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僧尼そうにの着用ちゃくようする衣服いふく。もとは戒律かいりつに定さだめられた五条ごじょうなどの袈裟けさ (けさ) をいったが、日本にっぽんではさらにこの下したに着用ちゃくようするものをも含ふくめて総称そうしょうする。法服ほうふく。衣ころも (ころも) 。ほうい。
⇒ほうえ(法衣ほうえ)
出典しゅってん:デジタル大辞泉だいじせん(小学館しょうがくかん)
出典しゅってん:青空あおぞら文庫ぶんこ
・・・の細作さいさくを欺あざむくために、法衣ほうえをまとって升屋ますやの夕ゆう霧きりのもとへ通かよいつめた話はなし・・・ 芥川あくたがわ竜之介りゅうのすけ「或ある日ひの大石おおいし内蔵助くらのすけ」
・・・た一人ひとり、長ながいアビト(法衣ほうえの裾すそを引ひきながら、南蛮寺なんばんじの庭にわを歩あるいていた・・・ 芥川あくたがわ竜之介りゅうのすけ「神かみ神しんの微笑びしょう」
・・・清正きよまさは香こう染ぞめの法衣ほうえに隠かくした戒刀のつかへ手てをかけた。倭国わのくにの禍わざわいになる・・・ 芥川あくたがわ竜之介りゅうのすけ「金将きんしょう軍ぐん」
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