よしーの世界せかい

何なにしろ青あお蓮れん院内いんないは広ひろく、しかもいくつかの建物たてものが廊下ろうかで繋つながっているので、この雰囲気ふんいきに浸ひたれること請うけ

合ごうい。さらに撮影さつえい禁止きんしの場所ばしょが無ないので、皆みなさん写真しゃしん撮とりまくりです。



勿論もちろんストロボは使つかいませんが、この位くらい見みることが出来できればいいでしょう。実際じっさいに行いって、そこに佇たたずめば空そら

気き感かんもあっていい経験けいけんになります。



建物たてもの自体じたいは古ふるいので、なるべく音おとを立たてないように歩あるきましたが、かなりギシギシいいます。そういう古ふる

い感覚かんかくも確たしかめてほしい。



古ふるくから皇室こうしつと関かかわりが深ふかく格式かくしきが高たかい事ことがよく分わかります。江戸えど時代じだいには後こう桜さくら町まち天皇てんのうの仮かり御所ごしょにもなっ

たそうです。



殿舎でんしゃ内ないを充分じゅうぶんに堪能たんのうした後のちに庭園ていえんに降おり立たちます。苔こけがとても見事みごとで見入みいってしまいました。



お庭にわの紅葉こうようも見頃みごろのものがあり、散策さんさくする人ひとも少すくないので静しずかな時間じかんを過すごすことが出来できます。庭園ていえんを眺ながめ

める時間じかんもある程度ていどとっておくとゆっくり出来できていいと思おもいます。



紅葉こうようした落おち葉ばを背景はいけいに燈篭とうろうが可愛かわいらしく、味あじわい深ぶかい姿すがたを見みせていました。庭園ていえん内ないの燈篭とうろうは型かたがとても

いいものが多おおく、見みどころです。



驚おどろいたのが鐘かね撞堂で「ご自由じゆうにおつきください」とのこと。作法さほうもしっかり明記めいきされていますので、貴重きちょう

な体験たいけんになります。殆ほとんど並ならぶ人ひともなく、参拝さんぱい者しゃの方ほうが少すくないことが、いい方かたにいい方かたに向むかいます。この

時期じきにはあまり有名ゆうめいでないところに足あしを運はこんでみてはいかがでしょうか。

11月26日にち（土ど）から2泊はく3日にちで京都きょうとに行いってきました。コロナは相変あいかわらず増ふえ続つづけていますが、すっかり

慣なれてきたのか京都きょうと駅えき周辺しゅうへんはスゴイ人出ひとでで外国がいこくからの旅行りょこう者しゃも多おおい印象いんしょう。



京都きょうと駅えきのコインロッカーは相当そうとう数すうあると思おもいますが、全すべて使用しよう中ちゅう。荷物にもつを預あづけるのを諦あきらめ、バスに乗のり込こめ

みましたが、途中とちゅうから乗車じょうしゃする人ひとが多おおく、大だい混雑こんざつ。この感かんじも久ひさしぶり。



青あお蓮れん院いん門跡もんぜきは人ひとは少すくなめで、とても静しずかか。ここまで来くる途中とちゅうの喧騒けんそうが嘘うそのよう。寝殿しんでんの大だい屋根やねを修復しゅうふく中ちゅうでし

たが、紅葉こうようは綺麗きれいでしたよ～。



この襖ふすまを観みて下ください。絵えもとても良よく本当ほんとうにセンスの良よさを感かんじます。



こちらの襖ふすまの絵えは色いろがさらに素晴すばらしく、しばし見みとれてしまいました。人ひとが殆ほとんどいないのでゆっくり鑑賞かんしょう

していても大丈夫だいじょうぶ。



庭にわの紅葉こうようは色いろがもう少すこしですか。昼間ひるまが比較的ひかくてき暖あたたかい日ひが多おおかったからかもしれません。それでも見事みごとな庭にわ

園えんで眺ながめていると心しんが落おち着つきます。



長大ちょうだいな蹲踞そんきょは観みていて飽あきません。



板戸いたどに描えがかれた絵えも見事みごと。青あお蓮はちす院いん門跡もんぜきの建物たてもの内ないはかなり広ひろく、廊下ろうかを渡わたってあちこち廻まわることが出来できます。

あんまり楽たのしいので沢山たくさん写真しゃしんを撮とりましたので、まだ続つづきます。

神奈川かながわの空そらはまだ真まっ暗くら（5:55現在げんざい）です。天気てんき予報よほうでは午前ごぜん中ちゅう雨あめが降ふるとか言いっていました。それ

でも昼間ひるまは比較的ひかくてき暖あたたかな日ひが多おおく楽らくですね。12月に入はいるといよいよ寒さむくなってくるようです。ご自愛じあい

ください。


Bryan Ferry - I Put A Spell On You [Official]



私わたしの好すきなロキシー・ミュージックのフロントマン、作詞さくし、作曲さっきょく、ヴォーカル、キーボード担当たんとうのブラ

イアン・フェリーは独自どくじの世界せかい観かんを持もち、オリジナリティー溢あふれる音楽おんがくを世界中せかいじゅうに発信はっしんしました。その

パッションは衰おとろえ知しらず、年齢ねんれいを重かさねても枯かれることなく沢山たくさんのミュージシャンに影響えいきょうを与あたえ続つづけてい

ます。

　ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが、自身じしんのメディアプラットフォーム「ボードルーム

（BOARDROOM）」のポッドキャストで、チームメイトの渡邊わたなべ雄太ゆうたについて語かたった。このポッドキャ

ストは進行しんこう役やくのエディー・ゴンザレスとデュラントの対談たいだん形式けいしきで、普段ふだんの外部がいぶメディア向むけインタビュ

ーや会見かいけん以上いじょうにデュラントの素顔すがおが表現ひょうげんされるスタイルだ。その中なかでデュラントは「ユウタについてな

ら一いち時じ間あいだくらいは話はなせる（We could talk about Yuta for like down in the next hour.）」と切きり出だし、

