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ジョージ・R・R・マーティン - Wikipedia

ジョージ・R・R・マーティン

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく著作ちょさく脚本きゃくほん、テレビプロデューサー (1948-)

ジョージ・レイモンド・リチャード・マーティンGeorge Raymond Richard Martin1948ねん9がつ20日はつか - )は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくSF作家さっかファンタジー作家さっか編集へんしゅうしゃテレビプロデューサー脚本きゃくほんニュージャージーしゅうベイヨンまれ。ノースウェスタン大学だいがく卒業そつぎょう。SF作家さっかとしてはジョン・ヴァーリイマイクル・ビショップヴォンダ・マッキンタイアらとおなじく70年代ねんだいいた「レイバー・デイ・グループ[ちゅう 1]」の一員いちいんかぞえられる。

ジョージ・R・R・マーティン
だい75かい世界せかいSF大会たいかい」にて(2017ねん
誕生たんじょう George Raymond Richard Martin
(1948-09-20) 1948ねん9がつ20日はつか(76さい
アメリカ合衆国の旗ニュージャージーしゅうベイヨン
職業しょくぎょう SF作家さっかファンタジー作家さっか
国籍こくせき アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
活動かつどう期間きかん 1971 -
ジャンル SFファンタジー
代表だいひょうさくこおりほのおうた』シリーズ
おも受賞じゅしょうれき 世界せかい幻想げんそう文学ぶんがく大賞たいしょうヒューゴーしょうネビュラしょうローカスしょう
デビューさく 「ヒーロー」
ウィキポータル 文学ぶんがく
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ジョージ・R・R・マーティン表記ひょうきされることがおおい。

略歴りゃくれき

編集へんしゅう

ジョージ・R・R・マーティンは1948ねん9がつ20日はつかニュージャージーしゅうベイヨンにてまれる[2]幼少ようしょうのマーティンは、コミック・ブック熱心ねっしん読者どくしゃ蒐集しゅうしゅうでもあった。ハイスクール在学ざいがく編集へんしゅうおくった手紙てがみファンタスティック・フォー #20(1963ねん11月刊げっかん)に掲載けいさいされた。マーティンはこの手紙てがみ注目ちゅうもくされたことで、作家さっかになることをかんがはじめた[3]

1970年代ねんだい初頭しょとうマーティンは短編たんぺん執筆しっぴつはじめるが、プロの文筆ぶんぴつとしてのみちのりは容易よういではなかった(あるひとつの作品さくひんは、42もの雑誌ざっし掲載けいさい拒絶きょぜつされた)。しかしかれはくじけず、のちいくつものヒューゴーしょうネビュラしょう受賞じゅしょうするようになる。ヒューゴーしょう、ネビュラしょうにノミネートされた最初さいしょ作品さくひんは、1973ねんアナログ掲載けいさいされた短編たんぺん With Morning Comes Mistfall (1973) である。この作品さくひんりょうしょうがすが、マーティンはさほどふかにすることもく、〈ヒューゴー・アンド・ネビュラ・ルーザーズ〉クラブにくわわることは、自分じぶんにとって十分じゅうぶんおおきな実績じっせきだととらえた[4]

かれ作品さくひんおおくはファンタジーやホラーであるが、初期しょきいくつかの作品さくひんに《いちせん世界せかい(サウザンド・ワールズ)》または The manrealm としてられる共通きょうつう世界せかいかん未来みらい舞台ぶたいにしたサイエンス・フィクション作品さくひんがある。またポリティカル・ミリタリー作品さくひんがけており、ハリイ・タートルダヴへんのアンソロジー The Best Military Science Fiction of the 20th Century収録しゅうろくされている Night of the Vampyres (1975) などがある[5]

1980年代ねんだいはいり、かれはテレビのにもその活動かつどうひろげ、また編集へんしゅうしゃとしてもうごはじめる。CBSのテレビシリーズ『トワイライト・ゾーン』や『美女びじょ野獣やじゅう』TVシリーズの脚本きゃくほん参加さんかし、モザイク・ノベル《ワイルド・カード》アンソロジー編集へんしゅうおこなっている。また、ガードナー・ドゾワ共同きょうどうしてクロスジャンル・アンソロジーの編集へんしゅうおこなっている。

