ジョック

ジョック（英語えいご: jock）とは、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける人間にんげんの類型るいけいのひとつで、日本にっぽんにおける体育たいいく会かい系けいに近似きんじする概念がいねん。単たんにアスリートの男性だんせいを指さす場合ばあいもあるが、しばしば同国どうこくの社会しゃかい、とりわけ学校がっこう社会しゃかいにおける、いわゆるスポーツマンを主おもとした人気にんき者しゃの男性だんせいを指さすステレオタイプである。アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの社会しゃかいとりわけ学校がっこう社会しゃかいのヒエラルキー（スクールカースト）の頂点ちょうてんに位置いちするジョックは、対たい概念がいねんたるナードとともに、米国べいこくの社会しゃかいおよび文化ぶんかの象徴しょうちょうの一いちとして語かたられもする。但ただしアメリカでは、スクールカーストは「clique」（クリーク、派閥はばつの意味いみ）と呼よばれている。

概論がいろん

ジョックの象徴しょうちょうと目めされるアメフト選手せんしゅ

ジョックという概念がいねんは学校がっこう文化ぶんか（School culture）、特とくに高校こうこう文化ぶんかに深ふかく根ねざしたもので、これを抜ぬきに論ろんずることはできない（#大衆たいしゅう文化ぶんか）。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの一般いっぱん的てきな学校がっこう（特とくに高校こうこう）社会しゃかいにあっては、各々おのおのの生徒せいとの特質とくしつによるところの階層かいそうというべきものがしばしば形作かたちづくられる。これら各々おのおのの階層かいそうへの帰属きぞくがその生徒せいとの学校がっこう生活せいかつの様相ようそうを決定けっていし、また学校がっこう生活せいかつの様相ようそうによってその生徒せいとの属ぞくしうる階層かいそうが決定けっていされる傾向けいこうにある。

ジョックとの仲なか睦むつまじき『女子じょしの最高峰さいこうほう』たる存在そんざい（クイーン・ビー）として扱あつかわれがちなチアリーダー

多おおくの場合ばあいにおいて5段階だんかい程度ていどに分わかれるものと見みられるこれら階層かいそうは、異い階層かいそう間あいだの交流こうりゅう関係かんけいを主従しゅうじゅう－対立たいりつという上下じょうげ関係かんけいに基もとづくそれのほかにほとんどとして持もたないという傾向けいこうを有ゆうし、そこに呈ていするその様相ようそうは「厳然げんぜんたる階級かいきゅう社会しゃかい」と表現ひょうげんされてもいる（#階層かいそう構造こうぞうの図ず象ぞうを参照さんしょう）。

そして多おおくの場合ばあいにおいてその頂点ちょうてんに位置いちするのが体育たいいく会かい系けいの男子だんし生徒せいとらとそれを補佐ほさするチアリーダーの女子じょし生徒せいとらの属ぞくす階層かいそうであり、前者ぜんしゃを指さして「ジョック」、前者ぜんしゃの属ぞくす階層かいそうまたは、前者ぜんしゃを集団しゅうだん的てきに「ジョックス」（Jocks）という。

平ひらたくは肉体にくたい志向しこうの人気にんき者しゃ集団しゅうだんあるいは派閥はばつ（Popular group∨Popular clique）といえるもので、これに属ぞくするための教育きょういく（訓練くんれん）が幼児ようじの時期じきから行おこなわれるなど、米国べいこくにおける社会しゃかいのいわゆるメインストリーム（王道おうどう）として、一般いっぱん的てきな米国べいこく社会しゃかいの多おおくの親おやが自みずからの子こに望のぞむ道みちであるという。つまりはいわゆるアメリカ人じんの生いき方かたの目立めだった花形はながたにあたるこの栄光えいこうを得えるための熾烈しれつな競争きょうそうが幼少ようしょうの時期じきから始はじまるのである。

