばん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/08 「「停電ていでん弱者じゃくしゃ」のそだて 人工じんこう呼吸こきゅう使つかきょうのALS患者かんじゃ集会しゅうかい計画けいかく
 『京都きょうと新聞しんぶん
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110808000019

「「停電ていでん弱者じゃくしゃ」のそだて 人工じんこう呼吸こきゅう使つかきょうのALS患者かんじゃ集会しゅうかい計画けいかく
 電力でんりょく供給きょうきゅう不足ふそく問題もんだいになるなか京都きょうと人工じんこう呼吸こきゅう使つか在宅ざいたくらす難病なんびょう患者かんじゃ重度じゅうど障害しょうがいしゃが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい福島ふくしまけん計画けいかく停電ていでん実施じっしされた千葉ちばけん生命せいめい危機きき直面ちょくめんした人工じんこう呼吸こきゅう患者かんじゃ京都きょうとまねき、9月くがつ集会しゅうかいひらく。府内ふないでは在宅ざいたく人工じんこう呼吸こきゅう吸引きゅういん使つかう「停電ていでん弱者じゃくしゃ」の実態じったいさえ把握はあくされておらず、当事とうじしゃ同士どうし連携れんけい構築こうちく目指めざす。
 びかけているのは、すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)患者かんじゃ増田ますだ英明ひであきさん(68)=左京さきょう=と、きんジストロフィー患者かんじゃでNPO法人ほうじん「ゆに」代表だいひょう佐藤さとうけんさん(27)=右京うきょう=。ともに人工じんこう呼吸こきゅう装着そうちゃくし、在宅ざいたくでヘルパーの介助かいじょらしている。
 増田ますださんは「どう危機ききをしのいだのか、経験けいけんまなび、京都きょうとでも平時へいじからひときずくきっかけにしたい」とはなしている。
 千葉ちばのALS患者かんじゃなどが利用りようする介護かいご事業じぎょうしょは「突然とつぜん計画けいかく停電ていでんで、呼吸こきゅう内蔵ないぞう電源でんげん説明せつめいしょ半分はんぶんしかたなかったり、エアマットの空気くうきけるなど対応たいおうわれた。懐中かいちゅう電灯でんとうらしながらのたん吸引きゅういん綱渡つなわたりだった」とかえる。
 増田ますださんなどのびかけに、障害しょうがいしゃでつくる日本にっぽん自立じりつ生活せいかつセンター(JCIL・みなみ)や難病なんびょう患者かんじゃ支援しえんしゃ立命館大りつめいかんだい生存せいぞんがく研究けんきゅうセンターがおうじ、9月くがつ18にち開催かいさい準備じゅんびすすめている。福島ふくしま独居どっきょ生活せいかつするALS患者かんじゃらの参加さんか予定よていしている。
 バッテリーなど停電ていでんへのそなえについても情報じょうほう交換こうかんする予定よていわせは、JCIL自立じりつ支援しえん事業じぎょうしょTELてる075(682)7950。
【 2011ねん08がつ08にち 0908ふん

写真しゃしん説明せつめい人工じんこう呼吸こきゅう使つかって在宅ざいたくらすALS患者かんじゃ増田ますださん(写真しゃしんみぎ)ときんジストロフィーの佐藤さとうさん(写真しゃしん中央ちゅうおう)=京都きょうときた立命館大りつめいかんだい+」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/11 「(いまつたえたい)世界せかいですしにぎゆめ、もう一度いちど 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい
 『朝日新聞あさひしんぶん

「(いまつたえたい)世界せかいですしにぎゆめ、もう一度いちど 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい
文末ぶんまつの=以下いか避難ひなんさきなど)
 ◆岩手いわて
 東京とうきょう杉並すぎなみ三嶋みしまひろしさん(47)「故郷こきょう陸前高田りくぜんたかたで『けんかななゆう』があるのでくるまで10あいだかけてかえり、地元じもとのこったおとうとさとる(さとし)(42)と参加さんかしました。こちらのいえ職場しょくばながされ、避難ひなんしょらしていましたが、5がつ東京とうきょうました。魚屋さかなやだったこともあって、すし職人しょくにんになって海外かいがいはたらいてみようと。津波つなみなにもかもくして、もう一度いちど人生じんせいさい出発しゅっぱつとして、むかしからのゆめにかけてみようと決意けついしたんです。んでいる西荻にしおぎくぼのアパートは被災ひさいしゃ支援しえんのサイトでみつけたもので、無償むしょうしてもらってます。いま神田かんだのすしでアルバイトして資金しきんをためて、10がつからすし専門せんもん学校がっこうに1年間ねんかんかよいます。うまいすしをにぎれる職人しょくにんになって、世界中せかいじゅうけめぐりたいです」=陸前高田りくぜんたかた気仙けせんまち
 ◆宮城みやぎ
 東京とうきょう府中ふちゅう小柳こやなぎ尚子しょうこさん(33)「出産しゅっさんのため、宮城みやぎけん塩釜しおがま実家じっか里帰さとがえりしていました。3月さんがつ11にち午後ごごふん義弘よしひろ元気げんき産声うぶごえ分娩ぶんべん(ぶんべん)しつひびわたり、ホッとした気分きぶんでした。2かい病室びょうしつもどり、はじめての母乳ぼにゅうませわった直後ちょくご、ベッドからちそうになるほどのはげしいれにおそわれました。その津波つなみせてくるかもしれないとの情報じょうほうながれ、帝王切開ていおうせっかい麻酔ますいれていないわたしやく10にんのスタッフがシーツごとげて、3かいまで移動いどうしてくれました。一生いっしょうわすれることのないあのから5カ月かげつ夏休なつやすみを利用りようしてひさしぶりに塩釜しおがまもどってきました。病院びょういん先生せんせいやスタッフのみなさん、義弘よしひろ元気げんきそだっています」=宮城みやぎけん七ケ浜しちがはままち海岸かいがん
 ◆福島ふくしま
 飯舘いいたてむら小学しょうがくねん庄司しょうじ優花ゆかさん(9)、どうねん梨花りかさん(6)、大夢だいむ(ひろむ)ちゃん(4)「スクールバスで川俣かわまたまち小学校しょうがっこうかよっている。はや飯舘いいたてもどって、友達ともだち一緒いっしょ勉強べんきょうしたい」(優花ゆかさん)、「夏休なつやすみはいろんなところにって、おもいっきりあそびたい」(梨花りかさん)、「(一緒いっしょらしていたが別々べつべつ避難ひなんしている)じいちゃん、ばあちゃんにいたい」(大夢だいむちゃん)=福島ふくしまの「福島ふくしまわらじまつり」会場かいじょう
     ◇
 みなみ相馬そうま鹿島かしま堀内ほりうち礼子あやこさん(63)「こめつくっていましたが、津波つなみによる塩害えんがいで4〜5ねん無理むりだときます。でも、びっぱなしの雑草ざっそうはなっておけなくて、こうしてっているのです。津波つなみをかぶったでも雑草ざっそうだけは元気げんきですね。一昨年いっさくねんの11がつまつおっとすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)で他界たかい先立さきだたれてからも、おっとならったとおりにこめつくれていたのに。おっととともに難病なんびょうたたかったことをおもし、もう一度いちど頑張がんばります。このあたりは放射線ほうしゃせん影響えいきょうはほとんどいし、いつかまたみなさんに鹿島かしまのおこめべてもらいたい。きっとおっとよろこんでくれるはずです」=自宅じたく周辺しゅうへん

写真しゃしん説明せつめい三嶋みしまひろしさん(みぎ)とおとうとさとるさん
ひだりから小柳こやなぎ尚子しょうこさん、3月さんがつ11にちまれた義弘よしひろちゃん、長男ちょうなん清正きよまさちゃん(2)、実母じつぼ留守るす貞子さだこさん(58)
ひだりから庄司しょうじ優花ゆかさん、梨花りかさん、大夢だいむちゃん
堀内ほりうち礼子あやこさん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/13 希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい いのちまもるバッテリー 人工じんこう呼吸こきゅうし」
 『毎日新聞まいにちしんぶん

希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい いのちまもるバッテリー 人工じんこう呼吸こきゅう
 ◇ALS協会きょうかい福島ふくしま支部しぶなど
 日本にっぽんALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう協会きょうかい福島ふくしまけん支部しぶと、NPO法人ほうじんいわき自立じりつ生活せいかつセンターが、人工じんこう呼吸こきゅう必要ひつよう福島ふくしま県内けんない在宅ざいたく患者かんじゃだい規模きぼ停電ていでんにバッテリーをみをはじめた。病名びょうめいわず、希望きぼうしゃには人工じんこう呼吸こきゅう以外いがい必要ひつようなケアの内容ないよう登録とうろくしてもらい、支援しえんとどきにくい在宅ざいたく患者かんじゃ支援しえん仕組しくみをつくる。
 在宅ざいたく患者かんじゃ場合ばあい家族かぞくやかかりつけの医療いりょう機関きかん以外いがいは、ケアに必要ひつよう資材しざいからず、緊急きんきゅう対応たいおうおくれる心配しんぱいがある。どう支部しぶ運営うんえい委員いいん安田やすだ智美ともみさんによると、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいではけん支部しぶから医療いりょう器具きぐ人工じんこう栄養えいようなどの提供ていきょうけたが、会員かいいんのALS患者かんじゃ以外いがい情報じょうほうられず、十分じゅうぶん活用かつようができなかった。このため、登録とうろくせいれのない迅速じんそく配布はいふ目指めざすという。
 すのはバッテリー22だい。うち10だい国立こくりつ長寿医療研究ちょうじゅいりょうけんきゅうセンター(愛知あいちけん大府おおぶ)から無償むしょう貸与たいよけた。だい規模きぼ停電ていでんになったとき、ライフラインが復旧ふっきゅうするまで登録とうろく患者かんじゃたく無料むりょうとどけ、充電じゅうでんれのバッテリーを回収かいしゅうする。医療いりょう資材しざい提供ていきょうなども検討けんとうしており運搬うんぱん支援しえんもうてくれたNPOがになう。
 「震災しんさいでは物資ぶっし情報じょうほう手元てもとにあるのに必要ひつようひととどけられず、くやしいおもいをした。自宅じたく療養りょうよう重症じゅうしょう患者かんじゃえており、民間みんかんのネットワークをかした仕組しくみをつくりたい」と安田やすださん。わせは、どうセンター電話でんわ0246・68・8927。【大場おおばあい】」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/23 べいだいチームが難病なんびょうALSの原因げんいん特定とくてい新薬しんやく開発かいはつにはずみ」
 『AFPBB News』
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2821748/7666607

