前進ぜんしん山さん良太りょうた

前進ぜんしん山さん 良太りょうた（ぜんしんやま りょうた、1966年ねん4月がつ22日にち - ）は、神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し出身しゅっしんで高田川たかだがわ部屋へやに所属しょぞくした元もと大相撲おおずもう力士りきし。本名ほんみょうは秋元あきもと 良太りょうた（あきもと りょうた）。身長しんちょう180cm、体重たいじゅう141kg。得意とくい手しゅは突つき、押おし。最高さいこう位いは東ひがし十じゅう両りょう2枚まい目め（1992年ねん7月がつ場所ばしょ）。現在げんざいは若者わかもの頭あたま・前進ぜんしん山さん、血液けつえき型がたはB型がた。　

前進ぜんしん山さん 良太りょうた
基礎きそ情報じょうほう
四股しこ名めい	秋元あきもと→前進ぜんしん山さん
本名ほんみょう	秋元あきもと 良太りょうた
生年月日せいねんがっぴ	(1966-04-22) 1966年ねん4月がつ22日にち（58歳さい）
出身しゅっしん	神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し
身長しんちょう	180cm
体重たいじゅう	141kg
所属しょぞく部屋へや	高田川たかだがわ部屋へや
成績せいせき
現在げんざいの番付ばんづけ	引退いんたい
最高さいこう位い	東ひがし十じゅう両りょう2枚まい目め
生涯しょうがい戦歴せんれき	481勝しょう469敗はい50休きゅう（102場所ばしょ）
幕内まくうち戦歴せんれき
データ
初はつ土俵どひょう	1982年ねん11月場所ばしょ
引退いんたい	1999年ねん9月場所ばしょ
引退いんたい後ご	若者わかもの頭あたま
備考びこう
2023年ねん10月2日にち現在げんざい ■テンプレート  ■プロジェクト 相撲すもう

来歴らいれき

横浜よこはま高校こうこう時代じだいは野球やきゅう部ぶに所属しょぞくしていた。相撲すもう経験けいけんはなかったが、知人ちじんの紹介しょうかいで高校こうこうを中退ちゅうたいし高田川たかだがわ部屋へやに入門にゅうもん。1982年ねん11月場所ばしょで初はつ土俵どひょうを踏ふんだ。序ノ口じょのくち時代じだいには押おし相撲すもうとも四よつ相撲ずもうと言いえない相撲すもうを取とっており苦労くろうしたが、四股しこ名めいを「前進ぜんしん山さん」と改名かいめいしてからは「名なは体からだを表あらわす」かのように突つき押おし相撲すもう一いち本ほんに絞しぼり、それから安定あんていした成績せいせきを残のこしていった。一時いちじは左ひだり膝ひざの故障こしょうで悩なやまされた時期じきもあったが克服こくふくし、1989年ねん5月場所ばしょには十じゅう両りょうに昇進しょうしんした。2場所ばしょで幕下まくしたに陥落かんらくし、2年ねんほど幕下まくした上位じょういで停滞ていたいしたが、1991年ねん9月場所ばしょにおいて西にし幕下まくした9枚まい目めで6勝しょう1敗はいの成績せいせきを挙あげ、翌よく11月がつ場所ばしょに再さい十じゅう両りょうを果はたす（これは幕下まくした7日にち制せいが導入どうにゅうされた1960年ねん7月がつ場所ばしょ以降いこう、長ながらくの間あいだ、最もっとも下位かいの番付ばんづけから全勝ぜんしょうせずに十じゅう両りょう昇進しょうしんを果はたした例れいだったが、2010年ねん7月がつ場所ばしょにおいて琉鵬が西にし幕下まくした11枚まい目めで6勝しょう1敗はいの成績せいせきを挙あげて翌よく場所ばしょでの再さい十じゅう両りょうが決定けっていするという例れいが生うまれた）。その後ごは十じゅう両りょうに定着ていちゃくし、強烈きょうれつな押おし相撲すもうを見みせた。一時いちじは入幕にゅうまくも期待きたいされたが、度重たびかさなるケガで悲願ひがんを果はたすことは出来できなかった。以降いこうは幕下まくしたに陥落かんらくすることもあったが、十両じゅうりょうを通算つうさん37場所ばしょ務つとめ、1999年ねん9月場所ばしょを最後さいごに現役げんえきを引退いんたい。引退いんたい後ごは若者わかもの頭あたまに転身てんしんした。若者わかもの頭あたまの中なかでは唯一ゆいいつ大相撲おおずもう中継ちゅうけいで解説かいせつを担当たんとうしていない。

