ドラヴィダ語族
ドラヴィダ
ドラヴィダ | |
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ISO 639-2 / 5 | dra |
ISO 639-5 | dra |
ドラヴィダ |
歴史
ドラヴィダ
ドラヴィダ
他 の言語 との関係
ドラヴィダ
なお、ドラヴィダ
ドラヴィダ語 の一覧
南部 ドラヴィダ語 派
- タミル・カンナダ
諸語 - タミル
語 (தமிழ் ; tamiḻ ; Tamil ; タミル・ナードゥ州 ) - マラヤーラム
語 (മലയാളം ; malayāḷaṁ ; Malayalam ; ケーララ州 ) - コダグ
語 (ಕೊಡಗು ; koḍagu ; Kodagu / Kodava Thakk / Coorgi / Coorg ; カルナータカ州 南部 ) - クルンバ
語 (Kurumba) - イルラ
語 (iruḷa ; Irula ; ケーララ州 北東 部 ) - コータ
語 (Kota ; ケーララ州 北東 部 ) - トダ
語 (Toda ; ケーララ州 北東 部 ) - カンナダ
語 (ಕನ್ನಡ ; kannaḍa ; Kannada / Canara ; カルナータカ州 ) - バダガ
語 (Badaga ; タミル・ナードゥ州 西部 )
- タミル
- トゥル
諸語
中 南部 ドラヴィダ語 派
- Gondi–Kui
- ゴーンディー
語 (gōndī ; Gondi ; マハーラーシュトラ州 東部 )- マリア
方言 (Maria / Abujmaria) - en:Muria language
- en:Pardhan language
- en:Nagarchal language
- マリア
- コンダ
語 (konḍa ; Konda ; アーンドラ・プラデーシュ州 北東 部 ) - クーイ
語 (kūi ; Kui ; オリッサ州 中部 ) - クーヴィンガ
語 (kūvinga ; Kuwi ; オリッサ州 中部 ) - コーヤ
語 (kōya ; Koya)- アーディラバードゥ
方言 (Adilabad)
- アーディラバードゥ
- マンダ
方言 (manḍa ; Manda ; オリッサ州 中部 ) - ペンゴ
語 (Pengo ; オリッサ州 中部 )
- ゴーンディー
- テルグ
諸語 - テルグ
語 (తెలుగు ; telugu ; Telugu ; アーンドラ・プラデーシュ州 ) - en:Savara language (Dravidian)
- en:Chenchu language
- テルグ
中部 ドラヴィダ語 派
- ナイキー
語 (Naiki ; マハーラーシュトラ州 東部 ) - コーラーミー
語 (kōlāmī ; Kolami ; マハーラーシュトラ州 東部 ) - オッラーリ
語 (Ollari)- ガドバ
方言 (Gadba dialect ; オリッサ州 南部 ) - サルール
方言 (Salur dialect ;以前 はポーヤ語 (Poya) と呼 ばれ、独立 しているとみなされていた。)
- ガドバ
- パルジー
語 (Parji / Duruwa ; オリッサ州 南部 )
北部 ドラヴィダ語 派
音韻 体系
ドラヴィダ
他 言語 の影響
タミル
カンナダ
また
とはいえこれらの
語彙
ドラヴィダ |
インド・アーリア |
イラン | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タミル |
カンナダ |
マラヤーラム |
コダグ |
トゥル |
ベアリ |
テルグ |
ゴーンディー |
コーラーミー |
クルク |
ブラーフーイー |
ヒンディー |
サンスクリット |
マラーティー |
バローチー |
ペルシア | ||||
1 | oṉṟu | ondu | onnu | ond | onji | onnu | okaṭi | undi | okkod | oṇṭa | asiṭ | *onṯu 1 | ek | éka | ek | yak | yek | ||
2 | iraṇṭu | eraḍu | raṇḍu | danḍ | raḍḍ | jend | renḍu | raṇḍ | irāṭ | indiŋ | irāṭ | *iraṇṭu 2 | do | dvi | don | do | do | ||
3 | mūṉṟu | mūṟu | mūnnu | mūṉd | mūji | mūnnu | mūḍu | muṇḍ | mūndiŋ | mūnd | musiṭ | *muH- | tīn | tri | tīn | sē | seh | ||
4 | nāṉku | nālku | nālu | nāl | nāl | nāl | nālugu | nāluṇg | nāliŋ | nāx | čār (II) | *nāl | cār | catúr | cār | cār | cahār | ||
5 | aintu | aidu | añcu | añji | ayN | añji | ayidu | saiyuṇg | ayd 3 | pancē (II) | panč (II) | *cay-m- | panc | pañca | pātc | panc | panj | ||
6 | āru | āṟu | āṟu | ār | āji | ār | āṟu | sāruṇg | ār 3 | soyyē (II) | šaš (II) | *cāṯu | che | ṣáṣ | sahā | śaś | śeś | ||
7 | ēẓu | ēlu | ēẓu | ēḻ | yēl | ēl | ēḍu | yeḍuṇg | ēḍ 3 | sattē (II) | haft (II) | *ēẓ | sāt | saptá | sāt | hapt, haft | haft | ||
8 | eṭṭu | eṇṭu | eṭṭu | eṭṭ | enma | ett | enimidi | armur | enumadī 3 | aṭṭhē (II) | hašt (II) | *eṇṭṭu | āṭh | aṣṭá | āṭh | haśt | haśt | ||
