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こんな私じゃなかったに (映画) - Wikipedia
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こんな私わたしじゃなかったに (映画えいが)

1952年ねんに公開こうかいされた川島かわしま雄三ゆうぞう監督かんとくの日本にっぽん映画えいが

『こんな私わたしじゃなかったに』（こんなわたしじゃなかったに）は、1952年ねんに公開こうかいされた川島かわしま雄三ゆうぞう監督かんとくの日本にっぽん映画えいが[1]。

こんな私わたしじゃなかったに
監督かんとく 川島かわしま雄三ゆうぞう
脚本きゃくほん 池田いけだ忠雄ただお
川島かわしま雄三ゆうぞう
柳沢やなぎさわ類るい寿ことぶき
原作げんさく 北條ほうじょう誠まこと
製作せいさく 小倉おぐら武志たけし
出演しゅつえん者しゃ 宮城みやぎ千賀子ちかこ
音楽おんがく 木下きのした忠司ただし
主題歌しゅだいか 「こんな私わたしじゃなかったに」
撮影さつえい 西川にしかわ亨とおる
編集へんしゅう 浜村はまむら義康よしやす
製作せいさく会社かいしゃ 松竹しょうちく（松竹しょうちく大船おおぶね撮影さつえい所しょ[1]）
配給はいきゅう 松竹しょうちく
公開こうかい 日本の旗1952年ねん8月がつ7日にち[1]
上映じょうえい時間じかん 88分ふん[2]
製作せいさく国こく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
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概要がいよう

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『週刊しゅうかん平凡へいぼん』に連載れんさいされた北條ほうじょう誠まことの作品さくひんが原作げんさく[3]で、現代げんだい劇げき[4]コメディドラマである[1]。

また、山下やました欽一きんいちを演えんじる川かわ喜多きた雄二ゆうじ（旧きゅう名川ながわ喜多きた小六ころく）の松竹しょうちく入社にゅうしゃ後ご最初さいしょの出演しゅつえん作品さくひんでもある[4][2]。

特別とくべつ出演しゅつえんではん子こを演えんじると共ともに主題歌しゅだいか「こんな私わたしじゃなかったに」を歌うたう神楽坂かぐらざかはん子こは当時とうじ現役げんえきの神楽坂かぐらざか芸妓げいぎ、かつコロムビア所属しょぞくの歌手かしゅだった[5]。

あらすじ

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自由じゆう大学だいがく理学部りがくぶ・応用おうよう化学かがく教室きょうしつに通かよう才媛さいえんの女学生じょがくせい、村田むらた千秋ちあき（水原みずはら真知子まちこ）の学費がくひは姉あねの昌子しょうじ（宮城みやぎ千賀子ちかこ）が負担ふたんしていた[3]。

昌子しょうじは元もと芸者げいしゃであり、現在げんざいは踊おどりの師匠ししょうとして生計せいけいを立たてている[3]。そして、昌子しょうじは田舎いなかの実家じっかに預あづけた息子むすこ貢みつぎ一いち（小島こじま輝明てるあき）のためにも仕送しおくりしていて、それは昌子しょうじの夫おっと、横山よこやま武たけしが出征しゅっせいする際さい、無理矢理むりやりに別わかれさせられて消息しょうそく不明ふめいになったからだった[3]。

千秋せんしゅうは大学だいがくに通かよう自分じぶんの学費がくひと、そして自分じぶんの生活せいかつに加くわえて実家じっかへの仕送しおくりという2世帯せたいの生活せいかつ費ひを負担ふたんしている昌子しょうじの苦労くろうを思おもい[6]、姉あねの昔むかしの友人ゆうじんお龍りゅう（櫻さくらむつ子こ）の伝手つてで夜よるに芸者げいしゃのアルバイトを始はじめることにした[3]。アルバイト先さきで千秋せんしゅうは姉あね昌子しょうじ並なみの踊おどりの技量ぎりょうを発揮はっき、そして持もち前まえの学力がくりょくによって芸者げいしゃとして人気にんき者しゃになった[3]。

だが、その噂うわさは大学だいがくにも伝つたわり、そして千秋せんしゅうに思おもいを寄よせる天文学てんもんがく教室きょうしつの学生がくせい、山下やました欽一きんいち（川かわ喜多きた雄二ゆうじ）は千秋せんしゅうが芸者げいしゃアルバイトで生活せいかつ費ひを稼かせいでいることに心しんを痛いためた[3]。その心配しんぱいをよそに、千秋せんしゅうは酔よった勢いきおいで人柄ひとがらに好意こういを持もった客きゃくの矢島やじま武たけし（山村やまむら聰さとし）に結婚けっこんを迫せまっていた[3]。

やがて千秋せんしゅうの芸者げいしゃアルバイトの噂うわさは姉あねの昌子しょうじの元もとにも達たっし、心配しんぱいした昌子しょうじは山下やましたと相談そうだんした末すえに山下やましたの知人ちじんだった千秋せんしゅうの客きゃく、矢島やじまと対面たいめんするが、その矢島やじまの正体しょうたいは昌子しょうじの元夫もとお、横山よこやま武たけし本人ほんにんだった[3]。千秋せんしゅうは矢島やじまが昌子しょうじを苦労くろうさせている張本人ちょうほんにんだと知しり憤慨ふんがいしたが、実じつは矢島やじま本人ほんにんも昌子しょうじが身みを引ひいた理由りゆうを知しらず、家族かぞくが矢島やじまに知しらせず[6]勝手かってにやったことだと判明はんめいした[3]。

そして、10年ねんぶりに父親ちちおやが帰かえってきたことを息子むすこの貢みつぎ一いちは喜よろこび、貢みつぎ一いちを中心ちゅうしんとした昌子しょうじ、矢島やじまの家族かぞく3人にんの姿すがたに千秋せんしゅうは涙なみだした[3]。

その後ご、大学だいがくの七夕たなばた祭さいで、天文学てんもんがく教室きょうしつにて山下やましたと仲良なかよく望遠鏡ぼうえんきょうを覗のぞく千秋せんしゅうの姿すがたがあった[3]。

スタッフ

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キャスト

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特別とくべつ出演しゅつえんの芸妓げいぎ、神楽坂かぐらざかはん子こ。
（1952年ねん12月24日にち）

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d allcinema.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar 国立こくりつ映画えいがアーカイブ.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n Movie Walker.
  4. ^ a b c 松竹しょうちく.
  5. ^ 文化庁ぶんかちょう.
  6. ^ a b c kinenote.

参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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