一方いっぽう、なれなかった者ものからすれば非常ひじょうに気きに食くわない存在そんざいであり、こうした文化ぶんかはコロンバイン高校こうこう銃じゅう乱射らんしゃ事件じけんのような凄惨せいさんな事件じけんを生うみ出だす直接ちょくせつの要因よういんであったものとも考かんがえられている（#事件じけんを参照さんしょう）。

様相ようそう

学校がっこう内ないでの数かずにおいて相対そうたい的てきに一いち握にぎりに過すぎないジョックスは、学業がくぎょう成績せいせきが優秀ゆうしゅうでなくとも、その学校がっこう内ないで優等生ゆうとうせい的てきな存在そんざいで、周囲しゅういの人気にんきを集あつめる。それだけでなく彼かれらは学校がっこう内ないで絶大ぜつだいな権力けんりょくを持もち、しばしば支配しはい者しゃとしての振舞ふるまいを見みせる。

最さいたる特徴とくちょうとしては、

• 長身ちょうしん（最低さいていでも6フィート≒183cm）
• 筋肉質きんにくしつ
• スポーツ万能ばんのう
• 容姿ようし端麗たんれい
• 溢あふれるセックスアピール
• とにかく女子じょしにモテる
• 傲岸ごうがん不遜ふそん
• 旺盛おうせいな差別さべつ意識いしき
• 二言目ふたことめには「ファゴット」（Faggot：ゲイや「軟弱なんじゃく者しゃ」を指さすスラングで、意訳いやくでは「オカマ野郎やろう」）の罵声ばせい　→ホモフォビア
• 男尊女卑だんそんじょひ

といったものが挙あげられる。

志向しこう面めんにおける傾向けいこうとしてよく挙あげられるその特徴とくちょうには、肉感的にっかんてきかつ派手はでな外観がいかんの女性じょせいを好このみ、音楽おんがくを嗜たしなむ際さいには爽快そうかい感かんのあるポピュラー音楽おんがくを、特とくにはラップミュージックを好このみ、殊更ことさらに競争きょうそうを好このむ、といったものがある。彼かれらは学校がっこうを卒業そつぎょうして社会しゃかい人じんになってからも、政治せいじ的てきには右派うは政党せいとう（例たとえばアメリカでは共和党きょうわとう）を支持しじし、宗教しゅうきょう的てきには宗教しゅうきょう右派うはを信仰しんこうする者ものが多おおいといった、保守ほしゅ的てきな傾向けいこうが強つよい。

対たい概念がいねん：ナード

「ナード」も参照さんしょう

「はみ出だし者しゃ」「ルーザー（敗者はいしゃ）」の典型てんけいに譬たとえられるゴス

ジョックという存在そんざいの対極たいきょくとして語かたられるのが「ナード」という存在そんざいである。

明瞭めいりょうなる定義ていぎは存在そんざいせぬものの、一般いっぱんには「スポーツを不得手ふえてとする種類しゅるいの者もの」、特とくには「スポーツ以外いがいの趣味しゅみに打うち込こむ者もの」のことで、しばしばジョックと二に項こう対立たいりつをなす存在そんざいとして、そのなかでジョックに虐しいたげられる存在そんざいとして語かたられる。背景はいけいには、スポーツ以外いがいの「情熱じょうねつ的てきな趣味しゅみ」を持もつ者ものをあくまで変人へんじんと見み做す風潮ふうちょうがあり、加くわえて、その者ものが持もつ趣味しゅみの「知識ちしき」の要求ようきゅうの度合どあいが大だいなればなるほど、その者ものが受うける他者たしゃからの「ナード」としての認識にんしきも強つよくなり、もって「ジョック」の対極たいきょくに近ちかづいてゆく。

コンピュータ・ギークの星ほし、ハッカー（エイドリアン・ラモ）

例れいとして、

• ギーク（コンピュータ系けいおたくなど）
• あらゆる文化ぶんか系けい
• 音楽おんがく系けい（パンク、メタル、EMOなどに代表だいひょうされる、ロック系統けいとうの特定とくていの音楽おんがくに傾倒けいとうする者もの）
• バンド・ギーク（吹奏楽すいそうがく、マーチングバンドなどに携たずさわる者もの）
• ゴス
• インテリ