べいだいチームが難病なんびょうALSの原因げんいん特定とくてい新薬しんやく開発かいはつにはずみ
2011ねん08がつ23にち 15:54 発信はっしん:パリ/フランス
【8がつ23にち AFP】筋力きんりょく徐々じょじょおとろえていき、最終さいしゅうてきには全身ぜんしんがマヒするすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)。そのALSに共通きょうつうする発症はっしょう原因げんいんのう脊髄せきずいない細胞さいぼう再生さいせいメカニズムが機能きのう不全ふぜんおちいるためだとした研究けんきゅう結果けっかが、21にちえい科学かがくネイチャー(Nature)に発表はっぴょうされた。
 べいノースウエスタンだい(Northwestern University)の研究けんきゅうチームによると、神経しんけいがまひするALSの発症はっしょう原因げんいんは、神経しんけい細胞さいぼうないのたんぱくしつ構成こうせい要素ようそ再生さいせい利用りようするシステムに問題もんだいきるためで、この機能きのう不全ふぜん遺伝いでんがたALS、はつせい遺伝いでんがた)ALS、認知にんちしょうともなうALSのすべてでられた。
 より正確せいかくには、再生さいせいメカニズム機能きのう不全ふぜん原因げんいんはユビキリン2とばれる有機ゆうき化合かごうぶつにあるという。ユビキリン2は神経しんけい細胞さいぼうない欠陥けっかんまたは損傷そんしょうのあるタンパク質たんぱくしつ再生さいせい利用りよううなが役目やくめつ。このため、ユビキリン2がはたらかないと、神経しんけい細胞さいぼうない損傷そんしょうしたタンパク質たんぱくしつ堆積たいせきし、神経しんけい細胞さいぼういちじるしく破壊はかいしてしまう。
 ノースウエスタンだいのティープ・シディーク(Teepu Siddique)教授きょうじゅ神経しんけいがく)は「効果こうかてきなALS治療ちりょうほう発見はっけんにつながるまったあたらしい領域りょういきひらいた」と研究けんきゅう評価ひょうかし、「今後こんごは、ユビキリン2が本来ほんらい機能きのうたすようユビキリン2の経路けいろ制御せいぎょするか最適さいてきさせる薬剤やくざい実験じっけんむ」とはなした。
 ALSは症状しょうじょう進行しんこうすると、手足てあししたのどなどの筋力きんりょくおとろえるため、発話はつわ不明瞭ふめいりょうになり、もの唾液だえきむことや呼吸こきゅう困難こんなんとなる。ALSの患者かんじゃ世界せかいやく35まんにんいるとされ、米国べいこく伝説でんせつてきめい野球やきゅう選手せんしゅルー・ゲーリック(Lou Gehrig)もALSを発症はっしょうして1941ねん死亡しぼうしている。(c)AFP

写真しゃしん説明せつめい】フランス・パリ(Paris)郊外こうがいにある病院びょういん病棟びょうとう(2010ねん12月15にち撮影さつえい資料しりょう写真しゃしん)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/31 難病なんびょうたたかいながら訪問ほうもん看護かんご 静岡しずおか萩原はぎはらさん」
 『静岡新聞社しずおかしんぶんしゃ
http://www.at-s.com/news/detail/100057297.html

難病なんびょうたたかいながら訪問ほうもん看護かんご 静岡しずおか萩原はぎはらさん(8/31 14:24)
 全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょうごかせなくなる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)」をかかえながら、訪問ほうもん看護かんごとして奮闘ふんとうする女性じょせいがいる。萩原はぎはら啓子けいこさん(58)=静岡しずおか駿河するが中田なかだ=は、うつびょう領域りょういき認定にんてい看護かんご資格しかくかし、曲金まがりかね訪問ほうもん看護かんごステーション(同区どうく)ではたらくスタッフの一員いちいんだ。病状びょうじょうすすんであしちからはいらなくなり、2ねんまえから車椅子くるまいす生活せいかつおくる。それでも「はなしができてうごあいだに、まなんだ知識ちしきかしたい」と患者かんじゃのケアにちからそそぐ。
 萩原はぎはらさんは精神せいしん病院びょういんつとめていた4ねんまえ、カウンセリングについて専門せんもんてきまなぼうと、認定にんてい看護かんご資格しかく取得しゅとく決意けついした。2年間ねんかん研修けんしゅうて、2009ねんがつ資格しかく試験しけん合格ごうかくした。
 ALSの告知こくちけたのはその半年はんとしすでに、あしきずってしかあるけなくなっていた。
 絶望ぜつぼうのふちにいた萩原はぎはらさんをすくったのが、曲金まがりかね訪問ほうもん看護かんごステーションの丸山まるやま久美子くみこ所長しょちょうだった。昨秋さくしゅう難病なんびょうケアのNPO法人ほうじん主催しゅさいした伊豆いず旅行りょこう出会であった。萩原はぎはらさんのさくな人柄ひとがられた丸山まるやま所長しょちょうは「資格しかくかさないのはもったいない」とこえけ、スタッフとしてはたらくようすすめた。
 熱意ねついうごかされ、今年ことしがつからしゅうに1?2かい市内しないのうつびょう認知にんちしょう患者かんじゃたく出向でむいている。
 23にちおとずれた市内しない女性じょせい(84)たくでは、体温たいおん血圧けつあつはかったのち最近さいきん出来事できごとからだ具合ぐあいたずねた。おだやかな口調くちょう相手あいて安心あんしんさせる。女性じょせいは「使つかわず、らくはなせる」と笑顔えがおになった。
 病気びょうき治療ちりょう並行へいこうして仕事しごとつづける萩原はぎはらさんを、仕事しごと仲間なかま訪問ほうもん送迎そうげいをするおっと昭典あきのりさん(58)がささえる。感謝かんしゃ気持きもちが仕事しごと原動力げんどうりょくになっているという。
 「家庭かてい患者かんじゃをケアできるように、家族かぞくちからしたい」。そんなおもいで患者かんじゃ家族かぞく面会めんかいし、症状しょうじょうわせた対処たいしょほう指導しどうする。

写真しゃしん説明せつめい訪問ほうもんさき女性じょせい会話かいわする萩原はぎはらさん。1あいだかけて、相手あいて言葉ことばしていく=23にち静岡しずおか駿河するが」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/08/31 「(9/1)ぜん種類しゅるいのALSに共通きょうつうする原因げんいん発見はっけん
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
http://health.nikkei.co.jp/hsn/index.aspx?id=MMHEb1000001092011

「(9/1)ぜん種類しゅるいのALSに共通きょうつうする原因げんいん発見はっけん
 ぜん種類しゅるいすじ委縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)に共通きょうつうする原因げんいん発見はっけんされた。治療ちりょうほう発見はっけんけたみに、はずみがつく可能かのうせいがあるという。ALS(ルー・ゲーリックびょうともばれる)の原因げんいんとなる疾患しっかんプロセス(過程かてい)をめるためのみが長年ながねんつづけられてきているが、これまではさまざまな種類しゅるいのALSに共通きょうつうする疾患しっかんプロセスがあるのかどうかもあきらかにされていなかった。
 今回こんかい研究けんきゅうで、のうおよび脊髄せきずいのニューロンにおける蛋白たんぱくリサイクルシステムの機能きのう不全ふぜんがALSの基盤きばんであることが判明はんめいした。ニューロンが最適さいてき機能きのうするためには、蛋白たんぱく効率こうりつてきなリサイクルが不可欠ふかけつであり、ニューロンが自分じぶん自身じしん修復しゅうふくしたり、維持いじしたりできなくなると深刻しんこく損傷そんしょうける。この問題もんだいは、遺伝いでんせい散発さんぱつせいおよびのうおかすタイプのALSのいずれにもしょうじるものだという。
 えい科学かがく「Nature(ネイチャー)」オンラインばんに8がつ21にち掲載けいさいされた今回こんかい発見はっけんにより、「あらゆるALSに共通きょうつう原因げんいんがあることがあきらかにされ、薬物やくぶつ療法りょうほう共通きょうつう標的ひょうてきしめされた」と研究けんきゅうグループはべている。研究けんきゅう著者ちょしゃであるべいノースウェスタン大学だいがくフェインバーグFeinberg医学部いがくぶ(シカゴ)のTeepu Siddique博士はかせは、この知見ちけんはALSの有効ゆうこう治療ちりょうほう発見はっけんけてあたらしい分野ぶんやひらくものであるとしている。
 研究けんきゅうグループは「この知見ちけんがアルツハイマーびょうやその認知にんちしょうなど、ALS以外いがい神経しんけい変性へんせい疾患しっかん研究けんきゅうにも有用ゆうようなものとなる可能かのうせいがある」と指摘してきしている。ALSは世界せかい推定すいてい35まんにん罹患りかんし、50%は最初さいしょ症状しょうじょうあらわれてから3ねん以内いない死亡しぼうする。患者かんじゃ徐々じょじょ筋力きんりょくうしない、最終さいしゅうてきには麻痺まひによりからだ動作どうさ会話かいわ嚥下えんか(えんげ)、呼吸こきゅうができなくなる。

原文げんぶん

写真しゃしん説明せつめい】ALS患者かんじゃ」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/01 障害しょうがいしゃ外国がいこくじん、「災害さいがい弱者じゃくしゃまもります――名古屋なごや豊橋とよはし中部ちゅうぶそなえは)」
 『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん

障害しょうがいしゃ外国がいこくじん、「災害さいがい弱者じゃくしゃまもります――名古屋なごや豊橋とよはし中部ちゅうぶそなえは)
名古屋なごや 避難ひなんしょ介護かいご要員よういん
豊橋とよはし 外国がいこく防災ぼうさいメール
 中部ちゅうぶ自治体じちたいが、災害さいがい避難ひなん支援しえん必要ひつようとする高齢こうれいしゃ身体しんたい障害しょうがいしゃ外国がいこくじんなどの「災害さいがい弱者じゃくしゃ」をまも仕組しくみづくりをすすめている。愛知あいちけん豊橋とよはしはブラジルじんけにポルトガルでの防災ぼうさい情報じょうほうメールの配信はいしん検討けんとう名古屋なごや介護かいご機能きのうなどをそなえた避難ひなんしょ確保かくほいそぐ。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいをきっかけに対策たいさく必要ひつようせいあらためて注目ちゅうもくされている。
 名古屋なごやは、災害さいがい障害しょうがいしゃらをれることを想定そうていした「福祉ふくし避難ひなんしょ」の拡充かくじゅう検討けんとうしている。現在げんざい指定していされている31施設しせつ老人ろうじんホームなど福祉ふくし施設しせつがほとんどだが、入居にゅうきょしゃへの対応たいおうなどでいっぱいの施設しせつもあり、「実際じっさい災害さいがい発生はっせい可能かのう人数にんずうからない」(健康けんこう福祉ふくしきょく状態じょうたいだ。
 このため同市どうし社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんなどにけて避難ひなんしょやすほか、学校がっこう活用かつようなどを検討けんとう一般いっぱん避難ひなんしょ介護かいごスタッフが常駐じょうちゅうできるスペースをもうけ、障害しょうがいしゃらをれられるようにする。
 同市どうしによると、市内しないのひとりらしの高齢こうれいしゃ身体しんたい障害しょうがいしゃ難病なんびょう患者かんじゃといった災害さいがい発生はっせい支援しえん必要ひつようとするひとやく18まんにんのぼる。同市どうし担当たんとうしゃは「現状げんじょうでは東海とうかいひがし南海なんかい南海なんかいの3連動れんどう地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいクラスの地震じしんきれば対応たいおうむずかしい」という。
 「言葉ことばかべ」をえた支援しえんさく重要じゅうようだ。豊橋とよはしは、河川かせん水位すいい警報けいほう注意報ちゅういほうなどの防災ぼうさい情報じょうほうメールを市民しみん携帯けいたい電話でんわ配信はいしんしている。このメールをブラジルじんなどの外国がいこくじんけに、ポルトガルなどに翻訳ほんやくして発信はっしんする準備じゅんびすすめている。「市民しみんおくっているメールをそのまま翻訳ほんやくするのではなく、無用むよう混乱こんらんまねかないよう内容ないよう配信はいしん基準きじゅんかんがえたい」(同市どうし)としている。
 愛知あいちけん昨年さくねんまつ外国がいこくじん登録とうろくしゃすうやく20まんせんにんと、東京とうきょう大阪おおさかいいで全国ぜんこくめる。豊橋とよはしにはやくまんせんにん外国がいこくじんらしており、うち半数はんすうきょうがブラジルじんという。
 同様どうよう外国がいこくじんおお豊田とよだは、複数ふくすう言語げんご翻訳ほんやくしたハザードマップや防災ぼうさい啓発けいはつパンフレットを配布はいふしている。
 三重みえけん鈴鹿すずか外国がいこくじん生活せいかつ支援しえんなどに特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじん(NPO法人ほうじん)「あいでんしゃ」は東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのちどう市内しないのブラジルじんけにけいかい防災ぼうさいセミナーを開催かいさいした。担当たんとうしゃまねいてただしい被害ひがい状況じょうきょう東海とうかい地震じしんなどへのそなえについて講義こうぎ。1かいあたり20〜30にんのブラジルじん参加さんかした。
 どうNPO法人ほうじん坂本さかもとひさうみ理事りじちょうは、震災しんさい直後ちょくごには「『日本にっぽん半分はんぶん放射能ほうしゃのうおおわれている』などといったあやまった情報じょうほう混乱こんらんする在日ざいにちブラジルじん姿すがたもあった」と指摘してき災害さいがいにも外国がいこくじんただしい情報じょうほうられる仕組しくみづくりの重要じゅうようせい強調きょうちょうしている。
難病なんびょう患者かんじゃけに非常ひじょう電源でんげん配備はいびへ 厚労省こうろうしょう補助ほじょきん
 からだ自由じゆうかない難病なんびょう患者かんじゃへの支援しえん拡充かくじゅうもとめられている。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは、全身ぜんしん筋肉きんにくうごかなくなるALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)の患者かんじゃすうじゅうにんが、停電ていでんにより自宅じたく人工じんこう呼吸こきゅう停止ていし自宅じたくちかくの病院びょういんがすでに負傷ふしょうしゃなどでまっており、近隣きんりんけん病院びょういんにヘリで緊急きんきゅう搬送はんそうされた患者かんじゃもいたという。
 厚生こうせい労働省ろうどうしょうは5がつ全国ぜんこくやく100カ所かしょ難病なんびょう医療いりょうにな病院びょういんかいし、自宅じたく療養りょうようちゅう患者かんじゃ人工じんこう呼吸こきゅう器用きよう非常ひじょう電源でんげん装置そうち配備はいびする補助ほじょきん支給しきゅうすることをめた。停電ていでんおそれのある東日本ひがしにっぽん地域ちいきはじめ、今後こんご全国ぜんこく拡大かくだいする方針ほうしん災害さいがいの2被害ひがいめる。
 日本にっぽんALS協会きょうかい東京とうきょう千代田ちよだ)の金沢かなざわ公明こうめい事務じむ局長きょくちょうは「全国ぜんこくに6せんにん在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃがいる。だい地震じしん発生はっせい可能かのうせいたか東海とうかい地域ちいきでも早急そうきゅう停電ていでん装置そうち配備はいび要請ようせいしていく」とはなしている。

