バイオハザード (映画えいが)

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『バイオハザード』（原題げんだい: Resident Evil）は、2002年ねんのサバイバルアクションホラー映画えいが。カプコンのビデオゲーム『バイオハザード』を原作げんさくとし、ポール・W・S・アンダーソンが監督かんとく・脚本きゃくほんを務つとめる、映画えいが「バイオハザード」シリーズの第だい1作さく目めである。

バイオハザード
Resident Evil
監督かんとく	ポール・W・S・アンダーソン
脚本きゃくほん	ポール・W・S・アンダーソン
原作げんさく	カプコン 『バイオハザード』
製作せいさく	ポール・W・S・アンダーソン ジェレミー・ボルト ベルント・アイヒンガー サミュエル・ハディダ
製作せいさく総そう指揮しき	ヴィクター・ハディダ ダニエル・クレツキー ロバート・クルツァー 岡本おかもと吉よし起おこり
出演しゅつえん者しゃ	ミラ・ジョヴォヴィッチ ミシェル・ロドリゲス
音楽おんがく	マリリン・マンソン マルコ・ベルトラミ
撮影さつえい	デヴィッド・ジョンソン
編集へんしゅう	アレクサンダー・バーナー
配給はいきゅう	スクリーン ジェムズ アミューズピクチャーズ
公開こうかい	2002年ねん3月がつ15日にち 2002年ねん8月がつ31日にち
上映じょうえい時間じかん	100分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく イギリス ドイツ
言語げんご	英語えいご
製作せいさく費ひ	$33,000,000
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$102,441,078 23.0億おく円えん
次つぎ作さく	バイオハザードII アポカリプス

巨大きょだい複ふく合あい企業きぎょうアンブレラ社しゃが所有しょゆうする巨大きょだいな地下ちか研究けんきゅう施設しせつにて、開発かいはつ途中とちゅうであったウィルス兵器へいき、『T-ウィルス』が施設しせつ内ないに漏洩ろうえいしたことにより、バイオハザードが発生はっせいしたことに端はしを発はっし、事態じたい収束しゅうそくのために派遣はけんされたアンブレラの特殊とくしゅ部隊ぶたいが施設しせつ内ないで遭遇そうぐうしたバイオハザードや、それらによって誕生たんじょうしたアンデッド(ゾンビ)達たちや、ウィルスを用もちいて開発かいはつされた生物せいぶつ兵器へいきとの戦たたかいと共ともに、バイオハザードに見舞みまわれた地下ちか研究けんきゅう施設しせつからの脱出だっしゅつまでの戦たたかいが描えがかれる。

続編ぞくへんとして『バイオハザードII アポカリプス』、『バイオハザードIII』、『バイオハザードIV アフターライフ』、『バイオハザードV リトリビューション』、『バイオハザード: ザ・ファイナル』が公開こうかいされた。

ストーリー

21世紀せいき初頭しょとう。全米ぜんべいNo.1の巨大きょだい複ふく合あい企業きぎょうであり、アメリカでの家庭かてい用よう医薬品いやくひんシェア90%を誇ほこるアンブレラ社しゃ。だが真しんの姿すがたは細菌さいきん兵器へいきなどの研究けんきゅう開発かいはつを手掛てがける“軍事ぐんじ企業きぎょう”であった。ある日ひ、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくラクーンシティ郊外こうがいに位置いちするアンブレラ社しゃの地下ちか極秘ごくひ研究所けんきゅうじょ「ハイブ」で、研究けんきゅう中ちゅうの生物せいぶつ兵器へいきT-ウイルスが何者なにものかによって施設しせつ全域ぜんいきへ漏洩ろうえいするバイオハザードが発生はっせい。空調くうちょう設備せつびを通つうじて所員しょいん全員ぜんいんがウイルスに感染かんせんしたため、ハイブのメインコンピュータ「レッド・クイーン」は外部がいぶへのウイルス漏出ろうしゅつを防ふせぐべく所内しょないの各かく区画くかくを封鎖ふうさ、消火しょうか剤ざいであるハロンガスやスプリンクラーの水みずを大量たいりょうに散布さんぷし、500名めいを超こえる全ぜん所員しょいんを死亡しぼうさせ、汚染おせんを所内しょないに封ふうじ込こめた。事態じたいを知しったアンブレラ本社ほんしゃは、その原因げんいんをレッド・クイーンの故障こしょうと推測すいそくし、レッド・クイーンをシャットダウンさせるため自社じしゃの特殊とくしゅ部隊ぶたいを現地げんちに派遣はけんした。

一方いっぽう、ラクーンシティ郊外こうがいの洋館ようかんのシャワールームでアリスは目覚めざめた。記憶きおく喪失そうしつに陥おちいったアリスは館内かんないをさまよい、突然とつぜん謎なぞの男性だんせいマットに抑おさえ込こまれ、次ついで突入とつにゅうしてきたアンブレラの特殊とくしゅ部隊ぶたいに拘束こうそくされる。部隊ぶたい長ちょうのワンは、アリスが部隊ぶたいの一員いちいんであり、ハイブの秘密ひみつの入口いりくちであった屋敷やしきの警備けいび任務にんむに就ついていたことを告つげる。だがハイブの防衛ぼうえいシステムに連動れんどうして屋敷やしきに散布さんぷされた神経しんけいガスの副作用ふくさようで、アリスは一時いちじ的てきな記憶きおく障害しょうがいを負おっていた。同時どうじに拘束こうそくされたマットは街まちに先日せんじつ着任ちゃくにんした警官けいかんと名乗なのるがなぜかデータベースに情報じょうほうはなく不審ふしんは続つづく。

ワン部隊ぶたい長ちょうを始はじめとする部隊ぶたいは、アリスとマットを連つれ屋敷やしきの地下ちかへ移動いどうする。そこにはハイブの連絡れんらく地下鉄ちかてつ道どうがあり、一同いちどうは列車れっしゃへ乗のり込こみ発車はっしゃ。列車れっしゃではアリスと同おなじく屋敷やしきの護衛ごえいを担にない、アリスと偽装ぎそう結婚けっこんしていたスペンスが失神しっしんしていた。彼かれもまたガスの影響えいきょうで記憶きおく障害しょうがいを引ひき起おこしていた。スペンスを迎むかえた一いち行ぎょうはハイブへ突入とつにゅうする。館内かんないには生存せいぞん者しゃはおらず、館内たてうち図ずと異ことなる異質いしつな生物せいぶつ兵器へいきを製造せいぞうする区画くかくまであった。レッドクイーンの中枢ちゅうすうである最さい地下ちか層そうへ到達とうたつした、一いち行ぎょうは隊員たいいんのカプランの主導しゅどうで防壁ぼうへきドアをクリアするが、直後ちょくごに防衛ぼうえいシステムが作動さどう、通路つうろへ侵入しんにゅうしたワン隊長たいちょう含ふくむ5名めいの隊員たいいんがレーザートラップによって全滅ぜんめつしてしまう。残のこされたカプランとアリスは通路つうろを抜ぬけてレッドクイーンの中枢ちゅうすうにアクセスする。レッドクイーンは製作せいさく者しゃの娘むすめを模もしたホログラフを介かいして2人にんに「私わたしを壊こわすと大変たいへんなことになる」「あなたたちはこの施設しせつで全員ぜんいん死しぬ」と警告けいこくするが、あえなくシャットダウンされる。これによって一時いちじ的てきにハイブの電源でんげんがすべて落おち、計はからずして封鎖ふうさされていた一部いちぶの区域くいきのロックも開あけられた。

