よしーの世界せかい

数日すうじつ前まえから夜空よぞらに浮うかぶ月つきが、やけに大おおきく眩まぶしく見みえると思おもっていました。これは2023年ねんでは最もっとも大おおきく見みえる満月まんげつ「スーパ

ームーン」で8月がつ30日にちから31日にちにかけて観測かんそくすることが出来できるそうです。

同おなじ月がつで２回かいの満月まんげつを「ブルームーン」と呼よぶことから、今回こんかいは「スーパーブルームーン」を楽たのしめるそうです。

カメラを替かえた（キャノン　パワーショットSX740HS）ので、以前いぜんよりよく撮とれた気きがします。次つぎは三脚さんきゃくですね。たまに夜空よぞらを

眺ながめると気分きぶんがいい！

コロナ禍かで半導体はんどうたい（マイクロチップ）が不足ふそくし、自動車じどうしゃや家庭かてい用品ようひんの生産せいさんがストップしたことを記憶きおくしている人ひとも多おおいと思おもいます

が、半導体はんどうたいは現代げんだいの電子でんし機器ききに欠かかせないものです。何なにしろ私わたしたちの身みの回まわりにある家電かでん品ひんから、兵器へいきに至いたるまであらゆるモノに

使つかわれています。

２０２２年ねんにはアメリカで国内こくないの半導体はんどうたい製造せいぞう強化きょうかを図はかる法案ほうあんが成立せいりつしたように、今いまや国家こっかの威信いしんをかけた一大いちだい産業さんぎょうです。各国かっこくが開ひらけ

発はつにしのぎを削けずる中なかで、中国ちゅうごくは国家こっか的てきプロジェクトとして半導体はんどうたい製造せいぞうに力ちからを入いれてきましたが、独自どくじ路線ろせんを貫つらぬこうとして国外こくがいの不ふ

評ひょうを買かい、アメリカが主導しゅどうする対たい中ちゅう半導体はんどうたい輸出ゆしゅつ規制きせいで、追おい詰つめられる状況じょうきょうに陥おちいっています。

日本にっぽんはかつて半導体はんどうたいの世界せかいシェア５０％（半導体はんどうたいメモリーDRAMで世界せかいシェア８０%）を占しめていました。そして半導体はんどうたいメモ

リーDRAMのシェアは９０年代ねんだいに急速きゅうそくに低下ていかしました。何故なぜか？９０年代ねんだいにコンピューターの主役しゅやくがメインフレームからパソ

コン（ＰＣ）へと変かわりつつある時ときに日本にっぽんは長期ちょうき保証ほしょう（25年ねん）にこだわり、安価あんかなサムスン電子でんしにシェアを奪うばわれたのです。

元もと技術ぎじゅつ者しゃの書かいた記事きじでは、誰だれも使つかわない技術ぎじゅつ開発かいはつを続つづけても日本にっぽん半導体はんどうたい産業さんぎょうは決けっして復権ふっけんしないと疑問ぎもんに思おもい、廻まわりの技術ぎじゅつ

者もの、上司じょうし、社長しゃちょうにまで「復権ふっけん」の意味いみを聞きいたのですが、誰だれも答こたえられなかったそうです。ここに日本にっぽん企業きぎょうの縮図しゅくずがあります。

今いま、世界せかいの半導体はんどうたいの約やく７割わりが台湾たいわんで製造せいぞうされています。中なかでもTSMCは世界せかい市場いちばの58.5％、先端せんたん半導体はんどうたいだと９割わりに上のぼるという。

TSMCは台湾たいわんに本社ほんしゃがありますが、世界せかい的てきな視野しやを持もった、アメリカの企業きぎょう文化ぶんかの会社かいしゃだそうです。彼かれらは顧客こきゃく企業きぎょうがアウト

ソーシングに向むかうことを見逃みのがさなかった。彼かれらは生産せいさん委託いたくありきのビジネスを展開てんかいすることで、他社たしゃとの競合きょうごうをすること

なく、製造せいぞう業ぎょうをサービス産業さんぎょうに変かえたのです。かつての日本にっぽんの企業きぎょうの姿勢しせいを思おもい出だします。

日本にっぽんのメディアでは目めにすることが無ない、違ちがった視点してんで歯はに衣ころも着きせぬ記事きじを読よむことが出来できるニューズウィーク日本にっぽん版ばんは珠たまに

表紙ひょうしが気きになった時ときに購入こうにゅうしていますが、とても為ためになります。他たの記事きじも独自どくじ取材しゅざいのモノが多おおく、この号ごうも充実じゅうじつしています