写真しゃしん説明せつめい豊田とよだ外国がいこくじんよう複数ふくすう言語げんご作成さくせいしたハザードマップ」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/02 「(れてます!)徳永とくながそう研究所けんきゅうじょ 大分おおいたけん宇佐うさ 患者かんじゃ家族かぞく負担ふたんかるく /九州きゅうしゅう共通きょうつう
 『朝日新聞あさひしんぶん

「(れてます!)徳永とくながそう研究所けんきゅうじょ 大分おおいたけん宇佐うさ 患者かんじゃ家族かぞく負担ふたんかるく /九州きゅうしゅう共通きょうつう
 独創どくそうてき発想はっそう様々さまざま福祉ふくし介護かいご機器ききおくしてきた会社かいしゃが「自動じどうたん吸引きゅういんシステム」を開発かいはつ特許とっきょ申請しんせいした。「患者かんじゃのために」とのおもいが社長しゃちょうとっうごかす。
 「患者かんじゃからたんをのぞくのは大変たいへんだね」。徳永とくながそう研究所けんきゅうじょ大分おおいたけん宇佐うさ)の徳永とくなが修一しゅういち社長しゃちょう(61)は11ねんまえ大分おおいた協和きょうわ病院びょういん大分おおいた)の山本やまもとしん院長いんちょう(57)とそんなはなしをした。からだうごかせない患者かんじゃにたんをはきさせるのは困難こんなんともなう。介護かいごする家族かぞくにもおも負担ふたんだった。
 2人ふたり共同きょうどう患者かんじゃにチューブを自動的じどうてきにたんをすシステムを開発かいはつすることに。試作しさく改良かいりょうかさね、昨年さくねんがつ販売はんばいはじめた。構想こうそうから11ねんっていた。
 1だいやく17まんえんつきに20だいほどれている。患者かんじゃ家族かぞく病院びょういん好評こうひょうで、徐々じょじょ認知にんちされてきた。徳永とくながさんは「すこしでも患者かんじゃ家族かぞく負担ふたんったならうれしい」とはなす。
 友人ゆうじんあにが1995ねん筋肉きんにく次第しだいうごかなくなる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう」(ALS)にかかり、くなった。「患者かんじゃ家族かぞくのためになる機器きき開発かいはつしよう」。そのおもいで製品せいひんつくってきた。
 ほかにも、からだ不自由ふじゆう患者かんじゃがボタンひとつで携帯けいたい電話でんわ登録とうろくした番号ばんごうにかけたり電話でんわられる機械きかいや、ベッドからがるとワイヤレスで周囲しゅういらせる徘徊はいかい(はいかい)防止ぼうしようのマットなどもがけた。
 現場げんばの「こんな機械きかいがあったら」とのこえみみかたむけ、製品せいひんしてきた。「これからも患者かんじゃ家族かぞくをサポートするものつくりたい」と意気込いきごむ。
 (軽部かるべじん
 <徳永とくながそう研究所けんきゅうじょ
設立せつりつ  1997ねん
代表だいひょうしゃ 徳永とくなが修一しゅういち
従業じゅうぎょういん 17にん 
売上うりあげだか 1おくせんまんえん

写真しゃしん説明せつめい自動じどうたん吸引きゅういんシステムを開発かいはつした徳永とくなが社長しゃちょう大分おおいたけん宇佐うさ大根川おおねがわ徳永とくながそう研究所けんきゅうじょ
ボタンをして操作そうさする「ケータイコール2」」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/02 「「だい22かい リリー・サイエンティフィック・フェローシップ・プログラム」決定けっていのおらせ [日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃ]」
 『朝日新聞あさひしんぶん
http://www.asahi.com/business/pressrelease/N2U201109020003.html

「「だい22かい リリー・サイエンティフィック・フェローシップ・プログラム」決定けっていのおらせ [日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃ]
(News2u) - リリース:2011ねん09がつ02にち
リリース発行はっこう企業きぎょう日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃ
日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃ本社ほんしゃ兵庫ひょうごけん神戸こうべ代表だいひょう執行しっこうやく社長しゃちょう:アルフォンゾ G.ズルエッタ)は、奨学しょうがく研究けんきゅう制度せいどだい22かい リリー・サイエンティフィック・フェローシップ・プログラム」の選考せんこう結果けっか発表はっぴょうしました。このプログラムは海外かいがいへの奨学しょうがく研究けんきゅう制度せいどで、神経しんけいない科学かがく精神せいしん医学いがくおよび関連かんれん分野ぶんやにおける専門せんもん育成いくせい目的もくてきに1990ねん創設そうせつされました。今回こんかい奨学しょうがく研究けんきゅうせい(フェロー)は、東北大学とうほくだいがく病院びょういん神経しんけい内科ないかじょきょう 鈴木すずき 直輝なおき医師いし決定けっていしました。鈴木すずき医師いしは、今年ことしの11月から1年間ねんかん米国べいこくハーバード大学だいがくハーバードみき細胞さいぼう研究所けんきゅうじょにてすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょうをはじめとした神経しんけいすじ疾患しっかんみき細胞さいぼうもちいた病態びょうたい治療ちりょう研究けんきゅうおこな予定よていです。
リリー・サイエンティフィック・フェローの選考せんこう日本にっぽん神経しんけい学会がっかい選考せんこう委員いいんかいによりおこなわれ、えらばれたフェローは、1年間ねんかん(9がつ翌年よくねん8がつ)ご自身じしん選択せんたくした海外かいがい医療いりょう研究けんきゅう施設しせつで、専門せんもん分野ぶんや研究けんきゅう従事じゅうじされることとなります。フェローには、募集ぼしゅう要項ようこうもとづき往復おうふく交通こうつうおよび留学りゅうがく期間きかんちゅう月額げつがく30まんえん奨学しょうがくきん支給しきゅうされます。
応募おうぼ資格しかくしゃは、26さいから40さいまでの日本人にっぽんじん医師いしで、日本にっぽん大学だいがく病院びょういんとう所属しょぞくし、臨床りんしょう研究けんきゅう実地じっち診療しんりょうないし医学いがく教育きょういくすうねんにわたり積極せっきょくてきたずさわっていることがだいいち条件じょうけんとなります。また帰国きこくは、日本にっぽん医学いがく研究けんきゅうおよび医学いがく教育きょういく発展はってんのために積極せっきょくてき貢献こうけんするこころざしゆうすることがもとめられます。日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃは、「リリー・サイエンティフィック・フェローシップ・プログラム」を神経しんけいない科学かがく精神せいしん医学いがくおよび関連かんれん分野ぶんやでの研究けんきゅう教育きょういく啓発けいはつたいする支援しえん一環いっかんとして、これらの領域りょういきにおける若手わかて研究けんきゅうしゃ育成いくせい貢献こうけんしていきたいとかんがえています。
*なお、次回じかいフェローシップの募集ぼしゅうは2012ねん3がつ開始かいし予定よていしています。
日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃについて
日本にっぽんイーライリリー株式会社かぶしきがいしゃは、イーライリリー・アンド・カンパニーの子会社こがいしゃで、革新かくしんてき医薬品いやくひん輸入ゆにゅう開発かいはつ製造せいぞう販売はんばいつうじて日本にっぽん医療いりょう貢献こうけんしています。統合とうごう失調しっちょうしょう、うつ、注意ちゅうい欠陥けっかんどうせい障害しょうがい(AD/HD)、がん(しょう細胞さいぼうはいがん、膵がん、胆道たんどうがん、悪性あくせい胸膜きょうまくちゅうかわしゅ尿にょう上皮じょうひがん、にゅうがん、卵巣らんそうがん)、糖尿とうにょうびょう成長せいちょう障害しょうがい骨粗鬆症こつそしょうしょうをはじめとする、ニューロサイエンス領域りょういき、がん領域りょういき糖尿とうにょうびょう領域りょういき成長せいちょう障害しょうがい領域りょういき筋骨きんこつかく領域りょういきにおける治療ちりょうほう提供ていきょうしています。詳細しょうさいはホームページでごらんください。http://www.lilly.co.jp
News2uリリース詳細しょうさい」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/03 くるまいすの理論りろん物理ぶつり学者がくしゃ、<あのころ>ホーキング博士はかせ来日らいにち
 『サーチナニュース』
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0903&f=national_0903_018.shtml

くるまいすの理論りろん物理ぶつり学者がくしゃ、<あのころ>ホーキング博士はかせ来日らいにち
社会しゃかいニュース】 2011/09/03(土) 08:02
 1990(平成へいせい2)ねん9がつ3にち、「くるまいすの天才てんさい学者がくしゃ」ホーキングえいケンブリッジ大けんぶりっじだい教授きょうじゅ東京とうきょう記者きしゃ会見かいけん。ブラックホールや宇宙うちゅうはじまりについての独創どくそうてき理論りろん宇宙うちゅう物理ぶつりがく第一人者だいいちにんしゃ宇宙うちゅう誕生たんじょうビッグバンの質問しつもん相次あいつぎ、難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょうこえせないため手元てもとのキーを操作そうさして人工じんこう合成ごうせい言語げんご会話かいわした。
情報じょうほう提供ていきょう共同通信社きょうどうつうしんしゃ