一方いっぽう、カプランらと別わかれ見張みはりをしていた隊員たいいんのレインとJ.D.、手錠てじょうをはめられたマットは研究けんきゅう員いんの服装ふくそうをした女性じょせいに遭遇そうぐう。しかし彼女かのじょの様子ようすは明あきらかに異常いじょうで、駆かけ寄よったレインの手ての肉にくを食くい千切せんぎり、銃じゅうで蜂はちの巣すにしても死亡しぼうする気配けはいがなかった。女性じょせいが失踪しっそうした直後ちょくご、アリス、カプラン、スペンスの3名めいが戻もどってきた。やがて女性じょせいと全まったく同おなじ様子ようすの人々ひとびとがどこからともなく現あらわれ、6人にんに襲おそいかかる。

キャスト

バイオハザードシリーズの登場とうじょう人物じんぶつも併あわせて参照さんしょうのこと。

主要しゅよう人物じんぶつ

アリス・アバーナシー（Alice）

演えんじ - ミラ・ジョヴォヴィッチ

本ほん作さくの主人公しゅじんこうで、劇げき中ちゅう冒頭ぼうとうに洋館ようかんの浴室よくしつで記憶きおくを失うしなっていた27歳さいの女性じょせい。洋館ようかんの広間ひろまでマットやアンブレラ社しゃの特殊とくしゅ部隊ぶたい員いんらと遭遇そうぐうし、特殊とくしゅ部隊ぶたい員いんに連つれられて訳わけも分わからぬままハイブへと入はいった後のち、徐々じょじょに記憶きおくを取とり戻もどしていく。 実じつはアンブレラ社しゃの特殊とくしゅ工作こうさく員いんで、極きわめて高たかい戦闘せんとう能力のうりょくを持もち、アリスと偽装ぎそう結婚けっこんしていた夫おっとのスペンスと共ともに、ラクーンシティ郊外こうがいのアークレイ山地さんちの森もりの中なかに存在そんざいする「鏡かがみの館かん」と呼よばれる洋館ようかんと、その洋館ようかんから地下鉄ちかてつ道どう網もうでつながった先さきのラクーンシティの地下ちかに存在そんざいする極秘ごくひ研究所けんきゅうじょ「ハイブ」を警備けいびする役割やくわりを担になっていた。

ハイブで働はたらく中なかで、アンブレラが生物せいぶつ兵器へいきであるT-ウイルスを製造せいぞうしていることや、道徳どうとく的てき社会しゃかい規範きはんを無視むしした人体じんたい実験じっけんを行おこなっていることを知しり、アンブレラに対たいして嫌悪けんおを抱いだく。同おなじくアンブレラに嫌悪けんおを抱いだき、アンブレラを潰つぶすためにハイブに潜入せんにゅうしていた環境かんきょう保護ほご活動かつどう家かのリサ・アディソンと知しり合あい、意気投合いきとうごうする。

ハイブの警備けいび担当たんとうであることから、アリスはハイブの機密きみつコードや監視かんしシステムを全すべて把握はあくしており、リサに必かならずアンブレラを潰つぶすことを条件じょうけんとして、T-ウイルスを持もち出だすことを提案ていあんしていたが、この計画けいかくをスペンスに盗聴とうちょうされ、スペンスがアリスより先さきんじてウイルスを持もち出だしてしまったため、ハイブの管理かんりを行おこなう人工じんこう知能ちのうレッド・クイーンが防衛ぼうえいプログラムを始動しどうしてしまい、リサは死亡しぼうしてアリス自身じしんは神経しんけいガスにより記憶きおくを失うしなってしまった。

ハイブの中なかで記憶きおくを取とり戻もどした後のちは、持もち前まえの高たかい戦闘せんとう能力のうりょくを生いかし、アンデッドとの戦たたかいでも活躍かつやくするようになり、特殊とくしゅ部隊ぶたい員いんのレイン・オカンポや、リサの兄あにであるマット・アディソンと親交しんこうを深ふかめていく。戦たたかいの中なかでレインは犠牲ぎせいになってしまったが、紆余曲折うよきょくせつの末すえにマットと共ともにハイブを抜ぬけ出だすことに成功せいこうする。そのままアンブレラ社しゃが行おこなっていた悪事あくじを公表こうひょうしようとするが、マットと共ともにハズマットスーツ姿すがたの研究けんきゅう員いんに捕とらえられた。

何なんらかの処置しょちを施ほどこされた後のち、ハイブの地上ちじょうであるラクーン市しの病院びょういん兼けん研究けんきゅう施設しせつの一室いっしつで目覚めざめる。その後ご、車くるまが無数むすうに乗のり捨すてられ荒廃こうはいした市外しがいへ脱出だっしゅつを遂とげ、乗のり捨すてられたパトカーからショットガンを入手にゅうしゅしてアンブレラ社しゃとの戦たたかいを決意けついするに至いたる。

「アリス」の名前なまえの由来ゆらいは、ルイス・キャロルの児童じどう小説しょうせつ『鏡かがみの国くにのアリス』に登場とうじょうするヒロインの名前なまえに由来ゆらいする。

マット・アディソン（Matt）

演えんじ - エリック・メビウス

アリスが目覚めざめた洋館ようかんにいた男性だんせい。アリスと共ともに洋館ようかんにいたところをアンブレラが派遣はけんした特殊とくしゅ部隊ぶたいに捕とらえられた。その際さいには“ラクーン市警しけい（R.P.D）の新任しんにん警官けいかん”であると語かたっていたが、実際じっさいには警察官けいさつかんではなく、過激かげきな行動こうどうも辞じさない環境かんきょう保護ほご活動かつどう家かであり、妹いもうとのリサ・アディソンと共ともに、アンブレラ社しゃがハイブで研究けんきゅうしているT-ウイルスや、道徳どうとく的てき社会しゃかい規範きはんを無視むしした人体じんたい実験じっけんを世間せけんに告発こくはつするために行動こうどうしていた。

しかし、マット自身じしんは過去かこに行いった過激かげきな抗議こうぎ活動かつどうにより、海軍かいぐんや国家こっか安全あんぜん保障ほしょう局きょくからマークされた上うえにブラックリスト入いりとなってしまったため、そのせいでアンブレラ社しゃに入社にゅうしゃすることは出来できなかった。代かわりに妹いもうとのリサをアンブレラ社しゃに入社にゅうしゃさせ、ハイブに潜入せんにゅうさせた。

