サウンズオブアース単語たんご

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サウンズオブアース（Sounds of Earth）とは、2011年ねん生うまれの日本にっぽんの競走きょうそう馬ば。黒くろ鹿毛かげの牡おす馬うま。

通算つうさん成績せいせき30戦せん2勝しょう。誰だれが言いったか「最強さいきょうの2勝しょう馬うま」。何なにをもってして最強さいきょうなのかは後述こうじゅつ。

主あるじな勝かち鞍くら
2014年ねん:はなみずき賞しょう(500万まん下か) ←ここ重要じゅうよう

この記事きじでは実在じつざいの競走きょうそう馬ばについて記述きじゅつしています。 この馬うまを元もとにした『ウマ娘むすめ プリティーダービー』に登場とうじょうするキャラクターについては 「サウンズオブアース(ウマ娘むすめ)」を参照さんしょうしてください。

概要がいよう

父ちちネオユニヴァース、母ははファーストバイオリン、母はは父ちちDixieland Band。兄あにに米べいGI馬うまDominicanがいるが、近ちか親おやの活躍かつやく馬うまはそのくらい。4代だい母ははでニューヨークトリプルティアラを達成たっせいしたChris Evertまで遡さかのぼればChief's Crownやリーチザクラウンなども近ちか親おやに入はいるが、正直しょうじきちょっと遠とおい。なんといっていいかわからない血統けっとうである。

調教ちょうきょうが割わりによかったこともあって新しん馬うま戦せんから1番ばん人気にんきを背負せおうが負まけ続つづけ、年明としあけの4戦せん目めでやっと初はつ勝利しょうり。続つづく若葉わかばSで3着ちゃくに負まけたので皐月さつき賞しょうを諦あきらめ自己じこ条件じょうけんのはなみずき賞しょう(500万まん下か)に回まわり2勝しょう目めを挙あげる。続つづく京都きょうと新聞しんぶん杯はい(GII)で8番ばん人気にんきながら差さし優位ゆういの流ながれに乗のって2着ちゃくに突つっ込こみ賞金しょうきんを確保かくほ、ダービーに出走しゅっそうするがさすがに家いえ賃ちんが高たかかったか11着ちゃく。

夏なつを休養きゅうようにあて、神戸こうべ新聞しんぶん杯はい(GII)で復帰ふっき。8番ばん人気にんきながらダービー馬うまワンアンドオンリーとギリギリまで競せり合あい、アタマ差さ2着ちゃく。この走はしりが評価ひょうかされて菊花賞きっかしょうでは4番ばん人気にんきに支持しじされる。直線ちょくせんでインから鋭するどく抜ぬけ出だしたが、神戸こうべ新聞しんぶん杯はいで破やぶったトーホウジャッカルに追おいつけず2着ちゃく。しかしサウンズオブアースも従来じゅうらいのレコードタイムを上回うわまわる時計とけいで走破そうはしており実みのる力ちからの高たかさを見みせた。

この後のちは休養きゅうようを取とり、日経にっけい賞しょうに出走しゅっそう。安定あんてい感かんが評価ひょうかされ1番ばん人気にんきに推おされるが、ミルコ・デムーロのミスもあり最速さいそく上あがりを出だしながらも4着ちゃく。天皇てんのう賞しょう(春はる)は4番ばん人気にんきに推おされるが9着ちゃく。疲つかれが抜ぬけず目黒めぐろ記念きねんを回避かいひし休養きゅうようする。

賞金しょうきんは大丈夫だいじょうぶか?と思おもったが大丈夫だいじょうぶだったようで、京都大きょうとだい賞しょう典てんで復帰ふっき。久々ひさびさながら2番ばん人気にんきに支持しじされ、正攻法せいこうほうでラブリーデイと一騎打いっきうちに持もち込こむが勢いきおいが足たらず2着ちゃく。JCは1角かくでゴチャついたのが最後さいごまで響ひびきき5着ちゃくに敗やぶれる。有馬ありま記念きねんは先行せんこう策さくから上あがり2位いという理想りそう的てきな競馬けいばをしたが一いち瞬まどか早はやく抜ぬけていたゴールドアクターをクビ差さ捕つかまえられず2着ちゃく。4角かくのほんの僅わずかな位置いち取とりの差さが明暗めいあんを分わけた。