写真しゃしん説明せつめい手元てもとのキーを操作そうさして人工じんこう合成ごうせい言語げんご会話かいわするホーキングえいケンブリッジ大けんぶりっじだい教授きょうじゅ」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/06 「iPS研究けんきゅう 原点げんてんかたる 難病なんびょう患者かんじゃなおしたい 下京しもぎょうちゅう京大きょうだい山中さんちゅう教授きょうじゅ京都きょうと
 『読売新聞よみうりしんぶん

「iPS研究けんきゅう 原点げんてんかたる 難病なんびょう患者かんじゃなおしたい 下京しもぎょうちゅう京大きょうだい山中さんちゅう教授きょうじゅ京都きょうと
 iPS細胞さいぼう新型しんがた万能ばんのう細胞さいぼう)をつくりすことに成功せいこうした、京都大きょうとだい教授きょうじゅ山中やまなかしんわたるさん(49)が5にち下京しもぎょう京都きょうと市立しりつ下京しもぎょう中学校ちゅうがっこうおとずれて講演こうえんした。生徒せいと保護ほごしゃ700にんまえ山中やまなかさんは、医療いりょう現場げんば医師いしをやめて研究けんきゅうしゃみちえらんだ理由りゆうや、研究けんきゅう世界せかいてき注目ちゅうもくされるまでにそだげたみちのりをかたった。(西にしかげ義明よしあき
 山中やまなかさんが目指めざすのは、iPS細胞さいぼう使つかって様々さまざま組織そしき臓器ぞうき人工じんこうてきにつくり、難病なんびょうなやひとたちに移植いしょくする「再生さいせい医療いりょう」を確立かくりつすること。整形せいけい外科げかとして、発症はっしょうするとわるくなるばかりの難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)」の患者かんじゃ事故じこ脊髄せきずい損傷そんしょうたいうごかなくなったひとたちのことをかんがえ、「なんとかなおしてあげたい」とおもめた。その経験けいけんが、研究けんきゅうみち自分じぶんみちびいたとした。
 iPS細胞さいぼう同様どうよう様々さまざま組織そしきつくれる「ES細胞さいぼう」があり、山中やまなかさんも、米国べいこく留学りゅうがくちゅうにこの細胞さいぼう研究けんきゅうんだという。
 ところが、ES細胞さいぼう受精卵じゅせいらんをつぶしてつくる。くち心臓しんぞうえる、受精じゅせい25にち胎児たいじ写真しゃしん恩師おんしせられた。そのことから、自分じぶんあかちゃんにそだつ「生命せいめい萌芽ほうが(ほうが)」を使つかわず、患者かんじゃ自身じしん皮膚ひふなどから、ES細胞さいぼうおな性質せいしつ万能ばんのう細胞さいぼうつくれないかかんがえたとかたった。
 壇上だんじょうから生徒せいとかた場面ばめんもあった。「ぼくたちがきているあいだに、どんな病気びょうきなおるようになるのか」との男子だんし生徒せいと質問しつもんに、「すうねんにはiPS細胞さいぼうから網膜もうまく細胞さいぼうをつくり、視力しりょく障害しょうがいがあるひと実際じっさい移植いしょくして、治療ちりょう効果こうか確認かくにんする研究けんきゅうはじまるだろう」と解説かいせつ。「今後こんご10ねんで、わたしたちは医学いがくえたい。あなたたちも、これからはげしくうごく10ねんむかえるはず。一緒いっしょ頑張がんばろう」と生徒せいとたちにエールをおくった。
 3ねん岩川いわかわ礼奈れいなさん(15)は「すくえないいのちすくいたいという気持きもちでまれた研究けんきゅうだとって、感動かんどうした。わたし目標もくひょうって、努力どりょくしていきたい」とはなしていた。

写真しゃしん説明せつめい】iPS細胞さいぼうがもたらすあたらしい医学いがくについてはな山中さんちゅう教授きょうじゅ下京しもぎょう下京しもぎょうちゅうで)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/09 うごゆびしん創作そうさく 内科ないか手記しゅき出版しゅっぱん ALSの川崎かわさきさん」
 『西日本にしにほん新聞しんぶん
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/262426

 「うごゆびしん創作そうさく 内科ないか手記しゅき出版しゅっぱん ALSの川崎かわさきさん
2011ねん9がつ9にち 01:32
 全身ぜんしん筋肉きんにく次第しだいうごかなくなるくに指定してい神経しんけい難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく(そくさく)硬化こうかしょう(ALS)」をわずら内科ないか川崎かわさき晃一こういち(てるかず)・九州大きゅうしゅうだい名誉めいよ教授きょうじゅ(74)=福岡ふくおかひがし=が、手記しゅきわれ(わ)れただあし(ただた)るをる」(海鳥うみどりしゃ)を出版しゅっぱんした。11ねんにわたる病状びょうじょう記録きろく半生はんせいふるえる手指しゅしでつづった「きたあかし」。川崎かわさきさんは「国内こくないでも数少かずすくない内科ないか患者かんじゃとして、やまいくるしむひと後輩こうはい医師いしやくてばうれしい」とはなす。
 川崎かわさきさんは2000ねん、63さいときにALSと診断しんだんされた。九大きゅうだい定年ていねん退官たいかんして九州産業大きゅうしゅうさんぎょうだい教授きょうじゅ就任しゅうにんした直後ちょくご原因げんいん不明ふめい治療ちりょうほうはなく余命よめいは3−5ねん末期まっきはつ障害しょうがい嚥下えんか(えんげ)障害しょうがい呼吸こきゅうまひが出現しゅつげんしていたる−。川崎かわさきさんは医学いがくしょみ「すべてのゆめ完全かんぜんくだかれた」とかえる。
 全国ぜんこくやく8500にん患者かんじゃがおり、ひゃくにんひゃくよう経過けいかをとるとされるALS。川崎かわさきさんの病状びょうじょう進行しんこうさいわゆるやかで、みや呼吸こきゅうにあまり障害しょうがいなかったことで発病はつびょう年間ねんかん教授きょうじゅ生活せいかつつとげることができた。だが歳月さいげつ身体しんたい自由じゆう着実ちゃくじつうばい、09ねんがつ介護かいご有料ゆうりょう老人ろうじんホームに入居にゅうきょした。
 発病はつびょうまえなんでも自分じぶんでやる性分しょうぶんで、「自分じぶんから『ありがとう』とうことはほとんどなかった」という川崎かわさきさん。「自力じりき歩行ほこう不能ふのう」「けいかん栄養えいようなどにあな流動りゅうどうしょく直接ちょくせつれること)開始かいし」…。日記にっきにはみずからの病状びょうじょう変化へんか客観きゃっかんてき記録きろくする一方いっぽうで「できないことがえてくるとそれだけで気分きぶんてきにいらいらかんがつのる」などうしきな記述きじゅつすくなくなかった。
 ささえとなったのは、発病はつびょうつま介助かいじょされてはじめた書道しょどうとくぜん格言かくげんわれただるをる」をってからは、意味いみをかみしめながらしょにすることで、「次第しだいまわりに感謝かんしゃすることができるようになった」という。09ねんれごろから書作しょさくひんおさめた自伝じでん出版しゅっぱん目指めざして執筆しっぴつつづけ、今年ことしがつしょ24てん幼少ようしょうから老人ろうじんホームまでの自分じぶん病状びょうじょう記録きろくをまとめた手記しゅき完成かんせいさせた。
 表紙ひょうしふるえる両手りょうてふでにぎめていた「われただあし」の文字もじくろせん人生じんせいのようにくねり、かすれ、まるみをびながら、いきおいよく和紙わしうえをはねる。
 手記しゅきは381ページで非売品ひばいひん九大きゅうだい医学部いがくぶ図書館としょかん日本にっぽんALS協会きょうかい寄贈きぞうされている。
=2011/09/09づけ 西日本にしにほん新聞しんぶん朝刊ちょうかん

写真しゃしん説明せつめい手記しゅきわれただるをる」を出版しゅっぱんした川崎かわさき晃一こういちさん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/13 日本にっぽん大震災だいしんさい半年はんとし記者きしゃおもう:した /福島ふくしまけん
 『朝日新聞あさひしんぶん

日本にっぽん大震災だいしんさい半年はんとし記者きしゃおもう:した /福島ふくしまけん
 ●もどれない故郷こきょう、あふれる苦悩くのう
 4カ月かげつはんぶりのそのこえは、いくぶんあかるさをもどしたようだった。いわき佐藤さとうおさむさん(45)。「むすめあたらしい小学校しょうがっこうになじんできたようです。ちち病院びょういんくしてもらっているとっています」
 しかし、避難ひなんした佐藤さとうさんのははつま小学校しょうがっこうねん長女ちょうじょ東京とうきょう被災ひさいしゃ住宅じゅうたくせ、ちち誠二せいじさん(79)は神奈川かながわけん相模原さがみはら北里大きたざとだい病院びょういん入院にゅういんちゅう一家いっか半年はんとしまえから3カ所かしょはなればなれになったままだ。
 県内けんない病院びょういんから、自衛隊じえいたいのヘリで北里大きたざとだい患者かんじゃ緊急きんきゅう搬送はんそうされた――。そんな情報じょうほうから取材しゅざいはじめ、たどりいたのがおさむさんと誠二せいじさんだった。
 8ねんまえ難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)を発症はっしょうした誠二せいじさんは震災しんさい、いわき病院びょういん入院にゅういんちゅう自発じはつ呼吸こきゅうむずかしくなり、気管きかん切開せっかい人工じんこう呼吸こきゅうをつけていた。昼夜ちゅうやわず介護かいご必要ひつようで、家族かぞく休息きゅうそくねた短期たんき入院にゅういんだった。
 入院にゅういん患者かんじゃは、院長いんちょうのとっさの判断はんだんなんのがれた。あるける患者かんじゃは2かいへ、たきりの患者かんじゃはベッドごと高台たかだいにある病棟びょうとうへ。誠二せいじさんのベッドを看護かんごらがはこえた直後ちょくごまどやぶった津波つなみ病室びょうしつになだれんだ。
 3にち電気でんき途絶とだえた病院びょういん自家じか発電はつでん一時いちじてき故障こしょう中心ちゅうしん市立しりつ総合磐城共立病院そうごういわききょうりつびょういん転院てんいんしたが、さらに200キロはなれた北里大きたざとだい病院びょういんくことに。ヘリの離陸りりく見送みおく医師いしたちは、深々ふかぶかげたあたま最後さいごまでもどさなかった。
 べいづくりがきがいだった誠二せいじさんは4がつ取材しゅざい、ふるさとの青々あおあおとした水田すいでんおもい、避難ひなんさき病室びょうしつなみだながした。そのふるさとではいま見渡みわたかぎりの水田すいでん稲穂いなほあたまらしはじめている。
 放射能ほうしゃのうへの不安ふあん個人こじんてき事情じじょうかさなり、故郷こきょうもどることさえままならない人々ひとびとがいる。佐藤さとうさん家族かぞくおもいは、県内けんないにあふれる苦悩くのういち断面だんめんにほかならない。その現実げんじつが、しんおもくのしかかった。
    *
 はやし義則よしのり(はやし・よしのり)=福島ふくしま総局そうきょくいん高松たかまつ総局そうきょく東京とうきょう本社ほんしゃ科学かがく医療いりょうグループなどをて、5がつから現職げんしょく。39さい

