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辞書じしょ
1 その年とし最初さいしょに実みのった稲いねの穂ほ。
2 その年とし最初さいしょに収穫しゅうかくした穀物こくもつ・野菜やさい・果実かじつなど。
3 その年とし最初さいしょに収穫しゅうかくし、神仏しんぶつ・朝廷ちょうていに奉たてまつる穀物こくもつなどの農作物のうさくもつ。また、その代かわりとする金銭きんせん。「お—料りょう」
4 初はじめて食たべる物もの。また、他人たにんに先さきんじて最初さいしょに味あじわう食たべ物もの。
「行ゆきゃあ隠居いんきょと立たてられて見舞みまいひの—を喰くえふ株かぶだが」〈伎・小袖こそで曽我そが〉
⇒はつほ
出典しゅってん:デジタル大辞泉だいじせん(小学館しょうがくかん)
はつほりょう【初穂はつほ料りょう】
神道しんとうで、儀式ぎしきのときに神前しんぜんにささげる供物くもつの金品きんぴん。→初穂はつほ3
出典しゅってん:青空あおぞら文庫ぶんこ
・・・、そのよしを言ことづけて初穂はつほというのを、氷詰こおりづめにして、紫むらさき玉だまから鎌倉かまくら殿どの・・・ 泉いずみ鏡花きょうか「伯爵はくしゃくの釵」
・・・があって、それにも御お初穂はつほを供そなえる、大祭たいさい日びだというて数かずを増ます。二に十じゅう・・・ 幸田こうだ露伴ろはん「少年しょうねん時代じだい」
初はつ緒いとぐち
初はつ麻あさ
1位い
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