2016年ねんも日経にっけい賞しょうから始動しどう。ゴールドアクターが調整ちょうせい途上とじょうだったこともあり1番ばん人気にんきに推おされるが、そのゴールドアクターに完かん全ぜんにちぎられ2着ちゃく。天皇てんのう賞しょう(春はる)ではやっぱりガス欠かけになり、ゴールドアクター共々ともども撃沈げきちんし15着ちゃく。やっぱり休養きゅうように入はいる。宝塚たからづか記念きねんの方ほうが合あってる気きがするけどなぁ。

復帰ふっき戦せんの京都大きょうとだい賞しょう典てんは前ぜん残のこりの京都きょうと開幕かいまく週しゅうで後方こうほう待機たいきという謎なぞの騎乗きじょうで4着ちゃく。メンバーが揃そろいったJCは5番ばん人気にんきと評価ひょうかを落おとす。しかしレースは中団ちゅうだんで脚あしを溜ため、直線ちょくせんでは外そとに振ふられながらも上あがり3位いの脚あしを伸のばす。キタサンブラックにはあっさり逃にげ切きられたが2着ちゃくを確保かくほ。しかし有馬ありま記念きねんはさっぱり伸のびず8着ちゃく惨敗ざんぱい。

2017年ねんも現役げんえきを続行ぞっこう。なんと主あるじな勝かち鞍くら500万まん下かの身みでドバイシーマクラシックに挑戦ちょうせん。しかし道みち中なかから後方こうほうのままさっぱり伸のびずブービー6着ちゃく。世界せかいの壁かべは厚あつかった。その後ごも札幌さっぽろ記念きねんでは4着ちゃくに入はいるものの、京都大きょうとだい賞しょう典てん13着ちゃく、ジャパンカップ12着ちゃく、有馬ありま記念きねん7着ちゃく。2着ちゃくからすっかり見放みはなされてしまった。

2018年ねんも現役げんえきを続行ぞっこう。目黒めぐろ記念きねんに出走しゅっそうするも12着ちゃくと大敗たいはいし、その後ご脚あし部ぶ不安ふあんから放牧ほうぼく。その後ご昨年さくねんと同おなじく札幌さっぽろ記念きねんに出走しゅっそうを決きめるも、16頭とう中ちゅう13番ばん人気にんきとほぼ注ちゅう目めすらされない状態じょうたいだった。ところがなんと終盤しゅうばん足あしを伸のばし1着ちゃくから0.1秒びょう差さの4着ちゃくと激げき走はし。ファンに衝撃しょうげきを与あたえた。

秋あき競馬けいばは当初とうしょ昨年さくねんと同おなじ京都大きょうとだい賞しょう典てんを予定よていしていたが、札幌さっぽろ記念きねんの激げき走はしを見みた陣じん営は距離きょりを短縮たんしゅくし毎日まいにち王冠おうかんへと路線ろせん変更へんこう。しかし、出遅でおくれも響ひびきき9着ちゃくに終おわってしまう。「少すこし忙いそがしかったのでやはり距離きょりもあった方ほうがいいですね」と我わがに返かえった藤岡ふじおか調教ちょうきょう師しはジャパンカップへ舵かじを進すすめるも、アーモンドアイのレコード勝かちの前まえでは為なすすべもなく、14着ちゃくと惨敗ざんぱい。そして有馬ありま記念きねんでラストラン。４番手ばんてにつけて追つい走はしするも、３～４コーナー付近ふきんから徐々じょじょに置おいて行いかれる格好かっこうとなり16着ちゃくと殿しんがり負まけ、引退いんたいとなった。結局けっきょく、惜おしいところまではいったものの重じゅう賞しょうの夢ゆめ叶かのうわず、サウンズオブアースが「最強さいきょうの2勝しょう馬うま」の汚名おめい(?)を返上へんじょうする事ことは出来できなかった。

引退いんたい後こうは種たね牡馬ぼばではなく、乗の馬うまとしてモモセライディングファームで過すごしていた。しかし、2023年ねん2月がつに大腸だいちょう炎えんを発症はっしょうし12歳さいで死去しきょ。乗の馬うまとしてもこれからという所ところでの逝去せいきょは残念ざんねんなところだが、シルバーコレクターとしての軌跡きせきはエタリオウ(主あるじな勝かち鞍くら「2歳さい未ひつじ勝利しょうり」)やその後ごに続つづく馬うま達いたるが、夢ゆめの続つづきを見みせてくれるはずである。