以下いかのようなコメントを残のこした。


「そろそろ、ちょっとリラックスしろと言いってやったほうがいいかもしれないと思おもってるんだよ。あい

つはそこら中なかを飛とび回まわってコートに転ころがっているんだから（笑） 誰だれかを起おこしにいったり、リバウンド

を追おっかけたり、倒たおれても即そく立たち上あがるし。だからちょっと言いってやらないと。『なあ、お前まえにはもっ

とプレーしてほしいと思おもっているんだ。頑張がんばってるのはわかってるから、ポゼッションの何なん回かいかは様子ようす

見みくらいのプレーにして次つぎに取とっといたほうがいいんじゃないか』ってね。そんなこと言いってもあいつ

は無視むしして、どのポゼッションもめっちゃハードにプレーするだろうけど（笑）」


　頭角とうかくを現あらわした渡邊わたなべの現状げんじょうについては、夢ゆめを追おうNBAの世界せかいの象徴しょうちょう的てきな捉とらえ方かたをしているようだ。

「あいつはいい位置いちにつけている。ジャンプショットが堅調けんちょうだし、基礎きそがバッチリできているしね。う

れしいことだよ。どんな機会きかいがあるかわからずに飛とび込こんできて、即座そくざに役割やくわりを見みつけているんだから。

NBAはそんな場所ばしょだと思おもう」（月刊げっかんバスケットボール　11/23　水みず)


あまりにも嬉うれしい記事きじに長ながい文章ぶんしょうを引用いんようさせてもらいました。ネッツのケビン・デュラントといえば超ちょう

の付つくスーパースターで彼かれ一人ひとりでＮＢＡの勢力せいりょく図ずを変かえる程ほどの稀有けうな選手せんしゅです。今こん現在げんざいであればレブロ

ン、ステフィン・カリーに並ならぶトップ・スリーでしょう。だから言いえる話はなしです。渡辺わたなべ雄太ゆうたは未いまだ、いつ

切きられてもおかしくない選手せんしゅなのです。ＮＢＡでは。


ＮＢＡで人気にんきを得える選手せんしゅにハッスルプレーをする白人はくじん選手せんしゅがいます。渡辺わたなべ雄太ゆうたはそういうポジションで

しょう。今季こんきは３Ｐもよく入いれているし、ディフェンスでも頑張がんばっていて観みていて本当ほんとうに楽たのしい。チー

ムにもいい影響えいきょうを与あたえているようで嬉うれしい限かぎりです。ふくらはぎ痛つうで2試合しあい欠場けつじょうが残念ざんねん。早はやく治なおして張はり

切きっているところを見みせてほしい。

1863年ねんという時代じだいを忠実ちゅうじつに再現さいげんしたつもりだという作者さくしゃの長崎ながさき弁べんが本ほん作さくでは多用たようされている。「・・

・たい」「・・・ばい」「・・・と」「・・・でっしゅ」これは「竜馬りょうまが行いく（司馬しば遼りょう太郎たろう）」の坂さか

本もと龍馬りょうまの長崎ながさき行ゆきで使つかわれていて、独特どくとくのリズム感かんを持もった、面白おもしろい言葉ことば使づかいに興味きょうみを持もった記憶きおくがあ

る。冒頭ぼうとうから長ながい会話かいわのシーンが延々えんえん続つづくので、この物語ものがたりのストーリーや背景はいけいは分わかりづらい。そう

いう説明せつめいも一切いっさいない。時期じき的てきには明治維新めいじいしん（1869年ねん）を数すう年ねん後ごに控ひかえた、日本にっぽん国こく中ちゅうが沸騰ふっとうしていた頃ころ

の話はなしで多少たしょうの予備よび知識ちしきがいると思おもう、当然とうぜん幕末ばくまつ物ぶつが好すきな人ひとには格好かっこうの本ほんだ。


読よみ進すすめていくと主人公しゅじんこうが卯う八はちなのか、井吹いぶき重じゅう平たいらなのか、尾崎おざき太夫たゆうなのか、はたまた格子こうし女郎じょろうくら橋きょう

なのか迷まよってしまう。それぞれに面白おもしろいシチュエーションで、同時どうじ進行しんこう形がたで語かたられ、その後ごの展開てんかいが

どうなるのか、ページをめくる手てが止とまらない。


個人こじん的てきに言いえばラストが尻切しりきれトンボ状態じょうたいに感かんじて、いくつかの物語ものがたりはキチンと終おわってほしい気きが

した。大夫たいふや格子こうし女郎じょろうの心しんの動うごきも、作者さくしゃの願望がんぼうでもあるのかイマイチ納得なっとくできない。本ほん作さくには当時とうじ

の風俗ふうぞく、幕末ばくまつに生いきた人々ひとびとの生いき方かたがよく表あらわれていて面白おもしろく読よめた。


　　　丸山まるやま蘭らん水みず楼ろうの遊女ゆうじょたち　　　井上いのうえ光晴みつはる　　　　　　　　　　　　　新潮しんちょう文庫ぶんこ