国語こくご辞書じしょの索引さくいん「せいぜ」

せい‐せい【精せい誠まこと】

《「せいぜい」とも》まじりけのないまごころ。純粋じゅんすいな誠実せいじつさ。「古ふるくからの土地とちの神かみに、—をいたしていた」〈柳田やなぎだ・山やまの人生じんせい〉

せい‐ぜい【正せい税ぜい】

⇒しょうぜい（正せい税ぜい）

せい‐ぜい【精精せいぜい】

［副ふく］ １ 能力のうりょくの及およぶかぎり努力どりょくするさま。できるだけ。精せいいっぱい。「—おまけします」「—養生ようじょうして下ください」「病やみ上じょうが...

せい‐せき【聖跡せいせき／聖蹟せいせき】

《古ふるくは「せいぜき」とも》 １ 天子てんしが行幸ぎょうこうした地ちや帝都ていとの旧跡きゅうせき。 ２ 聖人せいじんの事跡じせき。また、その遺跡いせき。しょうせき。「—巡じゅん...

せい‐ぜつ【凄絶せいぜつ】

［名な・形かたち動どう］非常ひじょうにすさまじいこと。また、そのさま。「—な争あらそい」

せい‐ぜつ【清きよし絶ぜっ】

［名な・形かたち動どう］非常ひじょうに清きよらかなこと。また、そのさま。「其気韻きいんを高遠こうえんにし其妙想そうを—にし」〈逍遥しょうよう・小説しょうせつ神髄しんずい〉

せい‐ぜん【正善しょうぜん】

［名な・形かたち動どう］正ただしくて理りにかなっていること。また、そのさま。「刹那せつな刹那せつなの断片だんぺん的てきなる要求ようきゅうを満足まんぞくすることにおいて—な生活せいかつ...

せい‐ぜん【生前せいぜん】

その人ひとが生いきていたとき。死しぬ前まえ。在世ざいせい中ちゅう。しょうぜん。「—をしのぶ」「—の功労こうろうにより」

せい‐ぜん【西漸せいぜん】

［名な］(スル)勢力せいりょく・文化ぶんかなどが、次第しだいに西方せいほうへ移うつること。

せい‐ぜん【性善せいぜん】

人間にんげんの生うまれつきの性質せいしつは善ぜんであるということ。

せい‐ぜん【聖ひじり善よし】

《「詩経しきょう」邶風・凱風から》母ははの徳とく。また、りっぱな母親ははおや。慈母じぼ。

せい‐ぜん【凄すご然しか】

［ト・タル］［文ぶん］［形かたち動どうタリ］ １ 非常ひじょうにもの寂さびしい感かんじがするさま。「—として眼め冷れいかに」〈東海とうかい散士さんし・佳人かじん之の奇遇きぐう〉 ...

せい‐ぜん【整然せいぜん】

［ト・タル］［文ぶん］［形かたち動どうタリ］秩序ちつじょ正ただしく整ととのっているさま。「—たる行列ぎょうれつ」「理路りろ—」

せいぜん‐いしょ【生前せいぜん遺書いしょ】

⇒リビングウィル

せいぜん‐うんどう【西漸せいぜん運動うんどう】

米国べいこくの歴史れきし上じょう、東部とうぶから太平洋たいへいように及およぶ西方せいほう地域ちいきに向むかって人々ひとびとが移住いじゅうした動うごきをいう。植民しょくみん地ち時代じだいから、19世紀せいき末まつまで続つづいた。

せいぜん‐こうい【生前せいぜん行為こうい】

⇒生前せいぜん処分しょぶん

せいぜん‐しょぶん【生前せいぜん処分しょぶん】

行為こうい者しゃの生前せいぜんに効力こうりょくを生しょうずる法律ほうりつ行為こうい。生前せいぜん行為こうい。⇔死因しいん処分しょぶん。

せいぜん‐せいり【生前せいぜん整理せいり】

生いきているうちに、死後しごのことを考かんがえて、財産ざいさんや身辺しんぺんの整理せいりをすること。終おわり活かつの一ひとつ。→遺品いひん整理せいり

せいぜん‐せつ【性善説せいぜんせつ】

人間にんげんにはもともと善ぜんの端緒たんしょがそなわっており、それを発展はってんさせれば徳性とくせいにまで達たっすることができるとする説せつ。孟子もうしが唱となえた。⇔...

せいぜん‐そう【生前せいぜん葬そう】

本人ほんにんの意思いしで、または承諾しょうだくを得えて本人ほんにんの生いきている間あいだに催もよおす葬儀そうぎ形式けいしきの集あつまり。

せいぜん‐ぞうよ【生前せいぜん贈与ぞうよ】

生いきているうちに配偶はいぐう者しゃや子こなどに財産ざいさんを贈与ぞうよすること。 [補ほ説せつ]年間ねんかんの贈与ぞうよ額がくが基礎きそ控除こうじょ額がくを超こえる場合ばあい、相続そうぞく税ぜいよりも高こう...

せいゼーバルト‐きょうかい【聖せいゼーバルト教会きょうかい】

《Sankt Sebaldkirche》⇒聖せいセバルドゥス教会きょうかい