 ●知事ちじ責任せきにんつづけたい
 「3・11まで知事ちじすすめられてきた行政ぎょうせい施策しさくと、今日きょう福島ふくしまけんがおかれた過酷かこく状況じょうきょうらしわせ、知事ちじ謝罪しゃざいすべきだ、という県民けんみんこえをどうめますか」
 震災しんさい半年はんとしまえひらかれた佐藤さとう雄平ゆうへい知事ちじ記者きしゃ会見かいけん。そう質問しつもんした。
 「原子力げんしりょく政策せいさくについては、事業じぎょうしゃ経済けいざい産業さんぎょうしょう保安ほあんいんから安全あんぜんせいをおきして、多重たじゅう防護ぼうごくに保安ほあんいんたいして、幾重いくえにも安全あんぜんせい確認かくにんし……」
 ようは「わたし自身じしん裏切うらぎられたおもいだ」ということだった。県民けんみんたいしては「大変たいへんなご苦労くろう、ご心労しんろうをおかけしております」というメッセージちゅう文言もんごん気持きもちをこめたが、「責任せきにんというのはちがう」との説明せつめいだった。
 東京電力とうきょうでんりょくのトラブルかく発覚はっかくはしはっし、ぜん知事ちじくにみとめた場合ばあいでもけん了解りょうかいがないと事実じじつじょう原発げんぱつ運転うんてんできなくした。いだ佐藤さとう知事ちじは3ねんまえ原発げんぱつ部品ぶひん修理しゅうり交換こうかんするかどうかについてある程度ていど劣化れっか前提ぜんていとする「維持いじ基準きじゅん」の導入どうにゅう容認ようにん姿勢しせいしめし、強硬きょうこう路線ろせんあらためた。昨年さくねんがつにはプルサーマル計画けいかくれた。
 知事ちじだけの責任せきにんうつもりはない。
 わたし自身じしんぜん知事ちじ時代じだい福島ふくしま支局しきょくげん総局そうきょく)にデスクとして勤務きんむしたが、今日きょう事態じたい想像そうぞうもしなかった。記者きしゃ肩書かたがきをもつ一人ひとりとして不明ふめい怠慢たいまんじている。「あなたがたも同罪どうざいだ」。長年ながねん原発げんぱつ反対はんたい運動うんどうをしてきたほうわれたときには、「かっています」としかえなかった。
 だからこそ、おもう。
 国策こくさく被害ひがいしゃとして東電とうでん政府せいふ要求ようきゅうきつけ、中間ちゅうかん貯蔵ちょぞう施設しせつについては「くににおいてかんがえること」とはなす。知事ちじのそんな姿勢しせい全国ぜんこく共感きょうかんられるだろうか。もう思考しこう停止ていしかえしたくない。
 「佐藤さとう知事ちじ、あなたの責任せきにんはどうなのですか」
 そうつづけたい。
    *
 西村にしむら隆次りゅうじ(にしむら・たかつぐ)=郡山こおりやま支局しきょくちょう福島ふくしま支局しきょく次長じちょう、ジャーナリスト学校がっこう主任しゅにん研究けんきゅういん、CSR推進すいしん次長じちょうなどをて、5がつから現職げんしょく。53さい

写真しゃしん説明せつめい福島ふくしま総局そうきょくない原稿げんこうはやし義則よしのり記者きしゃ
西村にしむら隆次りゅうじ郡山こおりやま支局しきょくちょう」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/16 「【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、愛知あいちけんはつ開催かいさい〜“NPO×行政ぎょうせい×企業きぎょう”でITコミュニケーションを支援しえん〜」
 『News2u.net (プレスリリース)』
http://www.news2u.net/releases/89886


「2011ねん09がつ16にち 1825ふん
【NEC報道ほうどう資料しりょう】「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」、愛知あいちけんはつ開催かいさい〜“NPO×行政ぎょうせい×企業きぎょう”でITコミュニケーションを支援しえん
日本電気にほんでんき株式会社かぶしきがいしゃ

<NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ
http://www.nec.co.jp/community/ja/it/communication.html

NECは、NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたいちゅう1)および三重みえけん難病なんびょう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかいきょうはたらかし、ALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)やきんジストロフィーとう神経しんけいすじ難病なんびょう患者かんじゃ中心ちゅうしんとした重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃのITコミュニケーション支援しえん目的もくてきとした「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいします。
詳細しょうさい以下いかのとおりです。

にち とき:2011ねん9がつ24にち(土) 10:30〜18:00
       9月25(日)にち 10:30〜16:30
かい :なごや福祉ふくし用具ようぐプラザ
  名古屋なごや昭和しょうわ御器所通ごきそとおり丁目ちょうめ12−1御器所ごきそステーションビル3かい
TELてる 052-851-0051
おも 催:日本にっぽんALS協会きょうかい愛知あいちけん支部しぶ
とも 催:NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい、なごや福祉ふくし用具ようぐプラザ
きょう さん:NEC
参加さんかしゃ医療いりょう従事じゅうじしゃ看護かんご保健ほけん療法りょうほう、ケアマネージャーとう)を中心ちゅうしんやく30めい
ない よう別紙べっしをご参照さんしょうください。
http://www.news2u.net/releases/89886/items/2/

ほん講座こうざは、NECの社会しゃかい貢献こうけん活動かつどうひとつで、すべてのひとやさしい情報じょうほう社会しゃかい実現じつげん目的もくてきとしたプログラム“NEC IT CONNECTION”(ちゅう2)の一環いっかんとして、2008年度ねんどにスタートしたプログラムです。ほん講座こうざ修了しゅうりょうも、最終さいしゅう受益じゅえきしゃである重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ実際じっさいにITコミュニケーション出来できるよう、継続けいぞくてきフォロー(受講じゅこうしゃからの相談そうだん対応たいおう・アドバイスやコミュニケーション機器ききとう人的じんてき物的ぶってきサポート)を実施じっしします。
NECでは、今後こんご全国ぜんこくかく地域ちいき医療いりょう機関きかんで「NEC難病なんびょうコミュニケーション支援しえん講座こうざ」を開催かいさいし、一人ひとりでもおおくの重度じゅうど身体しんたいさわがいしゃ自由じゆうにITコミュニケーションすることができ、社会しゃかいとつながることを目指めざしていきます。
以上いじょう

ちゅう1)NPO法人ほうじんICT救助きゅうじょたい http://rescue-ict.sakura.ne.jp/
NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかいhttp://www.sakura-kai.net/)を中心ちゅうしんに、IT支援しえんボランティア団体だんたい活動かつどうをしたり、訪問ほうもん看護かんご事業じぎょうとう従事じゅうじしているものが、横断おうだんてき情報じょうほう共有きょうゆう活動かつどう推進すいしんしていくために2010ねん1がつ17にち結成けっせい活動かつどう内容ないようは、おもにICT (Information & Communication Technology - 情報じょうほう通信つうしん技術ぎじゅつ-) を活用かつようした難病なんびょう患者かんじゃ重度じゅうど障害しょうがいしゃのコミュニケ―ション支援しえんとう
ちゅう2)NEC IT CONNECTION
NECは、さまざまな要因よういんによって社会しゃかいてき孤立こりつしているひとたちが、「IT」を活用かつようすることで自由じゆうにコミュニケーションがとれるようになり、これによって「ひと」や「社会しゃかい」とのつながりをつことができるようになるだろうとかんがえています。このような、NECが「デジタルデバイド解消かいしょう」を目的もくてきとして社会しゃかい貢献こうけん活動かつどう総称そうしょうして「NEC IT CONNECTION」とんでいます。

本件ほんけんかんするお客様きゃくさまからのおわせさき
 NEC CSR推進すいしん社会しゃかい貢献こうけんしつ 池田いけだ
 電話でんわ:(03)3798-9555
 E-Mail:s-ikeda@cw.jp.nec.com」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/17 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ経験けいけんまなぶ あす中京ちゅうきょう当事とうじしゃまねきシンポ /京都きょうと
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110917ddlk26040548000c.html

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ経験けいけんまなぶ あす中京ちゅうきょう当事とうじしゃまねきシンポ /京都きょうと
 ◇停電ていでん生命せいめい危機きき直面ちょくめん 京都きょうと男性だんせいにん電動でんどう医療いりょう機器きき命綱いのちづな
 在宅ざいたく人工じんこう呼吸こきゅう使つか難病なんびょう男性だんせいらが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい計画けいかく停電ていでん影響えいきょうけた患者かんじゃ経験けいけんまなぼうと、18にち午後ごご時半じはんから京都きょうと中京ちゅうきょうでシンポジウムをひらく。「電力でんりょくうご医療いりょう機器ききわたしたちにとっていのちつな」と、当事とうじしゃこえつたえようと意気込いきごんでいる。【成田なりた有佳ゆか
 シンポのじんは、すじ委縮いしゅく(いしゅく)せいがわさく硬化こうかしょう(ALS)患者かんじゃ増田ますだ英明ひであきさん(68)=左京さきょう=ときんジストロフィー患者かんじゃ佐藤さとうけんさん(27)=きた=の2人ふたり。このうち、増田ますださんは全身ぜんしん筋肉きんにく徐々じょじょうごかなくなるALSを60さいごろに発症はっしょうごろは、5ねんまえから使つかっている人工じんこう呼吸こきゅうだけでなく、唾液だえきやたんの吸引きゅういんとこずれをふせぐためのエアーマットなど、医療いりょう機器ききかこまれて生活せいかつおくる。増田ますださんにとって、今回こんかい大震災だいしんさいともな停電ていでんによって生命せいめい危機きき直面ちょくめんする体験たいけんをした患者かんじゃはなしは、ひとごとではなかった。
 その福島ふくしまやいわき患者かんじゃ団体だんたいなどが地域ちいきごとに充電じゅうでんみのバッテリーを配備はいびするなどのみをはじめたことをった。「ぜひかれらの経験けいけんから今後こんごのありかたまなび、平時へいじからよこのつながりをつくりたい」とシンポを企画きかくした。
 当日とうじつは、福島ふくしまけん人工じんこう呼吸こきゅうユーザーやその家族かぞく計画けいかく停電ていでん影響えいきょうけた千葉ちばけんのALS患者かんじゃら6にんまねく。
 18にち午後ごご時半じはんから、中京ちゅうきょうのハートピア京都大きょうとだい会議かいぎしつで。参加さんか500えん会場かいじょうには看護かんご待機たいきするので、車椅子くるまいす医療いりょう機器きき使つかひとにもおお参加さんかしてほしいとしている。医療いりょう器具きぐなどを使用しようするひとはメール(shinsaiteiden@gmail.com)で事前じぜん連絡れんらくを。
 わせはNPO法人ほうじん日本にっぽん自立じりつ生活せいかつセンター(075・682・7950)まで。
毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん9がつ17にち 地方ちほうばん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/17 患者かんじゃ、どうびた 震災しんさい停電ていでん人工じんこう呼吸こきゅうそなえは あす中京ちゅうきょうでシンポ /京都きょうと
 『朝日新聞あさひしんぶん

