国語こくご辞書じしょの索引さくいん「どた」

どた

取引とりひき所しょで、相場そうばの金額きんがくに添そえて、ちょうどの意いを表あらわす語かたり。「六ろく〇〇円えん—」「八はち〇〇円えん—」

どた‐キャン

［名な］(スル)《「土壇場どたんばでキャンセル」の意い》俗ぞくに、直前ちょくぜんになって約束やくそくや契約けいやくを取とり消けすこと。

どた‐ぐつ【どた靴ぐつ】

大たいきすぎたり形かたちがくずれたりして、履はいて歩あるくとどたどたと音おとを立たてるような不細工ぶさいくな靴くつ。

どた‐どた

［副ふく］荒々あらあらしく歩あるいたり走はしり回まわったりする音おとや、そのさまを表あらわす語かたり。「廊下ろうかを—（と）走はしる」

どた‐ばた

［副ふく］(スル) １ 騒さわがしく走はしり回まわったりあばれたりする音おとや、そのさまを表あらわす語かたり。「子供こどもたちが—（と）はしゃぎ回まわる」「...

どたばた‐きげき【どたばた喜劇きげき】

こっけいなせりふや、大おおげさなしぐさで客きゃくを笑わらわせる喜劇きげき。あちゃらか芝居しばい。スラップスティック。

ど‐たま

《「どあたま（ど頭たま）」の略りゃく》人ひとをののしって、その頭あたまをいう語かたり。「—をどづいてくれる」

どたり

［副ふく］ １ 重おもい物ものなどが落おちたり倒たおれたりする音おとや、そのさまを表あらわす語かたり。「馬上もうえから—と落おちる」 ２ 疲つかれ果はてた人ひとなどが...

どたん

［副ふく］重おもい物ものが倒たおれたり落おちたりするときの音おとや、そのさまを表あらわす語かたり。「—とふすまが倒たおれる」

どたん‐ば【土壇場どたんば】

１ 近世きんせい、首切くびきりの刑けいを行おこなうために築きずいた土どの壇だん。前まえに穴あなを掘ほる。土ど壇だん(どだん)。 ２ 決断けつだんをせまられる、最後さいごの場面ばめん。進すすむ...

ドタール

《「ドゥタール」とも》中央ちゅうおうアジア・イラン・アフガニスタンなどに分布ぶんぷするロングリュート型がた撥ばち弦つる(はつげん)楽器がっき。可動かどうフ...