(Translated by https://www.hiragana.jp/)
コバイケイソウ - Wikipedia

コバイケイソウ小梅こうめ蕙草、学名がくめいVeratrum stamineum)はユリシュロソウ(メランチウム: APG植物しょくぶつ分類ぶんるい体系たいけいによる分類ぶんるいシュロソウぞく多年草たねんそう従来じゅうらいおおくの分類ぶんるい体系たいけいではユリ分類ぶんるいされていた。

コバイケイソウ
コバイケイソウ (霧ヶ峰きりがみね富士見台ふじみだい・2009ねん7がつ撮影さつえい)
分類ぶんるいAPG III
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 被子植物ひししょくぶつ angiosperms
階級かいきゅうなし : たん子葉しようるい monocots
: ユリ Liliales
: シュロソウ Melanthiaceae
ぞく : シュロソウぞく Veratrum
たね : コバイケイソウ V. stamineum
学名がくめい
Veratrum stamineum Maxim.
和名わみょう
コバイケイソウ
(小梅こうめ蕙草)

特徴とくちょう

編集へんしゅう

山地さんち草本そうほんなかでは大型おおがたで、たかさは1mほどになる。6月から8がつさきしろはなをつける。花茎かけい先端せんたん両性りょうせいはなよこびるはな雄花おばなである。群生ぐんせいすることがおおく、初夏しょかやま代表だいひょうするはなひとつ。光沢こうたくがあり、かた葉脈ようみゃくがはっきりとしたちょう楕円だえんがた互生ごせいする。

有毒ゆうどくであり、ぜんくさプロトベラトリンひとしのアルカロイドけいどく成分せいぶんつ。あやましょくすると嘔吐おうと痙攣けいれんこし、血管けっかん拡張かくちょうから血圧けつあつ降下こうかて、じゅうあつし場合ばあいいたる。若芽わかめ山菜さんさいオオバギボウシノカンゾウ若芽わかめており、あやましょくによる食中毒しょくちゅうどく毎年まいとしのように発生はっせいしているため注意ちゅうい必要ひつよう[1]

名前なまえ由来ゆらいは、はなうめており、蕙蘭ているため。

分布ぶんぷ生育せいいく環境かんきょう

編集へんしゅう

日本にっぽん本州ほんしゅう中部ちゅうぶ地方ちほう以北いほく北海道ほっかいどう分布ぶんぷし、山地さんちから高山こうざん草地くさち湿地しっちのような、比較的ひかくてき湿気しっけおおいところにえる。

写真しゃしん

編集へんしゅう

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ 小梅こうめ蕙草のどく

外部がいぶリンク

編集へんしゅう