国語こくご辞書じしょの索引さくいん「えい」1ページ目め

えい【永ひさし】

［音おと］エイ（漢かん）　ヨウ（ヤウ）（呉ご）　［訓くん］ながい ［学習がくしゅう漢字かんじ］5年ねん 〈エイ〉時間じかんが長ながく続つづく。久ひさしい。「永遠えいえん・永久えいきゅう...

えい【曳】

［人名じんめい用よう漢字かんじ］　［音おと］エイ（呉ご）（漢かん）　［訓くん］ひく 引ひきずる。引ひき寄よせる。「曳航えいこう・曳船えいせん・曳光弾えいこうだん／牽曳(けんえい)・...

えい【泳およげ】

［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］およぐ ［学習がくしゅう漢字かんじ］3年ねん およぐ。およぎ。「泳およげ法ほう／遠泳えんえい・競泳きょうえい・水泳すいえい・背泳せおよぎ・遊泳ゆうえい・力泳りきえい」

えい【英えい】

［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］ひいでる　はなぶさ ［学習がくしゅう漢字かんじ］4年ねん １ すぐれている。すぐれた人ひと。「英才えいさい・英断えいだん・英雄えいゆう／育いく...

えい【映うつ】

［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］うつる　うつす　はえる ［学習がくしゅう漢字かんじ］6年ねん １ 光ひかりが反射はんしゃして輝かがやく。はえる。「映発えいはつ／反映はんえい」 ２...

えい【栄さかえ〔榮さかえ〕】

［音おと］エイ（漢かん）　ヨウ（ヤウ）（呉ご）　［訓くん］さかえる　はえ　はえる ［学習がくしゅう漢字かんじ］4年ねん １ 草木くさきが盛さかんに茂しげる。「栄枯えいこ...

えい【洩も】

［音おと］エイ（慣）　セツ（漢かん）　［訓くん］もれる　もらす もる。もれる。もらす。「漏洩ろうえい(ろうえい・ろうせつ)」

えい【盈みつる】

［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］みちる　みたす いっぱいになる。みちる。「盈虚えいきょ・盈みつる満まん」 ［名なのり］みち・みつ・みつる

えい【営〔營〕】

［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］いとなむ ［学習がくしゅう漢字かんじ］5年ねん １ 計画けいかくに従したがって物事ものごとや事業じぎょうを行おこなう。いとなむ。「営業えいぎょう・営利えいり／運営うんえい...

えい【詠えい】

［常用漢字じょうようかんじ］　［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］よむ　ながむ １ 声こえを長ながく引ひく。「詠嘆えいたん」 ２ 詩歌しかを作つくる。また、声こえを出だして詩し...

えい【瑛あきら】

［人名じんめい用よう漢字かんじ］　［音おと］エイ（漢かん） 玉だまの光ひかり。また、水晶すいしょうなど、透明とうめいな美び石せき。「玉たま瑛あきら」 ［名なのり］あき・あきら・てる

えい【裔】

［音おと］エイ（呉ご）（漢かん）　［訓くん］すえ １ 遠とおい子孫しそん。「後裔こうえい・神かみ裔・苗裔びょうえい・末裔まつえい・余あまり裔」 ２ 遠とおい辺境へんきょう。「四よん裔」 [補ほ説せつ...

えい【影かげ】

［常用漢字じょうようかんじ］　［音おと］エイ（漢かん）　ヨウ（ヤウ）（呉ご）　［訓くん］かげ 〈エイ〉 １ 光こうが物ぶつにさえぎられてできる暗くらい部分ぶぶん。...

えい【鋭するど】

［常用漢字じょうようかんじ］　［音おと］エイ（呉ご）（漢かん）　［訓くん］するどい １ よく切きれる。先さきがとがっている。「鋭鋒えいほう(えいほう)・鋭利えいり／...

えい【叡あきら】

［人名じんめい用よう漢字かんじ］　［音おと］エイ（漢かん） １ かしこい。聡明そうめいなこと。「叡あきら才ざい・叡智えいち」 ２ 天子てんしの行おこないに冠かんして敬意けいいを表あらわす語かたり。「...