患者かんじゃ、どうびた 震災しんさい停電ていでん人工じんこう呼吸こきゅうそなえは あす中京ちゅうきょうでシンポ /京都きょうと
 日常にちじょう生活せいかつ人工じんこう呼吸こきゅう使つか難病なんびょう患者かんじゃらが18にち京都きょうとでシンポジウム「震災しんさい停電ていでんをどうびたか」をひらく。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは、停電ていでんつづいたり病院びょういん被災ひさいしたりして、難病なんびょう患者かんじゃ生命せいめいおびやかされた。患者かんじゃたちが体験たいけんかたい、地域ちいきとの連携れんけいなどについてかんがえ、患者かんじゃどうしのつながりの強化きょうか目指めざす。
 「直面ちょくめんする事態じたいだ」。シンポの企画きかくしゃで、筋肉きんにくうごかなくなる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)をわずら増田ますだ英明ひであきさん(67)=左京さきょう=はかえる。
 津波つなみ原発げんぱつ事故じこ映像えいぞうは、自宅じたくでベッドにそなけられたパソコンでていた。その、ALS患者かんじゃささえる関東かんとう地方ちほう団体だんたいのSOSをメールでった。ガソリンかんはいらないという内容ないようだった。24あいだ見守みまもりが必要ひつようなALS患者かんじゃにとって、ヘルパーの移動いどうかせないかん不足ふそく生命せいめい直結ちょっけつする問題もんだいだった。
 増田ますださんはインターネットを使つかったり知人ちじんたのんだりして一帯いったいみせかんさがしたが、つからなかった。「仲間なかまあぶない」。同時どうじに、「もし自分じぶんのところで地震じしんきたら、ヘルパーさんがられなくなったら……」ともかんがえた。
 発症はっしょうは2005ねんつとさき定年ていねん京都きょうと御所ごしょのベンチでの読書どくしょ日課にっかとしていた。つま苅田かりた智子さとこさん(49)が異変いへんづいたのもこのころ。足元あしもとがおぼつかなくなり、はしの使つかかたもぎこちなくなった。翌年よくねん人工じんこう呼吸こきゅうけた。
 人工じんこう呼吸こきゅうとたん吸引きゅういんはいずれも電動でんどうしきで、停電ていでん発生はっせいすればたちまち危機ききおちいる。苅田かりたさんは大震災だいしんさい足踏あしぶしきのたん吸引きゅういん購入こうにゅうし、手動しゅどうしき人工じんこう呼吸こきゅううごかしかた練習れんしゅうつづけた。
 こうした実情じつじょう社会しゃかいってしいと企画きかくしたシンポでは、被災ひさいのALS患者かんじゃらも登壇とうだんする。福島ふくしまけんのALS患者かんじゃらが停電ていでん断水だんすい状況じょうきょうかたるほか、千葉ちばけんのALS患者かんじゃ介護かいご事業じぎょうしゃは「使つかえなかった非常時ひじょうじそなえ 千葉ちばけんでの計画けいかく停電ていでんによる在宅ざいたく療養りょうよう生活せいかつへの影響えいきょう対策たいさく」とだいして発表はっぴょうする。
 ALS患者かんじゃ母親ははおやくしたのち、88ねん日本にっぽんALS協会きょうかい近畿きんきブロックを設立せつりつした水町みずまち真知子まちこさん(60)=大阪おおさか=は、「生死せいしをかけた闘病とうびょう生活せいかつなかでは他人たにんをつなぐ余裕よゆうはとてもない」とはなし、患者かんじゃらは、孤立こりつしやすい状況じょうきょうにあると指摘してきする。
 そこで、増田ますださんは、シンポ開催かいさいにもうひとつのねがいをめる。正確せいかく人数にんずう把握はあくできていない京都きょうと患者かんじゃ仲間なかまに、当日とうじつ、「まずは茶話ちゃばなしかいでもひらいて顔見知かおみしりになりませんか」とびかけるつもりだ。
 シンポは18にち午後ごご時半じはんから、中京ちゅうきょうのハートピア京都きょうとで。参加さんか500えんわせは日本にっぽん自立じりつ生活せいかつセンター(075・682・7950)へ。(下地しもじあつし堀田ほった浩一こういち

写真しゃしん説明せつめい文字もじばん使つかって会話かいわをする増田ますだ英明ひであきさん。「いいえ」は無表情むひょうじょうで、「はい」はまばたきや眉毛まゆげうごきで指示しじする。かすかにうご左手ひだりてでパソコンもあやつる=左京さきょう自宅じたく」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/19 「「停電ていでん弱者じゃくしゃ存在そんざいって 中京ちゅうきょうでシンポ」
 『京都きょうと新聞しんぶん
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110919000019

「「停電ていでん弱者じゃくしゃ存在そんざいって 中京ちゅうきょうでシンポ
 人工じんこう呼吸こきゅう使つか在宅ざいたくらす難病なんびょう患者かんじゃ重度じゅうど障害しょうがいしゃらによるシンポジウム「震災しんさい停電ていでんをどうびたか」が18にち京都きょうと中京ちゅうきょうのハートピア京都きょうとおこなわれた。生命せいめい維持いじ電力でんりょくかせない「停電ていでん弱者じゃくしゃ」が、ポータブル電源でんげんなどの確保かくほ普段ふだんのつながりをつよめるなど災害さいがい停電ていでんそなえる必要ひつようせいうったえた。
 京都きょうと在住ざいじゅうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)やきんジストロフィーの患者かんじゃらが「平時へいじからきずくきっかけに」と、被災ひさいなどの当事とうじしゃまねやく200にん参加さんかした。千葉ちばけん支援しえんしゃが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい実施じっしされた計画けいかく停電ていでんに、バッテリーをたなかったり、使用しよう経験けいけんがなかったひとおおくいたことや東京電力とうきょうでんりょく対応たいおう不十分ふじゅうぶん苦労くろうした事例じれい紹介しょうかいされた。ALS患者かんじゃ三島みしまみゆきさんは「有事ゆうじさいなに必要ひつようかを把握はあくするためいちから旅行りょこうをしてほしい。電力でんりょく会社かいしゃ停電ていでんじゃくしゃ存在そんざい認識にんしきして」とうったえた。
 在宅ざいたく父親ちちおや介護かいごをする日本にっぽんALS協会きょうかい福島ふくしま支部しぶ安田やすだ智美ともみさんは、県内けんないでは、会員かいいん患者かんじゃ全体ぜんたいやくわりだとし「支援しえん物資ぶっし患者かんじゃとどけたかったが、会員かいいん以外いがい情報じょうほう行政ぎょうせいおしえてくれなかった。個人こじん情報じょうほう保護ほご緊急きんきゅう患者かんじゃいのちまもるのか。一方いっぽうおおくの障害しょうがいしゃ団体だんたい協力きょうりょくしてくれ、つながりの重要じゅうようせい実感じっかんした」とべた。
【 2011ねん09がつ19にち 0856ふん

写真しゃしん説明せつめい計画けいかく停電ていでんちゅう苦労くろう今後こんご課題かだいかた在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ介助かいじょしゃたち(京都きょうと中京ちゅうきょう・ハートピア京都きょうと)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/19 支局しきょくちょう評論ひょうろんしゅうみなみ 2000にん /山口やまぐち
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110919ddlk35070227000c.html

支局しきょくちょう評論ひょうろんしゅうみなみ 2000にん /山口やまぐち
 今夏こんか、2000にんどもがまれました。はじめて出版しゅっぱんした「しんいたはな土佐とさからの手紙てがみ」の初版しょはん冊数さっすうです。おおげさな表現ひょうげんですが、実感じっかんとしてはまさに「ども」です。ぜん任地にんち高知こうちやく年間ねんかん、1しゅうかさずつづけたコラム「支局しきょくちょうからの手紙てがみ」から編集へんしゅうしゃが103へん厳選げんせんしました。
 市井しせい人々ひとびときずな懸命けんめいきる姿すがたひかりてました。「100かいになったらほんにしなさい」。地元じもと男性だんせい詩人しじんからつよすすめられました。高知こうちえんのある東京とうきょう出版しゅっぱんしゃ周囲しゅうい力添ちからぞえで実現じつげんしました。ほんすのはどものときからのゆめでした。
 書名しょめいは、高知こうち出身しゅっしん書家しょか川崎かわさき白雲しらくもさん(故人こじん)が弟子でしおくった言葉ことばからいただきました。れた私立しりつだか書道しょどうおしえる女性じょせいめたいと相談そうだんしたところ、師匠ししょうは「いてくれる生徒せいとさんがたった一人ひとりいたらいいんじゃない。かぜいてもえんからね、しんいたはなは」。女性じょせい勇気付ゆうきづける含蓄がんちくある言葉ことばでした。
 ほん収録しゅうろくした男性だんせいから手紙てがみとどきました。奥様おくさま全身ぜんしん筋肉きんにくおとろえていく難病なんびょうALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)とわかり、仕事しごとめて介護かいごしていました。ご夫婦ふうふむすびつきのつよさを紹介しょうかいしました(「きていればこそ」)。手紙てがみによると、奥様おくさま今年ことしがつに57さい他界たかいされました。「わたしたち家族かぞく必死ひっしきた足跡あしあと文字もじとしてのこされること大変たいへんうれしく光栄こうえいおもっております」。経験けいけんかし、介護かいごタクシーをはじめたい。前向まえむきな決意けついがしたためられていました。
 らないひとほんにしてもらうのは至難しなんわざです。おおくのひとんでもらいたいとねが一方いっぽうでたった一人ひとりでもそのしんにしっかりとどけられたら。「幾度いくどんでもあらたな感動かんどうがあり、すばらしいほんですね」(べつ男性だんせい)。最近さいきんとどいた直筆じきひつ手紙てがみおがみながらみました。(冨山とやまぼう(ふざんぼう)インターナショナルかん、1890えん)<しゅうみなみ大澤おおさわ重人しげと

==============

 ohzawa-s@mainichi.co.jp

山口やまぐちひがしばん
毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん9がつ19にち 地方ちほうばん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/19 停電ていでん電源でんげんどう確保かくほ 中京ちゅうきょう在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃシンポ /京都きょうと
 『朝日新聞あさひしんぶん

停電ていでん電源でんげんどう確保かくほ 中京ちゅうきょう在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃシンポ /京都きょうと
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいともな停電ていでんで、生命せいめい危機ききにさらされた難病なんびょう患者かんじゃらをまねいたシンポジウムが18にち中京ちゅうきょうであった。ごろのそなえや地域ちいきとのむすびつきなどのはなしに、京都きょうと在住ざいじゅう難病なんびょう患者かんじゃやく230にんがききいった。
 人工じんこう呼吸こきゅう使つか患者かんじゃらが企画きかく被災ひさいした福島ふくしまけん患者かんじゃや、計画けいかく停電ていでん実施じっしされた千葉ちばけん患者かんじゃらがパネリストとして参加さんかした。
 「使つかえなかった非常時ひじょうじそなえ」とだいした報告ほうこくかいでは、すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)のつま登壇とうだんした三島みしまただしつよしさん(39)=千葉ちばけん鎌ケ谷かまがや=は、計画けいかく停電ていでんはじまるまえ常用じょうよう電源でんげん確保かくほ奔走ほんそうしたエピソードを紹介しょうかい。「携帯けいたいがた発電はつでんなどでなにとかれた」とかえり、「行政ぎょうせい停電ていでんじゃくしゃ情報じょうほうをつかむことがかせない」とはなした。
 日本にっぽんALS協会きょうかい福島ふくしまけん支部しぶ安田やすだ智美ともみさん(40)=福島ふくしまけん郡山こおりやま=は「行政ぎょうせい避難ひなんしょ対応たいおういっぱい。ささえてくれたのは障害しょうがいしゃ支援しえん団体だんたいよこのつながりですくわれた」と、患者かんじゃ団体だんたい連携れんけい充実じゅうじつうったえた。
 傍聴ぼうちょうした難病なんびょう患者かんじゃ高橋たかはし剛司たけしさん(35)=みなみ=は「停電ていでんそなえはしているが、行政ぎょうせい貸与たいよする制度せいどがあれば安心あんしんできる」とはなしていた。(堀田ほった浩一こういち)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/19 難病なんびょう いのちつないだ予備よび電源でんげん 京都きょうとでシンポ 在宅ざいたく被災ひさい患者かんじゃ 体験たいけんだん
 『読売新聞よみうりしんぶん