ハイブに潜入せんにゅうしたリサが、協力きょうりょく者しゃであるアリスとともにT-ウイルスを持もち出だし、アンブレラを告発こくはつする予定よていだったが、ハイブにいるリサからの連絡れんらくが途絶とだえたため、ハイブの入いり口くちである鏡かがみの館かんに警官けいかんを名乗なのって潜入せんにゅうしていた。リサの協力きょうりょく者しゃであるアリスとは面識めんしきはなく、記憶きおく喪失そうしつのアリスがリサと協力きょうりょくしていたことを思おもい出だした際さいには、アリスがリサを裏切うらぎってハイブにT-ウイルスを流出りゅうしゅつさせたのではないかと疑うたがったが、後のちにスペンスが犯人はんにんであることが分わかり、アリス達たちと協力きょうりょくしてハイブからの脱出だっしゅつを果はたす。しかし、脱出だっしゅつする直前ちょくぜんでリッカーから攻撃こうげきを食くらい、T-ウイルスに感染かんせんしてしまう。

ハイブから脱出だっしゅつし、洋館ようかんにたどり着ついたところで自身じしんの体からだの異変いへんに気きが付ついて動うごけなくなる。慌あわててアリスがハイブから持もち出だした抗こうウイルス剤ざいを投与とうよしようとするが、その瞬間しゅんかんに、洋館ようかんの外そとで待機たいきしていたハズマットスーツを着用ちゃくようしたアンブレラ社しゃの研究けんきゅう員いん達たちが突如とつじょとして現あらわれ、アリスとマットを捕縛ほばくする。この際さい、リッカーに傷きずつけられたマットの腕うでを確認かくにんした研究けんきゅう員いんの一人ひとりが、「変異へんいしている。ネメシス計画けいかくの実験じっけん台だいにしよう。」とつぶやき、マットを担架たんかに乗のせ、厳重げんじゅうに縛しばり上あげた。その後ご、アリス共々ともどもラクーンシティ病院びょういんに輸送ゆそうされた。

リサ・アディソン（Lisa）

演えんじ - ハイケ・マカチュ

マットの妹いもうとで、アンブレラ社しゃの社員しゃいん。事故じこ当時とうじはハイブに勤務きんむしていた。実際じっさいには、兄あにと同おなじ環境かんきょう保護ほご活動かつどう家かのメンバーで、アンブレラ社しゃが行おこなっている非合法ひごうほうの研究けんきゅうを世間せけんに告発こくはつしアンブレラ社しゃを壊滅かいめつすべく、兄あにのマットや、ハイブで知しり合あったハイブのセキュリティ担当たんとうであるアリスと結託けったくし、T-ウイルスを外そとに持もち出だす予定よていだったが、計画けいかくをすべて盗聴とうちょうしていたスペンスが意図いと的てきにT-ウイルスを漏洩ろうえいさせた結果けっか、レッド・クイーンの防衛ぼうえいプログラムが始動しどうし、密閉みっぺい空間くうかんで大量たいりょうのハロンガスを浴あびせられたため、酸素さんそ不足ふそくによる呼吸こきゅう困難こんなんに陥おちいってそのまま窒息ちっそく死しする。その後ご、ハイブ内ないで漏洩ろうえいしたT-ウイルスに感染かんせんし、ゾンビ化かしてマットに襲おそい掛かかるが、アリスに撲殺ぼくさつされた。

スペンサー・パークス（Spence）

演えんじ - ジェームズ・ピュアフォイ

アリスたちがハイブへ向むかう列車れっしゃの中なかで出会であった男おとこ。38歳さい。皆みなからはスペンスと呼よばれている。アリスと同様どうように記憶きおくを失うしなっていた。実際じっさいにはアンブレラ社しゃの特殊とくしゅ工作こうさく員いんで、ハイブへの出入でいり口ぐちにあたる洋館ようかんを警備けいびする任務にんむに就ついており、アリスと偽装ぎそう結婚けっこんし、夫婦ふうふとして暮くらしながら洋館ようかんを警備けいびしていた。

金かねの亡者もうじゃとも呼よべる人物じんぶつで、アリスとリサが結託けったくしてT-ウイルスと抗こうウイルス剤ざいを持もち出だそうとしている計画けいかくを立たてていた所ところを盗聴とうちょうしていた。スペンスのバックについていたクライアントから、T-ウイルスを盗ぬすみ出だせば一生いっしょう遊あそんで暮くらせる金額きんがくを渡わたすことを提示ていじされていたことから、金かねのためにアリス達たちより先さきんじてT-ウイルスを盗ぬすみ出だし、証拠しょうこ隠滅いんめつのためにT-ウイルスの入はいったアンプルを地面じめんに叩たたきつけてハイブ内ないをT-ウイルスで汚染おせんさせた。

T-ウイルスが流出りゅうしゅつしたことで、レッド・クイーンが防衛ぼうえいプログラムを始動しどうし、ハイブ内ないは大だい混乱こんらんに陥おちいる。そして、騒さわぎに乗じょうじてハイブ外がいの列車れっしゃに乗のって脱出だっしゅつするはずだったが、防衛ぼうえいプログラムがハイブ外がいのプラットホームにまで及およんでいたことを知しらなかったため、散布さんぷされた神経しんけいガスを吸すい込こみ気絶きぜつし、記憶きおくを失うしなう。後のちに列車れっしゃ内ないで倒たおれていた所ところを後のちにやってきたアリスと特殊とくしゅ部隊ぶたい員いん達たちに発見はっけんされ、記憶きおくを失うしなったまま再ふたたびハイブに舞まい戻もどってアリス達たちと行動こうどうを共ともにする。

記憶きおくを失うしなっている間あいだは思おもいやりのある性格せいかくだったが、神経しんけいガスの効果こうかが切きれ、記憶きおくを取とり戻もどした瞬間しゅんかん、本来ほんらいの目的もくてきを思おもい出だし私欲しよくを優先ゆうせんする様ようになり、恩おんを仇かたきで返かえす形かたちでアリス達たちを裏切うらぎり、アリス達たちを見捨みすてて一人ひとりで脱出だっしゅつしようと列車れっしゃのプラットホームへと向むかった。しかしそれが仇かたきとなり、盗ぬすんだ抗こうウィルス剤ざいを投与とうよしようとしたところをプラットホームに現あらわれたリッカーに襲おそわれ捕食ほしょくされる。その後ごゾンビ化かし、アリスに襲おそい掛かかるも、あえなく斧おので斬きり殺ころされる。

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい（Umbrella Sanitation Team）

アンブレラ社しゃが保有ほゆうする数すう多おおくの私設しせつ部隊ぶたいの一ひとつで、公おおやけにはできない極秘ごくひ任務にんむを担当たんとうする。ハイブ内ないの職員しょくいんを抹殺まっさつした人工じんこう知能ちのうレッド・クイーンをシャットダウンするべくアンブレラによって派遣はけんされた。部隊ぶたい名めいは各かくメディアごとに異ことなっており、映画えいが劇げき中ちゅうでは隊員たいいんの制服せいふくに書かかれた「Sanitation」の文字もじから「Sanitation Team(衛生えいせい部隊ぶたい)」であることがわかるが、映画えいがパンフレットや小説しょうせつ版ばん等とうのメディアでは、原作げんさくゲームにも登場とうじょうした特殊とくしゅ部隊ぶたいS.T.A.R.S.隊員たいいんであるとも記載きさいされている。ただしこちらは、原作げんさくのようにラクーンシティ警察けいさつに併設へいせつされたS.T.A.R.S.部隊ぶたいではなく、あくまでアンブレラ社しゃがハイブ調査ちょうさのために極秘ごくひに編成へんせいしたS.T.A.R.S.部隊ぶたいであり、原作げんさくのようにラクーンシティ警察けいさつに併設へいせつされた方ほうのS.T.A.R.S.部隊ぶたいは、後のちに公開こうかいされた映画えいが『II』に登場とうじょうしている。