えい【穎】

［音おと］エイ（漢かん） １ 稲いねの穂先ほさき。「穎果」 ２ 錐きり(きり)や筆ふでなど、とがった物ものの先さき。「穎脱えいだつ／毛もう穎」 ３ 才知さいちが鋭するどい。...

えい【衛まもる〔衞まもる〕】

［音おと］エイ（ヱイ）（漢かん）　エ（ヱ）（呉ご）　［訓くん］まもる　まもり ［学習がくしゅう漢字かんじ］5年ねん １ 周まわりにいて中なかのものを守まもる。ま...

えい【嬰】

［音おと］エイ（漢かん） １ 赤あかん坊ぼう。みどりご。「嬰児えいじ／孩嬰(がいえい)」 ２ まといつく。枠わくを守まもって出でない。「退嬰たいえい」 ３...

えい【翳かげ】

［音おと］エイ（漢かん）　［訓くん］かげ　かげる　かざす １ 物ぶつにおおわれてできる陰かげ。かげり。「暗翳あんえい・陰翳いんえい」 ２ さえぎり隠かくす...

えい【酔よい】

１ 酔ようこと。よい。「—に紛まぎれて姑しゅうと(しばら)く先刻せんこくの不平ふへいを忘わすれて居いたりしが」〈鉄てつ腸ちょう・雪ゆき中ちゅう梅うめ〉 ２ ある物事ものごとに心しんを奪だつ...

えい【鱝／鱏／海うみ鷂はいたか魚ぎょ】

エイ目めの軟骨なんこつ魚類ぎょるいの総称そうしょう。体からだは扁平へんぺいで、ひし形がたないし円形えんけいをし、尾おは細長ほそながい。目めは背面はいめんにあり、口くちとえらあなとは腹はら面めんに開ひらく。...

えい【裛衣／裛被】

「裛衣香が(えいこう)」に同おなじ。

えい【永ひさし】

１ 「永楽えいらく銭ぜに」の略りゃく。 ２ 江戸えど時代じだい、永楽えいらく銭ぜにの通用つうよう禁止きんしの後のち、伊勢いせ以東いとうの幕府ばくふ領りょうにおいて、便宜べんぎ的てきに年貢ねんぐ・物価ぶっかなどの計算けいさん基もと...

えい【栄さかえ】

価値かちを高たかく認みとめられること。名誉めいよ。ほまれ。「拝顔はいがんの—に浴よくする」

えい【郢】

中国ちゅうごく、春秋しゅんじゅう時代じだいの楚すわえ(そ)の国くにの都と。現在げんざいの湖北こほく省しょう江こう陵りょう県けん北部ほくぶにあったと伝つたえられるが、楚すわえはどこへ遷都せんとしてもそこを郢とよん...

えい【詠えい／咏】

１ 詩歌しかを作つくること。また、その詩歌しか。「一いち首しゅの御ご—を遊あそばしてくだされけり」〈平家ひらか・六ろく〉 ２ 詩歌しかを声こえを長ながく引ひいてうた...

えい【裔】

血筋ちすじの末すえ。子孫しそん。「大納言だいなごん公こう時じ(きんとき)から二に十じゅう一いち世せいの—で」〈魯庵・社会しゃかい百面相ひゃくめんそう〉

えい【影かげ】

人ひとや物ぶつの姿すがたを絵えに写うつしとったもの。絵姿えすがた。肖像しょうぞう画が。「かの聖ひじりの姿すがたを、—に書かきとらん」〈宇治うじ拾遺しゅうい・九きゅう〉

えい【鋭するど】

［名な・形かたち動どう］ １ 鋭するどいこと。また、鋭するどいさま。「私利しりを謀たばかるの心こころ極きわめて—なれば」〈田口たぐち・日本にっぽん開化かいか小史しょうし〉 ２ 鋭するどい武器ぶき。...

えい【穎】

１ イネ科か植物しょくぶつの、花はな・小しょう穂ほ(しょうすい)の外側そとがわにある葉状ようじょうの2枚まいの小片しょうへん。花はなを包つつむものを花はな穎、小しょう穂ほの付つけ根ねにあるものを...