難病なんびょう いのちつないだ予備よび電源でんげん 京都きょうとでシンポ 在宅ざいたく被災ひさい患者かんじゃ 体験たいけんだん
 自宅じたく人工じんこう呼吸こきゅう使つか難病なんびょう患者かんじゃが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい電力でんりょく供給きょうきゅう不安ふあんかかえ、どのようにびたのかをまなぶシンポジウムが18にち京都きょうと市内しないであり、普段ふだんからわりの電源でんげん準備じゅんびしておく大切たいせつさがはなわれた。
 シンポは、全身ぜんしん筋肉きんにくおとろえる難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の患者かんじゃ京都きょうと増田ますだ英明ひであきさん(68)が、余震よしん停電ていでんで、酸素さんそ吸入きゅうにゅうをしていた山形やまがたけん尾花沢おばなざわ患者かんじゃくなったことを企画きかく。ALS患者かんじゃ支援しえんしゃけいやく230にん参加さんかした。
 このうち、千葉ちばけんから参加さんかしたALS患者かんじゃ三島みしまみゆきさん(38)は、大震災だいしんさい直後ちょくご停電ていでん見舞みまわれ、準備じゅんびしていたバッテリーでった体験たいけん報告ほうこく。「いつ電気でんきもどるのかとても不安ふあんだった」とかえり、「くるまのバッテリーを電源でんげんにすることが可能かのうで、日頃ひごろ練習れんしゅう大切たいせつ」とアドバイスした。
 福島ふくしまけんいわき障害しょうがいしゃ支援しえん団体だんたい職員しょくいん長谷川はせがわ詩織しおりさん(32)は「行政ぎょうせいが、災害さいがい対策たいさくとして予備よびのバッテリーや発電はつでん準備じゅんびすることをかんがえてほしい」とうったえた。
 会場かいじょうでは参加さんかしゃらが熱心ねっしんにききいり、神経しんけい難病なんびょう人工じんこう呼吸こきゅう使つか京都きょうと青野あおの浩美ひろみさん(28)は「電気でんき使つかえなくなるなんてかんがえたこともなかった。経験けいけんしゃはなしくことができ、参考さんこうになった」とはなしていた。
 ALS患者かんじゃ在宅ざいたく医療いりょう研究けんきゅうしている立岩たていわしん也・立命館大りつめいかんだい教授きょうじゅは「行政ぎょうせい患者かんじゃ支援しえん団体だんたい協力きょうりょくして患者かんじゃ情報じょうほう共有きょうゆうし、緊急きんきゅうのマニュアルを作成さくせいするなど、サポートしやすい環境かんきょうつくるべきだ」とかたった

写真しゃしん説明せつめい東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい停電ていでんをALS患者かんじゃらがどうびたかという議題ぎだい患者かんじゃ本人ほんにん大勢おおぜいめかけた(18にち京都きょうと市内しないで)=川崎かわさきこうふとし撮影さつえい」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/20 難病なんびょう男性だんせい 演奏えんそうはげます 読響よみきょうはつのホーム・コンサート=埼玉さいたま
 『読売新聞よみうりしんぶん

難病なんびょう男性だんせい 演奏えんそうはげます 読響よみきょうはつのホーム・コンサート=埼玉さいたま
 読売よみうり日本にっぽん交響こうきょう楽団がくだんはじめて企画きかくした「あなただけのホーム・コンサート」が19にち蓮田はすだ蓮田はすだ幼稚園ようちえんひらかれた。
 上尾あげお小敷谷こしきや福祉ふくし団体だんたい代表だいひょう松田まつだ浩章ひろあきさん(77)が開催かいさい希望きぼうし、選考せんこう当選とうせん松田まつださんは難病なんびょうのALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)と闘病とうびょうちゅうで、長年ながねんささえてくれたつま貴美子きみこさん(68)や福祉ふくし関係かんけいしゃらに感謝かんしゃしめし、みずからをはげますため、自身じしん喜寿きじゅ誕生たんじょう演奏えんそうかいむかえた。
 松田まつださんは「地域ちいき福祉ふくし計画けいかくをすすめる上尾あげお市民しみんかい」の代表だいひょうつとめ、認知にんちしょう啓発けいはつ事業じぎょうなど福祉ふくし活動かつどうに40ねん尽力じんりょくしてきた。昨春さくしゅんごろから会話かいわがままならなくなり、検査けんさ入院にゅういん結果けっか、そのあきにALSと判明はんめい言語げんご障害しょうがいすすみ、体力たいりょくちて一時いちじ何事なにごとにも意欲いよくうしなってしまったという。
 だが、「終着駅しゅうちゃくえきをじっとってもなにわらない。とど目標もくひょうめて一歩一歩いっぽいっぽあるき、自分じぶん大切たいせつにしなければ」とけっし、今年ことしがつ貴美子きみこさんとどうかい事務じむ局長きょくちょう梅山うめやま文雄ふみおさん(67)夫婦ふうふとともに、近畿きんき山陽さんよう山陰さんいん地方ちほうへ13日間にちかんのドライブ旅行りょこう敢行かんこうした。さらに読響よみきょう年間ねんかん会員かいいん対象たいしょう希望きぼう希望きぼう場所ばしょでコンサートをひら企画きかく応募おうぼしたところ、審査しんさ結果けっか地域ちいき活動かつどう闘病とうびょう奮闘ふんとうする松田まつださんが、見事みごと当選とうせんした。
 会場かいじょう松田まつださんの長女ちょうじょとつさき幼稚園ようちえんえらんだ。演奏えんそうかいでは団員だんいんら6にん出演しゅつえんし、バイオリンやビオラなどで松田まつださんが学生がくせい時代じだいきほれたというドボルザークの弦楽げんがくよん重奏じゅうそうきょくだい12ばん「アメリカ」など8きょく演奏えんそうした。アンコールでは松田まつださんのためにあつまったやく60にんが「ハッピーバースデー」を合唱がっしょうした。
 介護かいごベッドとくるまいすで生活せいかつする松田まつださんは筆談ひつだんで、「ゆめをつくって、それが実現じつげんしたよろこび。それも皆様みなさまのおかげと感謝かんしゃするのみ」とよろこびをあらわした。支援しえんする梅山うめやまさんは「何事なにごとにも意欲いよくてき松田まつださんがまた念願ねんがん成就じょうじゅした」とたたえた。

写真しゃしん説明せつめい蓮田はすだ幼稚園ようちえんひらかれた「あなただけのホーム・コンサート」
      演奏えんそう拍手はくしゅおく松田まつださん(ひだり)とつま貴美子きみこさん」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/21 「[今日きょうのノート]停電ていでん弱者じゃくしゃ
 『読売新聞よみうりしんぶん

「[今日きょうのノート]停電ていでん弱者じゃくしゃ
 ライフラインという言葉ことば阪神はんしん大震災だいしんさい以来いらい、よく使つかわれるようになった。電気でんき水道すいどう、ガス、電話でんわなど生活せいかつかせないサービスの供給きょうきゅうもうのことだ。
 なかでも電気でんき文字通もじどおり、生命せいめいせんになっているひとたちがいる。人工じんこう呼吸こきゅう酸素さんそ吸入きゅうにゅう使つかって在宅ざいたくらしているおも病気びょうきひとたちだ。
 「停電ていでんそくいのちにかかわります」
 全身ぜんしん筋肉きんにくうごかなくなるALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)の増田ますだ英明ひであきさん(68)(京都きょうと左京さきょう)は、そう強調きょうちょうする。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいともな停電ていでんでは、手動しゅどう空気くうきおく蘇生そせいバッグを家族かぞくつづける、くるま電源でんげんにつなぐといった方法ほうほうでしのいだひとたちもいたが、山形やまがたけんでは4がつ余震よしん停電ていでんで63さい女性じょせい死亡しぼうした。病院びょういん緊急きんきゅう搬送はんそうされたひとおおかった。
 人工じんこう呼吸こきゅう内蔵ないぞうバッテリーがもつのは1あいだ程度ていど予備よびバッテリーはすうまんえん燃料ねんりょう使つか発電はつでんは10まん?20まんえんもする。みんなが自前じまえ用意よういしておくのはむずかしい。
 厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、発電はつでんなどを医療いりょう施設しせつ保健所ほけんじょそなえて患者かんじゃ事業じぎょうはじめたが、東京電力とうきょうでんりょく東北電力とうほくでんりょくのエリア以外いがい自治体じちたい施設しせつ費用ひよう負担ふたん必要ひつようで、すすんでいない。東京とうきょう独自どくじに、予備よびバッテリーや蘇生そせいバッグを全額ぜんがく公費こうひ無償むしょう貸与たいよする事業じぎょう開始かいしした。
 「停電ていでん弱者じゃくしゃ」への支援しえんは、いそいですすめないといけない。行政ぎょうせいだけでなく電力でんりょく会社かいしゃ機器ききメーカーも協力きょうりょくしてほしい。
 (編集へんしゅう委員いいん はら昌平しょうへい)」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/24 「iPS細胞さいぼう 簡単かんたん培養ばいよう 市販しはん培地ばいち利用りよう 京大きょうだいじゅん教授きょうじゅら がんしにくい神経しんけいに」
 『読売新聞よみうりしんぶん

「iPS細胞さいぼう 簡単かんたん培養ばいよう 市販しはん培地ばいち利用りよう 京大きょうだいじゅん教授きょうじゅら がんしにくい神経しんけい
 様々さまざま組織そしき臓器ぞうき細胞さいぼう変化へんかするひとのiPS細胞さいぼう新型しんがた万能ばんのう細胞さいぼう)から、がんしにくい安全あんぜん神経しんけい細胞さいぼう簡単かんたんつく方法ほうほうを、京都大きょうとだい再生さいせい科学かがく研究所けんきゅうじょ多田おおただかじゅん教授きょうじゅらが開発かいはつした。すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)など、神経しんけいけい難病なんびょう原因げんいん解明かいめい治療ちりょうほう研究けんきゅう役立やくだちそうだ。べい専門せんもん電子でんしばん発表はっぴょうした。
 多田たださんらは、ひとくらべてマウスのiPS細胞さいぼうほうが、いろんな細胞さいぼう変化へんかする「多能たのうせい」にすぐれていることに注目ちゅうもく。これまでひとのiPS細胞さいぼうには使つかえないとかんがえられていたマウスの培養ばいようほうためした。
 すると、1週間しゅうかんやくわり初期しょき神経しんけいみき細胞さいぼう変化へんかした。iPS細胞さいぼうはマウスにそのまま移植いしょくすると腫瘍しゅようになるが、この細胞さいぼう移植いしょくしても腫瘍しゅようしなかった。今回こんかい方法ほうほうは、市販しはん培地ばいち使つかって簡単かんたん培養ばいようできる。多田たださんは「のう神経しんけいけい難病なんびょうきた細胞さいぼう直接ちょくせつ観察かんさつできないが、この方法ほうほう患者かんじゃのiPS細胞さいぼうつくれば、発症はっしょう仕組しくみや治療ちりょうほう研究けんきゅうすすむ」とはなす。」(全文ぜんぶん
 
 
>TOP

◆2011/09/27 個展こてん車椅子くるまいす目線めせん風景ふうけい 伊賀いが和子かずこさん、さいたまで29にちから /埼玉さいたま
 『毎日新聞まいにちしんぶん
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110927ddlk11040048000c.html