9 | oṉpatu 5 | ombattu | ompatu 5 | oiymbad | ormba | olimbō | tommidi | unmāk | tomdī 3 | naiṃyē (II) | nōh (II) | *toḷ/*toṇ | nau | náva | nau | nuo | noh | ||
10 | pattu | hattu | pattu | patt | patt | patt | padi | pad | padī 3 | dassē (II) | dah (II) | *paH(tu) | das | dáśa | dahā | da | dah |
- これはタミル
語 とマラヤーラム語 でも数字 の1の別 形 として存在 するが、用法 としては、不 定冠詞 を表 すとき、名詞 の数 を言 うとき(例 :「一人 の人 」など)に用 いられるものとなっている。 語幹 の*īrは複合語 に見 ることができ、タミル語 ・テルグ語 ・カンナダ語 ・マラヤーラム語 では「二 重 ・二 倍 」の意味 で用 いられる。例 えば、irupatu(20、文字通 りには「10の2倍 」)、iravai(テルグ語 で20)、iraṭṭi(タミル語 で「二 重 の」)、iruvar(タミル語 で「二人 の人 」)、ippatthu(ipp-hatthu、カンナダ語 で20。文字通 りには「10の2倍 」)。- コーラーミー
語 の5から10まではテルグ語 からの借用 である。 古代 のサンガム文学 では9の意味 でtonduも用 いられたが、後世 ではonpaduに置 き換 わった。- この
語形 は「10より1少 ない」という語義 から派生 している。ドラヴィダ祖語 の*toḷはタミル語 とマラヤーラム語 では例 えば90 (thonnooru)に用 いられている。
脚注
- ^ Steever, S.B., ed (2019). The Dravidian languages (2nd ed.). Routledge. pp. 1. doi:10.4324/9781315722580. ISBN 9781315722580
- ^ Sengupta, S; Zhivotovsky, LA; King, R; et al. (February 2006). "Polarity and temporality of high-resolution y-chromosome distributions in India identify both indigenous and exogenous expansions and reveal minor genetic influence of Central Asian pastoralists". Am. J. Hum. Genet. 78: 202–21. PMC 1380230 Freely accessible. PMID 16400607. doi:10.1086/499411.
- ^ Hammer, Michael F.; Karafet, Tatiana M.; Park, Hwayong; Omoto, Keiichi; Harihara, Shinji; Stoneking, Mark; Horai, Satoshi (2006). "Dual origins of the Japanese: Common ground for hunter-gatherer and farmer Y chromosomes". Journal of Human Genetics 51 (1): 47–58. doi:10.1007/s10038-005-0322-0. PMID 16328082
- ^ Krishnamurti, Bhadriraju (2003), The Dravidian Languages, Cambridge University Press, ISBN 0-521-77111-0, pp.260-265
参考 文献
- Bhadriraju Krishnamurti 『The Dravidian Languages(ドラヴィダ
語 )』 Cambridge University Press 2003年 :ISBN 0521771110 - バロー、エメノー
著 田中 孝 顕 監修 『オックスフォード/ドラヴィダ語 語源 辞典 』きこ書房 2006年 :ISBN 978-4877716158 - Robert Caldwell 『A comparative grammar of the Dravidian or South-Indian family of languages(ドラヴィダまたは
南 インド語 族 の比較 文法 )』改訂 第 三 版 J.L. Wyatt, T. Ramakrishna Pillai編集 New Delhi : Asian Educational Services 1998年 :ISBN 8120601173 - A. D. Campbell 『A grammar of the Teloogoo language, commonly termed the Gentoo, peculiar to the Hindoos inhabiting the northeastern provinces of the Indian peninsula(テルーグ
語 の文法 )』第 三 版 Madras Printed at the Hindu Press 1849年
関連 項目
外部 リンク
- ドラヴィダ
語源 辞典 オンライン形式 で検索 可能 な「ドラヴィダ語源 辞典 」完全 版 - SIL Ethnologue のドラヴィダ
語 頁 - ドラヴィダ
語 とフィンランド語 - ウェイバックマシン(1999年 11月27日 アーカイブ分 ) ドラヴィダ語 とフィン・ウゴル語 派 (Finno-Ugric languages)の関係 を主張 する小論文 印欧語 の源泉 としてのドラヴィダ語 の発見 原 ドラヴィダ語 は、印欧語 の共通 祖語 であることを主張 する論文 - エトルリア
語 からのドラヴィダ語 ドラヴィダ語 とエトルリア語 (Etruscan)の関係 を主張 する論文 - グァンシュのドラヴィダ
起源 グァンシュの言語 がドラヴィダ語 起源 であると主張 する論文 - タミル
語 と日本語 大野 晋 『日本語 とタミル語 』1988年 の英訳 - ドラヴィダ
語