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辞書じしょ
１ サケ目めサケ科かの海水かいすい魚ぎょ。全長ぜんちょう約やく1メートル。体からだは長ながい紡錘形ぼうすいけいで側がわ扁ひらたし、尾おびれ近ちかくに脂あぶらびれがある。背せ側がわは暗くら青色あおいろ、腹はら側がわは銀ぎん白色はくしょく。北きた太平洋たいへいようを広ひろく回遊かいゆうし、河川かせんに上のぼって産卵さんらんする。産卵さんらん期きの雄ゆうは吻 (ふん) が鉤かぎ (かぎ) 状じょうに曲まがるので、俗ぞくに鼻曲はなまがりとよばれる。肉にくは淡紅あわべに色しょくで美味びみ。卵たまごは筋子すじこ (すじこ) ・イクラとして賞味しょうみされる。シロザケ。しゃけ。《季き 秋あき》「—のぼる古瀬こせや霧きりのなほまとふ／秋あき桜子さくらこ」
２ サケ科かの海水かいすい魚ぎょの総称そうしょう。サケ・ベニザケ・ギンザケ・カラフトマス・サクラマス・ビワマス・マスノスケの7種しゅがある。産卵さんらん期きには遡さかのぼ河かわ (そか) し、孵化ふか (ふか) した幼魚ようぎょは河かわを下くだり、海うみに出でて回遊かいゆうし、母はは川かわに戻もどる。
洋画ようが家か、高橋たかはし由一ゆいちによる油絵あぶらえ。縦長たてながの画面がめんに、縄なわで吊つるされ身みを欠かき取とられた新巻あらまき鮭さけを描えがいたもの。明治めいじ8年ねんから12年ねん（1875〜1879）頃ごろの作さく。東京芸術大学とうきょうげいじゅつだいがく所蔵しょぞう。国くに指定してい重要じゅうよう文化財ぶんかざい。鮭さけ図ず。
出典しゅってん：デジタル大辞泉だいじせん（小学館しょうがくかん）
さけかん【鮭さけ缶かん】
鮭さけの水みず煮にや油あぶら漬づけの缶詰かんづめ。
梟ふくろう
酒さけ
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