などが挙あげられる。「ナード」は、男おとこの王道おうどうたるジョック、女おんなの花道かどうたるチアに対たいして、これら「メインストリーム」から外はずれた二流にりゅうの者ものの至いたる道みち――平易へいいには「敗者はいしゃの受うけ皿ざら」であるとしばしば捉とらえられる。

ジョック対たいナードという対立たいりつの図式ずしきは、高校こうこうや大学だいがくなどの学校がっこう社会しゃかいのみならず、米国べいこくにおける社会しゃかいや文化ぶんかを語かたるうえで不可欠ふかけつとなってくる要素ようその一いちと考かんがえられている。例たとえば、政治せいじを語かたるときにリベラル（左派さは）の多おおくがナードを出自しゅつじとするということは無視むしできず、大衆たいしゅう文化ぶんかを語かたるときにほぼ全すべての文化ぶんか人じんがナードを出自しゅつじとするということは無視むしできない、などである。特とくに映画えいが監督かんとくなどはナードの出自しゅつじの物ものが多おおく、ナードが特殊とくしゅ能力のうりょくを手てに入いれてヒーローになる、といったストーリーはアメリカの映画えいがでよく見みられる。その場合ばあい、ジョックは犠牲ぎせい者しゃ、あるいは脅威きょういに対たいする噛かませ犬いぬとして描えがかれることになる。

多おおくの同性愛どうせいあい者しゃらも、ジョックに性的せいてき関心かんしんや憧あこがれを抱いだくと同時どうじに、ジョックらからいじめを受うけたりや無視むしされたりすることがしばしばである。ゆえに合衆国がっしゅうこくの社会しゃかいにおける性的せいてきマイノリティーの立場たちばを彼かれらが初はじめて体感たいかんする相手あいてでもある。

階層かいそう構造こうぞうの図ず象ぞう

青あお；男子だんし 桃もも；女子じょし 緑みどり；男女だんじょ双方そうほうにあり得える。なお、形かたちがピラミッド型かたであるのは便宜べんぎのためであるに過すぎず、必かならずしも各層かくそうの厚あつみを意味いみしてはいない。ポール・グレアムなどはこれについて、おおよそセイヨウナシのような形かたちを持もつのではないかと推測すいそくしている。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの学校がっこう社会しゃかいにおいて形作かたちづくられるヒエラルキーの序列じょれつは概おおむね次つぎのように捉とらえられる。

• ジョック(Jock)
• クイーン・ビー(Queen Bee)：直訳ちょくやくでは「女王蜂じょおうばち」、意訳いやくでは「学園がくえん女王じょおう/プリンセス」。溢あふれるカリスマと美貌びぼう。多おおくの場合ばあいチアリーダーのレギュラーメンバーやキャプテン、まれに演劇えんげき部ぶの主演しゅえん女優じょゆう級きゅう部員ぶいん。総称そうしょう「クイーンズ」(Queens)。
• サイドキックス(Sidekicks)：クイーン・ビーの脇わき侍さむらい。1名めいのクイーン・ビーに対たいし、通常つうじょう、2名めいからなる。
• プリーザー(Pleaser)：女子じょしの場合ばあいはクイーン・ビーおよびサイドキックスの取とり巻まきで、取とり巻まきながらねだること(Please)もできる立場たちば。男子だんしの場合ばあいは、下したの立場たちばの者ものへのたかり(Please)を活発かっぱつに行おこなう、ジョックの子分こぶん。
• ワナビー(Wannabe)：クイーン・ビーおよびサイドキックスの取とり巻まきで、取とり巻まきながらも立場たちばの上昇じょうしょう―サイドキックスになること―を夢見ゆめみる(Wanna be)立場たちば。
• メッセンジャー(Messenger)：使つかい走はしり（パシリ）の者もの。
• プレップス(Preps)：文化ぶんか系けいの上澄うわずみ、（男子だんしの場合ばあい）ボンボン。プレッピー（Preppy）とも。大学だいがく進学しんがくを目的もくてきとしたプレップ校こう（Prep school。私立しりつ高校こうこう）から。

