丁ちょう酉とり

丁ちょう酉とり（ひのととり、ていかのとり、ていゆう）は、干支えとの一ひとつ。

干支えとの組くみ合あわせの34番目ばんめで、前まえは丙へい申さる、次つぎは戊つちのえ戌いぬである。陰陽いんよう五ご行ぎょうでは、十干じっかんの丁ちょうは陰かげの火ひ、十二支じゅうにしの酉とりは陰かげの金きむで、相剋そうこく（火ひ剋金）である。

丁ちょう酉とりの年とし

西暦せいれき年としを60で割わって37が余あまる年としが丁ちょう酉とりの年としとなる。

**丁ちょう酉とりの年とし**
1千年紀せんねんき	2千年紀せんねんき	3千年紀せんねんき
37年ねん 97年ねん 157年ねん 217年ねん 277年ねん 337年ねん 397年ねん 457年ねん 517年ねん 577年ねん 637年ねん 697年ねん 757年ねん 817年ねん 877年ねん 937年ねん 997年ねん	1057年ねん 1117年ねん 1177年ねん 1237年ねん 1297年ねん 1357年ねん 1417年ねん 1477年ねん 1537年ねん 1597年ねん 1657年ねん 1717年ねん 1777年ねん 1837年ねん 1897年ねん 1957年ねん	2017年ねん 2077年ねん 2137年ねん 2197年ねん 2257年ねん 2317年ねん 2377年ねん 2437年ねん 2497年ねん 2557年ねん 2617年ねん 2677年ねん 2737年ねん 2797年ねん 2857年ねん 2917年ねん 2977年ねん

慶長けいちょう2(1597)年ねんの慶長けいちょうの役やくは、朝鮮ちょうせんでは丁ちょう酉とり再さい乱らんと呼よばれる。
天文てんもん6年ねん（1537年ねん）生うまれの景けい轍わだち玄げん蘇そが対馬つしまに開ひらいた寺院じいんは、「丁ちょう酉とり」の文字もじを合あわせて「酊」とし、以酊庵あんと名付なづけられた。

西暦せいれき年ねんの下した1桁けたが1・6（十干じっかんが辛からし・丙へい）の年としの8月がつが丁ひのと酉とりの月つきとなる。ただしここでいう月つきは、旧暦きゅうれきの月つきや節ふし月がつ（白露しらつゆから寒露かんろの前日ぜんじつまで）を適用てきようする場合ばあいもある。

丁ちょう酉とりの日ひの選せん日びは以下いかの通とおり。

丁ちょう酉とりの日ひは天てん一いち天上てんじょうの5日にち目めである。