1991ねんになってマーティンはふたた長編ちょうへん小説しょうせつ執筆しっぴつ開始かいしし、1996ねんハイ・ファンタジー・シリーズ『こおりほのおうた』のだい1かんなな王国おうこく玉座ぎょくざ』を上梓じょうしする。薔薇ばら戦争せんそうアイヴァンホー着想ちゃくそうたこのシリーズは、2016ねん段階だんかいぜん7かん予定よていしている。だい4かんらんからす饗宴きょうえん』は2005ねんニューヨーク・タイムズウォールストリート・ジャーナルのベストセラー・ランキングのナンバー1となり、2006ねんにはクィルしょう英国えいこく幻想げんそう文学ぶんがく大賞たいしょうにノミネートされた[6]。このシリーズはおおくの著作ちょさく[7]一般いっぱん読者どくしゃ[8]批評ひひょう[7]によりたか評価ひょうかている。だい5かんりゅうとの舞踏ぶとう』もまたニューヨーク・タイムズなど数々かずかずのベストセラー・ランキングのナンバー1となっている。

2011ねんからはHBOにおいて『こおりほのおうた』にもとづいたドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』が放送ほうそうされ、2019ねん5がつぜん8シーズンで完結かんけつした[9]。マーティンは製作せいさくそう指揮しきおよび脚本きゃくほんとしてこのシリーズに参加さんかしている。

マーティンはジャーナリズムがく講師こうしでもあり(博士はかせごう取得しゅとくしている)、チェス・トーナメントのディレクターもつとめている。また趣味しゅみとして中世ちゅうせい題材だいざいにしたミニフィギュアや[10]、そして現在げんざいにもつづくコミック・ブックの収集しゅうしゅうおこなっており、その蔵書ぞうしょにはスパイダーマンファンタスティック・フォー初版しょはんふくまれている。かれはインターネットにたいしても意欲いよくてきであり、「わたしeメールインターネット使つかっているマシンとは完全かんぜんべつのマシンで執筆しっぴつおこなっているため、ウイルスワームなどの悪夢あくむへある程度ていどそなえをしている。... わたしじゅんDOSマシンじょうWordStar 4.0を使つか執筆しっぴつしている」とべている[11]

2021ねん2がつHBOのためにロジャー・ゼラズニイの『ロードマークス』の映像えいぞう製作せいさくすると報道ほうどうされた[12]。ゼラズニイとはみずか主宰しゅさいするシェアード・ワールドSF小説しょうせつ「ワイルド・カード」でコラボレーションしている。

2022ねん2がつ、マーティンが製作せいさくにかかわったゲーム『ELDEN RING』が発売はつばいされた[13][14]

2022ねん8がつ、マーティンが製作せいさくそう指揮しきつとめる、『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日ぜんじつたんスピンオフドラマシリーズ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が放送ほうそう開始かいしされた。

2023ねん4がつ、マーティンも製作せいさくそう指揮しきおよ脚本きゃくほんとしてくわわり、『なな王国おうこく騎士きし』を原作げんさくとしたドラマシリーズの製作せいさく発表はっぴょうされた[15]

作風さくふう

編集へんしゅう

批評ひひょうはマーティンの作品さくひんを、くら冷笑れいしょうてきであるとひょうしている[16]長編ちょうへんとしてはだいいちさくとなる Dying of the Light (1977) は、惑星わくせい軌道きどう異変いへんにより太陽たいようとおざかってき、ほとん廃棄はいきされた惑星わくせい舞台ぶたいとし、以降いこう作品さくひんのトーンのおおくをそなえている。この作品さくひん、およびおおくの作品さくひんは、そもそもうつてき雰囲気ふんいきっている。登場とうじょう人物じんぶつは、しばし苦境くきょうにおかれ、トラジック・ヒーロー悲劇ひげきてきヒーロー)の要素ようそつことがおおい。評論ひょうろんT・M・ワグナーは「マーティンは、シェイクスピアてきな、えた悲劇ひげきへの傾倒けいとうたないとはえない」としるしている[17]。この陰鬱いんうつさをけない読者どくしゃもいる。The Inchoatus Group は「もしあなたが、このほんたのしさがけていることで困惑こんわくするなら、あるいはもっと安心あんしんしてめるものをもとめているのなら、べつほんんだほうがいいだろう」としるしている[18]