のでお勧すすめです。

　世界せかい的てきにアナログレコードの人気にんきが高たかまる中なか、東南とうなんアジアのインドネシアでもおよそ50年ねんぶりにレコードの

国内こくない生産せいさんが再開さいかいされ、音楽おんがくファンの注目ちゅうもくを集あつめています。

　インドネシアのアナログレコードの会社かいしゃは、首都しゅとジャカルタ近郊きんこうで今月こんげつからレコードの生産せいさんを開始かいししていて、

5日にちに生産せいさん工場こうじょうを公開こうかいしました。

　インドネシアでレコードの生産せいさんが再開さいかいされるのはおよそ50年ねんぶりで、工場こうじょうでは月つきに最大さいだい3万まん枚まいの生産せいさんが可能かのうだ

ということです。

　世界せかい的てきにレコードの人気にんきは高たかまっていて、去年きょねん、アメリカではCDの売上うりあげ枚数まいすうを抜ぬいたほか、イギリスでもCD

の売上うりあげ高だかを上回うわまわりました。

　インドネシアでは日本にっぽんのレコードが人気にんきで、これまでも1970年代ねんだいから80年代ねんだいにかけてリリースされた「シティ

・ポップ」と呼よばれる作品さくひんなどが販売はんばいされてきました。

　アナログレコードの会社かいしゃのクレメント・アーノルドさんは、「この5年ねんから10年ねんにかけてインドネシアのレコー

ド市場いちばで日本にっぽんの音楽おんがくの人気にんきが高たかまった。インドネシアはもちろん、ほかの東南とうなんアジアのアーテイストの作品さくひんもレ

コードで生産せいさんしていきたい」と話はなしていました。（NHK NEWS WEB　2023年ねん8月がつ5日にち）

私わたしはアナログ・レコードもＣＤもオーディオで聴きいています。特とくに休日きゅうじつにはロック、ジャズ、クラシック、ワー

ルド・ミュージックまで、ゆっくり聴きく時間じかんがとても愉たのしみです。レコードやＣＤはクリーニングしたり、扱あつかい

を慎重しんちょうにしなければならないのですが、そういう時間じかんもいいものです。

神奈川かながわは曇くもり空ぞらの朝あさを迎むかえました。ここに来きて朝晩あさばんは少すこしだけ涼すずしさを感かんじるようになってきました。

まだまだ暑あつい日ひが続つづきそうですが、やっと秋あきの気配けはいが近ちかづいてきたようです。体調たいちょう管理かんりに気きを付つけて残ざん

暑あつを乗のり切きりましょう。

The Rolling Stones - Tumbling Dice (From "Ladies & Gentlemen" DVD & Blu-Ray)

ユーチューブを観みていたら、やっぱり好すきなこの曲きょくが出でていました。いかにもストーンズらしい曲きょくです

ね。ミディアム・スローナンバーに、ミックのヴォーカルがいい感かんじです。

私わたしは旅行りょこうが好すきですが、ツアーで行いく事ことはありません。両親りょうしんが元気げんきだったころは何なん度どかツアー旅行りょこうに一緒いっしょに

参加さんかしましたが、あちこち目めいっぱい廻まわるので忙いそがしく、個人こじん的てきに興味きょうみがある場所ばしょでもアッあっという間まに時間じかんで

す。とばかりにバスの集合しゅうごう時間じかんに追おわれてしまうことが殆ほとんど、まぁ当時とうじ両親りょうしんは喜よろこんでいたので、これも親おや孝こう

行くだりと思おもい、それなりには愉たのしみました。

ツアーは何なん十じゅう人にんも一緒いっしょに行いくので、当然とうぜん色々いろいろな方ほうが一緒いっしょになります。人ひとそれぞれペースが違ちがうので添乗てんじょう員いんは

大変たいへんだと思おもっていました。笑顔えがおを絶たやさないようにしながら常つねに時計とけいを見みて、声こえを掛かけながら遅おくれてくる参さん

加か者しゃをバスに乗のせて、ツアー終了しゅうりょう時じにはホッと胸むねをなでおろすことの連続れんぞくでしょう。

本書ほんしょを執筆しっぴつ時点じてんで６７歳さいで現役げんえき派遣はけん添乗てんじょう員いんですから、著者ちょしゃは気力きりょくと体力たいりょくと慈愛じあいを充分じゅうぶん持もち合あわせた立派りっぱな人ひと

です。様々さまざまな人々ひとびとの理不尽りふじんな要求ようきゅうや行動こうどうに右往左往うおうさおうし、クレームに対応たいおうし、時ときには想定そうてい外がいの出来事できごとに冷ひや汗あせ

をかき、旅先たびさきでの暖あたたかいエピソードにも事欠ことかきません。

添乗てんじょう員いんという特殊とくしゅな仕事しごとを通つうじて貴重きちょうな経験けいけんをしたと感謝かんしゃをする著者ちょしゃの書かいた本ほんは、ほのぼのとして読後どくご温ぬる

かな気け分ぶんになりました。

　　　旅行りょこう業界ぎょうかいグラグラ日誌にっし　　　梅村うめむら達いたる　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝日あさひ新書しんしょ