シャコとは、甲殻類 軟甲網 トゲエビ亜網 口脚目シャコ科に属する節足動物である。
英名はMantis Shrimp。漢字で書くと蝦蛄。
概要
体長は12~20cm前後。
英名にMantis(カマキリ)とあるように鎌のような腕の持ち主。
水深10~30メートルの泥底に浅いU字型の穴を掘って潜む。
ネット上ではシャコパンチと呼ばれる打撃を繰り出すことで有名。このパンチは時にベンチプレス150kgクラスのパワーになるとか。
またシャコは12個の光受容体を持つため非常に目が良く、人間に識別できない色素を観ている可能性が高い(人の光受容体は3個)。特に円偏光を視認できる唯一の生物と考えられている。
この目の良さが直、反射神経の良さにつながっているらしい。パンチ力といい、まさに水中ボクシング界の王者。
お寿司のネタにもなっている。見た目がエビより虫っぽいので食わず嫌いの人が多いかも。環境の変化に強いため汚染が進んだ未来ではシャコしか寿司屋で提供されないと言われたこともあった。
語源
ウィキペディア先生いわく、江戸時代にシャコは茹でるとシャクナゲの花の色と似ていることからシャクナゲと呼ばれていて、シャクナゲを漢字で書くと石楠花もしくは石花。その石花→シャクカがなまってシャコになったとか。
シャコ貝の"シャコ"は中国語でシャコガイ科をあらわす「硨螯」(シャゴウと読む)からで、シャコとは関係が無いようだ。
ちなみにシャコというキジとウズラの中間のような外見をしたキジ科の鳥もいる。中国では四八珍という高級食材の括りの中に入っている。
都市伝説
東京湾のシャコは人間の死体を食べているという都市伝説も有名。
パラメディック
「シャコは動物だけじゃなく人間の死体も食べるんですって。」
スネーク
「そうなのか?」
パラメディック
「ええ。ということは、シャコを食べた人は人間を食べたことになるのかしら?」
スネーク
「・・・・・・。」
パラメディック
「どう思う?」
スネーク
「食った後に言わないでくれ・・・・・・。」
実際のところシャコは基本的に生きた獲物を捕獲し自分の住処に引きずり込んでからついばむので、水死体に群がるというのはかなり考えづらいようだ。
エビやカニ、巻貝などは腐肉を食べる性質があるため死体を食していても不思議ではないとのこと。
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