その他た

• 1992年ねん7月がつ場所ばしょ花はなノ国くに、恵那桜えなざくら、1999年ねん1月がつ場所ばしょ出羽いずは嵐あらし、金きむ開山かいさん戦せんで幕内まくうちの土俵どひょうに上あがり花ばなノ国くにに勝利しょうりしている。
• 十両じゅうりょう在位ざいい37場所ばしょは最高さいこう位いが十じゅう両りょうの力士りきしでは魄たま龍りゅう、沢さわ風ふうに次つぐ在位ざいい数すうである。

主おもな戦績せんせき

• 生涯しょうがい成績せいせき：481勝しょう469敗はい50休きゅう 勝率しょうりつ.506
• 十じゅう両りょう成績せいせき：244勝しょう280敗はい31休きゅう 勝率しょうりつ.466
• 現役げんえき在位ざいい：101場所ばしょ
• 十両じゅうりょう在位ざいい：37場所ばしょ
• 各かく段だん優勝ゆうしょう
  • 幕下まくした優勝ゆうしょう：2回かい（1989年ねん3月がつ場所ばしょ、1993年ねん11月場所ばしょ）

場所ばしょ別べつ成績せいせき

前進ぜんしん山さん 良太りょうた

	一いち月がつ場所ばしょ 初場所はつばしょ（東京とうきょう）	三さん月がつ場所ばしょ 春場所はるばしょ（大阪おおさか）	五月ごがつ場所ばしょ 夏場所なつばしょ（東京とうきょう）	七なな月がつ場所ばしょ 名古屋なごや場所ばしょ（愛知あいち）	九月場所くがつばしょ 秋場所あきばしょ（東京とうきょう）	十一月じゅういちがつ場所ばしょ 九州きゅうしゅう場所ばしょ（福岡ふくおか）
1982年ねん （昭和しょうわ57年ねん）	x	x	x	x	x	（前ぜん相撲すもう）
1983年ねん （昭和しょうわ58年ねん）	東ひがし序ノ口じょのくち36枚まい目め 3–4	西にし序ノ口じょのくち19枚まい目め 4–3	東ひがし序じょ二に段だん125枚まい目め 5–2	東ひがし序じょ二に段だん79枚まい目め 3–4	東ひがし序じょ二に段だん97枚まい目め 5–2	西にし序じょ二に段だん57枚まい目め 5–2
1984年ねん （昭和しょうわ59年ねん）	西にし序じょ二に段だん7枚まい目め 3–4	東ひがし序じょ二に段だん23枚まい目め 4–3	東ひがし三さん段だん目め98枚まい目め 4–3	西にし三さん段だん目め73枚まい目め 4–3	東ひがし三さん段だん目め55枚まい目め 5–2	東ひがし三さん段だん目め19枚まい目め 4–3
1985年ねん （昭和しょうわ60年ねん）	西にし三さん段だん目め5枚まい目め 1–6	東ひがし三さん段だん目め38枚まい目め 3–4	西にし三さん段だん目め52枚まい目め 4–3	西にし三さん段だん目め36枚まい目め 3–4	東ひがし三さん段だん目め50枚まい目め 4–3	西にし三さん段だん目め30枚まい目め 5–2
1986年ねん （昭和しょうわ61年ねん）	東ひがし幕下まくした55枚まい目め 3–4	東ひがし三さん段だん目め10枚まい目め 0–2–5	西にし三さん段だん目め55枚まい目め 休場きゅうじょう 0–0–7	西にし三さん段だん目め55枚まい目め 3–3–1	東ひがし三さん段だん目め68枚まい目め 4–3	西にし三さん段だん目め49枚まい目め 5–2
1987年ねん （昭和しょうわ62年ねん）	西にし三さん段だん目め19枚まい目め 3–4	東ひがし三さん段だん目め32枚まい目め 5–2	東ひがし三さん段だん目め6枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした53枚まい目め 3–4	東ひがし三さん段だん目め6枚まい目め 6–1	東ひがし幕下まくした38枚まい目め 5–2
1988年ねん （昭和しょうわ63年ねん）	西にし幕下まくした21枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした13枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした8枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした3枚まい目め 2–5	東ひがし幕下まくした15枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした9枚まい目め 4–3
1989年ねん （平成へいせい元年がんねん）	西にし幕下まくした5枚まい目め 3–4	西にし幕下まくした9枚まい目め 優勝ゆうしょう 7–0	東ひがし十じゅう両りょう13枚まい目め 9–6	東ひがし十じゅう両りょう10枚まい目め 3–12	西にし幕下まくした6枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした11枚まい目め 3–4
1990年ねん （平成へいせい2年ねん）	西にし幕下まくした18枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした14枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした9枚まい目め 5–2	西にし幕下まくした3枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした2枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした5枚まい目め 4–3
1991年ねん （平成へいせい3年ねん）	東ひがし幕下まくした2枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした筆頭ひっとう 3–4	西にし幕下まくした6枚まい目め 3–4	西にし幕下まくした11枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした9枚まい目め 6–1	西にし十じゅう両りょう13枚まい目め 8–7