かれえが登場とうじょう人物じんぶつおおくのめんち、複雑ふくざつ過去かこ動機どうき野望やぼうつ。パブリッシャーズ・ウィークリーは『こおりほのおうた』シリーズについて、「登場とうじょう人物じんぶつ複雑ふくざつめんつため、読者どくしゃはボリュームのある同書どうしょでもページをめくるめることはない、それは作者さくしゃが、トールキンジョーダンのように、わたしたちを登場とうじょう人物じんぶつ運命うんめいむことに成功せいこうしているからだ」としるしている[19]。どの登場とうじょう人物じんぶつも、現実げんじつてき幸運こううんあたえられず、一方いっぽう不幸ふこう苦痛くつう惨死ざんしせかけのであることもある)が、主役しゅやく脇役わきやく区別くべつく、読者どくしゃ愛着あいちゃくわず、あらゆる登場とうじょう人物じんぶつりかかる。マーティンはこのことについて、ストーリーにふかみをあたえるために必要ひつようだと説明せつめいし、「わたしえが登場とうじょう人物じんぶつ危険きけんにさらされたとき、あなたにはページをめくることをおそれるようになってしい。そうなれば、あなたは最初さいしょから真剣しんけんほんまざるをなくなる」とインタビューでかたっている[20]

ファンにたいして

編集へんしゅう
 
クラリオン・ウェスト指導しどうおこなう, 1998ねん

マーティンはまた、SF大会たいかい常連じょうれん出席しゅっせきしゃであり、ファンとの交流こうりゅう積極せっきょくてきであることでられている。 自身じしん公式こうしきファンクラブ Brotherhood without Banners とも良好りょうこう関係かんけいきずいており、パーティー[21]慈善じぜん活動かつどう[22]において、かれらを称賛しょうさんした。2006ねん12月正会員せいかいいんが1000めいえたと、公式こうしきサイトで発表はっぴょうされた[23]

一方いっぽうでマーティンはファンフィクションたいしてはつよ反対はんたいする立場たちばっており、それらは著作ちょさくけん侵害しんがいであり、また作家さっか志望しぼうものにとっても有害ゆうがい経験けいけんであるとの見解けんかい表明ひょうめいしている[24]かれはどんな知的ちてき財産ざいさんたいしても、創作そうさくでの使用しよう許可きょかあたえていない[25]

著作ちょさくリスト

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長編ちょうへん

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  • ほしひかり、いまはとおく(Dying of the Light 1977)
  • The Armageddon Rag (1983) - 1984ねんバルログしょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもん受賞じゅしょう
  • つばさじんおきて (Windhaven 1981) - リサ・タトル共著きょうちょ
  • フィーヴァードリーム ( Fevre Dream 1982)
  • こおりほのおうた』シリーズ
  1. なな王国おうこく玉座ぎょくざ (A Game of Thrones 1996) - 1997ねんローカスしょう、2003ねんイグノータスしょう翻訳ほんやく長編ちょうへん部門ぶもん受賞じゅしょう
  2. おうおおかみたちの戦旗せんき (A Clash of Kings 1998) - 1999ねんローカスしょう受賞じゅしょう
  3. けんあらし大地だいち (A Storm of Swords 2000) - 2001ねんローカスしょう、2002ねん Geffen しょうファンタジー部門ぶもん
  4. らんからす饗宴きょうえん (A Feast for Crows 2004)
  5. りゅうとの舞踏ぶとう (A Dance with Dragons 2011)
  6. ふゆ狂風きょうふう(仮題かだいThe Winds of Winter 未刊みかん)
  7. (A Dream of Spring 未刊みかん)

たん編集へんしゅうちゅう編集へんしゅう

編集へんしゅう
  • A Song for Lya and Other Stories (1977) - 1978ねんローカスしょう
  • サンドキングズ (Sandkings 1981) - 1982ねんローカスしょう受賞じゅしょうハヤカワ文庫ぶんこSF
  • タフの方舟はこぶね (Tuf Voyaging 1986) - 商人しょうにんタフを主人公しゅじんこうとした連作れんさくたん編集へんしゅう。ハヤカワ文庫ぶんこSFから『1 ほし』『2 てん果実かじつ』の2分冊ぶんさつ出版しゅっぱんされている。
  • 洋梨ようなしがたおとこ』 - 中村なかむらとおるへんやく日本にっぽんオリジナルちゅうたん編集へんしゅう河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ
  • なな王国おうこく騎士きし(A Knight of the Seven Kingdoms) (2015) - 『ダンクとエッグの物語ものがたり』シリーズの3中編ちゅうへん(くさしの騎士きし誓約せいやくけんなぞ騎士きし)を収録しゅうろく
  • ほのお(Fire & Blood) (2018ねん11月) - 『こおりほのおうた』シリーズの外伝がいでん、ターガリエン歴史れきしえがなか編集へんしゅう