以上いじょうがWinner（勝者しょうしゃ）。以下いかはLoser（敗者はいしゃ）。

• スラッカー(Slacker)：抜ぬけ作さく、馬鹿ばか。
• フリーク(Freak)：マニア、奇人きじん。
• ギーク(Geek)：おたくなど。ナードに属ぞくする。
• ゴス(Goth)：ゴス。ナードに属ぞくする。
• ブレイン(Brain)：ガリ勉つとむ。ナードに属ぞくする。
• 被虐ひぎゃく者しゃ(Target)：いじめの標的ひょうてき。ただし必かならずしもナードに属ぞくするとは限かぎらない。
• 不良ふりょう(Bad boys&girls)：不良ふりょう少年しょうねんおよび不良ふりょう少女しょうじょ、ギャングなど。階層かいそう外がい(The Out of caste)。
• 不思議ふしぎ少女しょうじょ(The Floater)：はぐれっ子こ。典型てんけいは常つねに図書館としょかんにいる者ものなど。階層かいそう外がい。

こうした階層かいそう構造こうぞうの様相ようそうと、その各々おのおのの構成こうせい者しゃ達たちの類型るいけいについては、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの社会しゃかいにおいて一般いっぱん性せいの高たかいステレオタイプであることから、大衆たいしゅう文化ぶんかの枠わく内ないにおいては、学園がくえんを舞台ぶたいとする物語ものがたり作品さくひんなどでの常道じょうどうにあたる題材だいざい・素材そざいとなっている。

大衆たいしゅう文化ぶんか

米国べいこくの映画えいがやテレビドラマなどでは、青春せいしゅんをテーマにしたものを除のぞけば、必かならずといってよいほど悪者わるものとして登場とうじょうし、ことにホラー映画えいがなどではしばしば殺害さつがい（自殺じさつ含ふくむ）の対象たいしょうとなる。その背景はいけいには、テレビディレクターや映画えいが監督かんとくといった職業しょくぎょうの多おおくがナード出身しゅっしん者しゃで占しめられているという事情じじょう、また、比率ひりつからして受うけ手ての多おおくが非ひジョックスであるということを念頭ねんとうに置おいた、マーケティングの点てんでの事情じじょうがあるものと見みられる。

題材だいざいとする娯楽ごらく作品さくひんは枚挙まいきょに暇ひまがないものの、近年きんねんのものでは、『ミーン・ガールズ』、『ゴシップガール』、『glee』『パパにはヒ・ミ・ツ』、『ナーズの復讐ふくしゅう』、『ハイスクール・ミュージカル』、『バフィー 〜恋こいする十字架じゅうじか〜』、『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』、『RWBY』などといった映像えいぞう作品さくひん群ぐんがその典型てんけいとして名高なだかく、ジョックとあわせてナードという表現ひょうげんも劇げき中ちゅうに登場とうじょうする。

対たいする「ナード」に焦点しょうてんを当あてた近年きんねんのものとしては、コメディミュージシャンのアル・ヤンコビックが発表はっぴょうした「White & Nerdy」という楽曲がっきょくがポピュラー音楽おんがくの舞台ぶたいに名高なだかい。その映像えいぞうを主因しゅいんとして好評こうひょうを博はくすに至いたったこの作品さくひんは、「ナード」の最さいたる典型てんけい像ぞうとしての「ダサくひ弱よわな白人はくじんギーク」たちが、それとおおよそ遠とおく懸かけ離はなれた存在そんざい（→ねじれの位置いち）としてのギャングスタラッパーたちと共演きょうえんするもので、そのシングル盤ばんはこれを収おさめたアルバムとともに、その発売はつばいからたちまちビルボードHOT 100に代表だいひょうされる数多すうたの音楽おんがくチャートを席巻せっけんすることとなった。