ジェームス・P・シェイド（One）

演えんじ - コリン・サーモン

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい隊長たいちょう。37歳さいの黒人こくじん男性だんせい。隊員たいいんたちからは「ワン隊長たいちょう」と呼よばれている。冷静れいせい沈着ちんちゃくな性格せいかくで、隊員たいいんたちからの信頼しんらいは厚あつい。劇げき中ちゅう中盤ちゅうばんで他たの3名めいの隊員たいいんらと共ともにレッドクイーンのレーザートラップにかかる。優すぐれた身体しんたい能力のうりょくを活いかし、他たの3名めいがレーザーにより切きられていくなか、回避かいひに成功せいこうしていくものの、あと一いち歩ほのところで網状もうじょうのレーザーグリッドにより細切こまぎれに焼やき切きられて死亡しぼう。のちの作品さくひんにてクローンとして敵役かたきやくで登場とうじょうする。

レイン・オカンポ（Rain）

演えんじ - ミシェル・ロドリゲス

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい女性じょせい隊員たいいん。24歳さい。非常ひじょうに気きが強つよく、態度たいどや言葉ことば遣づかいの雄々おおしい女性じょせい。アリスとは戦友せんゆうの様ような絆きずなで結むすばれていく。劇げき中ちゅう中盤ちゅうばんでT-ウイルスに感染かんせんする。その後ごもアリスらと行動こうどうを共ともにし、抗こうウィルス剤ざいを投与とうよされるも間まに合あわずゾンビ化かし、マットの手てで射殺しゃさつされる。なお、日本語にほんご吹ふき替かえ版ばんではゾンビ化かする直前ちょくぜん、吹ふき替かえオリジナルの台詞せりふが登場とうじょうするが、演えんじた朴ほお璐美のアドリブである。

チャド・カプラン（Kaplan）

演えんじ - マーティン・クルーズ

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい隊員たいいん。32歳さい。コンピュータのプロで、IT担当たんとう。臆病おくびょうな性格せいかくでプレッシャーに弱よわい。愛あい銃じゅうはトーラス・レイジングブルM431ピストル。

地下道ちかどうでゾンビに襲おそわれてアリスらと離はなればなれになるが、終盤しゅうばんスペンスに閉とじ込こめられたアリスらを救出きゅうしゅつし、自みずから列車れっしゃを運転うんてんするが、変異へんいしたリッカーにより捕食ほしょくされる。小説しょうせつ版ばんでは本性ほんしょうを見みせたスペンスに後頭部こうとうぶを撃うち抜ぬかれ死亡しぼうする。

リッカーに殺ころされる瞬間しゅんかん、血ちや肉にくが飛とび散ちらないのは、製作せいさくのジェレミー曰いわく「金かねがなくて」らしい。一方いっぽうで監督かんとくのポールは「続編ぞくへんに出だすかもしれない可能かのう性せいを残のこした」と発言はつげんしている。

J.D.サリナス（J.D.）

演えんじ - パスクエール・アリアルディ

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい隊員たいいん。28歳さい。隊員たいいんの中なかでも重じゅう装備そうびで前線ぜんせんを進すすむポイントマン。ヒスパニック系けいの出身しゅっしんで、同僚どうりょうのレインとは親したしい友人ゆうじんでもある。物語ものがたり中盤ちゅうばん、解除かいじょに手間取てまどったカプランに代かわってロックされたドアを解除かいじょするも、奥おくに閉とじ込こめられていた大勢おおぜいのゾンビに襲おそわれ死亡しぼう。後のちにゾンビ化かしてレインに襲おそい掛かかるが、レインにより射殺しゃさつされる。

ヴァンス・ドリュー/コマンド 1（Vance Drew/Commando #1）

演えんじ - Torsten Jerabek

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい隊員たいいん。ワン隊長たいちょうと共ともにレッドクイーンがいるチェンバーに侵入しんにゅうした後のち、起動きどうした最初さいしょのレーザートラップに指ゆびを切断せつだんされ倒たおれる。ワン隊長たいちょうに気きをしっかり保たもつよう呼よびかけられるも満身まんしん創痍そういであり、倒たおれたまま3本ほん目めのグリッド状じょうのレーザーをかわせずに死亡しぼうする。

映画えいが劇げき中ちゅうで名前なまえは明あきらかになっておらず、映画えいがのエンドクレジットでは「Commando #1（コマンド 1）」と表記ひょうきされる。ヴァンス・ドリュー（Vance Drew）という名前なまえは、原作げんさく:ポール・W・S・アンダーソン、著ちょ:キース・デカンディードの本ほん作さくの小説しょうせつ版ばん「Genesis (Resident Evil)」(日本にっぽん未み発売はつばい)にのみ記載きさいされている。

アルフォンソ・ワーナー/コマンド 2（Alfonso Warner/Commando #2）

演えんじ - Marc Logan-Black

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい隊員たいいん。ワン隊長たいちょうと共ともにレッドクイーンがいるチェンバーに侵入しんにゅうした後のち、起動きどうした2本ほん目めのレーザートラップをかわそうとしてジャンプしたところ、レーザーが彼かれのジャンプに合あわせて追尾ついびしてきたため、かわし切きれず胴体どうたいを切断せつだんされて死亡しぼうする。

映画えいが劇げき中ちゅうで彼かれの名前なまえは呼称こしょうされず、映画えいがのエンドクレジットでは「Commando #2（コマンド 2）」と表記ひょうきされる。ただし映画えいが序盤じょばんの特殊とくしゅ部隊ぶたい員いんがハイブに潜入せんにゅうした際さいに、メンバーがレッドクイーンの監視かんしカメラにスキャンされた際さいに彼かれの名前なまえが表示ひょうじされており、ワーナー（Warner）という名前なまえであることが確認かくにんできる。また、本ほん作さくの小説しょうせつ版ばん「Genesis (Resident Evil)」では、フルネームがアルフォンソ・ワーナー（Alfonso Warner）であると記載きさいされている。

オルガ・ダニロワ/衛生えいせい兵へい（Olga Danilova/Medic）

演えんじ - Elizabeth May Brice

アンブレラ社しゃ特殊とくしゅ部隊ぶたい女性じょせい隊員たいいん。衛生えいせい兵へいを担当たんとうしており、映画えいが序盤じょばんの列車れっしゃで気絶きぜつしたスペンスを発見はっけんした際さいは彼かれの介抱かいほうを行おこなった。その後ごワン隊長たいちょうと共ともにレッドクイーンがいるチェンバーに侵入しんにゅうした後のち、起動きどうした最初さいしょのレーザートラップに首くびを切断せつだんされて死亡しぼうする。