短編たんぺん

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  • りゅう十字架じゅうじかみち (The Way of Cross and Dragon 1979) - 1980ねんヒューゴーしょう、ローカスしょう受賞じゅしょう、『サンドキングス』(ハヤカワ文庫ぶんこSF)に収録しゅうろく
  • アイスドラゴン (The Ice Dragon 1980) - 2004ねんイグノータスしょう翻訳ほんやく短編たんぺん部門ぶもん受賞じゅしょう、『S-Fマガジン2004ねん12月ごう収録しゅうろく
  • 〉にほえゆ (In the Lost Lands 1985) - 『S-Fマガジン2004ねん12月ごう収録しゅうろく
  • おものメロディー、『洋梨ようなしがたおとこ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)に収録しゅうろく
  • 就業しゅうぎょう時間じかん、『洋梨ようなしがたおとこ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)に収録しゅうろく
  • 成立せいりつしないヴァリエーション、『洋梨ようなしがたおとこ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)に収録しゅうろく

ノヴェラ/ノヴェレット(中編ちゅうへん)

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  • ライアへの賛歌さんか (A Song for Lya 1974) - 1975ねんヒューゴーしょう受賞じゅしょう、『世界せかいSF大賞たいしょう傑作けっさくせん8』(講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ)に収録しゅうろく
  • The Storms of Windhaven (1975) - 1976ねんローカスしょう。リサ・タトルと共著きょうちょ
  • サンドキングズ (Sandkings 1979) - 1980ねんヒューゴーしょうネビュラしょう、ローカスしょう受賞じゅしょう、『サンドキングス』 (ハヤカワ文庫ぶんこSF)に収録しゅうろく
  • ナイトフライヤー (Nightflyers 1980) - 1981ねんローカスしょう、アナログAnLabしょう、1983ねん星雲せいうんしょう海外かいがい部門ぶもん受賞じゅしょう。 『S-Fマガジン』1982ねん8がつごう-9がつごう収録しゅうろく
  • Guardians (1981) - 1982ねんローカスしょう受賞じゅしょう
  • モンキー療法りょうほう (The Monkey Treatment 1983) - 1984ねんローカスしょう受賞じゅしょう、『洋梨ようなしがたおとこ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)に収録しゅうろく
  • Loaves and Fishes (1984) - 1985ねんアナログAnLabしょう受賞じゅしょう
  • 子供こどもたちの肖像しょうぞう (Portraits of His Children 1985) - 1986ねんネビュラしょう、SFクロニクル読者どくしゃしょう受賞じゅしょう、『洋梨ようなしがたおとこ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)に収録しゅうろく
  • 洋梨ようなしがたおとこ (The Pear-Shaped Man 1987) - 1988ねんブラム・ストーカーしょう受賞じゅしょう、『洋梨ようなしがたおとこ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)に収録しゅうろく
  • 皮剥かわはじん (The Skin Trade 1988) - 1989ねん世界せかい幻想げんそう文学ぶんがく大賞たいしょう中編ちゅうへん部門ぶもん受賞じゅしょう、『ナイトヴィジョン スニーカー』(ハヤカワ文庫ぶんこNV)に収録しゅうろく
  • こおりほのおうた』シリーズ
    • 長編ちょうへんからの抜粋ばっすい
      • Blood of the Dragon (1996) - 『なな王国おうこく玉座ぎょくざ』からの抜粋ばっすい - 1997ヒューゴーしょう受賞じゅしょう
      • Path of the Dragon (2000) - 『けんあらし大地だいち』からの抜粋ばっすい
      • Arms of the Kraken (2003) - 『らんからす饗宴きょうえん』からの抜粋ばっすい
    • ダンクとエッグの物語ものがたりシリーズ
      • くさしの騎士きし(放浪ほうろう騎士きし ななつの王国おうこく物語ものがたり) (The Hedge Knight 1999) - シリーズのやく90ねんまえ舞台ぶたいとするダンクとエッグの物語ものがたりシリーズ。アンソロジー『ファンタジイの殿堂でんどう 伝説でんせつ永遠えいえんとわに(2)』、ちゅう編集へんしゅうなな王国おうこく騎士きし』に収録しゅうろく
      • 誓約せいやくけん (日本語にほんごわけ 2003) -『放浪ほうろう騎士きし』とおな主人公しゅじんこう冒険ぼうけんえがくダンクとエッグの物語ものがたりシリーズ。アンソロジー『The Legends II』、ちゅう編集へんしゅうなな王国おうこく騎士きし』に収録しゅうろく
      • なぞ騎士きし (日本語にほんごわけ 2010) -『放浪ほうろう騎士きし』とおな主人公しゅじんこう冒険ぼうけんえがくダンクとエッグの物語ものがたりシリーズ。アンソロジー『Warriors』、ちゅう編集へんしゅうなな王国おうこく騎士きし』に収録しゅうろく
    • ターガリエン歴史れきし
      • The Princess and the Queen (日本語にほんごわけ 2013) - シリーズのやく150ねんまえ舞台ぶたいとし、双竜そうりゅう舞踏ぶとう(The Dance of the Dragons)とばれる内乱ないらんえがく。アンソロジー『Dangerous Women』に収録しゅうろく
      • The Rogue Prince, or, the King's Brother (日本語にほんごわけ 2014) - "The Princess and the Queen" の前日ぜんじつたんであり、どうさく登場とうじょうしたプリンス・デイモン・ターガリエンの活躍かつやくえがく。アンソロジー『Rogues』に収録しゅうろく
      • The Sons of the Dragon (日本語にほんごわけ 2017ねん10がつ) - アンソロジー『The Book of Swords』に収録しゅうろく。ターガリエン王朝おうちょうだいだいだいさんだいおうであるエイリスいちせいとメーゴル残酷ざんこくおう時代じだいえがく。