女おんなの子こにモテず、チビで容姿ようしも悪わるく運動うんどうもダメなひ弱よわなギークを主人公しゅじんこうとして、彼かれがある局面きょくめんで英雄えいゆう的てき勇気ゆうきを示しめすことで認みとめられ、憧あこがれの女おんなの子この心しんをつかむサクセスストーリーも人気にんきが高たかい。例れいとして、『ウォー・ゲーム』、『ダイ・ハード4.0』、『スパイダーマン』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『トランスフォーマー』などが挙あげられる。

事件じけん

「	Everyone with a white cap or baseball cap, stand up ! All the jocks stand up ! 白しろ帽子ぼうしか野球やきゅう帽ぼうの奴やつ、全員ぜんいん立だて！　ジョック共どもも全員ぜんいんだ！	」
—エリック・ハリス(Eric Harris) & ディラン・クレボルド(Dylan Klebold) 1999年ねん4月がつ20日はつか、コロンバイン高校こうこう銃じゅう乱射らんしゃ事件じけんの現場げんばにて

コロンバイン記念きねん図書館としょかん「希望きぼう」

その数すう24名めいの重軽傷じゅうけいしょう者しゃ、そして13名めいの死者ししゃを出だすという、米国べいこく史上しじょう最悪さいあく級きゅうの学校がっこう事件じけんとなったコロンバイン高校こうこうにおける銃じゅうの乱射らんしゃ事件じけんは、ジョックの横暴おうぼうに抗あらがうとの旨むねの「トレンチコート・マフィア」という自警じけい団だんを結成けっせいした、エリック・ハリスとディラン・クレボルドという2人ふたりの少年しょうねんによって引ひき起おこされた。

惨劇さんげきの舞台ぶたいとなったコロラド州しゅうのほぼ中央ちゅうおうに位置いちするコロンバイン高校こうこうは、スポーツ強豪きょうごう高校こうこうとして体育たいいく会かい系けいを尊とうとぶ気風きふうが伝統でんとう的てきに色濃いろこく、ジョックでない生徒せいとはあくまで端役はやくであり、教師きょうしもジョックに該当がいとうする生徒せいとを最高さいこうの生徒せいと像ぞうを体現たいげんする存在そんざいとして優遇ゆうぐうするような校風こうふうであった。

そのような環境かんきょうの中なかで、虐しいたげられるナードであったハリスとクレボルドは、怨恨えんこんの念ねんを暴力ぼうりょくという手段しゅだんで爆発ばくはつさせ、銃じゅうを乱射らんしゃし、多数たすうの生徒せいとを殺害さつがいして自殺じさつした。

20世紀せいき末すえの米国べいこく社会しゃかいを震撼しんかんさせたこの事件じけんは、銃じゅう社会しゃかいの孕はらむ問題もんだい点てんはもとより、ジョックを頂点ちょうてんとする学校がっこう文化ぶんか、階層かいそう構造こうぞうを帯おびた学校がっこう社会しゃかいが孕はらむ深刻しんこくな問題もんだいを浮うき彫ぼりにした事件じけんであると、そして同国どうこくのあらゆる学校がっこうで発生はっせいし得える事件じけんであると、しばしば語かたられた。

関連かんれん項目こうもく

• スクールカースト

脚注きゃくちゅう

参考さんこう文献ぶんけん

• 町山まちやま智浩ともひろ『アメリカ横断おうだんTVガイド』洋よう泉いずみ社しゃ、2000年ねん8月がつ。ISBN 4896914848。 
• 飯塚いいづか真紀子まきこ『そしてぼくは銃口じゅうこうを向むけた』草くさ思おもえ社しゃ、2000年ねん10月がつ。ISBN 4794210108。 
• 長谷川はせがわ町まち蔵ぞう、山崎やまざきまどか『ハイスクールU.S.A.-アメリカ学園がくえん映画えいがのすべて』2006年ねん11月。ISBN 4336047480。