映画えいが劇げき中ちゅうで名前なまえは明あきらかになっておらず、映画えいがのエンドクレジットでは「Medic（衛生えいせい兵へい）」と表記ひょうきされる。オルガ・ダニロワ（Olga Danilova）という名前なまえは、本ほん作さくの小説しょうせつ版ばん「Genesis (Resident Evil)」にのみ記載きさいされている。

アンブレラ社しゃ

レッド・クイーン（Red Queen）

演えんじ（モデル） - ミカエラ・ディッカー

アンブレラ社しゃが開発かいはつした最先端さいせんたんかつ高性能こうせいのうの人工じんこう知能ちのうで、ハイブ全体ぜんたいを統御とうぎょするメインコンピューター。

ハイブ内ないのあらゆる環境かんきょうと電源でんげんを制御せいぎょしており、災害さいがいや事故じこなど不測ふそくの事態じたいに対たいして完璧かんぺきな防衛ぼうえいシステムを備そなえている。システムの中枢ちゅうすうが設置せっちされているチェンバーはハイブの最さい下層かそうに位置いちしており、そこに続つづく通路つうろはレーザートラップなどのセキュリティシステムにより厳重げんじゅうに守まもられている。彼女かのじょと直接ちょくせつ対話たいわすることでレッド・クイーンの制御せいぎょシステムへのアクセスが可能かのうとなる。

少女しょうじょ型がたのホログラムをインタフェースとしており、カプラン曰いわく、レッドクイーンをプログラミングしたプログラマーの娘むすめをモデルとしていると語かたられる。

ハイブで製作せいさくされているT-ウイルスが漏洩ろうえい（バイオハザード）した際さいには、ハイブの外そとにウイルスが流出りゅうしゅつすることを確実かくじつに阻止そしするために、全ぜん職員しょくいんを抹殺まっさつするようプログラムされており、映画えいがの冒頭ぼうとうでは、スペンスによってハイブ内ないにT-ウイルスが流出りゅうしゅつしたことをきっかけに、防衛ぼうえいプログラムを始動しどうした。この防衛ぼうえいプログラムによりハイブの全ぜん区画くかくの扉とびらと空調くうちょうをロックして職員しょくいんの脱出だっしゅつを封ふうじ、オフィスエリアにいる職員しょくいんに対たいしては、消火しょうか剤ざいであるハロンガスを大量たいりょうに散布さんぷして空気くうき中ちゅうの酸素さんそを奪うばい窒息ちっそく死しさせ、研究けんきゅう室しつエリアにいる職員しょくいんに対たいしてはスプリンクラーを誤作動ごさどうさせて大量たいりょうの水みずを浴あびせて溺死できしさせ、エレベーターに乗のっていた職員しょくいんに対たいしてはエレベーターを暴走ぼうそうさせて、高所こうしょから地面じめんに叩たたきつけて転落てんらく死しさせた。ハイブ内ないだけでなく、ハイブの外そとにも防衛ぼうえいプログラムは働はたらいており、ハイブ外がいの地下鉄ちかてつ道どう網もうとハイブの入いり口くちである鏡かがみの館かんには神経しんけいガスを散布さんぷした。

しかし、アンブレラ社しゃはハイブ内ないでのレッド・クイーンによる従業じゅうぎょう員いんの虐殺ぎゃくさつをあらかじめ組くみ込こまれたプログラムではなく、故障こしょうが原因げんいんであると判断はんだんし、レッドクイーンをシャットダウンするべく、ワン隊長たいちょう率ひきいる特殊とくしゅ部隊ぶたいを編成へんせいしてハイブに派遣はけんした。しかし、この特殊とくしゅ部隊ぶたいがレッド・クイーンをシャットダウンしたことで、レッド・クイーンがハイブの各かくブロックに閉とじ込こめて無力むりょく化かしていたアンデッド達たちが部屋へやから抜ぬけ出だし、事態じたいはより悪化あっかの一途いっとをたどってしまう。

作中さくちゅうでは、終盤しゅうばんに消去しょうきょされたような描写びょうしゃがあるが、後のちに製作せいさくされた『V』や『FINAL』でも登場とうじょうし、直接的ちょくせつてきな接触せっしょくは本ほん作さく以降いこう、『V』まではないものの、アリスとは間接かんせつ的てきに長ながい付つき合あいになっていく。小説しょうせつ版ばんの『I』では、カプランによって記憶きおく媒体ばいたいにコピーされ、以降いこう彼かれらと行動こうどうを共ともにするが、最早もはや不要ふようとみなされたアリスに記憶きおく媒体ばいたいを破壊はかいされて消滅しょうめつした。「レッド・クイーン（赤あかの女王じょおう）」の名前なまえの由来ゆらいは、ルイス・キャロルの児童じどう小説しょうせつ『鏡かがみの国くにのアリス』に登場とうじょうするチェスの駒こまを基もとにしたキャラクターの名前なまえに由来ゆらいする。なお、映画えいがとは異ことなる結末けつまつをむかえる牧野まきの修おさむが執筆しっぴつした本ほん作さくの小説しょうせつ版ばんでは、文明ぶんめい社会しゃかいが崩壊ほうかいした世界せかいでアリスと行動こうどうを共ともにするキャラクターとして、「ホワイト・クイーン（白しろの女王じょおう）」と呼よばれるAIも登場とうじょうしているが、こちらも『鏡かがみの国くにのアリス』に登場とうじょうするチェスの駒こまを基もとにしたキャラクターの名前なまえに由来ゆらいする。『鏡かがみの国くにのアリス』をルーツとする「ホワイト・クイーン（白しろの女王じょおう）」は、後のちに公開こうかいされた実写じっしゃ映画えいが版ばんバイオハザードシリーズ三さん作さく目めの『III』にも登場とうじょうする。

ウィリアム・バーキン博士はかせ / ナレーター

演えんじ - ジェイソン・アイザックス ※ノンクレジット

登場とうじょうクリーチャー

詳細しょうさいはバイオハザードシリーズ#登場とうじょうクリーチャーや個別こべつ項目こうもくを参照さんしょう。

アンデッド/ゾンビ（Undead/Zombie）

レッドクイーンが散布さんぷしたハロンガス（消火しょうか剤ざい）、スプリンクラーによって窒息ちっそく死し、溺死できししたハイブの職員しょくいんたちが、ハイブ内ないで流出りゅうしゅつしたT-ウイルスの影響えいきょうで甦よみがえったもの。

記憶きおくは多少たしょう残のこるが、知能ちのうが失うしなわれているため、徘徊はいかいする程度ていどの肉体にくたい的てきに単純たんじゅんな動うごきを繰くり返かえすだけである。人間にんげんの三さん大だい欲求よっきゅうのうち、最もっとも本能ほんのう的てきな欲求よっきゅうである「食欲しょくよく」のみを感かんじており、強つよい飢餓きが感かんに突つき動うごかされ、生存せいぞん者しゃたちを次々つぎつぎと襲おそう。脊髄せきずいか脳のうを破壊はかいすることで活動かつどうを停止ていしする。