アンソロジー

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  • ワイルドカードシリーズ英語えいごばん - シェアード・ワールド作品さくひん執筆しっぴつ編集へんしゅう編纂へんさん担当たんとう
    • おおいなる序章じょしょう (Wild Cards 1987)
    • 宇宙うちゅう生命せいめい襲来しゅうらい (Aces High 1987)
    • 審判しんぱん (Jokers Wild 1987)
    • Wild Cards IV: Aces Abroad (1988)
    • Wild Cards V: Down & Dirty (1988)
    • Wild Cards VI: Ace in the Hole (1990)
    • Wild Cards VII: Dead Man's Hand (1990)
    • Wild Cards VIII: One-Eyed Jacks (1991)
    • Wild Cards IX: Jokertown Shuffle (1991)
    • Wild Cards X: Double Solitaire (1992)
    • Wild Cards XI: Dealer's Choice (1992)
    • Wild Cards XII: Turn of the Cards (1993)
    • Wild Cards 13: Card Sharks (1993; Book I of a New Cycle trilogy)
    • Wild Cards 14: Marked Cards (1994; Book II of a New Cycle trilogy)
    • Wild Cards 15: Black Trump (1995; Book III of a New Cycle trilogy)
    • Wild Cards XVI: Deuces Down (2002)
    • Wild Cards XVII: Death Draws Five (2006; solo novel by John J. Miller)
    • Wild Cards 18: Inside Straight (2008; Book I of the Committee triad)
    • Wild Cards 19: Busted Flush (2008; Book II of the Committee triad)
    • Wild Cards 20: Suicide Kings (2009; Book III of the Committee triad)
    • Wild Cards 21: Fort Freak (2011)
    • Wild Cards 22: Lowball (2014)
    • Wild Cards 23: High Stakes (2016)
    • Wild Cards 24: Mississippi Roll (2017)
  • ガードナー・ドゾワとの共同きょうどう執筆しっぴつによるクロスジャンルアンソロジー
    • Songs of the Dying Earth (2009)
    • Warriors (2010)、『The Mystery Knight』を収録しゅうろく
    • Songs of Love and Death (2010)
    • Down These Strange Streets(2010)
    • Old Mars(2013)
    • Dangerous Women(2013)、『The Princess and the Queen』を収録しゅうろく
    • Rogues(2014)、『The Rogue Prince, or, the King's Brother 』を収録しゅうろく
    • Old Venus(2015)
  • The Wit and Wisdom of Tyrion Lannister(2013)、『こおりほのおうた』シリーズからの引用いんようしゅう
  • The World of Ice & Fire(2014) 『こおりほのおうた』シリーズの参考さんこう文献ぶんけんしゅう(共同きょうどう執筆しっぴつ)
  • Fire and Blood (予定よてい) 『こおりほのおうた』シリーズのターガリエンなか編集へんしゅう参考さんこう文献ぶんけんくわえたもの
  • Writing and Selling Science Fiction(1977) (翻訳ほんやくばんは『SFのかた(講談社こうだんしゃ)(1984)』) アメリカSF作家さっか協会きょうかいちょ(ポール・アンダースン、ジェリー・パーネルら、出版しゅっぱん当時とうじ一線いっせんきゅうのSF作家さっかとの共著きょうちょ)
  • コンピュータゲーム『ELDEN RING』(2022ねん発売はつばいフロム・ソフトウェア) - 世界せかいかん構成こうせい[30]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ トマス・M・ディッシュにより、「労働ろうどう(9がつだい1月曜げつよう)」に授与じゅよされるヒューゴーしょう常連じょうれん批判ひはんするさいもちいられた言葉ことば[1]

