世子せいし

世子せいし（せいし）

• 歴史れきし上じょう中国ちゅうごくで、皇族こうぞく・宗室そうしつである諸侯しょこう王おう・親王しんのうの世嗣せいしぎ（よつぎ、制度せいどによってあらかじめ指名しめいされた王位おうい継承けいしょう者しゃ）の称号しょうごう「世子せいし」
• 歴史れきし上じょう中国ちゅうごくで、国内こくないに封ふうじた諸侯しょこう王おうや、中国ちゅうごくの皇帝こうていから冊さつ封ふうを受うける東ひがしアジア諸国しょこくの王おうなど、儀礼ぎれい上じょう天子てんしに臣従しんじゅうする立場たちばにある王おうの世嗣せいしぎの称号しょうごう「王おう世子せいし」→「皇太子こうたいし」項こうを参照さんしょう。
• 歴史れきし上じょう主おもに神かみ聖きよしロろーマ帝国まていこくの流ながれを引ひくドイツ語どいつご圏けんの領りょう邦くに国家こっかで、諸侯しょこうの世嗣せいしぎの称号しょうごうの訳語やくご「公おおやけ世子せいし」「侯ほう世子せいし」→「エルププリンツ」項こうを参照さんしょう。
• 江戸えど時代じだいの日本にっぽんで、将軍しょうぐんや藩主はんしゅの世嗣せいしぎの雅称がしょう「将軍しょうぐん世子せいし」「藩主はんしゅ世子せいし」→「嫡男ちゃくなん」項こうを参照さんしょう。
• 大韓たいかん帝国ていこく最後さいごの皇太子こうたいしだった英えい親王しんのう李り垠が韓国かんこく併合へいごうで日本にっぽんの王族おうぞくとなった以降いこうの称号しょうごう「王おう世子せいし」。

世子せいし（ぜし）

• 能のうを大成たいせいした世阿弥ぜあみを讃たたえて後人こうじんが贈おくった尊称そんしょう。