当初とうしょはレッドクイーンがハイブ内ないの各かく区画くかくを閉鎖へいさしていたため閉とじ込こめられていたが、カプランによってレッドクイーンがシャットダウンされた際さいに、電力でんりょくが落おちて封鎖ふうさが解放かいほうされ、所内しょないに溢あふれ出だした。

ケルベロス（Cerberus）

ハイブ内ないで実験じっけん動物どうぶつとして飼育しいくされていたドーベルマンが、T-ウイルスに感染かんせんしたもの。アンデッド（ゾンビ）と同様どうように「食欲しょくよく」に支配しはいされ、俊敏しゅんびんな動うごきで人ひとを襲おそう。「ケルベロス（Cerberus）」とはギリシア神話しんわに登場とうじょうする地獄じごくの番犬ばんけんの名前なまえに由来ゆらいする。

リッカー（Licker）

T-ウイルスの研究けんきゅうにおける初期しょきの実験じっけん生物せいぶつの一ひとつで、生体せいたい組織そしきに直接ちょくせつT-ウイルスを注入ちゅうにゅうする事ことで開発かいはつされた生物せいぶつ兵器へいき。本ほん作さくのボスクリーチャー。「リッカー（Licker）」とは「舐なめるもの」を意味いみする英語えいごの造語ぞうごである。

生物せいぶつ兵器へいきとしては、性質せいしつ的てきに不安定ふあんていで制御せいぎょできなかったため失敗しっぱい作さくであり、ハイブの最深さいしん部ぶにある食堂しょくどうBという偽装ぎそう名めいの広間ひろまに置おかれたコンテナの中なかで、鎮静ちんせい剤ざいや筋すじ弛緩しかん剤ざいを投与とうよされて保管ほかんされていた。映画えいがの中盤ちゅうばんで、レッドクイーンがシャットダウンされた際さいに一時いちじ的てきに停電ていでんして薬剤やくざいの供給きょうきゅうが停止ていしした上うえに、培養ばいようされていたコンテナが爆破ばくはされた事ことにより解放かいほうされ、アリスらを襲おそった。

新鮮しんせんなDNAを摂取せっしゅすることで急速きゅうそくに変異へんいする。劇げき中ちゅうでは変異へんいに伴ともない、骨格こっかくが四足しそく獣じゅうに近ちかい形状けいじょうに変形へんけいし、体躯たいくも巨大きょだい化かした。

日本語にほんご吹替

役名やくめい	俳優はいゆう	日本語にほんご吹替
		ソフト版ばん	フジテレビ版はん
アリス・アバーナシー	ミラ・ジョヴォヴィッチ	本田ほんだ貴子たかこ	岡おか寛恵ひろえ
マット・アディソン	エリック・メビウス	宮本みやもと充たかし	内田うちだ夕ゆう夜よる
スペンサー・パークス（スペンス）	ジェームズ・ピュアフォイ	江原えばら正ただし士し	山路やまじ和弘かずひろ
ジェームス・P・シェイド（ワン）	コリン・サーモン	大友おおとも龍三郎りゅうさぶろう	玄田げんだ哲章てっしょう
レイン・オカンポ	ミシェル・ロドリゲス	朴ほお璐美	高山たかやまみなみ
チャド・カプラン	マーティン・クルーズ	咲さき野の俊介しゅんすけ	小森こもり創はじめ介かい
J.D.サリナス	パスクエール・アリアルディ	大川おおかわ透とおる	相沢あいざわ正輝まさき
リサ・アディソン	ハイケ・マカッシュ	山川やまかわ亜弥あや	石塚いしづか理恵りえ
レッド・クイーン（モデル）	ミカエラ・ディッカー	かないみか	大前おおまえ茜あかね
ウィリアム・バーキン博士はかせ ナレーター	ジェイソン・アイザックス	有本ありもと欽隆	谷たに昌樹まさき
その他た		田島たじま康成やすなり 高山たかやま佳けい音おと里さと よのひかり 鶴つる博幸ひろゆき 佐藤さとう晴夫はるお 斉藤さいとう恵理えり 新垣あらかき樽たる助すけ 江川えがわ大輔だいすけ 佐伯さえき洋史ひろし	山やま像ぞうかおり 桐本きりもと琢也たくや 大坂おおさか史子ふみこ 千島ちしま楊子ようじ 赤城あかぎ進すすむ 斉藤さいとう次郎じろう 横島よこしま亘わたる 徳光とくみつ由ゆかり禾 三宅みやけ健太けんた 風間かざま秀郎ひでお
日本語にほんご版ばん制作せいさくスタッフ
演出えんしゅつ		佐藤さとう敏夫としお	高橋たかはし剛つよし
翻訳ほんやく	松浦まつうら美奈みな	藤澤ふじさわ睦実むつみ	松崎まつざき広幸ひろゆき
効果こうか			リレーション
制作せいさく		プロセンススタジオ	グロービジョン
プロデューサー		内田うちだ正ただし仁ひとし （アミューズピクチャーズ）	中島なかじま良明よしあき （フジテレビ）
初回しょかい放送ほうそう		2016年ねん12月22日にち 『午後ごごのロードショー』 13:50-15:55	2004年ねん9月4日にち 『プレミアムステージ』 21:00-22:54

• テレビ朝日てれびあさひ『日曜にちよう洋画ようが劇場げきじょう』でもフジテレビ版ばんの素材そざいを使用しよう。

※2015年ねん10月がつ7日にち発売はつばいの「吹替洋画ようが劇場げきじょう」シリーズ「吹替洋画ようが劇場げきじょう『バイオハザード』デラックス エディション」Blu-rayには本編ほんぺんディスクとは別べつに、フジテレビ版ばん（約やく92分ふん）の吹ふき替かえ版ばんを収録しゅうろくした特典とくてんディスクが付属ふぞくしている。

テレビ放映ほうえい

回数かいすう	テレビ局てれびきょく	番組ばんぐみ名めい（放送ほうそう枠わく名めい）	放送ほうそう日び	放送ほうそう時間じかん	放送ほうそう分数ぶんすう	視聴しちょう率りつ	吹替版ばん	備考びこう
1	フジテレビ	プレミアムステージ	2004年ねん9月4日にち	21:00 - 22:54	114分ふん	20.1%	フジテレビ版ばん	「バイオハザードII アポカリプス」公開こうかい記念きねんで地上波ちじょうは初はつ放送ほうそうされた。 吹替が新しん録ろくされた。
2		土曜どようプレミアム	2006年ねん12月23日にち
3	テレビ朝日てれびあさひ	日曜にちよう洋画ようが劇場げきじょう	2007年ねん10月28日にち			15.5%
4	テレビ東京てれびとうきょう	木曜もくよう洋画ようが劇場げきじょう	2009年ねん3月5日にち
5	テレビ朝日てれびあさひ	日曜にちよう洋画ようが劇場げきじょう	2010年ねん9月12日にち			14.9%
6			2012年ねん1月がつ22日にち	21:00 - 23:10	130分ふん	12.5%
7			2013年ねん3月3日にち	22:20 - 24:30		9.0%		ワールド・ベースボール・クラシック1次じラウンド 日本にっぽん vs 中国ちゅうごくが延長えんちょうのため、通常つうじょう放送ほうそうより80分ふん遅おくれで放送ほうそうされた。 特別とくべつ編集へんしゅう版ばんとして放送ほうそうされた。
8			2014年ねん11月16日にち	21:20 - 23:30		9.9%		日米にちべい野球やきゅう2014第だい4戦せんが延長えんちょうのため、通常つうじょう放送ほうそうより20分ふん遅おくれで放送ほうそうされた。 今いま作さくと次つぎ作さく「バイオハザードII アポカリプス」の映像えいぞうを再さい編集へんしゅうさせた「バイオハザード＋バイオハザードII アポカリプス 特別とくべつ版ばん」が放送ほうそうされた。
9	テレビ東京てれびとうきょう	午後ごごのロードショー	2016年ねん12月22日にち	13:50 - 15:55	125分ふん		ソフト版ばん
10	日本にほんテレビ	金曜きんようロードSHOW!	2021年ねん3月26日にち	21:30 - 23:24	114分ふん	7.3%		『DRAMATIC BASEBALL 2021「巨人きょじん×DeNA 開幕かいまく戦せん」』が延長えんちょうのため、通常つうじょう放送ほうそうより30分ふん遅おくれで放送ほうそうされた。 「モンスターハンター」公開こうかい記念きねんで放送ほうそう。金曜きんようロードSHOW!名義めいぎでは最後さいごの放送ほうそう作品さくひん。

