国語こくご辞書じしょの索引さくいん「こほ」

こ‐ほう【小しょう袍ほう】

袖そでが一いち幅ぶく(ひとの)で、端はし袖そで(はたそで)をつけない袍ほう。貴人きじんの元服げんぷく・結髪けっぱつに奉仕ほうしする者ものが、常つねの装束しょうぞくの上うえに着きた。

こ‐ほう【戸部とべ】

⇒こぶ（戸部とべ）2

こ‐ほう【古ふる方かた】

１ 昔むかしから伝つたえられた古ふるい方法ほうほう。 ２ 漢方かんぽう医学いがくの古こ医方いほう(こいほう)。

こ‐ほう【古いにしえ法ほう】

１ 昔むかしの法律ほうりつ。古ふるいおきて。 ２ 昔むかしからのしきたり。昔むかしの方法ほうほう。

こ‐ほう【孤こ峰ほう】

１ まわりに高たかい山さんがなく、ただ一ひとつそびえる峰みね。 ２ 徒党ととうを組くまずに一人ひとりで独自どくじの道みちを歩あゆむすぐれた人ひと。「日本にっぽん画が界かいの—」

こほう‐あん【孤こ篷庵】

京都きょうと大徳寺だいとくじの塔頭たっちゅう(たっちゅう)の一いち。慶長けいちょう17年ねん（1612）小堀こぼり遠どお州しゅうが竜光りゅうこう院内いんないに創建そうけんし、のち大徳寺だいとくじ内ないに移築いちく。寛政かんせい5年ねん...

こほう‐か【古ふる方かた家か】

江戸えど時代じだいにおける漢方かんぽう医いの一派いっぱ。古こ医方いほうを重おもんずる医家いか。

こ‐ほうそう【個こ包装ほうそう】

商品しょうひんを一ひとつ一ひとつ別々べつべつに包装ほうそうすること。また、そのように包装ほうそうされたもの。個こ装そう。 [補ほ説せつ]例たとえばキャンディーを複数ふくすう袋ぶくろに詰つめ...

こほうそう‐し【個こ包装ほうそう紙し】

商品しょうひんを個別こべつに包装ほうそうするための用紙ようし。個こ装そう紙し。→個こ包装ほうそう

こほうそう‐ばこ【個こ包装ほうそう箱ばこ】

商品しょうひんを個別こべつに包装ほうそうするための箱はこ。個こ装そう箱ばこ。→個こ包装ほうそう

こ‐ほうばい【古こ朋輩ほうばい／古こ傍輩ほうばい】

昔むかしの同僚どうりょう。昔むかしの仲間なかま。

こ‐ほく【湖北こほく】

湖みずうみの北きた。日本にっぽんでは多おおく、琵琶湖びわこの北きたの地ちをさす。

こほく【湖北こほく】

中国ちゅうごく中部ちゅうぶの省しょう。省しょう都とは武漢ぶかん。洞ほら庭にわ(どうてい)湖みずうみの北方ほっぽう、揚子江ようすこう・漢かん水すいの流域りゅういきにある。春秋しゅんじゅう戦国せんごく時代じだいの楚すわえの地ち。米べい・綿花めんか・鉄てつの...

こほく‐しょう【湖北こほく省しょう】

⇒湖北こほく

こほ‐こほ

［副ふく］《清濁せいだくについては未み詳しょう》雷かみなりが鳴なったり物ものをたたいたり、また、咳せき(せき)をしたときなどの音おとを表あらわす語かたり。「舷ふなばた(ふなばた...

こお・し【恋こいほし】

［形かたちシク］《「こひ（恋こい）し」の古形こけい》「恋こいしい」に同おなじ。「梅うめの花はな今いま盛もりなり百ひゃく鳥ちょう(ももとり)の声こえの—・しき春来はるきたるらし...

こぼ・つ【毀こぼつ】

［動どうタ五ご（四よん）］《古ふるくは「こほつ」》 １ こわす。破壊はかいする。「その形かたちの美うつくしさはまだ決けっして—・たれてはいなかった」〈...

こほ‐めか・す

［動どうサ四よん］ごとごとと音おとを立たてる。「蔵人くろうどのいみじく高たかく踏ふみ—・して」〈枕まくら・五ご六ろく〉

こほ‐め・く

［動どうカ四よん］ごとごと音おんがする。ごろごろ鳴なる。また、ひしめく。「よろづをこぼち運はこび、—・きののしりて持もて出でで運はこび騒さわぐを...

こぼ・れる【毀こぼれる】

［動どうラ下か一いち］［文ぶん］こぼ・る［ラ下か二に］《古ふるくは「こほれる」とも》 １ 欠かけ損そんじる。「刀かたなの刃はが—・れる」 ２ こわれる...

こ‐ほん【小本こもと】

《「こぼん」とも》 １ 小形こがたの本ほん。 ２ 半紙ばんし四よんつ折おりの大おおきさの本ほん。また、特とくに洒落本しゃれぼんのこと。

こ‐ほん【古本ふるほん】

１ ふるほん。古書こしょ。⇔新本しんぽん。 ２ 古代こだいの書物しょもつ。古ふるい文書ぶんしょ。 ３ 古ふるい伝つて本ほん。特とくに江戸えど初期しょき、慶長けいちょう・元和がんわ（1596〜162...

こ‐ほん【孤こ本ほん】

ただ1冊さつだけ伝つたわった本ほん。

こほんせつわしゅう【古本ふるもと説話せつわ集しゅう】

鎌倉かまくら初期しょきまでに成立せいりつした説話せつわ集しゅう。編者へんしゃ未み詳しょう。前半ぜんはんは和歌わか説話せつわ46話わ、後半こうはんは仏教ぶっきょう説話せつわ24話わからなる。

コホーテク‐すいせい【コホーテク彗星すいせい】

1973年ねん3月がつ、チェコスロバキアのルボシュ＝コホーテクが発見はっけんした非ひ周期しゅうき彗星すいせい。翌年よくねん1月がつに地球ちきゅうに接近せっきんし、肉眼にくがんでも観測かんそくさ...

コホート

仲間なかまのグループ。特とくに統計とうけいで、同一どういつの性質せいしつを持もつ集団しゅうだん。団塊だんかいの世代せだいなど。

コホート‐ぶんせき【コホート分析ぶんせき】

ある特定とくていの集団しゅうだんの行動こうどうの変化へんかを、年齢ねんれい・時代じだい・世代せだい（コホート）の三みっつの要因よういんに注目ちゅうもくして説明せつめいする分析ぶんせき手法しゅほう。その集団しゅうだんの行動こうどうの...