個展こてん車椅子くるまいす目線めせん風景ふうけい 伊賀いが和子かずこさん、さいたまで29にちから /埼玉さいたま
 ◇自宅じたく周辺しゅうへんめぐり、色鉛筆いろえんぴつとペンで えがくことで「きてこられた」
 さいたま浦和うらわ在住ざいじゅう画家がか伊賀いが和子かずこさん(70)の個展こてん「まわりみち 出会であどう」が29にちから10がつにちまで、ギャラリーそら(くう)(同市どうし大宮おおみや上小かみこまち)でひらかれる。小学しょうがくねんときすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)と診断しんだんされた。中学ちゅうがく十分じゅうぶんかよえなかったが、えがくことで「かなしいとかくやしいとかかんじることなくきてこられた」とかえる。車椅子くるまいす目線めせんからえがきためた風景ふうけいなどじゅうすうてん展示てんじする。【石丸いしまるせい
 電動でんどう車椅子くるまいす自宅じたく周辺しゅうへんめぐりながらった風景ふうけいつけ、プラスチック素材そざい色鉛筆いろえんぴつとサインペンでスケッチする。地面じめんした生命せいめいりょくや、そらひろえる小川おがわ風景ふうけいきだという。みちばたのお地蔵じぞうさんをえがいたときは、あめれの表情ひょうじょうちがってえることにがついてペンがうごいたという。
 伊賀いがさんがえがはじめたのは、小学校しょうがっこう卒業そつぎょう福島ふくしまけんみなみ相馬そうま自宅じたく療養りょうようしていたとき。「手持てもちぶさたにえがはじめたら本当ほんとうきになった」。
 18さい仙台せんだい職業しょくぎょう訓練くんれんこうはいり、一時いちじ謄写とうしゃ印刷いんさつ会社かいしゃ就職しゅうしょくしたが、鉄筆てっぴつ印刷いんさつよう文字もじるのにひとの2〜3ばい時間じかんがかかり離職りしょく。そのきなかそうと、肖像しょうぞう画家がか弟子でしりしたこともあったという。
 「まわみちをしてきた」と伊賀いがさんが本格ほんかくてきむきっかけとなったのが、「キューポラのあるまち」などでられる児童じどう文学ぶんがく作家さっか早船はやふねちよさん(05ねんに91さい死去しきょ)との出会であい。早船はやふねさんが手掛てがけていた児童じどう文学ぶんがく雑誌ざっし使つかってもらえないかと手紙てがみいたところ、挿絵さしえとして採用さいようしてくれたという。
 40さいのころに早船はやふねさんがんでいた浦和うらわ当時とうじ)にしてきたが、すうねん症状しょうじょう進行しんこう車椅子くるまいす生活せいかつになり、りのある挿絵さしえから自分じぶんのペースでえがける風景ふうけいうつった。
 不自由ふじゆうなためいちまいえがくのに半年はんとし以上いじょうかかる場合ばあいもある。たのしみはちかくに長女ちょうじょ(33)に富士山ふじさん北海道ほっかいどうれてってもらい、えがくこと。「きることとえがくことはおなじ。わたしきてきた気持きもちがあらわれていればいい」とわらう。
 個展こてん午前ごぜん11から午後ごご最終さいしゅうは3)まで。わせはギャラリーそら電話でんわ048・644・4086)。
自宅じたくでキャンバスのまえすわ伊賀いが和子かずこさん。かがみむようにしてえが
毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん9がつ27にち 地方ちほうばん」(全文ぜんぶん)  
 
>TOP


◆2011/09/28 難病なんびょう介護かいご時間じかんぞうめいじる 和歌山わかやま地裁ちさいかり義務ぎむづけ に「1にち20あいだ」 【大阪おおさか】」
 『朝日新聞あさひしんぶん

「 和歌山わかやま難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の男性だんせい(75)が「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービス=キーワード=の提供ていきょう時間じかんが1にちやく12あいだめたのは不当ふとうだ」として決定けっていしをもとめた訴訟そしょうで、和歌山わかやま地裁ちさい高橋たかはし善久よしひさ裁判さいばんちょう提供ていきょう時間じかんを20あいだとするようかり義務ぎむづける決定けっていした。高橋たかはし裁判さいばんちょう決定けってい理由りゆうで「現状げんじょうでは男性だんせい生命せいめい身体しんたい重大じゅうだい危険きけんしょうじる可能かのうせいがある」との判断はんだんしめした。
 男性だんせいがわは「早急そうきゅうな24あいだのサービス提供ていきょう必要ひつよう」として、訴訟そしょうとともに改正かいせい行政ぎょうせい事件じけん訴訟そしょうほうもとづく「かり義務ぎむづけ」=キーワード=をもとめていた。男性だんせい弁護べんごだんによると、自治体じちたい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービスをめぐる訴訟そしょうで、司法しほう緊急きんきゅうせい認定にんていして「かり義務ぎむづけ」の決定けっていしたのは全国ぜんこくはつという。
 ALSはのうから筋肉きんにく指令しれいつたえる神経しんけい障害しょうがいけ、手足てあしなどの筋肉きんにくがやせてちからがなくなっていく病気びょうきで、症状しょうじょうすすむと食事しょくじ呼吸こきゅうができなくなる。高橋たかはし裁判さいばんちょうは26にちづけ決定けっていで「男性だんせいはほぼ常時じょうじ介護かいごしゃがそばにい、見守みまもりをふくめた介護かいごサービスが必要ひつよう状態じょうたい」と認定にんてい2人ふたりらしのつま(73)の年齢ねんれい健康けんこう状態じょうたいなどをかんがえると、男性だんせいにはヘルパーによる1にち20あいだ介護かいご必要ひつようだと判断はんだんした。訴訟そしょう審理しんりつづき、判決はんけつべつにいいわたされる。
 訴状そじょうなどによると、男性だんせいは2006ねんがつにALSと診断しんだんされ、07ねんがつ和歌山わかやま介護かいごサービスの提供ていきょう申請しんせい介護かいご保険ほけんふくめて1にちたりやく7・5あいだめ、そのやく12あいだまでやしたが、男性だんせいがわ不服ふふくとしてべつ男性だんせい患者かんじゃとともに昨年さくねんがつ提訴ていそした。弁護べんごだんによると、この患者かんじゃ今月こんげつにちくなったという。
 ●原告げんこくのALS、提訴ていそ進行しんこう
 「自分じぶん身体しんたい毎年まいとし大変たいへんになる。すこしでも(介護かいごサービスの)提供ていきょう時間じかんえればうれしい」。決定けっていけ、27にち和歌山わかやま市内しない記者きしゃ会見かいけんひらいた男性だんせいつまよろこびをあらわにした。
 つまらによると、男性だんせい昨年さくねんがつ提訴ていそ症状しょうじょう進行しんこう。ヘルパーと一緒いっしょ介護かいごつづけているつまは、1あいだなん人工じんこう呼吸こきゅうはずしてたんをチューブで吸引きゅういんしたり、からだあせをふいたりしている。男性だんせい周囲しゅうい意思いしつたえる方法ほうほう左足ひだりあし小指こゆびうごかしてパソコンに文字もじ入力にゅうりょくするしかなく、その小指こゆびもマッサージしないとうまくうごかせないという。  男性だんせい代理人だいりにんつとめる長岡ながおか健太郎けんたろう弁護士べんごし今回こんかい決定けっていについて「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく介護かいごサービスの提供ていきょう時間じかんめる基準きじゅんしめしたといえる。(重度じゅうど障害しょうがいしゃが)自治体じちたい相手あいてこしている訴訟そしょうにも影響えいきょうあたえるだろう」と指摘してき継続けいぞくする訴訟そしょうについては「裁判官さいばんかんおなじで、判決はんけつでもみとめられるべきだ」とかたった。
 一方いっぽう和歌山わかやま障害しょうがい福祉ふくしは「抗告こうこくするかどうか弁護士べんごし相談そうだんしてめたい」としている。(楢崎ならさき貴司たかし北川きたがわとしいち
 ◆キーワード
 <重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービス>
 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづいて行政ぎょうせいから提供ていきょうされる介護かいご給付きゅうふひとつ。介護かいご必要ひつようとする重度じゅうど身体しんたい障害しょうがいしゃたいし、ヘルパーが自宅じたく入浴にゅうよく排泄はいせつ(はいせつ)、食事しょくじ介助かいじょ外出がいしゅつ移動いどう支援しえんなどをする。サービスの提供ていきょう時間じかん自治体じちたい障害しょうがい程度ていどなどにおうじてめている。
 <かり義務ぎむづけ>
 かえしがつかない損害そんがいけるため、判決はんけつ確定かくていするまでの早期そうき救済きゅうさい措置そちとして裁判所さいばんしょ行政ぎょうせい必要ひつよう処分しょぶんめいじる決定けってい民事みんじ訴訟そしょう仮処分かりしょぶんのような効力こうりょくがあり、05ねんがつ施行しこう改正かいせい行政ぎょうせい事件じけん訴訟そしょうほう新設しんせつされた。
 【写真しゃしん説明せつめい決定けっていけ、弁護士べんごしとともに記者きしゃ会見かいけんする男性だんせいつまみぎ)=27にち午後ごご和歌山わかやま楢崎ならさきうつす」(全文ぜんぶん

 
 
>TOP


◆2011/09/28 「ALS介護かいご訴訟そしょう:20あいだ介護かいごかり義務付ぎむづけ−−和歌山わかやま地裁ちさい
 『毎日新聞まいにちしんぶん

「 難病なんびょうすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)をわずら和歌山わかやま男性だんせいが、同市どうしに24あいだ介護かいごサービスをもとめている訴訟そしょうで、和歌山わかやま地裁ちさい高橋たかはし善久よしひさ裁判さいばんちょう)がたいし、現行げんこうの1にちやく12あいだのサービスを20あいだやすようかり義務付ぎむづける決定けっていしたことがかった。
 決定けっていは26にちづけ原告げんこくがわ訴訟そしょう手続てつづきのなかで、かり義務付ぎむづけをもうてていた。原告げんこくがわ弁護士べんごしによると、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく介護かいごかんする訴訟そしょうで、裁判所さいばんしょかり義務付ぎむづけをめいじるのは全国ぜんこくはつという。決定けっていは「同居どうきょするつま健康けんこう状態じょうたいなどをかんがみると、緊急きんきゅう必要ひつようせいがある」としている。
 うったえによると、どうほうもとづき1にちたりやく時間じかんつき268あいだ)の介護かいご公費こうひ負担ふたん介護かいご保険ほけんぶんくわえ1にちやく12あいだ介護かいごけているが、24あいだ介護かいご必要ひつようであることはあきらかとしている。2人ふたり提訴ていそしたが、1人ひとり死亡しぼうしている。
 障害しょうがい福祉ふくしは「決定けってい中身なかみ精査せいさして方針ほうしんめる」とコメントした。【岡村おかむらたかし】」(全文ぜんぶん

 
 
>TOP


◆2011/09/28 判決はんけつまで介護かいご時間じかん延長えんちょう ALS訴訟そしょう 和歌山わかやま地裁ちさいはつ義務付ぎむづけ」
 『読売新聞よみうりしんぶん
「 和歌山わかやますじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の70さいだい男性だんせいが、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづき1にち24あいだ介護かいごサービスを同市どうしもとめている訴訟そしょうで、和歌山わかやま地裁ちさい高橋たかはし善久よしひさ裁判さいばんちょう)は26にちづけで、判決はんけつるまでのあいだ、1にち16・5あいだ介護かいごサービスをおこなうようかり義務付ぎむづける命令めいれいした。男性だんせい介護かいご保険ほけんによるサービス(3・5あいだ)をわせると、1にち20あいだ介護かいごけられることになる。
 命令めいれいでは、男性だんせい患者かんじゃ人工じんこう呼吸こきゅう管理かんりやたんの吸引きゅういんなどでほぼ常時じょうじ介護かいごサービスが必要ひつよう認定にんていした。
 原告げんこくがわ長岡ながおか健太郎けんたろう弁護士べんごしは「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく介護かいごかんしてかり義務付ぎむづ命令めいれい全国ぜんこくはつ決定けってい違法いほう認定にんていしており、本裁ほんだちばんおおきな影響えいきょうがある」と指摘してき同市どうしは「内容ないよう精査せいさして対応たいおう決定けっていしたい」としている。」(全文ぜんぶん



作成さくせい長谷川はせがわ ゆい山本やまもと すすむ
UP:20100227 REV:20110730, 0913, 0930, 1110
ALS  ◇和歌山わかやまALS介護かいご訴訟そしょう(2010〜2012) 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)