1992年ねん （平成へいせい4年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう9枚まい目め 7–8	西にし十じゅう両りょう9枚まい目め 10–5	東ひがし十じゅう両りょう4枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう2枚まい目め 5–10	東ひがし十じゅう両りょう7枚まい目め 8–7	西にし十じゅう両りょう6枚まい目め 6–9
1993年ねん （平成へいせい5年ねん）	西にし十じゅう両りょう9枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう7枚まい目め 6–9	東ひがし十じゅう両りょう11枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう10枚まい目め 6–9	西にし十じゅう両りょう12枚まい目め 5–10	東ひがし幕下まくした5枚まい目め 優勝ゆうしょう 7–0
1994年ねん （平成へいせい6年ねん）	西にし十じゅう両りょう10枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう6枚まい目め 4–11	東ひがし十じゅう両りょう12枚まい目め 9–6	西にし十じゅう両りょう8枚まい目め 6–9	西にし十じゅう両りょう12枚まい目め 6–9	東ひがし幕下まくした2枚まい目め 2–5
1995年ねん （平成へいせい7年ねん）	西にし幕下まくした15枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした23枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした32枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした25枚まい目め 5–2	西にし幕下まくした14枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした8枚まい目め 5–2
1996年ねん （平成へいせい8年ねん）	東ひがし幕下まくした3枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした2枚まい目め 4–3	東ひがし十じゅう両りょう13枚まい目め 9–6	西にし十じゅう両りょう8枚まい目め 7–8	東ひがし十じゅう両りょう10枚まい目め 8–7	西にし十じゅう両りょう8枚まい目め 7–8
1997年ねん （平成へいせい9年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう9枚まい目め 9–6	東ひがし十じゅう両りょう5枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう4枚まい目め 6–9	東ひがし十じゅう両りょう8枚まい目め 8–6–1	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 休場きゅうじょう 0–0–15	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 6–9
1998年ねん （平成へいせい10年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう6枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう4枚まい目め 6–9	東ひがし十じゅう両りょう8枚まい目め 8–7	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 休場きゅうじょう 0–0–15	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 7–8	西にし十じゅう両りょう5枚まい目め 8–7
1999年ねん （平成へいせい11年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう3枚まい目め 4–11	西にし十じゅう両りょう10枚まい目め 5–10	西にし幕下まくした2枚まい目め 0–2–5	東ひがし幕下まくした38枚まい目め 3–4	西にし幕下まくした44枚まい目め 引退いんたい 0–0–7	x
各かく欄らんの数字すうじは、「勝かち-負まけ-休場きゅうじょう」を示しめす。    優勝ゆうしょう 引退いんたい 休場きゅうじょう 十じゅう両りょう 幕下まくした 三さん賞しょう：敢=敢闘かんとう賞しょう、殊こと=殊勲賞しゅくんしょう、技わざ=技能ぎのう賞しょう     その他た：★=金星かなぼし 番付ばんづけ階級かいきゅう：幕内まくうち - 十じゅう両りょう - 幕下まくした - 三さん段だん目め - 序じょ二に段だん - 序ノ口じょのくち 幕内まくうち序列じょれつ：横綱よこづな - 大関おおぜき - 関脇せきわけ - 小結こむすび - 前頭まえがしら（「#数字すうじ」は各位かくい内ないの序列じょれつ）

改名かいめい歴れき

• 秋元あきもと 良太りょうた（あきもと りょうた）1982年ねん11月場所ばしょ-1983年ねん3月がつ場所ばしょ
• 前進ぜんしん山さん 良太りょうた（ぜんしんやま-）1983年ねん5月がつ場所ばしょ-1999年ねん9月がつ場所ばしょ

関連かんれん項目こうもく

• 大相撲おおずもう力士りきし一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 前進ぜんしん山さん 良太りょうた - 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい
• 前進ぜんしん山さん 良太りょうた - 相撲すもうレファレンス