• 視聴しちょう率りつはビデオリサーチ調しらべ、関東かんとう地区ちく・世帯せたい・リアルタイム。

スタッフ

• 監督かんとく、脚本きゃくほん - ポール・W・S・アンダーソン
• 製作せいさく - ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ
• 製作せいさく総そう指揮しき - ヴィクター・ハディダ、ダニエル・クレツキー、ロバート・クルツァー、岡本おかもと吉よし起おこり
• 撮影さつえい - デヴィッド・ジョンソン
• 音楽おんがく - マリリン・マンソン、マルコ・ベルトラミ
• 視覚しかく効果こうかスーパーバイザー - リチャード・ユリシッチ
• 編集へんしゅう - アレグサンダー・バーナー
• 原案げんあん - カプコン『バイオハザード』
• ノヴェライズ本ほん - 角川かどかわホラー文庫ぶんこ

作品さくひん解説かいせつ

原作げんさく・原案げんあんは、日本にっぽんのゲームメーカーであるカプコンによって発売はつばいされたビデオゲームの『バイオハザードシリーズ』。1996年ねんに発売はつばいされたシリーズ第だい1作さく目め『バイオハザード』は、カプコンのゲームデザイナーである三上みかみ真司しんじ（現げんTango Gameworks代表だいひょう）を中心ちゅうしんとしたチームによって生うみ出だされ、全ぜん世界せかいで275万まん本ほんの売うり上あげを記録きろくする大だいヒット作品さくひんとなった。ゲームの最大さいだいの特徴とくちょうである「か弱よわい主人公しゅじんこうが、限かぎられた装備そうびを駆使くしして、恐怖きょうふに満みちた世界せかいを生いき延のびる」というレベルデザインや設定せっていは、後のちにサバイバルホラーと呼よばれるようになり、このゲームジャンルの代名詞だいめいしとなった。

後のちに夫婦ふうふとなる監督かんとく・脚本きゃくほん・製作せいさくのポール・W・S・アンダーソンと主演しゅえんのミラ・ジョヴォヴィッチは共ともに原作げんさくのファンで、自みずから望のぞんで本ほん作さくに携たずさわった。

ゲーム版ばんに使つかわれている設定せってい（巨大きょだい企業きぎょう「アンブレラ」や「T-ウイルス」など）や、世界せかい観かんをベースに映画えいがオリジナルの要素ようそを加くわえ、その中なかでストーリーが展開てんかいされ、作品さくひん全体ぜんたいとしてはオリジナル要素ようそが強つよく、登場とうじょう人物じんぶつはゲーム版ばんと異ことなるが、舞台ぶたいとなる施設しせつが、表向おもてむきは洋館ようかんで構成こうせいされているが、地下ちかにウィルス研究けんきゅう施設しせつが建造けんぞうされている、洋館ようかんから地下ちか研究所けんきゅうじょまでの移動いどう手段しゅだんとして専用せんよう列車れっしゃが設置せっちされている、バイオハザードが閉鎖へいさされた空間くうかん内ないで引ひき起おこされていると言いった『1』や『2』で見みられたゲームで登場とうじょうする施設しせつや設備せつび、シチュエーションなどが登場とうじょうしており、更さらにゾンビやケルベロス（ゾンビ犬けん）などのクリーチャーは登場とうじょうする。ホラー要素ようそが強つよい原作げんさくと違ちがい、全体ぜんたい的てきにアクション要素ようそが強つよいのも特徴とくちょうである。

日本にっぽんではPG-12指定していで、地上波ちじょうはテレビ放送ほうそうの際さいには、レーザートラップによる特殊とくしゅ部隊ぶたいの惨殺ざんさつシーンなどの残酷ざんこく描写びょうしゃに修正しゅうせいが加くわえられた。他たの国くにでもR-15やR-18である。

配役はいやく

ミラの来日らいにちインタビューによると、当時とうじ13歳さいの弟おとうとが大だいのゲーム好すきであり、特とくに『1』のファンだったことから出演しゅつえんを決きめたという。弟おとうとの影響えいきょうからミラ自身じしんも気きがつけば1日にち5時じ間あいだプレイするほど『バイオハザード』の世界せかい観かんにハマっていたといい、オファーを受うけた時ときは「主演しゅえんは私わたししかいない」と即決そっけつしたという。また、ポールも数すう人にんの女優じょゆうにオファーを出だす予定よていであったが、最初さいしょに会あったミラの熱意ねついを感かんじ取とり、他たの女優じょゆうには会あわないまま彼女かのじょを抜擢ばってきした。

撮影さつえい・演出えんしゅつ

ミラは事前じぜんのアクショントレーニングをみっちりこなし、1カットを除のぞいてハードなアクションシーンもすべて自身じしんが演えんじた。そのため、ラストシーンでミラの身体しんたいに存在そんざいするアザはすべて本物ほんものである。ポールは、何なんでも自分じぶんでやろうとするミラを抑おさえるのに必死ひっしだったという。また、作中さくちゅうの「真まっ赤かなワンピースとブーツ」という出いで立たちは、「（アクションシーンなどで）身体しんたいの動うごきをよく見みせたい」というミラの希望きぼうから、彼女かのじょが美術びじゅつスタッフと共ともに考案こうあんした。衣装いしょうの素材そざいを薄うすくしたため、下着したぎの線せんがカメラに映うつらないよう、下着したぎを着つけずに撮影さつえいに臨のぞんだ。ただし、主おもな撮影さつえい時期じきが真冬まふゆであり、しかも地下ちかの撮影さつえいで上着うわぎも着きられないまま数すう多おおくのアクションを行おこなったことは、ミラにとっても誤算ごさんだったという。