えい【衛まもる】

中国ちゅうごく、春秋しゅんじゅう時代じだいの列国れっこくの一いち。周しゅうの武ぶ王おうの弟おとうと康やすし叔(こうしゅく)を祖そとする。現在げんざいの河北かほく省しょう南西なんせい部ぶから河南かなん省しょう北部ほくぶにわたる地域ちいきを...

えい【嬰】

音楽おんがくで、本来ほんらいの音おとより半音はんおん高たかいことを示しめす語かたり。「—ヘ短調たんちょう」⇔変へん。

えい【纓えい】

１ 冠かんの付属ふぞく具ぐで、背後はいごの中央ちゅうおうに垂たらす部分ぶぶん。古ふるくは、髻たぶさ(もとどり)を入いれて巾はば子こ(こじ)の根ねを引ひき締しめたひもの余あまりを後ご...

えい【叡あきら】

理化学研究所りかがくけんきゅうしょなどが共同きょうどうで開発かいはつした、初はつの国産こくさん超ちょう伝導でんどう量子りょうしコンピューター。令れい和わ5年ねん（2023）に運用うんよう開始かいし。64個この超ちょう伝導でんどう...

エイ

⇒エー

え・い【良よい／善よい／好よい】

［形かたち］［文ぶん］え・し［ク］よい。よろしい。「本間ほんま(ほんま)に器量きりょうの—・いものは徳とくやな」〈漱石そうせき・行人こうじん〉

えい

［感かん］ １ 力りょくを込こめたり、勇気ゆうきを奮ふるい起おこしたり、決断けつだんしたりしたときに発はっする語かたり。「—、と投なげつけた」「—、やってしま...

えい‐あずけ【永えい預あづけ】

江戸えど時代じだいの刑罰けいばつの一いち。終身しゅうしん、他家たけに預あづけて帰宅きたくを許ゆるさないこと。

えいあん‐ほう【永安えいあん法ほう】

二宮にのみや尊徳そんとくの報徳ほうとく仕法しほうの一いち。経済けいざいを立たて直なおしたのち、生活せいかつの安定あんていをはかる報徳ほうとく仕法しほうの趣旨しゅしを、社寺しゃじや村落そんらくの組織そしきの援助えんじょによって永えい...

えいあん‐もん【永安えいあん門もん】

平安京へいあんきょう内裏だいり内郭ないかく十じゅう二に門もんの一いち。内裏だいりの南面なんめん、承うけたまわ明あかり門もんの西にしに位置いち。

えい‐い【栄位えいい】

名誉めいよな地位ちい。「—につく」

えい‐い【営為えいい】

人間にんげんが日々ひびいとなむ仕事しごとや生活せいかつ。いとなみ。

えい‐い【鋭意えいい】

（多おおく副詞ふくし的てきに用もちいて）気持きもちを集中しゅうちゅうして励はげむこと。専心せんしん。「—研究けんきゅうに努つとめる」

えい‐い【衛まもる尉じょう】

中国ちゅうごくの官かん名めい。秦はた(しん)・漢かん代だいからの九きゅう卿きょう(きゅうけい)の一いち。宮門きゅうもん警備けいびの衛士えじの長官ちょうかん。宋そう代だいに廃止はいし。

えい‐いき【塋域】

墓地ぼち。墓場はかば。「或あるる貴とうとい—を犯おかした事件じけんというのが伝つたえられた」〈露伴ろはん・骨董こっとう〉

えい‐いん【影印えいいん】

［名な］(スル)書籍しょせきを写真しゃしんにとり製版せいはん、印刷いんさつすること。また、そうしたもの。

えい‐いん【英えい印しるし】

⇒インド帝国ていこく

えいいん‐ぼん【影印本えいいんぼん】

翻刻ほんこくではなく、影印えいいんで作つくった本ほん。

えい‐う【嬰羽】

中国ちゅうごく・日本にっぽん音楽おんがくで、五ご声こえのうち、羽はね(う)の音おとより一律いちりつ（半音はんおん）高たかい音おと。

えい‐えい【営営えいえい】

［ト・タル］［文ぶん］［形かたち動どうタリ］せっせと休やすみなく励はげむさま。「—として働はたらく」