出典しゅってん

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  1. ^ "Literature, Bowling, and the Labor Day Group" Archived 2008ねん7がつ6にち, at the Wayback Machine. Essay by GRRM discussing his status as a member of the "Labour Day Group." Retrieved on 2007-11-03.
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  3. ^ Speech at Electracon” (1984ねん6がつ23にち). 2007ねん6がつ12にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2006ねん11月21にち閲覧えつらん
  4. ^ From fanboy to filthy pro
  5. ^ Turtledove, Harry, ed, with Martin H. Greenberg. The Best Military Science Fiction of the 20th Century. New York: Ballantine, 2001-5, p. 279-306.
  6. ^ A Feast for Crows award nominations Archived 2007ねん4がつ29にち, at the Wayback Machine.
  7. ^ a b http://www.amazon.com/dp/product-description/0553801503#Review
  8. ^ http://www.sfsite.com/columns/best00b.htm
  9. ^ “ゲーム・オブ・スローンズ最終さいしゅうかい、ネットを席巻せっけん これで本当ほんとうわり?”. ITmedia NEWS (アイティメディア). (2019ねん5がつ20日はつか). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/20/news058.html 2019ねん5がつ23にち閲覧えつらん 
  10. ^ George R. R. Martin: Official website Archived 2007ねん1がつ15にち, at the Wayback Machine. Retrieved on 2007-11-03.
  11. ^ LiveJournal post by grrm, putatively George R. R. Martin. Retrieved on 2007-11-03.
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  13. ^ 『エルデンリング』フロム・ソフトウェア完全かんぜん新作しんさく宮崎みやざきえいだかインタビュー翻訳ほんやくばん全文ぜんぶん公開こうかい!【E3 2019】”. ファミ通ふぁみつう.com. 2021ねん6がつ18にち閲覧えつらん
  14. ^ 『エルデンリング』国内こくない独占どくせんインタビュー。フロム・ソフトウェア最大さいだい規模きぼとなるあたらしいダークファンタジーをディレクター宮崎みやざきえいだかかたる【E3 2021】”. ファミ通ふぁみつう.com. 2021ねん6がつ18にち閲覧えつらん
  15. ^ Otterson, Joe (April 12, 2023). “‘Game of Thrones’ Prequel Series ‘A Knight of the Seven Kingdoms: The Hedge Knight’ Ordered at HBO”. Variety. April 12, 2023閲覧えつらん
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  20. ^ Geekson interview with George RR Martin, 08-04-06
  21. ^ "A Welcome From George" Archived 2005ねん12月14にち, at the Wayback Machine.. Bwfanclub.com. Retrieved on 2007-11-03.
  22. ^ www.childsplaycharity.org
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  27. ^ Sneider, Jeff. “Exclusive: Gore Verbinski to Direct Adaptation of George R.R. Martin's 'Sandkings' for Netflix”. Collider. March 8, 2021閲覧えつらん
  28. ^ George R.R. Martin Novella 'Nightflyers' Headed for TV on Syfy”. 2 December 2017閲覧えつらん
  29. ^ Syfy Adapting George R.R. Martin’s Novella Nightflyers for Television” (11 May 2017). 2 December 2017閲覧えつらん
  30. ^ 『ELDEN RING』の仕事しごとは「ことわるにはあまりにも魅力みりょくてきすぎた」ジョージ・R・R・マーティンがかた”. IGN Japan (2021ねん12月21にち). 2022ねん1がつ7にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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