改あらためて戦績せんせきについて

では、改あらためて彼かれの戦績せんせきを振ふり返かえろう。

通算つうさん成績せいせきは30戦せん2勝しょう。そして重じゅう賞しょうに限かぎった成績せいせきでは、驚おどろくなかれ[0-7-0-17]。1着ちゃくどころか3着ちゃくもない。2着ちゃくか惨敗ざんぱいか、まさしく生せい粋いきのシルバーコレクターである。

そして、主あるじな勝かち鞍くらは「はなみずき賞しょう(500万まん下か)」。善戦ぜんせんマンと言いわれた名な馬うま・ステイゴールドが長ながく背負せおっていた「主あるじな勝かち鞍くら:阿寒湖あかんこ特別とくべつ(900万まん下か(現げん:2勝しょうクラス))」より酷ひどい。しかも「はなみずき賞しょう」は3歳さい限定げんてい戦せんである。

しかしながら、獲得かくとく賞金しょうきんは約やく4億おく6000万まん円えん。「通算つうさん成績せいせき2勝しょうのみで獲得かくとく賞金しょうきん4億おく超ちょうえ」という謎なぞの記録きろくをたたき出だし、重じゅう賞しょう未み勝利しょうり馬うまによる獲得かくとく賞金しょうきん歴代れきだい1位いに君臨くんりんしている。「最強さいきょうの2勝しょう馬うま」と呼よばれる所以ゆえんはここにある^[1][2]。

重じゅう賞しょうこそ勝かてなかったものの、レースに出でれば安定あんていして賞金しょうきんを持もって帰かえってくるという、ある意味いみ馬主ばしゅ孝行こうこうな馬うまであった。ヘタに重じゅう賞しょうを勝かつとハンデが重おもくなってGIIとか出でにくくなるし、これはこれで良よかったのかもしれない。2000年ねん目黒めぐろ記念きねんでは重じゅう賞しょう未み勝利しょうりのステイゴールドが最さい重じゅう斤量きんりょうだった？知しらんな。

血統けっとう表ひょう

ネオユニヴァース 2000 鹿毛かげ	*サンデーサイレンス 1986 青あお鹿毛かげ	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	*ポインテッドパス 1984 栗毛くりげ	Kris	Sharpen Up
			Doubly Sure
		Silken Way	Shantung
			Boulevard
*ファーストバイオリン First Violin 1998 鹿毛かげ FNo.23-b	Dixieland Band 1980 鹿毛かげ	Northern Dancer	Nearctic
			Natalma
		Mississippi Mud	Delta Judge
			Sand Buggy
	Sunrise Symphony 1990 栗毛くりげ	Secretariat	Bold Ruler
			Somethingroyal
		Wimbledon Star	Hoist the Flag
			Chris Evert
競走きょうそう馬ばの4代だい血統けっとう表ひょう

クロス：Almahmoud 5×5(6.25%)

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華はな麗うららなる2着ちゃくヒストリー

・・・3歳さい2戦せんが見当みあたらず

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競馬けいば 競走きょうそう馬ばの一覧いちらん 2014年ねんクラシック世代せだい ネオユニヴァース サウンズを2着ちゃくに負まかした皆みなさん ワンアンドオンリー トーホウジャッカル ゴールドアクター キタサンブラック ラブリーデイ

シルコレの先輩せんぱい方ほう ステイゴールド ロイスアンドロイス ヴィルシーナ シーキングザダイヤ ウインバリアシオン フリオーソ ブエナビスタ(実じつはGI2着ちゃく6回かい) シルコレの後輩こうはい方ほう エタリオウ カレンブーケドール アエロリット ラブカンプー

脚注きゃくちゅう

1. *余談よだんであるが、同おなじくシルバーコレクターと呼よばれ1996年ねんから2001年ねんまで走はしったステイゴールドは、目黒めぐろ記念きねん(G2)で勝利しょうりするまでの重じゅう賞しょう未み勝利しょうり期間きかん中ちゅうに約やく5億おく5466万まん円えん稼かせいでいる。
2. *こちらも余談よだんであるが、同おなじくシルバーコレクターと呼よばれ、2018年ねんから2021年ねんまで走はしり重じゅう賞しょう未み勝利しょうりのまま引退いんたいしたカレンブーケドールは、最終さいしゅう的てきな獲得かくとく賞金しょうきんは約やく4億おく5805万まん円えん。あと一いち歩ほでサウンズオブアースの記録きろくを抜ぬくところであった。