ハイブの設計せっけいは、主おもに日本にっぽんのコンクリート建築けんちくを参考さんこうにしている。

2016年ねん9月がつ16日にち（9月がつ15日にち深夜しんや）にカンテレで放送ほうそうされた『NMBとまなぶくん』に出演しゅつえんした映画えいが解説かいせつ者しゃの有村ありむら昆こんによれば、本ほん作さくの製作せいさく費ひは（ハリウッド作品さくひんとしては非常ひじょうに低額ていがくの）33億おく円えん（撮影さつえい当時とうじの日本円にほんえんに換算かんさん）だったといい、ゾンビ役やくの俳優はいゆうを雇やとえなかったためにポールたちスタッフが総動員そうどういんで演えんじたほか、ハイブで最初さいしょにゾンビと遭遇そうぐうするシーンの背景はいけいセットはすべて段だんボールで作つくっていたそうである。

オマージュ

映画えいがオリジナルの要素ようそとして、『鏡かがみの国くにのアリス』へのオマージュが挙あげられる。

• ヒロインの名前なまえが「アリス」。
• ハイブへの入口いりくちの通称つうしょうが「鏡かがみの館かん」。
• 最初さいしょは記憶きおくを失うしなっているが、徐々じょじょに異質いしつな世界せかいに適応てきおうしていく。
• 人工じんこう知能ちのうの名称めいしょうが「レッド・クイーン」。『鏡かがみの国くにのアリス』には、同名どうめいの不可思議ふかしぎな価値かち観かんを持もつ女王じょおうが登場とうじょうする。

ゲームソフトへの影響えいきょう

『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』には本ほん作さくのレーザー攻撃こうげきシステムとレッド・クイーンの設定せっていが、『バイオハザード4』や『バイオハザード6』にはレーザー攻撃こうげきシステムが取とり入いれられている。『4』のリメイク版ばんである『バイオハザード RE:4』では、主人公しゅじんこうのレオン・S・ケネディによるゲーム本編ほんぺんではレーザー攻撃こうげきシステムがオミットされたものの、エイダ・ウォンを主人公しゅじんこうにしたダウンロードコンテンツ「Separate Ways」に同どうシステムが登場とうじょう。ワン隊長たいちょうを死しに追おいやった網目あみめ状じょうのレーザー攻撃こうげきも登場とうじょうし、エイダを追跡ついせきしていたクリーチャー・マルティニコがこれに切きり刻きざまれる場面ばめんが描えがかれている。

各国かっこくレイティング

→詳細しょうさいは「映画えいがのレイティングシステム」を参照さんしょう

• 日本にっぽん：PG-12（12歳さい未満みまん保護ほご者しゃ同伴どうはん・指導しどう推奨すいしょう）
• アメリカ、カナダ：R（17歳さい未満みまん保護ほご者しゃ同伴どうはん必須ひっす）(一部いちぶの地域ちいきを除のぞく)
• 台湾たいわん：R-18
• 韓国かんこく：18
• アルゼンチン:13
• ブラジル:16
• チリ:14
• デンマーク:15
• フィンランド:K-18
• フランス:12
• ドイツ:16
• 香港ほんこん:IN
• ハンガリー:16
• アイルランド:15
• イタリア:ＶＭ14
• マレーシア18SＧ
• アイスランド:16
• インド:A
• インドネシア:18歳さい以上いじょう
• メキシコ:C
• オランダ:16
• ニュージーランド:R16
• ナイジェリア:15
• ノルウェー:18
• オーストラリア:MA
• ペルー:18
• フィリピン:PG13
• ポーランド:18
• ポルトガル:M/16
• ロシア:18歳さい以上いじょう
• サウジアラビア:R15
• シンガポール:NC-16
• 南みなみアフリカ:16
• スペイン:18
• スウェーデン:15
• スイス:16
• トルコ:15歳さい以上いじょう
• イギリス:15
• ウクライナ:18
• アラブ首長しゅちょう国こく連邦れんぽう:18歳さい以上いじょう

小説しょうせつ版ばん

本ほん作さくの小説しょうせつ版ばんは日本にっぽん国内こくないと海外かいがいで、異ことなる著者ちょしゃによる小説しょうせつ版ばんがそれぞれ発売はつばいされている。

バイオハザード

原作げんさく - ポール・W・S・アンダーソン　著ちょ - 牧野まきの修おさむ（角川かどかわホラー文庫ぶんこ、2002年ねん） ISBN 978-4043522040

日本にっぽん国内こくないで販売はんばいされた実写じっしゃ映画えいが版ばん「バイオハザード」のノベライズ作品さくひん。ポール・W・S・アンダーソンの脚本きゃくほんを原作げんさくとしており、序盤じょばんは映画えいがに忠実ちゅうじつな展開てんかいを見みせるが、中盤ちゅうばん以降いこうの展開てんかいが映画えいがと異ことなっている。

中盤ちゅうばんでアンデッド化かしたリサが、兄あにであるマットに襲おそい掛かかる場面ばめんで、映画えいがではマットは助たすかるが、小説しょうせつ版ばんではここでマットが死亡しぼうしてしまい、以降いこうから独自どくじの展開てんかいが続つづいて結末けつまつも映画えいがとは異ことなっている。

Genesis (Resident Evil)

原作げんさく - ポール・W・S・アンダーソン　著ちょ - キース・デカンディード（Pocket Star、2004年ねん）ISBN 0743492919 ISBN 978-0743492911

日本にっぽん国外こくがいで販売はんばいされた実写じっしゃ映画えいが版ばん「バイオハザード」のノベライズ作品さくひん。和訳わやく版ばんは未み発売はつばい。牧野まきの修おさむの小説しょうせつ版ばんとは異ことなり、こちらはポール・W・S・アンダーソンの脚本きゃくほんに概おおむね沿そった内容ないようで物語ものがたりが展開てんかいされるほか、映画えいがでは描えがかれなかった環境かんきょう保護ほご活動かつどう家かのマットとリサが、アンブレラ打倒だとうに至いたった経緯けいいなどが補完ほかんされている。また、映画えいが『II』の公開こうかい後ごに発売はつばいされたことから、映画えいが『II』に登場とうじょうしたティモシー・ケイン少佐しょうさ等とうのキャラクターも登場とうじょうしている。

著者ちょしゃのキース・デカンディードは、後のちに公開こうかいされた映画えいが『II』と『III』のノベライズも行おこなっており、そちらは日本にっぽんでも和訳わやく版ばんが角川かどかわホラー文庫ぶんこより発行はっこうされているが、日本にっぽんでは本ほん作さく「Genesis (Resident Evil) 」の和訳わやく版ばんが発売はつばいされる代かわりに、上記じょうきの映画えいがとは異ことなるストーリーの牧野まきの修おさむ著ちょの小説しょうせつ版ばんが発売はつばいされたため、日本にっぽん国内こくないで同おなじ角川かどかわホラー文庫ぶんこから発売はつばいされた『I』『II』『III』の小説しょうせつ版ばんのうち、『I』と『II』の間あいだに物語ものがたり上じょうのつながりが全まったく無なくなってしまっている。

外部がいぶリンク

• バイオハザード - allcinema
• バイオハザード - KINENOTE
• Resident Evil - オールムービー（英語えいご）
• Resident Evil - IMDb（英語えいご）